私の想像する私が 額縁の中で ピアノを弾いている
菫色のドレスをまとい 白く長い腕と細い足を覗かせ 波打つ栗色の髪は肩にかかる
物憂いのか 切ないのか 遠くを見るような瞳と長い睫
グランドピアノの上には 五線譜と赤ワイン
開け放たれた ガラス戸の向こうには 太陽から月に 空を譲り渡したあとの 寂しく優しいグラデーション
あぁ あなたは私でしょう?
愛する人を想いながら ピアノを奏で それでも充たされぬ想いを ワインに沈めている わたし
愛する君は 細い三日月 孤独な僕を 柔らかい光で包んでくれる
もっと愛して もっと近づきたくて 君に触れようと 手を差し伸べても 決して 君には届かない
一歩近づけば 一歩遠ざかる 決して縮まらない 僕と君の距離
本気の僕を 笑って見つめるだけの君
愛してよ 触れさせてよ こんなに愛してるのに
僕には 手が届かない君
今再び 心の扉を開いて 想いを 言葉に表してみようと思う 激しく 静かな私の心
私の心の木は 以前よりずっと 強くなったと思うよ 大風に吹かれても しなやかで 大雨の日にも 凛として 愛の花を いっぱいに咲かせるよ
でも それはきっと あなたに愛されているからだよね
愛してる 愛してる
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