騎馬民族

2002年05月06日(月) うむ。

今日は札幌に帰る日だけど朝から皆でピクニックをすることになった。
姉ちゃんが凄く張り切ってくれて、東京に着いた日に私が美味しい♪と誉めていたサンドイッチをたくさん作ってくれた。
それはベーコンやクリームチーズ、トマトの入ったホットサンドのようなもの。

もう一つは初挑戦だと言って
生クリームとブルーベリージャムのサンドイッチを作ることにしたようだ。

姉ちゃんからの指令で生クリームを混ぜた。
...しかし、この家には混ぜるものが無い。
菜箸一膳で混ぜる生クリームは全然固まらないし、しかも私の混ぜ方は超ノロい。

姉ちゃん:貸して!

そう言って菜箸6本を束ねてスゴイ勢いで混ぜ始めた。

シャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカ

....服に飛んでますがな、姉ちゃん。

そんなのに負けない姉ちゃんはスゴイ勢いでもっと混ぜる。

シャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカッ

....髪についてますが、姉ちゃん。

シャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカッ

姉ちゃん:ほら、これくらいの早さなんだって!
さえ:量が少なくなってるんだけど(笑)

気がつくと姉ちゃんの顔にも飛んでいた。
ギャグですがな。姉ちゃん...。
おっかしくて二人でワザと飛ばしながら遊び心満載で完成。
おかしかったなぁ。

お弁当も持ってビールも持って、車で15分の大宮八幡宮という所に行った。
神社にお参りをして森の中を歩いて公園まで移動。
その間にもハトやニワトリがいて、ノブ君と一緒に「ポッポちゃん、ポッポちゃん。」と戯れた。

公園に着き、ベンチに座って姉ちゃん夫婦を見ているとだんだん面白くなってきた。絵に描いた家族をしているのだ。

ノブ君を抱っこしながらブランコを漕ぐすずりん。
ノブくーん。等と言いながら写真を撮ってる姉ちゃん。

うーむ。
私は一人でニヤニヤと笑っていた。<怖い
そして、すごいなぁと思った。

絵に描いた家族じゃん。

少し遊んでからシートを引いてお弁当を食べた。
サンドイッチの美味しさは姉ちゃんが朝から腕によりをかけてくれたお陰であーる。
ここでも家族3人が家族をしていた。

うーむ。
私も結婚して子供ができたらこうやってピクニックしたいなぁと思った。


ノブ君は大事にされすぎてる傾向がある。
それはノブエの子供、蓮を見て思った。
ノブ君と蓮は同じ歳。ノブエが保育所の先生だから、子供の育て方や関わりに馴れているのだと思うし何事も教えるのが上手だとも思うけれど、親がずっと付き添ってるのもどうかなぁと思った。
少し危ない所へ行くと「危ない、危ない。」と手を繋ぎっぱなしである。
少しは野放しにせんかーい。等と思ったのも事実である。
子供は転んで泣いてなんぼのもんだ。

んで、姉ちゃんに言った。

さえ:ノブくんは過保護すぎるよ。危ない、危ないってさ。
姉ちゃん:そんなのしょうがないじゃん。言ったってわかんないもん(怒

さえ:分かるよ。
姉ちゃん:わかんないよ(怒

さえ:わかんないんだったら教えてやればいいじゃん。
姉ちゃん:言ったってわかんないもん。(怒り&スネモード

人の子育てに文句をつけようとは思わないけれど
他人の子と触合う機会をこうゆう所で作った方が良いんじゃないかなぁと思うし
少しは他の子供に鍛えられた方が良いと思うし。
鼻水たらして走りまわるくらいが丁度良い。

まぁ、いいんですが。
私がその分、ノブ君を鍛えたるし。フフフフフ。(悪魔

そんな姉ちゃんとの会話があり、少しギクシャクするかなーと思ったら
姉ちゃんも受けとってくれたようで少ししたらまた普通に会話をするようになった。

そりゃ、そうだよね。
いきなり来た人に子育てに文句をつけられるんだもん。嫌だよね。
でも私もノブ君、大好きだし。
もちろん姉ちゃん大好きだし。
でも、可愛い、可愛いだけじゃダメだと思うんだ。
ワガママになりそうでさ。

って大きなお世話か。あはは(笑)

でも、やっぱりこの家族は私の理想の夫婦でいつも良いなぁと思う。
それは旦那様と姉ちゃんが二人で築いてきた家庭であるし、こんなに可愛く育っているノブ君がいるのも二人のお陰。
やっぱり尊敬。

すずりんにも今回のお礼をたくさん言って、姉ちゃんにもたくさんお礼を言った。

姉ちゃんは本当によくやってると思う。一人東京で離れて10年になる。
今も寂しい時もあると思うし大変な時もあると思う。
友達に会いたくてもすぐには会えないし、子育てをしながら仕事の遅い旦那様を待つのは本当に寂しかったり大変だと思う。

そんな姉ちゃんを私は尊敬しているし、いつでも駈けつけたいし、元気でいてくれるならなんでも付合ってやりたいと思う。

すずりんも私は大好きだ。
姉ちゃんの気持ちをいつも考えてくれている。
姉ちゃんの強い我を受取れるのも分かるのも包んでくれるのもすずりんだからだと思うし。

そんな3人に羽田まで送ってもらった。
ノブ君も頑張って歩いて1時間10分も電車を乗り継いでかかる距離をずっと起きたまま送ってくれた。

モノレールに乗った。

すずりん:タカエ見てごらん。あれが○○だよ。
姉ちゃん:へぇぇぇ♪ ノブ君見てご覧。あれが○○なんだって(ハァト


....楽しんでやがる。


明かにこの親子は「私を見送る為」では無く「電車に乗るのを」楽しんでいる。

さえ:うわっ。楽しんでるよ(笑) 
   私を送りに来たんじゃないのかしら、この親子は!

姉ちゃん:そうだよ。電車に乗ることあんまり無いから楽しいんだもん(笑
すずりん:いつも車だからねー。こうやって話せる機会ないしねー(笑

へぇ、へぇ。
ご馳走様ですぅーだ(笑)

空港で親子3人の写真まで取らされ、私は帰路に着きました。

お別れもワタワタしていたのだけれど、遠くか姉ちゃんがノブ君を抱っこして
見えなくなるまで手を振っていてくれました。
それが凄く嬉しくて。

飛行機を降りると札幌はやっぱり寒くて、なんだかラーメンが食べたくなりました。
駅の近くにあるラーメン屋に入るとお客が私だけで、ビンビールを頼んで見たり。
つまみにキムチを頼むあたり、おばさんに「好きなんだねぇ。」と言われてもしょうがないっす。

らぁめんを食べて帰るとさえ母の一声が。

さえ母:あらぁ。今までヒロ君とまきちゃんがアンタ帰って来るの待ってたのに。

...おかえりって普通は言うじゃんかぁぁ

どうやらすれ違いだったらしく、兄ちゃん夫婦が待っててくれたらしい。

送り出してくれる人が居て、待っててくれる人がいることが凄く暖かく感じて今もその暖かい皆のことを思い出します。

どこに行っても私は私。
だからまた札幌のこの地で頑張ることができるし、笑顔で居ることができるのだと思います。
GW中にお世話になった皆にはまた手紙やらメールやらお土産やらでお礼をしたいと思ってます。

...が

その後、メールを読むと悲惨なことに...。

「さえちゃん、助けて。」

こんな題名のメールが来てました。
明日からは楽しく激しい戦争です。

うし。行ってきまっす。

...って、GWに戻りたいよー(号泣




2002年05月05日(日) 商店街の夕方

朝の8時に起きた。
ノブエと蓮と3人で大きな公園に行くことにした。
飛鳥山公園という所で、凄く大きくて面白かった。

蓮を前に乗せて自転車で細い路地を走り抜けるノブエは
後ろから見てても本当に良い母さんしてるなーと思ったし
なんだか凄くホンワカした気持ちになったので二人の写真をたくさん撮った。

この日は東京も凄く暑い日で公園の噴水には水着を着た子供達が
キャーキャーと遊んでいた。
私ももちろんジーンズをまくり蓮と一緒に遊んだ。

お昼に家に戻り蓮をシャワーに入れ、3人で冷やしソバを食べた。
ソバを食べながら冷えたビールを飲んだ。
超美味しかった(笑)

...って、また飲んでるじゃん私。のみっぱななしだ(遠い眼)

お昼にノブエの家を出た私はこのノブエの子供の写真をインドに一緒に行った班長や引率してくれた人に見せたくて、一度姉ちゃんの家に着いてから即効で自転車に乗り今日まで開催している鼓笛が終る前に。と泊ってると行ってた場所に急いだ。

小学生の鼓笛だったのだけれど会場で聞く鼓笛の音は凄く素敵で、ちょっとしたコンサートに来てるみたいだった。

班長は進行役だったのでその隙間をぬってノブエの子供の写真を見せ、またいつか会いましょう。と握手をして帰ってきた。

帰ってくると姉ちゃんが一緒に近くの銭湯に行こうと誘ってくれたので普通に近所の古めかしい銭湯に入りに行った。
狭くてちっさい銭湯は本当に昔ながらの銭湯。

子供の日だからと言って「おみくじ」がひけるようになっていた。
おみくじを引いた。

じゃーん。1等賞♪

景品は!!!!

...お風呂の3回無料券(笑)

いいでしょ?

銭湯で汗を流してから、タオルを肩にかけて普通に買い物をした。
少し涼しくなっていた夕方で気持ち良かった。

夜に焼肉をすることにした。
ビールが無くなったので買いに行った時に綺麗なラベンダーが売っていた。
姉ちゃん家族にたくさんお世話になったお礼にプレゼントをしたら、凄く喜んでくれて、焼肉をしながら大好きなCDをかけたりノブ君と一緒に踊ったりして凄い楽しかった。

少ししてから屋上に昇り二人でZIMAを飲みながら新宿の夜景を見た。
凄い綺麗だった。







2002年05月04日(土) 親子の横に私も一緒。

午後からインドで一緒だったノブエと言う友達の家に泊りに行くことになっていた。息子の蓮(レン)は去年死んだ家のネコと同じ名前で、ノブくんと同じ歳だから1歳8ヶ月。
ノブエに会うのは3.4年ぶり。

午前中に姉ちゃんと一緒に新宿で色々なお店を見て歩いた。
見てるだけで楽しかったけれど、すぐにお茶したい派の二人は余りにも天気が良いので姉ちゃんのお気に入りのお店でビールを飲んだ(またかい!

チリビーンズとビールを飲みながら乳母車に乗っていた知らない人の子供を遠くから「いないいないバーァ」等とあやしていると夫婦が振向いてニコッと笑った。

その瞬間の私はまさしく「バァァァァ」としてる最中でちょっと恥かしかった。
その夫婦がモデル並にカッコイイ夫婦だったのでもっと恥かしかったけれど、子供を笑わすのが最近大好きな私は最後まであやし続けたし、姉ちゃんも家に置いてきたノブ君を思い出すのか姉妹二人して他人の子をあやしていた。

結構、興奮状態になってきた赤ちゃんは足をバタバタさせ、カッコいいお父さんの手を蹴っ飛ばすまでに発展したので、ちょっと遠慮してお洒落なオープンカフェでのビールを堪能した。

....お洒落な所で子供をあやす所がお洒落じゃ無いっちゅうのん。ムー。

姉ちゃんと分かれてから、ノブエの家まで一人で行くことに決めて電車を乗り継いで到着した。
チンチン電車にのって移動したのだけれど発車する時に鳴る「チンチーン」という音がなんとも嬉しい気分になった。

チンチン電車を降りると、そこにはノブエと蓮が二人で迎えてくれてた。
ノブエの家に着き話をしながら干してる洗濯物をとりこむことにしたのだけれど初めてカーテンを洗ったノブエはカーテンがつけれない。と言い出し私も一緒になって奮闘したけどつけれなくて適当につけたら、ちょっと触っただけで落ちてきてしまうので、蓮には「触ると危ないからアップップよ?」等と二人で教えた。


..って言うか、4.5年ぶりにあって普通に二人で洗濯物干してたのが面白かった。


夜に旦那の次郎さんと4人で居酒屋に行った。
次郎さんとも会うのが初めてで、1時間位でお土産を包んで貰い家で飲みなおすことにした。

次郎さんは働き者で30日、休みなしで働いている。
ノブエも保育園の先生をしているので凄く忙しいし、子育てもしているので毎日が本当にあっという間だと言う。
そんな3人でいろんな話をして夜中に次郎さんが私達の為にラーメンを作ってくれた。
泡盛や焼酎を飲みながら私は「凄い、凄い。」と言うだけで時々イスの上から作ってる様子を見て誉めていた。

ノブエの家には布団が旦那とノブエのしか無いので、普通に3人の親子の横に私も一緒に寝た。

って言うか、私寝るのが超早い人で「おやすみ」って言った瞬間にもう記憶が無い感じなのね。
だからノブエ達の寝る姿見てないんだ。ニャハハ。


...うーむ。面白い(笑)



2002年05月03日(金) 井の頭公園と青タン

朝から姉ちゃんとノブ君と3人でバスと電車に乗り継ぎ、吉祥寺にある井の頭公園に行った。
ノブ君は電車のことを「ビービー」と呼ぶ。
バスや乗り物が大好きでノブ君はご満悦だった。

姉ちゃんがお弁当を作ってくれていて、井の頭公園についてすぐにお腹が空いていた3人はベンチに腰かけて食べて喜んでいた。

やっぱり手作りは美味しいんだよねー。

少し離れた所に座っていたおじいちゃんのうち、一人のおじいちゃんはカメラを持っていた。

右手にオニギリを持ち左手に鳥の唐揚げを手づかみで持ってる私。
ジュースを両手で抑えながら飲んでるノブくん。
そしてお弁当のタッパを持ってノブくんに鳥の唐揚げを食べさせようとしている姉ちゃん。

美味しい♪美味しい♪


ムシャムシャ...
ムシャムシャ...

カシャッ。


私は見た。あのおじいちゃんは確実に私達3人の写真を撮った。
そして確実に私は大きな口でオニギリを食べていた。
ニャロメーィ。

姉ちゃんが言った。
「出演料貰わなくちゃ。」
そんなことを言った彼女の頭にハトの糞が落ちた。
「ウンがついたネ。」

私達姉妹ってこんな感じなんです(遠い眼)

3人でビニールシートをひいて、ひなたぼっこをしたりして凄く気持ちがよかった。
そのうちノブ君が健やかに寝始めたので井の頭公園の近くにあるスタバに行った。
そこはオープンカフェのようになっているので通る人を見ながら2人でゆっくりとその時間を楽しむことができた。

夕方。
5年前に一緒にインドに行った人と会う予定になっていたので、自転車でそこまで行った。
待ち合わせ場所まで姉ちゃんの家から5分。
...ジーンズとTシャツで自転車に乗って走ってる私は普通にそこら辺の東京市民になってます。

飲みに連れて行ってくれた居酒屋さんは凄く美味しくて、刺身やソバが凄く美味しかった。のはいいのだけれど、そこでヒロコさんという素敵な女性と私と同じ苗字の男性と仲良くなった。
のはいいのだけれど、だんだん範囲が大きくなってしまいそこの店に来ていた人とマスターも入り皆で仲良くなった。
神奈川と横浜で付き合っているカップルも居て、きっと静かに食べたい二人だった筈なのにお騒がせしてしまいました。
ごめんなさい。へへへへへ。

ヒロコさんに北海道に来たら絶対に声をかけて下さい、案内しますから!と張り切ってメールを教えたけれどメールくるかなぁ。

っていうか、私凄く飲みすぎたみたいで帰りの自転車で2回も転んだ。
しかも一緒に飲んでた原さんはグングン気がつかないで行っちゃうから

「はらさぁぁぁぁぁぁん。転びましたぁぁ。」と転んだまま叫んでる私の姿に原さんは大笑いしていた。

家に着くと凄く酔っ払っていたみたいで、同じ話を20回はしていたらしい。
それに加えてテーブルの下で寝始めたので姉ちゃんと旦那様に両手両足を持たれての移動となった。

それに笑った。

そんなこんなで私の肘にはすり傷と青タンが。
左足のヒザには大きな青タンがあるのであーる。


うむ。
自転車で転ぶなんて、さえちゃんおもしい。
...って言うか青タン痛い。
...って言うか青タン作るな。29歳にもなって(笑)



2002年05月02日(木) アジアン&スタバ

朝からビールを飲むのは空港に行ったらお決まりのことであーる。
それが朝の9時だろうと飲むのであーる。
だって、飛行機怖いんだもん(笑)

杉並にある姉ちゃんの家に行った。
ノブ君は1歳8ヶ月。私のことが大好きで私も彼が大好きで相思相愛の仲。
2ヶ月ぶりに会ったノブ君は大きくなっていて、私のことを「ジャイコ」と呼ぶ。
クソー。サエコがジャイコか。コラッ。

久しぶりに会ったら「アイコ」になっていて、少しすると上目遣いに私の顔を見ながらハグハグ食べちゃいたくなるような顔で指を指しながら「アイコ、アイコ」と連発していてそれは札幌に帰る日まで変わることがなかった。

姉ちゃんの家は屋上に行くことができる。
そこから見る景色は綺麗で新宿や都庁が見える。
洗濯物を屋上に干しながらノブ君と追いかけっこをして遊んだ。
帰るまでに夜景を見ながらビールを飲もうと心で誓った。
うむ。いい感じであーる。


姉ちゃんと二人で夜に新宿までアジアン料理を食べに行った。
新宿は電車で15分くらいで雑誌の切り抜きを何枚か用意していてくれた姉ちゃんは、久しぶりの外食で喜んでいて「飲みに行った帰りにスタバでコーヒーを飲むのが夢だった。」と言っていて、その夢を叶えたら最高に嬉しそうで私も嬉しくなった。

アジアン料理屋はそれはそれは薄暗くて。

姉ちゃん:やっぱりこの明るさはなんかムードがあって良いよねぇ。
さえ:うん。カップルには良い明るさなんじゃない?(笑)
姉ちゃん:そうだよねー。オシャレだもんねぇ。
さえちゃん:そう、そう。顔も見えなくて良いしねー

等と毒を吐く私がいました。

そして2分後

姉ちゃん:暗くてメニュー見えないんだけど...
さえ:それがオシャレなんだって。

と、お洒落のわからない主婦1名とお洒落を語ってみたい田舎っぺがおりました。


帰りにスタバでコーヒを飲んだ。
その場所は見覚えのある場所で少しだけ眼を逸らす自分がいたけど
ありのまま受け止めることにした。

11時過ぎに家に帰るとすずりん(旦那様)が起きていた。
3人でテレビを見ながら少し話をして明日からある遊びにワクワクしつつ眠りについた。



2002年05月01日(水) 足元

私の会社は潰れそうだ。
だから給料も半分出たり、この間は保留にされたから
もうお金は無駄遣いできない。

そうしたら
「足元をしっかり見極めることが大事。自分の生活が収入に見合っているか
少なくなったら少なくなったような時の生活をすることが大事だ。」と聞いて
その通りなんだけれどできていなかったなぁと思った。
もう一つはみとさんのおじさんの姿が大きかった。
自然を愛し、人情で心を伝える。そんな私になりたいと心の底から思った。
だから節制していくことにした。



2002年04月30日(火) 【29日】馬よ、進め。魚よ、かかれ。バンビよ、跳ねれ。

馬に乗りに行こうと誘われた。
こっこさんは乗馬をする人であーる。
馬になど触ったことはおろか乗ったことなど無い私。


こっこさん:大丈夫、大丈夫〜

普通に誰かが引いてくれて乗るだろうと思っていた。
申し込みの時にコッコさんは係員に言った。

係員:経験はどの位ですか?
こっこ:二人とも10回位、乗ったことありますぅ♪
係員:じゃぁ、大丈夫ですね。
こっこ:はい。大丈夫です〜。


うむ。うむ。うむ。
どうやって乗るんだ。コラッ。
どうやって進むんだ。コラッ。
どこが大丈夫なんだ、コルァァァ。

普通のコースじゃ面白く無いから「白樺コース」にしようとコッコさんが言った。
私にしてみたら白樺でも何でも乗ったことが無いので同じだ。

どっちの馬が良い?と聞かれ、黒い大きな馬を選んだ。
名前はボーニーだそうで、私にしてみたらボーニーでもポニーでも大人しくしていてくれたら何でも良い。

よろしく、ボーニー。
本当によろしく(強


コッコ:乗るときは左膝を折ったら係の人が持ち上げてくれるから。
 
    あ。でも落ちたら死んじゃうから気をつけてネ(はぁと

 
     
そう言い残しさっさと自分の選んだ馬に行ってしまうコッコさん。
目の前には係員さん。今更後にはひけねー。

 行け。行け。進めよ。私。

さえ:こんにちは。よろしくお願いします♪

そう言いながらも確実に顔は凍っている10回経験してる筈の者。私。

左膝を折ると係員の人が持ち上げてくれ、一回でヒラリと乗ることができた。

乗れた。乗れた。乗れたぁぁぁぁぁぁ(心でガッツポーズ

幸運でした(涙
3頭が連なって歩く。私は2番目。うむ。うむ。


係員:近づき過ぎると蹴ったりするので、距離を少し空けながらついて来てくださぁい。

....距離ってどうやってあけるの。あけるの。あけるのぉぉぉぉ!!

係員:はい。それでは行きましょう♪

...どうやって行くの。行くの。行くのぉぉぉ!!

テレビで見たまま、足で蹴って見た。
うむ。動かん。

係員:両足で蹴ってみましょうか♪

うむ。両足ですな。ボンッ。

進んだ。進んだ。進んだよぉぉぉぉぉ!!


..ていうか、走り出したらどうやって止めるのでしょうか...。

係員:はい。少し右に寄らせて下さい(はぁと

....右にはどうやって寄らせるのでしょうか。


その内、気持ち良くなったきた。
砂利を踏む蹄の音。
馬に乗ってる目線や高さ。振動。
白樺の中を3頭が歩く音だけが聞こえる。

かっくいい。かっくいい。かっくいぃぃぃぃ。


馬から降りてコッコさんが言った。

さえちゃん、本当に危なかったんだよー。
生きてて良かったネ(はぁと


釣堀をすることにした。釣る魚は「ヤマベ」であーる。
コッコさんは釣堀名人、釣りなど初めての私。
うむ。子供でさえ軽々と釣っているのだ、できない筈はにゃい。

コッコさん:ここの魚、すぐに釣れちゃうから遊んでから釣っていいよ(はぁと

    
まかせておけーい。
コッコさんが針にエサをつけてくれ、それを投げ入れる。

...つ、釣れない....。

普通に釣れない。エサがだんだん無くなって行く。

コッコさん:もう、そろそろ釣っちゃってゴハンにしよう(はぁと

まかせておけーい。

あ。指に針が(涙
自分を釣ってどうする私。

あ。かかった!!!

....水の上の木の葉でふ。

コッコさん:全くもう! バカかしら、この子は(笑)
さえ:だってぇぇ(涙

なんとか釣った4匹のヤマベをサバいてもらい、自分達で焼く。
火がおきてる炭に串に通した魚を刺してしばらく待つ。

タバコでも吸って待ってよう。
いつもやるように火バサミで炭を1個拾い、タバコに火をつける。

ふーぅ。

コッコさん:あら、ワイルドね。さえちゃん。

普通っす。

炭に刺してる魚は私達だけでは無く、皆が共同で使うので自分達がどれだけ大きい魚が釣れたかがあきらかに分かる。
私のは大きいのが1匹と小さいのが3匹♪

隣りに大人しそうなおじさんと小さな女の子を連れた親子が魚を刺しに来た。
なんとも自分が釣った魚2匹に満足そうな顔をしていた。炭に刺すのが終わり周りの魚に眼が行く余裕が出てきたらしいおじさんは一言言った。


おじさん:うちの魚、ちっちゃいな...


はい。ちいさいです。
明かにそれはそれは小さくて、私のとった小さな魚よりも小さくて炭を囲っていた皆の涙を誘いました。

やっと魚が焼けたのでビールを飲んで魚を食べて帰って来た。
川の魚は泥くさいと言うけれど、そんなことも無くて美味しかったよ。

そう、そう。
たくさんの山菜のお土産を持って札幌まで帰る最中に、バンビを4匹と親鹿を見たよ。きっとこれも誰かの家で飼われてるんだろうなぁと思って草を食んでる5匹を見てたら山の上に逃げて行った。

白いお尻がピョンピョンしながら消えてく姿が超可愛かった。

...って言うか、さすがにここら辺で鹿を飼ってる人は居ないみたいで野性のバンビだったみたいです。

だってダチョウを飼ってる人が居るくらいだもの。そう思うのも当たり前っす。
それよりなにより北海道最高。今年の夏は北海道を周ったる。



2002年04月29日(月) 【4月28日】おじさんの粋な花見

【4月28日】
ふかふかの布団で目覚めた私は朝からマメちゃんと神社まで散歩に出かけた。
おじさんは昨日飲んだお酒で二日酔いだと言い、それでも私が起きた時にはすでに山へ行っていて姿が見えなかった。
午後から山菜採りに行くことになり、日焼け止めをたっぷり塗って帽子を被り借りた長靴を履いて準備オーケー。
長靴を履くのが久し振りでちょっと恥ずかしかった私は車に乗るまで、ブーツのようにジーンズの裾を出して履いてみた。

ミトさん:履き方間違ってるよ?(不思議

はい。すんません...。
恰好つけたがりなんでチュ。

こっこさんを迎えに行った。
私がおばさんに借りた帽子はお洒落な可愛い帽子で、それを見たこっこさん「おかーさーん。私にも洒落た帽子ぃぃ。」と玄関を走って戻って行った。
なんて可愛い人なんだろう。と追いかけて見に行った私の眼に映ったのは、おじさんの赤い野球帽を手に持ったこっこさん。「こんなのいやだぁぁ。」と言いながら被っている姿。その姿が凄く可愛いくて面白かった。

山に車で登る。どんどんどんどん登る。
上に登って行くにしたがって、遠くにある雪山と同じくらいの高さになって行く。

おじさん:お前達3人に仕事がある。

道は車1台しか通れないクネクネ道で、上から崩れてきて石が所々をふさいでいるのでその石を蹴ってどけるのだ。ますます楽しくなってきた。
石をどけながら前に進んで行くこと、山に登ることなんてあっただろうか(笑)

おじさんから山での法則をたくさん学んだ。
それは法則というよりもおじさんの山で積んできた体験。

ウドは崖の途中になっているから、そこまで降りて採る。
カッターを支給されたので採りかたを教えてもらう。
ウドってこういう風になってるんだー。
土を掘って赤い根の近くで切る。

ウドは捨てる所が無い。
ウドの葉は天ぷらにすると凄く美味しいし、白いところは酢味噌で食べる。
超美味い。


「こごみ」というゼンマイに似た山菜はゼンマイのようにクルクルとした形で伸びてくる。で、10本あったら、短いこごみを5本だけを採る。
そうしたらまた生えてくるそうだ。
こごみのおひたし最高。
豚肉とこごみの煮付けも超美味しい。


そして天下の「たらんぼ」
たらんぼはトゲトゲの木で、トゲトゲの先端に1個だけしか生えないから凄く貴重。
たらんぼは背の高い木なので専用の手袋を履いて寄せてタランボを採る。
その後に幹を斜めに切るのだ。そうしたらまた生えてくるのだと言う。
たらんぼの天ぷらに惚れた。

フキもたくさんあったけれど、フキの本当に美味しい場所はソトブキと言って説明はできないけどソトについてる部分。そこが美味しいのだ。
でも、まだ季節が少し早いので探すのが難しい。

おじさんが一人で行くときはもっと崖だったりするのだけれど今回は私達の為に危険な場所は避けてくれたらしい。
2.3時間も居ただろうか。帰るときになって水溜りを覗いたらオタマジャクシが泳いでいた。久し振りにオタマジャクシを見たのですくいあげてジックリ見てきた。

うーむ。何年ぶりだろう、おたまじゃくしに触るのって。
もう嬉しくてしょうがない。

大サンショウオのタマゴもあった。
昔からそういうのが大好きな私は持ち上げて見たりして、ミトさんやこっこさんに「よく触れるねぇ。」とビックリされた。

1度山を降りてからおじさんが水芭蕉が一面に咲いてる場所へ連れて行ってくれる。と車をまた走らせてくれた。
その場所に着く頃には夕方になってしまうので、急いで行かなくては行けなかったので車を飛ばしてくれた。

おじさん:ここに俺よりも背の高い鳥がいるんだぞ。
さ&みと:背の高い鳥?

ふとその家にさしかかった。

    ....ダチョウだぁぁぁぁぁぁ!!!

ダチョウを飼ってるなんてさすがです。しかも2頭(匹?)

水芭蕉は白い花、湿地の多い所に咲いている花でおじさんは何度も「感動するぞー。」と言っていた。

車は占冠の方まで行き、またどんどんどんどん山の上へ上がって行った。
そして「後3キロ」位になった時、私達の眼に映ったのは「道が半分崩れて行けない道だった。
去年の水害で土砂崩れになったそようで、ここから先はどう考えても通れないし、歩いて行くにしては遅すぎる。

諦めるしか無くて皆でガッカリしながら車を降りて来たのだけれど、私が一番残念だったのはおじさんが私達に本当に見せたかったんだろうなぁという所から、おじさんが何度も残念そうに言う姿だった。
水芭蕉が見れないことはおじさんがどうしても見せたかったもので、その気持ちが叶わなかったのが凄く残念だった。

その帰り道に偶然、水芭蕉が20〜30咲いてる所を見つけた。
私とミトさんはそこに長靴で埋まったりしながら見たり写真を撮ったりした。
私にしたら十分に綺麗だったのだけれどおじさんは「あそこはこんなもんじゃねぇ。一面全部がこれなんだ。」とやっぱり悔しそうで、おじさんの気持ちがなんだか凄くあったかく伝わってきたし自然のモノを見るということは私達の都合通りに本当に進まない。ということだった。

【おじさんと桜のビール】
帰って来てからジンギスカンをした。
昨日のようにビールをコップに注いでくれたおじさんがしてくれたこと。

まだ泡の立つコップの中に桜を一つ浮かべてくれた。
綺麗だった。感動した。
こんな粋なことをしてくれたおじさんは本当に最高かっこいい。

変なドキドキがした。
おじさんにドキドキしたのでは無くて、こんなステキで粋なことをさりげなくできちゃうおじさんの繊細な心とか、ただのビールが一気に飲むのも勿体無いものになったこと。

少し照れくさかった私達は、おばさんはおじさんのこういう所にコロッと行ったんんだ。等ととキャーキャーとはやしたてて喜んだ。


ビールの中に桜の花が咲いた。
その桜の中にはおじさんの暖かい心がありました。



2002年04月28日(日) 【4月27日】満月とビンビール

夕方にミトさんの実家に着いた。

10分で周れるんだよ。と言ったミトさんの町は
実際には車で10分かからないで終わってしまう町だった。
予想を上回っていたけれど、最後の29日までずっとずっとスゴイことだらけだった。

ミトさんの実家の裏庭に行くとおじさんが作った階段があって、そこを降りると涌き水が流れている。
その涌き水で山ワサビを育てていて、もう「10歩」降りると大きな沙流川が流れている。
向こう岸に馬の親子が草を食んでいてその向こうには神社がある。その神社までも歩いて5分。

茶の間から馬の親子が見えるのだから、その近さが分かるであろう。

マメという可愛い犬をミトさん家で飼っている。
着いて1時間後にはマメちゃんとミトさんと散歩に行き
ミトさんの家もすっかり見える神社に行ってお参りをした。

その神社にあるジャングルジムの上に座るのが私のお気に入りになった。

ジャングルジムの上から見る景色はそれはそれは最高で青い空と春の山。
ミトさんの家、大きな沙流川と馬の親子。
左を向いては空があり、右を向けば雪の残る日高山脈が見え
真中を見ると大きな川が流れているのだから
目に映る全てが1枚の絵のようで、2泊3日の朝と夕方は
マメちゃんの散歩に張り切って出かけた。

その風景の中に何度か人や車が映ったけれど
殆ど誰にも会わなかったし、車で移動して人を見かけても
後姿を見ただけで「○○さんだ。」等と分かるくらいで、
迷子になったら「ヤスさんの家はどこですか。」と聞きなさいと
言われていた。

マメちゃんと仲良しになれたのも幸運なことで
マメちゃんは余り人になつかないらしいけれど
毎日1時間は散歩に出かけ、ジャングルジムや沙流川、芝生の上に座り
夕焼けに染まる山と空、神社の大きな桜を見ていた。

景色全部が私のモノのような時間。
時間の流れが無いようでこんなステキな花見ができたことを
本当に宝物に思う。

おじさんのアトリエがある。
外に専用の台所があり、マキが積まれている。

晩御飯になり「飲めるんだろ?」と
ビンビール2本を両手にかざすおじさん。
「はい(笑)」と言うと満足そうなおじさんは
採って来た山菜の天ぷらやおひたしを食べさせたくてしょうがない。
「早くしろ。」とおばさんを急かし「ウドの葉も揚げろ。」とおばさんを
急かす。
「身体は1個しか無いんだよ。」と言いながらおばさんもたくさん作ってくれる。

それをミトさんと私で美味しい、美味しいと食べ
全部がおじさんの採って来た山菜であること、
明日には私も一緒に山菜を採りに行くことにワクワクした。

ミトさんの親友のコッコさんも遊びに来た。
コッコさんと私、そしておじさんはビンビールと焼酎を散々飲み
おじさんは私達を1件だけあるスナックに連れていってくれた。
スナックは歩いて3分の所で、余りの近さに笑ったし
楽しい気持ちでいぱいだった。

スナックに一人いたお客さんもやっぱり町の人だから
私達はビールを飲みながら歌を歌った。

おじさんは滅多に歌を歌わない人らしい。
そのおじさんがマイクを握って本当にちっさいステージに立った。

嬉しいと喜ぶミトさんはシラフだし、そういうキャラの私とコッコさんは
抱き合って踊り出した。
コッコさんと私はおじさんの真横で抱き合いながらクルクルと笑いながら踊った。
歌を歌ってるおじさんが全く私とコッコさんを見てくれないのを良いことに
もっと真横でクルクル回り面白くてしょうがなかった。

歌が終わった後、おじさんがそのままアカペラで歌いはじめた。
その曲は2番まであり、ミトさんも初めて聞く曲だと言っていたけれど
スナックのママは昔大流行した曲で、ヤスさんは滅多にこの曲を歌わないし久し振りに聞いたと驚いていた。

お店に居た私たちは手拍子をしながらその曲を最後まで聞いたけれど
おじさんの飾らなくてあったかい歌と、力強い声、娘が帰ってきたことの嬉しさや
美味しいお酒になったのかなぁとか、昔を思い出してくれたのかなぁと思ったらなんだか嬉しくてちょっとだけ泣きそうになった。

2時間くらい居て外に出た私達はさっきよりも嬉しかったし楽しくて
そのままおじさんのアトリエに行った。
おじさんのアトリエにもビンビールがあり、マキストーブに当たりながら
ビールを飲んだ。
マキストーブも肌が焼けそうにあっつくなってきたので
満月を見に行こうとビールを持って外に出ようとしたら、コップが無いので
一人ひとビンを持ちビンビールのまま外を歩いた。


コッコさん:さえちゃん、見てご覧! 月がこんなに綺麗じゃないかぁぁぁ
      
ビールを持ちながら月を指差すコッコさん。

さえ:本当だ。今日は月が綺麗だよ。...おとっつぁん。
  
       おとっっつぁぁぁぁぁん!

膝をついてコッコさんの腰にすがり月に手を伸ばす私。
おっかしくてまた笑っていた。

次の日に話を聞けば、隣りの人の裏庭でやっていたらしく
ミトさんの家の裏庭だとばかり思っていたので、思い出すとまた面白かった。
そんな感じでコッコさんをミトさんの運転で送りに行き
今度はミトさんと二人でいろんな話をした。
なんの話をしたか忘れたけれど、私はテーブルの上にあった
山菜や天ぷらをビールを飲みながらもりもり食べた。

二人でフトンをひいて話をしていたら、おやすみという間も無く
コテッと寝てしまった私にミトさんはビックリしたらしい。
私はフカフカのフトンで幸せな気持ちを感じる間も無く
次の日に起こるであろうワクワクなことを考える間も無く
眠りに落ちた。


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