| 2008年09月17日(水) |
満を持して「最遊記歌劇伝」感想。 |
初日だけ観て色々書くのも気の毒かなと思って今日まで保留してましたが、中日を迎えましたので解禁です。
これから観る予定のある方は読まない方が身のためです。 先入観ができてしまっても責任は負いません。
いいですかー?
行きますよ。
一言で言って「予想の斜め上を行かれた」という感じです。
まずはですね。 見た目は流石にイケメンミュージカルらしく、4人ともとてもカッコ良かったり美人だったり可愛かったり。 衣装は一部非常に気になる点もありましたが、概ね原作のイメージ通り。 ただ、江流が朱泱にあげた例の数珠は、もうちょっとどうにかならなかったかな……と思います。
三蔵役の鈴木君の歌唱力の心配してる場合じゃなかった。 三蔵どころか4人とも(以下自粛) なのに与えられた楽曲が音域広めで難しく、非常に気の毒でした。
三蔵役の鈴木君に関しては、超絶細くて可愛らしい、見事なまでの受三蔵でございました。やんややんや。 「風小次」好きな友人達から鈴木君の演技力及び歌唱力については聞かせていただいてましたので、ある意味、心の準備ができていたせいかもしれません。 「ホントにすごいけど、まだ何とか耐えられる」 みたいな感じでした。
誰とは言いませんが、本当に仰天する歌唱力が約一名。 実は彼には結構期待していたので、本当にビックリしました。
芝居の仕方に関してですが、三蔵役の鈴木君はアニメ版の影響なのか声がやたらダミ声で……。 もっと普通に喋ってくれていいのに、と思うのは自分だけなんだろうか。 関さんの三蔵はもちろん大好きだけど、どうかするとちょっとダミ声過ぎるんじゃねーかと常々思ってるんですよ。 苦しそうに聞こえるので、もっと鈴木君の地の声に近い感じでやってもいいんじゃないかなと思うんですが。 初日からずっとアンケに書いてるのに反映されないってことは、たぶん少数意見なんだろうけどさ。 回想シーンで江流になった途端、喋り方がグリーンウッドの瞬みたいに可愛くなって笑いましたが。 成人してからの三蔵との区別をつけるというか、メリハリをつけたかったのはわかるけど。 非常にスレンダーで、細腰もとても萌えるんですが、如何せん法衣の材質が……アレは何なんだ、糊がききすぎてんのか? すげーゴワゴワしてて、どうかするとまるで柔道着です。
せっかくの法衣越しの尻が!←やっぱそこか
悟空は予想通りっつか期待通りっつか。 椎名君はなかなかに身軽ですが、もう少し「人外」な部分が見たかった。 丸山君の悟浄はなかなかカッコ良かったですが、ちょっと優男すぎる感じで……個人的にはもう少しワイルドで骨太な感じが欲しいんですよね。 八戒はキャラ解釈が私とは微妙に違うようで、「その台詞、そういう風に喋るんだ……」みたいに感じることが多かったです。 含みを持たせる感じがもっと出るといいのに、と思うのは石田彰に毒されすぎなんですかね。 だって怖くないぞ、あの八戒。 原作の八戒と石田彰の八戒声はあんなに怖いのに。
紅孩児役の小野田君が一番歌えて踊れてたんですが、本当に輝いてて主役みたいだったよ……。 あとマッド健一君役の唐橋さんがさすがにいいキャラでした。
Axleの芝居に慣れてしまってるせいか、全体的にテンポが遅くてかったるく、やや間伸びした感じが否めませんでした。 あと、殺陣なのかダンスなのかわからねー中途半端さ加減にちょっと泣けた。
てゆーか、今回の舞台はミュージカルにする必要がないっていうか……芝居を見てて歌が始まるたびに「あ、そうだ。これミュージカルだったっけ」と我に返る感じなんです。 それって構成に問題があるってことですよね。
ただ三蔵様は本当に美人でした。 「法衣の材質どうにかならなかったのか」とは思ったが。←またか でもとにかく三蔵様の顔は美しかったんで、それだけは良かったです。
そして観世音菩薩様サイコー。 男でよくあの扮装できたもんだと思いますし、芝居も歌もサイコー。
あらゆる意味で脇の方々に助けられている舞台、という印象でした。
原作ファンとして一番残念だったのは、原作の世界観というか「色」のようなものがまったく活かされてない感じがしたことでした。 「混沌」「禍々しさ」そして「痛々しい青臭さ」みたいなものが何ひとつ感じられない。 あの若い役者さん達に「業」の表現を要求するのは酷かとも思いましたが。
今日以降、最遊記歌劇伝に行かれる方。
パンフ買ったら(お友達が買ってたら)最後の見開きページにあるすっごいたくさんあるちっちゃい写真の左上の方見て!
三蔵様エロ!!!!やばいですよこの写真!!!!
あと最後のページのハイライトの上にマルボロがもたれてる写真。 アレ見て、ゴロ寝してる悟浄の腹を枕にして寝る三蔵を想像。 かわいー。かわいー。
写真と言えば、原作ファンにはニヤリとできる写真も結構あります。 チェックしてみてねー。
やべー日付変わってる。寝なきゃ。
今日は池袋にお出かけです。
夜です。
執事喫茶にて安元洋貴さんのトークショー&サイン会でした。 お隣になった方は執事喫茶自体初めて入ったとおっしゃってました。 普段はお屋敷にこんなパイプ椅子はないんですよー(笑)。 司会はフットマン春日。 ボケたりツッ込んだりしつつ、その都度「春日!」と洋貴ぼっちゃまに怒られているのが面白くて始終爆笑。 さすがだな。 でも某BLCD発売記念イベントとはいえ、しかも毎度のこととはいえ、司会進行が「受が」とか「攻が」とか当たり前のようにフツーに喋ってるので、ものすごく居たたまれない気持ちになります(笑)。
執事喫茶での声優イベントでは、ゲストの声優さんに必ず執事喫茶の自慢の紅茶とスイーツが出されるんですが、今回はお酒好きの安元さんへのサービスでシャンパンが。 スイーツはチョコレートケーキで、あれはかなりチョコが濃いのですが、サービストークではなく素で本当に美味しそうな顔をされてました。
質問コーナーでのサッカーネタ……文面は確かこんなん。
「サッカー好きの同志として質問します。 次のW杯での注目選手は誰ですか。 私はC.ロナウドとメッシに期待しています。」
司会の春日さん、サッカーには詳しくなかったようで、読んでる時に安元さんツッ込むツッ込む。
春日「次のダブリューハイで」 安元「ワールドカップね」 春日「シーロナウドと」 安元「それクリスチアーノ・ロナウドね」
お客さんはポカーン状態。
ごめんなさい。その質問書いたの私だ。 BLCD発売記念イベントで訊くことじゃなかった。 つうかまさか選ばれると思ってなかったし。 でもフェルナンド・トーレスが好きだとわかって私個人は大収穫。 いいよなフェルナンド・トーレス! いいよな最近のスペインは!ユーロでも燃えたし! や、ホントごめんなさい。 反省してます。もっと腐女子な質問すべきだった。
サイン会も兼ねてたんですが、名前を入れる際に 「『さん』と『ちゃん』どっちがいいですか?」 って一人一人訊いてらっしゃいました。 見た限りでは結構呼び捨て希望の方が多くてビックリ(笑)。 私は「お任せします」と言ったんですが、そしたら安元さんは 「そんなこと言われたら僕はSなんで『ちゃん』って書きますよ」 って(爆笑)。 Sだと「ちゃん」づけなんだ。呼び捨てじゃないんだ。 面白いなー。 気づけば色紙には「みあちゃんへ」と書かれていました。 ちょ!本気で笑えるって。
| 2008年09月13日(土) |
いい加減涼しくなってください…… |
さあ、そんなこんなで銀河劇場にいますよ。 もうすぐ「最遊記歌劇伝」開幕。 正直色々不安を感じつつ物販に。
三蔵の写真が可愛くて仰天。
なんだアレなんだアレなんだアレな(フリーズ)
再起動は終演後。
再起動。
観世音菩薩サイコー。
以上。←ええっっっ
や、本当に凄いって。男の役者さんなのにあの扮装。 お芝居も良かったです! そう、忘れてました。 今回はアクサル版とは違って観世音菩薩がいらっしゃる。 観世音菩薩様がいらっしゃるってことはあのシーンが。
間接チュー。つか輸血。
まさかアレを舞台で見れるとは。
それ以外につきましては、まだ初日ということもあり控えます。 これからご覧になる方に先入観を持たせてはいけないですし。
怖いもの見たさでどうしても知りたい方は、メールをくだされば即座に返信します。 死ぬほどの文字数打ってあるので(笑)。
ドラマ感想。
魔王最終回。
まだ見てない人はネタバレ注意。
連行した容疑者の所持品を改めずに自殺させてしまう警察とか 親が倒れて息してないのに救急車呼ばないでいる刑事とか 非常事態とはいえ民間人との電話中に捜査に関する話をする刑事達とか 二度も銃声がしてんのに誰にも通報されずに心中を成功させちゃう刑事と弁護士とか、本当に色々ツッ込みたいけどとりあえず主役二人がラブラブすぎて細かいことはもうどうでも良くなった。 つうか大丈夫?、また腐女子狙いとかって叩かれない? 静かにスーツのボタンをかけて、腹の傷と血を隠す弁護士の仕草の美しさに萌え倒した。 刺されたことを刑事に知られたくないというのもあるだろうけど、何というか死にに行く覚悟のようなものを感じた。 個人的には心中エンド希望だったんだけど、ご都合主義でも二人とも生き残る結末にした方が良かった気もします。 死んで終わらせるのは簡単だけど、生きて償う方がずっと難しいし、苦しいし、大変だけど、でも意味はある。 彼等は死ぬ寸前に赦し合えたけど、残された人達は救われないよな。 そして最後の演出が意味不明と思ったら「DVD買ってね」ってか……。 こういうのまかり通るのはどうかと思うよ。 ちゃんとテレビである程度の決着はつけるべきでしょう。
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