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『天地明察』冲方丁
2011年10月16日(日)
江戸時代、碁打ちだった渋川春海は、算術に夢中になっていた。そんな春海に、とある命が下る。それは、日本独自の暦を作ること。生涯をかけた闘いが始まった。

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何度か書いてますが、私は時代小説が苦手なのです。でもね、ほら、好きな作家だから、そりゃ読みますよ。
で、最初はちょっと読みにくいかなーと思いましたが、そこは冲方丁。だんだん世界に飲み込まれていきました。なんかもう、各所で泣かされたんですが。どこで?と思われるかもしれないけど(笑) あの、各所ですよ(笑) この人の文章には、条件反射で泣いてしまうようになってしまったのかもしれない…。
読み終わるとあっさりしていたような気がしますね(笑)

読んでいて、ああ、この本にはいい人しか出てこないんだなあ、と思いました。
この前に読んでいた『ハタラクオトメ』もそうだったんですけどね。
世の中にはもっと不愉快な人も多い。だから現実的ではない、という意見もあるかもしれない。けど、私はそういういい人ばかり出てくる物語を読んで、心地よいなあと思ったりします。好きです。いいじゃないか、そういう世界に浸ったって!
★★★☆
『ハタラクオトメ』桂望実
2011年10月06日(木)
真也子のあだ名は「ごっつぁん」。時計メーカーで働いている。
なぜか、突然女性だけのプロジェクトチームのリーダーに任命されてしまった。

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これは、本屋で見かけて、帯の「男は、言うほど働いてない。」に目を引かれて手に取ってみたものです。ぱらぱらめくってみたらおもしろそうだったので図書館で借りたんですが、おもしろかった。
いろんなあだ名のついた同僚や上司が出てきたり。仕事とかも、ああ、あるある的なこともあったりして。
それに全体的に読んでいてとても気持ちがいいお話でした。現実はこんなにうまくいったりしないだろうと思いつつ、読み終わってなんとなく元気になれるような。

ただひとつ思うのは、いつでもお菓子を勧めてきたり、人の食べる量を自分と同じだと思ってるような人は、人にあまり気を使えない人だと思うけどなあ…。私は、そういう人が嫌いなんです(苦笑)
ごっつぁんは、そういう風に描かれてなかったですけどね。

あ、ごっつぁんの自宅のエピソードが随所にはさまってるんですが、あれが伏線になるのか?と思っていたら、そうでもなかったという(笑) そんなことを思う自分は、伊坂幸太郎の読みすぎなんだと思います(笑)
★★★


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