.....PAPER MOON
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『月のさなぎ』石野晶
2011年05月22日(日)
森の奥深くの学園に隔離されて育つ、性別が未分化な子供たち。
薄荷は、外の世界からやってきた少年と出会う――。

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ふむふむ。なるほど、「好きな作家は恩田陸」だなあと納得する一冊でした。蛇行と麦海と小夜子が一緒になった感じです。
文章は繊細で、ふわふわもやもやした霧の中にいるような世界観。

日本ファンタジーノベル大賞優秀賞受賞作とのことです。
丁寧に書かれているとは思うし、世界観もいいと思うけども…。
ここをもっとこうしたらなあ、という部分がいくつも見えてきてしまう。
展開が駆け足過ぎる気がする。ラストいきなりミステリになる。性別が未分化という設定なのに、少女にしか読めない。もっと中性的な感じが欲しかった。(これは個人的な好みか?)

いろいろと惜しいなあと思うのは、きっと私が好きな世界だからなんだろうなー、とも思うのです。
★★☆
『本に埋もれて暮らしたい 桜庭一樹読書日記』桜庭一樹
2011年05月21日(土)
ウェブ連載中の読書エッセイ。
彼女の感想を読んでその本を読みたい気持ちにはほとんどならないのですが(笑)、私も読書をしたい!という気持ちにはなりますねー。ああ、もっと本を読んで暮らしたい。
あ、『トワイライト』は読んでみたくなりました。全米を席巻したベストセラーだそう。吸血鬼好きです(笑)

短歌の話が途中ちらっと出てきますが、そういえば私は短歌とか詩は読まないなあと思ったりしました。
なぜかと考えると、嫌いなわけではなく、たぶん時間がかかるからなのです。
小説やらなにやら、文章で綴られたものはモザイク画のように離れて見ることで世界が見えてくるから、文章を深く考えずに読み進めていくことができるけど、限られた文字数で世界を切り取ったものって、一緒に立ち止まって想像力を働かせないと読んだ意味がないんですよね。そして、今の暮らしではその立ち止まる余裕は、私にはない。
いつか、第二の人生的な暮らしができるようになったら、私も短歌や詩を読めるでしょうか…。


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