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「貧乏クジ世代」香山リカ
2010年03月23日(火)
70年代生まれの第二次ベビーブーマー。受験戦争を終えて社会に出てみたら、世はバブル崩壊後の就職氷河期。
いつも貧乏くじを引いている、と感じている、70年代生まれの人たちについて書かれたもの。

別に間違ったことが書かれているというわけでもないと思うのですが、なんとなく読んでいても納得・共感はできないままでした。それも一面に過ぎない、ということなのかも。
「もいちどあなたにあいたいな」新井素子
2010年03月22日(月)
やっとのことで授かった子どもを亡くした叔母を気遣う澪湖。しかし、叔母の様子がどこかおかしい…? この人は、本当に叔母なのか? 疑問を抱く澪湖は……。

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学生時代に衝撃を受けてから、ずっと読み続けている作家です。と言っても寡作な人なので、数年ぶりの長編だったりしますが。この前に読んだ長編はブラックキャットでしたか。あの時も、文体の変わらなさに違和感を覚えたものですが…。
100歩譲って、文体には目をつぶります。1000歩譲って「あふん」にも目をつぶろう(笑)

でも、この展開には納得できない。
こんな、曖昧な思い込みで、こんな風に展開していいものですか?
独特のよくわからない思い込みと論理で登場人物が突っ走るのがこの人の作品の味でありパワーではあると思うのですが、でもこれはないわー。
そんな思い込みの話を聞いただけで、そんなことを勝手に推論してしまっていいのか、木塚くん!
自分がちらっと思ったことでこんな風に都合よく話が展開していくのは、夢の中だけですよ。書き直しすぎて、そんなことも見えなくなっているのかなあ。

書きたかったことは、最後にはわかる。それはせつないお話ね、とは思うけど…。うーん。

あ、働くお母さんの憤懣を代弁していたのがちょっと意外でした。
★★


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