影戸の日記

2005年03月31日(木) 台湾での記録

050327-30
台湾ICT英語教育 教育視察旅行


27日セントレア空港より台北入り、セントレアは確かにバリアフリーの使いやすい空港である。国内線と国際線も同じビルの中にある。実際歩いて強く感じたことは、空港のどこからでも自分の位置がよくわかるような、工夫が凝らされている。窓の外がところどころでよく見える。

27日 台北 人口265万人
台北到着後普通はそのまま台北蒋介石国際空港で乗り換えて高雄に向かうのだが、春休みということもあって、乗り換え便が取れなかった、松山国内空港へ移動し高雄入りした。
 普通であれば名古屋9:30に乗れば14:30には着くのだが、今回4:30到着となった。

市内観光ということで、連れて行ってもらったのだが、寿山公園、水の無い登清湖など賛嘆たるものだった。水の無いとわかっていて連れて行く神経がわからない。
 夕食は河辺餐庁というシーフードレストランやっと何とか息をつく。

28日 朝 高雄女子高校へ 生徒数3000名 
あまりにひどい観光だったのでせめてと愛河散策をしながら高校へ向かおうとした。雨である。断念してバスで向かう。
 正門に生徒たち10名が待ってくれている。降りようとすると、雨が降っているので後門へ回るという。
 生徒たちが移動して待ってくれている。

教員意見交換会
 きれいな会議室で自己紹介
 教育委員会に行っていたというユー校長先生も駆けつけてくれる。
 シルビア先生のICT活用のプレゼンテーションの後水越先生の日本の学校制度に関するプレゼンテーションがあった。大学院博士課程院生の岩崎さんが通訳を担当してくれる。
 生徒たち1年生10名が英語でわれわれグループを案内してくれる。
授業参観
ICT活用英語「依頼と説得」 文化祭の練習のために体育館を使わせてほしいという設定で相手に「ノー」と言わせないように英語で話しかけるという設定である。
 生徒は画面上に掲示板に自分の考えた「説得文」を書き、友達と話あう。数人が前に出てきて、即興劇でその場面を再現する。
 一度やり、先生からのアドバイスがある。それを聞いてまたその場面を再現する。
しかしこのときそのやり取りは即座にデジタル化され、動画として掲示板に上げられる。
 これらは保護者に対する授業内容の公開であり、復習の材料となる。

一般の教室参観
英語の授業 先生はすべて英語で指導する。そのリスニング力はおそらく英検準一級程度であろう。かなりのスピードであるがその内容を理解している。先生の軽妙な英語のジョークにも反応して笑う。このような授業を見たのは韓国の梨花女子大の授業以来である。
 天井につるされた、プロジェクターを活用して、e-Learningサイトにあらかじめ準備していた動画を使い指導していく。なによりもその動画は先生たちによって演じられている。
 愛情も感じられるし、何よりもそのような教材をネットワーク上で共有しているというデータベース活用のすばらしさ、先生方の前向きな姿勢を感じる。
パワーポイントに世界の文化を伝える画像を次々に出していき、その感想をひきだす。
これらは最後のリーディングへとつながっていく。

生徒インタビュー
 生徒と語る時間を設けてほしいと依頼し、快く応じてくれた。案内をしてくれた生徒の9中で
 ・学校生活の中での生きがいは何か
 バスケットでの時間(気分転換、座ってばかりだから)、国際交流クラブでの活動、実際にスロバキアへ行って環境保全をテーマに話あってきた。
 ・将来の夢は何か
 まだ決めていないが、大学にはいって考えたいとおもう。 エンジニア 医者など





龍華中学校
歓迎の生徒たちが待つ到着
ジャー校長の自らのプレゼンテーション
歓迎の意味も含めて、ジャー校長先生自らが英語のプレゼンテーションを行う。大変クリアな英語での解説。学校の概要、インターネット活用、英語教育について説明
毎日7時間の授業があるという。
授業参観
 最初に「科学と技術」の授業を参観、テーブルの上に無線lanでつながれたノートPCがある。しかし液晶モニターをこれに接続して、グループ全員約10名が2つの画面を通してデータを活用している。プロジェクターで映す内容とノートで魅せる内容を分けて説明している。

2 国語
 教科書の内容をパワーポイントで説明、楷書、行書の違いなどたくさんの例を揚げて説明。不思議なもので、中国語のわからないわれわれも何を説明しているのか分かる。メディアの持つ特性をいまさらながら学習させてもらった。
3 総合学習
 今回のコーディネートをしてくれたアン先生の指導。2年生の授業である。中学生ながらほとんど英語で授業が進められる。京劇で使われるマスクの意味を説明。メイキャップの色がキャラクターをあらわしていることを説明。与えられたマスクにペイントショップで色をつけて、最後に英語で4-5行の文章でそれを説明する。
 生徒の動きは早い、指定のe-Learningサイトから塗りつぶすためのファイルをダウンロードする。塗りの操作を行うと同時に、アン先生の準備した英文「色とキャラクター」赤・・エネルギー などを英文でその関係を読み取りながら製作していく。
 わずかな時間であるがどんどんと進めていく、最後の作品の提示(画像一斉転送)を行うとともに、書き込んだ英文を発表させる。
途中で「このカラーは君のキャラクターなの」と聞いてみると「だいたいね」とこたえる。



2005年03月24日(木) 27日より台湾高雄市へ

27−30日まで台湾高雄市まで行ってくる
英語教育、ICT活用調査が主な目的

これまでの交流のベースが在るので大変よくしてもらっている



2005年03月18日(金) 英語会話能力

3月13日に韓国のケリスの所長、事務局長と会食をした。
そのためだけに東京に出向いたのだが、ゆっくりと話をすることができた。

当然英語でしゃべるのだが、聞くことにはまったく問題ない、

16日水曜日にはマルコラムさん(カナダからの留学生)とあった、ひたすらしゃべり、のみつづけ、最後は英語でしどろもどろとなった

CNNばかり聞いているのがいいのだろうか


 < 過去  INDEX  未来 >


kageto [MAIL] [HOMEPAGE]

My追加