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| 2002年04月29日(月) | 怒らない？ |
次男がそろばんの試験を受けた
翌々日車で迎えにいった時に聞いてみた
「試験どうだった？」
「怒らない？ 怒らない？」
なにかいたずらでもしたのかと思ったら
どうやら試験に落ちたらしい
わざと落ちたんじゃないでしょう？
一生懸命やったんだから怒ることは絶対ないよ！」
そういえば、数年前長男がそろばんの試験に落ちた時も
「怒らない？ 怒らない？」
って聞かれた
そういえば、ある時そろばんに連れて行ったら
そろばん塾が休みだった。
休みかと思い、そのままＵターンすると長男が
「ごめんね ごめんね 怒らないでね」といったことがあった
「怒るわけないじゃん」っていったんだけど
「何で怒ると思ったの？」って聞いたら
「わざわざ乗せてもらってガソリン代が無駄になった！怒ってない？」
そんなことで怒った記憶ないんだけど
どんな時に怒られて、どんな時が怒られないのか
よくわかっていなかったんだ思う
よくわかるような指導をしていなかったんだな きっと。
なぜ試験に落ちて叱られると思うのか
私は失敗を絶対に叱らない姿勢を強く持っているつもり
変な例だが、牛乳を水で薄めて飲むとか
ミルクティーにレモンを入れるだとか
髪の毛にガムをつけるだとか
壁に落書きするだとか
しないほうがいいことを「させないで教える」ことに反対で
やってみて覚えろ！ しない方がいいだろ！
もちろん、程度の問題はあるけれども
できるならやらせて納得させたいと思う
だから「怒らない？」の一言は恐怖だ
試験に落ちる → 怒られる と思われたことは
大変くやしい。
逆に言うと、常に自分の理念が子供に通じているわけではない
ということに気づくべきなんだろうね
通じないというよりも、生きてるキャリアが違うんだから
このギャップは死ぬまで続くんだろう
ということは、親は常に自分の姿勢をわからせるために
口をすっぱくして言い聞かせるわけで
こどもはそれがうっとーしいわけで
かくして我が家でも世間と同じように
もっと現実的に 親の試練 が
くるのだろう
