はなこせんせいの日記
教育の現場の様子と気付いたことを折々の出来事に載せて綴ります。

2005年02月28日(月) 怖い怖い

 今日は急きょ午前保育にしました。
というのも、インフルエンザでお休みするお子さんが多くなったからです。
大流行の兆しとテレビで言っていましたが、お休み明けにこんなに増えるとは、予想外でした。
 インフルエンザの予防接種を受けていても
感染したお子さんも多く、ウイルスの怖さを改めて感じました。
 幼稚園でも色んな対策を行っていますが、
とにかくまめに続けるしかないようです。
 皆さんも、十分に気をつけてください。
そうそう、ご家族で感染している方も多いです。
大人もインフルエンザはつらいそうです。
気をつけましょう。



2005年02月25日(金) はじめて

 今日は年長さんが初めていく老人ホームへ
訪問にいきました。
初めての場所でちょっと緊張したようでしたが、
さすが、回数を重ねているだけあって、
最後には慣れてきました。
 初めての緊張感、たまにやるのは大切ですね。
終わった後の達成感もひとしおでした。



2005年02月24日(木) お雛様の顔

 子供たちが雛人形を作りました。
学年によってそれぞれですが、お雛様の顔は
本人に似ているようで、とてもかわいいです。
 年中さんのお雛様はたち雛ですが、子供によっては
お内裏様よりもお雛様が大きかったりして、
「家庭での様子??」を見る思いです。なんて!
 一年間、様々な活動をしてきたことも
このお雛様にこめられています。
顔も表情豊かにかけるようになったし、
作品も最後までじっくり取り組めるようになりました。
家庭にもってかえったら、ぜひみんなのみえるところへ飾ってあげてください。
 きっと福のある春を呼んできてくれますよ。



2005年02月23日(水) 大きくなったね

 親子教室は、今日で今年度終わりです。
28回というと、一ヶ月にも満たない回数ですが
一年間かけて通った子供たちは、本当に大きく成長しました。
始めはお話を聞けなかったり、お友達と遊べなかったり、お母さんから離れなれなかったりと(当然ですが)初めての場所で戸惑っていましたね。
でも、何度も顔を合わせ、言葉を交わしていくうちに
だんだんと遊べるようになりました。
 お母さんたちも、今ではすっかりお友達に。
充実した一年間でした。
 来年は定員を絞って、その分行き届いた会にしたいと思っています。
今日から受付を始めました。希望者はお早めに幼稚園までお申し込みください。
 子供たちの巣立ちにとってもハッピーなはなこせんせいでした。



2005年02月22日(火) 前へ進め

 今日は夜研修会。
話の聞き方を先生たちで勉強します。
勉強は大人になればなるほど
必要になってくるって・・・
大人になってからわかったかも。
 自分を磨いて、子供にとっていい先生に
なれるように、前へ進んでいきます!
 それでは、行ってきます!



2005年02月21日(月) 慰問

 年長さんが老人ホームの慰問に行きました。
最近練習を始めた和太鼓の演奏を披露してきました。
おかげさまで、園の近くにホームがあっていつも交流できるので、
子供たちも楽しんできたようです。
 思い起こせば・・・老人ホームの慰問を始めたのは
昭和61年にさかのぼります。
 年に2回だけの訪問で、体の不自由な方をみて、「怖い」と泣き出したり、
「くさいよ・・」と目の前で顔を背けたり。
子供にとっては自然の反応だったのでしょう。それだけ回りにお年寄りがいなかったということにもなります。
 核家族は確実に増えていますが、老人ホームが目の前にできたことで、
小さいときから老人と交流をもち、子供たちの中でも「老いの姿」は自然なものとなりました。
 人間の誕生と死の間にある無数の変化。
説明を受けるのでなく、体で感じることは
子供たちにとって大きな学びになっています。
 いつも快く受け入れてくれるおじいさんおばあさんに感謝します。
長生きしてくださいね。



2005年02月18日(金) いってみるもんだ

 ママ磨きで紙の工場に行ってきました。
近くにある工場なのにぜんぜんわからなかったね・・!
とみんなわくわく!
 工場に入ると、色んな機械があって
丁寧に説明されました。
 今回はエコロジー勉強会と銘打って
出かけたので、みなさん、環境の点について
質問をしたり、有意義に過ごすことができました。
 そして、結論、自分たちが変わらなくてはということ。
消費者が変わることで、会社が変わり工場が変わるのだということです。
それを実感した見学でした。
見学の後には、体に優しい食べ物をいただいておしゃべり。
あっという間に時間が過ぎました。
 来年も行ってみたいです。
次は一緒にいきましょうね!



2005年02月17日(木) 心の姿勢

 年長さんがお茶会をしました。
おひな祭りには年中さんをお招きするので
ただいまお茶会強化月間?!
 今日は姿勢を勉強しました。
たち方、座り方を教えたところ、最初はぎこちなかったのですが、
何度か行ううちに上手になりました。
そして、とっても集中してお茶会ができました。
茶道の座り方は気がしっかりと落ち着く座り方だそうです。
 確かに、座り方を変えただけなのに
子供たちの様子まで、しっとりと落ちつきました。
びっくり!
 姿勢は心まで正す、心は姿勢に表れるのですね。
当たり前のような、でも、はなこせんせいには
大きな収穫になった一日でした。



2005年02月16日(水) 呼びかけ

 小学校のとき、みんなで呼びかけをした記憶がありますか?
はなこせんせいは小学校のとき、卒園式でやりました。
「さようなら」「さようなら」と在校生と卒園生が呼びかけあう
あれです。
 百石幼稚園でも、毎年しています。
今日、練習を聞きました。
 子供たちの話し方如何でなく、とにかく一生懸命はなすその姿に
心打たれました。
 ポイントを話し、もっとよくなるよというと、
すぐに飲み込み、ぐんぐん良くなります。
 子供ってすごいな・・!
 卒園式は、卒園児の保護者の方しか見られませんが、
その日を楽しみにしていてください。
いま、まだ幼い子供たちが
たった2,3年という年月のなかで大きく成長した姿を
必ず見ることができますよ。
 でも・・・わかってるけど、さびしくなってしまうはなこせんせいでした。



2005年02月15日(火) ふるさとの音

 朝の放送で「今日えんぶりをします」
と放送が入りました。 
 行こう!と決め、すぐに用意。
このあたりでは、春を呼ぶ「えんぶり」という
行事があります。
 でも、子供にとってはなじみが薄いので
この機会にぜひ!と張り切りました。
 毎年、行きたい!と思っても、行事があったり、
休みだったり、みんなで行く機会を逃していたのでした。
 えんぶり組が来ると子供たちの体が前に動きます。
みたいみたい!と気持ちがでるのです。
 子供と同じぐらいの子もえんぶりを舞います。
すごーい!
 今日は雪降りでした。寒いのにみんな真剣に見ていました。
これが私たちのふるさとだよ。
 大きくなったとき、雪をみてえんぶりを思い出してくれるといいな。
子供の中に、たくさんのふるさとを持たせてあげたい!
自分も遠くへ行ったとき、いろいろ思い出して、とても勇気付けられたから。
 卒園児がえんぶりを踊っていました。
文化がつながっていく様子を感じることができました。



2005年02月14日(月) 縄跳び記録会

 今日はなわとび記録会
いつもの成果を発揮しようと
張り切っていた子供たち。
 見事飛びきって、年長さんのトップは450回
年中さんは170回
年少さんは20回でした。
すごーい!
 の一方で、記録会が始まろうというそのとき、
急に元気のなくなった子。
熱を測ってもないのですが、本当に体調が悪そうで
話を聞いてみると、どうやら縄跳びが苦手なのだそうです。
 「すぐに記録会終わるからね」という先生の一言で、
あっという間に回復しました。
 個々の様子を探り、色んな世界が見られるように
心に寄り添いながら過ごしていかなくてはと
教えてくれた出来事でした。
 そういえば、はなこせんせいはマラソン苦手だったな・・・



2005年02月10日(木) 4段雪だるま

 うわ!
目が覚めたら、大雪ではないですか!
 車は雪に埋もれていました。
でも、こんなときは「やった!」と叫んでしまいます。
いっぱい遊べるぞ!
 今日は午前中、お茶会をしたり、スイミングがあったので
お昼に早速飛び出しました。
 たっぷりの雪に、雪球がすぐに大きくなり
なんと4段がさねの雪だるまができました。
 記念撮影しようよ!とみんな雪の前でピース!
その後は雪合戦。先生にみんなで雪だまの攻撃。
でも、負けてはいませんよ。反撃にでます。
 転げそうになりながら、笑って走ってあそびました。
最後は吹雪になってきたのに、誰も「先生、もうやめよう」といわない。
先生の方が「そろそろ時間だから、終わりましょう。帰りの準備をしなくちゃ」というまで、集中してあそびました。
あー楽しかった!。汗もいっぱいかいて、
ストーブも要らないくらい。着替えしよう。シャツを替えて。
 たくさん雪だまを投げたので、腕が重い。
少し鍛えなくてはと次の目標を決めたはなこせんせいでした
 



2005年02月09日(水) 一緒にあそぼ!

 今日は未就園児の子と年少さんが一緒に遊びました。
入園の心の準備といったところでしょうか・
 はじめは大勢の子供たちの勢いに圧倒されていたお友達も
次第に手をつないだりして一緒に踊ったり歌ったりすることができました。
最後は「またね!」と楽しくお別れしました。
 一年前は年少さんも集団が初めてで、輪の中に入っていけない子もいたな・・・と懐かしくまた、子供の成長の早さを改めて感じました。
 入園に向けて、保護者の方も、もしかしたら子ども自身より不安でいっぱいなのかもしれません。
 でも、安心してください。子供たちは一日一日前に進み、一年という月日を充実して過ごしています。
 来年の今日を少しイメージしていただけたかな?
 また、一緒に遊びましょうね!



2005年02月08日(火) ジャンプ!

 今日は年少さんと音楽遊び。
先生の話を聞いて、音楽に合わせてジャンプ。
 一年を終えようとしている子どもたちだけに
リズムをつかみ、考え、楽しむことができました。
 子どもの成長はこんなところからも伺えます。
毎日の積み重ねが確実に子どもたちの中に
「たまっていく」ことがわかって
とっても嬉しくなったはなこせんせいでした。
この瞬間、この仕事をしていてよかったな!!と
しみじみ思うのであります。



2005年02月07日(月) すべりたい!

 今日はお天気。天気になったら、近くの公園にある坂で
滑り台をしようと計画していました。
 早速いきました。
たのし〜!!
 スキーズボンがぬれたっって、平気!
転がったり、ジャンプしたり、雪だまを作ったり。
時間を忘れて遊びました。
 子どもたちには遊びがご馳走!
本当に満足した顔で帰ってきました。
 雪国だからできること、園だけでなく、周りの環境を生かしてどんどん遊びたいと思います!



2005年02月04日(金) 思い出

 昨日の豆まきの話題で盛り上がっていた子どもたち。
「オニはバスのおじちゃんじゃなかったね」
「だれだったのかな?」
 すっかり、家庭の話題になったようです。
行事が次の生活につながる、そんな瞬間です。
子供達にとって、豆まきもまた思い出として心に残るでしょう。
怖かったね、楽しかったね、大笑いしたよねと
たくさんの宝物をもって幼稚園のときを過ごしてほしいです。



2005年02月03日(木) いちもくさん!!

 今日は節分
豆まきをしました。
みんなでホールに集まって
豆まきの歌を歌い、節分の話をしていると・・
ドドドドドン!オニが入ってきました。
今年は、年長さんが一目散に逃げました!
先生の後ろに隠れる子もいました。
 年少さんは・・あれ?いない?
なんとお部屋に逃げ込むという回転の速さ。
 年中さんは・・壁際に張り付いたまま凍りついてしまいました。
それでも、果敢に豆を投げつけた勇者たちによって
オニは退散したのでした。
 「先生、こわかったよー」と後から震える子も。
「恐れ」もひとつの経験です。
オニもうそ、サンタもうそ、神様がみてる?わけがない・・とさめた目で世の中を見る子が増えています。
 でも、震災のように、確実に私たちの力の及ばないところで起こる出来事もあります。 ニュースを騒がせているように、悪事もいつか暴かれます。
 人間の力を過信せず、可能性を信じていけるような大人になってほしいです。私自身もそうなりたい。
 ともあれ、子どもたちにはインパクトの強い一日でした。
夜鳴きをしませんように。今年のオニは夫婦で登場。やさしかったですよ。 



2005年02月02日(水) 穏やかに

 親子教室がありました。
園庭や遊戯室で遊んでいる
子どもたち。
 今日はお天気もよく
心地いい光が窓から差し込み
遊戯室がほんわりとした空気で包まれていました。
 子どもたちも、楽しげに遊んでおりました。
その様子がなんともゆったりと穏やかでした。
満足して、集中して遊んでいるという感じです。
 親子教室ももうすぐ今年度の終わりを迎えようとしています。
参加した園児もぐっと成長しました。
 柔らかな光あふれる遊戯室で
子どもの成長に嬉しさが静かにこみあげてきました。
子どもの成長の喜びを保護者の方から分けていただき、
一緒に喜べることに感謝した時間でした。
 明日は節分。今年も一年、たくましく、大きな怪我なく
過ごしてほしいです。



2005年02月01日(火) 失敗

 大変です。
連絡ミス。親御さんから頼まれていたこと
担任の先生につたえませんでした。
 案の条、ご迷惑をおかけしました。
人間の起こす「ヒューマンエラー」は
防ぎようがないもので、そのために2重3重の
確認をしています。
 でも・・・本当にすみません。やってしまいました。
「大丈夫ですよ」といってくださった保護者の方が
仏様に見えます。
 ドドーンと落ちこむはなこせんせいでした。


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