だだ争論

だだの日記

2005年08月29日(月) 一大決心

5年ほどお世話になったプロバイダーとお別れをすることを決意。
今後、アドレスは@mac.comを使用しようと思う。
ウィンドウズ環境だけど。



2005年08月21日(日) 無題な日曜日

仕事をこなしながらとは言いつつも、
2連休の二日目。

以前からクライミングをやってみたかった。
京都在住時に某氏からおもしろいよという話を聞いていたし。
日曜なら体験教室みたいなのをやってるかと思ったけど、
第2、4日じゃないとやってないとのこと。
残念。。。

天気が悪めで遠出は遠慮したい感じだったので
ビジネス街のスタバに行って、のんびりくつろぐ。
パソコンを持っていって、先日の山行の日記を綴っていた。
書き出したら止まらなくてあっという間に数時間が経過。
DVDも持って行っていて観ようかと思ったけど、
終了時間が遅くなってしまいそうだったので
諦めて自宅へ戻る。
今日思ったのは、やはり家よりかは外の方が集中できる。
PCを持っていってDVDを観たりするのは非常にありだなと思った。
ビジネス街なら日曜はだいぶすいてるし。

さて、約5年ほどお付き合いしてきたso-netサンと
お別れをすることに。
名残惜しいけどしょうがない。
どこがいいのか結局分からないけど、
ocnあたりがいいのかなー。悩む。



2005年08月15日(月) アルピニストよ、永遠に! pt3

今日は5時15分に山小屋を出る。
出発前にエザキ老人と記念撮影。
本当にこの人にはお世話になった。

歩いている途中、昨日はまったく見えなかった五竜が顔をのぞかせていた。
まったく小憎たらしい奴め。
だけど、すぐに霧で隠れてしまった。
山の天気なんてあっという間だ。

今日は5時間30分の行程とはいえ、帰るのがメインの日。
昨日よりかはましな岩場をのぼりつつ進む。
途中、人が滑落した現場に遭遇。
落ちた場所がよかったので大事にはいたらなかったが、
服の腕部分を血でにじませながら休んでいた。
気持ちが身に入る。人ごとではない。

唐松で老人と別れ、僕は八方尾根を下る。
ようやく太陽が出てきて、たった数時間だけなのに日に焼ける。
八方池あたりになるとだいぶ観光客が多くなり、人ごみがしんどい。
高原植物が美しかったが、あまり楽しむこともせず、
リフトやゴンドラを乗り継いでお昼には下界に着いた。
あっという間の3日間だった。

一日活動して、食べて寝るというシンプルな生活が山の好きなところ。
プラス、朝焼け、夕焼け、星空がポイントになってくるのだが、
今回はこれらはさっぱりだったので、残念であった。
でも、次回行きたい候補がいくつかある。
山はお盆休みの恒例行事(誰がなんと言おうと)にするつもりなので、
来年をまた楽しみにしたい。

■立山・剣(北アルプス)
お手軽に行ける室堂は本当にいい
■槍・穂高(北アルプス)
王道だけど、未だ経験なく。過去雨に泣いたことがある。
■木曽駒・空木(中央アルプス)
中央アルプスはまったく行ったことがない。
■赤石あたり(南アルプス)
南アルプスはもう5年もない。
北アルプスに比べたらあっという的に経験がない。

白馬八方温泉に浸かり、3日分の汗を流せて気持ちよかった。
そばの駐車場で濡れたテントを乾かすこともできたし。
iモードでこの間のニュースを確認するが、
大した出来事はなかったらしい。
ただ、ホリエモンへの衆院出馬要請にはウケた。

臨時特急に乗って白馬から名古屋まで。
電話で後輩とご飯を食べる約束を取り付けた。
そのため、ビールは名古屋まで我慢
(ちなみに、山では350ml缶で550円、
生ビールで900円です。リポビタンDは400円ね)。

名駅に着いたら念願の「世界の山ちゃん」へ。
噂には聞いていたが、手羽先が本当においしかった。
だが、ホッピーはまずかった。
その後、愛知万博のサテライト会場まで歩いていき
万博気分を満喫。

今日は朝から筋肉痛が激しくて、
山でもそうだったが、特に駅での階段上り下りがだいぶ応えた。
電車を乗り継いで我が家に辿り着いたときは安堵した。
いろいろあったけど、今回も◎な山行でしたとさ。

<荷物一覧>
テント、シュラフ、銀マット
カッパ、服(Tシャツ×2、長袖Tシャツ×1、長ズボン×1、短パン×1、下着×3、靴下×3、タオル×3、帽子、軍手)※短パンよりかは長ズボン×2のほうがいいのでは?
ガス、コンロ、食料(米4合&レトルト、味噌汁×4、ラーメン×4&餅、紅茶&コーヒーセット、オールレーズン、ハイレモン、チョコがけバウムクーヘン、板チョコ1枚、チョコスナックパン)※スナックパンは余るが必須。今回は雨で大した休憩がとれず、お菓子類がだいぶ余った。
薬、ヘッドライト、アーミーナイフ、本※冊数を減らしてでも軽くした方がよい、MD、マップ、カメラ、ゴミ袋


<使用経費>
32000円



2005年08月14日(日) アルピニストよ、永遠に! pt2

朝3時30分に目覚ましをかけていたのに、
例の隣の集団がうるさく3時過ぎには起きてしまう。
無神経過ぎる。

昨夜から降り始めた雨は、テントを撤収する頃にはやんでいたが、
風がいっそう強くなっていた。
テントを片付けるのが大変であったし、
ポールが曲がってしまったよ。
本日は5時10分に出発。
だらだらとした登り坂が続くが、困難ではない。
ただ、台風並みに風が強くてつらかった。
しかも、常に西から吹くので、稜線の左側を歩くときが大変。
右側に入った時にさりげなく休憩する。
こんな荒天なので周りには誰もいず、
風の音だけが聞こえる。
ペンキマークを目印にガレ場を丁寧に歩いていると、
自然と一人だけの世界に入る。
一歩足をすべらせれば、確実に死ぬ。
そんな状況下で自己と向き合っていれば
だんだん神経が敏感になっていき、
五感が研ぎ澄まされていくのを覚える。
足場に全神経が集中し必死に歩き続けるが、
そのすべてはただ生きるためだけの行為。
こういうのが一人登山の醍醐味。
黙々と歩きながらそんなことを思っているとやがて頂上に着いた。
日本百名山の一つ、鹿島槍ヶ岳。
が、展望はまったく優れず、風が強くてそれどころじゃない。
頂上にはさすがに人がいて、記念撮影を手伝ってもらったりしていたが、
5分もしないうちに出発。
雨も徐々に強くなってきた。

実はこれからのコースが今回のメインイベント。
今日のコースタイム、9時間15分というのは
僕に取って未だ経験したことのない領域。
通常なら6時間くらいを目処に、昼過ぎには到着するのが一番望ましい。
しかも、地図に危険マークの付く難易度の高いコース。
それゆえ、出発前から多少の不安を感じていた。

いざ進んでみると本当にきつい。
もしかしたら天気がよければそれほどでもないのかもしれないが、
強風の中、雨が真横から打ち付ける状況の中、だいぶつらい歩行が続く。
しかも、崖をよじ降りたり、鎖にしがみつきながらだったりと
かなり命懸けで、アドレナリン出まくり。
でも、こんな道が好きだったりするのだ。
ペンキマークを探しながら、足場になりそうな岩を見つけ
頭の中でイメージ(シミュレーション)しながら岩稜を歩く。

とどめが北アルプス有数の八峰キレット!
断崖絶壁にハシゴや鎖がかけられ、本当に足がすくむような思い。
でも、危険地帯だけに、鎖やハシゴが整備され、
ほかよりかは歩きやすかったりもする、実はね。

キレットは攻略したものの、先はまだ長い。
いったんキレット小屋で休憩し、今度は五竜岳を目指して進む。
今が9時10分で、テント場まで4時間40分だから
単純に計算すれば14時前後には到着のはず。
時間的には大丈夫だから落ち着いて行こう、なんてことを思いながら。

だが、天気はさらに最悪な状況になりつつあった。
ここまで来たらもう戻るのもしんどい。進むのみ。
とはいえ、だんだんと疲れが出てきて、歩行スピードが落ちてきた。
雨で岩場が濡れ余計に神経を使うし。

しかも、だんだんと寒くなってきた。
その時はカッパにTシャツ1枚という出で立ちであったのだが、
徐々に体温が下がり、体力が奪われていくのを感じていた。
自分でもやばいと分かっていたが、今ここで着込めば
その服が濡れた時にテントの中で着るものがなくなってしまう。
そのことが頭にあってしばらくは我慢していたのだが、
もう本当に限界が近づき、テント場のことより前に、
辿り着くまでを心配しなくてはと思い
フリースを着ることにした。
後から振り返ればこの判断が遅れていたら
とんでもないことになっていたと思う。

何よりつらいのが休憩できないこと。
雨をよけられるようなところが全然無く、
雨に打ち付けられながらじっと座ってるのが休憩の一種に。
そんな時でも、チョコをひとかじりするだけで、
疲労が回復するのを実感できる。
それに、一口水を飲んで喉を潤すのも貴重な行為。
生きていく上で、水というのが本当に手放せないものだということを痛感する。

五竜に近付くにつれ、道はさらに険しくなる。
岩場が急すぎ。
高さ30〜50mはある、ほぼ垂直の岩場が目の前に立ちふさがり、
登る気力を打ち砕く。
もう、登るのも嫌という精神状況を奮い立たせて、
はい登ったり、崖にしがみついたりする。
手がかじかんでいたが、鎖も手放さないように必死でつかむ。

僕とほぼ同じペースで60歳前後の老人がいて、
気持ちの面でサポートを受ける。
彼が数十メートル先を歩いていながらも、視界に入っていることで
安心感を覚え、負けないように、遅れないようにと
気持ちを奮い立たせる。

そんなこんなで、今日2つ目の百名山、五竜岳に到着。
カッパの中もゴア靴の中も、完全に濡れていて、
感慨深さもあったもんじゃない。
すぐに小屋に足を向ける。

そこからさらに1時間歩いて無事に五竜山荘に到着。
迷わず、小屋泊を選ぶ(もちろん素泊まり)。
生まれて初めての山小屋だったりするのだ。

テントでの縦走は、自分と向き合うことのおもしろさがあるけど、
山小屋は人とコミュニケーションをとれるのがおもしろい。
夕食時にいろんな人と会話をしながら楽しいひと時を過ごす。
その時気づいたのだが、今どき山で普通にお米を炊くのは珍しいらしい。
ふと周りを見渡したらアルファ米を使ってお手軽にご飯を食べていた。
確かに、お湯をそそぐだけなので便利だし、荷物も軽くなる。
値段は高いかもしれないが、
4合の米を用意するのに米2キロを購入するのを考えたらとんとん。
他人の食事風景を見ながらいろいろ勉強させてもらう。
魚肉ソーセージとか、チーズとかも行動食には便利そうだった。

部屋では今日ほぼ一緒だった老人、エザキ氏と一緒だった。
このまま北上を続け、親不知まで出ると言う。
いろいろ興味深い話を聞かせてもらいながら就寝。

今日は登山生活において、どん底を経験したと思う。
だが、この経験が登山だけでなく、人生にも活きてくるのでは。
本当に勉強になった一日だった。

夜は天気も回復傾向にあり、
下界に信濃大町の夜景が見えきれいだった。



2005年08月13日(土) アルピニストよ、永遠に! pt1

3年ぶりの日本アルプスへ。
仕事を始めてからは縦走なんてできやしないと思ってた。
何日も山にこもってという醍醐味は味わえない、と。
けど、3日あれば充分行って帰ってのではとふと気づいた。
行けるところは限定されるが、それでも行けないよりかはずっといい。
山を忘れないためにも、感覚が錆び付く前に、
この夏は是が非でも行かなくては。
いつしかそんな心境になっていた。

そのために、GWは四国の剣山・石鎚山へ。
大阪南部の山にも登ってきた。
いずれも日帰りとはいえ、手応えは充分。
縦走はこんな日帰り登山よりもずっと楽しい。
期待に胸を膨らませ、満を持しての今回の山行だった。

行き先は北アルプス、鹿島槍・五竜。
前日夜遅くに信濃大町まで辿り着き、
駅寝はできそうになかったので近くの会社の軒先を借りて就寝
(お盆だし、翌日は5時起きだしね)。
さすがに、夏ど真ん中だというのに長野は肌寒い。
テントを使わずシュラフにくるまるなんて久しぶりだ。

翌日は予定通りに起き、5時35分のバスに乗車。
朝一番のバスだけにほぼ満席だ。山に近づくにつれ、
バスの窓ガラスには小雨が打ち付けていた。
天気予報で事前に確認していたとはいえ、天気が悪いのは残念。
でも、天気が悪くても山は楽しめる、と気持ちを持ち直す。
扇沢には30分ほどで到着。
立山黒部アルペンルートの玄関口だけに、
早朝にも関わらず人がいっぱい。
その人たちを横目に朝食のラーメンを食べ、
登山届けを出して出発した。
いきなりの急坂&3日分の食料×テント類一式を背負って登るのは正直応えた。
本来なら1時間に1回の休憩のところを、30分置きに繰り返し、
何度もこんなはずではと思った。
というか、ただただつらかった。
途中、水を1リットル分こぼして軽くしてみたり。
尾根に出さえすればと言い聞かせて4時間弱登り続け、
昼前には種池山荘に着いた。
ここまで、休憩時間を含めた歩行時間と
コースタイムがほぼ一緒で一安心。

充分な休憩を取った後、再び重い荷を背負って出発。
が、向かう先は超ガスガス。視界10〜30mがいいところ。
小雨も降り出し報われない登山が続く。
雷鳥のさえずりに心和まされたり、
ハイマツが増えて植生の違いを楽しんだりする。
尾根に行ったん出てしまったので、もうコースは楽々。
雨というより風が難儀だったがほどなくして今日のキャンプ場、
冷池山荘に着いた
(ずっと「れいちいけ」と読んでいたが、実際は「つべたいけ」)。
テントを張って紅茶を作ってほっと一息。
夜まで本を読んだり音楽を聴いたりと、
何をするわけでもないうだうだした時間を過ごす。
山でのこうした時間が本当に好き。

夕食はボンカレー。コッヘルを買い替えたばかりで不慣れだったのと、
無洗米を使って水の加減がいつもと違ったのでちょっとだけ失敗した。

食べ終わった頃にはもう真っ暗になっていたので、
素直にシュラフに入り込む。
隣の、恐らく大学の登山部の集団がうるさくてなかなか眠れなかった。
21時になってもぎゃあぎゃあ喋ってるのは非常に迷惑だ。やれやれ。



2005年08月03日(水) 夏の必勝プラン

この夏の予定が決まった!!

インスピレーションと緻密なリサーチにより、
「大自然を満喫するプラン」が完成。
去年は、知人宅を借りて「京都の夏満喫プラン」だったなー。

今回も一人でめいっぱい楽しんじゃおう!


 < 前の日  目次  次の日 >


だだ [profile] [mail]