しもさんの「コラムニストを目指して」

2006年12月29日(金) 温泉くらいは地方に任せて〜東京の温泉ブームに一言

最近、温泉ブームとかで東京には、足湯をはじめ、
多くのSPAがオープンしている。
今まで、地方の専売特許だったはずの「温泉」。
確かに、都民にとっては会社帰りに温泉があった方が便利だろう。
しかし、すべてを東京都内で解決してしまうことに、私は危機感を覚える。
伊豆のある温泉街では、大きなホテル・旅館が、泊まったお客の要望に応じて
館内にラーメン屋からカラオケまで整備したところ、
観光客は外出することがなくなり、
温泉街全体がさびれてしまい、観光客が減少したという話を思い出した。
その解決策に採用されたことは、浴衣に下駄のスタイルで、
カランコロン鳴らしながら「外湯」を目指して、
外へ出てもらう仕掛けだったと言う。
今回の「東京温泉ラッシュ」という動きを、
私の住む「伊豆」という地方から見た時に、
東京だけの発展を考えるのではなく、
日本全国の活性化を視野に入れて開発を進めて欲しい、
と思うのは私だけではないだろう。
今の掘削技術をすれば、
「温泉」を整備することは簡単なことかもしれない。
しかし「東京」という地域がひとり勝ちをするのではなく、
自然を活かした「温泉」などは、地方に任せるくらいの太っ腹を期待したい。
もちろん、地方も「おもてなしの心」に、磨きをかける必要があるが……。

http://www.janjan.jp/living/0612/0611184942/1.php



2006年12月17日(日) 「義務」とは、人として行うべき道

「義務」とは、人として行うべき道―来年に向けて、
手帳のメモ整理をしていたら、ひょっこり出てきたフレーズである。
日本国民の義務と言えば「勤労」「納税」「教育」であるが、
最近では、働かない若者が増えてきたし、
税金の滞納額が驚くほどの数字を示している。
さらに、子どもをしっかり「教育」できない親も増えている。
これは「仕方ないでしょ」では済まされないことだと思う。
だって「日本国民の義務」だから。
「義務」とは、人として行うべき道……に当てはめれば
「勤労」「納税」「教育」も、人として行うべき道なのである。
人として生まれ、人として生き、人として死んでいくのであれば、
最低限の義務は果たすべきであろう。
義務とは「しなければならない努め」という意味であるが、
無理矢理、誰かに押し付けられるものではなく、
人として率先して行うべきこと、と解釈して欲しい。
巷を賑わせている、いろいろな問題の解決は、
もしかしたら「義務」の再定義にあるかもしれない。

http://www.janjan.jp/living/0612/0612096184/1.php


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