しもさんの「コラムニストを目指して」

2002年03月31日(日) 「振り返ると涙が出てくる職場」

明日の歓送迎会を前に、のんびり4年間を振り返ってみた。
するとなぜか、涙が出てきた。(^.^;)
4年前、社会教育課に異動が決まった時、
多くの人に「何か悪いことをしたのか?」と聴かれ悔しかった。
また、公民館へ運ぶ荷物の整理をしていた私に
「公民館に夜逃げ?」と声を掛けてきた職員がいたが
「バカ言うな、田園調布へ引っ越しだよ」と答えたのを覚えている。
そんな私の公民館の異動を一番喜んでくれたのは、
当時、よく遊んでもらっていた先輩であった。
「よかったな、希望のところへ行けて・・、俺は苦手な広報係だよ」
と、自分の異動を抜きにして、私の異動を喜んでくれた。
そんな先輩が、仕事に悩み自殺したのは、
それから1年半後のことだった。
人間って、これほど涙が出るのかと思うくらい、私は泣いた。
そして今回、先輩が飲みながら、
「この仕事、お前にあっているよ」と言ってくれた
広報広聴係を任されることになった。
あの時の想いを胸に秘め、先輩の分まで頑張ろうと心に決めた。

教育委員会、社会教育課。いろいろな人と出逢い、
とても居心地のよい職場だった。そしてあっという間の4年間だった。
スタッフに恵まれたのかもしれない。やはり思い出は尽きない。
明日の歓送迎会は泣かないようにしよう、と思っているけれど・・
どうかな?。

「振り返ると涙が出てくる職場」はいかが?



2002年03月30日(土) 「『暗中模索』の意味を答えなさい」

「あなたは茂作さんではありませんか?」
英語の時間に居眠りをし、起きたら現代国語の授業だったという笑い話。
ラジオから流れてきたエピソードだった。
一度、その話を聴いてしまったら、
もうその意味が頭から離れなくなってしまった。
今日、どんなに素敵な言葉をメモしても、このフレーズに勝てないと思う。
それくらい、インパクトが強い言葉遊びである。
言葉の大切さも面白さを知りながら、
どれだけインパクトの強いフレーズを、外に向けて情報発信できるか?
私に与えられた役割のような気がする。
私のところの「広報広聴」は面白いよ、という読者の皆さん。
是非、メールで御連絡下さい。

「『暗中模索』の意味を答えなさい」はいかが?



2002年03月29日(金) 「その場その場で、結果を出していく姿勢」

サッカーの中田選手はポーランド戦で、思わぬ?活躍をした。
いや、これ以上のアピールはないほどの存在感である。
これが彼のやり方だと、新聞は絶賛していた。
そのやり方が「その場その場で、結果を出していく」である。
与えられたその場で、結果を出していくことは、なかなか難しい。
しかし、中田は周りが納得する結果を出してきた、と言える。
私たちも、人事異動で与えられる条件が変わるが、
心構えとしては「与えられた場所で咲く」を基本としたい。
大きな結果でなくてもいい、小さくともキラリと光る
そんな成果を出していきたい、と思う。
新しい職場で、どんな結果が残せるのか、
自分自身に期待してみよう、と思う。

「その場その場で、結果を出していく姿勢」はいかが?



2002年03月28日(木) 「全ては、感謝2・愛1の割合で考える」

水の性質に関心を持ち始め、読み出した
「水は答えを知っている」(江本勝著・サンマーク出版)は面白い。
以前「ありがとう」「ばかやろう」という文字を見せるだけで
水の結晶が違う話をした。
今度は「愛」と「感謝」の違いでメモをした。
同じようにきれいな結晶ができるが「感謝」のほうがよりきれい、
ということが書いてあった。
それは水(H2O)の元素とも割合は同じ。
人の話を聞く耳が二つ、自分の愛を伝える口が一つ、とも割合は同じ。
感謝の気持ちを持って生きること。
これが、人間らしい生き方だと書いてある。
この短い文では、うまく表現できないことが悔しいが、
「愛」より強いエネルギーが「感謝」と知っただけでも嬉しい。

「全ては、感謝2・愛1の割合で考える」はいかが?



2002年03月27日(水) 「苦情の解決策より、提案のお礼」

4月より配属予定の広報広聴という仕事。
町民からメッセージが、多数寄せられる。
それはそれで、嬉しいことである。
町民の「まちづくりに対して無関心」が一番つらいから。(笑)
学校でも、いじめより無視される方がつらいと聴くし・・。
ただし、聴くことばかりに専念しては、情報発信できなくなることも
頭の片隅に入れておきたい。
苦情のメッセージに対して、親切丁寧な解決策の回答をもらうより、
しばらくして「あなたの提案のおかげで、町がよくなりました」という
メッセージをもらったほうが嬉しいのではないのかな、と思う。
(もちろん、私の考えであるが・・・。)
人の心に触れる「広報広聴」を目指したいと思う。
頑張っている人達、素敵な人達を多くの人に紹介する気持ちで
新年度を迎えたい。

「苦情の解決策より、提案のお礼」はいかが?



2002年03月26日(火) 「飛地の合併を考える発想」

国内を駆け巡っている、平成の大合併論。
静岡県でも、静岡市と清水市が合併について協議している。
そんな話をしていたら、
「そういえば、群馬のどこかの村では、
東京世田谷区と合併を考えているらしいよ」という話を聞いた。
へぇ〜、と笑いながらも、新しい発想にはっとさせられた。
今までそんなことを考えたことがなかった。
でも、人口の少ない山の中の村は、
地続きの近隣自治体と合併しても、村にはほとんど変化がない。
それならば、飛地でも世田谷区と・・と考えたのだろう。
もちろん、何かしらの交流があると考えられるが、
合併の相手を選ぶなら・・という発想が面白い。参考にしたい。

「飛地の合併を考える発想」はいかが?



2002年03月25日(月) 「ホームランは技術で打つ、と言える知識」

ホームランは、力(パワー)で打つものだと思っていた。
しかし、それは大きな間違いだった。
落合をはじめとした、歴代のホームランバッターが口を揃えたように
「ホームランの打ち方」を解説している番組を見た。
それが、ボールやバットの芯をはずすことだった。
これには驚いた。
今までジャストミートこそホームランになると
信じて疑わなかったのだから、無理もないけれど・・。
ホームランは、わざわざボールがあがる打ち方をするらしい。
「ヒットの延長がホームラン」「ホームランの打ちそこねがヒット」
なんて言葉に惑わされ、関連性を力説していたのに・・。
最初から打ち方が違う、そしてパワーで打つものでないということ、
そんなことを知ったから、ますます野球観戦が楽しみになってきた。

「ホームランは技術で打つ、と言える知識」はいかが?



2002年03月24日(日) 「どんなことでも必要だから起きるという発想」

私たちは、仕事の癖で、どうしてこういうことが起きたのか?
を真っ先に考えてしまう。
ついつい、現状分析をしながら問題点を探り出し、
その原因を、なんとか取り除こうとする。それが普通であろう。
しかし、問題が起きたということは、その時、その場所で、
必要だったから、と考えてみる発想もある。
交通事故も、喧嘩も、恋愛も、人事異動も・・(笑)
全てその人の人生において必要だったから、起きるのである。
この経験を、人生にどう活かしていくのか。
そちらを考えた方が、大切な時間をもっと素敵なことに使える気がする。

「どんなことでも必要だから起きるという発想」はいかが?



2002年03月23日(土) 「部屋の掃除をしながら、心の掃除もする」

この時期、部屋の掃除をすることが多い。
なんという理由がなくても、したくなる。
ただ、誰かが手伝ってしまっては意味がないと思う。
自分の部屋を掃除しながら、いろいろな思い出も整理する。
そうすると、心も掃除されるという。
新しいことをしたくなったら、何かを捨てなくてはいけない。
わかっていても、なかなか出来ないのが現実ではあるが・・。
「捨てる」という単語は、あまりいいイメージがないけれど、
時には、今までの思い出も捨てることを考えてみよう。
喜怒哀楽の心も掃除することが出来れば、
本当の意味の「心機一転」といえそうである。

「部屋の掃除をしながら、心の掃除もする」はいかが?



2002年03月22日(金) 「100年に1度の暖かさを体験している喜び」

桜が入学式まで持たない・・・と騒いでいたと思ったら
今度は、今年の暖かさは100年に1度だ、というフレーズが
やたらとニュースで飛び交っている。
2年前から、100年期だ、世紀越えだ、という言葉が
なんだか一人歩きをしていても、私にはなぜか実感がなかったが、
今回だけは、妙に感じている。
43年生きてきて(もちろん、小さい頃の記憶は薄いが・・)
本当に暖かい冬だったなぁ、春の到来が早かったなあ、と
思えるから・・・。
どうせなら精一杯、100年に1度を味わって、
自分の孫達に、こんな年もあったと伝えたいと思う。(笑)

「100年に1度の暖かさを体験している喜び」はいかが?



2002年03月21日(木) 「自分で決めて行動で示すという能力」

人にはいろいろな能力があると思う。
その中で、私が一番欲しい能力は、行動能力である。
「頭の良し悪しは、難解な問題が解ける、解けないではなく、
自分のことは自分で決めること、そして決めたら行動で示す能力」だと
思っている。
なかなか自分で判断し決めることが出来なかったり、
たとえ決めても、すぐ行動に結びつかない人が多いので、
男性でも女性でも、とても行動的な人に惹かれてしまう。
そんな人をみると、この人は頭がいいんだなぁ・・と感心する。
気にして見ると、私のまわりにも行動能力のある人が
大勢いることに気付く。とても羨ましい。目指したいと思う。

「自分で決めて行動で示すという能力」はいかが?



2002年03月20日(水) 「自然の力を借りて勝負するスポーツ」

先週末の競輪ツアーは、ギャンブルだけでなく、
初めて行った私に、いろいろな楽しみを教えてくれた。
何気なく持ってきてしまった競輪の新聞が、ヒントをくれた。
なんと風の抵抗を意識してレース展開をすれば
(もちろん、他にも要素はあるけれど)
50歳代が20歳代に勝てるスポーツであることを教えてくれた。
若さにまかせて力ずくで突っ走っても、人間の力には限界がある。
最後の直線勝負のために、どれだけ体力を温存できるか、
これが競輪の面白さ、楽しさなのかもしれない。
自然の力を借りれば、まだまだ若者に負けない勝負が出来る。
これは、競輪だけでなく、ゴルフでも同じことがいえるだろう。
風とか雨などの力を借りて、楽しむことが出来れば
もっといいスコアーが出るかもしれない。(笑)
暖かくなったことだし、そろそろクラブを握ろうかな、と
思い始めた私がいる。

「自然の力を借りて勝負するスポーツ」はいかが?



2002年03月19日(火) 「自分の行動に対して、喜んで責任をとる姿勢」

なんの本で読んだ台詞か思い出せないが、
私のシステム手帳に、書き込まれていたメモ。
なぜか、幸せとは?の見出しがついていた(笑)。
正確には、
「自分の行動に対して喜んで責任をとる時、人は幸せを感じる」
なるほどなぁ・・と読み返した。
年度末が近づくと、どうしても一年を振り返ることが多くなる。
しかし、どうしても着手できなかったことや、
うまくいかなかったことが、課題として残る。
新年度を迎えるにあたり、誰々の責任とするのではなく、
喜んで自分の責任として対処しなければならないな、とつくづく思う。
こう言いながらも、ちょっぴり自信のない私がいる。
でも、気持ちだけでもそうありたい、とメモを丸で囲んでみた。(笑)

「自分の行動に対して、喜んで責任をとる姿勢」はいかが?



2002年03月18日(月) 「強い男は美しく見えまする、を言われたい願望」

今回のNHK大河ドラマ「利家とまつ」。今回はこの台詞。
(楽しみにしているという人が多くて、外せません(笑))
蒲生の息子?(役柄を見落としたm(。_。;))m ペコペコ…)が
前田利家に言うシーン。
今は、戦国の時代ではないから、戦いに強い、弱いと言い切れないが
仕事に置き換えればいいのかな?とメモをしながら考えていた。
男はやっぱり仕事だよ、なんて書くと、反論がきそうだが、
私が古い人間なのか、今でもそう思っている。
毎週のように家族とどこかへ出かけるマイホームパパが
悪いと言っているわけではない。(言ってるかも・・(^^;;)
週末は、仕事の疲れで寝ているお父さんだって、
家族に「強い男に見られたい」と思っているはずである。
だからこそ、がむしゃらに働くんだと思う。
そんな男心、女性にはわからないかな?・・・。

「強い男は美しく見えまする、を言われたい願望」はいかが?



2002年03月17日(日) 「ギャンブル場の子供向けイベント反対という視点」

ポカポカ天気に誘われて、職場の仲間と競輪場に出かけた。
ついた途端、遊園地・動物園かと思わせるほど、
小さい子供を連れた家族の多さが、気になった。
観客離れに歯止めを掛けようと、どの公営ギャンブルも
休日には、キャラクターショーを中心にイベントが催される。
しかし、私は反対である。
隣では、一儲けしようと目の色を変えて、汚いヤジを飛ばし、
外れ車券をその場に捨てる光景が繰り広げられている。
そんな光景を子供達に見せたくない、心からそう思った。
以前から子供に「生きる力」ほ求めるようになったが、
車券のマークシートの塗り方を教えるのは、
決して「生きる力」とは言わないと思う。
パチンコや公営ギャンブル場などは
いくら親が同伴と言えども入れてはいけない、そう感じている。
どうして自分の子供を、公営ギャンブル場に連れて行くのか、
私には理解できないことである。

「ギャンブル場の子供向けイベント反対という視点」はいかが?



2002年03月16日(土) 「いつもの道を反対から歩いてみる冒険(笑)」

毎日が退屈になったら、自分の生活を振り返って見よう。
たぶん、同じ時間に起きて、同じ行動をして、同じ時間に寝る。
よく言えば、安定した生活。
ちょっと意地悪にいえば、刺激のない生活。
どちらが悪いといっているわけではない。
ただ、いつもしている行動を、反対から始めてみよう。
起きたら、顔を洗って歯を磨いて、朝食して、トイレに・・を
トイレに行って、朝食して、歯を磨いて・・に
順番を変えてみるだけでもいい。
通勤の道を、一本ずらしてみるだけでもいい。
きっと、刺激的な出来事が起こるはずである。

「いつもの道を反対から歩いてみる冒険(笑)」はいかが?



2002年03月15日(金) 「すべてが『ちょうどいい』と思える考え方」

今、読んでいる「人生に恋しよう」(金盛浦子著)で
見つけたフレーズ。
不平不満があっても、それはそれで「ちょうどいい」
ちょうどいい時に、ちょうどいい人に出会い、
ちょうどいい出来事の中で生きている。
そう、考えてみようという提案なんだと思う。
自分を取り囲む全てのものが、ちょうどよく配置されている。
現状に不満ばかり抱いても、何も道は開かれてこない。
それなら、すべて「ちょうどいい」と受け入れて
与えられた環境で頑張ってみたらどうだろう。
また、ちょうどいい時に、ちょうどいい人に出会い、
ちょうどいい出来ごとが起こるかもしれない。(笑)

「すべてが『ちょうどいい』と思える考え方」はいかが?



2002年03月14日(木) 「恋愛は二人で燃え上がるという考え方」

最近、妙に恋愛の話をすることが多くなった。
ホームページに訪れてくれる女性に感化されてか・・・(笑)
インターネット上に配信されている恋愛日記を読んだ感想と
先日読んだ本に書かれていたコメントがピッタリだったので
紹介したい。
「恋愛は、一人で勝手に反応するのではなく、
化学反応のように必ず相手と一緒に二人で燃え上がる」
片思いの日記を読んでいるとせつなくなる。
やっぱり、仲良しルンルンの日記は、読んでいて微笑ましい。
恋愛は、二人で・・・なるほどな、とメモをした。

「恋愛は二人で燃え上がるという考え方」
 忘れたくないな・・

PS.今日から突然「〜生き方」に拘らないことにしました。
   考え方、視点などを「生きるヒント」として提案していきます。
   お楽しみに・・



2002年03月13日(水) 「出来る男は・・・と考える生き方」

本屋で見つけた
「銀座ママが教える『できる男』『できない男』の見分け方」。
タイトルに惹かれ、つい手を伸ばしてしまった。(笑)
内容は、ちょっぴり中谷彰宏さんに似ているなぁ・・
という感想を持ちながら、
いくつかのフレーズは私のコラムに登場するかもしれない。
注目は「出来る男と呼ばれたい」という男心をくすぐられたこと。
いくつになっても「出来る男」という評価を欲しがる男って単純、
そう思いながら読んでみた。
「私って全然出来る男とかけ離れている・・・」
愕然として本を閉じた。でも、勉強になりました、出来る男の条件。

「出来る男は・・・と考える生き方」はいかが?



2002年03月12日(火) 「何にもならないから座禅をする生き方」

「座禅は何の為にするんですか?」
大学生は、特別講師のお坊さんに尋ねた。
その疑問にお坊さんは、さらっと答えた。
「何にもならないからするんじゃ・・」。
座禅に目的などない、心を空にする為にするのだから。
彼はそう言いたかったのだろうか?それ以上、何も言わなかった。
時には、何の目的もなくただぼーっとする時間が欲しくなる。
ぼーっとする時間を持とうと思ってするのではなく、
目的もなく、空を見上げたり、星を眺めたり・・。
最近、そんな時間は皆無となった私にとって、
「何の為にもならないこと」が輝いて見えた。
一日のうち、少しでも「何の為にもならない時間」を過ごしたい。
きっと、他の時間が生きてくるから・・。

「何にもならないから座禅をする生き方」はいかが?



2002年03月11日(月) 「独り言だ(よく聞け)、という生き方」

ご存知、NHK大河ドラマ「利家とまつ」。
今回は、前田利家と仲の良い兄貴分、佐々成政の一言。
「利家、今から俺は独り言を言うから・・」と話しはじめるが
とても重要なことだが、私がおまえに言ったというわけにもいかない。
だから、よく聞け。今から独り言だ。
彼は、そう言いたかったのだと思う。立場上言えない事は良くある。
それでも、どうしても相手に伝えたい時、これからはこの手だ、と苦笑い。
俺の独り言を、偶然通りかかったあいつが耳にしただけだから、と
言い訳も出来る(笑)
そんなことを言い合える仲間も、少なくなってきた。
だからこそ、憧れる関係だと思う。
(この後、利家と戦うことになるとは、予想もしていなかったに違いない)

「独り言だ(よく聞け)、という生き方」はいかが?



2002年03月10日(日) 「五感を動員して食事を楽しむ生き方」

ある病院の管理栄養士さんのコメントを雑誌で見つけた。
「口から味わって飲み込むまでに、
人は脳全体の3分の2の機能を使います。
高齢や病気で弱っている人は、自分の口で味わって食べること、
それ自体がリハビリなんです」と彼女は言う。
これからは「食を通して人間を育てる『食育』の時代」と以前に書いた。
それをすでに実践し成果を上げている人達の言葉は、
私を喜ばせてくれた。
「長い間、栄養チューブにつながれていた人も、
食べ物を口に含んだ瞬間、目がキラッと輝き、
全身がリラックスする」らしい。
もう少し、食に目を向けてみよう、そう思った記事であった。

「五感を動員して食事を楽しむ生き方」はいかが?



2002年03月09日(土) 「毎月、楽しみにしている日がある生き方」

私の中で、楽しみにしている日がある。
それは、10日ごとのメルマガ配信の日であったり、
もう何年も続けている月に一度の娘へのプレゼント、
「詩とメルヘン」の発行日であったりする。
最終ページにメッセージを添えて彼女に渡す前に、
私がのんびり眺める時間、意外とお気に入りの時間である。
最近、会話の減った親子にとって、私の想いを伝える大切な
メッセージャーの役割をしてくれている。
「そろそろ、自分の進路を決めなさいよ」。
ついつい、命令調になってしまう文に、反省することしきり。
季節の先取りが出来る表紙に、ニコニコしながら
3月なのに4月号と書かれた本に目を通している。
もちろん、メモ帳片手に・・(笑)

「毎月、楽しみにしている日がある生き方」はいかが?



2002年03月08日(金) 「笑顔と素敵な言葉はおすそ分け、という生き方」

HPで知り合った彼女の日記は、ハワイの日差しを浴びて、
心地よく読書している雰囲気が伝わってくる、
私のお気に入りの日記である。
その中で、素敵な話があったので、ご紹介。
"I LOVE YOU RONNIE" という、レーガン元米国大統領から、
奥さんのナンシーに送られた数々のラブレター等が書かれている本。
その中で彼女が気になったフレーズは、
「世間では2月14日をヴァレンタイン・デーと呼んで祝っているが、
それは普通の運にしか恵まれなかった者達の話だ。
ぼくは『ヴァレンタイン・ライフ』を送っている」
という部分、と教えてくれた。
お互いを大切にし、尊敬し、愛し合っていなければ、言えない台詞だな、
と苦笑い。
ただ、私が感心したのは、いい本、いい言葉は、
自分だけのものにしないでみんなに「おすそ分け」という
彼女の気持ちである。
笑顔も言葉も、いくら与えて減ることがないからね。

「笑顔と素敵な言葉はおすそ分け、という生き方」はいかが?



2002年03月07日(木) 「敵の一人もいなくてどうする・・という生き方」

歳を重ねるにつれて、無意味な争いをしなくなる。
いや、するパワーがないのかも知れない、と言い訳をする。
しかし、みんなに好かれようとする姿勢は、
温和というよりも、臆病と考えたほうが正しいかもしれない。
男なら、40歳くらいで「敵」をつくるくらいの元気が欲しい。
「敵がいないということは、味方もいない」ということらしい。
なるほどである。
一度、自分の周囲を見まわしてみよう。
この人は「敵」がいそうだな、この人は「敵」がいないかもしれない。
そんな視点で、40過ぎの男性を眺めてみよう。
きっと、面白い発見があるに違いない。
敵を作れる程度の人と交わることが、私の生き甲斐となっている。

「敵の一人もいなくてどうする・・という生き方」はいかが?



2002年03月06日(水) 「人間は創造しない、発見するという生き方」

先日、アントニオ・ガウディの、テレビ「知ってるつもり」を見た。
スペインのサグラダ・ファミリア聖堂の主任建築家である。
気になる一言をメモすると書ききれない、言葉の豊富な番組の中から、
私は、この台詞を選んでみた。
全て神が創造した。私たちはその一部を発見しているという発想が、
実に面白かった。
そう考えると、芸術家たちには失礼であるが、
自然こそ、私たち創造のお手本、と思えると毎日が楽しくなる。
何か隠れているものを見つけるって、かくれんぼの鬼をしているようで
ワクワクする。
(私は、隠れるより見つける役のほうが好きだった)
それも神が作り出したものを見つけるなんて・・素晴らしいの一言。
これからも、何かを生み出そうとするのではなくて、
隠れているものを見つける、という視点で生活していきたいと思う。

「人間は創造しない、発見するという生き方」はいかが?





2002年03月05日(火) 「負けを見て、勝ちを判断する生き方」

ラジオから流れてきた、相撲の行司の一言であった。
ついつい、どちらが勝った、と軍配を挙げるのが行司の役割なので
勝ち力士を目で追い、勝ち名乗りをあげるものだと思い込んでいた。
しかし、彼はあっさり否定した。
どちらが先に手を付いた、先に俵から出るか、
言い換えれば「負け力士」に注目して、
その対戦相手を勝ちとする視点が、私をはっとさせた。
いい事をしないと「いい子」と評価しないのではなく
悪いことをしないから「いい子」と評価してあげてもいい。
そんな気がしてきたら、娘を見る眼が少し変わってきた。

「負けを見て、勝ちを判断する生き方」はいかが?



2002年03月04日(月) 「眼力で演技する生き方」

今回のNHK大河ドラマ。「利家とまつ」で気が付いたこと。
台詞だけでなく、ひとりひとりが目で会話している、
眼力で演技しているようだった。
特に今回は、彼らの目に私の関心は引き付けられてしまった。
まつは「人を見つめる癖がございます」と、ゆうに話すが、
本当に澄んだ目で見つめられると動けなくなるものである。
男は男らしい研ぎ澄まされて眼力、
女は女で優しい気持ちにさせてくれるまなざし。
どちらも、役者が打ち合わせしたかのように、息があっていた。
いつもなら台詞をメモしようとする私であるが、
目の持つ魅力、そしてパワーをなんとか読者に伝えたかった。
私にも出来るだろうか、いやなんとしても修得したい技術である。

「眼力で演技する生き方」はいかが?



2002年03月03日(日) 「オンリーワンはナンバーワン、という生き方」

WEB上で、毎日出題されるテーマについて書くことが、
最近の私の楽しみになっている。
先日のテーマは「もしギネス記録をつくるなら? 」
そこで私は「ナンバーワンよりオンリーワン派だから」と答えた。
なんと優等生な回答なんだろう・・と思っていたら
高校生の女性が、私の掲示板にこう記してくれた。
「いくらナンバーワンでも、多くと同じなら、
埋もれていくだけだと思うのです。
オンリーワンなら、それがナンバーワンというか」
そうだよな・・と心から思った。
「世界にひとつしかないオンリーワンは、いつだってナンバーワン。
だから、私はオンリーワン派なのです」
そう、まとめればよかったな、とちょっぴり苦笑い。
最近、掲示板の書き込みから、ハッとさせられることが多いのは、
私にとって、晩酌の後の楽しみになっている。

「オンリーワンはナンバーワン、という生き方」はいかが?



2002年03月02日(土) 「辰年辰月辰日辰刻に生まれたため、龍之介という生き方」

昨日、3月1日は、芥川龍之介の誕生日だった。
1892年3月1日、東京市京橋区入船町で、芥川龍之介は生まれた。
昔の時刻の表し方で辰年辰月辰日辰刻に生まれたため、
龍之介と名づけられたらしい。
人の名前は、やはりそれなりの意味がある、と頷いてメモをした。
特に、インターネット上のハンドルネーム、作家たちのペンネームは
その人の想いが詰まった名前となっている。
自分の意思が反映されない名前より、
長年生きてきて、自分の意思でつけたHNやPNの方が、面白い。
そういう私は、何も考えず「しもさん」。
どうして、こういう名前なの?って聞かれるような想いが欲しかったかな(笑)
一度、じっくり自分にあったHN、PNを考えてみよう。

「辰年辰月辰日辰刻に生まれたため、龍之介という生き方」はいかが?



2002年03月01日(金) 「常にカロリーを意識する生き方」

「もうちょっと痩せてください」人間ドックで言われた一言。
「どうすれば・・」の問いにいろいろ相談にのっていただいた。
甘いものも辛いものも好きなんです、という私に、栄養士の人は
「携帯用のカロリー図鑑を持ちあるいてみたらどう?」と
アドバイスをいただいた。
さっそく、書店で「目で見るカロリーポケット図鑑」を購入。
ここ数日、缶コーヒー飲んでは確認、お煎餅をつまんでは確認。
私としては楽しい作業になっている。
驚くほどのカロリー摂取。
痩せないわけだ、と苦笑いしながら「食」を見直している。
わざわざお金を払って、高カロリーを取り、病気になる。
う〜ん、根本から見直そう、そう思い始めた私がいる。(笑)

「常にカロリーを意識する生き方」はいかが?


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