がんばっているって言う気持ちは
相手に十分伝わる
由緒あるブランドでも
こんな人っているんだ
通り一辺倒な接客ではなく 一生懸命で
声をかけてくださったのは
話し方がちょっとたどたどしい方
障害があるという感じではなさそうだけど
大丈夫なのかしら
ところが
話していくうちに
その方の一生懸命さが どんどんどんどん伝わってくる
『インスピレーションは大切です』
『私はお客様のイメージですとこちらのお色の方が』
『カラーコーディネートの資格を
がんばって取ったんです』
ああ
なんてピュアでナチュラルな人なんだろう
目をキラキラさせて
子供のように真っ直ぐで
後日購入を決意したけれど
在庫がなくお取り寄せ
そして今日はその方もお休みとのこと
メッセージカードみないなものを
書けばよかったかな
まあいいか・・・
歩き始めたけれど
やっぱりどこか引きずってる
持ち帰ったバッグに見つかった不具合
これはきっと
メッセージを届けよという
バッグの神様の言葉
そう思ってショップへ向かう
待つ間 話しかけてくださったのは店長さんかな
『メッセージをいただいたそうでありがとうございます』
聞けば
自分の名刺を初めて渡した相手が
先日の私らしい
『初めて渡した！と喜んでおりました』
『メッセージをいただくなんて
私も他の者もそういう経験はありませんので
とても喜ぶと思います』
１日に２度も来店することとなり
ちょっと不機嫌になりかけてた私
でもその言葉であの方をまた思い出し
気持ちが落ち着く
Ｋさん
人生最高額の購入を決めたのは
あなたのおかげです
お休みだと分かったとき
メッセージを書いていこうかと思ったのは
初めてのことです
本当にありがとう
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