2009年06月30日(火)
顔を見たことがない人へ。



『どうもすみれさん メールありがとうございます』

いえいえ〜
今日は順番待ちされていたので短くて(笑)

『短くてもね なぁ〜んかいいんですよ
 癒されるんですよ
 毎日こう せせこましいことばかりしているので』

私の出勤日には 
この方に前日の実績報告をしている 

時々受ける電話から感じていた 優しそうで落ち着いた人柄
いつからか ひと言コメントを入れ始めた

私は会社の代表アドレスから送っているので
返事がくることはない
それは承知の上

ふと思った

会ったことのない人 それも本社の方に
こんなフランクな文を送っても平気かな
わずらわしくないかしら・・・と控えめにしていたとき
この方からの電話をたまたま受ける

『最近何も書いていただけませんね』

わっ!読んでいただけていたんだ・・・とそこで初めて思う

わずらわしいのでは?と思い 控えているんです

『いえいえ 全然そんなことはないです
 かえって楽しみにしているくらいで』

『月に何日かは出張でおりませんが それ以外は毎日見てますから』

『私としては お返事できないのが残念なんですけどね』

代表PCは時々争奪戦になる 
しかも 後ろで順番待ちをされてしまうことがあるから
なかなかゆっくり打てないのが現状


でもがんばるぞ☆





2009年06月28日(日)
なぜか わかるらしい。



なぁーんだ
今日は出勤だったのか

離れた後ろ姿を見てそう思う



その夜のメール

『すみれ 今日出勤だったんだね
 朝 姿を見かけたよ』



・・・いつの間に?







2009年06月25日(木)
離れる一歩。



後ろ姿を半分しか追わなかった
呼び止めなかったのは 私の『進歩』だと思いたい




















机の前に感じる人の気配

見上げる

優しく微笑んで『じゃあね』
たったひとことだけ

その笑顔の向こうには 
『どお?様子を見に来たよ 笑えてるなら大丈夫だね』
そんな想いが隠れていそうだ


いつもの私なら『ちょっと待って』と追いかけ
『今からお昼?』とか何とか言って 
悲しい引き伸ばし作戦を展開

それが
今日は席からも立たず 
見えなくなるまで目で追うこともせず
すぐに仕事に戻った


昨日あった新会社への異動話
とぼとぼ帰る道すがら あなたに思わず電話
話せたのはほんの数分

夜に届いたのはこんな言葉

『近くにいてほしい』

でも
とても疲れてしまったらしく メールも途中で強制終了
だから来てくれたのかな



呼び止めなかったことを 
離れる一歩にしたい





2009年06月22日(月)
『電話でも呼び出しでも』。



『時間が作れたら応じるから
 話してラクになることじゃないかもしれないけどね』

真夜中のメール
彼の名前に目が覚めた

車が大掛かりな『手術』になると言う
少し説明してあるけれど 私には何のコトやら(笑)

その後に添えられていたメッセージ



やっぱり あなたは特別





2009年06月19日(金)
光になるのか ならないのか。



今のところ 自分とは無縁のこの話題が妙に気になるのは
ひと月の間に ふたつの死を経験したからか








『移植とは人の死を待つ特殊な医療』

脳死と同じ状態の娘と自宅で暮らす夫婦
言葉に反応することはないけれど 爪も髪も伸びる
一緒に家で暮らそう 
この子は生きている


移植を待つ人は 移植以外に生きるすべがない
待つ間に亡くなる人も多い
そういう人たちにとって
ひとつの案の可決は『道が開けた』という

ひとりの死が ひとりの生になる
難しい
ホントに難しい
自発的な提供が望ましいのだろうけど 至極まれなことだ





祖母を思い出す

例えば『脳は死んでいますが心臓は動いています』という言葉の後に

『移植を待つ方のために 心臓を下さい』

ここまでストレートには言わないだろうけど
要は そういうこと
もしそう提案されたら そのときどう思う?

目の前に状況を受け入れるのが精一杯で
冷静には考えられないよ

心臓は動いているのに 死んでるというの?
でも無反応なまま人工心臓で生かせることを『生』と言える?
ものすごい葛藤になりそうだ





今朝 新聞を読むまで
『おー 道が開けてよかったじゃん』程度にしか思ってなかった
反対意見もあると聞いたとき とても引っ掛かった
反対する側の意見とはどういうものなのだろうと 興味を持った

そこで読んだ先ほどの親子の話
他にも
『動いている心臓を取り出すと言う意味がわからない』と言う
交通事故死の遺族の話が載っていた

反対側には 提供を求められる側には
こんな思いがあったんだ



提供の話を持ちかけられても拒否は出来るそうだ
『あなたの決断がひとりの命を救う』なんて言われてしまったとしたら
拒否すら戸惑いかねない




何を持って『死』とするか

どのような『生』を選ぶか



















体調最悪な日だと言うのに
考え始めたら 更に悪化しちゃったんですけど





2009年06月02日(火)
素直に受け止める?



『初メールはすみれだよ 嬉しい?(笑)』

機種変したらしい


初電話は?
それは仕事の電話だったとか(笑)

なーんだ 先越されちゃったのか

『ダメだよ 機嫌悪くしたら
 一番はすみれだから』

ん?どゆこと??と思ったらその後に

『「何が?」とは聞かないように』



何がなんだろうな 
私が一番な理由は