moonshine  エミ




2001年12月31日(月)  サヨナラ2001年

サヨナラ2001年。
けっこう普通の年だった。
地球も人間も、暦なんておかまいなしに営みは続く。
喜びや愛や祈りと同じように、にくしみや争いも、きっと絶えることはないだろう。
それでもやっぱり、希望は忘れずに。まだ生きてるから。
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2001年12月30日(日)  予定は未定

 部屋の掃除。
 ランニング。
 本の買い出し。
 餅つき。
 ザ・ベストテン。
 3日分の日記の更新。

 ほぼ、計画どおりだわ。
 ・・・あ。年賀状書いてなかった。ま、明日にするか。

 マイケル・ジャクソンのニューアルバム「Invincivle」が、私の中で突如輝きだした。
 なんてゴキゲンなナンバーたちだ!!
 彼が音楽を続けていることを、心から嬉しく思う。
 
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2001年12月29日(土)  「ムーラン・ルージュ」 細かく考えず、雰囲気に酔ったもん勝ち

 9日間の正月休み。
 やりたいことがいっぱいあるので、メモに書き出して、大雑把な計画を立ててみた。
 なんてポジティブな私。こわいほどだ。
 「明日から」の計画になっている。詰めが甘い。

 しずと待ち合わせて、映画を見に行く。
 リニューアル後のキャナルシティ、客はけっこう多かった。
 ラーメンスタジアムには、おびただしい行列。
「みんな好きネ・・・」と呟きあいながら通り過ぎる。

 映画「ムーラン・ルージュ」
 まったく予想通り。
 「椿姫」がベースのストーリーということだが、話の筋は予定調和以外の何ものでもない。
 豪華絢爛なCGのセットやゴージャスな衣装、ド派手な音楽だけに集中できるように、なーんも考えなくていい話になっている。
 終った後、観客に泣いている人がいるのに驚く。
 ミュージカル仕立ての劇中で使われている曲は、ビートルズやエルトン・ジョン、マドンナなど。
 「ユア・ソング」は良かった。
 もうちょっと、「うーむ!!」と唸らせられるような選曲も欲しかった。
「レディ・マーマレード」の使われ方はけっこう好きだった。
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2001年12月28日(金)  仕事納め

 部署で拭き掃除をする。
 こういうのって、けっこう楽しいんだよね。1ヶ月に一度くらい、あればいいのに。

 納会は、なぜか「○○○(←社名)マンセー!!」で締められる。
 けっこうポイント高かった。
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2001年12月27日(木)  気づいたら、ちょっと遠くまで

 去年のいまごろの日記を読み返してみた。
(ん? この日記は8月から始まったんじゃ? と思った方。
 「エンピツ」ではないところで書いていたのです。HPにお越しくださいな)
 
 見事に、シズラーでのバイトに関する記述が大半を占めている。
 クリスマスもバイト。年末30日までバイト。正月二日からバイト。ちなみに就職する1週間前までバイト。
 よく働いてたもんだ。
 読んでいると、不満や愚痴など、何だかんだ言いつつも、私のシズラーに対する愛情が伝わってくる。
 んー。
 やっぱり楽しかったね。いい思い出やね。
 もう、思い出になってしまったけど。
  
 この日、現役シズラーっ子たちと飲んで、今のシズラーの話など楽しく聞きながら、
「なつかしい。」
 とつくづく思った。
 就職してたった9ヶ月だけど、もちろん社会人としてはまだペーペーなんだけど、
 片足くらいを残してもう、学生だった頃の世界から飛び出してしまった。
 それはあたりまえのことで、 
「学生に戻りたい」
 と深刻に思うわけでも、まして
「甘ちゃんだったよなー、学生の頃は。」
 なんて思うわけでもないけれど、
 
 ただただ、自分がもう新しい道を、確実に歩いてきて、ぴったり9か月分、「学生ワールド(?)」から遠いところにいるんだな、ということを感じた。いいとか悪いとかじゃなくて、そういう自然な現実を思い知ったという感じ。
 
 こうやってだれもが、おとなになっていく。
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2001年12月26日(水)  不毛な快楽

 年の瀬。
 めっきり暮れモードに入った私は、定時がきたらそそくさと退社準備にとりかかっている。
 いつもより長い夜のプライベート時間を利用して、ひっさびさに、プレステを始めた。
「G1ジョッキー2000」
 名手への道は、はるか遠い。

 テレビゲームなんて、不毛な余暇の過ごし方だよなあ、と思う。
 非生産的、というか。
 一人でやることだし、感動が得られるわけでも心の成長が見込まれるわけでもないし、
 それでいて、始めるとやめられずズルズルはまってしまうし。
 実りがない。
 でも、でもね。
 こういう何のためでもない時間の過ごしかたって、たまにすると、かなり贅沢な感じがするのさね。

 きのう気づいたんだけど、
 エレファントカシマシの「ポリスター」という歌は、THE WHOの「MY GENERATION」をかなり意識してつくられている。「MY GENERATION」といえば、奥田民生の「イージュー・ライダー」のイントロでもあるし。
 こういうのを、「パクリ」とか糾弾することなく、リスペクトゆえの「リパック」と呼ぼう、という本をこないだ見かけた。包みなおす、ね。いい感じ。
 
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2001年12月24日(月)  「アメリ」 How Simple the life is!

 シネリーブル博多にて、「アメリ」を観る。女の子同士のクリスマスイブ。
 劇場は観客でぱんぱん。大人気らしい。

 こんなにキュートな作品は初めて観たかもしれない。
 「今年見た劇場映画ランキング」ベスト5に入るだろう。ん? 5本くらいしか見てないんだっけ。
 
 アメリや町・服・雑貨のかわいさや、えらく多い登場人物ひとりひとり、エピソードひとつひとつに深みと説得力、おかしみがあるところや、控えめなCGの上品さ、奇妙なのにあっというまに心をつかまれる冒頭や、最後の言葉の要らないキスシーン、どれもこれもよかった。
 
 40年前の宝箱に引き合わされて涙する男性を見て、
「アメリは突然、世界と調和がとれた気がした。
 人生とはなんてシンプルで美しいものだろう」
 というナレーションが入るあたりのシーンが一番ぐっときた。
 盲目の男性の手を取り、足早に口早に案内するシーンの突然のスピード感にすごい昇華性があった。
 
 吉本ばななが自身のHPの日記で
『「アメリ」を観ようとしたがすごい行列で諦めた』
 と書いていたが、彼女が見たらものすごく絶賛しそうな映画だった。
 人生とはシンプルで美しいもの。他人が見たら「何だそれ」といわれるような、小さな出来事が人間をこうも救ったり立ち直らせたりする。
 一部には、この映画を「リアリティーがなさすぎる」と評する向きもあるようだが、一見リアリティーが感じられないその部分こそが人間の不思議さ、強さ、簡単さだと思ったんですけどね。
 アメリが仕掛けたいたずらのそれぞれの顛末も、「人生のシンプルさ」をちゃんとあらわしてて、好きだった。

 もう一度ぜひ観たいと思える映画。かなりオススメです。ほんわり幸せな気持ちになれる。
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2001年12月23日(日)  つわものどもが 夢のあと

 しんちゃんに捨てられた私は(←しつこい 笑)、今日は会社の先輩と女三人で佐賀競馬場へ。
 結果、8500円スリました。

 買う馬券は前夜から決めていて、競馬友達の同期と
「いやー、我ながら勝負師じゃないよね、こんな買い方」
 というくらい、ガチガチの買い方をしてたんですけど。
 いくらなんでも、これでマイナスになるこたぁないだろうっていう買い方をしてたんですけど。
 オペラオーとドトウ、最後くらい有終の美を飾ってくれるだろうと思ってたんですけど。
 「ひょっとしたらマンハッタンカフェもありかな・・・」とは、思ってそれも抑えてたんですけど。
 
 蓋をあけると、有馬記念史上最高の配当、486倍?!
 そりゃー買ってないっつーの。

 でも、予想してるときは楽しかったし、
 レース中はマジ興奮したし、
 終った後はしばらく立ち直れないくらいショックだったし、
 こういう感情の起伏を味わうのも、また良しとしよう。
 もちろん、命の次に大事な「お金」を賭けてたからこその興奮だけど。
 勝ってたら、もっともっと楽しかったけど・・・(涙)

 負けた負けた。財布が軽〜い。
 こんなイブイブになるだなんて、3日前のあたしに、なぜ予想できようか!!
 ある意味、今日の有馬記念よりも予想不可能。 

 それでもやっぱり、馬が好き。

 来年も真面目に、馬を追い続けます。
(なんたってあたしゃ午年、来年は年オンナさ)
 
 
 
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2001年12月22日(土)  サンキュー フォー ユア スピリッツ

 この週末に買った本は、
「るるぶ長崎 2002年版」
「ROCKIN' ON JAPAN」
 の2冊。
 しんちゃんに置き去りにされつつも(←まーだ言うか)、来年明けに長崎で会うのを楽しみにしている、このいじらしい私。

 そして、「ROCKIN' ON JAPAN」 これを買うの、何年ぶりだ?
 私は、音楽関係の雑誌については、

 ■根っからの活字好きとミーハー気分が相まって、
  頻繁に買っていた中高生時代
  (しかし、「JAPAN」や「GB」を中心に読んでいたところが、
   硬派に徹そうとしていた私らしい生意気さ)
      ↓
 ■「音楽なんて、そこで鳴っている音が表現の全てだ」
  と思い直し、ぱたりと読むのをやめた大学時代
  
 という意地っぱりな歴史を持っている。
 
 人間やっぱり成長していくもので、そんな拘泥もだんだん消えてきて、立ち読みなんかはするようになったのもの、お金を出して買うなんて、本当に久々だ。

 ソロ活動を始めるYUKIが今月の表紙で、その写真がかなりかわいくて手にとった。
 パラパラとめくると、ラブサイケデリコや山崎まさよし、EGO-RAPPIN'のインタビュー記事もある。
 急に
「若くて、やりたいことをやってる人たちのインタビューやレビューが読みたい」
 という気持ちに駆られて、立ち読みでなく、じっくり何度も読みたい、と思って買うことにした。
 それに、「JAPAN」は何と言っても活字が多くて、紙が立派で、写真の色がきれいで、それでいて安いのが魅力。
 
 インタビューはインタビュー。ライブやCDのレビューはレビュー。
 それ以上でもそれ以下でもない。ましてそれだけが本当の言葉であるはずがない。
 でも、やっぱり、買ってよかった。
 音楽をやってるってこと、その中でつまらないことやくるしいことがあっても、やっぱり好きで好きでやってるってこと、その素晴らしさを思ったのだ。
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2001年12月21日(金)  アナタは私を置き去りにして

 ショックなことが起きた。

 私は・・・私は・・・うっ(と、言葉に詰まり、涙)


 しんちゃんに捨てられたのだ。
 
 ガビーン。
(読者諸氏、絶句してくれましたか?)


  
 説明しよう。
 それはゆうべのこと。
 またまた残業で精神的にぐったりとしながら制服を着替えて携帯を見ると、しんちゃんからの着信が。
 会社を出て、早速電話する。と、
「えみちゃん、怒らないで聞いてね」
「? え。やだ。怒る(イヤな予感)」
「・・・クリスマス、遊べなくなった」
「えええええ――――!!!」

 そのわけは、もう説明するのもダルいので割愛させていただきます。
(別に聞きたくないって? ハハハ)
 まあ、仕方がないといえば仕方がない、そんな理由。
 とにかく、彼は荷造りをして、今日、地元は長崎に帰ってしまったのでした。
     
 私は「クリスマス崇拝者」じゃない。
 豪華なディナーもプレゼントもいらない。
 そう思ってたけど、やっぱり、心の中には「クリスマス、一緒に過ごす人がいないなんて淋しい」て思いがあったんだろうね。
 これって見栄とか、虚栄心ってもんかいな。
 ちぇ。
 
 ゆうべはショックで、
「じゃあ、この埋め合わせは今度してね。
 私をすっごく、喜ばせてね。なんらかの形で。
 ご飯(酒付き)を奢ってくれる、とかでいいよ」
 という約束と、年明けの旅のセッティングは全部しんちゃんに頼むってとこまでの約束を取り付けたあとも、何かやっぱりがっくり脱力してたけど、今日はもう復活した。
 有馬記念の馬券を(佐賀競馬場まで)一緒に買いに行ってくれる、という人が名乗りをあげてくれましたし。
 ま、とにもかくにも明日っから3連休。
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2001年12月19日(水)  モックン曜日

 うぉっと、テレホ時間に突入してしまった。
 残業続きでキツい今週。
 
 ごはんを食べながら「水曜日の情事」最終回を見る。
 最終回にして初めて見た。
 会社のOLでは大人気だったこのドラマ、やっぱりOLさんて不倫モノが好きなのね。
「今日は水曜日だけど、モックン曜日」なんてみんな言ってた。
 
 見てみると、思ったよりも明るくて面白かった。
 よかった、これまでウッカリ見てみなくて。
 こういうのって、一度見るとついはまって、毎週見てしまうからね。
 
 モックンと石田ひかりは、以前大河ドラマ「徳川慶喜」で夫婦の役をやっていた。
 
 あのときは、石田ひかりは結構可憐な御台所様を演じてて、若い頃にできた子供が流産だか死産だかをして、その回がすごく切なかった記憶がある。
 が、生まれ変わったように悪い女を演じていた。 
 モックンも、最後の将軍という役どころで、寡黙に耐える演技が渋かったものだ。
 が、生まれ変わったようにダメ男を演じていた。

 ちなみに、この「水曜日の情事」には原田泰造が出演していて、なかなか出番も多かったようだ。
 今日はじめて見た私は、どうも泰造が出るシーンがコントのように見えて、
 彼が真剣にセリフを言えば言うほど「なんかオチが出そう」と思って笑ってしまった。
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2001年12月18日(火)  最低でも合格、最高でも合格

 合格しました。日商簿記!
 3級です(ヘボッ 笑)

 ま、「最低でも合格、最高でも合格」と思ってましたからね。
 
 え? 点数? 
 76点です。
 70点以上が合格・・・。
 いやいや、「最低でも70点、最高でも100点」ですから。目標クリアです。
 勝てば官軍。
(↑勝って兜の緒をしめよ、とは言わないで。)

 この試験を受ける前の週には、秘書検定も受験してましたしね。そっちも合格したよん。
 やっぱりやればできるんだねえ。
 こんなんなら、ほんと、時間のある学生のときからやっときゃよかったよ、真面目に。
 ま、ま、良しとしよう。
「Livin' on the Edge」な人生ですから。

 昨日から仕事に手間取っててやや凹みぎみだったんで、合格通知をみたらちょっと浮上した。
 いま、自室で祝杯のワインを傾けながら書いてます。

 昨日から鼻の頭にけっこうデカいニキビができてて相当ダーク。
 なんでだろ。
 最近といえば、深酒もしてないし、三食きちんとした食事してるし、極端な睡眠不足ってわけでもないし、大きなストレスがあるわけでもないし、便秘もしてないのに。
 「両思いニキビ」って先輩が言ってたけどほんとかな。
 誰か、私と同じとこにニキビできてる人いませんか? 両思いかもしれません。私と(笑)
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2001年12月16日(日)  5年目のふたり

 予想外に仕事が早く終った金曜日、何だかすぐ帰るのももったいない気がして、急遽箱崎へ。
 大学内でしんちゃんと合流する。
 そういえば、卒業以来、箱崎キャンパスに足を踏み入れたのは初めてだった。
 地下鉄の駅の近くの門から入ると、暗くて中央食堂までの道に迷った。

 ちゃんこ鍋の「御島」に入ろうとするが、この日から急に寒くなったせいもあるだろう、満席。
 それで、焼き鳥の「串ぼうず」へ。
 途中から入ってきた学生グループが、あまりにもうるさかった。
 大人数の飲み会で盛り上がるのはわかるけど、私は「かけ声」を多用する飲み会は勘弁してください、と思う。
 貸切ならともかく、ほかの客もいるんだからねえ。机をたたきながらのコール連発には、閉口した。
 でも、彼らにとっては、コールのない飲み会なんて、考えられないんだろうな。

 でも、串、おいしかった。大将もおもしろい人だった。
 そして、けっこう久々なしんちゃんとの食事で、やっぱり好きだなあと思った。
 たくさん喋っても、喋らなくても、横にいて落ち着く。ほっこりする。
 これが年月というものでしょうか(笑) 5年目のふたり。
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2001年12月15日(土)  ご近所物語

「ご近所物語」というマンガがあります。
 私と同じ年くらいの女の子なら、知ってる人も多いのでは?
 読むだけで元気が出てくるようなハッピーな。

 私の「ご近所さん」だった幼なじみと、生まれ育った団地に出かける。
 10歳まで住んでいた。何年振りかも判然としないくらい久々に、足を踏み入れた。
 あんなにだだっ広かった歩道も、一番上まで上るのが怖かったジャングルジムも、何もかもが小さくなっていた。

 幼なじみは、隣の棟に住んでいたおばちゃんとバッタリ会って、
「いやートモくん、大きくなって。かっこいくなって」と、はしゃがれて盛んに照れていた。

 10歳までの日々は年相応な無邪気さで、楽しいことばっかりで、なつかしくて、
 だけどさすがに、あまりにも遠くてかすんでいた。
 
 
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2001年12月13日(木)  年上の人に恵まれる幸せ

 昨日のことだが、前の部署の女の子たちと4人で会社の近くに飲みに行った。
 
 そこに行くのは3回目だったが、きのうは一緒に行った先輩が常連で、店のマスターと結構仲良くて、10時過ぎには小さなその店の客は、カウンターに座った私たちだけになったので、マスターもそれからは日本酒をちびちびやりながら、話に入っていた。
 
 値段は良心的で、出てくる料理は何でもキメ細かでおいしくて、マスターの話っぷりはいかにも水商売!て感じの、元気よさと大らかさと確立された信念・プロ意識とで、ああいう食事とお酒のひと時は久しぶりだった。楽しかった。
 そして先輩がおごってくれたから、最高でした(笑)。
 だって女の子同士だし、お給料は私と全然変わらないのにさ。そういうのって、すごいと思う。
 まさに、掛け値なしの、好意を感じて嬉しい。その先輩に全部おごってもらうの、4回目なんです。

 マスターといい先輩といい、年上の人の、人生の先輩らしい素晴らしさに触れたときって、何だか幸福感を感じる。

 そして今日は、昨日早く退社した遅れを取り戻すために、必死の残業でした・・・が、あまりの眠さにすごく効率が悪くて、嫌気がさして、またもや中途半端に放り出してきた。
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2001年12月11日(火)  聴き継がれる音楽

 今度こそ、風邪が治ってきた。
 ここが肝心だよなぁと思って、激しくうがいをし、薬を服用する。


 クルマのCMには、なつかしの洋楽が使われているのが多いが、
(しかもちょっとイマドキふうにアレンジされている)
 あれは何でだろう。
 いま、パッと思いつくだけでも、
「雨を見たかい」
「Stand by me」
「ボヘミアン・ラプソディ」
「Woman」
 など。

 その中で、私のお気に入りは、
 トヨタの「BOXY」
 音楽は、スティービー・ワンダーの「Superstition」のカバー。
 出演、トータス松本。
 「子育ては楽しい」「I'm a father」とかなんとかいうコピー。うろ覚えだけど。
 2、3回しか見たことないけど、もっと見たいぞ。
 
 私はそれほど車には興味がないので、クルマのCMをことさら注視するってことはないが、
「お、これ、いいネ」と思うCMが決まってトヨタなのは、やっぱり企業力か?
 それとも、トヨタ=優良企業、という私の先入観が、そう思い込ませてるのか?
 

 このまえ買った雑誌に、山下達郎のインタビューが載っていた。
 古い名曲が聞かれつづけていることについて、キャリアの長いミュージシャンについてのインタビュー内容がすごく興味深く、私の中での山下株は急上昇。
 つられて、妻・竹内まりやの株も、ちょこっと上昇。
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2001年12月09日(日)  バイバイ

 風邪は悪化。 
 家で過ごす。
 
 日一日と増えつづける本を整理するついでに、ついに私は決行した。
 カセットテープの廃棄作業。

 MDコンポを買って以来、テープは殆ど聞いていなかったが、やはり愛着あるものを捨てるのは忍びないもの。
 テープ・ケース(燃えないもの)と、曲名とか書いたインデックス(燃えるもの)を分ける作業をしながら、
「さよなら、私の幼い日々」
 と小さく呟いた。(←ウソ。)
 
 しかしその後、私は出会った。
 
 週末御用達の家の近くの本屋で、既に中古として売られていた、マイケル・ジャクソンの最新アルバム「Invincible」
 なんと980円。発売後わずか1ヶ月といったところ。
「・・・いいのか・・・これは・・・許されるのか・・・」
 と、怒りと感動で複雑にうち震える手で(←ウソ。)そっと取り上げた。
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2001年12月08日(土)  ベッドは何するところ?

 金曜日、会社の飲み会の席で「風邪全快宣言」を出した私だが、今朝起きてみると明らかに風邪が復活していた。

 まる一日、読書で過ごす。
 今日買った本は4冊。
「祈り 美智子皇后」 宮原安春(文春文庫)
「天皇家の人々」 神一行 (角川文庫)
「スラスラと会社の数字が読める本」 本郷孔洋・徳田孝司
「NATURAL」11巻 成田美名子 (白泉社花とゆめコミックス)
 ざっと読み終えた。

 ベッドが本で凄いことになっている。
 今、数えてみたら、ベッド上に32冊あった。

 何だか熱っぽい。もうベッドに入って、本でも読もう(またか)。


  
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2001年12月06日(木)   I shall be released

 I shall be released

 最近、よく思い浮かぶ言葉です。
 ザ バンドが、「ミュージック・フロム・ビッグピンク」という名アルバムで歌った曲。
 他のアーティストのカバーも何曲か聴いたことがある。

 友達が「今年は最悪な1年だった」と述懐していたことは幾日か前の日記に書きましたが、
 私にとっての今年は、本当にいろいろなことを考えてしまった1年だった。
 私はもともと、内省にふけりがちな人間ではないかと思うし、
 今年一年が殊更つらく厳しいものだったというわけではないが、
 大人への階段を上る、でもまだシンデレラな私なのです。(←?)
 
 大人になりつつある自分、というのを、良くも悪くも実感します。
 せきたてられるような気持ちと、何にも揺らがないような気持ちとが、波のように交互に押し寄せます。
 けれど私の心はいつか解放されるだろうし、今でさえ、「私の心はこんなにも自由だ」と、呟くときもあったりして。

 心の声を聞き逃さずにいよう。
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2001年12月04日(火)  断然好きになりました

 風邪ひきました。
 喉がカサカサのイガイガです。
 
 さて、今夜はロックと文学のことをば。

 ザ・フーのCDはレンタルショップにおいていなかったので、とりあえずドアーズのベストを借りてみました。有名なバンドだが、私は何だかんだで初めて聴きます。
 ものすごくイメージどおりの音楽性だったので、ちょっと笑ってしまった。
 そして、イメージを抱いていたのより、ずっと好きになりそうです。

 ゆうべは寝る前に、芥川龍之介の「地獄変」を読みました。
 確かずっと以前(高校生くらい)にも一度、読んだことがありました。
 そのときの印象は、ただ怖いものでしかありませんでした。
 昨日読んだあとも、やっぱりすごく恐ろしかった。
 でも、怖くてゾッとするくらいに美しい話だと思いましたねえ。
 
 高校生の頃は、「羅生門」といい「蜘蛛の糸」といい、
「げに恐ろしき、暗き作家かな!」と思って、できれば二度とこんな怖い思いはしたくないから、この作家とは関わらずにいよう、と思っていたものです。
 しかし、今は「地獄変」も死ぬまでにあと100回でも読んでいいと思うし、今夜も芥川を読んで寝ようと思っています。
 明治〜戦前の純文学作家の作品は、もはや学問系の書籍でしか読めないものがたくさんありますが、 さすがその中でも一般文庫にたくさん収録されている作家だなあ、と思った。芥川。異才。  

 ロックと文学の関わりについての考察はまた今度。
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2001年12月02日(日)  最悪な年(暗い話ではありません)

 大学時代の友人からメールが来た。

 在学中はそんなことなかったのに、就職してから週1くらいでマメにメールのやりとりが続いてるのは、やっぱり奴も、福岡を離れて淋しいんだろうか。(とはいえ、就職先のほうが地元)
『今年はオレ史の中で三指に入る最悪な年だった』だって。笑う。

 現状を悲観的にとらえるのは良くない、ものごと何でもいいほうに考えなきゃ。

 とか、言うなかれ。
 
「最近何かパッとしないけど、まあこんなもんかな」
 なんてお茶を濁しながら生活していくより、なんて潔いことか。最悪な年だったってェ。
 たとえば、身内に不幸があったとか、経済的に困窮したとか彼女に振られたとか、そういうのは、いっこもないのにね。
 生き方の問題なのだ。
 自分で自分に満足できるか。
 満足できるための道を、歩みつつあるか。
 大仰な言い方だが(けっこう、こういう大仰な表現しちゃうようなあ、あたしって。と時々思う)、
そういう意味で「最悪な年」だったんだろう。
 
 そして、来年とかもっと先を、『最悪な年』にしないために、さっさと行動したり地道に努力したりする奴だから、心配は(さほど)しない私。ただ応援するだけだ。
 
 とにかく、その
『最悪な年だった』
 と言い切るそのニュアンスに、
(しかも、今年だってまだあと1ヶ月残ってるし、年度ではあと4ヶ月もあるのに、早々にまとめきっちゃってるところも)
 妙に彼らしさを感じて、こういっちゃ悪いが楽しくなってしまった私だった。
 ふとした発言に、その人の本質とか友達らしさを感じるの、とても好き。

 雅子さま、ご出産。めでたい。
 今の20代は、「皇室に親しみを感じない」という人が過半数を占めている、とかいう記事を新聞で読んだが、私は親しみを感じている、素直な人間だ。笑
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