衛澤のどーでもよさげ。
2007年03月31日(土) 条件は揃っているのだが。

トレーニングジムでのトレーニングを一箇月ぶりに再開しました。バテバテになりながらメニューをこなさなくてはならないかと思っていましたがさほどでもなく、使用ウエイトを一段階下げている御陰もあるのでしょうが、ほぼ以前通りにトレーニングできています。
しかし、帰宅した後が大変なのです。
ぐったり疲れて身体が重い。ついでに目蓋も重くなってくる。

ああ、こりゃーきっとよく眠れるだろう。睡眠障碍持ちの私としては大変よろこばしいことと思って、半端な時間に転寝して夜に寝られなくならないようにトレーニングに出掛ける前の午前中に仕事をほぼ終わらせておいて、早い時間に就寝できるようにしておきました。
さて、ほぼ一日の用事も済んだし、済んでいなかったとしても身体がくたくたで目は眠くて何もできない状態になったので、「いまだ!」とばかりに処方されている眠剤を服んで寝ました。直ぐに眠れました。そして。

直ぐに目覚めました。小一時間くらいだったかな。「うーん、よく寝た……かな?」と思って時計を見ると丁度一時間くらいしか経ってないの。日付も変わっていない。
六時間くらいぐっすり熟眠してみたいなあ。
などと思いつつ、習性でパソコンを起動させてメールチェック。ついでにmixiを覗いたら「簡単なお菓子を作るぞ!」コミュニティで「ホットケーキミックスとヨーグルトでベーグルをつくる」というレシピがあったので、そろそろ日付が変わる時間だが、材料が丁度台所にあったのでつくってみた。

ホットケーキミックス二〇〇グラムにヨーグルトを八〇グラム混ぜて小ネタものをフライパンで焼く。これだけ。もっと手間がかかったら明日とか別の日にとか思うのだが、これだけだったので直ぐにやってみる気になった。
結果。
ベーグルにはならなかった。しかし、旨いものにはなった。ケン○ッキーフライドチキンのビスケットが好きな人には朗報。とても近いものができる。
「食べたいけど買いに行くの面倒だし」とか「フライドチキンの店に行ってビスケットだけ買うのもアレだし」とか思っている人は試してみては如何だろうか。

さて、ただいま日付が変わって四月朔日午前一時でございます。明日は早起きして某ファストフード店へ行きたいのですが(割引券貰ったし、急ぎの短編の仕事もあるから)、早く寝て早く起きられるでしょうか。


【今日の仕事道具】
一〇年くらい前のモデルでいいからB5ノートパソコンがほしいです。テキストエディタが動いてUSBメモリにそのデータを移せたら充分です。

2007年03月30日(金) 猟師帽。

今日は午後から駅前ではない某有名ドーナツ専門店で仕事。既にお判りのことと思うが、店員をしている訳ではなく、客席を長時間占拠して、「おかわり自由」をいいことに何杯もカフェオレを飲みながら書きものをしているのだ。今日の仕事は先日賞を頂いた出版社宛ての新作短編読切小説の構想と、毎月連載しているフリーペーパーのコラムの草稿。取り敢えず両方何とかなっている……と思う。

さて、某有名ドーナツ専門店は、某有名服飾専門店と店舗が隣接していて駐車場を共有していることが多い。今日、私が行った店舗もその形態で、仕事帰りについでに衣料品を見て行くことにした。綿製のカーゴパンツがほしいと思っているからだ。
ドライメッシュとかナイロンとか、そういう素材のカーゴパンツはよく出まわっているし私も持っているのだが、綿素材のものはあまり見かけなくて、私もまだ持っていない。だからほしい。そういうものがあるかどうか、あるなら望みの色や柄やかたちや価格のものがあるかどうか、見てまわることにしたのだ。

何点か気に入ったものを発見。でも衣料品は高額品だから直ぐには金の持ち合わせがあっても買わないことにしている。自宅に帰って似たようなものを持っていないかを確認して、ほんとうに必要かどうかを熟慮してから次月以降の生活予算に対しての予算案を提出する。予算案は却下される場合もある。
私にとっては、支払いに対するものがどんなものであっても「一〇〇〇円以上は高い」のである。

さて、一ト通り店内を見てまわり、ほかにもほしいと思っているのだが扱っている店舗が少ない商品がないかどうかを確認している途中で、帽子を見つけた。私は帽子というアイテムがとても好きだ。見てみると、私が常々ほしいと思っているアーミーキャップがあるではないか。
しかし、哀しい哉、私の頭は中身に比例して小さいのである。大抵の帽子は似合うに合わない以前に寸法が合わない。そのアーミーキャップもワンサイズオンリーで、59cmだった。でかすぎ。私は54cmでも少々余り気味だというのに。

仕方がなく店舗を出ようとしたとき、もう一種、このところの私が気に入りはじめたデザインの帽子が目にとまった。ハンチングである。実は昨日、書店でにゃーにゃー言った後に立ち寄った店でも見つけたのだが、やはり寸法が大きすぎて諦めて帰ったのだった。
だが、今日見てみればSサイズがある。仮に被ってみると、丁度よろしい。ひっくり返して値札を見る。一〇〇〇円。「高い」と「高くない」の境界線である。

買った。
はじめてのハンチング

ハンチング帽は誰にでも似合うものではない。それなりの風合いとか気風とか風格とか、そういうものが被る者の方にないとちょっと勘違いした七〇年代アイドル風にしかならない。そうならないように、ハンチングに被られてしまわないように、私は育っていかねばならない。
と、自宅でタグを外しながら改めて思った。


【今日の提案】
書きものするときの椅子をバランスボールにすると姿勢が矯正される上に筋肉がついてしかも楽でいいんじゃないだろうか。問題は炬燵に入れないことだ。

2007年03月29日(木) にゃー。

大きな書店へ行く機会があって、その中の写真集の区画に迷い込んでしまった。写真集にもたくさんの種類があって、よりにもよってネコの写真集の区画の前に出てしまった。

目の前にネコ。
右を見てもネコ。
左を見てもネコ。

近頃の……たぶん近頃ついた癖なのだと思うのだが、ぼくはネコの写真を見ると「にゃー!」と言ってしまう。自宅の中だろうと街の中だろうと、それは変わらない。
だもんで、その書店のネコ写真集の棚の前に迷い出てしまったときはどうやって目的地まで脱出するかを考えるより「にゃー!」「うにゃー!」「にゃーん!」と言うのに忙しかったそうな(自分のことなのに伝聞形)。

2007年03月28日(水) やってきた!ヤァ!ヤァ!ヤァ!

先日、友人からメールでお知らせがありました。我が街の郊外にあるシネコンに下のようなお知らせポップが貼り出されていましたと。

コナンくんがやってくる告知ポップ

今月の私は既に今月分の仕事をすべて終えており、締切もクリア、来月分の仕事に取りかかっているので、少し時間には余裕があります。私は毎年彼の映画を観に行くファンでもありますし、彼ほどの有名人がやってくるのですから、やっぱり行きたいでしょう。

とは言うものの、シネコンというものは郊外にあるもので、我が街は交通機関が本当に未発達。自分で運転できるエンジン付きの乗りものを所有していなければ電車かバスを利用するしかないのですが、このシネコンへ行くバスが出ているのは、我が街唯一の主要鉄道駅からのみなのです。唯一だから主要にならざるを得ないのですけどね。

この主要駅というのは、私がほぼ毎朝仕事のために出勤するファストフード店が集まっている場所の中心でもありますから、今日も私は歩いて駅まで行き、馴染みのファストフード店で朝食を摂り、精神障碍者である御陰で行政から支給して貰えたバスカードを使ってバスに乗り、徒歩や自転車ではとてもではないが行くことのできない場所にあるシネコンに行ってきました。
バスの所要時間は二〇分と少しくらいなのですが、うっかり眠ってしまって乗り過ごすところでした。眠剤を飲んでいたって長く眠れるとも深く眠れるとも限らないんですよ。ここのところ割りと早起きだけど、いまひとつちゃんと眠れていない罠ってやつで。

私が行ってきたのは上の写真に写っているポップに書かれている日程の午前の部です。定刻の二〇分ほど前にシネコンに着いて、ロビーに幾つか設置されている椅子とテーブルのセットの一つを借りまして、彼の出現を待ちます。
ロビーの大きな窓からは屋外が窺え、今日はとてもいい御天気であることが判りました。布団を干してきてよかったと思いました。

さて、私が住む街は割りと南国でして、南国というのは得てして割りと時間に緩いんですね。よろしくない言い方をすると時間に対していい加減でルーズと。路線バスだって時刻表通りに来ませんからね。
私が待つ彼も告知よりも一〇分ほど遅れて現れました。

お姉さんと一緒にお子さまとふれ合うために登場したコナンくん

小学校一年生の身体になってしまっているはずの彼、何だかとっても背が高くてスレンダーな身体つきです。脚細い。そして何だか首のすわりがよろしくありません。おまけに、彼ほどの有名人が現れたというのに駆け寄るお子さまがいらっしゃいません。真っ先に歩み寄ったのはこの人でした。

コナンくんとおじさんの記念撮影

彼を携帯電話のカメラ機能で激写していましたところ、引率のお姉さんが御約束通りに「一緒にお撮りしましょうか?」と訊ねてくだすったので御願いしました。実はこれは二回めのテイク。一回めに撮って貰ったときはお姉さんも不安がっていたように、画像が少しぼやけた感じに撮れてしまっていたのです。というのも、最近QRコードを読み取るために接写モードにしたままになっていたので。
それに気付いて「すみませーん、もう一回御願いします」と一回めの十数分後に再度御願いして撮って貰ったものがこの写真です。おじさん、ヲタクであることを開き直っているのでこんなことも全然恥ずかしくありません。
最初に「写真撮りたい」と寄ってきたのが春休み中のお子さまでなくてラフすぎる恰好したおじさんで彼も吃驚したことでしょう。表情には出ていませんでしたが。貫くポーカーフェイス。改めて見るとやはり首のすわりの悪さがとても気になります。

その後、彼は平日だからか人の数が少ないロビーを徘徊しては見つけたお子さまと記念撮影をしていました。小さなお子さまとは視線の高さを合わせるのが基本ですね……と。

コナンくんの本来の業務

ああっ、このお子さま、肩に手をかけて貰っている! おじさんそんなことして貰わなかった! 何故?! 小学生だけどおじさんより背が高くて首がすわっていなくて何処か遠くを見ているコナンくん!
……もう直ぐ初老だけど幼女にジェラシイを感じた或る晴れた春の日でした。


【今日の専門医から聞いた話】
mixiには依存性があるらしいです。気を付けましょう。

2007年03月27日(火) 愕然。

植木等先生が……。










言葉も出ない。





2007年03月26日(月) 出先で船頭。

昨日というか一昨日というか、その辺りに妙な睡眠の取り方をしたもので、生活がぐだぐだでした。だから昨日は仕事も何もかも優先順位を下げて、「早い時間に寝る」ことを最優先にしました。御陰で、今朝は目覚めた時間が午前五時。
もう一時間くらい余計に眠ってもよかったのですが、割りとはっきりと目が覚めたのでその辺りから外出の用意などの雑用をして、午前七時を過ぎた頃に自宅を出ました。「出勤」です。

今日の出勤先は某ドーナツ専門店。朝食にはパイを幾つか選んで、昼食にはドーナツ三種を選んで、勿論カフェオレも注文。ここで昼まで原稿執筆の仕事をして、帰途上にいつも利用しているトレーニングジムがあるのでそのままジムへ行って身体を動かそうという予定で、ジムバッグに執筆道具一式を入れて、徒歩で出勤しました。
が。
早朝に目覚めたはいいものの、午前九時を迎える頃には猛烈な睡魔がやってきて、私はドーナツと原稿用紙を前にうとうとこっくりこっくり船を漕ぎはじめてしまいました。何とかがんばって書き進めようとしますが、原稿用紙の上で目の焦点が合いません。

これはいかん。早く寝て睡眠を取ったものの、おそらく眠りが浅かったのだろう。何度もトイレに立ったり、伸びをしてみたり、拳骨で頭を(自分のね)叩いてみたりして眠気を飛ばそうと試みましたが、どうにもなりません。
朝はお腹が空いている状態で二キロメートルを歩いて某ドーナツ専門店に辿り着き、おいしいパイとカフェオレでお腹が一杯になって、しかも私がすわった席はほんわりと暑すぎない程度に暖房が入っていて、眠くなる要素で満たされています。
仕事を切り上げて帰宅して寝直そうかと何度も思いました。でも、四〇〇字詰原稿用紙にしてあと五枚で短編小説が一本書き上がるというところまで漕ぎつけています。

これを、これを書き上げたら帰ろう。早く書き上げて寝よう。
そう思ってがんばりました。でもこっくりこっくりしてしまいます。こっくりと前に傾いてテーブルで頭を打ちそうになっているところに「カフェオレのおかわりは如何ですか」と店員のお姉さんが来てくれること一度ならず。多少恥ずかしくない訳ではないが眠気には勝てぬ。
入れてくれたカフェオレを飲むとちょっと覚めて、また筆が幾らか進むのです。

書き書き書き。こっくりこっくり。おかわり如何ですか? 頂きます。書き書き書き。こっくりこっくり。おかわり如何ですか? 頂きます。書き書き書き。こっくりこっくり……。
これを繰り返して正午になる十数分前に原稿が書き上がりました。
ひゃっほう!
目が覚めました。手洗い(トイレではなく、某ドーナツ専門店の店舗にはトイレの外に手洗い用のシンクがあります)で顔を洗ってすっきりして、店を出ました。徒歩でジムまで行き、ほぼ一箇月ぶりのトレーニングをしました。

トレーニングは三日休むときつくなるものなので、一箇月も休んだら身体も鈍りに鈍って、きっとしんどいだろうと思っていたのですが、トレーニング復帰前に予めウォーキング期間を設けていたのが奏功したのか、ウエイトの挙上可能重量がやはり下がってしまってはいますが、持久力はほぼ維持されていて特につらくはありませんでした。
気分よくトレーニングを終えてシャワー室で頭から足の先まで全部洗って、帰宅。

実はトレーニングメニューの一番最初に組み入れているウォーミングアップのためのエアロバイクを漕いでいる途中でもやはり睡魔に襲われてペダルを漕ぎながらこっくりこっくりしていて、「帰った方がいいかなあ」と思っていたのですが、筋肉を動かしはじめると再び目は覚めました。
不調の時期があった御陰で肩凝りや背中の怠さが一ト月ほど続いていたのですが、背中の筋肉を動かす運動をしてやるとすっかりなくなりました。やっぱり身体は動かしてやらないといけないのですね。

執筆のための出勤をするようになって二週間。早くも三五枚口が二本書き上がってしまいました。すっげー仕事してんじゃんおれ。と、ちょっと偉そうにしてみました。たまにはこういうことも必要です。


【今日の裸足の季節】
もう靴も靴下も要らない。

2007年03月25日(日) 何してん……してたんだろう。

昨日と今日は天気がよろしくないので、先週ファストフード店に通って書いた原稿のデータ化を自宅にこもってやろうと予定していました。
その二日間がそろそろ終わろうとしていますが、紙原稿は一ト文字もデータになっていません。
おまけに昨日の就寝時間は今朝の七時三〇分頃でした。

昨日と今日、自分はいったい何をしていたんだろう。

考えてみてもよく思い出せないのです。こういうことは持病柄よくあるので手帳に時系列にやったことを書きとめておく習慣をつけているのですが、こういうときに限って書き損じていたり、読めない字で書いてあったり、「etc.」などと非常にテキトーなことが書いてあったりします。
食事に何を食べたかやどんな買いものをして幾ら支払ったかなども書き込んでおくことにしているのですが、その記録もない。

それでもおそらく間違いがないのは、昨夜ぼくは日付が変わる前に就寝しようとして翌日のための用意(仕事に必要なものを揃えておいたり簡単な日程表をつくっておいたり)を済ませてしまって、寝ようとしていたことです。
でも、実際に寝たのは今朝の七時半でした。

一〇時三〇分頃に、すっかり携帯電話でのメールに慣れた母からの「今日は鶏のあんかけをつくるから取りに来てください」というメールが着信。
「鶏のあんかけ」というのは鶏胸肉を適当な大きさに切って天ぷらにしたものに、鶏ガラスープを基本とした、ねぎと紅生姜が入ったあんをかけた母オリジナル料理でぼくの大好物です。今夜の夕食のおかずにそれをつくるので御裾分けしてくれるというのです。
そのメールの御陰で、ぼくは何とか午前中に起床することができました。母がメールをくれなければ、きっと日没まで眠ってしまってせっかく朝型に戻った生活リズムがまた崩れてしまうところです。

三時間ほどしか眠っていませんが、半端な時間に半端な仮眠を取ったりしたら余計に今夜の就寝時間に影響しそうだったのでできるだけ仕事をして眠らないようにしていましたが、やっていたつもりの仕事が進んでいません。そして何故か炊飯器でホットケーキができ上がっています。
そういえば豆腐を使ったホットケーキが巧くできるかどうかの実験もしていたのだっけと思い出して喰ってみたら(´д`)で、御陰でまた眠気を忘れました。豆腐を使ったのがよくなかったのではなく、私が何を思ったのか一箇月近く酢に浸かっていたバナナを混ぜ込んだからすっぱくて喰うに喰えなくなってしまっていたのです。バナナ酢に使用したバナナは早めに食べてしまいましょう。長く漬けておいてもメリットはありません。ホットケーキに入れるなんて以てのほかです。

そんなこんなで夕方になり、そろそろ母宅では夕食どき、御裾分けを受け取りに行かなければなりません。自転車で行ってきました。眠った三時間でしかも浅眠だったので目眩がはじまってふーらふーらしています。
鶏のあんかけを貰ったついでに風呂にも入れて貰って、風呂上がりにコーヒー牛乳を飲ませて貰って、帰宅しました。

母宅はマンションの六階で、流石に頭がふらふらの今日は階段を使う気になりません。エレベータを待っている間、ぼくは自分でも気づかないうちに何か口ずさんでいました。
「鶏丼鶏丼おいしいよー、あんかけ鶏丼おいしいよー♪」
自作鼻唄。加えてぼくは無意識に足を膝から高めに上げて「一人ラインダンス」を踊っていました。……エレベータホールに誰もいなくてよかったです。
いったい何やってるんだろう、自分。

今日はこの記事を書いて、明日の用意をしたらもう寝ます。
……って、昨日も寝る用意をしているときはそう思っていたんだよねえ。今日はどうだろう。


【今日の季節の移り変わり】
昨夜は甘みがあって旨かった牛乳は、今朝飲んでみるとほんのりすっぱかった。暖かい季節になったものだ。

2007年03月24日(土) 簡単に……。

暫くこの頁の更新は滞りがちだったのですが、書くことがなかった訳ではなく、むしろ「あれも書こう」、「これも書きたい」、「こんなことを書くとおもしろいぞ」と思うことは沢山あったのです。でも、ほかに書かなくてはならないものや、この頁の記事よりも書きたくてしかも稿料が発生するものなどが沢山あって書けませんでした。

後になっても書けるようにと、取り敢えず簡単にメモ書きしておいたのですが、メモしてからの時間が経ち過ぎてメモしたことどもの詳細を思い出せずにいます。一日や二日程度ならメモからその内容を思い出して記事を起こすこともできるのですが、今回の場合、最長一〇日が隔たってしまったメモもあり、こうなっては最早や無理です。

私はもの書きです。この状態でも記事を起こすことはできます。しかしこの状態で記事を起こすと「書こうと思っていたこと」ではなく、「メモから発想した創作文」を書いてしまいます。
とは言え、メモは飽くまでメモなので、後に詳細に必ず思い出せるという保証が効くほど細かく書いておく訳にもいかず、それができないからちゃちゃっとメモ書きにしておく訳で。

こういう訳で、メモ書きからほとんど転記程度の御話を幾つか。

ハンバーガー専門店Mで小説原稿を書いていたときの御話。
午前八時に客席入りして昼食時間帯の混雑がはじまる頃に退席しているというのに、私が執筆している間中M店舗客席内は女子学生(しかも制服学生)の甲高い話し声が頭上から降ってきます。女子学生たちは私がついている席の後方に固まっていたのですけどね。

その中に、許せない発言がありました。

制服を着なければならない学生なんて子供ですから、そんな子供の言うことをたまたま耳にしたからと言っていちいち腹を立てるのはおとなげないこととは私自身も思ってはおります。ですから、語順を考えない会話の仕方だとか、発言前に文法を整える余裕のなさとか、慣用句の使用法の間違いだとか、そんなものを咎める心づもりなど毛頭ございません。でもどうしても許せない発言が一つだけありました。

或る女子学生が、ハンバーガー専門店Mクドナルドを「まっく」と呼びました。関西で生まれ育ったことを疑う余地のない訛りと語の選び方と速度で話す、間違いなく地元生まれの学生が、関西ではアップル社製のコンピュータを呼ぶときにしか使わない単語を以てMクドナルドを表現したのです。
……許し難い。
そのときは何とか聞かなかったことにして原稿執筆に取り組みましたが、自宅への帰途上でも意識の外から何度も想起されてしまうので、その日は一〇〇円ショップに立ち寄って香炉と香を買い求め、自宅ではリラックスできるという香を焚いて仕事をしました。

ちなみに「リラックスできる香」とはラベンダーの香で、「ラベンダーの香りなんかかいだらタイムトラベルしてしまうんじゃないだろうか」とちょっとどきどきしながら焚きました。もう「まっく」のことは忘れていました。
何って、原田知世さんにユーミンですよ。高柳くんは現在は「野性時代」の編集長らしいですよ?

「転記程度の話を幾つか」とか「簡単に」とか先に書いておきながら結構長い愚痴を書いてしまいました。短い原稿が苦手な理由がこんなところにも見え隠れ。


【今日の暖冬を振り返る】
とうとうこの冬は自宅ではTシャツだけで過ごした。長袖はずっと箪笥の中。ジャズ箪笥。カモンレッツ箪笥。Rain箪笥が聞こえる。

2007年03月23日(金) 研究結果発表。

当市内主要駅前ファストフード店四店+一店のモーニングメニューの内容、価格及びそれを食しながらの原稿執筆作業のやりやすさ比較研究第一次発表。

1.ハンバーガー専門店M
モーニングメニューの種類多く、ヘルシーメニューとボリュームメニューの選択化。価格帯もほどほど。
客席は販売カウンタとは違うフロアにあり、長時間席を占有していても店員の視線を怖れる必要はない。
但し、モバイル機器のためのコンセントが備え付けられたカウンタ席はテーブルの奥行きが狭く、テーブルといすの高さのバランスがよろしくない。長時間の執筆作業であればボックス席で行うのがよい。
開店は午前七時丁度、モーニングメニュー供給時間は午前一〇時三〇分まで。昼食時間帯の正午近くまでは混雑はひどくないので席の占有も困難ではない。しかし、ホットコーヒーのおかわりはシステムとしては可能だが、精神衛生上よろしくない風味なので実質は不可能。水分補給を如何にするかが課題。

2.ハンバーガー専門店L
モーニングメニューの選択の幅は狭いが、最近店舗及び店員の制服、接客マニュアル等のリニューアルが行われ、店内の居住性は高い。同種専門店Mと比べてマイナーな分、混雑時間帯が短く、昼食時間帯を跨いでの客席占有も平日であれば可能。開店時間は午前七時、モーニングメニュー供給時間は午前一〇時三〇分まで。同種専門店Mと比較してモーニングメニューの価格はやや安価。
喫煙席と禁煙席とがあるが、喫煙席のカウンタ席にはモバイル用のコンセントがない(禁煙席にはある)。
販売カウンタと客席は対面しておらず、長時間の客席占有も店員の視線は届かない。また、カウンタには「一人分」の幅ごとに切り込みが入っており、大荷物を広げる客の隣りにすわったばかりに肩身が狭い思いをする心配が少ない。
同種専門店Mに比べてコーヒーが美味なのだが、おかわり自由サービスがないのが難点。
ハンバーガー専門店ではあるが、午後二時三〇分を過ぎると店舗固有のスイーツメニューの販売もはじまる。

3.ドーナツ専門店
開店時間が午前七時と早いが、モーニングメニューは特に設定されていない。しかし、店内の調度や内装が落ち着いており居住性が高く、ホットコーヒー及びホットカフェオレのおかわりは自由。店舗種別及び店舗の混雑具合いによってはコーヒーサーバを手にした店員が「おかわりは如何ですか」とテーブルを巡回するので、それを心苦しいと感じるか有難いと感じるかで長時間の客席占有が可能か否かが分かれる。
テーブルと椅子の高さがよく合っており、またどちらも丈夫な木製なので書きものには大変適している。
ポイントカードシステムを導入しており、購入金額によってポイントが貯めることができる。貯めたポイントによってさまざまな景品を貰うことが可能。景品は調度や鞄などの実用的なものからおもちゃや記念品の類いまで多種。購入価格の値引きにもポイントは使える。

4.フライドチキン専門店
開店時間が午前九時三〇分と駅前ファストフード店の中では最も遅い時間に開店する。モーニングメニューはない。主要メニューが揚げものと胃に重いものなので他店舗に比べて多少不利ではあるが、ハンバーガースタイルのメニューの開発やドリンクバーの設定などで集客に努めている。
しかし、各メニューの単価が他店舗に比べて高額で、長時間の客席の占有はドリンクバーでどれだけ粘る度胸があるか否かに関わる。昼食時などの繁忙時でなければ店員が客席の掃除などに頻繁に訪れるので多少図太くなければ居心地はよろしくない。
また、ドリンクバーがあるせいか、若年層の女性が多数集まりやすく、その分店内が騒々しく、執筆作業等には不向きであると言える。ドリンクバーのサーバが販売カウンタと同じ並びにあるのもネックである。

5.ハンバーガー専門店M-2
駅前ではないが、モーニングメニューがあり、カウンタ席がある。但し、開店時間は午前九時でモーニングメニュー供給時間は午前一〇時まで、カウンタ席にはモバイル用のコンセントはない。モーニングメニューは各店舗によってまちまちのようで、事前にWebサイトで調べたものと実際に店舗で販売されていたものとが違ってがっかりした。
分煙体制を取っており、喫煙席は扉を閉ざされ、まるで隔離室。また、店員が頻繁に客席の掃除をするので追い立てられているようで、落ち着いて執筆に集中できない。コーヒーおかわりのサービスもない。各メニューの価格設定もやや高め。店舗の広さの割りに客席数が少なくもある。
執筆作業をするには窮めて不向きな店舗であるが、各種ハンバーガー専門店の中では最も美味である。

このような次第で、現在のところ混雑さえしていなければドーナツ専門店が最も作業しやすく、またメニュー単品の価格設定が低いために追加注文もしやすく、何よりカフェオレが美味な上におかわり自由でサービングまでして貰えるので私は大好きだ。

ちなみに、各店舗で書き進んだ原稿枚数は、客席占有時間を各店舗三時間平均として四〇〇字詰原稿用紙で以下の通りである。(単位:枚)
1.ハンバーガー専門店M:8.5
2.ハンバーガー専門店L:8.6
3.ドーナツ専門店:9
4.フライドチキン専門店:4.3
5.ハンバーガー専門店M-2:4.5

取り敢えず、フライドチキン専門店とハンバーガー専門店M-2では二度と仕事はしない。モーニングメニューを食べたいときはハンバーガー専門店L、カフェオレを飲みたいときはドーナツ専門店かな。


【今日の懺悔】
ドーナツ専門店のお姉さん、三時間で五杯もカフェオレのおかわりしちゃって御免なさい。何も言っていないのに「カロリー0」の砂糖を手渡してくれる御気遣いも有難う。

2007年03月20日(火) 環境問題。

何日か前に、先日まで伏せっていたために落ちてしまった体力と取り戻すために朝からウォーキングをして、ついでにファストフード店に入ってそこで朝食を摂って紙原稿の仕事をしている、という話を、この頁に書いたと思います。そんな気がします。気のせいだったかな。近頃、記憶が曖昧でとても困ります。

実際、この一週間ほどこの日課を続けています。片道二キロメートルとちょっとの距離を歩いて、ファストフード店でモーニングメニューを食しつつ小説原稿を書いて、昼食どきが近づいてきて店内が混んできたら原稿を切り上げてまた歩いて帰宅します。
往復で五キロメートル弱歩くことになります。私がいつも付けている歩数計によると往復で六〇〇〇と数百歩です。たいした運動量ではありませんが、やはり慣れてくるとちょっと離れた場所でも乗りものを使わずに歩いて行こうかなと思えるようになってきました。

それはそれでいいことなのですが。

「原稿を書く」という作業は、原稿用紙と筆記具と辞書、そしてすわる場所と書くための台があればできるものです。だから、自宅でもできますし、これまでずっと自宅でやってきました。自宅でやるときは「あー」とか「うー」とか唸りながらあまりの筆の遅さに自分で苛立ったり、なかなか集中できずに資料用の本を読みふけったり、インターネットで調べものをしている途中で脱線してどんどんネットサーフィンしてしまったりで、短編を一本書き上げるまでにも割と時間がかかっていました。

それが、ファストフード店では何故かすらすらと書けてしまうのです。

確かにファストフード店には、自分が注文したメニューを食べてしまった後にはほかに気を取られるものはありません。辞書は電子辞書を携帯していきますからほかの頁を読みふけることもないし、ネット環境がありませんからネットサーフィンの心配もありません。
でも、筆が進まなくて「あー」とか「うー」とか唸りながら悩む可能性があるのは変わりがないはずです。

でも、何故かファストフード店では筆はすらすらと進みます。午前中の三時間ほどでだいたい四〇〇字詰原稿用紙一〇枚分くらい書き進みますから、四日もあれば毎月納めている短編小説一本くらいは仕上がってしまいます。後は自宅でデータ化してメールに添付して納稿するだけです。
自宅で書いても同じだと思うのだけど、何故ファストフード店ではすらすら書けるのだろう。もともとあまり人と接触するのが得意ではないので、自分以外の人間がいる場所では集中して書くことはできないと自分で思っていたのに。

ちなみに、ファストフードの種類は選ばないようです。ハンバーガーでもドーナツでも同じように書けます。どちらかと言うとドーナツ店の方が好きです。某有名ドーナツ専門店のカフェオレはとてもおいしくて私好みで、しかもおかわり自由で、さらには「おかわり如何ですか」と店員さんがテーブルをまわってくれるので「おかわりください」と席を立って行かなくてもいいのです。
でも、店員さんの巡回は店舗によって、また混雑具合いによって異なるようで、昨日私がいた店舗ではなかなか来てくれなかったので最初の九〇分間ほど「おかわりよこせ」と店員さんに向けて電波を送り続けました。結果、三時間で四杯飲みました。

こんな訳で、自由業の私もこの頃は午前八時には「出勤」して仕事をはじめています。


【今日の検定】
漢力検定なるものに遭遇。ちなみに私の漢力240ポイント心90技60体90先行タイプ1。

2007年03月18日(日) 新しくできることの。

先日はホワイトデーとやらでしたね。ヴァレンタインデイとやらにチョコレイトなどを女性から貰った男性がお返しをする日……というのは定義として間違っとるんかな。
その辺りの日にですね、私にもヴァレンタインデイにチョコレイトをくれた人がいたのでお返ししたですよ。そのチョコレイトというのは義理チョコの中の義理チョコ、母チョコだったのですが(´□`)。

携帯電話をあげました。電話の機体は私が先日まで使用していたお古なのですが、その方が機能が少なくて使い方を覚えやすく、乱暴して壊してもあんまり惜しくもなくていいかな、と思って。食料品や日用品の買い出しくらいにしか外に出掛けない母ですから自宅の固定電話さえあれば連絡はつくのですが、「メール」という新しいツールを手に入れることで、これまでになかったコミュニケーションや未知の世界が開けるのではないか、と思ったのです。
取り敢えず私の「二台目」として契約して母に持たせました。使うのは母、料金を支払うのは私、ということで。

必要になりそうな連絡先の登録やメールアドレスの設定や、表示フォントサイズの設定などはちょちょっとやってあげて、直ぐに使える状態にして渡しました。先ずは実際に使ってみるのがいいでしょうと電話のかけ方、受け方、メールの読み方、打ち方、送受信の仕方を、細切れに二、三日かけて講義して、そして一昨日の夜だったでしょうか。
母からはじめてのメールが届きました。

「おやすみ」

時間は午後八時過ぎ。早!と思って「もう寝るの?!」と返信したらこう返ってきました。

「練習」

ただ、それだけだったのですが、母が私が提供したツールを使用してくれること、使えるようになろうと練習してくれていること、そして、早くもメールの漢字変換ができるようになったことがうれしくて、その夜はとても仕事がはかどりました。

はかどった御陰で深夜まで仕事してしまって翌日は寝坊してしまったんですけどね(*´д`)。


【今日の相性】
新しくうちに来たパソコンは、FMラジオと相性が悪いようです。これまで仕事中に聴いてたN○K FMがノイズだらけで聴くに堪えない。

2007年03月16日(金) ああん。

あああああああああああああぁ〜……ヾ(´□`)ノミ



ああん。
ネコ飼いたいnya(=´ω`=)。


【今日の浮気】
ケータイの待ち受け画像、じったんに変えちゃった……御免ね駅長。

2007年03月15日(木) 歩いて、帰って。

夜型生活から朝方生活に切り替えられそうなので、午前中に眠くなっても眠ってしまわないように外へ出ることにした。トレーニングジムへ行くのが一番いいのだが、ぼくの行きつけのトレーニングジムは午前中が一番混むし、持病で寝込んでいた期間が長かったためにジムでの運動に耐え得る体力に欠けてしまっているので、その体力を養うためにも隣り街まで鉄道駅一ト駅分ウォーキングすることにした。

隣り街は市内中心地。駅前でもあるので早朝から開店している飲食店もある。そこまで二キロメートル強歩いて、朝食を摂りつつ紙原稿作業をして、昼食どきが近づいて店内が混みはじめたら一旦仕事を切り上げて、また歩いて自宅へ帰って昼食を摂る。それから、自宅でパソコンを使わないとできない仕事をする。
というスケジュールであと一〇日間ほど過ごしてみる試み。

今日の朝食はMクドナルドのソーセージエッグマフィン。サラダマリネベーグルと並んで好きなメニューだ。モーニングタイムにしか供されないのが不満なくらいだ。それくらい、ぼくはソーセージエッグマフィンが旨いと思っている。今日も旨いと思いながら喰った。
喰った後、二時間客席に居座って、四〇〇字詰原稿用紙七枚分を書き進めた。

帰宅途中で実母宅に立ち寄って、母手作りのハンバーグを分けて貰って、昼食はそれと十六觳雑穀米に目玉焼きを添えてロコモコ丼にして喰った。旨かった。ソーセージエッグマフィンは確かに旨かったが、母さんのハンバーグはもっともっと何倍も何十倍も旨かった。

ベルトに付けた歩数計を見てみると、往復で五キロメートル弱歩いて六三〇〇歩と少し。案外少ない。


【今日のそろそろ現れてもいいのに】
野菜でがっつり腹一杯にさせるファストフード店。ないのがおかしいくらいだ。

2007年03月14日(水) 御陰さまで。

実は、先週の金曜日まで半死半生でした。死んではいないが生きてもいないというか、横たわる以外に何もできていなかったのです。金曜日は定期通院日に当たっていたので何とか気力を振り絞ってかかりつけの心療科医に会い、惨状を訴えました。そうしましたら、がらりと処方が変わりました。

■朝食後
半夏厚朴湯×1包
アモキサン10mg×1カプセル
レキソタン5mg×1錠
デプロメール50mg×1錠
トレドミン25mg×1錠

■昼食後
半夏厚朴湯×1包
アモキサン25mg×1カプセル
レキソタン5mg×1錠

■夕食後
半夏厚朴湯×1包
アモキサン10mg×1カプセル
レキソタン5mg×1錠
デプロメール50mg×1錠
トレドミン25mg×1錠

■眠前
ハルシオン0.25mg×1錠
ロヒプノール2mg×1錠

■頓服
セルシン2mg×1錠(適宜)

この処方の通りに服薬をはじめて五日。かかりつけ医の言うことには、アモキサンとデプロメールは相性がよくてよく効くのだそうです。寝台に横たわっているだけしかできなかった自分がいまではうそのようです。一箇月ほど持病がひどくほぼ寝たきりだったために体力は落ちてしまっているのですが、直ぐにでもトレーニングジムで身体を動かしたい気分。仕事もばりばりこなしたい。

でも、何でも急に沢山のことをやってしまうと身体にも精神面にも無理がかかってくるので、気ははやるけれど少しずつ。トレーニングジムはいつも一箇月パスを買っていて、でもいまはもう月半ばだし、ジムトレーニングに耐え得る体力を取り戻すためにも先ずはウォーキングからやり直すことにしました。
まったく落ちてしまっていたかと思っていた脚力は思っていたほども落ちておらず、昨日今日と五キロメートルを軽く踏破。平らなところを歩くなら楽なものです。トレーニングジムのトレッドミルでは15%の勾配を歩いていますからね。

夜型になっていた生活も、去る土曜日曜に行った城攻めを境いに朝型に戻りそうな様子。これまで午近くにならないと起き上がれなかったのが午前六時台に起き上がれるようになり、きちんと朝食も摂れています。いい傾向です。

何より、自分の意志で「外へ出掛けてみよう」と屋外を歩くことができるというのがとてもうれしいことです。さわやかな早春の風、やわらかな陽光、ほどよい気温、歩くごとに巡りが速く活発になる血流、筋肉の躍動、気分の昂揚、心地よい紫外線。すばらしい。
精神医療をよく判っていない人が「薬に頼るのはよくない」とか「病いは気から」だとか薬物医療を非難するけれど、こうやって薬に見事なまでに助けられている者もいるのです。薬がなかったら、ぼくは生命がありながら生命を感じられないでいたことでしょう。

気力が戻ってきたところで新しい仕事も貰ったし、これからこつこつやります。ああ、自分の意志で自分の身体を動かして自分がやるべきことをやることの、何とよろこばしいことか。有難う有難う何度言っても足りない有難う。


【今日の第二希望】
ポン・デ・きなこに続いてポン・デ・チーズを希望します!

2007年03月13日(火) 城攻め敢行。

去る三月一〇日(土)から一一日(日)にかけまして、醤油だの金山寺味噌だので有名な紀州湯浅へ有志一同とともに出向きました。予定されていた日程としては湯浅近隣都市入浴施設にて岩盤浴を体験した後、湯浅城へ攻め込むことになっていましたが、下調べしたから行ったにもかかわらず入浴施設は改装工事中で岩盤浴は体験できず。
……私が住んでいる街の岩盤浴施設は大抵「女性専用」なので今回の岩盤浴はとても楽しみにしていたのに orz

代替案として、近場の道成寺を訪問することにしました。「安珍清姫」、「娘道成寺」で有名な道成寺です。「安珍清姫」の物語を御存知ない方はこちらをどうぞ。

ここが道成寺です道成寺に至る石段

道成寺は天台宗の御寺なのですね。山名を天春山と言うようです。右写真は長い石段を前にすくみ気味の三十路組。見るより楽な階段でした。
道成寺境内

道成寺境内。もう半月も遅れてくれば桜が咲いてきっときれいだったでしょう。ここまで来たら安珍が隠れ清姫が蛇に化身して巻き付いたという釣鐘を見てくるべきなのですが、拝観料がちょっとお高いという理由で全会一致でスルー決定でした。

さて、この後に攻め入ったのが湯浅城でござる。

敷地内からの湯浅城郭

何とこの湯浅城は宿泊施設になっております。国民宿舎です。お安く宿泊できて中紀を満喫、気が向けば紀北、南紀にも足を伸ばせる便利で優雅な御宿ですからぜひどうぞ。温泉にも入れます。
ここで、道成寺で買ってきた銘菓釣鐘饅頭のニューフレーバー「チョコレート」を試食してみたのですが……。

釣鐘饅頭の文字に注目

この饅頭の表面には「あんちん」と書いてあるはずなのですが、どうしても私には「あんちん」には見えないのですよ。みなさんどう思いますか。


【今日の体力不足】
持病の状況が状況なので一箇月ほどトレーニングを休んだら一泊二日の旅に出ただけで寝込むほど弱っていました。これから鍛え直します。

2007年03月09日(金) 気疲れしました。

まあ、冷や汗かきましたねえ。ちょっと以前からこの頁にも書いていたかと思うのですが、仕事に使用しているパソコンの調子がいまひとつよろしくなかったのです。
起動しようと電源を入れると普通は「プ」と機嫌よろしそうな音を鳴らしてハードディスクがからからまわり出しますよね。当たり前にそのように起動するのはしていたのですが、再起動しようとしたり、一旦電源を落としてから間もなくもう一度起動させようとしたりすると「びー」という不快なビープ音を立ててガリガリガリとハードディスクが分解しそうな音を立てて、終いには止まってしまうという不具合が起きていたのです。

そのうち、普通に起動したいときでも何分の一かの確率で起動できなくなってきて、段々とその確率が高くなってきて、とうとうこの間の日曜日はまる一日起動できない状態になりました。
書き上げて納稿待ちの原稿が九本と直ぐに納稿しないといけないリライト原稿が一本、ハードディスクに入ったままです。バックアップはありません。こまめに取っておくべきものですが、私が使用していたパソコンのCDドライブはRWではなかったために、一度書き込むとそれでCD一枚の寿命は終わりです。データを書き直すことができない。勿体なくてバックアップは取れませんでした。

あああ、どうしよう。
動物園の熊みたいに右往左往していても仕方がないので職業別電話帳(タウンページって言わないところが年寄り)を繰ってデータをサルベージしてくれる業者に電話をして、出張して貰う段取りをつけてその足で自宅から直近の家電量販店へ行きました。

ほんとうのことを言いますと、Windows Vistaがリリースされて一般に定着して、Win XP機が値崩れを起こした頃にXP機を購入しようと考えていたのです。Vistaの評判もまだ聞こえてこないし、自分が知っているVistaの特徴って「別にそんな機能要らん」というものばかりだったし。いっそのことMacへの乗り換えも考えました。データの互換も最近ではほぼ大丈夫なようだし。
でも、Macユーザの友人の嘆きを通り越した憤りを思い出してMacユーザに戻るのはやめました。
「ウイルスメールまでMac非対応か!」
Mac対応のソフトって、とても少ないのです。一〇年ほど以前に私もMacユーザだったことがあって、ゲームもアプリケーションも対応ソフトが少なくて使えない機械でしかなかったことを思い出したので、やっぱりWinかな、と。

で、家電店のパソコン売り場を見ると、ぜーんぶVista機なんですわ。店員の兄ちゃん捕まえてXP機はないのか、在庫もないのかと確認したけど「ない」とのことだったので、仕方なく陳列品を見てみると、XP機で最安値だった機械と同じ……ちょびっとだけ安い価格のVista機があったのでおもむろに「これ頂戴」と言って即購入しました。生CD一〇枚と一緒に購入して、ほんの少しだけおまけして貰って、六万円丁度。なかなかお安い買いものだった。予想していたよりはね。

さて、あとはデータ移行の業者に旧機のハードディスク内のデータを新機に移し替えて貰うだけだと思っていたら、パソコン救急の仕事はかなり忙しいらしく、出張日は三日後ということに。
持病の調子もこれまでになくひどい状態だったので、その間は寝込んでいました。ときどき、「もう一回だけでも起動しないかな」と旧機の電源を入れてみながら。
そしたら、パソコン救急業者が来る予定の前日に、奇跡的に起動したのですよ。慌てて買ってきた生CDに原稿データをはじめ、今後要るデータを書き込んでおきました。しかし、FEP(日本語変換装置)の辞書だとか、ブラウザのお気に入りだとか、そういうものはハードディスク同士をケーブルで直結して移動させて貰うしかないかと思ったので、業者を待ちました。

で、業者がやったことは。
旧機の本体からハードディスクを外して電源を取り付け、LANケーブルを取り付けて新機に繋いで、新機を通して旧機のハードディスクの中身を開くこと。「どのデータが必要ですか」と訊くから「ATOKと、メーラーに登録してあるアドレスを。アプリケーションの類いはインストールし直します」と答えると、フォルダをほいほい開けてそれらしきフォルダを新機に移し変えた。そして言うことに。

「これでデータは移動できました。どうやってVistaに組み込むかは御客様の方で調べてやってください。もし、それができなくても私どもでは何もできませんので御了承ください」

これで一六八〇〇円取って帰ったぞ。それくらいのことだったらおれ一人でもできたぞ。一六八〇〇円あったらずっと買い換えたいと思っていながら我慢していた不調なFAX機も一緒に買い換えられたぞ、おい。機械は安くて済んだのにこの業者は……。
こんな訳で、私もいろいろ試してみましたがATOKはフォルダをProgramFilesに入れてやるだけでは使えないようです。
MS-IMEを愛用している人には申し訳ないのですが、私にはMS-IMEは「使えない」FEPなのですよ。文節から推測して単語出さないし、こんな場面でそんな単語使う訳ないだろって言うような単語を第一候補に挙げてくるし、「ことえり」よりましって程度でしかない(「ことえり」大好きの人御免なさい。でも「ことえり」は「使えない」どころの話じゃない)。

仕方がないから、最新のATOKと、ついでだから使い勝手がいいキイボードを改めて購入することに決定。旧機のキイボードもちょっと使いづらいかな、と思っていたのですが、新機付属のキイボードはもっと使いにくいし、私どももの書きはテキスト入力量が非常に多いので、できるだけ指や手首に負担が掛からなくて気持ちがいいキイタッチのキイボードが必要なのです。

そんで、何故だか知りませんがVistaのデスクトップのアイコンが異常にでっかいのです。もしかしたらXPまでの標準サイズで表示する設定ができるのかもしれませんが、そのコマンドが何処にあるのかまだ判らないのでこれからいろいろやってそれを見つけたり、使い勝手に慣れたりしないといけません。
起動したときにはいちいちスピーカの設定とか訊いてくるし、セキュリティ重視なのは判るけどいろいろなところでパスワードを入力するたびに「実行していいの?」って訊いてくるし、何かプログラムを実行したら実行の途中で「これ、ほんとに続けていいの?」って訊いてくるし、ああ、面倒だったらありゃしないってば!
……使っていれば、慣れるのかなあ(´・ω・`)=3


【今日の告知】
更新再開したと思ったらまた止まります。明日から城攻めだー!

2007年03月08日(木) 取り敢えず。

いろいろあったんですが、先ず一ト言。

びすた、めんどくせえ。

2007年03月05日(月) 逝きます。

御免なさい、もう限界です。逝くことになりました。
みなさま、いままで有難う。御恩は忘れるかもしれないけど、できるだけ忘れないようにします。

と、いうのは私自身のことではなく、パソコンシステムのことです。以前から何分の一かの確率で起動しないという現象が起きていたのですが、その確率が徐々に高くなってきまして、とうとう起動しなくなりました。

パソコンシステムがないと仕事もできませんので早急に代替機を導入する予定ですが、私本体も起動しないことが多くなっておりますので、直ぐにという訳にはいかないかもしれません。

取り敢えず、私本体が起動してパソコンシステムの新機納入及び設定完了まではこの頁の更新も停止致しますことをお断りしておきます。
応急処置的にケータイから失礼致しました。

2007年03月03日(土) パーティができるほど。

チルドカップが捨てられません。
コーヒー飲料などが入っているプラ製のカップのことです。シアトルスタイルとか呼ばれるカップ入りコーヒーの容器。
耐熱容器でもないし、カップとして以外に用途が思いつく訳でもないし、そんなに沢山要らないのだけど。

いまだに捨てられません。飲んだら蓋は外してストローも処分して、カップは洗って食器籠の中に。

チルドカップが沢山あるから、陶器や硝子のカップを買わなくても飲みものは飲めます。だから買いません。だからいまだに我が家にはまともなカップがありません。御客さまが来てもお茶を出すときもコーヒーを出すときもジュースを出すときもチルドカップ……。
我が家ぎゅうぎゅう詰めの人数が集まっても一人一ツのチルドカップが行き渡るほど集まりました。

だって捨てたら勿体ないじゃないねえマータイさん?

「今日はカフェ○ッテの気分」
「今日の気分はスター○ックス」
「今日はド○ールって感じ」
などと言いつつ飲むコーヒーはいつもネス○フェ。

その日の気分でカップを選ぶおいらは御洒落ですか。


【今日の自傷行為じゃないよ】
リスカの準チョコレート菓子が好きなの。

2007年03月02日(金) もの足りない……。

コンビニエンスストアの肉まんって、どれもあんまりおいしくなくなってきているような気がする。肝心の饅頭部分(皮)がふわふわすぎて食べた気がしなかった。
皮が旨くてこそ饅頭でしょ?


【今日のパチもん】
某コンビニエンスストアでは某ドーナツ専門店の商品そっくりのドーナツが個別包装で販売されています。「モッチリング」て……(笑)。

2007年03月01日(木) 春なのに。

卒業だけが理由でしょうか。会えなくなるねと右手を……これ以上は自粛。JA○RACの巡回が来ると怖いからね。

とってもいい御天気でぽかぽかで、御洗濯したり御布団干したり御散歩に出掛けたくなるような、春の日和です。
でも、なのか、だから、なのか判りませんが、思うように動けましぇん。千秋しぇんぱい御飯恵んでくだしゃい(無関係)。

部屋の掃除も食器の片付けやごみの処理さえ儘ならず。入院した方がいいのかも。そうすれば少なくともぼく自身は幾らか楽。
でも入院すると仕事ができなくなってしまうんで、その案却下。

これでも毎月三ツ以上の締切を抱えています。ああ、準チョコレート食べたい。


【今日の決定事項】
先日別名義で貰った賞の賞金は、一〇日後の城攻め資金として消えます。……賞金と言ってもその程度しか貰えなかったのさ。


エンピツユニオン


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