衛澤のどーでもよさげ。
2004年05月31日(月) 口中調味。

米食文化のキイワードはこれ↑だ!
これを知らずして「飯喰い」を自称するなかれ!


【ひとりごと】
「キューティハニー」主題曲の作詞家クロードQの正体は阿久悠先生に違いない!

2004年05月30日(日) 湿気どっしり。

昨夜、と言いますか、本日早朝ですね。0400時頃、仮眠から覚めてさあ作業再開、と思って読切3本のうち1本めの初稿をデータ化する作業をはじめましたところ、めっちゃ暑い……。これは、私の部屋が通気性に乏しくそのせいで暑いのだと思って屋外に涼みに行ってみたのですが、外までもどっしりと空気が湿って重い……。多少の暑さならパンツ一丁姿になってでもしのぐのですが、湿気て暑いのは耐え難い。という訳でまだ夜明け前から空調機の除湿機能に頼ることになりました。

「除湿」ということは湿気を取り除いてくれる、つまり空気を乾燥させる訳ですね。そうすると喉が痛くなったりして。これは不味いかと思って空調機を止めてみたけれど蒸し暑くて作業にならない……ディレンマを感じつつ、除湿を続行することに決めて正午まで作業。今日は朝から雨の予報だった当地方、雨のせいで蒸し暑いのかと思っていたけれど見事に蒸し暑いまま晴れてくれましたよ。あっつー。

で。そんな作業を盛り上げるために音楽CDを流します。今日の作業は書き上がった紙原稿をデータ化するという単純作業なので、紙原稿のときには聴けないBGMを択びます。今日のセレクトは「ピンクレディー TWIN BEST」。
……ピンクレディーのCDはB'zのDVDとは違った意味で仕事にならなかったりします。条件反射で踊ってしまうから。私などの年代は大抵ピンクレディーの曲なら踊れてしまうので。特に「UFO」。「いまは作業をしているから!」という自制心を持っていても「UFO」だけはどうにもなりません。身体が自動的に踊り出します。畏るべし、ピンクレディー!

昨日、今日の情報番組にて映画「キューティハニー」試写会の模様の報道を度々見ました。サトエリこと佐藤江梨子さんが何やら感涙にむせんでおります。近頃の「お顔よし」「スタイルよし」の女性タレントさんはそれだけが能で内容の充実を感じさせない人が多いように思うのですが、サトエリさんは機転が利いて才媛を感じさせますね。

そしてそれにも増して「キューティハニー」観賞欲が増大。ただいま当初の150%。公式サイトの劇場用予告を何度もストリーミングで見てしまう始末。
「愛の戦士、キューティハニーさ!」のシーンを見る度に「素敵!」と声を上げ、「ハニーフラッシュ!」のシーンを見る度に「かっこいい!」とじたばたし、終いには「ぱっぱっぱやっぱっぱっ♪」と変身シーンのBGMコーラスを鼻唄に歌ってしまう重傷振り。観たいよ〜。

ところで、私が近年最も才色兼備の才媛であると感じた女性タレントさんは篠原ともえさんなのですが、これを他人様に話すと大抵怪訝な顔をされるか「それはおかしい」などと異議申し立てをされたりします。何故だ。
かわいいし、機転も利くし、智識も豊富だし、これを才媛と言わずして何と言う、と私など思っているのですが。お付き合いしたい女性タレントは、と問われたら、いまのところ私は篠原ともえさんか菅野美穂さんと答えますね。


【ひとりごと】
「あるときアラブの大富豪!」(笑)

2004年05月29日(土) ほしくない…と思う。

月末から翌月初に掛けて著しく眠気の強い時期というものが私にはありまして、丁度いま頃がその時期に当たります。でも眠いからと言って寝ていてばかりでは御仕事が進みませんから、「眠れなくなるドリンク剤」を、少々御値段が張りますが仕入れて参りました。

某コンビニエンスストアで某不眠ドリンク剤を買った場合に限り課長時代の島耕作さんが応援してくださいます。で、その応援グッズとして「四字熟語判コ」が付いているのですが……これはどうだろう。
全部で6種(「シ」・「マ」・「コ」・「ウ」・「サ」・「ク」の各文字を頭文字とした熟語を使ったもの)あるらしいのですが、今回私はそのうちの2種入手致しました。ひとつは「三矢之戒(さんしのかい)」。これは、教訓として判らなくもないです。でも、もうひとつの「満身創痍」は、応援でも何でもないと思います。こんな判コ貰ってもうれしく…ない…。

詰め詰めスケジュール読切3本6月中仕上げのうちの初稿1本が上がって一ト先ず一ト息。一ト晩で下書きから初稿を起こすという無謀をしましたのでただいま手首がふるふるでございますよ。これからこの初稿をデータ化しないといけません。
しかも、あと2本少なくとも同じ手順を踏まないといけない訳で……6月は手首がたがた月間かも、です。

読切は当初の方針通り、連載は一見読み手を馬鹿にしているかの如く判りやすく単純に、を心掛けることにしました。だから多少あざといと感じるかもしれませんがそれも狙いの範疇ということで。


【ひとりごと】
今日から映画「キューティハニー」公開。
でも当地方で上映している劇場はなし。大阪まで出て行って観るか……でも電車賃が……でも庵野監督の「ハニメーション」、はげしく観たい……どうするべ……。「キャシャーン」より観たいかも。

2004年05月28日(金) おバカ電話。

「オレオレ詐欺」も巧妙になってきました、という報道を見るようになりました。「オレ」だけでなく「警察」や「弁護士」なども登場するそうです。みなさん想像力が豊かですね。その想像力を創造に向けろってーのばかもの。

しかし中には御間抜けな詐欺師さんもいるもので。

私の父は一昨年に他界致しましたが、初七日法要も済んでやれやれ、という頃に実家に電話があったそうです。「○人(父の名)さん、いらっしゃいますか」と。電話に出たのは母でした。
母が「どちらさまですか」と聞いても名乗らず、「どのような御用ですか」と訊ねても「○人さん、いらっしゃいますか」の一点張り。母は答えたそうです。「おりますよ、天国に」。
それで電話は切れたそうです。

拙宅にもそれに近い電話がときどき掛かってきていました。「奥さま、おられますか」と。ワタクシ未婚ですから「おりません」と言えばそれで済むかと思いきや、「ただいま不在」と解釈する方などもおられまして、「お帰りはいつ頃ですか」とか「何時頃でしたら御在宅ですか」とか訊かれるのもうっとうしいので「先立たれました」と答えることにしています。
そういえば、そう答えるようにしてから「奥さま、おられますか」はなくなりましたねえ。

しかし、回線電話にも携帯電話にもいわゆる「ワン切り」がときどきあります。「00253574」とか電話番号としてあり得ないような数字が着信履歴として残っておりますよ。コール1回で切るような人は私に用事がある訳ではないのだと解釈して折り返しコールなんぞ致しませんが。
回線電話に電話しておいて、私が出た途端に切るのはやめてくださいね。けったくそ悪いから。

2004年05月27日(木) はーさっぱりさっぱり。

近日中に初対面の方とお会いすることが決まったので長い間放置プレイだった髪を切りに行きました。馴染みの理髪店まで自転車で20分。久々に午後から外に出掛けました。平日の昼下がりは理髪店も空いていて、私が前を通り掛かっただけで店長氏が理髪台の準備をしてくれました。

「1枚? 0.5枚?」の問い掛けに迷わず「0.5!」と答えておいてあとはおまかせです。「1枚」「0.5枚」とは髪の長さのことです。仕上がりの長さをどれくらいにするかと問われたのです。数字が小さくなるほど短いです。「0.5」が理容師の技術と物理的な限界です。刈り方はこの5年間変わることなくスポーツ刈りです。

先ず頭の天辺は置いといて、ぐるりをバリカンで刈り込まれます。天辺だけが長く残って嶋大輔か石川五右衛門か(懐)という感じになります。そこから、天辺の真ん中を一文字に刈られます。頭の左右に髪のかたまりがぽつんぽつんと残ります。おれは加護ちゃんじゃねっつの、とツッコミを口の中で入れておきます。
それから全部を均等に刈って頂きまして、最後は大体鋏で仕上げてくれるものなのですが、近頃は細部用のバリカンというものもあるようで、今日は刈りはじめから仕上げまですべてバリカンでした。短くなってさっぱり。

2箇月ばかり理髪店にも行かず髭も放置していたので口髭が結構伸びています。写真には写らないけれど鏡には映る、それくらいの濃さです。このまま伸ばしたらどうなるだろう、という単純な好奇心から今年一杯伸ばしてみる試み。「口の上だけ剃らないでください」と髭剃り時に御願いしておきました。

で。「年末まで試しに髭伸ばしてみる」と実家で言ってみたところ、厭がられました。どうも「気持ち悪い」といった御様子で。こういう点で、まだ自分は理解されていないのかな、なんてことを感じたりします。理解度がさっぱり、て感じですかね。

2004年05月26日(水) なんたることかサンタルチーア!

今日の表題は関西圏にお住まいの方か関西文化に造詣の深い方でもないとお判りにならないかもしれませんが、かのチャーリー浜師匠の持ちネタです。
丁度こういう気分になってしまいましたので、お借りしました。

去る2月に取材を受けましたF社さんの特例法合わせの本の記事原稿が上がったとのことで、本人チェックのために私にも送られてきました。取材は、私がF社編集者のOさんと会談してその様子をテープ録音するという方法が取られました。そのテープからOさんがおおまかに構成をつくり、それを外注のライターさんに渡して原稿をつくったらしいのですが、この原稿が……私が読んでも【良心により削除】もので、読んで思わず「おれが書いた方がよっぽ【良心により削除】!」と口走りました。「規定文字数以内であればどれだけ訂正を入れても構わない」と言われましたが、訂正どころではなくいっそすべて書きな【良心により削除】と思いました。これがほんとうにプロのライター【良心により削除】
まったく以て、なんたることかサンタルチーア!です。

その原稿に訂正を入れる……というよりは大幅加筆修正を施すのにほぼ半日を費やしましたよ。たかだか400字詰にして13枚程度のものだったのに。だいたい、どうしてプロのライターが書いたものの文法の間違【良心により削除】のか。こまごまと修正をしながら「全文書き直【良心により削除】!」と何度叫びそうになったことか。しかし、原型をとどめる程度の加筆修正にとどめておかないと原稿を書いてくだすったライターさんの立場もありますので、そこはそれ。
……何とか「読める」ものには仕立てたつもりです。私の加筆修正がそのまま活きるかどうかは判りませんが。

という一銭にもならない仕事に長時間を費やした上にとても気疲れして当日はほかの(本来の私の)仕事に手を付けられませんでした。その上、修正箇所が判りやすいようにと色分けしてつくった修正稿ファイルをライターさん宛てにメール添付で送ったのに「ファイルを開けない」とか言われて結局メール本文に挿入というかたちで送ることになってしまいましたし。プロのライターさんなのにHTML形式のメールを送ってくるし。ほんとうにプ【良心により削除】ました。
まったく以て、なんたることかサンタルチーア!

大変疲れました(o_ _)o

2004年05月25日(火) そのよろこびに。

ぼくは胡座をかいて仕事します。PC作業も紙作業もどちらも胡座ですわってやります。一日の作業はひどくすると連続20時間とか、それくらいの長時間に渡ったりもします。脚を折り曲げた姿勢で背を丸めたり伸ばしたり肩をいからせたり下げたりしながら作業します。

その作業を一段落させて、或るいは折り合いをつけて、布団の上に身体を長く伸ばして寝転んだときの心地よさと言ったら、いまのぼくの生活で最も大きなよろこびです。
太陽の光を浴びることもいまのぼくには贅沢なことです。そろそろ強くなってくる陽差しですが、日焼けしたって暑くたって構わないから浴びていたいです。

誰でもできることなのでしょうが、こういったことがいまのぼくの至上のよろこびなのです。

もっと贅沢を言うと、沢山本を読みたいです。釣りに行きたいです。ぐっすり眠りたいです。風にも当たりたいです。夏の風に吹かれていたいです。

2004年05月24日(月) ほえー!

いつもと違う性能のよいスピーカが付いたCDプレイヤで、改めてB'zの「BIG MACHINE」を聴いたですよ。中でも「WAKE UP,RIGHT NOW」が好きでして、じっくり聴きました。そしたらば、サビのコーラスパートがはっきり聞こえたのですね。

吃驚!

40歳目前のおっさん(失礼)がよくこんなハイトーンを出せるなあ! という驚愕とともにその卓抜した技術に感服、且つ、いままでヘボいスピーカで聴いていて御免なさいの気持ちです。

さて、別の話題。

今日は自宅近所の我が母校に県医師会の巡回X線撮影車が来てくれて無料で胸部X線写真を撮ってくれるというので作業明けに行ってきましたよ。まあ、髪がぼさぼさに伸びて髭も中途半端に濃くなってよれよれの作務衣を着たおっさんがやってきたときには医師会のお兄さんも胡散くさそうでしたね。これで書類に戸籍上の性別でも記入しようものならお兄さんをどのような混乱に陥れることができたのかを考えると少しだけ愉しくなりました(悪趣味)

午後からは歯科医通院。今日は歯石除去のみ。
いつもは「お水と振動できれいにしていきますね〜」と言われるのですが、今日は「お水と塩できれいにしますね〜」と言われましたよ。はじめてです。
衛生士のお姉さんが言った通り、ノズルから水と塩を噴射して歯をきれいにしてくれる訳ですが、これが……塩辛いのよ!
水と塩とを歯に吹き付ける訳ですから、口の中塩まみれですわな。もおしょっぱくてしょっぱくて浸透圧で身体の水分全部吸い出されるかと思いました。衛生士さんの「はい、うがいしてくださ〜い」の言葉がどれだけうれしかったか。そんでもって、うがいの水がただの水道水のはずなのに甘く感じましたよ。
今日で通院は終わり、と言われていたのですが洗浄を済ませると、以前治療した痕が欠けているのを発見されてしまいまして、「次回、ここ詰めましょう。1回で終わりますから」ともう1回通うことになりました。でも、取り敢えずは今月一杯で通院は終わりますね。

……明日は注射と心療科受診です。病院漬け〜。

2004年05月23日(日) 映画と原作の話など。

映画「キャシャーン」と「キューティハニー」をはげしく観たいです。

どちらも1970年代生まれの私のハートをくすぐる原作を持ち、且つ監督が期待できる人なのですよ。「キャシャーン」の監督キリキリ(紀里谷和明氏)の映像は既に宇多田「藤圭以子の娘」ヒカルさんのPVで拝見していて秀れたものをおつくりになることは判っているし、「キューティハニー」の庵野秀明監督は特撮やらせたらただいま日本一かもしれない人ですから、どちらもきっと愉しめるでしょう。
特に庵野監督の、あのべたべたにチープな画面をいまこの時代に敢えてわざわざつくってしまうセンスが素敵。「ハニー」実写化と聞いて気持ちが著しく萎えましたが、監督が庵野さんと聞いて一気に観賞意欲が50%増です。

でも、これ等の作品というのは、原作(原案)となるアニメーションを知らない世代にはどのように映っているのでしょう。私どもは幼い頃にオンタイムでそれを見ていた訳で、どういった作品だったのかを踏まえた上で映画を観ることができる訳ですが、何にも知らないままで観るとまた印象や解釈が変わったりするんだろうな、とも思いますし、「もとの作品を知らないくせに訳知り顔で映画を語るんじゃねえよ」と何故か偉そうにも思ったりもします。

ところでただいま「世界の中心で、愛を叫ぶ」という小説を映画化したものがヒットしている模様ですが、この表題はどうだろう、と私などは思うのです。原作の片山恭一さんはハーラン・エリスンの「世界の中心で愛を叫んだけもの」という小説の存在を知っていてこの表題を付けたのでしょうか。ただのシンクロニシティでしょうか。知っていて付けたのであれば、それは大きな誤謬であったと言えましょう。
片山さんの「世界の中心で、愛を叫ぶ」を読んで感動できたと仰る方にはぜひエリスンの「世界の中心で愛を叫んだけもの」も読んで頂きたいと思います。浅倉久志さん訳版と伊藤和典さん訳版とがありますが、伊藤さん版の方が読みやすいかと思います。重みの違いに驚くと思います。

余談ですが、今日は「ラブレターの日」だそうです。「5」「2」「3」で「こ」(い)「ふ」「み」(恋文)、だそうです。ちと苦しい。

2004年05月22日(土) 依存症気味ですか?

「モカ」よりも「眠眠打破」の方が効くような気がします。「モカ」は服んでも寝ちゃったしね。「眠眠打破」も「すっきりー!」という訳にはいかないけれど、取り敢えず「眠くて眠くて仕事ができねえ」という状態からは解放されます。

ただいまカル○ス「もイチド」がお気に入り。「自分回復飲料」という肩書きがよろしい。自分を消耗したり喪失したりしがちな私には「自分を回復」できる飲みものはぴったりと言えましょう。カロリーオフというのも好ましいです。

何と言っても一年を通して「ムヒ」に御世話になりっ放しです。「ムヒ」は秀れものです。痒みだけでなく肩凝りや眠気も押さえてくれる頼もしいやつです。必携です。今年からはCMに氷川きよしくんが起用されています。好感度UPです。ますます「ムヒ」が好きになりますね。

B'z「BANZAI」を改めて聴きました。元気が出る〜! 無条件で諸手を挙げてしまいますね。詩もビートも素敵だ。くたびれているけどくたばってらんねえよ、という気になります。やはり、B'zなくして私の生活はありませんよ。うんうん。

こうして私は私以外のいろいろなものに頼って助けられて今日も存在しています。


===余 談===
あやちゃん御誕生日おめでとー。もう大人だねえ。でもとーちゃんはまだまだ嫁にやりたくない気分だな。うむ。
さりげなくニシキオリさんと同じ誕生日なんだけどね。ジェミニよ。ぼろは着てても心はにしきおりかずきよ。

2004年05月21日(金) ヒアー?

自宅近所に美容院ができました。昨日開店でした。Wというそのお店は看板を掲げていまして、その看板には「HIAR SALON」と書かれています。工事中からその店をずっと見ていまして、「ああ、美容院になるんだな」と思ってはいました。でも、御洒落な看板が掲げられて、それを見る度に「違うよなあ」という気分に陥っています。
しかし、何度見直しても「HIAR」なのです。どうしても「HIAR SALON」なのです。看板は2枚掲げられていますが、どちらも「HIAR SALON」なのです。

髪は、「HAIR」だよね? ワタシが中学生のときに英語の先生から習ったこの綴りは間違っていませんよね? ワタシが高校生時代に使っていた英和辞典の綴りは間違ってはいませんよね?
店主さんに教えてあげるべきなのでしょうか。それとも「SALON」は仏語だから「HIAR」ももしかしたら仏語なのでしょうか。店の前を通るたび(つまり毎日)に「ヒアー」と口の中で発音してしまう私はいったいどうすればいいですか。

……困りますな。

2004年05月20日(木) ひげ。

まる一ト月、散髪も髭剃りもしていません。理髪店に行く時間が見つからないのです。ついでに言うと散髪代もありません。
という訳で髪も髭も伸ばしっ放しです。髪には指が入るようになりました。伸び放題です。伸び過ぎです。自分でうっとうしいです。
髭は口髭として眼で見て判るようになりました。でも薄いんですよねー。薄くて長いです。熊髭にはほど遠いです。角田信朗さんみたいな熊髭、憧れているんですけどね。

ちょっと疲れ気味だししとしと雨なので今日の日中は休んでいました。どうせ休むなら眠った方がいいな、と思って寝る体勢をつくったのだけれど眠れません。いや、時間の経過具合いを見るとおそらく眠っていたのでしょうが、眠った気がしないのです。でも寝たから大丈夫かなー、と思ってまた朝まで作業します。
……? 何か変だな……。

先日申し込んだ「家族の肖像」ほぼ日セット、抽選はずれましたー。がっくり。仕方がないと言えばそうなんですけどねー。

2004年05月19日(水) ふー。

昨夜から続けて0900時まで作業をしていまして、引き続き0930時から予約を入れてあった歯科医に行ってきましたよ。ほぼ徹夜に近い状態で行きましたので前回に引き続き診察台で寝そうになりました。でも今日はちょっとした気分の昂揚もありましたので、寝そうにはなりましたが寝ないで済みました。

一気に依頼が入った読切3本のうち2本めの下書きが今朝、上がったのですよ。もおうれしくてうれしくて。
いや、もうね、この下書き自体に不味いところがあって初稿に起こす際にはそこを改めるように気を付けつつやらなければならないという手間は眼に見えているんです。でも、取り敢えずは下書きとは言え1本上がったことがうれしいのです。歯にクラウン被せるときに歯茎ぐりぐりやられて痛くても腹立ちませんでした。ちょっと朦朧としていたのもほんとうなのですけどね。

天気も台風の御陰で怪しかったのですが、歯科医に出掛けなければならない午前中はくもるだけで済んで、帰宅して直ぐくらいから降雨がはじまりました。帰宅後眠剤を服んで寝たのですが、雨天だと静かで涼しくて寝やすかったです。御陰で寝覚めぱっちり。ただいま起き抜けです。

今夜から3本めの下書きに入ります。
さーもーちょっとだ、がんばるぞー!


===余 談===
書痙を鎮めるために貼っていた湿布の副作用で出ていた発疹がようやく治まりました。痒みはまだうっすらとあるのですが。でも書き詰めに書いているのでまた書痙がひどくて湿布を貼りたい状態です。いたちごっこ。

2004年05月18日(火) 薬物も万能ではないということで。

眠くてたまらない、というところまではいかないけれど、どうも頭がすっきりと覚めない、という感じだったので、買い置きしてあった「モカ」を服んでみた。
直後に眠ってしまった。
小一時間ほど眠ったらすっきりした。……これが「モカ」の効果?(謎)

また節税に失敗したんだね、イナバ兄貴(笑)
松本親方よりはどうしても納税額は多くなってしまうんだけどね。歌唱税の分。
私も億単位で 脱税 納税してみたいものですな。あと紅白歌合戦出場辞退ね。死ぬまでにやってみたいことのひとつです。

2004年05月17日(月) BANZAI!

某大人気音楽ユニット(笑)の新曲のタイトルではなくて、現在の私の心境です。一ト月ほどの間に短編とは言え3本ほども一遍に連載分と平行して書かなくてはならなくなったので切羽詰まっていたのですが、その3本のうちの1本の下書き(初稿のもう1段階前の状態)が上がりました。
何かと苦労したものなので、できの具合いはともかく書き上がったことがうれしいです。これをもとに、これから初稿、第2稿と稿を改めて他人さまにお見せできる状態にしていかなければならないのですけどね。

とにかく、第1段落。あと2本下書きを上げれば一ト息つけます。がんばれ自分。ここまでできたことを称えましょう。
諸手を挙げて「BANZAI!」

あと、カンケーありませんが、空調機のリモコンが壊れました。修理して貰おうと購入店へ持っていったところ「修理はできません。お取り寄せになります」とのこと。最近は「壊れたものの壊れたところを修理して使い続ける」ってことをしないのね。
何だか寂しいなあ、という気持ちになりました。ものを大切にしない風潮がこんなところにも、って感じで。
ぼくはぼろぼろになって「これ以上修繕の仕様がありません」というところまで使うのが好きなんだけどなあ。

2004年05月16日(日) 睡眠不足解消?

これまでの睡眠不足を解消しようとしたのか、昨日の私の身体はひどく眠り続けていました。午前も午後も眠り続けました。
ずーっと眠っていた訳ではなくて、浅く途切れ途切れではあったのですが、ほぼ一日寝ましたね。起きられなかったのです。

これだけ寝たらもう暫く寝なくて大丈夫だよね。
と、これからモーレツに仕事をする心づもり。


ちょっと思った。
「弱音を吐くならさあ聞いてやる」というイナバ兄貴のような度量の深い人は世の中あまりいないんだね。と当たり前のようなことを。
私はそれをしないだけの強さを持っている訳ではありませんから今後も弱音も泣き言も吐きますけどね。

2004年05月15日(土) 馬鹿言っちゃいかんよ。

まあ、そういうことです。


「件名に必要事項を書いたら本文に書くことがなくなってしまった」、という、そんな感じです。

2004年05月14日(金) げふ。

今日は久々に昼食にカレーライスを食べたのですよ。そうしたら夕食の時間になっても空腹にならなくてそれどころか胸焼けがひどいですよ。
まだ、ものを喰える状態ではないのですね〜。熱いおくびが上がってきますよ。気分悪いっス。げふ。カレーくさ。

歯科医に行ってクラウンを被せるとかで犬歯を思いっきり削って頂きました。型取りもして頂きました。小一時間掛かりました。診察台で大口開けてうとうと寝ていました。

先日買いそびれて口惜しかった「家族の肖像」ほぼ日セット、今日から追加販売(抽選)開始です。開始時間の1100時にアクセスしてみたら申込フォームになかなか繋がらなくて1時間以上マウスをかちかちやってました。1215時頃、やっと申込できました。当たっているといいな。

2004年05月13日(木) 昼夜逆転で。

このところ0900時頃就寝して昼下がり(大体1300〜1400時くらい)に起床するという生活をしていて、それ以外の時間はトイレにいるか風呂に入っているか作業しているか(食事は作業しながら)のどれかなので、取り立てて日記として記しておくこともなかったりします。それも何だか寂しいな、とも思いますが、仕方のないことで。作業自体は愉しいですしね。いいのです。

一日のほとんどの時間を作業に充てている訳で、作業環境は大切になってきます。今日などは当地方、バケツをひっくり返したような暴風雨でございまして、窓を開けていると風が入ってきて涼しいですが、同時に雨まで入ってくるので窓は開けていられません。そうするとむしむしと暑い訳で。
暑いから空調機の除湿機能を使おうとしたらリモコンが作動しません。仕方がないなあ、と本体の操作盤をいじろうとしたら、近頃の家電は本体に操作盤が付いていないのですね。リモコンがいかれたらすべてパー、という哀しい事態になるのです。何だかなあ、という気分で応急作動スイッチなるものでほんとうに応急的に空調機を作動させています。5月に空調機を動作させなければならない蒸し暑さもどうかと思いますが。

一段落していた作業もまたこなさなければならない量が増えてきました。またまたフル回転で御仕事しないといけないですよー。がんばりますよー。だからみなさん、私ががんばった結果を見てください。近いうちにみなさんの前に出せるようになりますから。

2004年05月12日(水) よあけのみち。

ミルク色の夜明け〜♪……と、これ以上書くとJASRACのお咎めを受けそうなので書けませんが、「フランダースの犬」のOPテーマですね。曲題は今日の表題の通りです。
今朝は少しだけ「よあけのみち」を歩いてみたのですよ。作業が予想よりも早くに一段落したので。0330時くらいだったかな。少し柔軟体操をしてから外へ出て0400時過ぎくらいまで夜中の街をうろついてみました。

0400時といえば時間の上では早朝だけれどまだまだ夜中だと思っていたのですよ。真っ暗で。しかしですね、いま頃の時期になると、0400時を過ぎると明けの空になりはじめるのですね〜。薄ーく空が白みはじめてくるのです。0430時にはすっかり明るいのです。
0430時頃は照明を点けた部屋の中からでも明るくなってきているのが判るのですが、0400時頃の微かな空の白み方は、外に出て直に見てみないと判らない変化です。聞いた話では、もう少し時期が進むと0330時頃から空の色が変わりはじめるとか。ほんとうに夏は夜が短いのですね。


【続報】
昨日、当日記で愚痴を垂れました「家族の肖像」セット、どうやら購入申込が殺到しすぎてサーバが不具合を起こして350セットほど未売になっているそうです。そこで、抽選販売が行なわれることになりました! 
当たるかどうか判らないけど、申し込んでは見るぞー。

2004年05月11日(火) わなわな罠。

こんなにお買い得で価値あるものを買い逃がすとは私としたことが……! 本日1100時から「ほぼ日刊イトイ新聞」さんで「家族の肖像」セットが販売開始になったのですよ。

このセットの内容と言いますのが、
谷川俊太郎さん(我が国を代表する現代詩人。漫画「PEANUTS」の邦訳でも有名)の自作詩の朗読+谷川賢作さん(俊太郎さんの御子息で音楽家)の音楽のCD「家族の肖像」にほぼ日特製「ユラールのTシャツ」谷川バージョン(何と谷川俊太郎先生のサイン入り!)。
これが何と4400円!
買わなきゃ損でしょ、というシロモノです。

これが本日1100時より限定1000セットがほぼ日サイト上で販売開始になったのですが、私は昨夜から引き続き0900時まで仕事していましたもので、寝てしまったのですね。起きたのが1300時頃。直ぐにほぼ日を覗きに行きましたが既に「完売」。販売開始2時間で1000セットが完売になるもの……その価値が判りますか?
無理して早めに起きたつもりだったのに……わなわな罠、とわななかずにいられないただいまでございます。


=== 私 信 ===
じろすけー、誕生日おめでとー。
お前はいまのところ何回誕生日を迎えても21歳のままだけどさ(笑)

2004年05月10日(月) 気合いだ!

その映像監督は姿を現すなり言った。
「ぼくは周回遅れのトップランナーです」
映像作家として最先端を走っている人だ、と紹介された直後の発言だった。

いろいろと自分の活動について迷っていろいろな人の意見を聞いてきたぼくだけれど、この監督の談話をTVで見聞きして、今後暫くは迷わなくてよくなったように思う。結論としては、ぼくの考えは間違ってはいなかった。

妥協してはいけない。
魂のすべてを作品に込めろ。
依頼人の言いなりになるな。
心意気を見せろ。
気合いだ。

これでいいんだ。手を抜いたら自分も作品も作品中に生きる生命も正当な評価を受けられなくなる。魂込めずして生きたものは仕上がらない。他人の言う通りのものをつくっていては「自分のもの」はできない。つくる者の心意気が見えれば作品はもっと愉しくなる。最後にものを言うのは気合いだ。気合いで受け手を引き摺り込め。

今後もこの方針で活動していく。気に入らないなら受け止めてくれなくて結構。ほしい人がほしいだけ拾ってくれればいい。どのような媒体であれ、「よいもの」をつくればよいものを見ることのできる人は認めてはくれる。認められることがないとすれば、それは自分が悪い。

2004年05月09日(日) それはうそ。

「きみの言うことは判る。でも、××は○○だろ?」と言って諭そうとする人がいる。こういう人は大抵「きみ」(つまり、ぼく)のほんとうに言いたいことを判ってくれてはいない。どれだけ咀嚼して話しても判ってはくれない。その論点となるものを見ている舞台がまったく違うからだ。

「話せば判る」とはよく言うけれど、「話しても判らない」ことは沢山ある。ということは養老孟司さんの「バカの壁」にも書かれていたけれど、実体験すると理解度もより深まるというものだ。
だから、冒頭に書いた「きみの言うことは判る」は発言した本人さえ気付いていない「うそ」に過ぎない。判っていないのだから。

「どんなにきみががんばってもできない」などと言われると「手前、何様だ」という気になる。「できるかできないかはやってみないと判らないだろう」というのがぼくの考え。そして、何度失敗してもできるまでやればそれは「できる」というのがぼくの持論。途中で諦めてしまわなければ大抵のことは叶うということだ。「できない」と思ったときに、それは不可能になる。

というようなことを考えていたからかまったく無関係かは判らないけれど、胃に激痛あり。胃の痛みなんて割りと頻繁にあるから少しくらいなら放っておくのだけど、昨夜からのこの痛み、活動を封じられてしまうほどのもの。痛くて動けない。
胃潰瘍を患ったときに処方されたブスコパン(鎮痛剤。「おたんこナース」で一躍有名に)を服んでみたが鎮まりきらない。難敵だ。で、液キャベに頼る。それで何とか痛みだけは治まったけれど、重苦しさは残っている。
普通に生活する分にはこれでも支障はないけれど、集中しなければならない作業をするにはなかなか厄介な状態だ。

2004年05月08日(土) もういいんです。

「食べたい」という気持ちはまったく生じないのだけれど何か腹に入れておかないと不味い、ということで、喉の通りがよく胃にもやさしいものを、とカップリゾットなど食べることにした。
カップの中に米とかやくを入れて湯を注いで2分待てばでき上がり。米も入れたしかやくも入れた。さー湯を注ぐぞー、とカップを持って振り返ったとき。

カップが積んであった資料に引っ掛かってひっくり返った。

当然、米が散らばる。その瞬間、何もかもどうでもよくなった。

2004年05月07日(金) 雨の日の焔の錬金術師。

雨の日の焔の錬金術師。つまりは無能。それは私。

生命のぎりぎりの線で生活のすべてを自分のすべてを懸けてやってきたことがすべて無駄だった、という脱力感に見舞われております。「無駄だった」と決めつけてしまうのは早計過ぎるかもしれませんが、書きはじめて半年、結果が(或るいは経過が)眼に見えるかたちで出ていませんから、どうしても焦燥感はあります。

まともに歩けなくなりました。
買いものに出掛けてもショッピングカートに捕まっていないと歩けません。カートに頼らないと歩けないお年寄りの気持ちが判ったように思います。
息切れがします。
動悸がします。
目眩もします。
食欲が失せました。
眠りが窮めて浅く短くなりました。
胃が痛みます。
万年筆を持つ手が震えています。
精神安定剤の副作用のために排尿だけに10分も20分も掛かります。
おまけに書痙を鎮めるために湿布を貼っていた手首には湿布薬の副作用で発疹ができて痒くてたまりません。
「大丈夫か」と訊かれたら「大丈夫じゃない」と答えるしかありません。

こんなこと言っていると怒られるんですけどね。いや、仕事はやりますよ。自分でやると決めたことですから、契約を交わしたことですから、それはまっとうしますよ。中途で投げ出したりしたら蹴り喰らいます。
「気楽に」なんて言ってくださる方もおられますが、「小説を書く」ということは気楽にできるものではありません。何せ、自分以外の複数の生命についての責を負うことでもあるのですから、安易な気持ちではできません。より一層気を張らないといけません。いつだって真剣勝負をしてきたつもりですが、まだまだ甘かったということです。

でもね。これまで私は20年間を書くことに費やしてきたのですよ。いつだって、より秀れたものを書けるように気を付けてきました。その20年間はいったい何だったのか、と我に却ってしまったりするのです。心身ぼろぼろになるまでがんばったのにね。「がんばる」ことと「よいものができる」こととは明らかに違うことということは判ってはいるつもりですが。
私は私なりに自分のすべてを懸けて限界まで力を注いでやってきたのですが、それでも秀れたものを生み出すには対価が不足していたということなのですね。
こういう、自分の至らなさを感じたときには、陰鬱で殺伐とした雰囲気のものを書きたくなったりします。「書きたくなくならない」ところが懲りてないと言いますか、ね。

2004年05月06日(木) そりゃー私はイカれてますが。

ぼく等はいつも2次元の人も3次元の人も等しく扱ってきた。漫画や映画や小説に出てくる人も、いま眼の前にいる「手を触れることができる」人も同じに考えてきた。それはぼくだけでなく、ぼくの友人たちも同じだった。「すべて実在」として接してきた。それが「当たり前」のことだと思ってきた。よくできた人物像は2次元にしろ3次元にしろひとつの「人格」を確立していてそれを認めざるを得ないし、それに異を唱える人などいなかったから。

特に「物語」に触れることが多い人、自分で「物語」を紡ぐ人はこれをよく理解してくれる。実際、「自分の子(自作のキャラクタ)が巧く動いてくれない」とか「言うことを聞いてくれない」とか「いい場所に据えなければ文句を言う」とか話す作家さんは多い。いや、作家さんは大抵そういったことを言う。逆に、物語に触れる機会の少ない或るいはない人に同じような話をするとほぼ9割の確率で狂人扱いされる。
後者は社会的に見れば「常識人」なのかもしれないけれど、文化的な愉しみを体験することができない可哀想な人だ、とぼくなどは思ってしまう。物語に触れて(たとえば映画を観たり小説を読んだりして)感情移入できるのかなあ、と心配になってしまう。感情移入できなかったら物語なんてまったくつまらない絵空ごとになってしまうよね。こういう人には、力石徹の葬儀に参列した人や遙か遠い国から海を渡ってベイカー街221Bを訪れる人の気持ちなんか判らないんだろうな。……うわー、そう考えるとものすんごく可哀想になってきた!

でもそういう人から見れば、ぼくやぼくの周辺にいる2次元の人も3次元の人も等しく扱う人は「おかしい人」になってしまうらしい。ま、そりゃー私は他人さまとはものの捉え方も考え方も大いに違いますし、実際アタマもイカれてますが。
しかしね。理解できないならそれはそれでいいんですよ。多分そういう人とぼくなんかとは「人種が違う」のだろうから。それを変に、ほんとうに「可哀想な人のために」といった風情で「目線を合わせてあげますよ」みたいな態度を取られると却って信用できなくなるな。
それは、障害を持った人を「可哀想な人」扱いするのにとても似ていると思う。障害を持った人も持たない人も等しく同じ「人」なのだということを忘れて「自分は障害を持たないのだから自分より弱者である障害を持った人を保護してあげなければならないのだ」という思い上がりに直面したような気持ちになる。大きな御世話だよ、って感じだ。

2004年05月05日(水) 子供の日。

いろいろとあって、頭痛や目眩や拒食、呼吸困難など(どれも軽いものですが)引き起こしております。とても「書ける」状態ではないので少し休んでみたのですが、うとうとと眠ると子供たちの夢ばかり見ます。悉く誰かがつらい思いをしています。見ている私もつらいです。夢とはいえ、子供たちにはあまり苦しんでほしくはないなと思います。苦しむのは自分だけで充分です。

健やかに育つように、また無病息災を祈念して、子供たちのために柏餅を奮発して買ってきました。たとえ他人の夢の中でも苦しまずに日々を過ごしてくれるように。もうみんな年令は大人だけれど、幾つになっても私の大切な子供であることに変わりはありません。ひとり1個ずつ、と少しみみっちい感じがしないでもないけれど、そこは許してほしいんだな。

案の定「1個じゃ足りない」とか「甘いものは好かない」とか我が儘放題の奴等もいるけれど、これは縁起ものだから。……いや、子供たち自身のことを考えるのなら粽の方がよかったのかな。御免な、とーちゃんの好みで由来もよく考えずに買って来ちゃってさ。

母の日が母に、父の日が父に感謝を表す日であるのなら、子供の日は子供に感謝を表す日なのでは、と思います。
我が子等よ、有難う。きみたちの御陰でとーちゃんはとても倖せだ。

2004年05月04日(火) 国民の休日。

数年前までは飛び石連休の中日だった本日5月4日は飛び石連休の趣きを失わせる非常に合理的な思想により「国民の休日」と定められ、赤日となりました。「どーせだからみんな休めよ」ってことでしょ、要は。

そんな日にも仕事している私は非国民でしょうか。

昨夜は当地方、非常に蒸し暑く、昨夜から本日に掛けて豪雨でありました。そんな中、早くも蚊が大量発生。蚊取り線香を焚きました。電気蚊取りではないところが趣きでしょう。私、線香の匂い好きですし。線香くさいの大好きですよ。年寄りくさいとか言われても。だからお寺さんなども好きです。

線香の匂いと湿気を帯びた風の匂い。夏の到来を感じました。

ところでB'zの「LOVE PHANTOM」を聴くと間奏の♪あああ〜あああ〜あああ〜あ〜あ〜あ〜♪というコーラス部分を歌わないと気が済まないのは私だけですか(お前だけだよOnly you)

2004年05月03日(月) 気を抜くな!

と、自分に一喝。
「気を抜くな!」どころか「気を入れろ!」と言わなくてはならないところですが。ほどよい緊張を保って、これから(も)真剣勝負なのです。一筆入魂です。

私は愚かですが私の子たちはみながんばり屋です。彼等の行く末に崇高なるものぞ宿れかし。
と、天だか神だか仏だか悪魔だか自然だか何だか判りませんが人間以上の力を持つ「何か」に対して祈らずにはいられないただいまです。

2004年05月02日(日) あああああ……!

先日、書店に取り寄せを御願いした三浦靖冬さんの新刊「とわにみるゆめ。」(ワニマガジン社)が届いたという報せを受けました。ぎゅうぎゅう詰めだった仕事も何とか一段落したので早速引き取りに行って読んでみました。

あああああ……!

この人って……この三浦靖冬という人は、何というせつなくどうしようもない、救いようのない話を描くのでしょう。先に発刊されています「おつきさまのかえりみち」収録の読切群も救われないほどかなしい話ばかりが詰まっていました。「とわにみるゆめ。」は連載ものだったのですが、連載分に大幅加筆修正を施して完成型を見たらしいです。
それがまた、精緻な絵柄と緻密な構成の物語が相俟って、もうどうしようもないです。説明するための言葉が見つかりません。無理矢理説明しようとするなら、「宮澤賢治と江戸川乱歩のそれぞれの世界を混沌と融合させた雰囲気」でしょうか。

端的に言ってしまえば「おつきさまのかえりみち」も「とわにみるゆめ。」も「エロ漫画」でして、エロの部分も含まれていてきちんとエロいです。でも、私は三浦さんの漫画を「エロ漫画」とは呼びたくありません。何故この人がエロ漫画の世界にいるのかが判りません。
何とかエロでないメジャー誌に進出して頂きたいと思います。エロがいけないとか卑しいとか言うのではなくて、エロという制約が三浦さんの世界の広がりを押しとどめているように思えるのです。
純粋に、物語を紡ぐことのできる場所に出て頂けることを願ってやみません。


今日の話題とは無関係ですが個人的な【今月の目標】。
◆K谷さんの悪人度大幅UP。

2004年05月01日(土) ケロちゃーんチェーック!

という訳で「カードキャプターさくら」の再放送を見ていました。仕事しながらですよ? 起きてからずっと仕事をしておりましたので取り立てて読みものとして書くことがないのですよ。ふふーん♪ ケロちゃんと雪兎くんと藤隆さん(藤井隆くんとは違う)が好きなのさ。ケロちゃん以外は眼鏡くんさ。悪いかよ(開き直りの眼鏡好き)。

メロン果汁入りメロンパンというものが、当県では有名なパン屋で売られております。それを今日はじめて買って食べてみました。普通のメロンパンの方がおいしかったです。何だかメロンくさくてねー(当たり前)。メロンパンのくせにいちごの匂いがする、とか、りんごの果肉が入っている、とか、そういったものをつくって人心を惑わせてほしいなー、と妙なことを希望。

という、ほんっとーに「どーでもよさげ」な話でした。はいはい。そんなコト言ってるうちに今日から5月。昨日まで4月だったのにねえ(吐息)。
ほなな〜(声:久川綾)。


エンピツユニオン


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