My Precious Memories

2009年02月25日(水) 旅の途中

落ちて行く花びらは水面に浮かび
その中の一枚を掬い上げる
偶然も必然も関係ないよ
そこに居る君の事気付いただけ

流され沈んでいく未来変える
濡れた身体この手で抱き止めようか

初めて誰かの為にと願おう

哀しくないから独りじゃないから


散って行く花びらを眺め続け
同じ軌跡辿るはずの君を想う


土へ還りもう一度生まれ変わる
美しく咲き誇る花になる
今度はひとつきりの花に
君と僕で

最後に君だけ想って唄おう

淋しくないから独りじゃないから
花びら抱き締め眠りに付こう



2009年02月24日(火) 短歌

色違い揃えたグラスじゃ許せない君と全く同じでなければ



2009年02月23日(月) 若葉の唄

記憶の遥か彼方から聴こえてくる
そよ風に揺れる緑の唄が小さく響く

小鳥が啄んで持ち去った小枝に結んだあの日の夢
何処までも飛んであの青色へ溶かしてくれるならばそれも悪くはない

沢山抱え過ぎるなら少し手放す
そんな勇気はないからそっと枝葉へと託す
記憶の遥か彼方から聴こえてくる
そよ風に揺れる緑の唄は呼んでる

白い息と共に吐き出され失われた報われない願い
何時からか消えたあの涙今想い起せたならば何も悪くはない

沢山忘れられなくて抱き締めてる
真実ならば「忘れたくなくてしがみついている」
そうこの星に生まれた日から

真っ暗で何も
見えないとしても
どうか忘れないでいて

光がなければ影だって出来はしない
教えてくれた唄は今でも世界に満ちている
記憶の遥か彼方から聴こえてくる
そよ風に揺れて進んで行こうずっと


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