消えてあげる目の前で この喉を切って 鮮血が迸る涙みたいに この腕を切って 契れた夢も消してあげる
あたしを残さないで あたしは何処にも居たく無いから あたしを探さないで あたしは此処にしか居ないから
何もかも捨ててしまいたい 余計な荷物ばっかりで 肝心なモノが必要な時に出て来ない
さよなら 有難う さよなら また逢う日まで
なんだか羽をもぎ取られた気分だよ
誰も見てないから 好き勝手しても良い訳じゃ無いけど 誰か見ているから 好き放題したら良い訳じゃ無いよね
書けなくなってるのは 現実が夢と幻想に変わってしまうから 血の色で世界が染まってしまうから 何も見えなくて 何も書けないの
だから さよなら
何処にも無いよ永遠なんて それを知っても尚 あなたを欲してしまうんだ
来世でもまた逢える 約束なんて意味無くても良い 今はまだ遠くても 辿り着け無いコトも無い だって永遠なんて絶対なんて 無いとあなたは唄うから
淡く揺れて笑顔の向こうに 垣間見えた哀しみの淵で 僕達は何処へ行こうとしたのだろう
あっという間に消えた あの雨に打たれた日から 散りながらも誇らしく 生きようと決めたのは 自分自身だったはずなのに
今も幻想望んでしまう 桜みたいな人だった 桜みたいな恋だった
涙が零れないように しっかり瞳を閉じた 溢れて来る想いから 現実を見出せ無いよ
昨日塗ったマスカラ 落とし忘れてパンダ 情けない自分の顔を 映す鏡を叩き割るよ
こんなあたしとはね 今日限りさようなら 生きる道を選ぶまで もう少し待っててよ
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