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セキララな思考。
安井 文
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2006年08月31日(木)
人間の100年後

石田衣良さんの「ブルー・タワー」を読み終わった。
すごい超大作だった。
小学生の時に読んだことのある未来世界を舞台にした小説やら漫画やらを思い出しながら読んだ。
なんだか懐かしい感じ。
読んでいるうちに勢いがついてあっという間に読み終えてしまうような感じだった。

石田作品的にもSF的にも評価は低いけれど、まあまあいけていると私は思う。
アラが多いのは初めてのSFだからということにしておきたいなあ。



彼が使っている設定はそのままを受け入れると奇想天外すぎてついていけないかもしれない。
でも、けしてただの空想からきているものではないと思う。
インターネットのちょっと胡散臭いニュースサイトを覗いたり、本屋をぶらぶらして新書の目次だけ読んでる私からするとなかなか暗示的に見えて刺激的。
”おおお、取材というのはこういう形で生かされるのか〜”と勝手な解釈で物語の進行とは関係ないところで感心したりした。

SFはそういうふうに拡大解釈して読むと結構面白いものです。

この作品は小説雑誌に連載されたものだったそうで、全体的な設定や人物の配置などが途中で尻つぼみだなあという感は否めないけれど、石田さんの並々ならぬ熱意を感じた。
石田さんの今までの作風から考えたらちょっと首を傾げたくなるような感じではあるけれど、ちょっと深読みしながら読んだので私は結構楽しめた。

しかし!未来世界を助けることで脳腫瘍がなくなっちゃうなんて愉快この上ない!
本来SFっていうのはこういう嘘を理屈をこねくり回してあたかも事実のように書いていいはずなんだよね。
それが今ではそういう部分はほとんどホラーという分野に持っていかれてしまってSFはちっともおもしろくないものに分類されてしまっている。
淋しい限りだ。

ところで、読んでいる途中で拾い読みした情報によると。
「ブルー・タワー」はどうやらスティーブン・キングの「暗黒の搭シリーズ」を意識しているとか。
そうか〜それなら・・・と手にとってはみたものの。
キング作品を読み始めるのはちょっと勇気がいるのである。



著者:石田衣良
単行本: 445ページ
出版社: 徳間書店 (2004/9/16)
ASIN: 4198619182





「人間の100年後」
WORDS & MUSIC BY 浅井健一、PLAY BY SHERBETS



2006年08月30日(水)
★★★★★★★

ついに「Death note」の最終回まで読んだ。

タイトルに選んだ曲はBLANKEY JET CITYの「★★★★★★★」
読み終えたときの私はまさにこんな気分だったのさ。

とりあえず私はこの曲をこの作品のエンドテーマにしよう。

歌詞を読めば一目瞭然、気持ちをわかってもらえるはず。
ちなみに「★★★★★★★」はタイトルを印刷するに当たって問題ある表現なので伏字になった結果。
元のタイトルはなんだったかというと。



諸説あるが私がきいたもので一番信憑性が高かったのは"人殺しの気持ち"
字数もぴったりなので多分そうなんだろう。
全文掲載したいところだが、著作権に引っかかるのでそれは出来ない。
機会があったら聴いてみてくだされ。

さて、肝心の物語だけど。
決着はついたものの後味の悪い終わりになっていた。
これはきっと意図的なものだと思うけど。

物語の性質上、きっとそうなる、ならないといけんだろ!と思っていた最後を迎えた。
この終わりが主人公にはふさわしいとさえ思った。
同時にそう思った自分に嫌悪を感じたのも確かで、どっちが勝った負けたという以前にやっと終わったというのが読み終えた直後の正直な感想だった。

ライトの最後は壮絶だった。

とにかく最後の最後で彼はめちゃめちゃかっこ悪かった。
これ以上ないって程だったね。
最初から彼にはその終わりしかないと思っていたから期待は裏切られなかった。
それにそのおかげでこの物語を最初から読んできた私の嫌悪感はとりあえず少しだけ払拭された。
嫌悪感というのは、こんな最低最悪な物語(決して作り自体が最低最悪と思っているわけではなく次々と人が自分の意志とは関係なく他人に殺されていくという設定に対してそう思っているということ)を面白い、ライトはかっこいいと思いながら読んでいる自分自身に対するもの。
漫画なんだから別にいいじゃんという声も聞こえそうだけど、私としてはこういう作品を読んだ時の居心地の悪さはいつももっていたいと思っている。

同時にライトを追い込んだL(エル)、ニアに対してもぬぐいきれない苦いものを感じた。

ライトのしてきた数々のことは確かに人間として許されないものだったけど、じゃあ最後にニアがライトに下した行動が正当化されるものなのかという点になると、正しい!とは言えない自分がいる。
結局、断罪そのものは死神に委ねられることになったからニアは直接の手は下さなかったけれど(そのあたりは、作者の小ずるい策に見えた)ニアは確実にライトの息の根を抑えようとした。
それしかライトの暴走を止める術がなかったからだ。

最後の最後にそれまでのほほんとしていた脇役キャラクターの松田が行動に出た。
これには驚いた。
脊髄反応的なその行動をまさか松田が取るとは・・・!
大どんでん返しがあったとしたらこれだな。
なにしろ松田はいつ殺されるかな?とずっと思っていたから、最後まで生き残っただけでもびっくりだったのだから。
でも、正直なところ、この作品の中で一番共感できる余地があるとしたら、やっぱり松田だと思うので、いろんな人間が取った行動の中で、最後に松田が取った行動が一番納得できる。
でも、彼は同時に一生消えない心の傷もおったと思うけどね。

とにかく終わった・・・。
いやいや、長かったわ〜(溜息)
ずっと緊張したまま読むタイプの漫画だったからね、ほんと1冊読むのにものすごく疲れてたのよ。
たかが漫画がされど漫画〜♪
一生止められないだろうな。

さて、秋には映画版「デス・ノート」の後編がひかえている。
ラストはきっと原作に準ずるのだろうけど、藤原君、どれだけ原作に近い緊迫感を出せるだろうね。
多分私は見に行きます(やれやれ)



著者:大場 つぐみ
コミック: 199ページ
出版社: 集英社 (2006/7/4)
ASIN: 4088741315



少年ジャンプの公式サイト
www.J-DEATHNOTE.com



「★★★★★★★」
WORDS & MUSIC BY 浅井健一、PLAY BY BLANKEY JET CITY



2006年08月29日(火)
孤独な人生


待った甲斐あって地元で待望の『映画は映画だ』が上映された。
うれしくってすぐに行ったのだけど、1回見ただけではまってしまい昨日2回目の鑑賞をしてきた。
もう1度くらい行きたい所なんだけど、たぶん時間が合わないので、9月16日のDVD発売を待つことになるな。

待ちわびていた"彼"の主演映画なので、以下、ちょっとイっちゃってる感想文が展開されるはず。興味のない人、今までの文章の意味がわからない人は素通り願います^^;
映画のはっきりとしたネタばれは極力しない方向ですが、勢いあまって書いている可能性あり。



キム・ギドク監督が原案だというので、内容的にはかなり心配だった。
私はどうも感覚が合わないようなので。
つい最近、オダギリ・ジョーが主演だからということで『悲夢(ヒム)』を見に行った。
不思議なめぐり合わせの男女が夢を通じて悲しい恋愛を繰り広げる話で、画面の色使いや小道具の使い方はいろいろ面白かったんだけど、極端な展開とあまりの"痛さ"に辟易してしまった。内容的に"イタイ"のと、身体の"痛い"が盛りだくさんなんだよね。
そのことについてこのまま書いてしまうとそれだけで1本書けちゃいそう。
それは今回書きたいことではないのでそれ以上はやめておく。

そんなわけで。キム・ギドク監督が原案の『映画は映画だ』も前情報では結構痛そうで、オチも痛そうだったのでソ・ジソブ君が主演だけれども心配だったのである。

で、結論から言うと・・・充分に"痛い"映画だった。

しかし、この痛さは私にはむしろ心地いいものだったので、2回も見に行ってしまったわけなのさ。
もちろん、私はソ・ジソブ君のことを愛しちゃっているので、それなりのフィルターがかかっているのは確かだけれど、この映画はそれ抜きでも面白い作品だと思う。

やんちゃで暴力的なスター俳優と本物のヤクザがヤクザ映画を撮影する。
そんなことあるわけないけど、あったら面白いだろうなあ・・・少なくとも最初にこの映画のことを知ったときに私はそう思った。
ここだけ読んで面白そうと感じた人はぜひ見に行ってほしいな。

この映画では、主役の2人が最後まで平行線のままで友情を結ぶことがない。
私はそこがうまく作ってあるなと思う。
でもまあ、少なくともスター俳優であるスタ(カン・ジファン)にはちょっとだけそんなような気持ちも生まれていたようだけど、ガンペはそれを拒絶する。
韓国の映画やドラマを見ていると、そういう流れは結構たくさん出てくる。
それは国民性の違いだろうかと思っていたけど、西川美和監督の『ゆれる』『ディア・ドクター』はそんな作品なので、作る側ではそういうことでもないのかもしれないと最近は思う。
でも、たぶん国民性なのかな。どんな表現の何を見たいのかが違うのかもしれない。

この映画は主人公2人がみごとに平行線のままなんだけど、お互いにとってはかなり影響を与えていく。
ガンペ側の都合や状況をスタ側では一切考慮しない。
ガンペがヤクザであるというフィルターが彼らには最初からかかっているので、ガンペが大変な状況になっているときもそれを感じながらも遠巻きにし、映画を降板するといえばやっぱりヤクザはいい加減だと糾弾する。
ガンペはそのことについては一切を言い訳しない。
そんなガンペの姿を見ながらスタは少しずつ変わっていく。
ヤクザを馬鹿にしながらも、もくもくと目の前のことをこなしていくガンペを見てなんとなく成長していくんだよなあ。
逆にガンペは大変な状況に追い込まれてしまう。
どうして、映画に出ることにしたのか・・・会長や子分に聞かれても彼は答えない。

そう。
ガンペは自分がどう考えて行動しているのかを口にしない。
わかりにくい人物だ。
・・・ツボなんだよなあ、こういうキャラクターは。
何を考えてるんだろうかと気になって気になって。
最初に見たとき、途中で"もしかして・・・"と最悪な結末を想像してしまった。
そんなことを考えてしまって、途中から泣けてきて泣けてきて。
でも、想像していたよりはましな結末だったし、ガンペらしいなと思ってほっとした。

2回目に見たとき、ガンペは本当にスタのファンだったんだなあと感じた。
スクリーンの中にいたスタを目の前で見たときのガンペの気持ちを想像する・・・なんとなくわかる気がするけど、私は彼のようにスタに言葉をかけられないだろう。
大好きな俳優から一緒に映画に出ようといわれたら、いくら冷静なガンペでも心が動いたろう・・・まして彼は俳優になりたかったんだしね。
でも、ガンペはものすごく誠実な男でもあると思う。
だから、会長のことを含め、自分のヤクザとしての役割もきちんとこなそうとしていたようにみえる。
最初にスタが映画の中の台詞をガンペに投げつける・・・それと同じコトをしたためにガンペは窮地に立たされる・・・・ここで私は映画のタイトルを思い出す"映画は映画だ"・・・。

スタは、途中でちょっとだけガンペがヤクザであることを忘れてる瞬間がある。
でも、ヤクザであるガンペを利用することもあって、さらにその直後に拒絶する。
あまりにもひどいんじゃないかと思うくらい、スタはころころ気分を変える。
彼にしてみれば、自分のことで必死なんで、周りのことはまるで見えてない。
逆にガンペはいろんなことが見えていて、黙ってそれらを善処しようとするけど、あまりに何も言わないので、子分もスタもなんかちょっとわけがわからない。

いかん・・・話がずれそうだ。
とにかく、ガンペはスタにもっといい演技をしてほしいと思ったのかもしれないなあと、2回目見たとき思ったんだよね。
"映画は映画だ"・・・だけど、本物を見ることで本物に近いものを作れる俳優になってくれよ・・・そんなような気持ちがガンペにはあったかも。
"俳優らしくなったな"というガンペの言葉は、自分が持つスター俳優スタのイメージに近くなったと感じて出た言葉とも思える。
・・・なんかねえ、私はそんなガンペがものすごく愛しいんだわ・・・。

映画の中で印象的だったシーンは、いろいろあるけど2回見て2回とも心奪われたのは、最後のほうでカン・ミナ(ホン・スヒョン)とのバスローブ姿でのシーン。
"どうしてそんなにキスするんだ"とガンペがたずねるとミナは"怪我しないように・・・誰も傷つけないように・・・"というような意味のことを言う。
すると、それまでうつろだったガンペの目が正気になる。
これは本当に微妙な変化なのでわかりにくいと思うけど・・・とにかく、ガンペの目が正気になり"お前といると自分が別人になったような気がする"とつぶやく。
ここはすごく切ないシーンだ。

劇中での映画のラストシーンはともかくその後に続く本当のラストシーン。
私は最後の最後・・・あのガンペとスタの表情が忘れられない。
この物語の後を想像することにものすごく心動かされるけど、それはあまり意味がないとも思う。

エンドテロップ、最後のところでG(ソ・ジソブ)の「孤独な人生」が流れる。
この曲のMVを唐突に思い出し、一番最後の台詞が甦る。

"世間がお前を見捨てたと思うな。最初から相手にしてなかったんだ。"

この台詞だけはどこかで日本語訳を探して意味を知っていた。
正直、思い出してやられたと感じてしまったのさ〜。
家に帰って、録画してあるこのMVを再度見直したのはいうまでもない。

今回、やっと興味を覚えて訳詩を読んだけど・・・やっぱりうまくオーバーラップしてあったんだねえ。
遅すぎる反応で申し訳ないですが^^;

ソ・ジソブ恐るべし。
これからはますます楽しみである。

ところで、『映画は映画だ』を見ながら、個人的にどうしても・ジソブ君に演じてもらいたいとずっと思っているキャラクターのことをまた思い出してしまった。
昨日、『映画は映画だ』を見て帰り、WOWWOWで夕べ放送された『カインとアベル』を2回見た後にその作品を見て、やっぱり絶対ジソブ君で見たい〜!!とベッドの上でもんどりうってしまった。
映画の最初のころ、ビルの屋上でフェンスにもたれ中が下を見ているあの後姿・・・絶対シルエットが同じです・・・(涙)

それは、日本アニメ作品の『カウボーイ・ブバップ』の主人公スパイク!!
すでにハリウッドで映画化が決まり、しかもスパイクはキアヌ・リーブスが演じることまで決まってはいるのだけど・・・お願い、今からでも考え直して、ジソブ君でやってくれ〜(涙)
・・・世界中でそんな願いを持っているのは、きっと私だけだろうなあ^^;

書き足りないので、ジソブ君の話はまた書くぞ。
(『カインとアベル』については一言も書かなかったなあ^^;)



YouTube: MV孤独な人生3 - R19(字幕つき) 






「고독한 인생 」
WORD & MUSIC BY J@TRAX、FROM Gigital Singles "G"( and Amazing Soul)



2006年08月27日(日)
Ice Town

久々に本の話。
読書スピードは年々落ちていくのに読みたい本は加速度をあげて増えるばかり。
今は頭の上にある本をせっせと読んでいるんだけど、疲れるとなぜか本屋に入り浸る癖があるので立ち読みでさわりだけ読んではまた読みたい本が増えてしまう。

で、今日はそんな読み散らかしのかぎりなく新刊に近い本の話。
もしも読んだことのある方がいらっしゃったら感想などいただけると幸い。



数日前のこと。
いつものように足を踏み入れた本屋の店先で、ふと目にとまった本があった。
大体本屋の店先にはその店で売れてる本のベスト10だとか新刊だとかが並んでるもんで、私はいつも素通りするんだけどその日に限ってそこによって見る気になった。
それがこの本。



「まほろ駅前多田便利軒」
三浦しをん
単行本: 334ページ
出版社: 文藝春秋 (2006/03)
ASIN: 4163246703

なんと直木賞を受賞した作品。
今まで直木賞やら芥川賞やらを受賞した本なんてオンタイムで読んだことはない。
私にとって本は流行りすたりとまったく関係ない代物で、そのとき自分が読みたいと思う本を手に取るからというのがその理由。
"ふ〜ん、直木賞取ったんだ〜"と思いながら手にとって1ページ目をめくってみた。
いや、いきなりめちゃくちゃ好みの文体だった。
ぱらぱらめくってみると短編の連作のようだったので、とりあえず第1話を読んでみることに。
すらすらすらっと読めてしまってしかも登場人物がすごくいい。
うわ〜続きが読みたい〜と久々に強烈な欲求を感じてしまった。
そんなわけで、翌日の昨日とっとと購入してしまいました。(給料日前だったのに・・・)

主人公はまほろ駅前で便利軒という"べんり屋"を経営する多田というお人よしの男。
そこに一度も話したことのない高校の同級生がいきなり舞い込んでくるわ、借金で夜逃げした金持ちが置き去りにしたチワワはいるわ・・・という話。
この2人と1匹がどんな事件に巻き込まれるのやら、こうご期待・・・早く読みたい。



「僕たちの戦争」
荻原 浩
単行本: 428ページ
出版社: 双葉社 (2004/08)
ASIN: 4575235016

ふらふら文庫本のコーナーを彷徨っていて森山未來君と目があってしまった。
TBSでドラマ化されたようだ。もうすぐ放送されるらしい。
現代の若者が1944年にタイムスリップし、同時に1944年の若者が入れ違いに現代にタイムスリップするという話らしい。
ちょっとコメディータッチ。
こういうタイムスリップものは結構好きなので気になってしまった。
でも、ドラマのほうが先になるだろうなあ。



「ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる」
梅田望夫
新書: 256ページ
出版社: 筑摩書房 (2006/2/7)
ASIN: 4480062858

いたるところで話題になっている本。
私が便利だと思って使っているインターネットツール(でいいのか?)のブログ、Google、Amazonが取り上げられている。
すでに一般化しつつある"IT"っていうのは"情報技術"を意味している。
IT産業っていうのは、新しくて早い情報を収集する方法を提供してくれる分野なのだ。
パソコンやインターネットはその道具に過ぎないが、上手に使えばとても便利なものである。
その中でも特に躍進的に進化を遂げつづけているインターネットの世界がどうなって行くかを予言している。
Googleは使える・・・ということを立ち読みで再認識。
きっと図書館には置いてあるはず。



「いかしたバンドのいる街で」
スティーヴン/キング
文庫: 347ページ
出版社: 文藝春秋 (2006/08)
ASIN: 4167705249

石田衣良さんの「ブルー・タワー」を読んでいる途中でどうやらスティーヴン・キングの「暗黒の搭シリーズ」をイメージして書いたらしいという情報を入手。(真偽の程は確かめてないのだけど。)
ならば・・・それをと思ったのだけど。
なにせ「暗黒の搭シリーズ」ってキングが自らライフ・ワークと言っているくらいの長編(執筆継続中)なので今のところ遠巻きに見ている。
そういえばスティーブン・キングも本屋の店先でB5サイズの厚さ5cmくらいの単行本の1ページ目を読んで気に入ってはまった作家だった。
ちなみに「ダーク・ハーフ」という作品。
彼の作品を読むようになってから、私は日本製ホラー小説が読めなくなってしまった。
なぜかというと彼に影響を受けている作家がたくさんいて、読んでいるとどうしても比べてしまうようになってしまったから。(あ、このネタ面白そう・・・今度別口で書いてみよう。)
で、キングの長編は、本筋と関係ないキャラクターも生々しく描写されるので、はしょって読めないのだ。
主人公だと思ってた人がすぐ死んだりするんでね。
なので最近は短編集ばかりを読んでいる。
ちょっとふざけた感じのサムッというネタがお得意のキングの短編はこの暑い時期にはうってつけ。
この作品は邦題もなかなか"いかしている"のでぜひとも読みたい。

とりあえず、買ったばかりの「まほろ駅前多田便利軒」を週末どれだけ読めるかな。

「Ice Town」
MUSIC BY 浅井健一



2006年08月26日(土)
魔法のコトバ

金曜日、約束がなくなったので不意に時間が空いてしまった。
折角なので久しぶりに映画に行くことにした。
あまり興味を惹かれる作品もなかったんだけど、気分を変えたくて思いっきりらしくない映画を見ようと決めて映画館に足を運ぶ。

選んだ映画は「はちみつとクローバー」
評判は上々だったけど、アイドル映画っぽい感じがして見ないつもりだった作品。
しかしこれが、久々に大当たりだった。
いや、面白かった。



原作の漫画が大ヒットしていることは知っているんだけど、機会がなくてまだ読んでいない。
どの人がどんな絵柄で表現されているかさえ知らないので、逆によかったかもしれない。

とにかくアートな作品だと思った。
美術大学が舞台だからというのを差し引いても、なかなか凝った作りだと思った。
出て来る建物や街角さえもなんかいい感じなのだ。
それに登場人物たちの体温や匂いまで伝わってきそうだった。
(森田は絶対くさいと思うぞ!)
物語の進み方もその中に出て来るいろんなシーンにもわざとらしさを感じなくて、ものすごく自然な感じがした。

音楽もいちいちかっこよくはまっていて心地よかった。
エンドロールをぼんやり見ていたら音楽は菅野よう子さんが担当していることがわかった。
どおりで私の気持ちに合うわけだわ。
菅野よう子さんは売れっ子の作曲家で、主にアニメの音楽が有名。
私が彼女の音楽を知ったのは『カウボーイビバップ』という大人向けの渋いアニメ作品。
未来の宇宙で荒稼ぎをする賞金稼ぎたちの話。
ルパン三世を思わせるような音楽がめちゃめちゃかっこよかった。
この映画でも実にさりげなく彼女の音楽が流れててこれがいちいち気持ちにぴったりで、なんかすごく得した気分。

役者がまたそろってた。
こんなに若い俳優ばかりの映画ってここ最近見てなかったので、ものすごく新鮮。

蒼井優ちゃんはほんっとかわいい。
お気に入り俳優の一人である市原隼人君主演の映画2本に彼女は出演(『リリィ・シュシュのすべて』、『偶然にも最悪な少年』)しているので私にとっては結構なじみの女優。
2つともぜんぜん違う感じの役だったけど、どちらも彼女はなかなか印象的だった。
でも、今回のはぐほど彼女にぴったりな役柄はないだろうというほどはまっていた。
いやほんと、そばにいたら面倒見てあげたくなるような女の子だね。
(『時効警察』の三日月君を何気に思い出してしまった。姉妹っぽいわ)

嵐の桜井翔君。
なんかすごく役にははまってたなあ。
彼のキャラクターは実は結構好きなんだけど、バラエティでしゃべってるところしか見たことなくて、正直演技に期待はしてなかった。
ものすごく真面目で几帳面で世話好きの竹本。
あまりにも平凡でちょっと演じるのは難しそうなこの役を自然にこなしてたなあ。
一番最初に彼を見ながら女の子たちがしゃべってた内容を今思い出してしまったけど、ほんと、その通りって感じ。
いや〜、桜井君、今後彼の演技には期待しちゃおっかな。

伊勢谷友介君にはびっくり。
意識してないんだけど、私の見る作品に結構出ている人、いつも印象が違う。
『CASSHARN』(三日月君も出てた♪)のイメージが一番強いんだけど、いや、森田のほうが嵌ってたなあ。
活舌があまりよくない印象があって、いつも彼がセリフをしゃべるのがきになるんだけど今日はぜんぜん気にならなかったなあ。
あれだけ脱力した演技って見たことなかった。けっこういいねえ。
今年は彼が出演する映画がたくさん公開されるらしい。
なるほど、それで彼は最近CMによく出ていたんだなと納得。

山田あゆみちゃんを演じた関めぐみちゃんは初めて見たはずなのになぜか記憶にある顔。
なぜだかは、わからん。
でもかなりいい感じだったね。
じっと真島を見つめる姿はかわいくて、けなげな女の子という感じ。
ちょっと姐御肌ではぐのことも面倒見ちゃうし、尻込みする真島のお尻をたたいちゃうし。
竹本や山田にもはっきり物を言う。素敵な女の子だったね。
真島と並ぶとほぼ同じくらいの身長でびっくりしてしまった。
でも、一人で立っていると顔が小さく全体のバランスがいいので小さく見えちゃう。

かなりつぼだったのは加瀬亮君が演じた真島。
見た目がもうかなりストライクゾーンでいい感じです(笑)
この人はものすごくオダギリジョー君と印象が似ているんだよなあ。
(真島のヴィジュアルは『メゾン・ド・ヒミコ』のオダギリ君にものすごく近い。)
やばいやばい!
そういやオダギリ君と加瀬君は『アカルイミライ』と『スクラップヘブン』(こっちはまだ見てない)で共演してるんだった。
真島はけっこう毒舌。でも、好きな女性には一途でストーカー一歩手前の自分の行動に悩んでいたりもする。
そのアンバランスさがなかなかそそられました(?)

その他脇を固めるちょっと年齢が上の俳優さんたちもなかなかいい味出してました。
ほんと、キャスティングには脱帽だ。

映画の最中、真面目なのに面白いシーンが多くて、くすくす笑いがおさまらずずいぶん困ってしまった。
ものすごくさわやかで、見終わってからすがすがしい気分になっていた。
帰り道はものすごく得した気分だった。
たまにはこういう青春映画もいいもんだ。
この映画の雰囲気を気に入ったのでアニメもあるらしいが、漫画とアニメはしばらく見ないことにしよう。
ちょっとふさぎがちな人にお勧め。

『はちみつとクローバー』
ジャンル:恋愛
制作国:日本
制作年:2006年
製作:「ハチミツとクローバー」フィルムパートナーズ
配給:アスミック・エース
監督:高田雅博
脚本:河原雅彦、高田雅博
プロデューサー:小川真司、今村景子、多田真穂
音楽プロデューサー:金橋豊彦、茂木英興
音楽:菅野よう子
配役:櫻井翔(嵐)、蒼井優、伊勢谷友介、加瀬亮、山田あゆみ、堺雅人、西田尚美 他



「魔法のコトバ」
WORDS & MUSIC BY 草野正宗、PLAY BY スピッツ



2006年08月25日(金)
王将

先週日曜日、晩御飯のあとのくつろぎの時間。
TV朝日系列で放送中の『旅の香り』をぼんやり見る。
両親が旅行番組好きなので、ゴールデンタイムの居間のTVはたいてい旅行番組である。

この番組には氷川きよし君が、東京の中の他県を探すという「出会いふれあいお国自慢」というコーナーでレギュラー出演している。
この企画はなかなか面白いなあと思う。
そのときは東京の中の山形県を探すということで、神楽坂にあるラーメン屋に行ったりしていた。
氷川君は行く先々で老若男女に黄色い声援を掛けられていてすごい人気。
どんな人相手でも態度が変らない彼はものすごいプロ根性のある人だなあと感心してしまう。



彼がすごいなあと思うのは、それだけではない。
行った先でついつい歌っちゃうこと。
それもいい加減な鼻歌じゃなく(といってもさわりだけだけど)ちゃんと歌う。
自然に歌ってしまう彼を私はすごく素敵だなと思う。

このときもラーメン屋で「王将」を歌いだした。
すると、店にいたお客さん達もみんな歌いだす。
2度ほどさわりを熱唱してお客さんをおおいに盛り上げていた。

彼の場合、本当に歌うのが好きなんだろうなあと歌っている姿を見るたび思う。
もちろんサービス精神も旺盛なんだろうけどね。
なんだか憎めないキャラクターの氷川きよし君を実は私、結構好きだったりします。



「王将」
WORDS BY 西條八十、MUSIC BY船村徹、PLAY BY 氷川きよし(ほんとは村田英雄)



2006年08月24日(木)
愛は勝つ

つい先日、お風呂前に化粧落としをしながら見ていたTVで、安田大サーカスというお笑いグループのクロちゃんという人が一般の依頼者に頼まれて結婚式で「愛は勝つ」をピアノで弾くという企画をやっていた。
しかも練習期間は3日間。
クロちゃんは以前、この番組の企画で10日間の練習で「戦場のメリークリスマス」を弾けるようになれるか誰かと対決して勝ったことがあるらしい。
見ていた感じでは、楽譜も読めないんじゃないかと思うんだけど、とにかくピアノに関してはほとんど素人らしいということが窺い知れた。
そんな人にいきなり人前で3日しか練習してないピアノを披露しろだなんて、なんてひどい企画なんだと思いながら見ていたんだけど、いや、クロちゃんの頑張りに私は素直に拍手をしてしまった。



「戦場のメリークリスマス」の時はそれでも10日の練習期間があったらしく、しかもこの曲はゆったりとしているのでそれほど指を酷使することはない。
とは言っても、まったくピアノを弾いたことのない人がピアノを弾くのはかなり難しいことだけど。

まず指が動かないだろう。
その企画ぜひ見てみたかったなあ。
残念である。

見ていると、2人の美人姉妹が左右にぴったり寄り添って彼につきっきりで教える。
しかも楽譜なし!
同じフレーズを何度も弾かせてまず覚えさせる。
うまくいけば褒め称える・・・う〜ん、すごいです。
そりゃ、あれだけの美人さんに誉められりゃやる気にもなるわなあ。
私でもあれだけ手放しで誉められりゃやる気になる。

「愛は勝つ」は結構アップテンポ。
短いアレンジにしてあったけれど、左右の指をふんだんに駆使した感じに見えたからクロちゃんは大変な努力をしたんだと思う。
例えば。
本当は3日以上練習していたとわかっても、やっぱり彼自身が一生懸命練習した結果だと思うので、すごいと思う気持ちは変らない。

きちんと弾けるかどうか分からないピアノを人の結婚式でぶっつけ本番で弾くというのは、プロでもない限り恐ろしくて出来ないはず。
それでもやらなければいけないクロちゃんをちょっとかわいそうだなと思ったけど、やり遂げたあとにちゃっかりもちネタを披露していた彼を見て、う〜む、さすが芸人と膝をうってしまった。

しかし、バラエティ番組を中心に活動している芸人さんは大変だね。
いろんなことやらなくっちゃならないから。
でも、もしかしたらその中から本当は自分に向いているものが見つかる可能性もある。
それはそれで結構おいしいかもなどと思ってしまった。

「愛は勝つ」
WORDS & MUSIC & BY KAN、PLAY BY クロちゃん(ピアノだけ)



2006年08月18日(金)
Calling you


南の海へ行ってきた。

沖縄の慶良間諸島というところにある阿嘉島という少し小さい島。

4日ほど滞在し、ぼんやりとすごして来た。

1日目にふくらはぎからくるぶしまでをひどく日焼けしてしまい、2日目は泳げず1日ぼんやり過ごす。
午前中に診療所に行くために歩いた。
島の中は建物が割と密集していたけど、高さが少ないので風がよくとおる。
日中の日差しの中を歩いていると暑くて汗もだらだら流れていたのに少し風が吹くと汗がスーッとひく。
診療所では島のおばあたちが集まっていて、にぎやかに話していた。


空はどこまでも青くて広い。
夜になると満天の星空となる。
大きく口を開けて笑ったまま空を見上げてしまった。
きっと間抜けだったろうけど、誰もみていないのでいいのだ。

一昨日帰ってきたのだけど、島を出るその日の朝も泳いでいたことが今は夢の彼方だ。
島にいる間中、ずっと頭の中で流れていたのは・・・。



「Calling you」
WORDS & MUSIC BY Bob Telson、PLAY BY Jevetta Steele



2006年08月11日(金)
ディズニーランドへ

今日は博多宿泊。
今夜はちょっと蒸し暑いね。
昼間少し雨が降っていたが、夜になったら上がったので、そのせいかもしれない。
博多はいつ来ても人が多くてちょっと疲れてしまう。
今夜は浅井健一さんのライブに行った。

そして、明日からは逃避行の予定。
ネットカフェより愛を込めて

※ライブ中の曲を唐突に思い出したので改定。(2006.08.18)



今の気持ちを忘れないうちにただいまネットカフェでこのレポートを書いている。

今回参加したのは、HIGH TIMEというイベントライブ。
The Birthdayというバンドとのジョイント(と言うのだろうか?)で、それぞれ1時間くらいのライブをした。
まず、ギターの弾き語りの青年が前座を務めた。(申し訳ないが、名前が聞き取れなかった。)
(おそらく今夜の3組の中で一番ギターと歌がうまかったと思う。)
なんだか不思議な声で、テーマの大きな内容の歌を歌っていた。
次にThe Birthday。
初めて耳にしたけど、これが予想外によかった。
アルバムを聞いてみようかと思った。
チバユウスケは初めて彼を見た「リリィ」のPVの頃のように生気にあふれていて若返っていた。目力は健在といったところか。
ドラムスは、クハラカズユキで久しぶりに彼のドラムスを聞いたが相変わらずスピード感があってすごかった。

そして、われらが浅井健一(以後、ベンジー)
今回彼は新しいソロプロジェクトを始動。
レコーディングには、SHERBETSのメンバーやBlanky Jet Cityでいっしょだった照井利幸や椎名林檎などが参加しているのだけど、ライブツアーでは新たなメンバーと活動している。
今回、ベースを担当するのが20代の女性だということなので、ものすごく楽しみにしていた。しかもドラムスは、EGO-WRAPPIN’でバックを務めていた人が担当するというし。
さらに20代のバイオリニストが加わりベンジーらしい不思議な編成となった。
ツアーは秋に始まるのだけど、それに先駆け今回のイベントで出演することを知り、どうしてもその姿を目にしたかった私はちょっと苦労してチケットを手に入れた。

博多でライブを聴くというのは、意外と回数が少ない。
ついこの間、鈴木雄大さんのライブで来たけど、その前というと何年前か忘れたけど、たしかSHERBETSがまだTHE SHERBETだった頃だ。
そうそう!そのとき“Higt School”Tシャツを買ったことを覚えているので、きっと初めてのツアーのときだ。
福岡DRUM LOGOSなんだけど、どうしてかここへはうまくたどり着けない。
今日も迷ってしまって到着したときは開場が始まっていた。
帰りも最寄の地下鉄駅まで戻れなかった。(もう少し経験値あげないとなあ。)

しかし、そんなことも気にならないくらいライブはすばらしかった。
開始のSEは「Calling you」
ラジオでもベンジーがかけていた映画『バグダット・カフェ』のオープニングで流れるあの曲。
もうその瞬間になんだか胸が熱くなってしまった。
1曲目はまだ聴いたことのないバラード。
途中“さよならを言うときはまっすぐ目を見て言うんだ 悲しさは容赦がないから”といったような内容の歌詞に胸を打ち抜かれた。
会場は静まり返っていてベンジーのギターと歌だけが流れていた。
そして唐突にリズム隊が加わり、ヴァイオリンが流れるように聴こえた。
タイトルのわからないこの曲を早く知りたいと胸が騒いだ。

それから数曲は聴いたことのない曲が続く。
おそらく新しいアルバムに入る予定の曲なのだろう。
どれも今まで聞いてきたベンジーが参加してきたバンドのサウンドとは違う。
ジャンルとしてあるのかもしれないけど、私はあまり耳にしたことがない感じ。

ソロの曲としてかろうじてわかったのは「WAY」(まだ聴いたことはないけど歌詞の中に“THE WAY”と出てきたのでそうかなと)、「危険すぎる」
だってまだアルバムは出てないからなあ、しょうがないか。

そして唐突に「恋のサブマリン」
なんというか・・・曲というのは、いっしょにやるメンバーによってこうもイメージが変わってしまうものなのか・・・と唖然とした。
それはもちろん悪い意味ではない。
とにかく。
メンバーはベンジーと一回り以上若い人たちばかり。
そのせいなのだろうか、全体的にフレッシュな感じで、何よりスピード感がある。
JUDEのときにもスピード感はあったけれど、あのバンドは、後で若いドラマーが入ってきたときでも落ち着いた大人な感じがしていた。
でも、今回のメンバーはなんだかものすごく青臭い感じ。
ベンジーの音さえも青臭く感じるから不思議だ。
続きで「Diduri Didura」もやられた日にゃ・・・。

そして唐突に「ディスニーランドへ」
そのときの会場の歓声といったら・・・。
私も感激してしまった。なにしろ、生でこの曲を聴くのは生まれて初めてだからだ。
この選曲にノックアウトだ。
会場にいる人のどのくらいがベンジーを見に来たのかわからなかったけど、このときなんとなくそれがわかった気がした。
会場には、腕を骨折した中学生くらいの男の子が母親といっしょにいたり(母親はSEXY STONES RECORDSのバッグを持って、リストバンドをしていた!)、小さな子供を抱き上げている父親がいたりして不思議な雰囲気だった。広島とはまた違ったファンが集まっていて、私の目を楽しませてくれた。
おまけに「SKUNK」まで出ちゃったもんだから、会場にはあっというまに火がついた。
すごいね!ほんと、会場がひとつになっちゃったよ。
なんか態度がいやだなあと思ってたお兄さんもお姉さんもみんなステージのベンジーに夢中だ。
なんかそれだけで気分がよくなっちゃって、それまで気にしていたことがすべて飛んでいったよ。
恐るべし、ベンジー!
そしてあっという間にラストの「Devil」
まったくベンジーはファンのつぼをよく知っている。
大盛り上がりで、ライブはフィニッシュへ。

もちろん、みんなそれですむわけはない。
しつこく粘ってアンコールを引き出す。
(The Birthdayはアンコールなしだったのでちょっと心配だったけどね。)
再びベンジーたちは会場に現れて、「Hey Hey You You」を。
まったく泣かせてくれるよ、ベンジーは。
CDで聴いてるときでもなきそうになることがあるこの曲。
名まで聞くとなおいっそうしみることが今夜よくわかった。
隣のお姉さんもちょっと涙が落っこちたみたいだったよ。
そして本当のラストは「ロメオ」
JUDEのときもやってたこの曲。
このメンバーだとなんだかBlanky Jet Cityを聴き始めた頃のことを思い出しちゃったよ。
なぜなんだろうなあ。

そしてこれで本当に本当に最後。
なんだか大興奮したライブだった。
しばらく余韻が残りそう。
秋からのライブがとても楽しみ。
期待していいと思うよ、“マジやばい”から!

2006.08.11(FRI) HIGH TIME(at 福岡DRUM LOGOS)
「ディズニーランドへ」
WORDS & MUSIC & PLAY BY 浅井健一



2006年08月08日(火)
新しい風

昔からの悪い癖でふっとした瞬間に罪悪感が表に出てくる。
それは時間も場所も選ばないのでちょっと厄介なんだ。

それはとても漠然としたもので、ぼんやりそれに囚われているうちにいろいろ思い出されてきて自分が許せなくなって、不安が膨らんで気持ちがにっちもさっちもいかなくなってしまう。

ここ数年、そういうときには一つ一つをよく思い出して、本当に自分ではどうすることも出来なかったことなのか、自分のせいで起ってしまったのかを時間をかけて考える作業を繰り返してきた。
その作業をすることで心が平静であるという状態がどういうものかがすこしずづわかってきた。



最近よく分かるようになってきたのは、"話せば分かる"というのは、相手にこちらを理解したいという気持ちがなければ出来ないことなんだということ。
いくら価値観が似ていてもそういう気持ちがなければ、相手の言っていることを受け入れることなんて出来ない。
これはコミュニケーションの基本なんだよね。

どんなに頑張っても理解し合えない相手というのはいるんだ。
それが価値観が違うということなんだろうか。
でも、だからといってその人を嫌いと思うわけではない。
お互いに主張しあうその過程で、自分に対する相手の態度で好き嫌いというのは発生してくるような気がしている。

これ以上近寄ると争いに発展するという微妙な境界線をお互いが分かっていれば、不必要な争いをしないで、距離をもって付き合うことができるんだろう。
これは相手を疑って付き合うということとは意味合いが違う。
相手を疑ったり嫌いになったりしたくないから距離をとる。

そういう付き合いなんて悲しいという人がいるかもしれないが、相手によっては必要だと思う。
その距離が逆に時間を重ねることによって信頼感をうむ可能性もあるんじゃないかな。

考えることでこういう気持ちを持つことが出来た今は、なんとか相手を見ようとするようになった。
でも、そんなこと考えもしなかった頃は、いろんな衝突があってしこりや後悔が残ってしまった。
いや、今でもやっぱり相手に甘えすぎて衝突することはある。

時折降って沸いたようにやってくる罪悪感は、やってしまったことへの罪悪感が未だに心の中にもやもやしているからなんだろうな。

結局最後は時間を掛けるしかないんじゃないかと思う。
それを逃げてるという人もいるかもしれないけど、熱くなってしまった頭を冷やすには多少の時間が必要だと思う。

時間をかけてもう一度向き合ってもやっぱりうまくいかない人もいるはず。
そういう人は自分には縁がない人なんだろう。
だめだと分かって付き合うのはお互いに不幸だと思う。
嫌いにならないためには遠くからその人を思うしか方法はないと思う。

人間はその繰り返しで生きているんだ。



「新しい風」
WORDS & MUSIC BY 浅井健一、PLAY BY JUDE



2006年08月06日(日)
彼こそが海賊

金曜夜『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズチェスト』を見に行った。
正直な気持ち。
途中で何度帰ろうと思ったか。

いや〜、忘れてたよ。
この映画、実はかなりホラー掛かってたってことをね。

端的に表現すると『インディー・ジョーンズ/魔宮の伝説』とスティーブン・キングとクトゥルー神話の要素をぐっちゃぐっちゃに混ぜ込んで仕上げたって感じだ。
これでもかってほど、悪臭漂いえげつない表現の目白押し。
いやたぶん、割合としてはそれほど多くなかったんだろうとは思うんだけど、その表現が強烈なので、頭にこびりついてしまった。

途中は次から次へと繰り出されるアクションの繰り返しが小気味よかった部分もあったんだけど、そこが面白かった分、余計にえげつない表現にぐったり来たって感じ。

でも、ジャック・スパロウのことが気になるので、多分最終話も見に行ってしまうだろう。
そんな自分が恨めしい。



同じ印象を受けたものとしては『ヴィドック』という映画があったなあ。
フランスの映画で、これもかなりえげつなかった。
過去自分が選んでみた映画の中では『羊たちの沈黙』に次ぐえげつなさだった。
この2作品はもう2度と見たくない。
そういや今思い出した。
この2作品以上に最悪なものがあった。
『食人族』ってやつ。
こんなの作る奴は人間じゃねえ!
いかん、話がずれてしまう。

私は船という乗り物が大好きで船が舞台になっている映画などはどうしても無視できないほど気になる。
前作の『パイレーツ・オブ・カリビアン』もそんなわけで見に行った。
あの時代の船っていうのは本当に芸術品のようにつくりが細かくてかっこいい。
それに海賊ってかっこいい感じがするのだ。

ところが、今回話の中に"東インド貿易会社"が出てきた。
そのとたん、私は急に物語に入り込めなくなってしまった。
思い出さなくてもいいことまで思い出してしまったんだ。
何を思い出したかって言うと、いわゆる"歴史的事実"というやつ。
ジャック・スパロウは"歴史的事実"には加担していなかった海賊だと思いたいんだけど・・・い、いかん。
そんなこと映画には関係ないのだ〜!と一生懸命追い払おうと努力はしてみた。
ここ最近の勤勉さ(?)が裏目に出た瞬間だった。
ま、いろんな意見があるとは思うけど、これは私の悲しい性分なので聞き流して欲しい。
意味のわからない人はあまり考えないように。

中盤で出て来るあの怪物たちは、クトゥルー神話に出て来る怪物を参考にしているとしか思えなかった私である。
(勇気のある人はH・P・ラヴクラフトの小説を読んでみよう。)
海から出現する不気味の悪さといったらないね!
中盤ほとんどやつらの独壇場なので、私はほんっと帰りたくって仕方なかった。
だって、クトゥルー神話って怖いんだもん!
夜眠れなかったのよぉ、読んでたときは・・・。
映画が終わって帰る道すがらも恐怖におびえている私って。
幸い一晩明けたらすっかり忘れていたけどね。

描かれている時代が時代なのでほんとうに悪臭が漂ってきそうだった。
そういう意味では臨場感あふれておりましたな・・・。
ジャック・スパロウ自身もかなり臭いそうよね。

とは言っても、時代設定のおかげで面白おかしくなっている部分があるのも確かで、海を怖がったジャック・スパロウが陸に上がるくだりのエピソードもなかなか笑えた。
ああいうロケ地って探すの大変だろうね。
面白かった。
そうそうそのエピソードは、エンドテロップ後に落ちがつくので最後までちゃんと見るようにね。

しかし、あの映画、ディズニー映画にもかかわらずずいぶんと残酷的なシーンが多いよね。
いいのかそれで?と思ってしまった私である。
それでもきっと映画が終わった後はあそこのシーンとあそこのシーンはアトラクションになりそうだし、あそこのエピソードはゲームにしてしまえそう。
という商売上手なディズニーに思わずちょっとげんなり。
映画のセットそのままアトラクションにしそうなんだもん。

でも、メインテーマの「彼こそが海賊」が流れ始めるとわくわくする。
何か起こりそう〜♪
きーんきーんて剣を合わせてひらりひらりと海賊船の中を飛び交うジャック・スパロウを見たかったけど、逃げてばっかりだったなあ。
まあ、それがジャック・スパロウって男なんだけどね。
ジョニー・デップは怪優だよなあ。
これからも活躍が楽しみ。

内容については公開してすぐなのであえて触れませんでした。
公式サイトに入れない〜!
鍵はどこだ!

「パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズチェスト」
製作年 : 2006年
製作国 : アメリカ
製作/配給  : ブエナビスタインターナショナル
監督  :ゴア・ヴァービンスキー
製作  :ジェリー・ブラッカイマー
原作 :シルヴィア・ネイサー
脚本 :テッド・エリオット/テリー・ロッシオ
音楽 :ハンス・ジマー
キャスト :ジョニー・デップ、オーランド・ブルーム、キーラ・ナイトレイ 他



「彼こそが海賊」



2006年08月02日(水)
レイニー・サマー

毎朝いつも曲がるカーブがある。
曲がってすぐに背の高い外灯が目に飛び込んでくるんだけど、その外灯にはいつも1羽のカラスがとまっている。
いつも同じカラスかどうかは分からないけど。
その姿はその日の気分によって寂しげに見えたり、威張っているように見えたり、小ばかにしているように見えたりする。
今日はカーブを曲がった瞬間に2羽が寄り添っているのが目に飛び込んできた。

ちょうどそのとき、「レイニー・サマー」という曲のサビが流れていて、その寂しく切ない歌詞とその2羽のカラスの姿が妙に重なって切なくなってしまった。
雨は降ってなかったけどねえ。
「レイニー・サマー」の雨は、なんとなく温かいと言うイメージが未だにあって、2羽のカラスはその温かさを思い出させた。
なんだか変な感じだけど。

夏になると聴きたくなる曲ってあるよね。
TVやラジオなんかでも季節ごとにそういうランキングを紹介している。
私にもそういう曲は何曲かあるんだけど、へそ曲がりのせいかそういうランキングには私の聴きたい夏の歌は入ってないんだよなあ。

「レイニー・サマー」はそういう曲の1つで、決まって真夏の夜に聴きたくなる。
サビをうたうと、なんかきゅんとして胸が苦しくなるというか。

時期としては梅雨明け寸前の季節が舞台なんじゃないかなあと未だに思っている。
今度本人に聴いてみようかしら。(そんな勇気はないが。)



「レイニー・サマー」は鈴木雄大さんの代名詞ともいえる曲。
雄大さん自身はあまり好きではなかったようなんだけど、ファンには根強い人気なので『JerryFishとラブソング』というアルバムでセルフカバーをしている。
当時のアレンジとはまったく違った感じに仕上がっているし、コーラスや歌の節回しなども今の雄大さんのウタ癖で歌われているので、同じ曲なのにかなり新鮮。

かくいう私もこの曲は大好きな曲の一つで、流れはじめると無意識に歌ってしまう。
記憶力が抜群によかった中学生の時に覚えたせいか、丸ごと1曲考えるまでもなく歌えてしまうのである。

私はこの曲のメロディーの上でハモるコーラス部分を丸暗記しているんだけど、新録にはそのコーラスはつけられてない。メロディーの下でハモるコーラス部分は雄大さん本人がつけている。
だから、この曲を歌うときにはそのコーラス部分を歌って雄大さんと3層のコーラスを密かに楽しんでいる。
うへへっ。

実はこの曲、雄大さんの曲という以外にも私には意味深い曲だったりする。

高校生の時、SPECTRUM(スペクトラム)というバンドが好きでよく聴いていた。
このバンドは、そのとき既に解散してから10年は数えていたはず。
編成としては米米クラブや東京スカパラダイスオーケストラなんかを想像してもらえばいいと思う。
サウンド的にはEARTH WIND & FIREにイメージが近いかも。
いでたちも「宇宙のファンタジー」の頃の彼らを髣髴とさせると思う。

当時トランペットを吹いていたんだけど、SPECTRUMはよく耳コピしたものである。
難しすぎてなかなか進まなかったけど。
このバンドにはその後、私にベースという楽器を選ばせたベーシストが在籍していた。

そのベーシストは渡辺直樹さんという。
私が高校生当時、売れっ子のスタジオミュージシャンで、いろんな人のアルバムに参加していた。
SPECTRUMつながりで、渡辺さんが参加していたAB'S(エービーズ)というバンドも知ってよく聴いていた。
AORといわれる音楽をやっていた。
もっとも解説にそう書いてあったというだけで、どんなものか私には説明できないのだけど。
参加メンバーにはSHOGUNというバンドに在籍していた吉野藤丸さんというギタリストがいる。
吉野さんもその当時、超売れっ子のスタジオミュージシャンだった。

では、話を戻そう。
「レイニー・サマー」は雄大さんのセカンドアルバム『yudai』に収録されている。
SPECTRUMやAB'Sをしこたま聴き込んでいた私は、あるとき『yudai』を聴いていてあることに気が付いた。
あれ?このコーラスの声?
そして、LPレコード(!)をひっくり返してみると。

BASS、chorus:NAOKI WATANABE
GUITARS,chorus:FUJIMARU YOSHINO

な、なんと!
AB'Sの主力を成す2人の名前が!
そう、実は渡辺直樹さんが「レイニー・サマー」で私が丸覚えしているメロディーの上でハモっている人だったのだ。

なんという偶然。
その日私が狂気乱舞したのは言うまでもない。
大好きなミュージシャンのアルバムにこれまた大好きなミュージシャンが参加していたのだ。

改めて『yudai』を聴き込んでみると、なるほどギターは吉野藤丸さんの音だし、ベースも渡辺直樹さんだ。
うわ〜!

そんなわけで、無意識に「レイニー・サマー」を歌っていると、このときのことまで思い出され、よりいっそう熱がこもってしまう。
まったく歌の内容とは関係ない思い出なので、恥ずかしい限りであるのだけど。

そして、車の中、今朝も1人で興奮していた・・・私なのだった。
もちろん、新録の「レイニー・サマー」なので渡辺さんの音も吉野さんの音も聴こえないんだけどね。



「レイニー・サマー」

WORDS BY 鈴木雄大、MUSIC BY 都倉俊一、PLAY BY 鈴木雄大



2006年08月01日(火)
千年刻みの日時計



日曜日、山口県東部に位置する岩国市に向かう。
私の住む町からは1時間以上かかるので、夕方のラッシュを回避するために高速を使う。
途中、かの有名な錦帯橋のそばを下り、目的地を目指す。
県内に住みながら、この有名な錦帯橋にはあまり足を運ぶことがない。
幸運なことに渋滞することもなく無事に目的地に到着した。

この日は、かねてからライブを体験したかったミュージシャンのライブに足運んだのだ。
その人は広島を拠点に活動している梶山シュウという人で彼はベースを弾きながら歌う。

シュウさんを知ったのは正確には覚えていないんだけど10年くらい前だった。
その頃私は、とあるバンドの手伝いをしていて、シュウさんはそのバンドのサポートメンバーとしてベースを弾きに来ていた。
私は目の当たりにした彼のベースプレイに魅了されてしまった。
本当に記憶が乏しいので正確ではないんだけど、確か1度か2度くらいしか彼の演奏を見たことはなかったはずなんだけど、それからずっと好きなミュージシャンの1人として心の中にいた。

先々月、事前に彼が出演するとは知らずに、とあるバンドのライブに行ったところ、シュウさんが参加していた!
おもわぬ贈り物に狂喜してしまった。
おまけに、彼のCDを手に入れることが出来た。
そのとき幸運にもお話することが出来て、7月30日に独弾ライブをすることをご本人から教えてもらった。
「必ず行きます!」と約束をして心待ちにしていた。

弾き語りというとギターかピアノを想像する人が多いと思うんだけど、ベースでも弾き語りというのもあるのだ。
楽器を弾きながら歌うのはかなり練習しないと難しい。
その中でもバンドのリズムの要の一つであるベースを弾きながら歌うのは、高等技術を要する!
なかなかベースを弾きながら歌う人は少なかったんだけど、ここ数年そのスタンスで活動する人も増えてきているような気がする。
機会がなくてソロベースのライブにまだ行ったことはなかった。

自分がベースを弾くということもあって、やっぱり同じベースを弾くミュージシャンのことはとても気になる。
いろんなところでいろんなバンドの演奏を見るたびにすごい人たちを見てきて、自分も彼らのようになるんだ!と必死こいて練習してた時期もあった・・・なあ。(遠い目)
この頃ではベースを弾きながら一人でライブをする人もいるらしいと知り、私は歌も好きなので、ベースを弾きながら歌えたらいいなあと妄想するようになった。
実際は実現できてないけどねえ。

シュウさんもベースの弾き語りをしていると聴いたのはいつだったか・・・。
とにかく誰かに聴いていて、一度そのライブを体験したいとずっと思っていたのだ。

この日のライブハウスは、岩国ロックカントリー。
以前、Chikaさんと金子マリさんのライブを体験したライブハウスだ。
ついこの間1周年を迎えたばかりだという。
大きなエレキギターの看板の下をくぐって地下に向かう。
結構広い空間が広がっているんだけど、ステージはかなり近く感じる。
雰囲気としてはなかなかいいと思う。

とにかく!
梶山シュウさんはかっこいい。
見た目はひょろっとした細身でスキンヘッド、あごにはひげ・・・なので、ギョッとするかもしれない。
黙っているとちょっと怖いが、話し掛けるととても人懐こい感じで話しやすい。(先々月ちょっとだけ話した私のことを覚えていてくれた!)

何がかっこいいって、いつどこで演奏する姿を見てもいつも楽しそうにやってるってとこなのだ。
たとえ自分がメインではないバンドのヘルプだってバリバリ弾きながら、コーラスだってやってしまう。
しかも踊りながら!
とにかく彼のベースプレイはすごいのだ!
べけべけチョッパーを弾きながら、踊ってる姿はうひょ〜すげ〜と思わず口から出てしまうくらいにしびれる。
機会があったらぜひ拝んで欲しいところである。

そんなシュウさんのソロはとてもアジアンなサウンド。
バンドのサポートで見せたハードプレイを微塵も感じさせないゆるゆるな感じである。

また声が素敵なのだ〜♪
シュウさんの外見からはちょっとえっ?と思ってしまった。
微妙にかすれているちょっと太目の深い声がなかなか耳障りがいい。
声量がありよく伸びる。

一発で気に入ってしまった。
インドを思わせる不思議な感じのサウンドにこれまたちょっと不思議な感じの歌詞がのっている。
地球の歴史とか色々なものとのめぐり合わせとか・・・そういうものに思いを馳せてしまう。

あの不思議なサウンドをライブでどんな風に再現するのかに興味があった。

伴奏部分は打ち込んであって、それにベースを合わせていた。
普段バンドの底辺で地味に演奏されているベースが自由自在に音を刻む様は見ていて気持ちがいい。
その気になればどんな音だって出せるし、そんなフレーズだって出てくる。
とにかくシュウさん一人から繰り出される音の世界に釘付けになってしまった。
のっけからベースが津軽三味線なみの音を繰り出した時は鳥肌が立ってしまったほどだった。

この日4組の出演がありシュウさんは3番目で後にもう一組残っていたので、残念ながらあまりたくさんの演奏を聞くことが出来なかった。
もっともっとたくさん聴きたかったのに!
これから彼のスケジュールはマメにチェックするぞと心に誓う私なのだった。

これからシュウさんはライブツアーが始まる。
日程を見る限りでは残念ながら追っかけ(!)は出来そうにないな。

東京は吉祥寺あたりでもライブをするようなので、興味の湧いた方はぜひ足を運んでみて欲しい。

梶山シュウさんの情報はご本人のサイトで確認できます。

梶山シュウ オフィシァルサイト

シュウさんのアルバム『てにをは』が下記サイトでネット配信されているようです。
一部視聴可能の模様。
興味を持った方はぜひ一聴を!

ミュージックバザール:梶山シュウ 

2006.07.30(SUN) 独弾 (at 岩国ROCK COUNTRY)
「千年刻みの日時計」
WORDS & MUSIC PLAY BY 梶山シュウ