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セキララな思考。
安井 文
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2006年05月15日(月)
わすれもの

以前、町を歩いていて子供の頃に読んだSF小説の世界を感じて不思議な気がすると書いたことがあった。

この頃はTVを見ていてもそれを感じる。

例えば、最近やけに増えたCMのパターン。
会社名が大きく表示されるだけのカットで、四角い検索窓に会社名や商品名を入力した後、検索ボタンをクリックするというやつ。
もちろん、それはそういう風にCMが作られているからなのでインターネットに直結しているわけではない。
地上波デジタルで放送されているCMの一部では、画面の特定部分をクリックすると会社の紹介ページに誘導されるように作られているものもあるくらいだ。
どのような仕組みなのかは調べていないのでちょっと分からないけどね。

だから、地上波デジタルが本格的に導入された後、TVを見ながら同じ画面でインターネット検索なんてことも絵に書いた餅ではなくなるだろう。



事実、電気屋に行けばTV放送を見ることができるパソコンが我が物顔で並んでいる。
個人的にTVとインターネットをいっしょにした道具に必要性を感じないので、それらのパソコンについて商品調査などしていない。
だから、どのくらい子供の頃読んだ未来世界に近づいているのかは分からないんだけど。
今のところ、TVの内容をそのままインターネット検索できるようなシステムを持つパソコンはないんじゃないかなあ。
あったらすごいな。別に欲しくないけど。

TVから離れてみようか。

学校や塾では監視カメラが設置され、親が子供の様子を見ることができるシステムが確立された。
携帯電話やPHSのGPS機能を使って子供のいる場所を知るのも可能になった。
保険会社に連絡するだけで事故現場に車のGPSの位置を調べて救急車を送ることができるシステムも出来ている。

世界はネットワークで繋がれつつある。

それがいいのか悪いのか・・・さて、どうなのだろう?

未来というのはある日突然実現されるのではなく、静かに音もなく実現されるものなんだなあというのがこのところの実感。
もちろん、その実現のために汗水をたらしている人たちがいることを忘れちゃならない。
どんな技術だろうが、一番最初は生活を良くするために考えられていたはずのものなのだからね。

それにしても・・・。
何十年も前にそんな世界を想像していたSF作家達ってすごい想像力の持ち主だよなあ。
実はそっちのほうが私にはミラクルだったりする。
だって、それだけ想像できるなら技術者になればいいんじゃないかって思っちゃうんだもん。

でも、時代がそれを許さない場合もあるんだよね。
レオナルド・ダ・ビンチみたいにさ。



「わすれもの」
WORDS & MUSIC & PLAY BY 斉藤和義



2006年05月12日(金)
今日はいい日みたい

どうもお久し振りです。
怒涛のようにゴールデンウィーク(長いので以後GW)が過ぎ去ったなあ。

GW前はとにかく忙殺されていたので仕事をしていた記憶しかない。
GWに入った途端に気が緩んだのか風邪をひき、それは今も引きずっているが、今週中には回復できそうだ。
今回GW後半に旅に出たのだけど、旅先で風邪を徐々に治癒しつつあったはすなのに帰宅した途端にまたもや悪化。
ええいっ!週末には直してやるぞ!

GW明け、残っていた仕事も急ぎの仕事も収束に向かいつつあるので、やっとこさこうして書く気になったというわけ。

4月にメールを頂いた方々にはまだお返事できておらず申し訳ないです。
おいおい書いて送りますので、もう少しお待ちください。
返事を書く気は満々です、念のため!

書きたい事なども徐々に指先に下りつつあるので、そのうち色々書いていこうと思う。
さて、まずはざざっとGW中にやったことなど書いてしまおうかな。



私のGWは9日間というおそらく最長連休。
ありがたいことである。
GW2日目には風邪をひいてしまい、初ライブまでは家で寝ていなくてはならず、それがとても悔しかった!
その間、ベッドの上で本を1冊読み終えた。
清水義範さんの「やっとかめ探偵団と鬼の棲家」だ。
登場するのは名古屋の片田舎で駄菓子屋を営むおばあさんで、そのおばあさんを中心にしたご近所界隈のおばあさん達が事件を解決する典型的なミステリー小説。
しかもそのおばあちゃん達は全員名古屋弁で喋る。
会社の先輩から名古屋弁で書かれたおもしろい本があると借りてそのままになっていたものだ。
"探偵団"と銘打っていたので、ちょっと敬遠していたんだけどいやいや、素朴な味わいがありましたな。
しかし、清水義範さんは私の中ではSF作家なんだけどなあ・・・。

それから、ようやくバンド名がNANOMA(ナノマ)に決定したわがバンドの初ライブがあった。
一番風邪がひどい時でしかも3ステージも演奏しなくてはならず実は体力的にとても辛かった。
でもなかなか気持ちはよかった。
次のライブはもっとかっこよくやりたい!という野望も芽生え・・・・ますます精進しなければ。

そして、ライブ翌日からは旅に出た。
実はこれが今回のGWの目玉。
秋田県まで飛んでみた。

初めて訪れた秋田県の角館市で桜を見た。
私の来訪を待っていたかのような満開の桜にさすがの私も初めて1人ってちょっと寂しいなと思った次第(苦笑)

さて今回は、ずっと会いたいと願っていた友人に会いに行く旅。
義務教育時代(!)に文通というなつかし〜い方法で友情を深めつつも数十年会うことのなかった友人に初めて会う旅。
初めて会うのにであった瞬間に懐かしいと感じたのはなぜなんだろうなあ・・・。
友人は昔送ってもらった写真そのままに成長していた。
友人の子供達とも出会うことが出来た。
実は、もしもうまく喋れなかったらどうしようなどと気後れしていたのだけど、そんなことは全然関係なくそれこそ先週会ったばかりの友人とその後に起った出来事を続きで喋っているような気分だった。

彼女とはその昔、大好きだったバンドがきっかけで文通を始めたのだけど、今はお互い聴いている範囲は変わっているし、生活環境も違っているのに価値観が似ていたのが不思議だった。
音楽の持つ共鳴性のようなものを感じてとても不思議な気分だった。

4日間の秋田県滞在のうち3日間を彼女達と過ごしたのだけど、自然に会話が出ていろんな話をした。
子供達からもいろいろな話を聞かせてもらい、楽しい時間を過ごすことが出来た。
不思議だけど懐かしい3日間だった。

不思議と言えば、その友人の旦那様がこれまたすごい音楽ファンの方で・・・。
未だかつてまじめに取り合ってもらったことのないミュージシャンの話しに付き合っていただきお土産にそのミュージシャンの音源まで頂いてしまい・・・ほんと、私は涙が出るほど嬉しかったです。
ちなみにそのミュージシャンっていうのは遠藤賢治さん。
日本が誇る孤高のロックンローラー。
またぜひその手のお話にお付きあいいただきたいものです。
あ、感想文はもうしばらく待って下さい・・・(笑)

旅行記は、去年末の韓国旅行とともにまとまり次第アップします。
そのうちそのうち・・・・^^;

今回2本の飛行機を乗り継いで秋田に行った。
福岡空港を出発して羽田を経由し、秋田空港へ。
案外飛行機も慣れれば悪くもないかなあなどと思ってみたり・・・。
しかし、秋田発の飛行機が20分遅れてしまい、福岡行きの飛行機に危うく乗り遅れるところだった。
教訓として乗り継ぎの飛行機は最低1時間の待ち時間を見込んだほうがいいね。
・・・って、今度はいつそんな機会に出会うのやら・・・。

旅には恩田陸さんの「月の裏側」をもって行った。
すでに半分読んでいたのだけど、帰りの飛行機の中で勢いづいて読み終えてしまった。
子供の頃読んだ日本製SF小説の匂いがする。
彼女のもつ世界観が好きだなあ。
懐かしくて新しい・・・そんな感じ。
福岡の柳川をモデルにした架空の町で起こる不思議でちょっと恐ろしい事件。
でも、怖いだけではない何かがあるような気がする。

旅の終わりは新しい旅の始まりと私は思っている。
代わりばえのしない毎日にも目に見えない(いや本当は見えているのかもしれない)何かが起っているに違いない。
GWに起ったいろんな出来事や出会った人たちと過ごした時間はこれから私の大切な宝物の1つになるだろう。



「今日はいい日みたい」
WORDS & MUSIC & PLAY BY 遠藤賢司