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セキララな思考。
安井 文
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2005年07月31日(日)
When I cry

最近ちょっと真面目に韓国語を勉強している。

KNTVを見るようになってから、少しずつやり始めて、字はほとんど読めるようになった。
時々、耳に聞こえるせりふをカタカナで起こして、それをハングルに直して辞書で意味を調べるなんてこともやっているけど、相変わらずの文盲ぶり。
やっぱりまずは、基本ルールをある程度覚えないとこれは難しいことが分かってきた^^;
でもまあ、それでも多少の進歩はある・・・と思う。

取り急ぎ、誰かと会話したりメール交換したりする必要にも迫られてなかったことも手伝って、ぜんぜん進んでいなかった。

が、しかし!

ここへ来て、一気に必要に迫られることになってしまった。



5月に韓国旅行に行ったんだけど。
私はそのとき、釜山・慶州をガイドしてくれた方と別れるときにある約束をした。
その約束を果たすために連絡を取らなくてはいけないので、お互いのメールアドレスを交換した。
彼女は、日本語で受け取れるメールアドレスを教えてくれたんだけど、なんとなく感じるものがあったので、DAUM Cafeのメールアドレスを持っているか聞いたらあるというので、それも教えてもらっておいた。
私は、ヨンソサ(ソ・ジソブ君の公式カフェ)入会のときにDAUMのメールアドレスを取得していたので。
彼女はびっくりしていたけど^^;

それから、やっと約束を果たせることになったので、連絡を取ろうと日本語メールを送ったら何度やってもだめだったので、意を決して翻訳サイトで自分の文章を翻訳し、DAUMのアドレスに送ったところ・・・。
なんと、返事が来たのである!

彼女のほうも日本語メールの接続ができなくて困っていたようで、韓国語でやり取りできるのは助かると書かれていた。
いつのまにそんなに覚えたの〜?と書かれていて、ちょっとばつが悪かった私。
彼女には正直に翻訳サイトで訳したことを連絡しますが、もしもこれを読んでいたら・・・・。

ごめんね!だましたわけではないのよ〜T0T

・・・先に謝っておこう。

でも、翻訳機にかけたものであっても、その内容を彼女がきちんと理解してくれていた事実はとてもうれしかった。
ものすごいカルチャーショックだった!
生まれて初めて、日本語以外で文章を書いて外国人とメール交換したんだもん。
興奮しまくり!

彼女は日本語がぺらぺらで再会することがあれば日本語で話ができるので、メールくらいはこっちが努力させてもらおうかなあと思っている。
とても素敵な女性だったので、ぜひもう一度会いたいなあと思う。
そのためにも!とファイトを燃やすのであった・・・。

これを読んでいる方で韓国語を勉強している方がいたらぜひ、勉強方法を聞かせてみてほしいなあ。
自分の気がつかない方法ってたくさんあると思うのよね。
とりあえず、そのやり取りしているメールを書き写して辞書を引き引き単語を覚えようとしている私。
あ、あと、ジソブ君のインタビュー画像の文字も書き写して訳そうとしてますけど^^;
(結局そこにたどり着くのであった・・・。)

「When I cry」
WORDS & MUSIC & PLAY BY 鈴木雄大



2005年07月28日(木)
ベイダー卿、登場

昨日は、水曜日で女性デーだったので『スター・ウォーズ エピソード3 シスの復讐』に行ってきた。

毎回先々行ロードショーで高いお金を払っていたスターウォーズシリーズ(以下SW)。
エピソード2があまりにもSWらしからぬストーリー展開で退屈だったため、残り1本にあまり期待できず、初めて通常上映になって数週間後に見るという私からぬ行動を取ってしまった。

でも、本来それが普通なんだよね^^;

(エピソード3 シスの復讐 ネタバレ注意)

私にとってこの映画のヒーローはこいつだっ!



R2D2R2D2!
ドロイド(SW用語でロボットのこと)のくせに短気で熱いヤツ。
実は、「宇宙戦艦ヤマト」に出てくるアナライザーがモデルになっていると言われている。
もっとも、アナライザーのほうが冷静だけどねえ〜^^;

今回のこいつったらすごかったね。
タイファイター(アナキン・スカイウォーカーが乗っている戦闘機)乗船中はきびきびとアナキンの援護射撃してたし、帰還後にはタイファイターから華麗に飛び降りたりなんかしちゃうんだもんね。
かっこいい〜♪

過去の3作品(あえてエピソード4〜6とは言わない!)では、そんな姿は見られなかったので、やっぱりドロイドも20年前は若かった(笑)

C3POこちらは、R2D2の親友(!)C3PO。
なんと300万宇宙語を解する外交対応専用(訂正)人間=機械間翻訳ドロイドである。俗にプロトコル・ドロイドという。
このドロイドは戦闘に向かないので、今回はあまり活躍しなかった。
前回はドロイド軍団に紛れ込む羽目になったりして、なかなか笑わせてくれたんだけど。
でも、R2D2の特訓のおかげで、宇宙飛行艇の操縦は出来るようになったみたい。

この2体のドロイドは、SWサーガ全作品に出演している。
特にC3POの中に入っているアンソニー・ダニエルズさんは6作品全部に出演している唯一の俳優である。

私は、この2体のドロイドのフィギュアにだけは毎回激しく反応してしまう^^;
あ、それと未だにミレニアムファルコン号(過去作品でハリソン・フォード演じるハン・ソロ船長が乗っていた輸送船)のミニチュアは欲しい。高額なので手が出ない。

今回はのっけから宇宙空間での戦闘シーンから始まる。
エピソード2のラストシーンから考えるとちょっとあれ?なんて思った。
でも、そんなことよりも目の前に広がる映像がすごくてすぐに頭が空白になってしまった。

ものすごいスピードで戦闘機が横切り、激しい戦闘が繰り広げられている。
はっきり言ってこれはすごい。
『宇宙船艦ヤマト』や『銀河英雄伝説』のようなアニメで見た戦闘シーンが質感を持って実写で展開されていることに鳥肌が立ってしまった。
特に『銀河英雄伝説』を思い出したね。
『銀河英雄伝説』には、まじで真似したんじゃないかと思ったんだけど、デススターにそっくりな要塞も出てくるし。(あれ、実写にしてくれないかなあ。)

冒頭でオビ=ワン・ケノービ(ユアン・マクレガー)とアナキン・スカイウォーカー(ヘイデン・クリステンセン)が乗り込む敵の宇宙船艦の第一艦橋(この表現自体で年齢がばれるのか?)は宇宙船艦ヤマトの第一艦橋にそっくり^^;
そこをR2D2が動いているものだから、物語とは関係ないところでちょっと興奮。

このスピード感は、SW第1作目を見たときに感じたものと似ている。
あっという間に物語が進んでいくので、これはなに?あれはどうなったっけ?と考えている余裕はありません。

SWの話しをすると、過去作品を全然見てないから分からないと思う。とよく聞くが、これははっきり言って知らなくても楽しめる!
単純に楽しめるよ。

エピソード1〜3は、アナキン・スカイウォーカーがダース・ベイダーになる話だと決まっていて、私にとってはやっぱりダース・ベイダーは悪役なので、アナキン・スカイウォーカーは最初からあまり好きじゃなかったのよね。ヘイデン・クリステンセン君が好みではないし^^;
ずーっとアナキンって嫌なやつ〜と思ってみているので、彼が暗黒面に転ぶ動機も転ぶ際の葛藤もあまり感動しなかったし泣かなかった。
あまり説得力もなかったし。

逆にダース・シディアスの計画的な陰謀によって、正義の味方であるジェダイ騎士が次々と不意打ちされるシーンで涙がちょっと出た。
だって、ジェダイ騎士ってかっこいいもん。

ちくしょ〜アナキンめー!裏切りやがって!
でも彼は、自分が裏切ることになってしまったのはオビ=ワン・ケノービのせいだと固く信じて疑わない。
それで最後に灼熱の溶岩流の上で一騎打ちになる。
不覚にも、この一騎打ちシーンで1回だけダ・ス・ベイダーをかっこいいと思ってしまった私である。

アナキンは自分の妻であるパドメ(ナタリー・ポートマン)とおなかの子供---後のルーク・スカイウォーカーとレイア・オーガナ--を守りたいがために暗黒面に落ちてしまうんだけど、結果的にパドメはその事実を知って死んでしまう。

オビ=ワン・ケノービはアナキンに・・・いや、そのときはもう既にダース・ベイダーになっていたけど、深手を与えたが、殺すことが出来ずにそのままにして立ち去る。

瀕死の重症を負ったダース・ベイダーは、ダース・シディアスの手厚い介抱により、あの有名な風貌へと変身。
そして、パドメの命と引き換えに生まれたルークとレイアはそれぞれの場所に匿われ。
オビ=ワン・ケノービは、惑星タトゥイーンでルークを見守り。
マスター・ヨーダは身を隠した。

そして、20年後の再会まで彼らは息を潜めて待つ・・・ようだというところで終わる。

はっきり言って最後のところは、どうやってつなげるんだろうという物語とは関係ない、過去作品ファン特有のオタクな考えで満たされた私だけど、なかなかうまくつながったと思う。
よし、かえって「スター・ウォーズ」(第1作目)を見ようか〜なんて思ってしまった。

今作品は、単純に面白い!
物語は第1作目みたいにあいまいなご都合主義っぽい感じで、突込みどころ満載。
でも、それがSWだよなあとオタクは思うのである^^;

そういえば、ジョーシ・ルーカス氏がこの作品は『タイタニック』のような悲恋物語だと言っていたけど、それはあまり物語的に重要には見えなかったな。
なにせ私にとっては、パドメはしたたかな政治家だし、最初からアナキンはものすごく悪役顔に見えていたので、感情移入のしようがなかった^^;
やっぱりマスター・ヨーダやオビ=ワン・ケノービのほうが、慣れ親しんだ人たちなのでこっちに肩入れしていた。だから、かれらがアナキンのせいで苦悩するのが辛かった・・・。

まずはこれ1本を見て、面白いと感じ興味が持てば、頭から見ていったらいいんじゃないかなあと思う。
さて、私は今度いつ行こうかね〜^^;

そういやエピソード1・2を見に行った人が誰も口にしなかったけど、やっぱりパルパティーン議長(イアン・マクディアミッド)がダーク・シディアスだったね。
まあ、ばればれなんですけど^^;

「スター・ウォーズ Epsode3 シスの復讐」
ジャンル : SF
製作年 : 2005年
製作国 : アメリカ
配給 : 20世紀フォックス映画
監督:ジョージ・ルーカス
脚本:ジョージ・ルーカス
製作:リック・マッカラム
出演:ユアン・マクレガー 、ナタリー・ポートマン、ヘイデン・クリステンセン、イアン・マクディアミッド、クリストファー・リー、 サミュエル・L. ジャクソン、フランク・オズ(ヨーダ)、アンソニー・ダニエルズ(C3PO)ほか



「Enter Lord Vader」
MUSIC BY John Williams PLAY BY (--Sorry Unknown--)



2005年07月27日(水)
東京

今日は水曜だが、ふと思ったので書いてしまった。
何気に月曜21時からフジ系で放送中のドラマ「スローダンス」に嵌りそう。

深津絵里ちゃんのセリフと妻夫木聡君の突っ込みがイタ気持ちいい。
これってちょっとやばいのか〜^^;



今のところ、まだ誰が誰とっていうのはよく分からないけど、とにかく深津&妻夫木コンビの会話がねえ。
好きなんですね。
若い男の子とこんな風に会話したいわ〜なんて。
うわ・・・・やばい@_@;

ところで、妻夫木君の大学時代の友人役で出ている男の子がなかなかかっこいいなと思っていたら、キングコングの片割れだったことが判明^^;
やられた!

月9のドラマはやっぱりさらっと流せる感じがいいと思う。
ちょうど夏だからいい感じではないだろうか。

主題歌は福山雅治の「東京」
私の好きなタイプの曲なんだけど、曲調と声と歌い方が山口洋さんにそっくりだぁ!
@0@;

山口洋さんは、HEAT WAVEというバンドのボーカルで、めっちゃ渋いお兄さん。
JUDEのベーシスト渡辺圭一さんもこのバンドのメンバー。
私の聴く音楽って狭い世界なのねえ〜とびっくりした事実であった。

福山雅治さんって最初はどうなの、この人?
と思っておりましたが、なかなかいい感じに自分の世界を築いているなあと思う。
あまり商業主義に走らずアーティスティックにこの路線を進んで欲しいな。
ラジオもその路線でね^^

きっと、この夏カラオケで歌う男の子いるでしょう。

ドラマのほうは、広末涼子がやらかしちゃったので、来週も楽しみ〜♪

『スローダンス』
ジャンル : ドラマ
製作年 : 2005年
製作国 : 日本
製作 : フジ
監督 : 永山耕三、平野 眞、成田 岳
プロデュース:高井一郎、鹿内 植
脚本:衛藤 凛
出演:妻夫木聡、深津絵里、広末涼子、小林麻央、田中 圭、西野亮廣 (キングコング)、蛯原友里、小泉孝太郎、藤木直人 ほか



「東京」
WORDS & MUSIC & PLAY BY 福山雅治



2005年07月26日(火)
若い大尉は死ななければならない

月の中ごろを過ぎると音楽専門誌が発売になる。

「Bass Magazine」、「Guitar Magazine」、「Player」、「Drums Magazine」など。

今月は、JUDEのアルバムが発売されたばかりなので、特に要注意。
「Bass Magazine」に渡辺圭一さんのインタビューと機材がカラーで掲載され、「Guitar Magazine」には浅井健一さんの機材リストが同じくカラーで掲載された。

音楽専門誌のインタビューは要チェックだ。
概念的なインタビューばかりするロック誌とは質問からして違うので、ミュージシャンもなかなか面白いことを喋っていたりする。
論理的な音楽ねたをチラッと披露してくれたりするわけ。

そんなわけでチェックしまくったわけなんだけど、今月発売の「Drums Magazine」の表紙を中村達也さんが飾っていたので、おおっと思って手にとって見た。



中村達也さんは、LOSALIOSというバンドで活動しているドラマー。
BLANKEY JET CITYというバンドのメンバーだった。
つまり、JUDEの浅井健一さんといっしょにやっていた人だ。

彼は、BLANKEY JET CITY活動中にメンバーそれぞれがソロ活動をしたときに1人だけ未完成のままの曲を発表した。
彼の中で生まれたものがはっきりした形を作らなかったようだ。
LOSALIOSというバンド名は、そのときのソロワークスの名称からきている。

そういえば、LOSALIOSもアルバムが出たばかりだった。
アルバムタイトルは『ゆうれい船の船長がハナシてくれたこと』

LOSALIOSは元々中村達也さんがBLANKEY JET CITY解散後、週末にとあるクラブで仲間を集めて夜通しやっていたフリーセッションから生まれたバンドで、最初の頃はどちらかというとフリージャズっぽいノリのバンドだった。
ボーカルはなく、完全インストバンドである。

その後、数年を経てLOSALIOSというバンドになりCDが発売された。

LOSALIOSのメンバーは、カトウタカシ(G)さん、TOKIE(B)さん。
カトウタカシ(G)さんは、東京スカパラダイスオーケストラのメンバー。
あのバンドでのギタープレイでは、バンドの編成、曲の構成上それほど目立つ存在ではないが、LOSALIOSでの冷静さを秘めた熱いプレイでは目が釘付けになる。
TOKIE(B)さんは、RIZEの初期メンバーで、なんとアップライトベースでロックをやっていた!
その最中に浅井健一さん、UAが組んだAJICOというバンドでその名を知られるようになり、RIZE脱退、AJICO解散後、LOSALIOSに参加。
独特のリズムの取り方で、女性らしからぬ力強いベースラインをかもし出す。

アルバムは既に5枚発売されていて、前回までは武田真治くんがサックスで参加していた。
前回のツアーから武田君は参加していない。
多分、ミュージシャンとしてのスキルに限界を感じたと思われる。
その代わり前回のツアーでは、元一風堂の土屋正巳さんが参加していて、古くからのファンを喜ばせた。
土屋正巳さんはBLANKEY JET CITYのプロデュースをした人だ。

さて、雑誌では、今回のアルバムについて中村達也さんが喋っている。
會田茂一さん(G)が今回から参加していて、今回のアルバムでは彼の影響が多大に出ている。

會田茂一さんはEL-MALOというバンドで活動していた。
EL-MALOはハードな感じのロックバンドで、私も結構聴いたものだ。
あまり長く活動しなかったような気がするけど。
とにかく骨太なギターサウンドをたたき出すバンドだった。

インタビューからは、新しいサウンドに対する絶大な確信と自信を感じた。
今まで、よく分からなかったことが理解してやれるようになってきたと中村達也さんは熱弁を振るっている。

LOSALIOSの場合、アルバムは、参考音源のような感じ。(JUDEもそれに近いけど。)
なぜなら、ライブになると同じ曲でも全然違う姿になるからだ。
今回は、残念ながらアルバムを手に入れた時点ではLOSALIOSのライブツアーが終わっていて、生でこの音を聞くことが出来なかった。
でも多分、ライブDVDが発売されるだろうからそれを楽しみに待ちたいと思う。
本当は生がいいけどねえ。

様々なことが分かるようになった理由をもう40歳だからなあなんてお茶も濁していたけど、何歳になってもかっこいいと思うよ、達也さん!



「若い大尉は死ななければならない」
MUSIC & PLAY BY LOSALIOS



2005年07月22日(金)
そして今も

重い腰をあげて久々に映画鑑賞に行ってきた。
この頃、外出するのが面倒くさくていけない。

猛暑が続いているせい・・・にしておこうかな^^;

1月くらいからずっと話題になっている韓国の大ヒット映画「マラソン」に行ってきた。
韓国のアカデミー賞といわれる大鐘賞映画祭で7冠を達成した超話題作。
(ネタバレ注意)



主演は、日本では「ラブストーリー(classic)」で主人公の母親の恋人役を演じて人気の出たチョ・スンウ。
彼はこの映画で、百想芸術大賞では最優秀演技賞、大鐘賞映画祭では主演男優賞と男優人気賞を受賞した。

映画自体も大鐘賞映画祭で7冠を達成し、それに伴い日本で秋公開予定だったものが急遽夏休み前に繰り上げになったそうだ。
夏休みに親子で見てほしいということらしい。

チョウォン(チョ・スンウ)は20歳だが、自閉症の障害を抱えているため実際の知能は5歳児程度。
彼の好きなものは、シマウマ、チョコパイ、ジャジャ麺。
コミュニケーション能力に欠けているため社会生活が難しい。
母親のキョンスク(キム・ミスク)はチョウォンに掛かりきりで、夫とうまくいかず別居中。
次男も心を閉ざしている。
それでもキョンスクはなんとかチョウォンに生きがいを見つけてやりたいと考えている。
彼女の望みは「1日だけチョウォンが自分より早く死ぬこと」
彼女はチョウォンが走っているときだけ充実した表情をしていることに気がつき、彼にマラソンをやらせることにする。
そこで、飲酒運転の罰でチョウォンの通う学校に200時間奉仕をしにやってきた元マラソンランナーのチョンウク(イ・ギヨン)にコーチを頼むことに。
チョンウクは200時間奉仕がチョウォンのコーチをすることで帳消しにすることと謝礼を貰うことを条件としてコーチを引き受ける。
最初は適当にチョウォンを走らせていたチョンウクだが・・・。

テーマがテーマだけにもう少し堅苦しい感じを想像していたんだけど、そんなことは全然なかった。
全体的に温かい感じで、じわーっとそれが染み込んでくる感じかな。
自閉症児がフルマラソンを3時間切って走ったということがメインで、それにいたる家族の葛藤とか社会との軋轢とかそういうものを細かく描くような手法はとっていない。
でも、そういう手法は日本独特のものなのかも・・・と最近は思う。

チョウォンの表情がすごくいい。
それを見るだけでなんだかこみ上げるものがあった。

コーチのチョンウクがチョウォンの純粋さに最初はほだされた形で本気になってくる様子がすごく好きだなあ。
チョウォンと走っているうちに走ることが気持ちがいいと言うことを思い出すシーンはじわりときた。

とにかくチョウォンが走るシーンが多い。
母親、父親、次男の葛藤が細かく描かれることはなく、映画の終わりでチョウォンがフルマラソンを完走した事でまた家族が一つに戻った様子がさりげなく表現される。

韓国ドラマのこの手のさりげなさはとっても好きだ。
詳しく描かないことで逆に物語を思い返してしまう。

この映画でチョウォンが練習で走る場所は、多分、漢江の市民公園内だと思う。
見覚えがあるなあと思ってみていたんだけど5月に友人と1時間半かけて歩いた川沿いだったのだ。
その道を映画の中でチョウォンが走っていた。
とても嬉しかったな。

春川(チュンチョン)国際マラソン大会のコースは、島根県の江の川沿いを思い出した。
もっとも春川のほうが道は広くてきれいだったけど。
やっぱり韓国は日本によく似ているなあとあらためて思った。

日本公開にあたって、配給会社であるシネカノンはテーマ曲を小田和正さんの「そして今も」に決めたそうだ。
彼の声と歌詞のイメージがこの映画にぴったりだと思ったからだとか。
なんとなくそれはわかる気がする。

「マラソン」
ジャンル : 人間ドラマ
製作年 : 2005年
製作国 : 韓国
監督:チョン・ユンチョル
脚本:ユン・ジノ、 ソン・イェジン、 チョン・ユンチョル
配給:シネカノン
出演:チョ・スンウ 、キム・ミスク、イ・ギヨン、 パク・ソンヒョン、 アン・ネサン ほか


「そして今も」
WORDS & MUSIC & PLAY BY 小田和正



2005年07月21日(木)
恋をするのなら

毎週水曜日、BSフジで放送中の「悲しき恋歌」を実は見ている。

ドラマ的にはあまりそそるものがなく、KNTVで芸能番組を見ていたらネタバレされたので、実はもうどうでもいいな〜って感じになっている。
やっぱりそういうオチかよっ!って感じ^^;

毒をはかせてもらうなら「天国の階段」よりは多少ましって感じ。
でも、母がいたく気に入っていて、せがまれたので日曜日にフジ721で始まった完全ノーカット字幕版の録画を始めた。
もしかしたらこっちのほうがましかも・・・?
いや、どうだろう・・・^^;

が、さすが音楽業界をネタにしているだけあって音楽はすばらしい。



ストーリーにうっとうしさを感じながらも見つづけていられるのは、やはり音楽がすばらしいからである。

本当はソン・スンホンが出るんだったとかいう話を抜きにしても、物語がなんだかちゃちく感じる。
日本語吹替えのせいにしてもいいかもしれないが(!)、これっておそらく字幕版で見ても印象はそう変わらないんじゃないかと思っている。
俳優の演技は見ている人の好みなのでなんとも言えない。

なかなか面白くならないのは、なんのせいなんでしょうか?

というわけで、このドラマに関しては、完全に音楽重視で見ている。

情報収集していると自然にこのドラマの情報も集まるわけだけど、韓国でもドラマ放送前からサントラについてかなり情報が熱く飛び交っていたことを覚えている。
あの曲をクォン・サンウが歌っているとかソン・スンホンが歌っているとか・・・そういう内容のサントラが発売されたとか・・・。
当時は物語を知らなかったので、それが何で話題になるのかよく分からない部分があった。

BSフジでは第12話まで放送済み。
第10話あたりからやっと話が動き出し、今はちょっと面白くなっている。

このあたりから、キム・ヒソン演じる女主人公の歌手活動の話が活発化してきて、作曲担当のクォン・サンウが歌ったり、プロデューサーのヨン・ジョンフンが歌ったりするシーンが出てきた。
ここまできてやっと納得した私である。
なるほど、そういうことだったのか。
そりゃ、サントラも売れるわねえ。

音楽を担当したのは、ユン・ゴン。
私は彼のことをよく知らないが、人気ミュージシャンらしいね。
私はこのドラマのサントラでしか彼の音楽を知らないけど、どの楽曲もいい曲ばかりだと思う。
彼自身が歌っている「恋をするなら」はとても素敵な曲で、声も好きだな。

もしかしたら「天国の階段」と同じパターンで、ドラマが終了する頃には日本語版が発売されたりして・・・。

例によって母がこのサントラを欲しがっているので、探したところ8月にならないと発売されないみたい。
できれば、歌メインでなくドラマの中の曲中心であって欲しいんだけどなあ。

サントラが手に入ったらまた書いてみるつもり。



「恋をするのなら」
WORDS & MUSIC PLAY BY ユン・ゴン



2005年07月20日(水)
Chiquitita Boots

6月22日にJUDEの新譜『Electric Rainbow』が発売され、そのプロモーションのためだろう各音楽チャンネルで7月頭からJUDE関連の番組がちらほら放送されている。
先週あたりからツアーも開始されていて、8月末にはマキシシングルも発売される。
いつものことだけど、ここのバンドは出す時は次々出すんだよなあ。
夏の野外イベントにもいくつか出演するようなので、見かけたら楽しんでくだされ。



音楽番組のほとんどは、リーダーである浅井健一さんが一人でインタビューに応じている。
なぜかこの人は、TVに出る時は汚げなカッコウをしているんだよなあ。
髪は伸ばし放題、ひげも蓄えてて。
お風呂は入ってるよね?とファンながらも失礼な質問をしたくなる。

1週間10分ずつくらい浅井健一さんがアルバムレビューをする番組があったけど、まだアルバムを聞き込んでいなかったのでこれはまだ見てない。これは多分、Music on TV!だな。

座っている浅井健一さんを前にして「カッコイー」を連発している女の子には閉口してしまった。
(日曜正午からSSTVで生放送している番組の司会の女の子。)
安売りするな〜。
司会のヤマチャンが歌詞についてくだらない突っ込みをいれて、浅井さんを怒らせかけた(生なのに)。
それがヤマチャンのカラーだとわかるけど、相手は選びましょうね^^;

それから、ラーメン屋でバイトしているという恰幅のいい男の子が司会を務めているMTVの番組では、な、なんとその子が自分の勤めているラーメン店のラーメンと餃子をご馳走していた。
これってもしかして、あんまり喋らないからつなぎのねたなのかしら〜??などと勘ぐってしまった。
このときは3人で出演していた。
しかし、あのVJ(というらしいが)はどういうコンセプトで採用されたのかしら・・・?
私には謎である。

あとは、Music on TV!とSSTVでJUDEのミュージッククリップ集。
どちらも同じ内容と分かってはいても、録画するのがファン心理である。
曲の並びが違うので、なかなかに興味をそそられるんだな。

で、そのクリップ集見ながら思うのは・・・やっぱりかっこええな〜。

ものすごくアナログチックなクリップばっかりなんだけど、きっと手動でやっているに違いないってとこがなんかすごくかっこよいのである。
メンバー1人1人も自分のカラーをしっかり持っていてそれが自然に一つにまとまってるって感じがめちゃめちゃいかすっ!と私は思ってる。

今回やっぱりクールでイかしてるなと思ったのが「Chiquitita Boots」のクリップ。
去年末に発売されたマキシシングル「Silvester&Johnny K」の中の1曲で、私のお気に入りナンバーの一つ。

セピアっぽい画面の中でJUDEのメンバーが演奏している。
カメラは高いところにあってそれが上下に動きながら撮影しているのでなんだか変な感じ。
その画像に爆弾が落とされ次々に爆発する様子を写した画像が重ねてあって両方が透けて見えてる。

それは真っ白い部屋の壁にかけてある液晶TVの画面に映し出されていて、いきなり、浅井さんがやって来て椅子にすわってそのTVをちょっと笑みを浮かべてみはじめる。
実はその壁の裏側では、へんな頭巾を被った黒いマントの男が同じようにTVを見ていて、こいつのTVに映し出されている映像が爆弾が落とされる画面なのだ。
それが浅井さんのほうのTVに透けている。
これがだんだん入れ替わり始めて、黒いマントの男が苦しみ始める。
曲の進行と共に画面は入り乱れマント男の苦しみはひどくなる。
対して浅井さんは余裕の笑みを浮かべたままだ。

とうとうマント男は壁を叩き始め、結局浅井さんが液晶TVを蹴り上げ壁をぶち抜く。
で、そのブーツの先が破れてて、ニコチャンが描かれているアップでおわり。
そのニコちゃんがね・・・なかなかそそられるんですわ。
それまでのクールな映像にミスマッチなところが、やっぱりクールなんですわ。

わけわからんな・・・この表現じゃ^^;

ま、結局何をやってもJUDEはかっこいいってだけの話・・・になっちゃったなあ。



「Chiquitita Boots」
WORDS & MUSIC BY 浅井健一、PLAY BY JUDE



2005年07月19日(火)
空が落ちてくる

もうすっかり真夏だね。
梅雨明け宣言はもう出たっけ?

梅雨の贈り物と言えば、紫陽花。
もうすでに時期はずれだと思うんだけど、日曜日に山の練習場に行ったら満開ちょっとすぎたけどたくさん咲いていた。

ajisai20050719

山の中なので、まだまだ涼しいからかな?
でも、来週はきっとめちゃめちゃ暑いに違いない。







山の練習場は、この界隈でバンド活動している人たちが、地元の方に借家を借り受けて自分たちで管理しながら運営している練習場。
ある映画の撮影現場として選ばれた高等専門学校の建っている丘のもっと奥の本当に山の中にある。
夜は怖くてとても行けない。
正確にどのくらいの数のバンドがここで練習をしているか知らないんだけど、結構な数らしい。

私は、1年半くらい前から再びバンド活動をはじめた。
バンドデビューは実はとても遅くて25歳くらいのとき。
ギターやベースはいじっていたけど、きちんと練習したのはそのときが初めてだった。

ちょっとした営業もやっていたバンドでベースを弾いていた。
1年ちょっとくらいでバンドは解散したけど、その時経験したことは今も私にとっては大切なもの。
でも、そのバンドでオーバーヒートしたので、長々とリスナー生活を続けている。

この界隈のギタリストで私が敬愛しているYさんという人がいる。
私がライブハウスに出入りするようになった頃からとてもお世話になっている。
彼の奥さんにも仲良くしてもらっていて、時々女同士で飲みに出かけたりしているうちに彼女がバンドをやっているんだけど、ドラムスと2人でやっていてベースを探しているんだと聞いた。
続ける自信がなかったので、最初は聞き流していた。
それでなくても日々興味が移っていく人間なので、練習できるのかという不安もあったし。
バンドは一人でするものじゃないので、やっぱりそれなりの心の準備っているからね。
そのうち一度来て見ないかと言う話になり、行ってみたところ・・・2人ともすごい人で、なんだかいっしょにやりたくなってしまった。
というわけで、気がついたらちゃっかりメンバーになっていた。

だた一つ正式メンバーとして加入していたバンドは、オリジナル曲がほとんどな上にライブ当日にいきなり曲が増えるなんてことも平気であるバンドだったのでいつも緊張していた。
そのころは、新しい音楽なんて聴く余裕がなくバンド活動をしていた数年間はどんな音楽が世間で流行っていたのかも知らない。練習ばかりしていた。
だから、バンドというと私にとっては楽しいと言うよりちょっと苦しいものだった。

とにかく・・・。
一緒にやっている先輩方がとても素敵な方で、一緒にいるとなんだか楽しい。
演奏するともっと楽しい。
コピー曲ばかりだけど、それを自分たちで自分たちの形に作ってゆく作業が今とても楽しい。
オリジナルをやっていた時は、コピーバンドってつまんないなと思っていたけど、コピー曲を自分たちの形に作ることが出来れば、自分たちのかっこよさが表現できることに気がついたわけ。

Yさんが、この間ライブでキャロル・キングの「空が落ちてくる」のロックバージョンを演奏していた。
たまたまこの時、Yさんの奥さんとライブを聞いていて、この曲に釘付けになった。
この曲は、前のバンドの時から大好きな曲で、ものすごくベースラインがかっこいい。
いつか弾いて見たいなあと思っていたので、やってみたいと言ってみたところ・・・。
あっという間に練習が始まった。
まだまだ弾けていないけど、3人の演奏が決まるとめっちぇめちゃ気分がいい!
おおっ、これは早くライブで聞かせたい!なんてこの頃は思う。
とは言うものの、3人とも気長なのでひたすら練習する日々なのである。

そのうちお目見えするかもしれないので、そのときはライブに来てね・・・なんて^^;



「I feel the earth move」
WORDS & MUSIC & PLAY BY Carole King



2005年07月12日(火)
★★★★★★★

今朝、TVでロンドンから中継をしていた。

同時多発テロが発生してから1週間が過ぎたロンドンの風景を写していた。

ロンドンは今、非常厳戒態勢だという。



だけど、TVの風景からはそんな緊迫した雰囲気は伝わってこない。
中継をしているレポーターが、状況をレポートするために地下鉄に乗ったことを報告していた。
彼の感想によれば、厳戒態勢を強いているような感覚があまりないということだ。

確かにTVの映像やインターネットの各社記事に掲載されている画像を見ていても、アメリカで起こった9.11同時多発テロの時に比べ、人々が恐慌状態ではないという感じを受ける。
そのためなのだろうか、今回の同時多発テロのニュースは9.11の時に比べ、冷静にそのニュースを見ることが出来る。

これはイギリスという国が日ごろからこういった有事に対して心構えが出来ているからなのか、それとも、9.11以降そういったことは起こりうると国レベルで覚悟をしていたからなのか。
私はそんな風に想像したけど、本当はどうなのか分からない。

レポーターが道行く人にインタビューしたところによると、とにかく一日も早く通常の生活に戻ることがテロに屈しないという態度をあらわせる方法なのだと口にしたということだ。

爆発の起こった地下鉄構内は、非常な高温で中に入ることが出来ず生存確認等の作業が難航しているそうだ。
遺体の損傷が激しく身元確認もままならないという。
でもとにかく、一日でも早く行方不明者が見つかればいいと思う。

私は政治のことはニュースで知りうることしか知らない。
もちろん、その気になればどんな事だって調べられるし勉強も出来るだろうけど、私にとって政治はそうしたいと思う対象ではないので、ニュースで知りうることしか知りたくない。

ニュースを見ていて思うのは、これはけしてひとごとではないなということ。

イギリスは、世界でも警戒態勢が厳重にしかれている国だという。
だけど、一方でアルカイダの一味が潜伏していたり、今回のテロとは関係ないが、日本人の拉致事件の通過点になっていたりする国でもある。
矛盾する顔を持っている。

それはなにもイギリスだけではなく、どの国だってそんな部分は持っている。
もちろん、日本だってその一つだ。

事実、日本では最近、大きな鉄道事故が起こり100名を超す死傷者を出している。
世界一鉄道が安全と言われていた国なのに。

つまり、いつだってどこだって何が起こっても不思議ではないということ。

で、何がいいたいかというと。
その時、どんな自分でいられるかを想像しておくことが、まずは絶対必要だと。
何が出来るかではない。
自分がどういうふうになってしまうかを想像するんだ。

どんなことが起きるかは、そのときになってみなければ分からないこと。
だけど、少なくとも何か起きた時、自分がどうなってしまうかを想像しておくべきだと思う。
その姿を思い描いて、次に思ったことを自分で考えてみると少し落ち着く。

ニュースを見ながら私はそんなことを考えていた。

被害者の方のご冥福をお祈りしつつ・・・。



「★★★★★★★」

WORDS & MUSIC BY 浅井健一、PLAY BY BLANKEY JET CITY



2005年07月04日(月)
雨がふっても

心にぽっかり穴があいてしまった。

理由はよく分からない。
いろんなことが関係しているんだろう、きっと。
何もしないでベッドでうずくまっていたい気分。

それでも、毎日の生活は続いていて、家族との会話も普通にするし(しなくちゃいけない)。
会社にも普通に行くし(行かなくちゃいけないし)。
表面上はいつもの私である。

雨のせいにしちゃおうっかな。
雨が上がれば多少元に戻るような気がするから。

異形/偉業

「雨がふっても」

WORDS & MUSIC BY 鈴木雄大、PLAY BY 天才トノサマバンド



2005年07月02日(土)
ブルー・スカイ

これは一昨日の夕方、ふっと見上げた空の雲が切なかったので切り取ってみた。
あんまきれいじゃないけど。

bluesky20050701

しばらくこんな青空は見られないかな。
山口県は、今日あたりから本格的に梅雨の到来。
今日も窓の外はどんより曇ってる。

昨日、奥歯を抜いたので昨夜から食事がちょっと大変。
生まれて初めて"縫われて"しまいました。
傷跡がまだ痛いよ〜T^T



この奥歯は16年位前に膿がたまって、時間をかけてそれを取り除いてきれいに治療をしたことのある歯だった。
実は、体調が悪くなるたびにうずいていて、どうやらその度に膿がたまっていたらしい。
この冬に痛みを我慢できなくなり、歯医者に行った。

驚くほどきれいに治療してふたがしてあったので、なぜ膿がたまったのか分からないと医者は首をかしげていた。
で、3ヶ月ばかり膿を取り除く治療を試みていたんだけど、どうしてもうまく治療が出来ないので抜くことになった。

仮にうまく膿が取り除けても、体調が悪くなるたびにまた膿がたまっていって、最終的にはこの歯の前後の歯の下にまで行く可能性があるって言われるとやっぱりねえ。
なにせ脳に近い場所だから。

ということで、大切な奥歯がなくなってしまいました。
この歳で奥歯を人工的に抜くのはかなりショックだったよ。
入れ歯って言われたらどうしようと一瞬悩んだけど、まだそれは必要ないそうだ^^;

もしも、風邪ひいたり体調悪い時に奥歯がうずくようだったら、早めに歯医者に行ったほうがいいよ。
私はそのたび、「またか〜」とやり過ごしていたために大切な奥歯を抜く羽目になってしまった。
これを読んでいるあなたが、そんなことにならないようにという願いを込めて。
恥ずかしい話を暴露してしまった^^;



「ブルー・スカイ」

WORDS & MUSIC BY 財津和夫、PLAY BY TULIP



2005年07月01日(金)
インピーダンス

「緑茶夢」の話を書いたら、やっぱり読みたくなってしまった。
「おんなのこ物語」

読んですぐコラムにしようと思ったんだけど、読むのに時間がかかってしまった。
なんてったって大作ですから。

売り切れですが、画像を発見。
こんな絵なんですわ。

おんなのこ物語(ストーリー) 1











「緑茶夢」(スランシリーズとも言う)はバンドがまとまっていく過程を描いた話だったが、「おんなのこ物語」はその逆でバンドが崩壊してゆく過程を描いた作品である。
当時のことを語った森脇さんの語録から察するにスランを描いている最中にステッカーのイメージが湧いたのではないかなあ。

そう、登場するのはSTICKER(ステッカー)というバンド。
会社経営をしている父親のおかげで金に困ったことがなく、その上性格が才能と称されるマルチプレイヤー中尾仁(ギター、ボーカル)を中心に、仲尾の子供の頃からの親友である桑田(ギター)、SLAN(スラン)のマネージャーとなる水野礼二(ベース、彼は作詞も担当。)、
そしてこの物語の主人公である八角京介(ドラムス)の4人で編成されている。

こんな男ばっかりのバンドものなのになぜ「おんなのこ物語」なのかは・・・。
長くなるので別の機会に^^;

ステッカーはとにかく金のかかったバンドである。
その出所は全部仲尾で、高い練習スタジオを借り、ライブだって名の知れたところを選んで出演。
仲尾の顔の広さも手伝って、ステッカーは知る人ぞ知るロックバンドだ。

ところが、バンドメンバーの仲はかなり微妙。
なぜなら、ことあるごとに自己中心的でバンドも自分の感覚で思い通りにしてしまう仲尾となんでもすぐに議論したがりちょっと"評論家"よりになりつつある桑田が衝突するからだ。
水野はその2人をいつも冷ややかに傍観していて、年上の2人に対してもあまりお行儀がいいとはいえない態度を取る。
八角はそんな3人に疎外感を感じつつひたすらバンドの未来を心配している。

スランシリーズの中にもステッカーの話が出てくる。
メンバーそれぞれもチョコチョコ顔を出している。
ただし、それぞれのキャラクター設定は、こちらの作品とは違っている。
スランシリーズの八角は、おちゃらけた軽い男だがステッカーの八角はナイーブで純粋な少年だ。
仲尾は、スランシリーズでは主人公の安部弘の天敵とも言うべき悪役で登場する。
水野はそのままで、桑田は多少世間なれした感じのキャラクターになっている。

バンドものなんだけど、難しい音楽論は一切ない。
(むしろ、そういうものには意味がないという森脇真末味さんの気持ちが出ているような気がする。)
どちらかというとバンドを素材にした青春群像といった感が強い。
どのキャラクターにも人生があるんだというのが匂ってくる。

そうは言っても、森脇さんは相当音楽がロックがお好きなんだと思う。
とにかくライブシーンのメンバーそれぞれの動きの描写がすばらしいのだ。
これは、絵に過ぎないと分かっているのにライブシーンに入ると、自然に心拍数が上がりライブを体験しているような錯覚にとらわれる。
(それとも、自分が体験したことがあるから思い出すのかな。)
そして、今、自分の中にある一番ぴったりな音楽が流れ始めるのだ。

主人公の八角は優しくてお人よしで、すぐに人に利用されてしまう。
自分でもわかっていて、そうされることで傷ついてしまうにもかかわらず同じことを繰り返してしまう。
そのためちょっと自閉的。

そんな八角を引っ張ってくれるのが尚子。
彼女は八角に片思いをしていて一生懸命彼の気を引こうとする。
その努力(?)が好をそうして最後には八角と晴れて恋人同士に。

そして、「おんなのこ物語」のタイトルはやっと意味をなすのであった^^;

ステッカーが結果的に解散するきっかけになってしまうのは、八角が生まれてはじめて作曲した曲を仲尾に聴かせたことだった。
その曲は後に仲尾が「インピーダンス」と名づけ、ステッカー解散後ソノシート(!)として八角の手元に戻ってくる。
マルチプレーヤー仲尾が手をつけられない(アレンジできない)完成された曲ってどんな曲なんだろうね。


「インピーダンス」
MUSIC BY 八角京介 、PLAY BY STICKER(ARRENGED BY 仲尾仁)