去年の暮れ辺りから世に言う韓流ブームが私にも起こっていて、真っ只中にいる。
最初は夢中になって韓国語放送を見ていただけだったのが、最近は映画が見たくてしょうがない。 リアルタイムで紹介される映画を見たいのだが、そのほとんどが日本に輸入されることはない。 いくつかの映画はすでに日本公開が決まっているらしいのだが、それがいつになるのかはまったく未定。 ま、ハリウッド映画もつい最近は日米同時公開が行われるようになったが、それまではほぼ1年くらい遅れて公開されてい たわけだから、少しぐらい我慢しなくちゃね〜と思うことにした。
ところで、外国語で話される映画やドラマを何本も見ていると、決まりきった言い回しを自然に覚えてくる。 そうすると、それがどんな意味なのか知りたくなり、多少なりともその外国語を調べたくなったりする。 今まさに私は韓国語の言い回しにかなり耳慣れてきて、NHKの語学講座なんてものをテキストを購入して見たりなんかして いる。 うろ覚えの言葉やなんかが聞き取れたりなんかすると「おおっ、私ってすごいじゃん。」という錯覚が生まれ、ついでに欲 も出てきたりする。
このまま韓国語をマスターすれば字幕無しで映画が見られるじゃん! 幸い、私の住む山口県からは釜山に行くためのフェリーがある! 旅費だって安い!船に一泊して映画2本くらい見てまた船に乗って帰れば船で1泊して宿泊費が要らないじゃないか! などという安易な計画まで立てる始末。
ま、それもこれもハングルの看板を読めて、街を歩く釜山のおばちゃんたちに気軽に声を掛けられるくらいの韓国語を身に 付けてからの話だけどさ。
野望は限りなく広がっていくのだった。
そうすると今度は、韓国ってどんな国でどんな人たちがいるのか知りたくなってくる。 本屋に足を運んで韓国について書かれた本を探しまくる。 インターネットで旅行記を探す。
そしてだんだん頭でっかちになってくるのだ。 人の書いたものを読んでは、韓国にいったような気になってくるから怖い。
しかし、今回ばかりは英語圏の国と違ってあきらめたくはないのだ! 日本人・日本語のルーツは朝鮮半島を渡って大陸からやってきたのだから、絶対なんとかなるはずなのだ。
いつになく熱くなっている自分がちょっとだけ愛しかったりする今日この頃。
「BREAK ON THROUGH (TO THE OTHER SIDE)」 MUSIC BY The DOORS,WORDS BY Jim Morrison,PLAYER The DOORS
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