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セキララな思考。
安井 文
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2003年07月30日(水)
セイリング

この曲のことを知ったのは、ライブハウス通いをするようになってからだったと思う。
誰かがバンドでよく歌っていたような気もするんだけど、今ちょっと思い出せない。

ロッド・スチュワートを好きな人は周りに結構いるような気もするので、それで聞いたことがあるだけかもしれない。

それはともかくいい歌なので好きなんだな〜。

詳しい歌詞の内容はよく知らないけど、私は海を渡る鳥の姿を連想する。
この間何かの歌のときにも書いたけど、リチャード・バックの「かもめのジョナサン」をまた思い出すのだ。

「かもめのジョナサン」
ほんの気まぐれで読んだ本だけど、どうやらものすごく気に入ったらしく内容を反芻してしまう。
よかったら読んでみてちょうだいな。

ぼんやり見ていたTVでこの曲のことを紹介していた。
番組は「そして音楽が始まる」

この曲は、ロッド・スチュワートがアメリカデビューをするときに選んだ曲で、スコットランド出身のサザーランド・ブラザーズという兄弟デュオが歌っていたと言う。スコットランド民謡のニュアンスを持っていて、歌詞は教会音楽に影響を受けているのだそうだ。

寄せては返す波が大きな海に広がっていく様を想像してしまうサウンドは、オーケストラが演奏していてロッド・スチュワートの特徴あるあの声が淡々と歌っている。懐かしいようなさびしいような・・・。

この曲の作者サザーランドブラザーズは、今、この歌が世界中で歌われていることがすごく嬉しいそうだ。
自分たちの手を離れて、歌が成長しているような気がすると・・・。

歌には生命力があってその力が強い歌ほど、歌い手をかえて後生まで残るんだなと改めて思った。
そこに神様の力が加わるのかどうかは私にはわかんないけどさ。

・・・唐突だけど。
最近、太極拳をはじめた。
1時間の練習時間の最後に音楽に合わせて復習する時間がある。
そのときに姫神の「大黄河」を先生がかけるんだけど、実はそれが「セイリング」とダブって聴こえる。

自分でも不思議なんだけどね。

今度、ロッド・スチュワートの声にあわせて演じてみようと思う・・・なんて。


「Sailing」
WORDS & MUSIC BY Sutherland Brothers 、PLAY BY Rod Stewart(もしくはSutherland Brothers)



2003年07月29日(火)
シチリアーナ

携帯電話ってものすごく多機能になった。
私もすでにカメラ付携帯(しかも動画対応)を持っています。

・・・が。実は使いこなせていない。
もともと自分が写真に写るのもあまり好きではないので、誰かを撮影するなんてことを思いつかないのだ。

それでもカメラ付を手に入れた直後は、散歩中に出会った犬やすずめたちを撮影するのだ〜という野望も持ってはいたんだけどなあ・・・。

あと、音もすごくいいよね。
私の持っているやつは、40和音再生可能。
しかも歌入りの着メロにも対応しているのさっ!

・・・なんて携帯を自慢してもしょうがない。
どうせずっとマナーモードのままにしてあるんだから、40和音あったって役にたちゃしません。
本屋なんかで誰かの着メロが鳴るのは面白いけど、自分のが鳴るのはすごい恥ずかしいもん。

そうは言っても、思い出したように月1回は着メロのダウンロードにいそしんでしまう私。

きれいな音が出るので、きれいな音の音楽のほうがいいなあ思い、クラシックやジャズ・映画音楽ばかりをダウンロードしている。
せっかくダウンロードしてきても使わなくちゃもったいない。
なんか恥ずかしくない使い方はないだろうかと考えた。

そこでひらめいた(?!)
携帯電話は実にいろいろな場面で着メロ設定が可能だ。
そこで、せっかくダウンロードしてきた着メロはアラームに使うことにした
6類くらいアラーム設定ができるので起床用のアラームを仕事に行くとき用・週末用と2つ設定することにした。
仕事に行く時用は、早く目がさめたほうがいいのでけたたましいのがいいということで、「踊る大捜査線のメインテーマ」
でも、あまりにけたたましいので、実は、マナーモードのまま(苦笑)

週末はやさしくゆっくり起きたいなあと思い、時間も仕事に行くときより1時間遅く設定して、フォーレの「シチリアーノ」に設定。
フォーレの曲は、とてもやさしくて美しい。
この曲は。チェロとピアノのためにかかれた曲らしいが、いろいろな楽器で演奏されている。
フォーレの曲の中ではいちばん有名らしい。
曲名は知らなくてもどこかできっと聞いたことがあるはず。(私はNHK名曲アルバムで聴いたのが最初だったと思う。)

週末の朝、この曲がやさしく流れ出したら、ベッドの中で背伸びするのが私の週末の日課なのだ。

いやはや、携帯電話はやっぱり便利だね。


「Sicilienne」
MUSIC BY Gabriel Faure PLAY BY SONY Ericsson A1305(au)[もしくは井上 道義(指揮)東京フィルハーモニー交響楽団(NHK名曲アルバム)]



2003年07月28日(月)
愛のメモリー

カラオケというのはもともと業界用語。
歌手が歌をレコーディングするときに用意される伴奏だけの音源のこと。
歌が空(カラ)の音源(オケ:オーケストラの略)のことをそう呼んでいるらしい。

今では世界中でカラオケが当たり前のように楽しまれている。
日本で流行りだしたのは二十数年前のことで、当時はまだカセットテープだったのだ。
プロが使うカラオケと違ってメロディーガイドなる歌の旋律まで録音されていて、今考えるとちょっとださかったな。

私が初めてカラオケテープなるものをこの目で見たのは、小学校5年生の頃。
カセットテープ5本分のカラオケテープが、当時、最新AV機器だったダブルデッキラジカセを購入したときに、金メッキのマイクまでもセットされたボックスでおまけとしてついてきたのだった。
ダブルデッキのラジカセは、私にとってはカルチャーショックだった。
なんてったって、カセットテープを2本同時に再生できるし、テープからテープにダビングだってできるんだもん!

それで一番最初に歌ってみたのが、松崎しげるの「愛のメモリー」だった。

その他で歌った記憶があるのはもんた&ブラザーズの「ダンシングオールナイト」と、最近ドラマで使われてリバイバルヒットした山下達郎の「Ride on Time」
金メッキされたカラオケマイクなるものを当時発売されたばかりの大きなダブルデッキのラジカセに繋いで歌ったもんです。
それを録音したりなんかしちゃってさ。
けっこうたのしかったなあ。

そういえば、TV東京系で「そして音楽が始まる」という番組がある。
日曜日の夜遅くあるので、早く寝てしまう私はなかなか見ることがないんだけど、たまに見るときがある。
この番組は毎回1曲だけ名曲と呼ばれている曲を選んで、その曲の背景を当時かかわった人たちのインタビューを交えて紹介する番組。
邦楽洋楽ジャンル関係なく紹介していて面白い。

この番組で「愛のメモリー」も紹介された。
この曲は、スペインで行われたマジョルカ音楽祭に参加するために作られたそうだ。
出場するからには、勝ちたいと考えたディレクターは、”世界に通用する音楽”を目指し、作曲家は”映画音楽”のような歌を目指していたと言う。
そして、作詞家は万葉集の歌からサビの部分の歌詞を作り出しなんだそうだ。

その歌と言うのは、思いこがれつづけていた高嶺の花だった美しい女性をやっと手に入れた喜びを歌ったもの。

なるほどね〜。
小学生が大きな声で歌い上げる歌じゃないよね・・・。
どうりで色っぽいはずです。

音楽祭ではサビの一部をスペイン語に直して(松崎さんは3日で暗記した!)大熱唱。
結果、この曲で松崎さんは第2位を獲得した。

でも、日本に帰ってもこの曲は注目されず、松崎さんはカセットテープを持ち歩いて、事あるごとに関係者に配ったと言う。
レコード会社が何もしてくれなかったと言うのには驚いたんだけど・・・。

そして結果は・・・。
この曲はグリコのチョコレートのCM曲として採用され大ヒット、彼は数々の賞を受賞したのだ。

松崎さんは、どんなおちゃらけたバラエティー番組でも歌ってくださいと言われると「愛のメモリー」を歌う。
いつも楽しそうだ。
彼にとって「愛のメモリー」はとても大切な曲で、一生歌いつづけると決めているのだそうだ。

「愛のメモリー」はものすごく音域が広い。
でも、歌いきれるとなんともいえない達成感があってとても気持ちがいいのだ。
今度歌うときには、私も松崎さんのように楽しそうに歌うことにしよう。


「愛のメモリー」
WORD BY たかたかし、 MUSIC BY 馬飼野康二、PLAY BY 松崎しげる



2003年07月27日(日)
結婚相談所

とても不思議な歌を歌う歌手がいる。

小島麻由美と言う女の子なんだけど。

去年だったと思うけど、米倉良子が椅子に座ってラ・フランスを齧っているジュエリー会社のCMがあった。
そのバックで流れていた曲を歌っていたのが彼女だ。
えっと、タイトルは「甘い恋」

どこかで拾い読みしたけど、彼女はあまり芸能界が好きではないらしい。
積極的に活動をしていないとも聞いたことがあるなあ。
やめちゃったとかいう噂もあったな。

でも、今年『愛のポルターガイスト』というアルバムを出したのだ。
ツアーも行われるんだか行われたんだかよく知らないが、とにかくやる気を出して活動を再開したようだ。

私が彼女の歌ではじめて耳にしたのは「セシルカットブルース」という曲だった(と思う。)
例によってSSTVのミュージッククリップ集で見かけたのだ。

とにかくサウンドがかっこいい♪
今流行りのネオ昭和歌謡のような雰囲気ももっているのよね。
ほんでもって、彼女のやる気なさそうなティーンエイジャーのような歌声がなかなかそそる。

でも歌詞は結構辛らつで、一部意味不明なものもあったりする。
それは彼女の魅力のひとつだと思っているけど。

私は彼女のベストアルバム1枚を持っているに過ぎないんだけどはじめて聴いた時には「???!?!?!??」になっちゃった。
1曲目のタイトル「結婚相談所」だよ?

うら若い乙女がなんだって「結婚相談所」・・・?
って思ったわけだ、これが。

リズムが軽快でピアノの練習曲みたいなメロディー。
でも、"結婚相談所に行ってみてごらん〜♪"なんて歌っているのだ。

最初は飛ばしちゃおうかなと思っていたけど、慣れてくるとなかなかやめられなくなっちゃった。

♪〜おっすきっなひっとをえら〜んで〜 ひっみっつはまもるかっら〜♪

なんて歌われた日にゃ〜私も街の結婚相談所に行ってみようっかなあなんて思ったりするかもよ!

「結婚相談所」
WORDS & MUSIC & BY 小島麻由美



2003年07月23日(水)
Calling You

「バグダッド・カフェ」という映画を見た。

映画はいきなり始まる。
太った白人のおばさんとおじさんが口論をしておばさんだけが砂漠の真中に残される。
妙にきっちりしたスーツ姿で大きなスーツケースを引っ張りながらおばさんがまっすぐに伸びたハイウェイを歩きはじめる。

そこにいきなり、きれいな曲が流れる。「calling you」

そのとたん・・・。
砂漠に突然雨が降ったように私の気持ちになんともいえない感情が生まれた。

おばさんはやがてバグダッド・カフェと看板に書かれた古くて今にも壊れそうなカフェにたどり着いた。
そこにはだんなとけんかしていらいらしている黒人の女主人がいて、怪訝な顔でおばさんを見つめる。

もうその時点でなんだかこれはいいことが起こるかもしれないぞ・・・なんてちょっとした好奇心が生まれてしまった。
全体的に映画は静かに静かに進んでいく。
終わりもあっけなく思わず、ふふふっと笑ってしまったほどだ。

「Calling you」は、大ヒットしたこの映画の主題歌だということを私は知らなかった。
サティが歌っているものしか聞いたことがなかったので、(確かサティだった。)なんとなく男女の官能的な愛を歌ったラブソングだと思い込んでしまっていたんだな。でも、映画の冒頭でただ歩いているおばさんの頭の上を吹いてゆく風のようにやさしく涼やかに流れるんだ。

映像は、黄色や赤のフィルターが終始かかっていて非現実的な感じ。
音楽がやさしくてどんどんどんどん砂漠の砂に水が染み込んでいくように私の心の中が潤うようだった。

映画の中の登場人物は、みんな生活に疲れていて現実逃避しているような人たちばかりだけど、私の周りにもこんな人いるよなあと思わずにいられない人ばかり。
特に主人公のおばさんがそうだったんだけど、物語が進むにつれてそのおばさんがどんどん魅力的になってくる。
そのおばさんは何がつらくてどうしたいのかなんてことは、ぜんぜん喋らない。
でも、ずっとバグダッドカフェにいたいんだね。というのがなんとな〜く伝わってくるのだ。
おばさんの笑顔がとてもいいので、こっちも思わずふふふっと笑ってしまっている。

思わず涙が落っこちそうになるくらいやさしい気持ちになれたんだ。
もしかしたら、私も砂漠の真ん中にいたのかもね。

「Calling You」
WORDS & MUSIC BY Bob Telson、 PLAY BY Jevetta Steele



2003年07月22日(火)
黒いオルフェ

私はギターの音が大好き。
実を言うと最初に心酔したギタリスト、それは、クロード・チアリさん
たしか小学校2,3年の頃のことだったと思う。

両親から買ってもらったミュージックテープの中にクロード・チアリさんが当時すでにスタンダードと呼ばれていた映画音楽ばかりを演奏した2本組のテープがあったのだ。
クロード・チアリさんといえば、最近は、妙にコミカルなキャラとしてTVによく出演されている。
当時は、日本で大人気のクラシックギタリストだった(らしい。)
彼のギターテクニックはすばらしかったのだ。
子供ながら、彼の奏でるギターの音にほれ込んでいた私はいつかあんな風に引けるようになりたいなあと思いながら、毎日聞いていたのだ。

いや、なつかしい・・・。

あまりにたくさんの曲が入っていたのでその一部しか曲名は思い出せないんだけど、私が大好きな映画音楽はこのテープで聞いたものがほとんど。
ちなみにそのテープはまだ現役です。

その中のひとつに「黒いオルフェ」という曲があった。
哀愁を帯びたボサノバで「黒いオルフェ」というタイトルから、いろいろなことを想像していた。
そのうえTVで白黒の写真で映画の一場面を見ただけだったので、妄想は広がるばかりだった。
だから、いつか映画を見たいと思いつづけていたんだよね。

「黒いオルフェ」はギリシア神話のオルフェウスとエウリディーケの話を下敷きにした戯曲をもとにした悲恋物語だった。
舞台はブラジルのリオ。出演者はすべて黒人。

のっけからたくさんの人がごった返していて、少々びっくりしてしまう。
映画の最初から最後までずっとサンバがなっていて、誰かしらが踊っていて、猥雑な感じ。
そんな中、主人公2人の物語が始まって終わる。

妄想していたよりは(どんな妄想だったのかは内緒にしておこう。)、あっさりとした映画だったけど、映像は斬新。
というよりも、映画の中に出てくる風景が見たことのないものばかりなので新鮮に思えたのかもしれない。
これがフランス作品と言うからちょっとびっくり。

最近ブラジル人の監督が「オルフェ」というタイトルでリメイクしたらしい。
そっちも見てみたいね。

「黒いオルフェ」という曲は、正確には「カーニバルの朝」とタイトルだという事もわかった。
ずっと映画の主題歌だと思っていたけど、実は、劇中、オルフェが子供たちに「明日発表するつもりの新曲をこっそり聞かせてやろう」と言って、ギターを爪弾き歌うシーン1回しか登場しない。それも、1曲全部歌ったわけではなくさわりだけ。

正直、拍子抜けした。
でも、その1回だけでみんなの心に残ったわけだ・・・。
それは、すごいね。

この映画の音楽はブラジルの代表的作曲家で名ギタリスト、ルイス・ボンファと、アントニオ・カルロス・ジョビンと言う人が担当した
「カーニバルの朝」はボンファの作品で演奏も彼がしているそうだ。

公開当時は「カーニバルの朝」よりも、劇中何度も流れてくる「悲しみよさようなら」のほうが全世界で大ヒットしたようだ。
また「悲しみよさようなら」は、日本にはじめて紹介されたボサノヴァとなった。
「黒いオルフェ」のサントラは今でも世界中でベストセラーのままだそう。

つまり、「黒いオルフェ」はボサノヴァという音楽を世界中に広めたすごい映画だったということがわかったのだ。

ううむ、奥が深い・・・

「Manha de Carnaval(Black Orfeus)」
WORDS BY Maria Toledo、MUSIC BY Louiz Bonfa、PLAY BY Claude Ciari



2003年07月20日(日)
いつも何度でも

松代から電車に乗って須坂までげんちゃんもいっしょに移動。
そこで今度は私たちはまるで逆の方向に行くことになる。
げんちゃんは長野駅、私たちは湯田中駅へ。

向かい合っているホームで喋っている私たちを女子高生が怪訝な顔をしてみていたが、子供の頃青春ドラマをしこたま見ていた私は、まるでドラマの中みたいだなあとその状況を楽しんでいた。

少しの差でお互いの電車が出発。
う〜ん、なんだか映画みたいだ〜!

私たちは途中、栗の名産地である小布施駅に降り立った。
ここで湯田中に行くための直通電車を待つ時間あわせをすることにしたのだ、おいしい栗菓子を求めて駅の外に出ては見たが、よくわからないまま(トイレにも行きたかったので、)早々に駅に戻った。
s@kaeさんは栗アイスクリームを私は栗鹿の子を食す。

ホームの佇まいが美しかったので、私たちはここで記念撮影をした。

s@kaeさんはとてもやさしい女の子と言った感じの人で、ずっとにこにこしていた。
電車の中では、夕べの天トノのライブの話で盛り上がる。
彼女は静かに興奮するタイプのようで喋っていてかわいい人だなあとずっと思っていた私です。

窓の外は見たこともない風景が広がっている。
はるか向こうの山肌にビニールハウスが続いていて、線路のすぐそばには、りんごやぶどうの木がたくさんあり、たわわに実がなっている。
山口県にもりんごの木が見えるローカル線はあるけれど、ここほど線路沿いにあるわけではないので、どこか違う世界に迷い込んだ気分になっていった。

湯田中駅は終点。
駅のすぐ上に駅前銭湯があったのには思わず笑ってしまった。
今夜宿泊する信州中野は電車で4駅ほど戻らなくてはいけないので、あまり長居はできない。
駅で乗って帰る電車の時間を確認してから渋温泉行きのバスに乗り込んだ。

バスでしばらく走ると川沿いに出た。
なんと、川から湯気が上がっている!
しばらく上ったところで目的地の渋温泉に到着したので、私たちはそこで降りた。

その川沿いには、それぞれ名前の違う温泉地があって、渋温泉はその中のひとつ。
温泉ごとに川には橋がかかっていて温泉の名前の書いてある大きなちょうちんがぶら下がっていた。
案内所で外湯を探す。
バスの通る川沿いは、これが有名な温泉地なの?というくらい何もないように見えたけれど、一本道を入るとそこにはたくさんの温泉宿がひしめいていた。

よくわからないままふらふらと歩いているうちに最大の目的であった「千と千尋の神隠し」の油場のモデルになったという旅館、金具屋を発見。
外から見る限りでは、千尋たちが寝泊りしていた油場の最上階あたりの描写にそっくりな建物が目の前に聳え立っているという感じ。
残念ながら中は宿泊しないと見られなかった。

う〜ん、言われてみれば似てないこともないなあ・・・・。
でも一応、ここに来た証拠にとその景観を写真に収めた。

さて、時間があまりないのでs@kaeさんと私は温泉に入るのじゃ〜と案内所で聞いた薬湯 信玄かま風呂を目指す。
えっちらおっちら坂道を登り階段を上りたどり着いた岩風呂は、なんだかとっても寂れていて受付のおじさんも不機嫌。
受付を済ませて階段を下りるとそこの目指す温泉があった・・・・あったけれども、なぜか仏像もあった。

ほんでもってそれ〜と入ったお風呂は温度が熱くてとても入っちゃいられまへん。
薬湯だから石鹸も何も使えなくて本当に入るだけでした。

後で知ったんだけど、ここ実は和式サウナだったようで湯船に入るんじゃなくて、湯船の横に横たわるのが本当の使い方だったようだ。
道理で熱いはずだよ。

そこで気を取り直して普通のお風呂を目指す。
今ちょっとそのお風呂屋さんの名前を忘れてしまったが、そこでは石鹸を使って体を洗うこともできた。
足早だったので、ここのお風呂では少しゆっくりしたのだった。

お風呂から上がってほっと息をつきながら外に出ると、あらら、雨が降り出した!
まあ、梅雨の時期だからねえ。今まで振らなかったほうが不思議と言えば不思議なんだよね。

バス停までとろとろ歩き駅行きのバスを待つ、その間川にかかっている橋をバックに写真をぱちり。
ちゃんとここへ来た証拠として(笑)

見上げた小高い場所にバスが現れて私たちのところまでくるのに5分くらいかかった。
なにしろ道が狭い上に人は歩くし、車は行き交うしで大きなバスが動くのは一苦労と言った感がある。

こんなところで生活していたら、せせこましい気分になんてきっとならないんだろうなあと思いながら、ぼんやりバスに揺られていた。
今度は家族でゆっくり来てみたいなあ。

何の偶然だか・・・。
長野から帰ってしばらくは、TVを見るたびに長野が出てきて、おお、あそこ行った行った!なんて両親に自慢をする機会まであった。
行ってきた証拠を見せたしね(笑)

「いつも何度でも」
WORDS BY 覚 和歌子、MUSIC & PLAY BY 木村 弓



2003年07月19日(土)
虹を翔る石鹸玉

一晩明けて松代の朝はとてもさわやか。

しばらくそれぞれうだうだした後チェックアウト。
ちょうど夕べライブハウスで知り合ったs@kaeさんもチェックアウトの時間だったので、いっしょに民宿を出ることにした。
s@kaeさんも別に予定がないというので、じゃあいっしょに松代観光して信州そばを食べよう!と決まった。
出掛けに町の観光案内地図をもらう。

地図をたよりにライブハウスのところまで来て見ると、実はその裏あたりが松代の観光名所だったことが判明。
松代は(げんちゃんの持っていた観光ガイドによると)真田氏十万石の城下町であり、第二次世界大戦では地下壕に
大本営が置かれたことでも知られているらしい。
あと池田満寿夫美術館もある。

私は、地下壕がとっても気になったのだがすでにその場所から遠く離れた場所まで移動していたので今回は諦めることにした。
(と言っても、次回いつ来るのかなんてわかりはしないのだけど・・・。)

地図を頼りに真田邸・真田宝物館を目指す。
・・・と言ってもあっという間だったんだけど。

真田邸のあたりは、観光名所だけあって朝から観光バスがちらほら。
その雰囲気は、山口県の萩市を思い出させる風景だけど、松代のほうがより生活感を感じた。

お目当ての信州蕎麦屋もその界隈にあり、時間いっぱいまでそのあたりを散策することにした。
げんちゃんと私は、少々おなかがすいてきていたので、信州名物おやきを食する。

おやきは信州版豚マンと言う感じの食べ物で、中身は豚肉ではなく野沢菜(一番人気があり有名)が入っているもの。
その他、今回食べておいしかったのは味噌ナスでした。
3日間で何個食べたっけ?というくらい食しました。

真田と言えば、私はそく真田十勇士を思い出す。
子供の頃、NHKの人形劇で見たのですごく印象に残っている。

後で知ったことだが、真田幸村率いる真田十勇士と言うのは、単なる作り話で実際には存在しなかったらしい。

途中休憩をさせていただいたボランティアガイドの人たちが運営する休憩所でであったおじいさんには、佐久間象山と言う人と山口県の因縁話を聞いた。
佐久間象山は、幕末に活躍した兵学者で尊王攘夷派が暗躍する時代に開国を公然と主張し、そのために刺客に襲われて命を絶った人。
私の住む山口県の長州藩は尊皇攘夷派だったので、とても複雑な気分だった。

しかし、そこで食した梅干とお茶はとてもおいしかった。

今回、松代で出会ったボランティアのガイドのおじいさんたちの話を聞いているうちに真田一門の歴史に興味が湧いてきた。

夕べの民宿の名前は、六文銭。
これは真田家の家紋だそうだ。
しかし、六文銭と聞いて私は別のことを想像していた。
実は昨日、特急の中から中津川と言う駅が見え、私はこんな妄想を繰り広げていたのだ。

中津川→フォークジャンボリー→六文銭→小室等→民宿の親父さんはフォークファン??

六文銭は真田家の家紋。
な〜んだそうなんだ〜と思わず赤面する私でした。

ひとしきり観光を楽しんだ後、お待ちかねの信州そばを食べに行く。
私はTVで見た辛し大根そばというのを食べたんだけど、なんとまあ辛いこと!
そばつゆのかわりに辛し大根をおろした汁にそばをつけて食べるんだけど、あまりにその汁が辛くって、そばを堪能するどころではなかった。
そばつゆを少しずつ足しながら何とかだましだまし食べた私なのです。
でも、喉元過ぎれば何とやらで、その後蕎麦湯を混ぜて飲んだ大根汁はとてもおいしかったことは書いておかなくてはね!

午後からはげんちゃんとは別行動で、実を言うと私はまだどこに行くか決めていなかった。
s@kaeさんも決めてないと言うので、じゃあいっしょに観光しましょうと言うことにした。
でも、どこに行くかが決まっていなくてげんちゃんのもっている観光ガイドをめくっていると、湯田中渋温泉と言う温泉の紹介が。

そこでげんちゃんがここに映画「線と千尋の神隠し」の油場のモデルになった旅館があるらしいと教えてくれたので、じゃあせっかくだから2人で温泉に行きましょうと決まった。

松代駅でそれぞれ撮影した後、電車に乗り込んだ。

「虹を翔る石鹸玉」
MUSIC & BY 山木康世、PLAY BY ふきのとう



2003年07月18日(金)
むらさきのひかり

さて、第2部は色っぽくエロティックな「むらさきのひかり」から。

私は、はじめて聴いたときからはっきりいってこの曲の虜です。
なんといってもこの曲はいやらしい(感じの)ギターがいいんですが、雄大さんのギターでどんな風に変わるのかに興味津々。

結果は・・・・。
いや、も〜すごくいいです・・・。
佐藤さんのなんとなく繊細に感じるギターとはまた違って、太い音がもわわ〜んと広がる感じがたまりまへん〜っ。
もはや腰砕けです!
岸村さんのキーボードもなんとなく積極的に感じたな。
煙の中から澄んだ音が聞こえてくるような感じで、いろんなことを想像してしまいました。
中盤のコーラスがまたいいんですわっ!
なんとなくうっとりとした気分に酔いしれる私なのだった。

「Ride On」でそんな気分が一瞬にして、硬派な気分になる。
天トノのデビューアルバムの1発目のこの曲は、私がこのバンドにはまるきっかけになった曲でもあるのだけど、何度聴いてもうひょ〜っとアドレナリンが一気に放出されるのだ〜。

会場の人たちも楽しそうにクラッピンハンドだっ!
いいねいいね〜♪
後半はなんとなく押せ押せな感じ。

天トノに引っ張られるぅ!
それが妙に心地いいのさ〜♪

ここで雄大さんが愛の伝道師と崇拝(!)する持田ヒロツグさんの「CHU-CHU-LOVE」
日本のスウィートソウル♪激甘ラブバラードなのだっ。
持田さん(通称もっち〜)の愛の歌はとても直接的で、最初聴いたときにはなんとなく恥ずかしくてなじめなかったんだけど、雄大さんが歌うとなんかちょっと濃度が薄まってちょうどいい感じになります〜。
この曲もなんとなくかわいい感じに様変わり。(今は、もっち〜バージョンも好きなんだけどね。)
でも、あんなふうに言ってもらいたいにゃ〜と聴くたび思う私なのであった。

お次は、またまたミディアムテンポの「I wish I'm on my way」
これもなんとなく3連符を刻みながら歩くイメージだな。
雄大さんもギター弾き引きステージを歩いてる。
今福さんのパフォーマンスも絶好調だい!

お次はだるーい感じのブルース「そ〜り〜」
この曲好きなんだけど、ちょっと歌詞がいたいっ。
だけど聴いてしまう・・・そんな曲。
いつも、前後に体を大きくゆすりながらうつむきがちに曲を聴いてしまう。
なんとなく音を深追いしたくなってくる曲なので、この曲の時にはあまりステージを見ていない。

ぜんたいてきに、天トノは音がかっこいいので、目をつぶって聞いていることもしばしば。
ギターの音だけ追っかけてみたり、ベースの音を探してみたり、太鼓の音に反応してみたり・・・。
旗から見るとたぶん変な人に見えているだろうなあ。(でも、みんな楽しんでいてそれど頃じゃないだろうけど。)

そろそろ終盤かなあ〜と思っていると次はとてもやさしい「雨が降っても」
とってもあったかい曲で明るい感じの散歩しながら口ずさめるような曲なんだけど、私は聴くたびに涙があふれそうになる。
私にとっては、今最大の癒しの曲なのだ。
生で聴くとなお効果は絶大。この日体感した私なのだった。

あれ?まだあの曲が終わってないっ!
ということで、「天才FunkyブラザーMen!?!!??!」
ちゃらっちゃらっちゃらっちゃらっっっちゃーーーーっ!

会場ものりのり状態。
私はぷちっと切れてぴょんぴょん!
うおおおおっ!踊るのじゃ〜♪

怒涛のようなのりの中、ライブは終わってしまったのだった。


そして・・・。アンコール
最後は今はまだ隠れた名曲「静かな闘い」
イントロを聴くだけで泣いてしまいそう。
こんな深い愛の歌はなかなか出会えるものじゃないと思う。
会場のみんなもこの歌に聴き入っていた。

ああ、今夜はこれで終わりだね。
なんとなくそんな気分になってきたのだった。
会場もやさしい雰囲気に包まれて、和やかな感じでライブは終わったのだった。

さて、同じテーブルのおばさんは、あまり表情の代わらない人らしくライブ前と変わらずにこにこしていたんだけれど、ライブはとても楽しめたようで「また来ようかな。」とちょっぴりはにかんで言っていました。

老若男女が、同じように楽しめるライブってなかなかないと思う。
初めて体験したロックバンドが天トノだったおじさんおばさんは、きっと今夜の楽しい気分を忘れないんだろうなあ・・・なんて「ビータ・ブルース」を心の中で口ずさみながらみんなと旅館に向かって帰ったのだった。



2003.7.12(sat)天才トノサマバンド信州ツアー(st 長野松代 blase) 
「むらさきのひかり」
WORDS & MUSIC BY 鈴木雄大、PLAY BY(四人編隊 天才トノサマバンド)



2003年07月17日(木)
人間国宝

はっと気が付くと、天トノメンバーはすでにセッティング済み。

今夜の天トノは、4人編成の骨太系。

雄大さんが「4人編隊です。」なんて言っていて、キーボードの岸村さんが「変態??」なんて返していた。
漢字は私の勝手な変換です。念のため。
(いや、そのほうが面白いかと・・・・。)

今日の天トノは、ドラムス、ベース、キーボード、ギター&ボーカルの4人。
男ばっかりでなんとなくステージ上が男くさい感じ。
でも、キーボードの岸村さんがほのぼの系なのでそれでちょっと薄くなってます。

天トノのステージの見所はなんと言っても”顔で弾く男”今福知己さんのパフォーマンスでしょう!
なんてったって、毎回、歌っている雄大さんよりも目立っちゃってるもんね〜。
前回のライブではステージのかなり奥で弾いていたにもかかわらずしっかり目がいってしまったもんな〜。
まずはやっぱり彼のパフォーマンスを堪能堪能。

まずは「In my wey,Day by day,Make my day」
この曲はなんとなく3連符を刻みながら歩くイメージ。
今福さんはすでにうねっていて、雄大さんもなんとなく歩きながら弾いている。
今夜は残念ながらおいしいおかずのリズムを入れる里村さんがいないので、積極的にクラッピンハンドしてしまいましょう。
(いや、いてもするんだけど・・・。)

3人も少ないとかなりイメージは変わるだろうなと思ってはいましたが、これが、結構いいのだ!

なんかこー硬質な感じ。

別にみんないつもと違う音を出しているわけではないと思うんだけど・・・。
少ない分をうまい具合にそれぞれのメンバーが埋めあっている。
それは、あいた穴を埋めると言ったことではなくって、「このバンドはもともと4人です。」と言っても誰も疑わないだろう。と言った感じなのだ。
(う〜ん。うまく表現できないな。)

次は「奇妙な人」詩の内容はけっこうくるものがあるんだけど、リズムのほうはずっと軽いステップを踏む感じの曲。

そして「人間国宝」
すでに天トノのテーマそのものに違いないと思っているんだけど、なんとものらりくらりとした曲。
雄大さんのファルセットが印象的で、「あはん♪あはん♪」と掛け声を掛けるのがとても楽しみな(!)のだ。
この曲は、今夜は欠席の佐藤さんのギターがやけに印象的な曲なんだけど、それさえ気にならないくらい雄大さんのギターが光ってる!
うおおおおっ。

そしてそして!ドラムス平嶋秀亘さんのリズムは、かっちりしている。
ちょっとむっとした感じの表情で叩いているんだけど、時折見せる笑顔がたまらないんだな〜。
彼は演奏中、常にメンバーを観察していて、誰から合図を受ければいいかを伺っているように見える。
雄大さんと今福さんは、なんとなくノっている感じに見えるので、大体の場合は、岸村さんと呼吸を合わせているように見える・・・んだけど、実際のところはわからないな。(なんて)
だんだんノってくると、オーバーアクションになってくることも今回気が付いた!
かっこいいのである〜♪

そして「Can't Get Enough」
ミディアムテンポのあっさりした感じ。
でも、本当は硬派な曲。
サビのあたりで抑えていた気持ちを男っぽく発散するって感じなのさ。

今夜みたいな男所帯になんか似合っているなあ〜。

そういえば・・・。
今夜欠席なのは、パーカッションの里村美和(よしかず)さん、ボーカルの村瀬由衣さん、 ギターの佐藤克彦さんなんだけど。
村瀬由衣さん以外は男性なんだけど、2人とも線が細くて長髪なのでなんとなく女性的なイメージがあるなあ。
いや・・・なんとなく。

今夜のライブは2部構成。
第1部の終わりを決めてくれる曲はおひさまのテーマ曲「太陽の匂い」
口ずさむだけでニコニコ顔になっちゃうんだな〜♪

今日は、由衣さんのコーラスがないので、中盤のコーラスとメインボーカルがまったく違うメロディーを歌う部分がちょっと弱く感じる。
ので、客席で大きな声を出して岸村さんとともに歌ってしまった私です。

そういえば、今福さんはコーラスをしないのね。と言うことも今回発見。
平島さんがコーラスをしているのがなんとな〜く不思議な私でした。
(でも、平島さんはお歌が大好きなようですね!)

わーわーわーっと言うノリのまま第1部は幕を下ろしたのでした。


2003.7.12(sat)天才トノサマバンド信州ツアー(st 長野松代 blase) 
「人間国宝」
WORDS & MUSIC BY 鈴木雄大、PLAY BY(四人編隊 天才トノサマバンド)



2003年07月16日(水)
飛び方を忘れた小さな鳥

周りの人と話をしながらも気はそぞろ。

さて何から始まるんだ〜??

と思っていたら、雄大さんがギターを抱えて一人でステージに現れる。

あれれ??

なんと、雄大さんが天トノのオープニングアクトを勤めると言う。
そりはすごい〜♪
豪華です〜♪

ぽわわ〜んとした感じで雄大さんが準備をする。
その間、途切れがちながらもMCもしっかりはさむ。
ぷぷっと笑ってしまうような感じでね。

ぽろろん、とギターを鳴らしてまずは聞き覚えのあるかわいい曲。
私は洋楽に疎いので聴いたことはあるんだけどタイトルがまったくわからないって曲がかなりある。
今回、天トノのHPで長野ライブのセットリストが公開されたおかげで、私はオープニングアクトで雄大さんが歌った曲のタイトルを知ることができた。
1曲目は「MY GIRL」

私にとって雄大さんはボーカリストという位置付けなので、ギターを弾く雄大さんはこの目で見るまでは想像できなかった。
数年前にはじめて雄大さんの歌を聴いた時も彼はギター1本で歌っていたんだけれど、そのときはもう雄大さんが歌っていると言う事実だけでいっぱいいっぱいだったので、ギターをあまり聞いていなかったような気がする。
天トノには、佐藤さんというすごいギタリストがいて、どうしてもそっちのほうに気をとられていて雄大さんのギターにはあまり耳を傾けていなかったのも事実。
雄大さんごめんなさいっ!

でも今は、聴くたびに雄大さんのギターのとりこになっているのです。

雄大さんの歌声は甘くてとてもやさしい。
自前の歌詞は時々ドキッとするような内容もあるんだけど、声が微笑んでいるような感じなのであんまり辛口に聞こえない。

でもギターは、その容貌と声からはちょっと想像できない骨太な音が出てくる。
太いんです音が。(使っている弦も太いんだろうか・・・・と今ふと思ってしまった。)

しかもですね〜。
歌いながらもギターテクを駆使してすばらしい伴奏が歌にあわせて奏でられるのだ。
す、すばらしい〜♪

次の「DOCK OF THE BAY」は(毎回"DOCK"がどうしても"DOG"に聞こえて変な想像をしてしまう〜。)、和田アキコさんの若い頃の音源を聞いたことがあり(実は、本物は聴いたことがない。)、とてもドスが利いた泥臭いイメージがあるんだけど、雄大さんが歌うとその泥が半分くらい洗い流されたようなさわやかな感じになるのが不思議。
ギターはぽろぽろしている。

雄大さんがギターを弾く姿は、ちょっとかわいくて耳に聴こえるほど音数をたくさん弾いているように見えない。
これは今回発見したんだけど、すごく不思議だ。

それから次は「SONG FOR YOU」
これも聴いたことがある曲。
歌はもちろん、ギターが冴え渡っているっ!
このオープニングアクトでは、とにかく雄大さんのギターテクにめろめろになってしまった私でした。

最後の曲は「飛び方を忘れた小さな鳥」
これは、MISIAの曲。
一番新しいMISIAのアルバムの最後に入っている曲で、雄大さんが作曲をしている。
MISIAの歌は、実はちょっと苦手。
でも、アルバムでのこの曲の彼女の歌声はすごく好き。
すごくのびのびと歌っているように感じる。

その曲を雄大さんも歌っていることは、知っていたけれど、自分の耳で聞くのは今夜が初めてだ。
イントロ無しでいきなり始まったこの曲に私の耳はくぎ付け。
どうしてあんなに力を抜いた感じが出るんでしょう。
それでなおかつ、大空を飛ぶ鳥がイメージが頭の中に浮かんだのだ。

なぜかリチャード・バックの「かもめのジョナサン」という小説を思い出してしまった私なのです。

私がぽわ〜んとなっている間、気が付くと天トノのメンバーがセッティングをはじめていた。


2003.7.12(sat)天才トノサマバンド信州ツアーオープニングアクト(at 長野松代 blase) 
「飛び方を忘れた小さな鳥」
WORDS BY MISIA、 MUSIC & PLAY BY 鈴木雄大



2003年07月15日(火)
ソコソコso−

一息ついてライブハウスを目指す。
町はますます静かになっていて、ほんとうにライブハウスはあるのだろうか・・・なんてまた少し心細くなる。
とは言っても、10分足らずで到着してしまった。

申し訳ないけれど、とてもライブハウスの入り口には見えない。
近所のおじさんっぽい人が受付にタバコをくわえて座っている感じは、私のいつもいくライブハウスと似たような感じだ。
でも、そのおかげでなんとなく気分がほぐれたんだけどね。
おじさんに予約ですと告げ、確認をしてもらってからとりあえず食事に行った。

もう一度受付に戻ったときには、天トノマネージャーのOliveさんがいらっしゃった。

わ〜い♪
やっと知ってる人に出会ったぞ〜♪

・・・実は私、そう思ってしまいました。

しばし談笑。

会場に足を踏み入れると、入り口からはちょっと想像しがたいくらい広いスペースが・・・。
会場としては、結構広め。天井が高くステージもかなり立派な感じ。
正直、町の佇まいだけでほんとにライブハウスなんだろうかと少々疑っていましたが、とんでもありませんでした!

うおおお。すごーい。

PA席は、位置口近くの高い位置にあって、ちゃんと会場内を見渡せるようなつくりになっている。

それらを目にして、「おおおっ、これからライブが始まるんだぞ〜♪」と気分が高まってくる私なのだった。

テーブルについて、げんちゃんとこれから始まるライブのことなどを話していると、Oliveさんがやってきて一人の女性を紹介してくれました。
S@kaeさんと紹介された彼女こそ、私たちと同じ民宿に宿泊している人だった。
彼女は横浜から一人でやってきていて、もともと持田ヒロツグさんのファンで、それをきっかけに天トノも聞くようになったそうだ。
なるほど〜。

3人で話していたら、同じテーブルに人のよさそうなおばさんがやってきて話し掛けられる。
とても気さくな人で、今日のライブがとっても楽しみだとニコニコ顔。

ぐふふ。ライブを聴いたらどんなふうになるかなあ〜♪
と話をしながら、想像してしまう私。

blaseは4月に開店したばかりの新しいライブハウスだそう。
長野のほうからバンドがやってきてライブをするほうが多いそうで、ジャズのバンドが中心ということだった。
ロックバンドがライブをするのは天トノが初めてなんだそうだ。
おおおぅ、それはすごいじゃありませんかっ!

この町の人たちは、天トノからどんなカルチャーショックをうけるんだろ〜??
そう考えるとますます興奮するのだった。

「ソコソコso−」
WORDS & MUSIC & PLAY BY 鈴木雄大



2003年07月14日(月)
あずさ2号

信州と言うと・・・。
天トノとはぜんぜん関係ないんだけど、私にとってはある意味なつかしい土地だったことを特急しなの号の中で思い出した。
もちろん行ったことはないんだけどね。

子供の頃、初めて興味を持ったアイドルが狩人だった私。
今でも「あずさ2号」はコーラスまで完璧にこなせるほど歌いこんだものだった。
その「あずさ2号」で歌詞の主人公の女性が乗り込むのが"8時ちょうどのあずさ2号"だ。
その"あずさ2号"が到着するのが信州なのだった。

あずさは東京駅から出発する特急なので、西日本から信州を目指す私が乗れるわけはないんだけど、なぜだかあずさ2号の主人公になったような気分になっていたのが、自分でおかしかった。

私にとって信州は、なんとなく旅の終点と言うイメージ。
それが「あずさ2号」の影響であることは間違いないね。

初めて下り立った長野駅は、そんな歌のイメージとはかけ離れたにぎやかなところですっかり「あずさ2号」のことは忘れちゃっていたけれど、途中立ち寄った小布施駅というところでは、(終点ではなかったけれど)なるほど旅の終点とはこんなイメージなのかもしれないなと思った。

信州は人々がとても親切でやさしかった。
ここでなら、なるほど傷ついた心も癒されるのかもしれない。

・・・なんて、歌詞を思い出しながら納得してしまったのだった。

ところで、"8時ちょうどのあずさ2号"は今ではないそうだ。

「あずさ2号」
WORDS BY 、MUSIC BY 都倉俊一、PLAY BY 狩人



2003年07月13日(日)
Luwanda

一大決心をして長野へ。

なぜなら、天才トノサマバンドがライブをするというから。
もちろん、そんな遠くまでライブに行くなんて物好きにもほどがあると散々言われた。

しかし私の場合、そういうことでもないと長野に旅行に行くなんて事もきっとないに違いない。
なぜなら、私は飛行機も便利な道具としては使えない辺鄙な場所に住んでいて、長野までは新幹線と特急しなのを乗り継いでも7時間もかかるのだ。

・・・7時間の行程をひとりで行くのは憂鬱。

同行者がいれば即決なのになあ〜と思っていたところへ大阪在住の友人げんちゃんが「行くっ!」と名乗りをあげたので、「ほんでは行きましょうかね〜♪」ということで決心した次第。

はじめていく場所は・・・。

何が待っているんだろう〜。
何が起こるんだろう〜。
何がおいしいんだろう〜。

と、どきどきわくわく。

しかも!そこには天才トノサマバンドの面々が待っているのだっ!

大好きなバンドがいるってだけで、新しい場所はますます素敵な場所に思えてくるから不思議だね。

ところが当日。
中国地方は前日から大雨。
その影響でJR山陽本線は一部地域を30km/時で運行中。
しかも運悪く最寄の新幹線駅まではその30km/時運行の電車に乗らなければならなかった。

予定していた新幹線には乗れなくて、なんとかタイムテーブルを組みなおしてまずは新大阪に向かう。
自由席を利用したので乗り換えのたびに椅子取りゲームが発生。
そのたびなんともいえない恥ずかしい気分になるのはなぜなんだろうねえ。

京都駅でげんちゃんと合流後、運良く2席続きの座席を確保することができた。
その後は名古屋まではあっという間のひと時だった。

名古屋からは特急しなの(ワイドビュー)に乗り換え、ひたすら長野駅を目指す。
それぞれ駅弁を手に車両に乗り込んで、お弁当を広げると・・・なんと2人とも味噌かつ弁当だったのには笑ってしまった。
やはり名古屋と言えば、味噌かつだよねえ〜♪

ゆっくりと進む特急(!)の中では、げんちゃんと話が尽きることがなく、あまりにいろいろなことを喋ったので、内容も思い出せないほどなんだけどとにかくあっという間の3時間だった。

初めて降り立った長野駅は、にぎやかな都市で、山の中にあるなんて信じられないくらい。
よく考えてみれば、長野は一大観光都市なんだよなあ。
私はそんなこともぜんぜん気が付かなかった。

長野駅から本日の最終目的地、松代までは長野電鉄バスで1時間弱。
高校生のように後部座席に陣取る。
道中あんがい道が狭く、大きなバスが本当に通れるのかいな?と心配になったんだけど、運転手さんはなれたもんで、すいすいとその細い道を進んでいった。
不思議と「となりのトトロ」な気分だったねえ。

下り立った松代はなんともいえない郷愁を漂わせた町で、なんとなく私の住んでいる町に近い雰囲気もあったので気持ちがなじんでしまった。
松代は真田百万石城下だった町で、真田邸、真田宝物館などの観光名所がある・・・とガイドブックには書いてあるんだけど、バスで通った範囲では、そんな建物は目に付かなかった。
人さえほとんど歩いていなかったので、なんとまあ静かなところへ来てしまったものだ・・・すこーしだけ不安になってしまった。

予約を入れた民宿 六文銭には徒歩5分くらいだったか・・・。
写真どおり、由緒正しい民宿といった佇まい。

ご主人に「コンサートに行くんですか?」といきなり尋ねられてびっくり。
なんでも、もう一人ライブに行く女性が泊まっているという。(彼女には、ライブハウスで出会うことになる。)
彼女のおかげで、私たちはライブハウスの場所もあっさり教えてもらうことができたのだ。
おまけに「鍵は開けておきますから、いつでもいいですよ」と門限まで解除してくださった。
ほんとうにありがとうございました!

その民宿の部屋には真田十勇士の名前がついていて、私たちは"望月六郎"と名づけられた部屋にとりあえず腰を落ち着けた。


「Luwanda」
MUSIC BY 浅井健一、PLAY BY SHERBETS 



2003年07月12日(土)
ヴォカリーズ

最近、夜寝る前に子守唄がほしいな〜と思うときがある。
そういうときには、「ヴォカリーズ」を聴く。

"ヴォカリーズ"というのは、クラシックの歌曲で、歌詞などの言葉を使わずに、母音のみ(Aaaaaa・・・・・)で歌う、あるいは歌われたものをそう呼ぶのだそう。
(ここで由紀さおりさんの「夜明けのスキャット」を思い出してしまうのはなぜなんだろう・・・。)

私は、寝るときにボーカル入りの(特に日本語の)音楽を聴きながら寝ようとすると、無意識に”聴く”癖があるので、結局目がさえて眠れない夜を過ごしてしまいかねない。
(限りなく妄想が広がってしまうのじゃ〜!!内容は秘密ですが・・・?)

そんなときは、バロック音楽か映画のサントラを聴くんだけど、やっぱりやさしい歌声を聞きながら眠りにつきたいなあと思うこともしばしば。
最近特に多いなあ・・・。

そこで、ラフマニノフの「ヴォカリーズ」を思い出した。

私はラフマニノフの「ヴォカリーズ」が大好き。
初めて聴いたのは15年位前で、NHKの「名曲アルバム」だったなあ。
そのときはソプラノ(当然ながら女性)だった。
名曲アルバムは、その曲ゆかりの海外の美しい町の映像に合わせて、クラシックの名曲が演奏される短い番組。
(曲の途中で演奏している人も映っていたような・・・。)
映像の下にはその曲を簡単に説明するテロップが流れます。
「ヴォカリーズ」は初めて聴いたときになんて美しい曲だろうと思ったので、作者とタイトルだけしっかり覚えておいたのだった。

今、私が子守唄として聞いているのは、スラヴァという名前のカウンターテナー(男性)の「ヴォカリーズ」と言う名前のアルバム。

これが結構いい!

カウンターテナーというのは、女声のアルトの高さを出す男性の声のこと。
あるいはアルトを歌う男性歌手のことをさしている。
かつてカストラートと呼ばれた人々によって歌われていたオペラや宗教音楽など様々なジャンルに用いられているそう。

「ヴォカリーズ」はスラヴァのセカンドアルバムだそうで、第11回ゴールドディスク大賞クラシックアルバム部門を受賞したそうだ。

実は、ラフマニノフの「ヴォカリーズ」を探していたつもりが、スラヴァの「ヴォカリーズ」に当たってしまったわけなんだけど、このアルバムには、バッハの「G線上のアリア」やシューマンの「トロイメライ」なんかも収録されていたり。
もちろん、ラフマニノフの「ヴォカリーズ」は言わずもがな・・・。
音源的には、シンセサイザーが多用されているので、そのあたりが最初は不服だったんだけど、スラヴァの表情豊かな歌声に聴き惚れているうちに気にならなくなっちゃった。
未だアルバムを最後まで聞いて眠りについたことは記憶にない・・・。
それだけ気持ちがいいって事なんだけど、スラヴァに対しては失礼かなと思ったりもして・・・。

ラフマニノフはロシアを代表する作曲家でピアニスト。
彼のピアノ曲は演奏するのが難しそうと言うイメージがあるんだけど、色気があって美しい曲がたくさんあると思う。
「ヴォカリーズ」は「14の歌曲」という作品の中の1曲らしい。
とても美しいメロディーで、いろいろな楽器で演奏されている。

女性の声とは違う高くすんだ声は、なんとなく気持ちを落ち着けてくれる。
(もちろんソプラノの中でも、トーンが低く落ち着いた声の人たちもいるので、そういう人たちの歌う「ヴォカリーズ」も聴いてみたいなあ。)

一度、生で聴いてみたいけれど、なんかすごく安眠できそうだ〜zzzz


「Vocalies」(または「14 Songs:Vocalies」)
WORDS BY Y.P.ポロンスキー、MUSIC BY Sergei Vassilyevich Rachmaninoff、PLAY BY Slava[もしくは 佐藤 美枝子(ソプラノ)、飯森 範親(指揮)、東京フィルハーモニー交響楽団]



2003年07月11日(金)
いちご白書をもう一度

町を歩いていたら懐かしいメロディーが聴こえてきた。

私がこの曲を初めて聴いたのは小学生の頃なんだけど、そのときすでにこの曲がヒットしてから数年が経過していたので、リアルタイムではなかった。
だから私の年代がこの曲を懐かしいと言った時と、リアルタイムで聞いていた年代の人が懐かしいと言った時では感じ方はぜんぜん違うんだろうなあと思う。

「いちご白書」というのは、歌詞にも出てくるけど映画のタイトル。
私はこの映画を見たことはないが、高校生のときに同名の原作を読んだことがある。
どっかの国の(忘れてしまった)大学に通う恋人同士が学生運動に巻き込まれて、引き裂かれてしまうという話だったように記憶している。
小説では、二人の心境の変化が克明に描かれていて当時高校生の私は、読み終えたとき切なかったのを覚えている。

日本でも学生運動というのは実際にあって「いちご白書をもう一度」はそういった時代が終わってすぐ発表され、大ヒットした作品だった。
だから、学生運動を知らない私の世代とリアルタイムで聴いた人とはぜんぜん感じ方が違うのだろうと思うのだ。

ウィンドウショッピングを楽しみながら、「いちご白書をもう一度」を聴いていた。
オリジナルはバンバンというフォークデュオが歌っているんだけど、なんだか感触が違う。
だれだろう??なんて思いながら耳が音を深追いする。
すると途中からラップになった。

えええっ??

単純に私はびっくりしてしまった。
いや、まさか「いちご白書をもう一度」がラップで歌われる曲として選ばれるとは思いもしなかったから。

正直に言うと勘弁してほしいなあと思った。
それはきっと「いちご白書」がどんなものか知っているからなんだよね。
店内を歩きながらしばらく心の中で葛藤がありました(苦笑)

背景は別にして、この曲は素直にいい曲だとも思う。
古い曲がカバーされて新しい姿になるのも私は結構好きだ。

・・・・・・・・。

だから、これはこれでありなんだよ!
そういった時代背景なんか知らなくっても、この曲はいい曲なんだから。

何とか納得しようとした私でした。
こんなことで葛藤している時点で、私はすっかりおばさんになってしまったって事なのかなあ・・・。

なにはともあれ・・・。
やっぱりラップテイストな「いちご白書をもう一度」を聴くたびに複雑な思いに駆られるのでした。

「いちご白書をもう一度」
WORDS & MUSIC BY 荒井由美、PLAY BY ビリケン(バンバン)



2003年07月10日(木)
真夜中少年突撃団

「バトル・ロワイヤル供廚鮓た。

なぜ急に見たいと思ったのか?

今思い出そうとしたけどきっかけを忘れてしまったな。
とにかく急に見たくなり、「バトルロワイヤル 特別篇」を見て小説も読んだんだ。
そこまでの下準備(?)が終わっていたので、公開初日の早朝一番に行った。

前作「バトル・ロワイヤル」がアメリカで大受け、ヨーロッパでは日本と同じ反応だったということをパンフレットから知りげげっと思った私です。
しかも未だに全世界から公開してくれというオファーが来ているというから驚きだ。
いったいこれはどういうことなんだろう・・・?
バイオレンス映画として面白いから?テーマが深刻で社会的だから??
理由は正直わからないな。

私自身は、この映画はとっても重たいもので単純にバイオレンス映画としては楽しめなかった。

「バトル・ロワイヤル供廚蓮△△覦嫐A虻遒茲衞簑蟶遒世隼笋六廚Α
やっぱり今作もアメリカでは公開されるんだろうから、公開されたら政治問題になるんじゃないの??と素人なりに危機感を覚えた。
でも、エンターテイメントだからいいのかな?

のっけからすごいスピードで展開する上に無数にいる(ように感じる)人間がどやどやと右往左往する。
俳優が動くとカメラも手にもったまま走っているようでぶれるぶれる。
大きな音が始終していて、映画館は音響が3D効果だからあっちこっちからその音が聞こえる。
そのせいなのか、両肩をずっと押さえつけられているような気分になる。

今回、手持ちカメラの迫力というのをはじめて感じた。
どんな特撮を使っても、あの臨場感は出せない気がする。

そして見ていてずっと涙が止まらなかった。
何で涙が出るのかはっきりと説明はできないけど・・・。

前回の映画は壮絶な生き残りゲームだったけど、今回の作品は戦争映画のようだ。
見ていて戦争という行為がとても現実的に感じた。
それは、銃口が向けられるとか銃弾が飛んでくるというような直接的なことだけではなく、自分たちの預かり知らないところで、預かり知らない理由ではじまった戦争に無理やり参加させられるということも現実的に感じたということだ。

実を言うと、私は戦争についてまったく現実感がない。
戦争映画は結構見ているほうだと思うけど、見てもやっぱり絵空事、他人事。
ただ、見るたびにつらくて悲しくて痛かったのは確かだけど。

両親から戦争の話を聞いて初めて、戦争が現実的なものに感じて二人が死なずに生きていたから自分が生まれたんだという事実に感動した。

自分たちの預かり知らないところで、預かり知らない理由ではじまった戦争に無理やり参加させられる、はたまた志願して参加する。
関係ない人間を巻き込む恐怖と巻き込まれる恐怖。
理由もなく目の前で友達が殺されていくのはどんな気分なんだろう。
それをどうにもできないという現実もどうやって理解するんだろう。
その現実から逃れることができないという現実はどうやって受け止めるんだろう。
自分が生き残るために知らない誰かに銃口を向けざるを得ない時の気持ちってどうなんだろう。
いや、自分は銃口を向けるんだろうか・・・。

そういったものを見た後にいろいろ考えて今もとまらない。
いくら考えても1つの答えにはならないんだけど・・・。

わたしにとって「バトル・ロワイヤル供廚蓮△修Δい重い映画でした。

「真夜中少年突撃団」
WORDS & MUSIC BY TSURU、& PLAY BY Stance Punks



2003年07月09日(水)
渚のシンドバッド

RAG AFAIRがピンクレディーを歌っていた。
ピンクレディーの曲は女の人が歌うという固定観念があるので、最初げげっ思ったのだけど、これが結構はまるはまる。
全体的にシャープであま〜い感じに仕上がっている。

そのときは夏の曲をメドレーで歌っていて、「青い珊瑚礁」(松田聖子)「夏のお嬢さん」(榊原郁恵)なんかも歌っていた。
どれもキーの高いものばっかりだ。
メインボーカルの人のキーはすごく高くて音域も結構広いんだねえ。

どっかのプールサイドで、ビキニの女の子たちが後ろで踊っていたよ。
夏なのにボーカルの彼はやっぱり首になんか巻いてたな。

夏の曲で、男性が歌うって言うとチューブの曲やサザンの曲を思い出すけど、なんとなくRAG AFAIRはそういうの似合わない感じがする。
逆にこういう選曲のほうがはっそういうふうにきたか〜。と意外性があって面白いなあ。
思わず食い入るように画面を見つめてしまった私なのだ。

アカペラでこんなふうにやってしまえる彼らはやっぱりすごいと思う。
アレンジしたのは誰だかわからないけど、そのアレンジをきっちり表現できるってとこがやっぱりプロだなあと思うわけなのである。

おかげで泳ぎたくなっちゃったよ。



2003年07月08日(火)
ビータ・ブルース

いつもライブが始まる時。
いつもわくわくどきどきしている。
客席を見回しながら、みんなが同じように興奮していること感じてますます私も興奮する。

ほら、もうすぐ大好きなミュージシャンがステージに現れるよ!

彼らが姿をあらわしたとたん、われを忘れて踊り狂ってしまったり、歌に聞き入って涙を流してしまったりする。

そのときその場にいるほとんどの人たちは、見たことも逢ったこともない人たちばかり。
だけど、同じようにステージを見上げてその人の歌や演奏に耳を傾けてる。
感じているものはみんな違うけど、同じ時間そこにいたという事実はおなじ。
実はこれってとても不思議な体験だよね。
だって、どこかでこのライブに行こうって自分が思わなければその場に立っていることなんて絶対になかったんだから。

何年か経って。(いやべつに、数日後でもいいんだけれど・・・。)
新しく出会った友人や久しぶりに出会った友人と音楽の話になって、そのライブのことを話していて

「ええっ?あのときあそこにいたの〜??」

なんて、お互いびっくりしたりすると、私はすごくうれしい。
お互いこう思いながらあの場にいたんだなんて話が盛り上がってくると、なおさらうれしい。

ライブが終わったとき。
出口を目指す人たちを見ながら、いつか来るかもしれないその日を私は一人想像してくすくす笑ってしまうんだ。

そのときのBGMは決まって「ビータ・ブルース」

「ビータ・ブルース」
MUSIC & WORDS & PLAY BY 鈴木雄大