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セキララな思考。
安井 文
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2002年08月30日(金)
竹富島で会いましょう

今朝こんなニュースを見た。

沖縄の一番南の方にある竹富島で8月28日にBIGINがライブをしたという。
この日、ライブ会場には1,500人の人が集まった。
この島の人口は300人。
単純に計算して島の外から1,200人も集まった計算だ。

この日はほとんどの旅館では夕食なし。
レンタル自転車屋も3時に店じまい。おかげで、島の外から訪れた人達は、歩いて会場まで行かなくてはならない。

「だって早く会場に行って、いい場所取りたいじゃないの〜。」

旅館のおばちゃんもレンタル自転車屋のおばちゃんもにこにこ笑ってそう言った。

ライブ会場は小中学校の校庭。
みんながみんなそこを目指して歩いて行く。
大人も子供も女も男もみぃんなてくてく歩いてライブ会場へ。

そもそも、このライブはとあるお店のおばちゃんがBIGINのメンバーにこういったことが発端だった。

「この島でCDが300枚売れたらコンサートやってもらえんかね?」

軽い気持ちでおばちゃんは言った。
BIGINも軽い気持ちで言った。

「考えてみましょう」

さてそれからが大変。
だって、島にはCD屋さんがなかったから。
そこで急遽、島の観光名物だという牛車を経営しているお店の一角に、沖縄民謡のCDと共に、BIGINのCDが置かれることになった。

そして、CDはなんと400枚を売り上げた!
島の人口は300人だから、単純に計算して2枚買った人が100人もいる。
すごいですな〜。

「こういう波は広がるんですよね・・・。」

BIGINのメンバーはにこにこ笑ってそうコメントしていた。

ライブが決まってから、竹富島ではどこでもBIGINの音楽が日がな一日流れていたという。
あるおばちゃんは三線(さんしん)を弾きながら彼らの歌を歌えるようになったし。婦人会のおばちゃん達は公民館に集まって踊りの練習をした。

「せっかくだから、踊って楽しまなきゃ〜。」

「ライブというよりイベントという感じなので気が楽ですね。」
BIGINのメンバーもワクワク顔でそう答える。

当日は老若男女がライブ会場で踊りまくって大盛りあがり。
小さな子供も楽しそうに踊っていたし、おばあちゃん達もつやつやの肌をしてにこにこ顔で踊っていた。

沖縄では、何かあると近所で集まってお酒を飲みながら踊りを踊って楽しむんだと聞いたことがある。
だからみんな、長生きなのかもしれないねえ〜。

朝からそんな話を聞いて、心なしかわくわく気分で会社に向かった私なのだった。

ああ・・・、竹富島に行ってみたいなあ〜。

「竹富島で会いましょう」
MUSIC & WORDS & PLAY BY BIGIN



2002年08月29日(木)
ウナ・セラ・ディ東京

久しぶりに日本テレビの「歌の大辞典」を見た。
東京オリンピックの年のランキングを紹介するという。

東京オリンピックなんて私は知らない。
だから、今回のベスト10はなつかしいというよりは、おもしろい感じがする。

その中にザ・ピーナッツの「ウナ・セラ・ディ東京」がランクインしていた。
ザ・ピーナッツは、名古屋出身の一卵性双生児の姉妹。(名古屋出身だということは、今回初めて知った。)

彼女たちを発掘したのは宮川泰さん。
「宇宙戦艦ヤマト」のサントラなんかを手がけた作曲家で、日本歌謡界の重鎮。
当時、彼は名古屋に歌のうまい双子がいると聞きつけクラブに聴きに行ったのだという。
そこで舌を巻いた彼は、即、彼女たちに上京するように言ったという。

双子や姉妹というのは、声質がとても似ていることが多いので、ユニゾン(2人が同じメロディーを歌うこと)で歌うと、声が1つに聞こえることもある。
彼女たちは、姉妹デュオの中でも、飛びぬけて歌唱力があり表現力もすばらしいのだ。
J-POPのミュージシャンの中にも影響を受けた人は多く、彼女達のカバーはたくさんの人がしている。

今回ON AIRされたものは、なんと!ジャッキー吉川とブルー・コメッツと競演したものだった。
ブルー・コメッツといえば「ブルー・シャトー」。
当時、GS(グループサウンズ)のバンドの中でも人気のあったバンドで、井上大輔さんも所属していたバンドだ。

クレイジー・キャッツの映画の一こまらしい。

京都風のセットから着物を着たザ・ピーナッツの2人が、純日本風のアレンジをした「ウナ・セラ・ディ東京」を歌いながら出てくる。
日本音階のサウンドでラテン風味のメロディーを歌うなんてそれだけで度肝を抜かれ、私は身を起こしてTVに見入ってしまった。

そこに、ブルー・コメッツのGSサウンドがかぶって、思いっきり高い音で井上さんが歌う。
そして、転調して今度はザ・ピーナッツとブルー・コメッツがハモッて歌う。
曲の雰囲気はそこまでで3回も変わった。
残念ながら、そこで時間切れとなり最後まで聞くことは出来なかった。
映画、探してみなくちゃ。

出演ミュージシャンの歌のうまさもさる事ながら、アレンジの細かさに当時の歌謡曲の技術のすごさを改めて感じてしまった。

私が高校生の頃から、作り込みすぎの歌謡曲を嫌う風潮が広がって、歌謡番組が姿を消し、アイドル歌手もいなくなってしまった。
それがとても寂しかったけれど、最近、歌謡曲大好きつんく♂ががんばっているので、密かに応援してしまっている。

この頃が戦後歌謡曲の全盛期だったのかな〜と「ウナ・セラ・ディ東京」を聴きながら思いをはせてしまった。

「ウナ・セラ・ディ東京」
MUSIC BY 岩谷時子、WORDS BY 宮川泰、PLAY BY ザ・ピーナッツ



2002年08月23日(金)
老いぼれ犬のセレナーデ

1日が終わってねぐらを目指す。

すっかり日の落ちた空には見事な満月が浮かんでいてこちらを見ている。
ぼんやり霞がかった空の光景に感覚がずれて行く。

疲れた心が窓の外の喧燥を締め出しぼんやり音の消えた空間が私の周りを包む。
窓の外の風景がストップモーションのようにゆっくりと過ぎて行く。
非日常的な感覚にとらわれ、現実感が失われて行く。

車のスピードの中から見上げた工場の煙突から吐き出される煙が止まって見える。

とても微妙な感覚。

ずいぶんとリラックスしているようだ。
自覚して苦笑い。

車の中、ゆったりと流れるこのメロディーのおかげだね。

誰かに教えたいこの感覚。
でも、誰にも伝わらないこの感覚。

知らず忍び笑いがあふれ、幸福な気持ちがゆっくりと染み渡った。


「老いぼれ犬のセレナーデ」
MUSIC BY 中納良恵 & 森雅樹、WORDS BY 中納良恵、PLAY BY EGO WRAPPIN'



2002年08月22日(木)
Let it go!

昨夜久しぶりにハモネプに遭遇。
あまりまじめに見ていなかったんだけど、新たにハモネプ出身のアカペラグループがメジャーデビューすると言うのでチャンネルを固定。

彼らの名前はチン☆パラ。

変な名前〜。
でも、いわゆるアカペラのイメージからすると結構ロヶンロールな感じで、私は面白いなと思った。
この番組からはすでにRAG FAIRというアカペラグループがデビューしている。
な〜んかやさ顔(優しそうな顔)の青年が6人くらいでさわやかなハーモニーを聞かせてくれちゃう。
なんでも、オリコンチャートの上位を獲得したらしい。

このグループとは全然イメージが違うので対比すると興味深い。

チン☆パラの方が、リズムボーカルとベースボーカルのリズム感があって音程もしっかりしているので、私は聴きやすいな。

でも、意地悪ないい方をすれば、どっちのグループもTVであれだけ盛り上がってて売れないわけがない。
メジャーデビューするくらいだからなかなかのテクニックを持ってはいると思う。
でも・・・。

長い目で見た時どっちが残るんかなあ〜。
それとも単なるブームなのかなあ〜。

という点で、彼らの行く末が結構心配だったりする。
ラップにしてもアカペラにしても、私にとっては硬派なイメージがあって最近のムーブメントはちょっと理解に苦しむ。

まあ、異文化をなんでも自分達で消化してしまえる日本の若者は、すばらしい感性を持っているとは思うんだけど・・・、やっぱりちょっとわからん。

SSTVから絶え間なくラップが流れているのを聴くにつけ「ああ、日本も荒れてきたなあ・・・。」と思ってしまう私は、すでにばばぁなのか・・・?(アカペラとは関係ないけどさ。)

とにかく、もう少しベースとリズムを聴かせてよね〜。
たとえアカペラだって言っても。

でもとりあえず、チン☆パラの健闘を祈る!

「Let it go! 」
MUSIC & WORDS BY (--sorry unknown--) 、PLAY BY チン☆パラ



2002年08月21日(水)
NERVOUS BREAK DOWN

長唄、狂言、浄瑠璃、歌舞伎・・・・

こういうのって、たしか庶民がなんか楽しいことないかなあ〜といろいろ試して生まれた音楽や娯楽じゃなかったっけ?
やさぐれた町民が思いつきで始めたものもあれば、すごい歴史のあるものがしゃれで庶民向けに改良されたものもある。(体制になじめなくてドロップアウトした人達がちょっとジョークも込めて作ったって感もあるらしい。)

それがものすごい歴史を持つようになっちゃって・・・。
残念なのはそれが普段の生活と完全に違う場所に置かれちゃってること。
格調高すぎて(値段も高すぎて)神棚に飾っておくしかなくなっちゃった〜。

もったいないよね・・・。

いいものたくさんあるし、いいミュージシャンもたくさんいるのに。

クラシックはともかくとして、ジャズだって、シャンソンだってさ、その時々の不良少年少女がすばらしい感性で作り上げたんだってことを音楽の先生は教えなくちゃ〜だめだ。
歌謡曲やフォークソング、ロックやブルース、ラップ・・・こういうものと大差はないんだよ。

クラシックだからいい音楽。
流行歌だからよくない音楽。

な〜んて、考え方はかなり不自然!!
そんな不良が作った音楽をハイソサエティなものとして神棚に飾るのって、私は何だかおかしい感じがする・・・。

教科書通りの説明はお勉強でしかない!
音楽は感じなくちゃ意味な〜い。
きれいなところだけ見せてもしょうがな〜い!!。

世の中はきれいなものばかりじゃない。
きれいなものは、みんながきれいじゃないと思うところから生まれてくることもある。
それに、見方を変えればきれいじゃないものもきれいに見えてくることもある。

それって、かなり刺激的な体験だと思う。

そういう機会をたくさん持ちたいね。
だって毎日の生活は息苦しくって逃げ出したくなることもあるもん。

だから、たくさん音楽を聴こう。
きれいなものもそうじゃないものも!
そして、ストレスなんか吹き飛ばしてしまえ〜!!

好きならそれでいいんだ!!

「NERVOUS BREAK DOWN」
MUSIC BY 森雅樹、WORDS BY 中納良恵、PLAY BY EGO WRAPPIN'



2002年08月20日(火)
ヤキトリ天国

実は今回の今治ではもう一人強力なミュージシャンに遭遇したのだ。

しかも、本番ライブを上回るほどのノリを見せた打ち上げでのセッションは、私の人生の中でベスト3に入る素敵な出来事だったのだよ〜。

これだから音楽はやめられないっ、改めて思う私なのだった。

ライブ後、打ち上げの1次会はライブ会場のJAM SOUNDSで行なわれた。
心尽くしのおいしい料理が目の前に現われて大感激!ほんっとおいしかったの、これがっ!

わざわざColorsのために準備をしていただいたことを知り、RyoichiさんはじめBiLgEの皆さんの心遣いに八千代さん、田川くん、My Showさんとともに本当に感謝です。
ほんと、こんなに大歓迎していただいたことは忘れられません。

また、今治に行きたいと思います!

その1次会の終わり、Jun Junさんがにこにこしながらすごいものを見に行こうと言われました。
八千代さんと田川くんもなんかちょっとみょーな感じ。
場所を移して2次会というのはみんなの雰囲気で分かったんだけど、なんかみんなくすくす笑ってなにがすごいのか教えてくれないっ!
頭の中に”?”をいっぱい飛ばしながら車に乗り込んだ。

RyoichiさんとTanさんは翌日の予定のこともあり、残念ながら2次会には来られなかった。お話したかったんだけどな〜。
Gekiさんも「行くからっ!」と言いつつどこかへ行ってしまった。あれれ〜?
なんだかちょっと残念な気分・・・。

いやっ!それでも2次会へいくのじゃ〜。

Jun Junさんの先導で向かった先は宿泊予定の旅館から割と近い場所で、”ブリキのがちょう”というワンショットバーだった。
出迎えてくれたのは・・・。
和風な帽子を頭にのせ、鼻の下に髭を貯えている小柄な男性。
谷村新治さんによく似ています。でも、中身は全然違います〜。
彼の名前は、三宅富喜さん。

う〜ん。見たことあるような気もする・・・。
そう思いながら席につき、早速乾杯。

そっそこで私はすごいものを見てしまったのだっ。
三宅さん(みんなは三ちゃんと呼んでいる。)の手には、ビールが注がれた中くらいの大きさのロックグラスがのっている。
三ちゃんはそのグラスをがっぽり口に押し込んで上を向いてビールを一気飲みしたのだっ。TVでビンコーラを一気飲みするのを見たことがあるけど、グラスビールを一気飲みする人を初めて見・・・・!!いや、初めてじゃないぞ〜!

思い出したっ!
この人はビールのジョッキで一気飲みしていた人だ〜!!

・・・2年ほど前。
広島で国民文化祭という大きなイベントがあった。
そのイベントには各都道府県から選ばれたバンドが参加していて、Colorsもヤマグチケン代表として参加した。
私は完全にお客さんとしてそのイベントを見にいった。(ゲストがCharさまだったし。)その時、愛媛県の代表として三ちゃんがBiLgEのメンバーを従えて出演していてすばらしいパフォーマンスを繰り広げたのだ。
そう!その時ステージ上でジョッキを口に押し込んで一気飲みをしていたのが三ちゃんだったのだ。そのことを私は突然思い出した。

そうそう!なんかすごくノリのいい、かっこいいサウンドだった。けど、なんかおもしろい歌だったよね〜。

なんてひとりで考えていると、三ちゃんはひとしきり田川くんや八千代さんに歓迎の言葉を述べたあと、早速ギターを取出しうたい出した。
なんとなく浪曲師のような歌声なんだけど、それがまたいい雰囲気を作ってるんだな〜。この人も貴重な”うたうたい”と見た。

歌ってる最中もじーっと見つめたり、自分で合いの手入れたりでその表情がおかしくってみんな笑いが止まらない。お腹の皮がよじれそ〜。

そして彼の口から”ヤキトリ”って単語が出てきた。
あっ!思い出したっ!
そうそう「ヤキトリ天国」歌ってたレゲエっぽいいでたちしてた人だ〜!

国民文化祭にいく数日前、私はズームイン朝で今治市にはヤキトリ屋がたくさんあるんだという特集を見たばかりだった。今治のヤキトリは他のところとちょっと違うらしい。
なんでもおやつ代わりに食べるほどだとか。
とにかくヤキトリ屋がたくさんあるってことだった。
お肉の中では鶏肉が一番好きな私はそのニュースを見ながら、「いいなあ〜私も今治に行ってみたいなあ」と思ったのだった。(そんなこと未だに覚えている自分にビックりだけどさ。)

その「ヤキトリ天国」を三ちゃんが目の前で歌ってるっ!
うおおお、すごいぞ〜。

とにかく三ちゃんは歌っている時の表情がいいんだ。
モー目が離せないっ!
時々私の目をじーっと見ながら名前を呼ばれたりして、なんだかわからないが妙にむずむずしたり。すごく味のある人だ〜。
「一回見たら忘れられない顔よ〜」と八千代さんが言っていたんだけど納得です。

う〜ん。
Boogie Houseでライブを見たことのある加川良さんと同じような匂いを感じるのはなぜ何だろう〜。
一度、Boogie Houseにおいでください。
ぜひそのライブを徳山の人達にも体験してほしいっ!
BiLgE来徳の際はぜひごいっしょに。なんて。

ビールでいい気分の三ちゃんは、ゆらゆら揺れながら歌います。
時々、話し出しては女子高生のようにぷーっっと膨れた顔をするんだけど、それがなんか妙に可愛かったりして。とにかく笑いが止まらない。
あれだけ笑いどおしだったのは久しぶり?いや、多分生まれて始めてだったと思う。
とにかく楽しい。

次々出てくる歌も私のお気に入りの曲ばかり。
すごいすごい〜!
多分この時の私は女子高生のようにきらきら目をしていたことでしょう〜♪

三ちゃんの歌&話術を堪能しているとなんとGekiさん登場!
思わず八千代さんと大喜び。
実は八千代さんはすでにGekiさんの指先の魔術にかかっていて片思い中。

彼の包容力のあるキーボードに包まれて歌いたいっ!
ぜひ!
お近付きにならなくてはっ!

と1次会の帰り際に呟いていたのだった。

うんうん!分かるよ〜その気持ち。
ぜひぜひそれは実現しなくてはっ!

と私もいきまいていたのでした。(関係ないくせに〜(苦笑))

壁に掛っていたCASIOのキーボードを取り外し、それをGekiさんの前に据えます。
実を言うとGekiさんはちょっとしたことから右腕が筋肉痛と腱鞘炎になっていて、腕中シップ薬だらけだ。
1次会の時は、ビールのジョッキを右手で持ち上げるのもままならないくらいだったんだけど・・・。
でも、目の前にキーボードがあったらどうしても弾かずにおれないらしい。
根っからの鍵盤弾きなんですね〜♪

田川くんにもギターが渡され、あっという間にセッションバンドの出来上がり!

残念なのはせっかくJun Junさん、My Showさんがいるのにベースとタイコがなかったことですね〜。今度は持参で行きますか??

1曲終わると休むまもなく三ちゃんは歌い続けます。
それに合わせて八千代さんも歌う〜。
田川くんとGekiさんもそれに合わせて楽器を奏でる〜♪
絶え間なくだらだらと宴は続いた。

ちょっとブレイクしてお手洗いに行ったらい〜っぱいポスターが貼ってある。
その中に五十一(ISOICHI)さんを発見。(「風のBluse」参照)
おおおっ!すごい〜こんなところに・・・。
あー、でもそういえば、三ちゃんと五十一さんって感じが似ているところがあるなあ〜なんて思いながら席に戻ると・・・。

な、なんと!「色彩のブルース」が三ちゃんの口から紡ぎ出されているではあ〜りませんかっ!
こんなうれしいことはないっ。
思わずうれしい悲鳴を上げてしまった私です。
だって、EGO WRAPPIN'今ハマッてるんだもんっ!

でも、あの完璧なまでに作り込まれた感のある「色彩のブルース」を三ちゃんとGekiさんは見事にモノにしていたのだ。
これはすごいっ!
三ちゃんのような声の男性が歌うとこれまた違う色が見えてくる。
まーさーにっ!”鉛の指が奏でるブルース”ってね!
Colorsの面々に「色彩のブルース」を聞かせたくてしょうがなかった私はうれしくてしょうがなかったのであります。

みんな同世代なので出るわ出るわフォークの名曲が。
松田聖子さんの「Sweet Memory」まで出てきちゃって・・・。
Gekiさんのキーボードでうっとりしながら歌う八千代さんは心なしか幸せそうでした。

そんなこんなで宴は、文字どおり夜が空けるまで続いたのでした・・・。
生でお知らせできないのがほんっとーに残念。
こんなおいしいセッションはなかなかありやせんで〜だんなっ(笑)

楽器なしの上にシラフで朝まで付き合ったJun Junさんは、翌日は私たちをおいしいうどんを食べるツアーに連れていって下さいました。
さすがうどん通のJun Junさんのチョイスに外れはありませんでした。
まだまだ食べられそうだったんだけど、時間がねえ〜。残念ですぅ。

また次の機会もよろしくお願いしますね〜。
(ヤキトリも食べたいな〜♪なんて)

そして私たちは、Jun Junさんに別れを告げ、瀬戸大橋を渡って帰路に着いたのでありました。

「ヤキトリ天国」
MUSIC & WORDS & PLAY BY 三宅富喜



2002年08月19日(月)
HIGHWAY STAR

「Journey In My Heart」の中にそのまま書いちゃうつもりだったBiLgEとCcolorsの競演。でも、大変なことになっちゃったのよ〜。

実は。
競演は「Stand by me」1曲の予定だった。
どちらのバンドもプロなので打ち合せは口頭でキーを決める程度。

ところがどっこい本番になっちゃったらMCでなにを口走るか分からない八千代さん。
言ってしまったのだ・・・。

「HIGHWAY STAR!!」

ってね〜。

普通ならそこでずっこけて終わりなんだけど・・・。

My Showさんがにこにこ笑いながらカウント打ったら、田川くんがイントロ弾きはじめちゃった。ま、この2人は前日のライブで演奏済みだったからなあ。
でずっこける前に、BiLgEのギター&ボーカルのRyoichiさんがいち早く田川くんのギターに絡んできたっ!
その横でベースのシカちゃんはにこにこ笑いながら「出来ん出来ん」といった風情で手をひらひら振っていたにもかかわらず、Ryoichiさんが走り出したとたんにひきはじめたのである。(あきらめ?)
キーボードのGekiさんなんてぎゃははと笑いつつ涼しい顔をして弾いてる〜。

打ち合せ一切なしよ〜!!

ええええ?まじ〜?と私は内心思っちまいました。
こりゃ大変だ〜!
なんて思いながらにたにたしていた私は踊っちゃってました。
だって楽しいんだも〜ん!

今治のお客さんはとにかくノリがいいっ!
ほとんど総立ちで前の方に繰り出してこぶしを振り上げてるっ!
誰一人この「HIGHWAY STAR」が世界一デンジャラスだとは気がつかないっ!
ううむ・・・・、これがプロってやつなのね〜ん。

後で聞いたらステージではそれぞれが冷や汗ものだったらしい。
そりゃそーだ。
いくらなんでも打ち合せ一切なしってのはないでしょ普通。

終わった後はみんなぜーぜー。消耗が激しかった模様。
さーて、じゃ、次こそは打ち合せどおり??
なんて思っているとまたまた始まっちゃいました・・・今度は「Johnny B. Goode」!!

重ねてまじっすか〜??

Ryoichiさんがすかさずイントロを弾きはじめて、BiLgEのメンバーがそれに続く。(いつもやってるのかな〜?)My Showさん、やっぱりにこにこ笑いながら何の戸惑いもなくリズムを刻みはじめた。
この時、Colorsで一番順応が早いのはMy Showさんなのではと思った。
田川くんもそれに続く。
八千代さんは戸惑いの色を一切見せないでRyoichiさんの歌に絡む。

・・・・まじですごいっちゃーこれっ!

この日ライブに来ていた人はホントウにラッキーでしたよ。
普通、こういうプロフェッショナルな方々は本番ここまで無謀なことはやりません。
・・・・多分・・・としておこう。

怒涛のようにソロ合戦が繰り広げられ、あれよあれよという間に「HIGHWAY STAR」以上にデンジャラスな「Johnny B. Goode」が終わった。

・・・すっすごすぎ。

その後ほんっとーに最後の事前に打ち合せ済みの「Stand by me」はゆるやかに展開して、ちょうどクールダウンって感じ?

まったく、皆さん無謀すぎますっ!
会場の一番後ろ(実は一番いいポジション)で踊り狂っていた私は思ったのだった。

すばらしいミュージシャン達に感謝っ!

2002年8月16日(SAT) Colors vs BiLgE (at JAM Sounds 今治)
「HIGHWAY STAR」
MUSIC & WORDS BY Ritchie Blackmore 、PLAY BY (BiLgE - 1) + (Color)



2002年08月18日(日)
Journey In My Heart

熱狂したBiLgEの後は、われらがColorsのライブ。
まずは八千代さんと田川くんのアコースティックバージョン。

夏は必ず聴きたい「サマータイムブルース」から始まり〜。
なんか本当に今回はO-Kay時代に良くやっていた曲が多い。
そんな過去のことばっか思い起こしていてはいけないんだけど、やっぱりなつかしいんだよねえ〜。
私的には八千代さんにはやっぱりこういう雰囲気が合うような気がするんだよね。
(でも、これは私の好みだからなあ〜。)

それにしても今回は、田川くんのギターがなんかすごく変ったように感じる。
早弾きは前以上なんだけど、なんかこー叙情的というかなんというか・・・。
うん、とにかく違和感がない感じだ。
いいんじゃないか〜い♪

八千代さんの歌は変らないんだよなあ。
初めて彼女の歌を聴いてから約10年が過ぎようとしているんだけど、やっぱり彼女のようなタイプの女性歌手ってなかなか出会わない。
サービス精神がとにかく旺盛。

歌を生業にしたいと思う人は多いけど、”うたうたい”っていうのは、多分、生まれたときにそう生まれてるんだと思う。
私にとって、八千代さんは数少ないそう思える人のひとりだ。

選曲は昨日とほとんど変らないけど、山さんがいないのでかなりシンプル。
でも、田川くんが弾きまくってる。

「チェイサーに缶コーラ」では、Ryoichiさんが飛び入りっ。
これはリハ中に突然Ryoichiさんがだだだーっとステージに飛び乗って後ろ向きで弾いていたストラドの音がすっごくよかったので、八千代さんからのお願いで本番で再度実現。本番でもRyoichiさんと田川くんのギターが程よく絡んでホントええ感じでありました。
うっほほ〜い♪
だって大好きだからこの曲っ!

つらつらつらっと、主に2人の漫談(!)を中心にライブが滞りなく終了。

さささっとBiLgEのJun JunさんとMy Showさんがステージに登場。
バンドなColorsの始まり〜♪

昨日もやった「BORN TO BE WILD」
今日はまたスピードも雰囲気も全然違う。
昨日のもいいけど、今日のも絶品っ!
ベースが変るとこんなに雰囲気が変るもんなんだ〜。
なんかうれしいぞ〜。

度肝を抜かれたのはColorsオリジナル曲の「Journey In My Heart」
田川くんがボーカルを取る傷心旅行の歌。
草原を超低空飛行で巨大な鳥が飛んでいくような壮大なスケールっていうイメージがあります。
正直言って今まで聴いた中で一番よかったのだ〜。
Jun Junさんのベースは最高!
もちろん彼は事前に音取りをしていたんだけど、この人は多分、雰囲気まで取り込んじゃえる人なんだと思った。
初めて合わせたのにまるで前からのメンバーのように曲の雰囲気を取り込んでいて、ぜんぜん違和感がありません。
しかも、これは後から聴いたんだけど、打ちあわせたキーと違うキーで曲が走り出してしまったので、Jun Junさんはあせったそうだ。だけど、見ている限りではそんなこと全然分からなかった〜!!
プロですよっプロっ!

My Showさんもにこにこ楽しそうで、もしかしたら太鼓も叩きやすかったのでは?
ライブ後、Jun Junさんは、My Showさんのドラムスはとても弾きやすい。とにこにこ顔で話していました。

とにかく!
練習なしのリハ1回とは思えないくらいの息の合いようにメンバー自身もびっくりしていた。それを体験できた私はどえらい幸せもんだ〜!

ぜひぜひまた競演してほしいと会場の一番後ろで踊りながら私は思ったのだった。

2002年8月16日(SAT) Colors vs BiLgE (at JAM Sounds 今治)
「Journey In My Heart」
MUSIC BY 田川ヒロアキ、JAPANESE WORDS BY 中村八千代、ENGLISH WORDS BY Allan Massie、PLAY BY Colors + Jun Jun



2002年08月17日(土)
COME OUT TONIGHT

BiLgEはどんな音出すバンドなんだろう?
とにかく夜が待ち遠しかった。

初めて体験するBiLgE

今治で活動しているBlues & Funkバンドで、ボーカル&ギター担当でバンマスのRyoichiさんを中心にベースのシカちゃんことJun Junさん、キーボードのGekiさん、ドラムスのTanさんの4人で構成されている。
年齢的には八千代さんと同年代でだいたい30代中ばから上の方ばかり。

リハ中ステージに4人がセッティングした瞬間。
オーラを感じてしまった。
なんかちょっとすごいかもこの人達・・・って感じ。

出てきた最初の音には一気に鼓動が跳ね上がったねっ。

いや〜かっこええ〜っっっっ!

Tanさんのリズムはタイトでそれに合わせて出てくるJun Junさんのベースが想像していたのよりしっかりした音でびっくりしつつすでに虜になってしまった。
いや〜ん。好きかもぉ〜この音〜!!
瞬時にアドレナリンが放出されるしまつ・・・。

Ryoichiさんのギターからは見た目からは想像できなかった太くて男っぽい音が出てきた。声もハスキーで色っぽいっ!ドスが効いているというのか・・・あの声で言われたら、「うん」と頷いてしまいそうな雰囲気を持っている。(なにに頷くんだか・・・。)
歌詞はものすごくストレートで聴いていてなんかどきどきしてしまった。
別に私に向かって歌ってるわけでもないのにねえ〜(ばか??)

Ryoichiさんとの掛け合い漫才(?)がなかなかはまっているキーボードのGekiさん。
ところがどっこい!いざキーボードに向かうと人が変ったのか?と思うくらい繊細なメロディーを奏でます。これには鳥肌です。
歌の最中はそれに寄り添うようにひっそりとバックに徹し、いざソロになるとこれでもかっ!これでもか〜っと右手が繊細に動き回る。
うあ〜かっこええずら〜。

それもこれもリズム隊であるTanさんとJun Junさんのタッグがしっかりしているからだろうなあ。
Tanさんは優しい顔をしていらっしゃいますがなんというかオーラが違う感じで私はとてもじゃないけど声をかけられませんでした。(あ!でも、ズームインスーパーに出てくる辛坊治郎さんに似てますね〜なんて失礼な事を言ってしまった・・・。)
Tanさんのリズムは重くなく軽くなくあまり細かい小細工をしない感じに聞こえました。リズム感がすばらしいので、他のメンバーは安心してそのリズムに身を委ねられるのではないかなあ。
Jun Junさんは細身の見かけと人懐っこさからは想像できない太い音を出します。あんなに自然にさりげなくチョッパー奏法する人を初めて見ました。かなり細かいベースラインを弾いているように感じましたが、やはりリズム感がすばらしいので安心してその波に揺られてしまいました〜♪

残念ながらBiLgEの曲のタイトルが分からないし、曲の雰囲気を伝えるボキャブラリーも貧困なためこれ以上の表現が出来ないっ!

私的にはちょっとなつかしい雰囲気を持っているサウンドでありました。
(なぜだかSHOGUNやクリエーションを思い出しました。)

そういや〜超衝撃を受けた1曲がありましたっ。
ジャニスジョップリンの「SUMMER TIME」
あまりにアレンジが違うので最初分からなかっただけど、分かってから鳥肌立ってきたっ。だってすごい〜まるでオリジナルみたいっ!
アレンジがすばらしいっ!

いるじゃないですかっ!カッコええバンドがっ!
いや〜、まだまだ知らないことが多すぎる〜。

アンコールのバラード「COME OUT TONIGHT」を聴きながら、出来ればBiLgEと天才トノサマバンド(鈴木雄大さんのバンド)を並びで聴いてみたいものじゃ〜と欲張りな私は夢想してしまうのであった・・・。

とにかくっ!まずは徳山上陸を!


BiLgEについて知りたい人はここへGO!
BiLgE Sound Top

2002年8月16日(SAT) Colors vs BiLgE (at JAM Sounds 今治)
「TONIGHT」
MUSIC & WORDS BY Ryoichi Murakami、PLAY BY BiLgE



2002年08月16日(金)
サマータイムブルース

熱狂のうちに終わった15日のColorsライブの翌日。
私はColorsの面々と共にしなまみ街道を渡り愛媛県は今治市に来ていた。

会社のお盆休み。
どうせ寝て過ごす予定だった私は、久しぶりのツアー(!)参加にワクワクだ。

今治到着後、喫茶店で待っているとBiLgEのベーシスト シカちゃんことJun Junさんがにこにこしながら迎えに来て下さった。
なぜシカちゃんなのかというと、実はJun Junさん・・・スガシカオさんそっくりなのだ〜。(最近は森本レオさんに似ているともいわれるらしい。それもなっとく。)
命名は八千代さん。
顔は見知っていたんだけどお話をしたことがなかった私は、ちょっと緊張していたのだが、Jun Junさんの人懐こそうな笑顔につられて人見知りすることもなくお話することが出来た。

一応お手伝いの名目でついていったのでリハーサルも見学することが出来た。
こよいのライブハウスはJAM SOUNDS。
ライブ会場は2階なのだがどうやら予定が押しているらしくしばらく楽器店の中を堪能することが出来た。
楽器店(CDも販売している)は1階。なかなか掘り出し物のアナログ盤なんか置いてあってびっくり。
スタジオも完備されているので、バンド小僧がわらわら出入りしている。
建物の外からはそんなものがあるようには見えなかったので後から聞いてびっくりした。
しばらくするとライブ会場が空いたので、ワクワクしながら階段を上る。
入り口はまるで公共のホールみたいな佇まい。
何処のライブハウスでも同じだけど、ここでもドアを開ける瞬間はどきどきした。
どんなことが待ち受けているのかってね。

ドアの向こうは、広々と広がるホール。
想像していた以上に遠い場所にステージがある。
何人くらい入るだろうか?
オールスタンディングで200人くらいは入れそう?もっとかな?
防音施設としては1級のランクをもっているそうだ。
ステージ奥にトイレがあるんだけど、そのトイレのダクトからでさえ音は漏れない設計になっている。
なんでもこのライブハウスを作った方が(どこかの会社のえらい人らしい)ドラマーでどうしてもこういう施設がほしかったのだそうな。
あとはここにもう少しライブハウスとしての色気が加わるといいんだけどな〜とキーボードのGekiさんが言っていた。
ホールの一番後ろの角には、半階分上がった場所にPA専用ブースがある。
とにかくすごい施設だ。

ステージは高さが60cmくらいか。大股で無理すればよっこらしょっとのぼることが出来る。ステージ上はさらにひな壇が2段ほどあって一番高い位置にはドラムセットが組んである。あとからMy Showさんが言うことには、ライブ中ちょうどドラムスのところにエアコンの涼しい風が吹いていたので快適だったそうだ。もしかして、それを考慮して設計されていたのかもしれないねとMy Showさんと八千代さんが話していた。

そのステージではGパンに白のタンクトップを着たかなり細身の男性が忙しく立ち働いている。左の耳にはシルバーのピアスが揺れていて、チョットばかし思考も行動もスローモーな私は、余りの俊敏さに見とれてしまっていた。
(いや実はその後ろ姿がちょっとベンジーを思い出させたってのもあるんだけどね〜(苦笑))
八千代さんはその人のことを山本恭司と呼んでいた。
おおっそう言われれば似ている〜!
その人が実は、BiLgEのバンマス Ryoichiさんだと分かるまで恥ずかしながら少々時間が掛ってしまった。
なぜなら、一番よく動いてColorsのセッティングの細かいところまで配慮して下さった方だったのでスタッフだと思ってしまったのです。(Ryoichiさんごめんなさい。)

Jun Junさんは一人静かに機材を運び込みもくもくとセッティング。
ケースから取出されたベースはピッカピカに磨かれていて、余りの美しさに私は見とれてしまったのである。自分ちの埃被ったベースを思い浮かべ、見習わなくちゃねとちょっと反省。

ぼんやりステージを見つめていたら大きな白いキーボードが運び込まれた。
左腕にシップ薬をズラーっと並べて貼ってある大柄な人とちょっと小柄な人が運んでいる。大柄な人はキーボードのGekiさんで、もうひとりがドラムスのTanさんだった。

Gekiさんは最初、岸辺四郎さんに似ているなあと思っていたんだけど、プールで小学生に「石田靖さんですか?」と声をかけられたことがあるといっていて、そう言えば似ているなあと納得。黙っていると怖いんだけど、喋りだすとなぜだか急に石田靖さんになります(笑)

Tanさんはさいごまでどんな人なのか謎な人だった。
やさしい感じなんだけど、ちょっと近寄りがたい感じだったので、声をかけられません〜。やっぱりちょこまかと動いていろいろ準備をしている人でした。

昨日とは打って変わって、リハの時点でかなりプロフェッショナルな雰囲気が漂っていた。

Colorsのリハ中ちょっとしたおいしいことが起きて、それはそのままColorsのライブで再現されることとなった。
これがかなりいいんだよ〜♪
ふと振り向くと女の子が3人呆気に取られてステージの八千代さんを見つめていたのが印象的だった。

ふふふふふ、これはひょっとして今日のライブはいただきか〜??
内心ほくそえむ私なのだった。


「サマータイムブルース」
MUSIC & WORDS BY (--sorry unknown--)、PLAY BY Colors



2002年08月15日(木)
DRINKER

お盆真っ最中のライブ当日。
Jack Bluesに到着するとすでにメンバーはセッティング中。
危うく私は遅刻するところだった。

今日は2部構成らしい。
1部では徳山の名ギタリスト 山さんをフューチャリングしたアコースティックなライブ。休憩をはさんだ2部では、ローカルTV音楽番組のMJでおなじみのカグセンさんがベース、彼の奥様であるよしみちゃんがキーボードで参加するハードロックなライブ。

どちらもわくわく楽しみだ。

前日の電話で八千代さんが「あんたのために選曲したよーなもんよ。」なんて言ってくれていたので期待度はますます大っ!
ライブのことを知らせてくれたフィリップ23は最前列、田川くんの前でライブの始まりを今か今かと待ち構えている。

私はJack Bulesでは一番お気に入りの一番後ろの大きな机に陣取る。そこではハードロックなライブに出演待ちのスーパーテクニシャンドラマーMy Showさんが準備運動をしていた。(彼こそは八千代さんの愛するダーリン♪)

なんでも八千代さんもMy Showさんも直前まで風邪でダウンしていたらしくちょっとぼんやりした感じだった。
そんなんでライブは大丈夫なのかっ??

ってなことを考えてたら、ライブが始まった。

山さんを交えたColorsはほんのりBAHO風味。
音までなんかBAHOっぽい。
BAHOというのは、かの有名なスーパーギタリスト Charさまと関西のギター仙人(と勝手に命名させてもらっている)石田長生さんのアコースティックブルースのユニットで、山さんもColorsも(関係ないが私も)大好きなバンド。
今夜はどうやら田川くんがCharさま、山さんが石やんらしい。(う〜ん、ちょっと太めの石やんだわ。)
O-Kays時代からずっと歌い続けているナンバーが目白押し。
今日は八千代さんの青春を歌でつづるステージらしい。
その中でも絶品はやはり「それはスポットライトではない」だろう。
オリジナルはロッドスチュアートだけど、実を言うと私は彼のオリジナルは1度しか聴いたことがない。
だから、私にとってこの曲は八千代さんの曲なのだ。
訳詞は浅川マキさんで、金子マリさんがそれを歌っているのを聴いたことがある。
それもまた味があっていいんだけど、わたしはやっぱり八千代さんだな〜。
そして、O-Kaysのライブでは必ず盛り上がっていた「チェイサーに缶コーラ」
偶然から生まれたこの曲だけど、単純な構成なので何処でもだれとでもすぐに出来ちゃう名曲。イントロだけでアドレナリンが出始める。
意外とアコースティックもイけるな〜と思ったのがColorsのナンバー「Drinker」
この曲はColorsの人気ナンバーで私も大好き。
オリジナルナンバーはハードなアックテンポの曲で、田川くんのロックギター炸裂の1曲である。
今夜はドラムスなしアコギ2本のバージョン。
ドラムス、パーカッションなしのアコースティックバンドは、ギタリストのリズム感に掛っているといっても過言ではない。
全体的にリズムの主導権を握っているのは、田川くんのギターでそのリズムはしっかりしているのでアコースティックにもかかわらずスピード感あふれるアレンジに大変身だ。
そのリズムにのせて山さんも楽しそうに弾きまくっている。
久しぶりに聴く山さんのギターはやっぱ最高!

そうそう!なかなか憎かったのは、八千代さんのギターソロ。
お盆テイストななかなか素敵な演出。(本当は、とっさに出てきたアドリブ?)
般若心経だっけ、あれ?

そんなこんなであっという間に1部終了。
お酒も入ってほわわ〜んとした気分。
八千代さんのお土産の焼酎に誘われてライブにやってきているBoogie Childのベーシストの島村さんとしばし雑談。久しぶりに会うのでうれしいな〜。

2部では山さんと入れ替わりにカグセンさんのベースとよしみちゃんのキーボードが入る。
カグセンさんは背が高くて足が長い。大きなベースが小さく見える。
ベーシストとしては理想的なシルエットを持っていると私は思っている。
彼がステージに立つだけで雰囲気が変るような気がするんだ。
よしみちゃんはピアノの先生をしていたこともある人で、几帳面な音を出す。
今は広島を中心に活動しているババーズという女性3人のコーラスが素敵なソウルフルなバンドのキーボーディスト。
田川くんはレスポールに持ち替え、八千代さんもアコギを置いてスタンドマイクの前にセッティング。毎床さんもドラムスにセッティングして合図を待っている。

「BORN TO BE WILD」
うおおお。かっこええぞ〜。ステッペンウルフの名曲!
ちょっとゆっくり目のリズムがなんかすごく重た気な感じでいいな。
目の奥にかの名作「イージーライダー」の一場面が浮かぶよ〜。

そういえば、今日久しぶりに会ったJACK BLUESのマスター卓さんはちょっとデニス・ホッパーに似ている。(と、山さんに言ったら「○げ方が似てるだけじゃろ〜」と言った。)
客席は妙に静か。
なんというか、しらけているわけではなくてその演奏のすごさにみんな聴き惚れている感じなのよ。
その証拠に曲が終わった瞬間の歓声のすごいこと。
隣りで島村さんが「My Showくんはすごいの〜。」と嬉しそうに肩を震わせて笑っている。そうそう!私もそう思うわけよ〜。
本人もとても楽しそう!

気心の知れたメンバーだけにライブはなんとな〜くゆったりムードで進む。
突然八千代さんがアカペラで歌い出す。
あ!「ベンツが欲しい」だっ!とするとこの次は・・・。

「MOVE OVER」!!
やっぱりね〜。この並びなかなか心憎い演出ではないですか!
でも、「MOVE OVER」以外のジャニス・ジョップリンのナンバーを歌う八千代さんは初めて見たぞ〜。なかなか鳥肌ものだ。
その後もなつかしいナンバーが目白押し。

残念ながら全部のセットリストを覚えていないので、それを含めたレポートが近々田川くんのホームページ(FretPiano)へ公開されるのでそちらのほうをぜひみてほしい。
こちらとは違った視点でフィリップ23がすばらしいレポートを書いてくれる予定だ。

さて、さてステージではすでにアンコールが掛っている。

メンバーがステージからはけるよりも早くアンコールが掛っているので、メンバーもそのまま(笑)
そこに山さんが加わって、最後のおお暴れ。
曲は「HIGHWAY STAR」DEEP PURPLEだ〜!
おおおお、山さんがとぉっても嬉しそう。
ここぞとばかりに弾きまくってる。
八千代さんが大きく見えるっ。
やっぱり彼女はステージの上が一番似合うと思うわけなのさ。
田川くんはなんかギター変わった?
前以上にうにうにうにうに・・・・早弾きをしているんだけど、なんか感じが違う。
前の田川くんもよかったけど、今の田川くんはもっといいぜ〜。


2002年8月15日(THU) 中村八千代&盆キラーズ(at 徳山Jack Blues)
「DRINKER」
MUSIC BY 田川ヒロアキ、WORDS BY 中村八千代、PLAY BY Colors + 山さん



2002年08月14日(水)
未来へのハーモニー

8月15日 Colors復活!

そんなメールがフィリップ23から朝早くに届いたのは7月あたまだったか。
とにかく何処よりもだれよりも早く便りが届いた。

Colorsは私の一番身近にいる敬愛するミュージシャン中村八千代さんと田川ヒロアキくんのユニット。
おととしの夏、鈴木雄大さんとの共演を最後に解散をした。

中村八千代さんは私の歌の師匠であると共に人生の師匠でもある。
いつ会ってもパワフルでチャーミングな歌姫。
演歌からハードロックまで愛のこもったハートフルな歌を歌う。
田川くんは盲目でありながら全国的に知られているスーパーギタリスト。
自然に身についたというギターフレットを上からつかんで弾く奏法は、”フレットピアノ”と命名されるのも納得、本当にギターをピアノのように弾いているようにみえる。
その独特な奏法から紡ぎ出される超早弾きは一見+一聴の価値ありなのだ。

個性も育ちも対照的な2人が作り出すサウンドは、なんだかちょっと不思議な感じ。もちろん息はぴったり。(特に漫談と言っても過言ではないMCのやり取りは最高!)
ぜひ一度、耳にしてみて〜。

解散後の約1年間は、田川くんはミュージック・コンポーザーとしても敏腕を発揮する超多忙な日々を過ごしてる。対する八千代さんは沈黙したままいつその生歌を聴けるのだろうとやきもきさせられていた。

それが!
いきなりの復活宣言!
あまりにも急でびっくりするばかりだった。

今回のライブには徳山のギタリスト山さんとローカルTV番組で有名なカグセンさん夫婦が参加するということまで田川くんのHPで知った。
おまけに翌日は四国へ上陸し、今治のスーパーベーシスト シカちゃんこと三崎淳さんの所属バンドであるBiLgEと共演すると言う。

なんとも豪華なラインナップである。
今治のライブにも行きたいなあ〜などと漠然と思っていたら、八千代さんからお誘いいただき、遠慮なく同行させていただくこととなった。
というわけで・・・。
突然ふって湧いた楽しい企画を私は心待ちにすることとなったのである。

「未来へのハーモニー」
MUSIC BY 中村八千代 & WORDS BY 田川ヒロアキ、PLAY BY Colors