初日 最新 目次 MAIL HOME


セキララな思考。
安井 文
MAIL
HOME

2002年07月24日(水)
PAPPAYA

ヤマダヒサシのラジアンリミテッドにEGO WRAPPIN'生出演!

ってな情報を友人が教えてくれた。
うわっほ〜♪そりゃぜひ聴かなければねえ。

7月頭に発売されたばかりの新しいアルバムをまだ手に入れてない私はMDをセットしてそれらの曲を録音してやろうと待ち構えていた。

彼らの「色彩のブルース」を初めて聴いてから1年半が過ぎようとしている。
私が手にした時はインディーズレーベルから発売されていたこの曲も去年の暮れにはメジャーレーベルから再度発売され、異例のロングセールスを記録しているらしい。
すごいことだ!

とにかくまだ聴いたことのない人にはぜひ聴いてみてほしいと切望せずにいられないくらいに彼らの音楽はいいのだ。

曲によって表情が自在に変化する中納良恵さんのボーカルは退廃的で、ある年齢の人達にはなつかしさをよみがえらせるだろうし、均一な歌い方しかしないいわゆる”歌姫”たちの歌を聴きなれている若い人達にはより新しいものを感じさせるに違いない。
アナログな楽器を使った生々しいサウンドは、耳触りがよく、すばらしいリズム感とドライブ感が気持ちをなんとなく高揚させる感じだ。
デジタル楽器だけで作られた均一的なサウンドとは、明らかに音の感触や耳触りの雰囲気が違う。
そういうものを出来るだけオリコンチャートにしか興味のない人達に聴いてほしいんだよなあ〜。

メンバー2人は飄々としていてとても落ち着いている。
抽選で選ばれた電話のむこうの緊張のあまり挨拶さえ出来ずにいる中学生に気軽に声をかけたりなんかしていた。

EGO WRAPPIN'の名前の由来や新しいアルバム「NIGHT FOOD」の名前の由来なんかをゆったりとした関西弁で喋る2人。
彼らの中にはきっと素敵なカケラがいっぱい詰まっているんだろう。
そのカケラが次にはどんな形で目の前に現われるのかとても興味がある。

EGO WRAPPIN'というバンドはいろいろな変化を遂げてきたバンドだと語っていた。
その中で、今現在はこういう形の表現をしていると語る彼らのしゃべりを聴いていて、彼らの音楽はけしてただの流行にはならないだろうと感じる。

う〜ん、なんとかライブに行きたいものだ!

「PAPPAYA」
MUSIC BY 中納良恵 & 森雅樹、WORDS BY 中納良恵、PLAY BY EGO WRAPPIN'



2002年07月22日(月)
Natural Crazy Horse

TV中継のよいところはバランスの取れた音が聴けるって事。
実際ライブに行った時にはよく分からなかった曲の全体がよく聴き取れる。
曲はどれも未完成な感じでまだまだこんなもんじゃないでしょう?って期待をもたせる。
秋に発売されるという2枚のアルバムはすでにレコーディングが終わっているという話だからこのライブを聴きすぎると逆に物足りなくなるかもしれない。

セットリストは、多分5日前と同じだ。
あの日のことを思い出しかけてる自分がいて内心苦笑する。
煽られているのはTVのこっち側にいる私も同じだ。

「ガソリンの揺れ方」が始まった。
ベンジーが歌いながら踊ってる!
こんなに踊りながら歌う彼を観たのは多分始めてだ。
SHERBETSの時のような冷静さがまったくない。
他の二人に振り回されている。
だけど、それがとても楽しいらしく時々彼は自然に笑みを浮かべる。

鳥肌が立ってくる。
表情が丸見えなだけに余計に生々しい。
そういえば、顔つきがここ最近ライブで見てきた彼の顔つきと全然違う。
ものすごく幼く感じる。

SHERBETSの時のベンジーは、バンドのリーダーという感じだった。
ライブの時も冷静に状況を判断しながらライブを進行しているといった風情。
でも今、TVの中で演奏している彼は、まるでバンドを始めたばかりのティーンエイジャーのような表情をして必死にギターをかき鳴らしている。
聴き知っている彼のギターを思い出しても、今日のベンジーはギターが弾けてない。
必死になってスピードについていっているって感じだ。
雑なんだけどひたむきなギター。

BLANKEY JET CITYのライブは、気分のむらはあっただろうけどいつも完璧に思えた。
彼らはいつも完璧になれるように練習を積んでいたバンドだったのかなあとJUDEのベンジーを観ていて思った。
あまりにもイメージが固定化しすぎて、彼らは息苦しかったのかもしれない。
ミスやいいかげんな演奏をもはやファンの方が許さなくなっていた・・・そんな感じだったのかもね。

SHERBETSの活動とAJICOの活動を間において、照ちゃんと達也がそれぞれのバンドを引っさげた今、彼らのだれにとってもBLANKEY JET CITYはもう終わったものなんだろう。
もう終わったことをけして振り返らない彼らはやっぱ何処か突き抜けたやつらなんだ。
・・・・なんて想像してしまった。

タイトルの分からないJUDEオリジナルの曲がいくつか続く。
曲自体はどれもベンジー節なのに想像通りのベンジーの音が出てこない。
私はそれがスリリングでたまらない。
SHERBETSではこのどきどき感は味わうことが出来ない。

たった2回のライブでもう私はJUDEに釘付けだ。

BLANKEY JET CITYの東芝時代の曲はやらないだろうと私は推測していた。
でも、その予想は見事に裏切られ、5日前の私は一瞬ショックを受けたのだった。
なんだかんだ言っても、私だってBLANKEY JET CITYファンだからちょっとくらい聖域を持ちたいななんて思っていた証拠かもしれない。

「ヘッドライトの取れ方がいかした車」がすごくいい。
病み付きになってしまう!
池畑さんのドラムスは、聴くたびにタイトで早くなってる。
すごすぎる・・・。
渡辺さんは、見た目のインパクトに比べるとベースプレイはちょっとひいた感じで、結構繊細な感じがする。
何とも言えない微妙なバランスだ。

ライブが進むに連れてリズムはより早くタイトになって行く。

そんな中、そのスピードが一瞬緩む。

「SILVET」

この曲は次のシングルになるという。
今まで聴いたどの曲よりも爽やかで自然な感じのする素敵な曲。
ロードムービーの主題歌みたいな旅の歌。
きっと、ファンの間でも人気が出るだろう。
ベンジーの自信作。

後半はあっという間に駆け抜けた感じだった。
夢中になってギターを弾いているベンジーの顔が頭から離れない。

ON AIR終了後。
すでに次のライブを欲しがっている自分に気がついて苦笑。


2002.07.21(SUN)JUDE HIGH JACK TOUR FINAL(at 赤坂BLIZ)
ON AIR Viewsic ASAHI SUPER DRY The LIVE
「Natural Crazy Horse」
MUSIC & WORDS BY 浅井健一、PLAY BY JUDE



2002年07月21日(日)
GAREGE DRIVE

JUDEのライブに熱狂したのはつい5日ほど前のこと。
まだ1週間たっていないのが信じられないほどあの時間が遠くに感じられる。
だけど聴いてしまった彼らの音を忘れたくなくてここ数日はまだ1枚しか発表されていないマキシシングルをヘビーローテーション。

このツアーの最終日がViewsicで生放送ONAIRされることを親切な人が教えてくれたので、私は準備万全でTVの前に座って待っていた。

そういえば。
この頃、彼のライブというと決まってViewsicだ。
SSTVで生ライブ中継が頻繁に放映されていた頃は単発のライブが多かったけど、Viewsicで放映するようになってからは長いツアーの最終日の放映が多い。
SSTVの頃は単発だったためかベンジーはいつも乗り気ではない様に見えたけど、Viewsicで放映されるようになった最初のSHERBETS VETNAM GIGSの最終日もすばらしいライブだったし、今回もJUDE HIGH JACK TUORの最終日の放映だから、いい感じのライブになるに違いない。5日前のことを思い起こすとその予感が強くなった。

会場は赤坂BLITZ。
私はまだ一度も足を運んだことがない。
TVで見ていて巨大な箱に見える。
ライブハウスは地下にあるというイメージがあるのでさしずめ地下の秘密の広場って感じ。実際はどんな建物なのかまだ目の当たりにしたことがないんだけど。
一度は行ってみたい。

予告の時間から遅れること5分。
ステージに人の気配がして歓声が上がり、SE「太陽がいっぱい」が流れはじめる。

セットリストは同じだろうか?
ベンジー達の調子は?

TVの前でどきどきして第一音を待つ。

割と冷静なつもりでTVの前に陣取っていたけれど、第一音が轟いた瞬間にボルテージは否応無しにあがってしまった。

1曲目は5日前と同じ。
セッションなのか?それともなにかタイトルが付いているのか??
よく分からないけど5日前よりもスピード感がある。
しかしなんだってベンジーはあんなハイスピードなのに澄んだギターの音を出せるんだ?緩急がはっきりしたこの曲はこれから始まるライブに対する期待感を煽る。
よくわからないままに会場の人達はこのスピードに引っ張られてボルテージを上げていく。

3人のシルエットがカッコイイ。
BLANKEY JET CITYの時とは違うバランスなんだ。
他の2人の体格がいいからなのか、とにかくベンジーが華奢に見える。
今日は上下黒といういでたちだ。
他の2人は広島の時と同じように思う。

カメラがしつこくベンジーを追うので彼の表情が丸見え。
時折、たがが外れたようににたにた笑う瞬間を何度か見た。
ちょっとおかしくなった人みたいな表情。
興奮しているんだろう。
彼はいつもライブ中無表情で、感情を見せない様にしているから、その瞬間を見た時にはこっちにもそれが伝染する。

楽しくてたまんないんでしょう?

そう声をかけたくなってしまった。

・・・to be continued 「Natural Crazy Horse」

2002.07.21(SUN)JUDE HIGH JACK TOUR FINAL(at 赤坂BLIZ)
ON AIR Viewsic ASAHI SUPER DRY The LIVE
「GAREGE DRIVE」
MUSIC & WORDS BY 浅井健一、PLAY BY JUDE



2002年07月20日(土)
フリーダム

TVで四国が梅雨明けしたと宣言している。
窓の外は雨が降っていて、瀬戸内海を隔てただけの向こう側が晴天なんて事は到底信じられない。

とにかく梅雨明けが待ち遠しい。
この時期は決まって洗濯物のことで頭がいっぱいになる。
たかが洗濯物のことで憂鬱になるんだ。
そして、そんな所帯じみている自分がいやになってくる〜!
だから、梅雨はとっとと明けてほしいんだ。

そんなこんなで、家に閉じこもっていても電気代を消耗するだけだからとにかく出かけることにした。
何処へ行っても人だらけ、ようもこんなにいるもんだと半ばうんざりしながら自分もその中に紛れる。
たくさんの人のたくさんの思考がけして狭くはないこの空間にあふれかえっているかのごとく空気が膨らんでいる。

今日はとにかく。
かっこいい花柄のシャツがほしいんだ。
薄い綿の白地に渋い赤い感じの花が散っているやつ。長袖の。
何処に行っても見当たらない。3ヶ月くらい前にはたくさんあったのに・・・。
結局探し物は見つからない。
代わりに靴を衝動買い。やっちまった・・・。バーゲンでもないのにさ〜。

ひとしきり堪能して帰路に着く。
その頃には雨は上がって晴れ間がのぞいていた。
だけど、急激な気温の変化で、外気までもが湿った熱気を孕んで膨らんでいる。
むしむししてイライラする。

ああ、アイスクリーム食べたいなあ。

いつも立ち読みする大きな本屋のそばにあるアイスクリーム屋を目指す。
最近ここのアイスクリームが妙に気に入ってるんだ。
狭い店内にはたくさんの人。
みんな、暑くてしょうがないんだね。

さて、なににしよう・・・・。
ふと目に付いたのは”ベリーベリーストロベリー”。
そのとたん思い出すメロディー。うう、やられた。

今日はこれにしよう。
・・・ああ今日もなんとなく過ごしてしまった。

ま、いいか。

「フリーダム」
MUSIC & WORDS BY 浅井健一、PLAY BY AJICO



2002年07月19日(金)
ノーウェアマン

JUDEのベーシスト渡辺圭一さんはその昔、HEAT WAVEってバンドでベースを弾いていたらしい。

HEAT WAVEはなんとなく好きだったバンドだったので、私はしこたまびっくりした。
とは言っても、私が持っている『トウキョウシティーマン』というアルバムには、彼の名前はクレジットされていなかった。(残念)

HEAT WAVEは、山口洋さんを中心にした男臭いロックバンド。
残念ながらすでに解散してしまった。
SSTVで偶然「ハピネス」という曲を耳にし、何かの番組でインタビューを受けている山口さんを見て、すごくカッコイイなあと思いアルバムを買った。
「トウキョウシティーマン」はけっこうヘビーローテーションで聴いていた。

私はてっきり関西のバンドだと思っていたんだけど、実は福岡だったことが判明。
「竹田の子守り歌」をよく歌っていたのでなぜなのか不思議だったんだけど、福岡のバンドだということを聞いてやっと納得した。

とにかく男臭くてカッコイイ。
ギターが骨太で、歌詞も反骨精神旺盛って感じなんだけど、どこかやさしい。
オーソドックスなロックバンドって感じかなあ。

当たり前のことだけど、山口さんの作り出す音とベンジーの作り出す音は全然違う。
そのまったく違う世界を持つそれぞれの人とそれぞれの世界を作り出せる渡辺さんってすごいななんて、素直に感激してしまう。

もちろん、それはベンジーがUAと組んだ時もそう感じたし、八千代さんや田川くん、Boogie Houseのマスターがいろんな人と共演するのを観てもそう感じる。
それはきっと彼らが生まれながらのミュージシャンだからなんだろう。
いやはやうらやましい限りだ。

久々に中古CD屋を覗きにいったら・・・あったありました〜。
HEAT WAVEの『日々なる直感』ってアルバムが。
なかなかないんだよね、こういうCDってさ。
じゃあ新品を買えば?って言われそうだけど、これが大変なのさ。
廃盤になってるものが多くて注文かけてもだめな場合が結構あるんだな。
なんだかな〜。

で、久々に聴いたHEAT WAVE。(ベースは渡辺さんではなかった。)
やっぱええねえ〜。
山口さんの声は低くていがらっぽいんだけどやさしいのよ〜。
クレジットに目を落としてみると、あれれ?
このアルバムには、ソウル・フラワー・ユニオンってバンドの人が参加していた!

ソウル・フラワー・ユニオンは関西のバンドで、これがまたいかにもジャパニーズ浪花ロックという感じの音を出すバンド。変な話ものすごく生活感のあるロックバンド。
かの大震災の時にはすすんでチャリティーライブを繰り広げたというほどの熱血バンド。
表にはあまり出てこないけど、密かにファンの多いバンドなのだ。

今、山口さんはこのソウル・フラワー・ユニオンのボーカルの人とドラムスの人、それから渡辺圭一さんの4人で、ヤポネシアン・ボールズ・ファウンデーションというユニットで活動している。(すごい濃いメンバーだ。)
別々に興味を持ってたJUDEとJ.B.F.が繋がっちゃったもんだから、私は密かに興奮しているっ!その音はまだ聴いてないんだけどさ〜。

野獣な感じなのに何処かやさしいHEAT WAVEのサウンドは一聴の価値あり!

「ノーウェアマン」
MUSIC & WORDS BY 山口洋、PLAY BY HEAT WAVE



2002年07月17日(水)
透明の戦場

いつもの会場、PA席のすぐ上の中央あたりに陣取る。
ステージはアンプとドラムセット、マイクスタンド以外のものはなくごくごくシンプルだ。

19時スタートのはずなのにメンバーが現れない。
どうしたんだろうと話していると、突然、聴きなれた映画音楽が流れ始める。
よく知っているその曲、でも、タイトルが思い出せない。
その演出がなんだかすごくうそ臭くて私はまた、少しさめた気分になりかかっていた。
(思い出した!あれは多分・・・「太陽がいっぱい」だ。)

メンバーがステージに姿をあらわす。
その途端、会場が沸き立つ。
まず現れたべーシストは、背が高くしっかりした体型をしていて立っているだけで目が釘付けになるほどのいい男。
ドラマーもしっかりした体型でべーシストとともに出てきただけで存在をアピールできるほどの雰囲気を持っている。
続いて出てきたベンジーはずいぶん痩せたように感じ、二人に比べると華奢で小さく見えた。ベンジーが小さく見えたのなんて初めてだ。

聴いたことのない音がいきなりがツーんとやってきた。
体験したことのないグルーブが会場を包んで、みんなちょっと戸惑い気味。
だけどスピーカーからは容赦なく大音量で音が降り注ぐ。
固まって飛んでくるわけではなく、それぞれが独立したポジションで聞こえているといった感じ。
かっこいい・・・。

とにかく、べーシスト渡辺圭一がいい。
立ち位置はベンジーと並んだステージ左側なんだけど、どうしても彼に視線がいってしまうんだ。
体が大きいからなのかなと私は思っていた。
ライブが終わった後いっしょに行っていたるび〜さんと話しているとき、圭一さんが真ん中に出てくるせいなんだというのに気がついた。
だからって、うるさいくらいベースを弾いているのかというとそんなことはけしてない。
丁度いい感じに鳴っている感じなんだな。
出すぎず弾きすぎず・・・。
リズム感が抜群で単純なベースラインにぜんぜん退屈しなかった。

その奥でひたすら職人芸を披露し続けるドラマー池畑潤二。
この人はまったく得体が知れない人だ。
四角いマジックでまっすぐ線を引くみたいにかっちかちにリズムをきざむ。
だからって、リズムが冷めているわけじゃなく、熱く焼けた石がむんむんと熱気をばら撒くようなイメージで少しずつボルテージが上がっていく感じ。
ブレイクタイミングが私の知っているベンジーのタイミングと微妙に違うせいで、外し気味だったのが印象的だった。
それは多分、このバンドの一体感がまだまだ取れていないってことなんだろう。

そしてベンジー。
SHERBETSのライブのときのような冷静さが彼にはない。
なんとなく、他の2人に振りまわされぎみに感じたのは気のせいではないように思う。
その振りまわされ方をベンジーは楽しんでいるんだろう。
何が出てくるのか、多分自分でも未知数なんじゃないかな。
今まで聞いたことのないようなオーバーヒート気味のギターにすごくわくわくする。
あんなに余裕のないベンジーははじめてみたかもしれない。
いや、だからといってけして慌てているわけじゃないんだ。
彼の表情は相変わらずポーカーフェイスでどこを見てるんだかわからないような空虚な目をしている。それにぞくぞくしてしまう私っていったい・・・(苦笑)

いきなり聴きなれたイントロ「ガソリンの揺れ方」
会場が沸き立つ。BLANKEY JET CITYのナンバーだ。
この曲をJUDEがやっているということは、ベンジー本人が音楽雑誌でしゃべっていたのですでに知っていたけど、いざ聴いてみるとこれはすごいっ!としか言いようがない。

会場は大騒ぎ、最前列ではすでにダイブが始まっている。
そりゃそうだ、BLANKEY JET CITYの時だってこの曲は盛り上がる曲だったんだから。
だけど、まるで違う感じに驚きまくり鳥肌が立つ。
リズムが変わるだけでこんなにも感じ方って変わるんだ・・・。

なんでもありなんだJUDEは。
BLANKEY JET CITYの「ヘッドライトの枠の取れかたのいかした車」「ICE CANDY」「ロメオ
」「SKUNK」。SHERBETSの「太陽の羊」「カミナリソング」。おまけにAJICOの「ガレージドライブ」まで・・・。
ベンジーはこうやりたかったのか?と思うほど、どの曲も別の顔をしていた。
そして、どの曲にも私は熱狂しまくってしまった。

秋に発売されるというアルバムにおそらくラインナップされるに違いないJUDEオリジナルの曲も半数ぐらい入っていた。
”まじやばい”の形容のせいで、ばりばりにぶっちぎった音を想像してしまっていたけど、ベンジーはやっぱりベンジー。メロディアスで美しい歌を連発。
詩のほうも初期のBLANKEY JET CITYを思い出させるような純粋で激しい内容のものばかりだ。
・・・いや、やっぱりそういう意味では”まじやばい”かもね。

PA席のセットリストを盗み見していた私は、1曲どうしてもタイトルを忘れたくない曲に出会っていた。
「透明の戦場」
ミディアムテンポの美しい曲。
会場内が静まり返ってベンジーの歌に耳を澄ましている。
これはきっと、アルバムに入っていたらかなり話題になるんじゃないだろうか・・・。

ベンジーの純粋な願いと純粋な悲しみが同時に込められている・・・そんな曲。
私は涙がこぼれそうになってしまったんだ。

絶妙な選曲とスピード感で、朝、目がさめた瞬間に感じていたなんだかよくわからない不安感はいつのまにかどこかへ消え去ってしまっていた。

シンプルで得体の知れないライブバンド、JUDE。
これはもう体験するしかないでしょう。
多分、アルバム聴いたくらいじゃきっと、足りないと思う。

だってこれだけ書いてきても表現し切れてないし、自分自身納得できない。
すでに決定されたらしいJUDEの冬のツアーがすでに待ち遠しい。

・・・・ま、結局こうなるわけよ、と自分自身に向けて苦笑。

2002.07.16(THU)JUDE HIGH JACK TOUR(at 広島CLUB QUATLO)
「透明の戦場」
MUSIC & WORDS BY 浅井健一、PLAY BY JUDE



2002年07月16日(火)
DEVIL

ベンジー(浅井健一)が、SHERBETSを冬眠させて新しいバンドをはじめるらしいと言う噂を聞いたのはいつだったか。
私は噂話と言われる類の情報には耳ざといほうではないので、比較的最近のことだったように思う。

6月26日にその新しいバンドJUDE(ユダ)としての新曲「DEVIL」が発売されるまでラジオ、SSTV、VEIWSICなどではその話題の新曲が流れまくっていたようだ。
私はというとあれだけ音楽チャンネルを付けっぱなしにしていながら、なぜか今回は短いCMを何度か目にした程度で、CDが届くその日までついぞその曲を耳にする機会がなかった。

だれかから「JUDAはやばい、まじでやばい。」ということを何度も言われたけど、実際新曲はまだ耳にしていなかったし、今度のメンバーもどんな人たちなのかわからないまま。
何がどうやばいかなんてぴんと来なかった。
第一、誰とやったってBLANKEY JET CITY以外では、どうせベンジー節炸裂になるだろうからSHERBETSと大差ないんじゃないか程度に考えていた。

実際、その「DEVIL」を聴いたとき、なんだかしっくり来なくてSHREBETSと何が違うって言うんだろうと、だんだん気分が後退する始末だったのだ。
いや、そのシングルの出来はすごくいいと思う。
ベンジーは本来ああ言ったシンプルなロックがすごくハマル人なので、曲自体はめちゃめちゃかっこいいんだ。
そう、つまり・・・。
あまりにシンプルすぎて「まじやばい」ほどではないと思ったんだ。

半分さめた気分でライブ会場に向かう。
車の中でもしかしたらベンジーの音楽との付き合いもここまでかもしれないななんて思っていた。

メンバー3人がステージに上がって最初の音が出てくるまではね・・・。

・・・to be continued「透明の戦場」

「DEVIL」
MUSIC & WORDS BY 浅井健一、PLAY BY JUDE



2002年07月15日(月)
好き好きえ〜ね

この曲を一番最初に聞いたのは八千代さんの作った女性だけのバンドO-Kaysの時。
好きなんだよね、この曲。

この頃、私はメンバーとしてベースを弾いていて、この曲を演奏するのがとても好きだったんだ。八千代さんの歌を聴きながらこの曲を弾くのはとても気持ちがいい。
体を左右に揺らすような感じでね。

今を楽しく生きていながら、思い出もいとおしめる八千代さんが素敵だなと今も昔も思っう。「好き好きえ〜ね。」はそんな彼女の可愛い一面が現われているめっちゃ可愛いラブソングだと思うわけなのさ。

ただ、当時のキーボードの人がこの曲ののりがあまり好きじゃなかったせいか、彼女の感覚と違っていたせいか、今残っている音源を聴く限りではどうもしっくり来ない。
すごくいい感じの浮遊感を持っているのにそれが伝わらないというかなんというか・・・。それがなんかもどかしかった。

それからO-Kaysが解散して八千代さんは田川くんとColorsを結成して活動を始めた。
そのColorsのアルバムで「好き好きえ〜ね」は再び蘇ることになる。

おおおお、そうそう、こういう感じなのよね〜。

田川くんのブルーステイストなギターがいいのよっ!
慣れ親しんだベースラインを奏でているのは残念ながら私じゃないけど(苦笑)
とにかく新しい命を吹き込まれたこの曲を聴いて私はなんだかとてもうれしかった。
そう、これが八千代さんのラブソングなのよっ!って、ほこらしい気持ちになったものだ。(私は作ったわけでもないのに。)

そういえば・・・。
しばらく八千代さんの生歌聴いてないなあ。


「好き好きえ〜ね」
MUSIC & WORDS BY 中村八千代、PLAY BY Colors



2002年07月14日(日)
とりあえず

ASブラザーズをもう一回聴きたい!

・・・・ということで、宇部市にあるライブハウスに足を運んだ。
ライブハウスの名前はサザンクロス。
船の内部を模した感じの箱だった。
なかなかカッコイイ。

ASブラザーズ。
”さりげなツアー”の真っ最中でこの日は最終日。
この日、実はいくつかのバンドが出演したらしいのだが、朝寝坊した私はASブラザーズの演奏ぎりぎりに到着する羽目になった。

でも、とりあえず間に合ったので御の字である。

店内は満員で2日前のBoogie Houseが嘘のようだ。
やっぱり、徳山はのりが悪いって証拠なんだろうか。
店内の賑わいを見まわしてしばし悲しみに耽ってしまった。

この日の彼らは、ベース、パーカッション(なんとか言うタイコらしいが名前が分からない。)を加えた4人編成。
ベースが入ると感じが変わってなかなかロヶンロールな感じだ。

固定ファンもいるようで、スタンディングオーベーションまでいたっ。
おおお、いいねえ〜。
やっぱり、こういうふうに楽しまなくっちゃねえ〜。

AKKOさんの歌もギターもやっぱりかっこええ〜っ!
惣一郎さんのパフォーマンスも冴えていたっ!
彼のパフォーマンスのおかげで息付く暇がないんだよ。
でも、やっぱりAKKOさんのカッコ良さにまたまたマイってしまった私である。

ASブラザーズの歌はなんというかゆっくりと染み込んでくる感じ。
な〜んとなく聴いているうちに引き込まれてしまう。

この日もBoogieで聴いて気に入ってしまった「とりあえず」に引き込まれてしまった。
それから”ああ、こんな風に言ってもらえるとひねくれた私も素直になれるかもしれない〜”と思いながら聴いてしまった「そしてぼくは」。
歩きながら歌いたい「10円電車」。
どれもこれも覚えやすくて耳に残っちゃった。

Boogieで思わず購入してしまった彼らのアルバムには、「とりあえず」が入っていなくてちょっと残念。
次回のアルバムには入っているのかな〜。

とにかく2時間車を走らせても彼らのライブは聴く価値十分だった。
彼らのライブのおかげで私は癒された〜。

さあって、新しい一週間もとりあえずがんばりましょうかね〜(笑)

2002.07.14(SUN) AS BROTHERSさりげなツアー2002(at 宇部Southern Cross)
「とりあえず」
MUSIC & WORDS BY (--sorry unknown--)、PLAY BY AS BROTERS



2002年07月13日(土)
snake and steak

LOSALIOSは後からクる。
生を体験してしまったから余計にそうなのかもしれない。

VeiwsicでWeekend LoversのドキュメンタリーがONAIRされた。
予約録画した翌日、るび〜さんにもと思い映像を映しながらダビングをしていた。
出演バンド・ミュージシャンのライブが順番に流れる。
片手間にその様子を見ながら外出の準備をしていたんだけど、LOSALIOSライブが始まったとたんに5月30日に体験した生ライブの体験が蘇り、TVの前に座り直して凝視している自分がいた。

サイコーカッコイイのよ、LOSALIOSは!
映像は赤坂BLIZのものでツアー最終日の模様らしい。
やっぱり広島とは雲泥のノリ。
TVを通してもその熱気の違いは伝わってくるものがある。

高校生くらいの頃、ライブ版のレコードやビデオの面白さがわからなかった。
きちんと録音されたアルバムの方が面白いじゃないかと思っていたのだ。
その頃はライブでもレコードと同じ音を出すことがすごいと思い込んでいたので、(もちろんそれはそれで技術的にもすばらしいし、そういうポリシーでライブをやっている人達もいるので否定はしない。)そういうことに気を使わないライブ盤なんて聴いても音が悪いだけでおもしろくも何ともないなんて、生意気なことを思っていたものだ。

おもしろいことに今の私は、それとはまったく逆にライブの中の一瞬一瞬の違いの方が面白いと思うようになった。

それを一番最初に感じたのは初めて行ったTHE CHECKERSのライブだった。
TVで聴きなれた彼らのキャッチーな曲はライブではむしろ色褪せて見えたもんだ。
彼らのライブパフォーマンスはバランスがよくてかっこよかった。
ライブバンドだったんだよね、THE CHECKERSってのは。

とにかく、ライブをすれなするほどよくなるバンドってのがある。
生っ粋のライブバンド。
LOSALIOSはまさにライブバンド。
彼らのライブを見ていると血沸き肉踊ってくる感じがする。
あの中に行って私も気が狂ったように踊りたいっという衝動に駆られてしまう。
実は、BLANKEY JET CITYのライブ映像を見てもそうなるんだけど(苦笑)

身を乗り出して鑑賞しているうちに、外出しなくちゃ行けない時間がとっくに過ぎてしまった。
こりゃいけない!早くいかなくっちゃ、おこられちゃうよ〜。

「snake and steak」
MUSIC & PLAY BY LOSALIOS



2002年07月12日(金)
そしてぼくは

大西さんからライブのお誘いメール。
大西さんは私がBoogie Houseに通いはじめた頃からの古い友人。
蛙(KAWAZU)というバンドのボーカルで、バンドの方は秋までお休みらしいが今回ソロでライブをすると言うのでそりゃ見ておかなくちゃと思った私はお誘いに乗ってみた。

Boogie Houseに到着すると入り口に大西さんが立っていて助かった。
前売りちょうだ〜いと言いながら駆け寄る。
メールには返事をしなかったので大西さんは驚いていた。(思ったとおりの反応で大満足。)

行ってみるとその日のメインはASブラザーズという東京からきた姉弟ユニット。
なんの前情報もないのでどんなバンドなのかわからないままBoogie Houseでは一番のお気に入りであるカウンター席に座って足をぶらぶら。

店内はバンド関係者を除くとお客さんは数えるほどしかいない。
・・・にもかかわらず、みんな女性だったのには驚いた。
Boogieにライブを見に来てお客さんは女性ばっかりっていうのは始めて体験した。
マスターに促されて入り口で一緒になった澄香ちゃんと共にステージ前の特等席に移動することに・・・。
ここはステージに近すぎるから照れちゃうんだよね。

まずは大西さんのソロ。
いきなり頭脳警察の「銃を取って叫べ!」からかいっ!
・・・やってくれるじゃありませんか、大西さん・・・(笑)
ギターをもって歌う大西さんは初めて拝んだけど、急な入院で1週間しか練習期間がなかったと言うわりには、なかなかのパフォーマンスでした。
続いて、マスターのライブ。
相変わらずの渋いギターと歌にしばし酔いしれてしまいました。
この頃、マスターは日本語のオリジナルをよく演奏する。
それを聴く機会が多くて私はうれしい。

さてさて。

時間も回ってきてやっと(!)ASブラザーズが登場。
いきなり大音量で「ブルースブラザーズ」のテーマが流れ初めてびっくり。
目の前のステージには小柄な少年といった風情のASブラザーズの”A”のほう、お姉さんのAKKOさんがポーズを取って立っている。
その後ろにはタイコを抱えた割腹のいいサポートメンバーのカワサキさん。
しばらくすると狭い楽屋の入り口から大仏のお面を付けた”S”のほう、弟の惣一郎さんが出現。(まさに出現と言う言葉がぴったりだと思った。)

SEに会わせて3人が踊る。
かなりびっくり。
アコースティックユニットって言ってなかったっけ〜?
しばしその見事なステップに見とれてしまいました。

ASブラザーズでは主に惣一郎さんがMCを担当しているらしい。
MCを聞く限りでは東京のバンドって聞いていたんだけどなんだか関西お笑い系ののりなんですけど・・・・。
おもしろいので問題ありません。

1曲目。
Akkoさんがギターを弾き、惣一郎さんがバンジョーを弾く。
その調べは・・ん?なんだか沖縄風味だぞ〜。
惣一郎さんの奏でるバンジョーのメロディーは沖縄音階。
おおお、なんだかリズムに乗ってきた!

AKKOさんの声はちょっと川本真琴を思い出すような可愛い感じ。
メロディーはわかりやすく、詩がとてもストレート。
初めて聴いたはずなのにしっかり歌の内容まで聞こえてきちゃう。

ああ、そういう気持ち私も知ってるよ〜。
なんて共感してしまうような感じ。

徳山ではギターを弾きながら歌える女性ボーカルにお目にかかる機会が皆無なので、AKKOさんのギターテクに目が釘付けになってしまう私だった。

すごいかっこええのよ!akkoさん!
チャーミングだし〜。

しっかりリズムキープしてバッキングをしているAKKOさんの音に、バンジョーをギターに持ち替えた惣一郎さんが色を付ける。
さりげな〜く、気持ちいいリフが入ってくるんで、おぉっと思って惣一郎さんに目をむけるとそんなさりげないギターを弾いている様には見えないほどの激しいアクションをしている・・・。
そういうパフォーマンスを私は初めて見ました。
面白いんだな〜これが。

私は、無言で出てきてギャグなし、嵐のようにぎゅわんぎゅわぁぁ〜んと演奏して、「また何処かで会おうぜ」といって立ち去っていくタイプのバンドが好みなので、ASブラザーズのように明るくさわやかな感じのバンドはとても新鮮。
とは言うものも、もともとこういうノリも好きなもんで、何の違和感もなくリズムに乗ってしまった私なのだった。

惣一郎さんは、最近露出の多くなった吉本興業所属の漫才コンビ中川家のおにいちゃんのほうに似ている。中川家のおにいちゃんがはきはき喋ってる感じ。

ライブの後、なんだか心が軽くなったのは多分、気のせいではないだろう。
心にあったかいものが染み込んでくる・・・そんな感じのASブラザーズだった。

これはいい拾い物をしたぞ〜。
大西さんに感謝しなくちゃ!

2002.07.12(FRI) AS BROTHERSさりげなツアー2002(at 徳山Boogie House)
「そしてぼくは」
MUSIC & WORDS BY 宮本惣一郎、PLAY BY AS BROTHERS



2002年07月11日(木)
おひる

数ヶ月前TVでえらく話題になっていた映画が、今来ているというので暇つぶしで見に行った。

「アメリ」っていうタイトルのフランス映画。

なんでも口こみだけで観客動員数が徐々に増えていったということで連日のように行列が出来ていたなんてことがしばらくTVで話題になっていた。
映画評論家おすぎさんは「くだらない」と言っていたらしい。
見に行った人の感想も賛否両論。

と言うわけで、本当に暇つぶしのつもりで映画館に足を運んだ。

主人公は街角のカフェで働く空想好きな女の子。
名前はアメリ。
このアメリが結構ないたずら者でいろんないたずらをいろんな人に実行してちょっとだけいい気分になる。まあ、単純にそれだけのお話。

それが結構おもしろいんだな、これが!
いたずらされてしまった人の反応を想像するだけでおもしろい。
くすくす笑いが止まらない感じ。

あることが切っ掛けで一目ぼれをしたアメリはなんとかその男の人と接触しようとするんだけどうまくいかない。
彼女はひとりで遊ぶことは得意だけど、人と接触するのがすごく苦手なんだ。

「いっしょにコーヒーでもいかが?」の一言が言えないんだな〜。

それで手の込んだいたずらを繰り返して・・・・。
さてどうなるのでしょうね。

これはおもしろいよ!って大きな声で誰かに紹介する映画じゃない。
評論家には確かに受けないかもね。

そうだね・・・。
なんだかいろんなことに疲れちゃった時、「今夜は『アメリ』でも見ようかな〜」と思うかもしれない。
それから、元気のない友人に「ちょっと見てみない?」って誘ったりね。
そういう映画でした。

フランスの町並みはレトロで美しくて可愛いし、音楽も何だかなつかしい感じがする。
ゆっくりと流れている時間が突然走り出したり止まったり・・・。
なかなか細かい細工がしてあるよ。

ふっと疲れた時「アメリ」を思い出すと得した気分になるだろうな。

「おひる」
MUSIC & WORDS & PLAY BY 鈴木雄大



2002年07月10日(水)
ディズニーランドへ

レイトショーでも見ようかと思いながら帰宅していたある金曜日。
それでも映画館に行くのが面倒だなと思っているとちょうど行き付けのレンタルビデオ屋の前を通りかかった。

おー、映画はやめてビデオにしよう!

ビデオだったら5本で\1,000だもんね。
寝転んでみることも出来るし。
ということで、その日のレイトショーはなしになった。

いろいろ探していたら「十七歳のカルテ」を見つけた。
かなり前から見ようと思っていたんだけど、レンタル屋に行くたびに貸出し中だったのでなんとなく見そびれていた映画だ。
それ以外にリアルタイムで見そびれたTVドラマの続きと邦画を借りて帰路に着いた。

「十七歳のカルテ」は1960年代後半の精神病院の女性ばかりが収容されていた病棟が舞台。作者は実際に境界性人格障害と判断されそこで1年あまりを過ごした。
そのときの体験にもとずいてかかれた話。
そこで出会った様々な少女とのやりとりを中心に話が進む。

主演はウィノナ・ライダー。
しかし私は彼女よりもむしろ目がいったのは、彼女が病院内で仲良くなり一時は依存してしまう少女。アンジェリーナ・ジョリーが演じている。
アンジェリーナ・ジョリーといえば「トゥームレイダー」の女探検家が当たり役だ。
あの時は見事な黒髪で目には生気が宿っていて精悍な感じだった。
この映画では病的な顔色をしていて、おまけに金髪なので最初わからなかった。
彼女は演技派かもしれない。

誰が歌っているのかはわからないけど「ダウンタウンへ行こう」という曲が劇中何度も歌われる。陽気なそのメロディーが彼女たちの苦しみを表現しているようにも思えた。

物語の後半に、ウィノナ・ライダーはアンジェリーナ・ジョリーにそそのかされてその当時フロリダにできたばかりのディズニーランドを目指して病院を脱走する。
そこで起きた事件を切っ掛けに、ウィノナ・ライダーは自分を取り戻して行く。
アンジェリーナ・ジョリーは逆に追いつめられ・・・。

ストーリーはとても重厚な感じだけど、音楽がさわやかで明るいものが多かったのでそれほど重苦しい感じがしなかった。

ディズニーランドは夢の国。
そこへいけば、とても楽しい気分になれる・・・。

そう考えてしまうのは今もその当時も変らないんだなと思った。

「ディズニーランドへ」
MUSIC & WORDS BY 浅井健一、PLAY BY BLANKEY JET CITY



2002年07月09日(火)
くちばしにチェリー

「私立探偵 濱マイク」というドラマにはまってしまった。

このドラマとにかく前評判が上々。
全12話の全てをフィルムで撮影するとか。
1話完結で、全部違う監督を使うとか。
永瀬正敏・小泉今日子夫妻が出演するとか。

・・・とにかく事前に情報が流れまくっていた。

その情報の中には、私の好きなEGO WRAPPIN'が主題歌を歌うってことと、元BLANKEY JET CITYの中村達也さんもキャストとしてクレジットされているというものまであったのだ。
とにかく楽しみにしていた。

毎回多彩なゲストが出演している。
ちょい役の警備員が泉谷しげるさんだったり、ブルースが流れるお好み焼き屋のおっちゃんが木村充揮(憂歌団)だったり。

第2話では伊部雅刀が桃内役で出演して、なつかしのスネークマンショーネタ炸裂。
込み上げる笑いが止まらなかった。

まだ第2話までなので、これからもすごい人が出てくるんだろうなと期待させる。

オープニングアクトのバックで流れるエゴの「くちばしにチェリー」。
かなりイかしている!
”くちばし”ってあたりがエゴらしいなと思うの私だけか。
のっけからリズムが走りまくっていて中納良恵さんの歌はそれとは無関係にメロディアスに歌われているように感じるが、実はぴたっとあってるんだな〜。
展開がめまぐるしく仕掛けが多彩。
ご機嫌なダンスナンバーだね。
こういう曲を生で流すクラブがあるならぜひ通いたいところだ。
めちゃくちゃなのりの濱マイクにまさにぴったり。
ドラマの中で使われるBGMも今時めずらしくアナログな感じ。

ストーリーが奇想天外で現実感が少し希薄。
だけど、音楽も登場人物もかなり生々しい。

さあて、次回はあのメロディーにのせてどんな事件が舞い込んでくるのか・・・。
今、もっとも目が離せない男、それが濱マイク(笑)

「くちばしにチェリー」
MUSIC BY 中納良恵 & 森雅樹、WORDS BY 中納良恵、PLAY BY EGO WRAPPIN'



2002年07月08日(月)
風になりたい

さて。狭い入り口を抜けるとそこには、青々した芝生が気持ちよさそうに広がるちょっとした広場があった。
実を言うとこの音楽堂に来るのは初めてで、こんなに立派な会場だとは全然知らなかったのだ。四方は緑濃い山々に囲まれているし、ステージからはきっとダムの水面がさぞかしきれいに見えることだろう。
きっと後ろの方で聞いていても心地いいのではないだろうか。

すでに2800人近くの人(私と妹は2900番台だったので推定。)がステージ前に並んでいた。当然ステージ前はすでにわんさか人がいて潜り込むのもウンザリな感じ。

妹がツアーグッズを買うというので、それについていきつつ何処かにいいポイントがないだろうかと見渡した。あった、ありました!
私は彼女の手をひいてステージに向かって右側の端っこからなんとかステージ近くまで潜り込むことに成功。
そこは肉眼ではっきりメンバーの顔も見える位置だった。
やったね!

開演時間から多分30分近く遅れてメンバーが登場。
その瞬間、会場が沸き立つ。
まだ、西日がきつかったので私はサングラスをかけたままステージを観ていた。
ステージに向かうと、ちょうど私の左側から太陽が照りつけるので、そちら側だけ暑い・・・。でも、ダムの水面からやってくる風がトテモ心地よかったのであまり気にならなかった。隣りの妹は、宮沢和史さんの顔をしっかり見るためにサングラスを眼鏡に取り替えていた。

最初の曲は「君はTVっ子」というタイトルで、デビュー曲だということだった。
私の知っている彼らの曲調とはちょっと違う感じで、スカロックっぽい感じだったけどなかなか愉快な曲だった。

緩急取り混ぜた選曲で、踊っては休み踊っては休みの繰り返し。
途中、突然「きよしのズンドコ節」を歌いはじめたのにはびっくり。
どうやらその時々のヒット曲を受けねらいでやるのが恒例らしい。
そのままメドレーで「おさかな天国」が始まった時にボーカルの宮沢和史さんが、ステージから下りてきた時にはびっくりした。

こんなこと、BLANKEY JET CITYやSHERBETSでは考えられないことだ。(あれはあれで好きなんだけどね。)
総じて開場のお客さんはみんな礼儀正しく、ダイブなんてする人もなく安全に楽しんでいた。いいことだ・・・。

THE BOOMの曲は数えるほどしか知らないけど、ブラジルや沖縄を意識したアップテンポの曲はノリやすくかなり楽しめた。

「風になりたい」が始まる頃には、私ももう充分入り込んでいて飛び跳ねて踊りまくっていた。どんな踊りをするのかよく分かりもしないで、私と妹は、見よう見まねで踊りまくりました。
本当に風が心地よくこの開場にぴったりの曲だ〜と舞い上がっていたのだった。

始終、愉快で楽しい時間を過ごせた。あっという間にライブは終わった。
ところが、彼らは一番聞きたい曲をまだ演奏していない・・・。
お客さんがナットクする訳がない。

リハではやっていたからやらないわけはないだろう〜!!

アンコールで呼び続けていたら、再びメンバーがやってきた。
さあさあ、お待ちかねの曲か??
わくわくしていたら、今回のライブのためにFM局が応募した七夕の夜に聞きたいTHE BOOMの曲の第1位に輝いたという「星のラブレター」

そうだ、今日は、七夕だったね・・・。
残念ながら、雲が出てるけどさ。

かなり日も落ちてステージでは、青いライトがとてもきれい。
今日は、正面からのスポットライトがないので、ステージは涼し気にみえた。

それから2曲終わってまた彼らはステージを下りる。

今度は開場からとうとう「島唄」コールが始まった。
やっぱり、みんな聞きたいもんね〜。

そして再び、彼らは現われた。
今度こそ、「島唄」を歌うために!

そして始まった「島唄」は、不思議な生命力を持っていた。
このバンドの歌なんだなあとあらためて思うような壮大なスケールを感じた。
宮沢さんの歌は心に染みる。歌うたいなんだなあ・・・・。
開場一体になってこの歌を歌う。
それは不思議な気分だったけど、とてもいい気分だった。

木々からのマイナスイオンをいっぱいに浴びて、さらには心地いい音楽を浴びる。
とても素敵な一日を過ごすことが出来た。

また来てね!そう願ってしまう私たちだった。

2002.07.07(SUN)CONCERT TOUR 2002-2003 この空のどこかに(at 下松市米泉湖ビッグウィング)
「風になりたい」
MUSIC & WORDS BY 宮沢和史、PLAY BY THE BOOM



2002年07月07日(日)
いいあんべえ

私の生まれたちょっと寂れた町の山の中にある大きなダムのほとりには、それは立派な野外音楽堂がある。
年に数回そこでは結構大きなローカル音楽イベントが繰り広げられている。
その野外音楽堂に今話題のTHE BOOMがやってくることになった。

スペースシャワーTVで何度がTHE BOOMの野外イベントの映像は見たことがあって、とても楽しそうだなあと思っていた。
私の妹が興味を示したので、私は妹と友人の3人でこのライブに行ってみることにした。
ちょうど梅雨時期なので天気がずっと心配だった。
だけど日頃の行いか私たちの熱意か。
当日はとてもいい天気になった。
ところが、一緒に行く予定の友人は仕事が押していてライブに来ることが出来なかった。がんばっていたのに残念。でも、また、別の機会にぜひ!

入場は整理番号順なので早めに行って並ぼうということになり14時過ぎ頃会場に到着。会場は駐車場が少ないので事前に抽選が行なわれていて、私たちはその抽選には漏れてしまっていた。
最寄りの駅からはシャトルバスが運行されていたけど、それも事前に予約をする必要があったし、1,000円かかるというので予約をしなかった。
だって、こんな近くに住んでるのに馬鹿馬鹿しいじゃないの。

ラッキーなことに別の友人の妹がやっぱりライブに行くということで、ついでに私たちも会場まで乗せて行ってくれるというのでその好意にすがることにした。
ありがたいことに彼女は事前にその界隈の下見をしていてくれていて、ライブ終了後も渋滞に泣かされることなくさっさと帰ることが出来た。

ほんとうにありがとう!(;◇;)

さて、会場ではいつもは閑散としている遊歩道や広場に所狭しと人があふれていた。
おまけにここぞとばかりに屋台まで並んでいる。
この界隈がこんなににぎわっているのは生まれて始めてみた。

太陽は容赦なく照り付け、それだけで体力を消耗しそうだった私たちは、そうそうに木陰を見つけてそこで体力を温存することにした。
日陰に入ると殊のほか風が心地よく、なんとなくいい気分になって来る。
開場待ちの時間はとても退屈なものだけど、今回はそんなこともあまり気にはならなかった。
途中、友人の妹達は整理番号を呼ばれたので入場の列に並びに行った。

残った私と妹は、マンウォッチングをしながら日陰でゆっくりと自分達の順番を待った。全然知らない隣りに座った男女2人ずつの4人組の人間模様を2人で想像してみたり、(どっちのオンナノコがどっちのオトコノコをねらっているのかなんてね。)妙にスタイリッシュな網タイツの黒ずくめのスレンダー女性がカレーライスと焼きそばをカレシと2人で平らげるのをびっくりして眺めたり・・・なんかしていた。

私は途中トイレに立った時、某ローカルTV局でアナウンサーをしている同級生にばったりであった。彼は奥さんと2人かんかん照りの中、持参の椅子に座り汗をかきかき入場を待っていた。ごくろうなことだ。
「なになに?やっぱり報道関係者の枠で入場するの?」と聞いた私に彼は「いや〜、一般入場だよ〜。」なんて言っていた彼は、案外庶民的なやつで憎めない。
今回のライブを主催したFM局に頼んでチケットを手配してもらったらしいが、結構遅い番号だった。意外と公平なのか(笑)

16時開場。整理券順に並んで入場を待つ。
しかし、私と妹は後ろの方の番号でなかなか呼ばれない。(同級生よりも後ろ。)
時計を確認するとすでに開演時間の17時を過ぎている。
むむむむ・・・。手際が悪すぎるぅ!
その時だけはちょっと(いや、かなり)いらいらしながら列に並んでいた。

でもまあ、それも、会場に入場したとたん吹き飛んでしまったけどね。

to be continued「風になりたい」

2002.07.07(SUN)CONCERT TOUR 2002-2003 この空のどこかに(at 下松市米泉湖ビッグウィング)
「いいあんべえ」
MUSIC & WORDS BY 宮沢和史、PLAY BY THE BOOM



2002年07月06日(土)
あのすばらしい愛をもう一度

中学校の音楽の教科書には、著名なフォークソングの楽譜がいくつか載っていた。
その中でもかなり好きだったのが「あのすばらしい愛をもう一度」

「帰ってきたヨッパライ」を大ヒットさせたフォーククルセダーズの加藤和彦さんと北山修さんがデュエットしてヒットしたらしい。
フォークギターを覚えてすぐの頃、弾き語りをしようと必死になって練習したけれど、3フィンガー奏法が難しくていまだにうまく弾けない。

カラオケに行った時も時々歌っていたんだけど、最新のヒット曲ばかり歌う人達と一緒の時には、シラけるということがわかってきたので最近は歌ってないなあ(苦笑)
私にとってこの曲は時々思い出しては歌いたくなる愛唱歌の一つなのだ。

ところが、TVを見ていたらフジTVが「みんなのうた」という企画をやっていてそのテーマ曲がこの曲になったってなことを言っているではないですか。

おおおお。面白そうな企画だね。

この詩は、男女のことを歌っているようにも思えるし、友情のことを歌っているようにも思える。それは歌う人によって代わってくるだろうね。
いつ聴いてもさわやかな気持ちになるのがとても不思議だ。

そのさわやかな歌に載せてどんなうたが出てくるのかちょっと興味がひかれる。

「あのすばらしい愛をもう一度」
MUSIC BY 加藤和彦、WORDS BY 北山修、PLAY BY 加藤和彦と北山修



2002年07月05日(金)
眠れない夜

今朝は睡眠不足。

何でだろうと昨夜のことを思い起こしてみる。
時間は少し遅かったけど、いつもと同じ布団をひき、いつもと同じパジャマを着て、いつもと同じように枕を抱え込んでうつ伏せに寝転んだ。

時計は、24時ちょうどだったな。

それが昨夜はいつまでたっても眠気がやってこない。
布団に入るまでは眠たかったのにさ〜。

布団に入ってすぐはちょっと寒いなと感じていたはずなのに、今は体の露出している部分がほてっていて、気分が高揚してしまっている。

なんでだ〜なぜなんだ??
寝る前に何かしたっけ??

そういや今晩は、いつも飲んでるお茶じゃなくてミネラルイオン炭酸水なんて飲んだな。しかもいつも飲んでるやつがないからイタリア産の初めて飲んだ奴だった。
おまけにまずかったんだよ、それ。
あーあと、風邪っぽいからビタミン剤を飲んだなあ。

それのせいなんだろうか。この体の火照りは??

そんなわきゃないな〜。

そんなこんなでつけたくなかったが電気を点けて時計を確認すると、もう1時間もたってる!!
あああああ・・・・、明日も会社だってのにさ〜。

こういう気分で眠れなかったことが過去になかったかどうか思い起こす。
あったようななかったような・・・。
悶々と考えているうちにとにかく体を冷やしたら、どうにかなるかもしれないとひらめいた。

藤ラグをひいてある部屋へ這いずっていき、その上に大の字に寝転ぶ。

ああああ、冷たくて気持ちいい〜♪
このまま眠れたらいいなあ・・・。
ついでに枕を持ってきて抱き込む。

そこでまたひらめいた。
そうか!
体が興奮してしまったのは蒸し暑いからなんだ!

閉め切った部屋の中、蒸々した熱気がこもっている。
少し温度を高めにして、エアコンのスイッチも入れた。
設定は除湿。
1時間後に電源が落ちるように設定をする。

時計を確認すると2時。

そして枕に頭を乗せて目を閉じた。
あああ、このまま眠れたらいいなあ・・・・。
そしてやっと、意識が遠のきはじめた。

次に意識が覚醒したのは、けたたましい目覚ましの音が聞こえてきた時だった。
おおお、どうやら何とか眠れたようだ。

まあ、夏は得てしてこんな夜が何度も訪れるものなのだ。
今日は一日だるいだろうなあ。

「眠れない夜」
MUSIC & WORDS & PLAY BY 泉谷しげる



2002年07月01日(月)
Don't Break My Heart

カツさんの歌の後はマスターの森永さんのライブ。

なんだかんだ言っても、マスターの歌を聴きはじめてからもう10年以上経ってしまったなあ・・・。
なんてしみじみ思う。
今日は真ん前を陣取っているんだけど、こんなに近くで聴くのは始めてだ。
なんだか知らないがチョット恥ずかしいんだよね。

今夜はオリジナルを中心に演奏するようだ。
それは楽しみ!

以前、英語で歌うオリジナルを聴いたことがあったので今夜もそうなのかなと思っていたら、今夜は日本語だあ!

う〜ん、いいですね〜♪

森永さんの骨太なギターサウンドは私のお気に入りの一つ。
普段はパワフルなバンドサウンド炸裂だけど、こういうしっとりした雰囲気の弾き語りもすごくいいなあ。

うん!すごくいい。

アコースティックの時には、いろんな人と組んでいるようで、今晩は花田さんというサックスの人と共演だ。ちょっと意外性があっておもしろいな。

森永さんの詩は、すごく心に残る感じ。
いいなあ、もっとオリジナルを歌って下さいね〜。


2002.06.29(SAT) SEIJI MORINAGA ACOUSTIC LIVE(at Boogie House)
「Don't Break My Heart」
MUSIC & WORDS & PLAY BY 森永征司 with 花田さん