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セキララな思考。
安井 文
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2001年11月30日(金)
家畜の朝

イチョウがあっという間に黄色くなった。
そして、はらはらと散っている。

秋はとても短く感じた。
もう冬なんだね。

駅を目指して歩く朝。
車の通りはまだほとんどなく、とても静かだ。

ヘッドホンの中、おもいっきり乾いた音楽が鳴り続けてる。
寒い朝には、アドレナリンの放出を促す音楽がいいんだよ。
別に攻撃的な気分でも、寂しい気分でもないけどさ。

カラダをあっためるのに最適な音楽なのさ。

イチョウって夜見上げるイメージなんだな。
だけど、朝日の中のイチョウの黄色もなかなかいかしてるんだ。

日常の中で感じる非日常。

不思議な気分を味わいながら生活に埋もれる。
それはちょっと贅沢な味わいだと思うわけなのさ。


「家畜の朝」
MUSIC & WORDS BY 浅井健一、PLAY BY SHERBETS



2001年11月29日(木)
Whatever gets you thru the night

冬の夜は私の行動力を奪ってしまう。

温かいカーペットの上で、丸くなって天井を見つめる。
TVを消して音楽もなし。

目はなにも見ていない。
ぼんやり空けているだけ。

頭の中はいろんな音楽がひっきりなしに流れていて、その合間にいろいろな事柄が駆け巡る。でも、その状況を眺めている意識もある。

なにもしたくな〜い。
でも!こんなことしている場合じゃない!

こんな相反することを同時に考えてる。

だんだん不安になってきて、わけが分からなくなってくる。
もっともっとエスカレートしてくる。
何もかもがいやになって、もーそんなこと考えている自分が大嫌いになって・・・。

あほらし・・・・。

今度はぜ〜んぶばかばかしくなる。
そして、最後に心が軽くなる。

なにが浮かんでいたのかなにが流れていたのか。
ぜんぜん残ってない。

ほんと、あほらし。

さて、なにを聴こうかな。

「Whatever gets you thru the night」
MUSIC & WORDS & PLAY BY John Lennon



2001年11月28日(水)
#9 Dream

やわらかな潮風に吹かれて防波堤に横たわっていると波の音が心地よい。
11月のとある連休の午後。
瀬戸内海の島でただなんとなく過ごした。

青い空に白い雲が浮かび、頭の中ではこの頃毎日のように聴いているジョン・レノンの声が流れてる。

日常は、遥か西の我が家に置いてきた。

わずかなキャンプ道具だけをかき集めて、この海にカヌーを浮かべて楽しむ予定の友人達の車に便乗させてもらった。

彼女たちは今、瀬戸内海を無人島に向かってカヌーを漕いでいるだろう。

私には別に何の計画もなく、やりたいこともなかったが、退屈などしていなかった。
むしろこの状況を充分に楽しんでいた。

なにもしないという贅沢を充分に味わっていた。

友人のひとりはもう長い付き合いの幼なじみ。
その他の友人達は昨日初めて出逢い、もう今日は旧友のように話している新しい友人達だ。みんな個性的で温かい人ばかり。

何も考えない。
何もしない。

ただ、潮風を感じて波の音を聴いていた。

穏やかな初冬の休日。

「#9 Dream」
MUSIC & WORDS & PLAY BY John Lennon



2001年11月27日(火)
Dearest

ヒットチャートがめまぐるしく変わるのは今も昔もほとんど変わらないことなので、あまり気にも止めてないんだけど。耳に残る歌がとんと減ってきた・・・ような気がする。

それって、単に年齢のせいなのかな?
違うと思いたいけど・・・。

年間、いや、月に発売されるCD数はどえらいことになってるらしい。

昔、NHK-FMの土曜日のよる8時からニューヒット歌謡情報なんて番組をやってましたが、なんと、発売前の新曲をフルコーラス流してたんですよ!
今そんなことやってたら、紹介できる曲はそれこそすずめの涙になっちゃって、レコード会社から文句が出るんだってさ。

今の音楽環境ってどうなのかな?

情操教育っていうのがあって音楽はそれに最適!なんて昔から言われているけど、今は首をかしげるばかり・・・。

もちろん、すばらしい音楽はそこら中探せばいくらだって転がってるんだけど、どれが誰にとってすばらしいのかなんてことは、誰にも分からないわけで、問題はどれだけたくさんの音楽に触れて、自分の好きなものを見つけられるかって事だと思う。
だから、そういう意味で首をかしげちゃうわけ。

自分が十代の頃、やっぱり流行りの歌を聴いてたと思う。
(全部がそうじゃないにしても。)
そしてその時感じたことは、今の自分に影響を与えていると思う。

きっと、それ自体はどれだけ時代が変わっても、自分が歳を取っても変らないね。
それにすごく大切なことだと思う。

どんな形だって、生まれ出た作品に関しては、好き!嫌い!で決めればいい。

問題は。
権力やお金で、そういう機会をある一部の人達が操作しているってこと。

そういうことはあまり知りたくない・・・。

でも、まるっきり知らない子供でもないので、そういう現実のことを考えるとなんだか哀しくなって来るんだ。

売れっ子の若いミュージシャンを見て思う。
金もうけに使われて自分の音楽をなくさないでね。

操作された情報は、偏った考え方と感じ方を何も知らない人達に植え付けてしまう。
まるでそれを聴かなきゃ、見なきゃ、人間じゃないみたいに言ったりもする。

なんか間違ってるよね。

情報に振り回されず、自分の感性に素直になれる?
自分にとってすばらしい音楽を持っていますか?
そして、大好きな音楽から疑問を感じることが出来る?


「Dearest」
MUSIC BY (--sorry unknown--)、WORDS & PLAY BY 浜崎あゆみ



2001年11月26日(月)
夜空ノムコウ

夕暮れが早い。

駅を出てこの街のメインストリートを北へ向かって歩いていると、駅に向かうたくさんの人々とすれ違う。

みんな一様に首を縮めて下向き加減に足早に歩いてる。

元気なのは、首にマフラーを巻いた高校生くらいか。
いやいや、会社員達も群れを成して楽しそうだ・・・。
忘年会のシーズンだもんね。

そんな光景を見ながら歩いていると、ちょっと心が暖かくなってくるんだよね。
確かに風は冷たくて寒いけどさ。

みんな、生きてるんだなあ。

一番車の通りの多い交差点を渡るととたんに寂しげな雰囲気になる。
だけど、銀杏並木が見事に色づいていてぼんやり明るい。
不思議だよね。

な〜んて感じながら私は歩いている。

きっとみんな、私が自分達を見て楽しい気分になってるなんて想像もしていないだろう。だってナイショだもんね。
これは私の密かな楽しみなのだ。

密かな想像を繰り広げながら歩く私の顔はちょっと不気味かもしれないなあ。
でもまあ、暗い夜道で見えないだろう、きっと。

さて、バイパスを越えたら、小さくて古いけど居心地のいい私の家がもう少しだ。

あの山の向こう、星空の下でも、誰かが何かを思いながら歩いてるんだろうか・・・。

「夜空ノムコウ」
MUSIC BY (--sorry unknown--)、WORDS BY スガシカオ、PLAY BY SMAP もしくは スガシカオ



2001年11月24日(土)
ある日曜日の朝に遠くから雪が降る

雪が降る時って音がするんだよ。
知ってる?

私の住んでいる町は、最近、温かくなって雪が降る時期がだんだん春にずれ込んでいる。子供の頃は、12月の終わりくらいによく降っていたような気がするんだ。

朝、目覚めると外から聞えてくる音が違うんだ。
妙に寒いし。

あれ?

毎回そう思う。不思議だけど。

・・・もしかして?

飛び起きて、カーテンを開ける。
そしたら、庭中、雪だらけ!!

そうなるともう大喜び。

実際には、寒くってしょうがないけど、ランドセルをしょってその中に足を踏み入れるのがうれしくってしょうがないんだよね。
これって、だれでも経験があるかもしれないね。

雪って、すべての音を吸収してしまうのかな?
音がなくなって行くイメージなんだよね。
雪の中に吸い込まれて行く。

すべてが、真っ白い雪に覆われて、なにも見えなくなる、隠れてしまう。
だから、美しいと感じる。

実際には、その下にはいつもと変わらない風景が閉じ込められているし、昨日車に轢かれたカラスの残骸もあるかもしれない。
だけど、雪はそういうもの全てをつかの間隠してしまう。

それが溶けた時、その下にある汚いものも溶けてしまえばいいのに。
実際はそうも行かないけどさ。

でもねえ。
雪が、私の気持ちをちょっと上向きに変えたことだけは事実。
昨日出来なかったことが、今日は出来るような気がするんだ・・・。

雪を踏みしめながら、そんな気分になる。

この冬の初雪はいつ降るんだろうね。

「ある日曜日の朝に遠くから雪が降る」
MUSIC & WORD & PLAY BY 鈴木雄大



2001年11月23日(金)
Moonlight Drive

ある時、古い友人とキャンプに行こうという話になった。
彼女の四輪駆動にキャンプ道具を積んでひたすら北へ。

10月に入っていたかな。

山陰のとある町を車で走り回って、いい場所はないかと探した。
最初予定していたキャンプ場は、岬の先の方にあって風が強くとてもじゃないがその季節にキャンプを張るのは無茶なように思えたのでやめた。

そして、すぐ近くに漁港のあるポイントにお互いテントを張った。
夕食のため、彼女は釣りに出かけ、私は、コーヒーを沸かしながら野菜の皮をむく。
結局その日収穫はなく、有り合わせでささやかな夕食を作った。

夕食の前に、楊貴妃のように美しくなれるという温泉に浸かりに行く。
温度がちょっと高めのその温泉は、少しぬるぬるしているが、湯上がりには肌がすべすべになっていて彼女と二人喜んだ。

お腹ぺこぺこの私たちは、急ぎテントまで戻ったが、その頃にはすっかり日は沈みちょっと寒い感じがした。
ランプの元、ささやかな夕食をつつきながら他愛もない話をした。

やがてそれぞれのテントで眠りに就いたが、夜半過ぎ、海からの風の強さが気になり目を覚ました。

テントの外がやけに明るい。

少し不安になり、テントの外に出てみると・・・。

目の前に広がる海には、無数の船がランプを灯して点在していた。
その向こうに大きな月が。

その夜は、満月だったのだ。
私はその光景の美しさに息を呑んだ。

無数の船は、いか釣り漁船だろうと後から誰かが教えてくれた。

風が強かったはずだが、私の記憶の中では、1枚の絵の様にそのときの光景が今も刻まれている。
不思議なことに、その光景は、モノクロなんだ。


「Moonlight Drive」
MUSIC & WORDS BY Jim Morrison、PLAY BY The DOORS



2001年11月22日(木)
サリー

あまり意識したことはなかったけど、歩いている時は音楽を聴きながら、一番いろんな事を考えるみたいだ。
JR、新幹線、飛行機、船、バイク、自転車、自動車・・・。

いろんな乗り物に乗って音楽を聴くけど、歩いている時が一番聴いているなあ。
これは、私の場合なんだけど。

最近は、歩く速度に近い音楽がいいな。
もしかしたら、その曲が生まれたのも作り手が歩いている時だったのかもしれない。
な〜んて考えたら、ちょっとうれしい。

私は、ボリュームをちょっと大き目にしているけど、外の音も聴こえる音量にしている。アブナイからって言うのもあるけど、そうしていると自分が主人公の映画のBGMがその音楽のような気持ちになってくるんだ。

まあ、言ってみれば、人生なんて本人が主人公の映画のようなものだから、1日のうちに何分かそういう気分になってみるのもいいと思わない?

向かいから歩いてくる人とつかの間、視線が絡まったりしてなにか思う。
いつも見かける郵便局の警備員のおじさんは、なにを考えているんだろう?

お向かいのケンは、今日も私を無言で見送ってるけど、なにを考えているんだろう?
おなか空いたくらい・・・かな?

信号待ちの車の運転手には私がどう見えるんだろう?
ちゃんと会社勤めの仕事人に見えてるかな?

電車の窓から見える山の木が、日に日に紅葉している。
その下のバイパスは、仕事に向かう人や荷物を運ぶ人の運転する自動車がたくさん行き交ってる。その人達は、今何を聴いているのかな?

・・・う〜ん、実にくだらないね(苦笑)

はっきり言って、自意識過剰。

でもさあ。
どうせ、みんな他人のことには興味がないんだから、たまには思いっきり自意識過剰になってみるのも面白いと思うだよね。どうせ、だれも見てないんだから。

今よりずっと若い頃、単純に他人の目が気になってた。
”いい人”、”いい女”とにかく万人から好かれたいなんて本気で思っていて、自分を見失いかけてた。・・・今考えると、すごくばかばかしいね。

うわべばっかり着飾ってカッコつけて、自分自身がどうしたいのかなんて、立ち止まって考えたりしなかった。
そうできる今は、やっぱり歳を取ったからなのかなあ。

・・・・・・どう思う?

真っ直ぐ顔を上げて歩いていくのは、結構難しいけど。
とりあえず今日は、昨日よりは、真っ直ぐ歩いていると思うんだ。

「サリー」
MUSIC & WORDS BY 浅井健一、PLAY BY SHERBETS



2001年11月21日(水)
柿の実色した水曜日

私の実家には、大きな柿の木がある。
今年は柿が大豊作。

なんでも、例年ならば台風がいくつかやってきて、大きな柿の木をゆすぶって半分くらいの実が落ちちゃうので、ちょうどいい案配の実がなるのだそうだ。
でも、今年は来るはずの台風がこなかったので、ほとんどの実が無事育ったんだそうな。
例年なら、カラスと柿の取り合いになるんだけど今年はどこも豊作みたいで、カラスも食べ物に困らないらしい。
とんと、柿泥棒にやってこない。

隣近所、遠方に住む親戚、配って配って・・・100個くらいは配ったらしいが、まだまだ柿はたわわにぶら下がってる。
さすがに、柿も食べあきたねえ〜なんて両親は溜め息を吐いていた。

子供の頃から、この大きな柿の木を見て育ったはずなのに、私は今年初めてこの木を見上げた。青空いっぱいに枝を広げて、これでもかと濃いオレンジ色・・・いや?柿なのにオレンジ色はないね。
濃い柿の実色の柿をぶら下げている木は、なかなか感動ものである。

面倒くさがりの私だが、今年は柿もぎなどやってみることにした。

しかし、大きな木ではあるけれど、大人が登れるほど幹は太くないので、脚立を立てかけて手を伸ばしてみた。
しっかりした赤い実を手に引っ張ってみるが、これが取れない!

見かねた父が高枝切り鋏なるものを取り出して、これで取れと教えてくれる。

これが便利な品物でねえ〜♪

切った実が落ちないようになってる。
面白いんで、高いところの大きな実を夢中になってもいでいたら、しかられちゃった。

自分で食べる分だけにしなさいっ!

・・・・はーい・・・・。

結局10個くらいもいでしまった後だったので、東京から帰ってくる友人宅へ届けることにした。

実家には、このほかに、橙(だいだい)、ゆず、レモン、畑に行けば、梅、桃の木がある。毎年、両親が梅干を作っていて、私はそれがトテモ楽しみだ。
名産地の梅干には程遠いが、代々受け継がれてきている我が家の味。お弁当には欠かせない!

友人宅には、柿のほかに取れたての大根、橙、ゆず、さつまいももそえて届けた。
秋の収穫を楽しんでもらえたらうれしいなと思う。

まだまだ若い頃には、そんな木に何の価値も感じなかったけど、今は、そういうものに囲まれていることにすごく幸せを感じる。
大事に育てる人がいるから、木も大きな実を付けるんだな・・・なんて思ったりして。

そういうものに幸福を感じることに感謝したい気分になったんだ。

「柿の実色した水曜日」
MUSIC & WORDS BY 山木康世、PLAY BY ふきのとう



2001年11月20日(火)
G.W.D

5年くらい前のこと。
スペースシャワーTVを見ていたら、thee michell gun elephant(ザ・ミッシェルガンエレファント)のライブスケジュールが表示された。その日程の中の終わりぐらいにBoogie Houseの名前があった。

え?まじ?
こりゃえらいこっちゃ。

早速、BLANKEY JET CITYライブで恐怖のあまり泣いた友人に声を掛ける。

私「ミッシェルが徳山に来るんだってさ!」
友人「えええっ?そりゃ行かなくっちゃ!」

Boogie Houseで購入できるかどうか問い合わせたら、ノータッチだからプレイガイドで直接購入しないとだめだと言われた。
そこで友人と私は、発売日、朝5時からお店の前に並ぶことにした。

それよりも1年くらい前、やっぱりスペースシャワーTVを見ていた。
ビデオクリップ。
コンクリートの狭い部屋の中で、ちょっと薄汚れた白いつなぎを着た4人が演奏している。左右からいろんな色のペンキがぶちまけられ、彼らは見る見るペンキだらけになっていくんだ。最終的には、きったないねずみ色の分厚いペンキに覆われてしまった。

曲のタイトルは「りりぃ」演奏していたのがthee michell gun elephant

彼らは、インディーズ出身のカリスマロックバンドで、「りりぃ」はメジャー1枚目のシングルだった。

その頃の私は、すでにBLANKEY JET CITY中毒だったので、似たような雰囲気を持つこの新しいバンドにちょっと興味を持った。
すぐにそのシングルを手に入れてみたんだけど、CDの音はあまり好きになれなかったな。一発録りなんだろう、音が割れていてはっきり聴き取れない。

う〜ん・・・。

彼らのスタイルはめちゃめちゃかっこよかった。
ボーカルのチバは、小さいけど顔がすごくすべすべできれい。
私が気になったのは、すっごく背が高くて恐い顔をしたギターのアベフトシだったけどね。いつも、ギタリストが気になるんだよね〜。

それからあっという間に彼らは、超人気バンドになった。
BLANKEY JET CITYとよく比較されてたなあ。
でもその頃は、面識が一度もなかったんだってさ。(彼らのインタビューで1度くらいそんな話を読んだことがあった。)

いや、とにかくかっこいいので、スペースシャワーTVに彼らが出演していると、眺めてたりした。ボーカルのチバユウスケが、どこかの番組で、”塩化ビニール地獄”っていうコーナーを持っていて、イギリス産のかっこいいロックンロールを紹介していた。
知らない世界だったので結構食い入るように見ちゃってた。
それで、イギリスのロックがカッコいいんだってことを始めて認識した。

そういえば同じ番組で、山崎まさよし君が”侵入部員 やまさきくん”というコーナーを持っていて毎回即興で歌っていた。あれも面白かった。まだ、今のように人気者になってなかったしなあ。

思えば、一番スペースシャワーTVが面白かった頃かなあ。

おっと脱線。

とにもかくにも、ミッシェルの音楽自体はあまり聴かなかったけど、かっこいい存在としては常に気になってた。

発売日当日。

すでに私の前には、10人くらいの少年少女(に見えたのさ〜)が集まっていた。
シャッターには張り紙がある。

”本日のミッシェルガンエレファントのチケットは、25枚発売されます”

なぬ?たった25枚なの?

抽選だったらどうしよう〜。なんて思いながら、座り込んでいた。
友人はなかなかやってこない。
1時間くらいして、もうこないのかなあなんて思ってたら、やってきました。

やれやれ〜。

結局最終的には、50人以上が並んでいただろう。
ラッキーなことに、抽選なしで早い順にチケットは売られた。
私と友人は、幸運にも25人の中に入ることが出来た。

う〜ん、並んでチケット購入なんて久しぶりだったなあ。

で、当日Boogie Houseに行ってみると・・・。
な、なんと、100人はいるではないかっ!

私は忘れていた。

ミッシェルは、その頃すでにほとんどの音楽雑誌の表紙を飾ってた超人気者だったんだ。
そうだ!ファンクラブ優先予約ってのがあったんだった!!
(そういう自分もBLANKEY JET CITYはそれでチケットを手に入れてたくせに)

私はめまいがしてきた。
人の多さにではなく、この人間全部があの狭いBoogie Houseに入れるのかってことに。

Boogie Houseはとにかく狭い。
100人入って、その上、みんながおお暴れしたら・・・。
酸欠になるんじゃないの〜??

そんな心配をしながら、会場入り。
私たちは、当然の事ながらファンクラブの人達の後に入った。
それプラス、プレイガイドの会員予約の人がいるので、ホントに後ろの方だった。
とは言ってもね、狭い会場だから、最後列でもステージからは、5m離れてない。
会場入りしたファンの人達は、おおおっと歓声を上げる。
そりゃそうさ、日本にここまで小さいライブハウスは、あんまりないと思うもん。
しかも、そんなとこでミッシェルのライブなんて・・・。
だれが考えたんだか・・・。
おまけに普段はない柵が付けられてるし。(マスターご苦労様)

とか言いながら、BLANKEY JET CITYがくればいいのになんて不謹慎なことを考えてたけどさ〜。

ライブはね・・・。

いまいち乗り切れなかったんだよね〜、実は。
確かにCDよりはライブの方がかっこいいと思う。
でも、なんか違うんだよね。
引っかからないんだよ。

ということで、私は最後列で、見えない彼らの方を向いて、一生懸命楽しもうとしていた。でっかいアベフトシだけは見えた。
なんか、客席に向かって怒鳴ってて、やっぱり恐かった・・・。

まあ、こういう事もあるわ〜ね〜。

ライブ後、外に出ると、バンド友達がいたので話し込んでいた。
彼らも私と同じように発売日に並んでチケットを購入した組で、特別、ミッシェルのファンというわけではない。でも、今もっとも注目のミッシェルのライブが地元であるんだから行かない手はないだろうということで来ていた。
彼らも、なんかいまいちだったねなんて言ってた。

しばらくだべってると、メンバーが戻ってきた。
私たちが話しているすぐ側に車が止まってメンバーが中から出てくる。
実は、それが分かってたんでそこにいたのさ〜。だって、折角だから側で見てみたいじゃないの。

・・・やっぱり恐かった。

なんか、独特のオーラが出ていて声なんか掛けられない。
チバは側で見るとすごくきれいな顔をしていて、可愛い感じだったよ。
アベフトシはやっぱ、恐かった。

ううむ、カリスマと呼ばれる人たちはやっぱり一味違うぜ。

で、その後、私はミッシェルを聴かなくなった。
なんか違うんだよね〜やっぱり。

BLANKEY JET CITYと彼らは、いつのまにか友達になってて、ファンの間でもいろいろ論争が繰り広げられてた。(インターネット上でね。)

まあ、よく似た人達だから会えばそうなるんじゃないかなと思ってたけど。

その後、BLANKEY JET CITYは解散して、ミッシェルは今ではカリスマとしては最高峰。

だけど最近彼らの音が・・・・。
まあ、それは、人によって感じ方が違うんだろうけど。

「G.W.D」
WORDS BY チバユウスケ、MUSIC BY (--sorry unknown--)、PLAY BY thee michell gun elephant



2001年11月19日(月)
ONLY ONE

鈴木雄大さんの代表曲はなんでしょう?

彼のファンに尋ねたら、よほどのへそ曲がりではない限り「ONLY ONE」と答えるでしょう。
今年の2月に行われた彼の20周年記念ライブで、ファンによる人気投票で決まったランキング順に演奏するという企画が行われたんだけど、その時に1位を獲得したのもこの曲だった。

この曲で彼を知った人もたくさんいるようで、タイトルは知らなくても聴いたことのある人もいるだろう。

名曲なんです。

私にとっても一番、彼の歌に救いを求めていた時期の曲で、たくさんの想い出を呼び起こさせてくれる。

実は、私はそれより6年前に彼の音楽を知ったんだけど、当時、まだ1度も歌う姿を見たことがなかった。
だから、私にとって鈴木雄大というミュージシャンは実体があるのかどうか信じられない人だった。

そんなある日、毎週みていたミュージックボックスという番組で、偶然にも彼が歌う姿を見ることが出来た。突然の出来事でビデオに録画することも出来なかったけど。

その時歌っていたのが「ONLY ONE」だった。

寒い冬の夜だった。
半分眠りに入りかけていたけど、私は飛び起きて毛布に包まってTV画面に釘付けになった。

だけどねえ、あんまり覚えてないんだな。

黒い服を着ていたように思うんだけど。
なぜ、あまり覚えてないのかというと、感激のあまり、TVを見ながら泣いてしまったんだな。いや〜、思い起こすと恥ずかしいんだけど。

私にとっては、神様のような人なわけだからね。

本当に生きている人だったんだ。
こんなふうに歌う人なんだ。

雄大さんは、うっすらと微笑みを浮かべてちょっと上向き加減に歌う。
きっと幸せそうに歌う人に違いないと想像していて、その想像通りだったので余計に感動したんだ。

歌っただけで、コメントは一言もなかったけど、その夜私はどうしたんだっけ・・・。
覚えてないなあ。

とても寒かったのだけ覚えている。

静かな静かな想い出。

「ONLY ONE」
MUSIC & WORDS & PLAY BY 鈴木雄大



2001年11月18日(日)
ここさ

たまの休日、ちょっと朝寝坊。
昨日遠出をしたので、ちょっと疲れてしまいました。

だから、朝寝坊♪

カーテンの隙間から明るい光が忍び込もうとしている。
その誘いに乗って一気にカーテンを開けると・・・。

なぁんていいお天気なんでしょ〜♪

秋晴れの空に白い雲が気持ちよさそうに浮かんでいる。

おおおおおっ!
な〜んか今日は気持ちいいぞ〜。

こういう日は、ご機嫌なCDをかけて一日中家のことをしてすごす。
小さな家でも結構用事がたまってて明日からの1週間を気持ちよくすごすために片づけちゃおうかなって気分になる。
(いつもそうならいいんだけどね。)

うふふふ、それに、今日の音楽は朝起きた時から決まってたんだ〜♪
ご機嫌な優しいメロディーを聴きながら、まずは洗濯物を干そうかね。


「ここさ」
MUSIC & WORDS & PLAY BY 馬場俊英



2001年11月17日(土)
HOTEL PACIFIC

最近耳にしてご機嫌になった曲がある!

関口和之と砂山オールスターズの「HOTEL PACIFIC」

いや〜♪
これはいいっ!

桑田圭祐さんのソロシングル発売日と同じ日にこのバンドのCDも発売されたらしい。朝からズームインスーパーで捲し立ててた。(しかし、あれだけ朝から紹介してもらえば、そりゃCDも売れるわな。)

なんのことはない、サザンオールスターズのベーシストである関口和之さんがウクレレをフューチャリングしたバンドで、サザンの曲をいろんな国の音楽スタイルにアレンジして演奏しているアルバム。

実は、こーいうアルバムこそ面白いんだ〜♪

サザンの曲はわざわざCDを買わなくてもそこら中で流れているので、私なんかはそれで済ませてる。スペースシャワーTVでだって、時々彼らのビデオクリップだけ流す番組をやってたりするしね。

なぜかファンでもないのに曲を覚えてるもんです、はい。

でも、それを他のメンバーで違うアレンジしてるって言われたらちょっと気になるね〜。
ハスキーな低めの女性シンガーがボーカルを努めてる。
玲於奈と言う名前の彼女が、関口さんと繋がっているとは思わなかった。
(それにもびっくりしたんだけど・・・。)
実にハマっている〜!!

いいぞ〜!関口っ!

違う人が歌っていると、なんとなく気分が変わって耳を傾けちゃうよな〜。
桑田さんの節回しは独特だから、もともと正しいメロディーは楽譜に起こしにくい。

高校生の時、クラス対抗合唱コンクールで、「いとしのエリー」を選んだことがある。
なぜかその時、歌唱指導をしなくちゃならなくなって、適当にやってたら、プロトランペッターになった友人が、「音が違うんだけど・・・」って指摘してきて(ん?なんで、彼がやらなかったんだ??)えらいパニクったことがありやした。
みんな、違う音とってて大変だったのよ。
(だから私にとっては、サザンはあんまいい思い出がないといえばナインだな〜。)
あー、ちなみに合唱コンクールは優勝したのさ〜♪

玲於奈は、合ってるのかはずしてるのか分からないびみょーな節回しで歌っている。
それが危うくってまたいい〜。すっごく色っぽいよ!
ぜひ他の曲も聴いてみたいね〜。

ということで、私は今回このCDの売上に協力しようと思っている!
サザンのCDは一枚も持ってないんだけどね・・・。

(ノ^^)ノ

「HOTEL PACIFIC」
MUSIC & WORDS BY 桑田圭祐 PLAY BY 関口和之と砂山オールスターズ



2001年11月16日(金)
イマジン

寝る前にたいていニュースを見る。
お気に入りのニュース番組は「今日の出来事」

その中に”今日の特集”というコーナーがあるんだけど、そこですごい話を知った。

東京に”こころおと”という名前のバンドがいるんだって。
彼らは全部で13人いて、何人かボーカルがいるんだけど、その中の2人は聴覚障害を持っているのだそうだ。
彼らのライブには、健常者の音楽ファンと聴覚障害を持つ音楽ファンとが集まる。
ボーカルは、手話を交えて歌う。

なんだかすごく心が震えた。

聴覚障害の人には、ボーカルの歌うメロディーは聴こえない。
だけどねえ、リズムは感じることが出来るんだ。
リズムの強弱だって!

今、人気のある日本の曲を中心に演奏するそうだけど、それがかなり大変な作業らしい。歌詞を手話に変換する作業はとても骨が折れるようだ。

言葉をそのまま手話に出来るわけではないから。

手の動きと歌のスピードがうまくかみ合わなくて、直訳できないこともしばしばあるようで、その都度、みんなで議論しながら手話の歌詞を作っていく。

リーダーは今年の春大学を卒業し、手話通訳士をしている25歳の男性。
彼の両親は2人とも聴覚障害で、彼は、喋る言葉よりも手話を先に覚えたという。
TVから音が出ることも最初は知らなかったんだそうだ。

手話というと、ボランティア・福祉・・・っていう連想をみんながするけど、そうじゃなく手話は言葉なんだっていうようなことを彼は喋ってた。
1人の手話通訳士がいるよりも1万人の”かたこと手話”が出来る人がいれば、みんなもっと普通に暮らせるのになって。

ライブの後、聴覚障害を持つ女の子が顔を上気させて「楽しかった!すごく!歌の意味もよく分かったし。また来たい!」

音楽ってすごいね。

私はよく想像する。

私の耳が音を聞き取れなくなったらどうなってしまうだろう?
私の目が見えなくなったらどうなってしまうだろう?
歌えなくなってしまったら?

・・・そんなこと考えるなって言う人もいる。

そうだろうか?

私はいつも思うんだよね。
想像することは悪いことじゃない。
想像することで、今自分が考えていることと違うものが見えてくることがあるんじゃないかなって。
子供と話をする時、その想像力の深さに驚いてしまうことがある。
自分がどれだけ一方向しか見えなくなっているかを知らされてしまうんだよね。
そんな大人になりたくないって思ってるのにさ。

今、世界で起きている現実は、想像するだけじゃよくならないかもしれない。
だけど、その結果。
何かをやめようと思ったり始めようと思ったり出来れば、どんなに小さくても世界は動きはじめると思う。

この話は、この世界の片隅で今日も動いているほんの小さな話。
偶然、私が知るところとなった。

そんな話は、世界中探せばもっとたくさんあるだろう。
その程度のもの。
だけど、私の心に響いた。

それが一番大事な事だ。

音楽はすばらしい!
だれでもすぐ手に入れることが出来るこのすばらしいものをもっとたくさんの人に知らせたい。

”こころおと”のリーダーはそう言った。


「Imagine」
MUSIC & WORDS & PLAY BY ジョン・レノン



2001年11月15日(木)
カモナ・モリ・ハウス

幸運なことに森公美子さんのコンサートチケットを貰った。

今回のコンサートは、なんかどっかの会員向けのものらしく一般告知はなかったので、
本当にラッキーだ。

なんだか寒い夜だったんだよね。
今回はクラシック育ちのシンガーのコンサート(ライブって感じじゃない。)なので、結構OLっぽい格好で行ってみた。
だけど、会場内も寒くてさ〜。
いつもの格好で行けばよかったな・・・。

モリクミさんは、TVで見るよりでっかかった。
7回ドレスを着替えてなかなか楽しませていただいた。

選曲は、イタリア歌曲の超有名な曲から始まって(有名なのにタイトルを知らない・・・。)70年代にヒットしたポップスや映画「サウンド・オブ・ミュージック」のナンバーを歌い倒した。
あーあと、ミーシャの「Everything」、小柳ゆきの「あなたのキスを数えましょう」、セリーヌ・ディオンのナンバーなんかもあったなあ。

まあ、なにがすごいって喋るんだ〜あの人。
それはすごく面白くって笑わせていただきました。
TVでも喋ってばっかりで歌ったところを見たことがなかったので、わくわくしてたんだよね〜。

で、肝心の歌です。

やっぱりクラシックの人だなあ。

クラシックの曲はやはり長年歌い込んでいるだけあって、強弱の付け方とか鳥肌が立つくらいよかった!
彼女はソプラノだけど、声がちょっと低めのトーンなので、そこがまたいい感じ!
もっと、彼女の歌うオペラを聴いてみたい。

「サウンド・オブ・ミュージック」は本人がよほど好きなんでしょう。
かなりはまっていてすごくいい感じで聴けた。
あの映画また見たくなっちゃったなあ。

が、ポップスになるとちょっと眉間にしわが入っちゃった。
もしかしたら、リズム感が悪いんだろうか。
発声もやはりクラシックのやりかたをしているので、「んー、ここっ、ここはもっと歌い上げなきゃ〜!」なんて場面が結構あったんだよね〜。
ちょっと残念。

リズム感がないと感じたのは、拍ごとの区切りが感じられなかったからなんだけど。
クラシックって、スパッと小節毎に息継ぎをしないんだろうか?
ポップスの時は、なんか”暖簾に腕押し”みたいな歌でした。

ちょっと好みではなかったなあ。

あとですね・・・。
バックバンドがちょっとヤスイ感じがしたのが残念。
営業だから??

クラシックの曲が多いのだろうと期待していったぶん、ちょっとだけ残念なコンサートだったな。

それなりに楽しいコンサートでした。(ん?無理がある?)

2001.11.13(Tue) 森公美子コンサート
「カモナ・モリ・ハウス」
MUSIC & WORDS BY(-sorry unknown-)、PLAY BY 森公美子



2001年11月14日(水)
SWEET THING

NHKのサウンドボックスでは、主にヨーロッパ産の音楽が紹介されてた。
アメリカ産の音楽に慣れ親しんでいた私には、ちょっとしたカルチャーショックを与えたね。だって、かっこいいんだもん。

洋楽のトレンドが、ヨーロッパ産の音楽に左右されていることもこの時知った。
なかなか面白いんだよね。(でも、私は、アメリカ産の音楽も相変わらず好きだけどね。)

あの番組で知った音楽の中で、一番入れ込んだのがU2。

あの番組を見るようになって、(音楽そのものとはちょっと関係ないことかもしれないけど、)アイルランドのミュージシャン達は、かなりの怒りを持ってイギリスを批判している事を知った。
歴史的背景は調べなかったのでよく分からないが、とにかく彼らはイギリスを嫌っているように感じた。

U2の音楽は、それが顕著に表れている。

今、彼らは、映画「トゥーム・レイダー」の曲なんかを歌っていてすごくポップになったけど、私が知った頃の彼らの音楽は、すごく攻撃的で陰湿な感じがした。

今も昔も、私は彼らの音楽が好きだけど。

なにか乗り越えられたのかな?

「ブラッディ・サンデー」って曲がある。
なんてことない日曜の朝、目覚めたら町中が血の海でみんな死んでたんだ。この日の気持ちを忘れちゃいけない・・・。というような内容の歌。

洋楽は、いつも訳詞を読んで意味を知るんだけど、目覚めたら町中が血の海なんて今の日本ではありえないから、かなりショッキングだったんだ。
そういう暗さになんだか引かれた。

U2はいわゆる日の当たるロックの扱いはされてなかった。
アンダーグラウンドというかなんというか(ドーアズもそうなんだよな)・・・。

ところが、数年前からU2が変わり出した!

いきなりディスコミュージックのような音楽なんか作ったりして、ぎらぎらのスケベーオヤジの集団みたい(苦笑)

でも、私はそれでも彼らの音楽が好きだな。

ボーノの声は相変わらずがさがさ。
ギターの音は、相変わらずシャラシャラで。
ベースは大地をはうように揺るぎ無く。
意外とドラムスは、スコンと抜けたちょっと軽目のリズムを刻む。

そんな中、「SWEET THING」を聴いた。
スペースシャワーTVで、ビデオクリップを見たんだ。

馬車に乗って、向かいに座っている女の人を一生懸命かき口説くボーノ。
一番最初に小さなブーケをはにかんで手渡す。
思い付く限りの演出をするんだ。
馬車の後ろからいろんなものがやってくる。
バグパイプの演奏隊や大きな風船、竹馬に乗った大道芸人・・・。

その間、ずっとボーノは歌ってる。

君が好きだ。好きなんだ。
僕の気持ちを受け取って・・・。

その横をほかのメンバーがオープンカーに乗って平走していて、時々合いの手(コーラス)を入れる。

・・・なんだかU2のイメージが変わっちゃった。

一度も女の人の顔は出てこなくって、むさっくるしいボーノのアップが大半なんだけどさ。すごく可愛いんだよね〜。そのクリップ。
それで、この曲が好きになっちゃった。

別に私が口説かれてたわけじゃないんだけどさ〜(照っ)

でもね、この曲はそんなに新しい曲じゃないらしい。
私が持ってる彼らのベストアルバムに入ってたんだよね。

そこで気がついた。

U2の暗い部分しか目に入ってなかったんだなって。
もしかしたら、私の中にそんな気持ちがあってそういう部分に響く歌しか聞えてこなかったのかもしれないね。

「SWEET THING」
WORDS & MUSIC BY (--sorry unknown--)、PLAY BY U2



2001年11月13日(火)
フラジャイル

短大の頃、NHK総合で、サウンドボックスという音楽情報番組をやってた。
金曜日の22:00くらいからだったと思うんだけど。
司会は、当時、人気絶頂のチェッカーズのリーダー武内亨さん。

その頃、私はチェッカーズが大好きで、彼らの音楽の一端をになっているリーダーがどんな音楽を紹介するのかすごく興味があった。
そういう訳で、毎週楽しみにしていた。

内容は、洋楽の最新情報を教えてくれるって言うもので、洋楽をあまり聴かなかった私はその番組からかなりいろいろな洋楽を知った。

でも・・・。

今考えると、それは結構偏ったものだった気がする。
かなり武内亨さんの好みがにじみ出ていたんだと思う。

その番組で知り、興味を持った洋楽。

U2、Sting、レゲエ・フィル・ハーモニック・オーケストラ(もうないと思うけど)、GIPCY KINGS、INDIGO GIRLS、ボビー・マクファーリン・・・などなど。

おかげで、私の家には、ちょっと変わった洋楽のCDが結構ある。

特にお気に入りだったのが、Stingの『・・・nothing like the sun』というアルバム。
その後、いくつか彼のアルバムを聴いたけど、あまりはまらなかった。
単調なリズムとStingの淡々とした歌が、私を眠りに誘っちゃうんだよな〜。

『・・・nothing like the sun』の1曲に「フラジャイル」があった。

この曲は、南米の内乱についてStingが書いた曲で、アコースティックギターのメロディーが物悲しく切ない。
呟くように淡々と歌うStingの声もぴったりくる。
詩の内容は、歌詞カードを見て知った。
すごく好きだったので、歌詞を覚えて歌おうとしたけど、Stingの歌詞はむずかしくて、なかなか覚えられなかった。

それでも苦心して口ずさめるようになったけど、今はもう忘れちゃったなあ。
そういう思い出もある曲になった。

それから数年後、O-KAYSのメンバーと長谷川きよしさんのライブに行った。
その頃は、田川くんも正式メンバーになっていた。
長谷川さんは、フォークシンガーで、加藤登喜子さんとの競演で名前を知っている程度の人だった。盲目のフォークシンガーだ。
田川くんも盲目のギタリストだけど、長谷川さんと田川くんは、ギターの構え方が違うし、聴いているジャンルややっている音楽も違うから、ぜんぜん雰囲気も違う。

長谷川さんは、すごく重厚な空気の人だった。
恐い人というわけではなく、やさしい感じなんだけどたやすく声を掛けられない雰囲気を持ってるんだ。

その長谷川さんのライブで、「フラジャイル」が演奏された。
しかも、彼はStingの歌詞を日本語に訳していた。
生で聴く「フラジャイル」に私は鳥肌が立った。
実は、田川くんもこの曲にすごく思い入れがあるのだという。
私はそれにもびっくりしたんだけど。
なぜかっていうと、Stingの音楽は、田川くんが普段聴く音楽とはチョット違うと思ったから。

とにかく私たち二人は大興奮していた。
長谷川さんのギターはすごく繊細なのに骨太。
幸運にもその後打ち上げに呼んでいただけた。
そして、長谷川さんとお話をすることが出来た。
とは言っても、二人ともこの感動をどう伝えたらいいのか分からずしどろもどろだった。
ところがどっこい、これがまたなにを喋ったか忘れちゃってる・・・。
私はどうも、すごいミュージシャンのライブの後は、どこかいっちゃってるんだろうなあ。毎回、舞い上がってなにを喋ったのか思い出せないんだもん。

・・・もういい大人なんだから・・・まったく。

「フラジャイル」は、ビデオクリップも印象的だった。
このアルバムの一連のビデオクリップは、みんなモノクロだったと記憶している。
スローテンポの音楽にスローテンポの踊りのシーンや、老女がゆっくり歩くシーンなどがあって、ストップモーションで時間の流れを見ているような気分になった。

なにを歌っているのかよく分からなくても、映像があるとどんな内容なのか知りたくなってくる。
最近は、英語も分かるようになりたいなと思う。

きっと新しい発見がたくさんあるだろう。

今、この時、「フラジャイル」をまた聴きたくなったんだ。

「フラジャイル」
MUSIC & WORDS & PLAY BY Sting



2001年11月12日(月)
In my way,Day by day,Make my day

毎日いろんな事があるね〜。

世界中で
会社で
日本で
私の街で
そしてなにより、自分自身に

一番大切なものはなになのか?

いろんなことを言う人が世の中にはいるんだけど。
結局、自分がいかに毎日平穏無事ですごせるかということが、平和な国に住んでいる私の毎日の命題だ。

そりゃたしかに世界中にはいろいろな境遇の人がいて、自分はかなり幸福な生活をしているという認識はある。
それについて感謝をし(だれに何をかは自分で決めればいいさ)、いろいろな境遇の人のことを考える時間も持てればいいと思う。

だけどさ。

辛くて辛くてしょうがないのに、会ったことも見たこともないどこかの国の人と比べて

「おまえの悩みなんて、たいした事じゃない。」

なんて言われるのは、正直、溜まったもんじゃない。
世界規模で考えればそりゃたいした事じゃないだろう。

でも、今の私には、これが一番の大問題なんだよ〜!!

そういう時はどうする?

そうねえ・・・。

私は一番気になってることを片づけることにしてるのよ。

台所の洗い物とか部屋の掃除とか・・・。

一番小さいことから片づけることにしてる。
それが3日続けられたら1週間、1週間続けられたらまた1週間・・・。
それが続けられれば続けられるほど、不思議なほど安心して楽になって冷静になる。

そうしたら、次に気になってる小さいことを片づける。
それを繰り返していたら、気がつくと他のこともなんとかなってたりする。
まったく不思議なんだけど。

自分で気づくことが出来れば、とりあえずお手軽にしあわせが手に入ることもあるんじゃないかなあ〜。
だって、こんなに平和な国に住んでいるから。

そのことには、ほんっとーに感謝しなくっちゃと思う。

自分で選択肢を選ぶことが出来るんだから。
だから、それに対する落とし前くらいは自分でつけなくちゃね。

「In my way,Day by day,Make my day」
MUSIC & WORDS & PLAY BY 鈴木雄大



2001年11月11日(日)
星の記憶


やわらかな風に吹かれ 暮れて行く水平線
真っ白な星の砂に 目を閉じて身を任せる

遥かな時を越え 呼ぶ声 風の中
この身に甦る ひとつの唄

Sha lala・・・ 歌う 寄せる波は
遠い星の記憶を
Sha lala・・・ 歌う 返す波は
久遠の調べにのせ

満点の宇宙(そら)の彼方 彗星が旅している

生命(いのち)の果てが来て この身が滅びても
再び逢えるだろう この海辺で

Sha lala・・・ 歌う 寄せる波は
遠い星の記憶を
Sha lala・・・ 歌う 返す波は
久遠の調べにのせ

生命(いのち)の果てが来て この身が滅びても
再び逢えるだろう この海辺で

Sha lala・・・ 歌う 寄せる波は
遠い星の記憶を
Sha lala・・・ 歌う 返す波は
何度も繰り返して

Sha lala・・・ 歌う 寄せる波は
遠い星の記憶を
Sha lala・・・ 歌う 返す波は
久遠の調べにのせ


「星の記憶」
MUSIC BY (--nobody--)、WORDS BY 安井文、PLAY BY (--nobody--)



2001年11月10日(土)
Saturday in the park

ちょっと遠出して、TVの料理番組で紹介されたパンを買いに行った。

あいにく雨でちょっとばかり損した気分。
今日行く場所は、スキーシーズンともなると雪がこんもり積もるような山奥。

同行した友人はスキーシーズンともなると休みはスキー三昧という人と寒いの嫌い〜という人。二人とも映画友達というか、よくいっしょに映画に行くメンバー。

で、私以外の二人は「寒いに決まってるでしょ〜!」と結構厚着。
私は山奥に行くという感覚が欠落していたためチョット薄着。

う〜ん、こりゃ、まずった。

でもまあ、ほとんど車の中だったのであまり気にもならなかった。

よかった〜。

パンは、こねる前にわざわざ発芽させるという手間を掛けたもので、まあ、お値段もそれなり。朝10時開店で、私たちが到着したのは12時ごろだったけど、雨の中、たくさんの人が訪れていた。
パン屋さんはとても狭くて、しかも既に長蛇の列。
パンはほとんど売り切れ状態。

まあ、かろうじて友人達と私は、思い思い(重い?)のパンを手に入れることが出来た。
で、問題のパンですが・・・。

ん〜まいっ!

もちもちしていてしっかりした歯ごたえなんだけど、固いわけじゃない。
な〜んにも付けなくてもパンそのものが甘いのでストレートのコーヒーとか紅茶、ミルクなんかといただいたらいいのではないかな。

スキーヤーの友人は、ワインとチーズと一緒に食べよ〜♪
なんて嬉しそうだった。

さて、帰ろうかね〜と帰路の途中で看板を発見。

”手作りジェラードあります”

ん?なんか気になる〜!

ということで、帰路とは逆に向かいお店を発見。
ラッキーにもおいしいジェラードに巡り合った。

が、寒がりの友人は、がたがた震えてる〜。
ありゃりゃ、食べ物の選択を誤っちゃったね〜。
でもまあ、おいしかったからいいとしましょ。

車のエアコンをちょっと暖か目にして、帰りはランチを食べるお店を探しつつ南下。
海沿いのおしゃれなレストランで、おいしいパスタとケーキ、コーヒーをいただいて、ゆっくりゆっくり帰った。

道中、車の中では友人達とおしゃべりが絶えなかった。
もっとも、一番喋ったのは、私だという噂も・・・。
う〜ん、二人とも私のくだらないおしゃべりに付き合ってくれてありがとね〜♪
久しぶりの友人達のとの遠出は、とってもとっても楽しくて。

♪〜さぁたでー いんざ ぱぁ〜くっ

と歌まで飛び出す気分だったのさ。

また行こうね!

「Saturday in the park」
MUSIC & WORDS BY(--sorry unknown--)、PLAY BY CICAGO



2001年11月09日(金)
You can make me HUSTLE

自分を中心に人間関係は放射線状に伸びて行く。
そこには新たな放射線が伸びているんだけど、当然ながら自分のところと重なってしまう部分が相当ある。
その中には私に対して好意的ではない人もいるわけで・・・。

あっち立てればこっちがおろそかになり、また逆もしかり。
で、こんがらがってしまうわけなんだけど・・・。

意図的にそれを繰り返すなんて私には出来ないので、ほとんどの場合は、目の前の状況に左右されちゃう。

そういう訳で、人間関係は難しい。
ここまで考えただけで、気が遠くなりそうだ〜。

(@○@;)

人間はわがままな生き物。神様がそう創ったんだね〜♪

なんて歌っている人がいたけど、私もそれには同感だなあ。

どんな奇麗事を言ったって、自分が好意を持っている人にはやっぱ嫌われたくないのよね〜。だけど、なにが切っ掛けで嫌われちゃうかわかんないのが世の常。

その切っ掛けは私には分からん。

分からんので、私は私の信じることをやっちゃうのみなんだ、結局は。
それでその人が私を遠ざけるというならそれもしょうがないね。
今何を説明しても、その人には”こいつ嫌いっ!”って気持ちしか見えないでしょう。
だから、どんなにつらくても時が過ぎるのを待つしかない。
そして、機会があればまた仲良くすることもあるでしょう〜。

勝手だと思う?そう、勝手なのよ私。

毎日の生活に追われていると、判断が難しくなってくる。

他人の要求をかなえられないのが自分の責任のように感じてしまう。
その他人から文句言われる。
パニクってしまう。
自分がどこにいるのか分からない。
なにをしたいのか分からない。
ほっといてほしい。
ひとりになりたい。

・・・ああっ、楽になりたいよ〜!!!!!

人によっては、この後”死にたい。”という究極の選択をしてしまう人もいるかもね。

だいたいねえ、他人なんて人のことなんでどーでもいいんだから。
無神経な言葉はどこにもかしこにも転がっていて、言ってる本人は好意のつもりでも、聞いてる他人には逆の意味かもしれないってことさえ忘れてるんだ。

自分が逆の立場だったらそう思うくせに。

これは、だれか特定の人のことではなく、自分のこと。

人間はわがままな生き物。神様がそう創ったんだね〜♪

だから、大切なものを自分で探そうと思うんだ。
それはなんでもいい。

私にとってはそれを手に入れる道標が音楽。
その音楽を作った人でも企画した人でもなく、音楽自身が私の道標。
それを作った人がその後信じられないような道を歩んだとしても、その音楽が生まれた瞬間だけは真実でしょう?
だから、音楽が私の道標。

ああ〜些細な事にも幸せを感じられるようになりたいな。

ちぇっ、なんか陳腐な話になっちゃった。

「YOU CAN MAKE ME HUSTLE」
MUSIC & WORDS & PLAY BY 鈴木雄大



2001年11月08日(木)
歩いて帰ろう

あ〜!

雲の大きさが気になってしょうがない。
なんていい天気!

体調もいいしさ〜。
ちょっと買い物でもして帰ろっかな〜。

こんなお天気の日。

お向かいのケン(雑種犬)はな〜にをしているんだろう?

ダッシュ村も快晴かなあ〜?
ホクトや八木橋、ミツヨは楽しく暮らしてるだろうか?
秋野菜の出来具合はどんな感じかね・・・。
う〜む、来週も鉄腕ダッシュ!!が楽しみだ。

さて、今日は思いっきり息を吸い込んで歩いて帰ろう。

ちゃんちゃん♪

「歩いて帰ろう」
MUSIC & WORDS & PLAY BY 斉藤和義



2001年11月07日(水)
飛んでイスタンブール

"お祭りに庄野さんのお手伝いで行くから遊びに来てね〜。by うー"

ある日、いつも顔を出しているBBSに鈴木雄大さんがこう書き込んでいた。

なんとっ!

場所は実家の近くじゃないのよ〜!
しかも、お祭り??
すぐさま主催者に電話をする。
部外者でも参加OK〜♪

たかちゃん、ぱぴよんさんも駆けつけるという連絡を受けた。
これはますます楽しみじゃ〜あ〜りませんかっ!

当日は朝から落ち着きませんっ!
そわそわ〜。
何をしても手につかにゃい〜っ。

今年は、ほんっと、雄大さんのライブに何回も行けてすごくうれしい1年だった。
行動すればたいていの夢は叶うもんなのね〜と改めて思ったね。
もちろん、たくさんの人の尽力の賜物なのじゃ〜。

おっとぉ今日のメインは庄野真代さん。
庄野さんは、間近で見るとすっごく細くてびっくり!!
TVで見るよりは小柄な人だったな。
すごくきれいな声。
おなじみの曲から、その昔はやった流行歌まで。
素敵なピアノを弾くピアニストと雄大さんの3人で強力なハーモニーを聴かせてくれた。
うひょひょ〜♪
鳥肌が立ちまする〜♪

雄大さんはバックギタリストに専念。
いやいや、ボーカリスト鈴木雄大は認識していたけど、この夜、私はギタリスト鈴木雄大をすっかり堪能させていただきました。
すんばらし〜っ!
やっぱり、彼は神様のよーな人だ・・・。

ステージに現われた時、手を振る私たちに気がついてくれて、ライブ中時々こっちを見てくれていたんだよね〜。(;◇;)
かっ、かんどーだ。

今日はやっぱり庄野さんのバックだから歌わないのかな〜なんて思っていたら・・・。
ぬぁなんとっ!2曲も!!

名曲「Only One」とまたまた名曲「太陽の匂い」

なんて選曲なんでしょっ!
彼はたった2曲で会場を黙らせてしまいました・・・。
照れ笑いしながら席に就く雄大さんの後ろに後光が見えたのは私だけ・・・?

あっという間の40分。

さてこれからどうしようかね〜。
たかちゃんは、雄大さんにお土産を渡すことが出来るだろうか?
とりあえず、スタッフを捕まえてたかちゃん持参のお土産は雄大さんの手元に運ばれることとなった。
しかし!せーっかくだから会いたいよね〜などと、ぶらぶらしていたら・・・。

な、なんと。
私をオフコースライブに連れて行ってくれたおじさんが、ふらふらと歩いているではありませんか。
そういえば今日のお祭りは、彼の勤める会社の社員向けのお祭り!

「おーっ!久しぶり〜。元気〜?聞いてよ〜俺ねえ、一等が当たっちゃった〜!」

ほろ酔い加減のおじさんは、懐に大事そうにしまった目録を取り出した。
なんと彼は、福引きで1等賞の自社製DVD&CD-Rプレーヤーが当たったという。
おおお、かなりご機嫌の様子。
そこで私は彼にお願いしてみた。

「雄大さんに会いたいの〜(涙)」
「よしっ、待ってろ!」

そう言って彼は雄大さんがいると思われる建物に消えていった。
途中、いろんな人に福引きが当たった事をお知らせしている姿が何とも言えなかった(笑)

5分ほどして帰ってきたおじさんは、なんともすごい報告をしてくれた。

「今食事中で、××時頃移動するんだって。その頃またおいで。」
「あ、ありがとぉ〜(涙)」

その時間にまた行ってみるとちょっと時間が押しているらしい。
しかし、おじさんの口利きのおかげで、主催者の人がわざわざ雄大さんを呼び出してくださった。
申し訳ないです〜(;◇;)

「よく来てくれたね〜。ありがとう〜。」

そう言って、雄大さんはひとりひとりをハグしてくださいました。うれし〜。
私は硬直しまくって言葉が出なかった・・・。
初めて体に触れてしまったので・・・。かんどー(赤面)

ばたばたと雄大さん達は去ってしまいましたが、最後まで私たちに手を振ってくれました。
ああ、こんな幸せなことがあってよいの??
よいの〜??

それもこれも、おじさんのおかげ。
ほんとにありがとう。(って、彼はこのページのことは知らんのだった。)

あれ?
ライブの感想を書こうと思ってたのに、雄大さんの話ばっかりになっちゃった。
まあ、ご愛敬と言うことで〜。

2001.8.4(sat)日立笠戸工場の夏祭りライブ(at 日立グランド)
「飛んでイスタンブール」
MUSIC & WORDS BY (--sorry unknown--)、PLAY BY 庄野真代



2001年11月06日(火)
あなたより大切なこと

小学5年生の時、私は生まれて初めてコンサートなるものに行った。
当時私はオフコースが大好きで、カセットテープを擦り切れるんじゃないかと言うほど聴きまくっていた。
色恋も知らないガキのくせに小田さんの事が大好きだった。

そういや、いつのまにかその頃の小田さんくらいの歳になっちまった。
とほほ。

そう、生まれて初めて行ったライブとは、オフコースのライブだったのである!
しかもなんと!まだ5人だった時のオフコースなのだ〜。
これは中学時代、自慢の種だった。
だって、少なくとも同じ中学校には5人のオフコースのライブに行ったことのある子なんていなかったからね〜♪

改めて、自分をめぐる音楽環境(?)のよさに感謝する今日このごろである・・・。

私にイーグルスのLPをプレゼントしてくれた叔母のだんなさんと、私はすごく仲良しで未だにお世話になってるんだけど、ある日、そのおじさんとTVを一緒に見ていた時、オフコースのライブを告知するCMが流れたのだ。(ラッキー♪)
行きたいなあ〜と呟く私に彼はこう言った。

「なに?これに行きたいの?よしっ、つれてっちゃろ〜。」

えええええっ????
そうだったらうれしいなあ〜なんて(内心は本気であってくれと願っていた。)笑っていったような気がする。
とにかく彼は、オフコースのツアーチケットを本当に用意してくれた。

ああ、ありがたやありがたや〜。

大人気のオフコース。

当然指定席なんて取れりゃしません。
今では立ち見席なんてありゃ〜しませんが、当時、まだそういうものがあったので、彼はあのLPを買ったお店で、立ち見席のチケットを手に入れてきてくれたのだった。

当然私は未成年。
コンサート会場はJR(当時は、国鉄だっ!)駅5つ分西にある。
そ〜んなところまで独りで行けるわけがありません。
・・・と言うことで、そのおじさんと一緒に行くことになった。

もうかなり昔のこと、その日のことを克明には思い出す事は出来ない。
けど、小田さんが「あなたより大切なこと」を右に首をかしげながら歌っていた姿だけは、今でも克明に覚えております。ありがたや〜♪

階段に座り込んで、必死こいてステージを凝視していた私に、なんだかイカのいい匂いが漂ってきたのはどのあたりだったのか・・・?
ん?と思ってとなりを見ると・・・。

な、なんとおじさんは、ワンカップ片手にイカを食いちぎっているではないですかっ!

い、いつの間にそんなものを・・・。

あー、言っておきますが、場内は当然、禁煙の上、飲食禁止でございます。
幸い警備員には見つからなかったようで、何のお咎めもありませんでした。

このことは、首をかしげて熱唱する小田さんの姿と共に深く深く私の心に残ったのでありました。(合掌??)

オフコースのライブは、レコードとまったく同じ音を出していた。
それはそうなるように彼らが綿密に打ち合わせをしたり、お金を掛けてそういう設備を持ち回っていたからなんだよね。
当時の私は、それがすごいことだと思った。
今でもそう思うけど。

今は、ライブがアルバムよりいいバンドの方が好きなんだな。
好みって言うのは、いつのまにか変わっていたりします。

おじさんは、今でもこの時の話を楽しそうにする。
私にとっても忘れがたい思い出なので、うれしそうに話している姿を見るとうれしい。
本当にありがとう!

そういえば、おじさんはつい最近またすごいことをやってくれたのだ〜。
それは、また今度♪

「あなたより大切なこと」
MUSIC & WORDS BY 小田和正、PLAY BY オフコース



2001年11月05日(月)
Smile Again

たった1度だけ見た映画がある。
その後、もう一度見たいとビデオも探した。
でも、結局見ることが出来なかった。
サントラ盤だけは今でも手元にある。

今も探してる。

タイトルは「YESTERDAY」
カナダが舞台。時代設定は覚えていない。
カナダの大学生が主人公だった。
イタリア系カナダ人とフランス系カナダ人の男女がキャンパスで出会う。
(どっちがどっちだったか忘れちゃった。)
男は裕福な家庭の子息で、徴兵されたくなくていろいろ手を尽くして逃げ回ってる。
女は中流より少し下で、ちょっと苦しい生活の中アルバイトをしながら大学に通っている。
偶然の出逢いから2人は恋に落ちる。

男は結局、徴兵を免れることが出来ずに戦場に行くことになる。
そして・・・。
女は、男が戦死したという知らせを受ける。
悲しみに暮れる彼女のお腹には彼の子供が・・・。

数年後、彼女は偶然、男の母親に出会う。
彼女の傍らには成長した彼の子供がいた。
その事実を知った彼の母親は、大きく泣き崩れ彼女に真実を語った。

画面が切り替わり彼女は子供の手を引いて、大きな病院に駆け込む。
そこは、戦場で傷ついた人達でごった返している。
彼女は病院の奥に進み、廊下の向こうに車椅子に乗った人を見つける。

大きく目を見開いた彼女は、死んだと知らされていた恋人の名前を叫びながらその車椅子に駆け寄るんだ。振り返ったその人は、確かに彼だった。

戦場で両足を失ってしまった彼は、彼女に会うことは出来ないと、両親に頼んで彼女には死んだと伝えてくれと言ったという。
だけど、病院で暮らす彼は、別人のように沈んだ顔をしていて、両親はやりきれなかったのだ。涙乍らに母親は、彼女に許しをこうた。

そして、家族3人揃って抱き合う感動的シーンで終わる。

何でこんな詳しく覚えてるのかと言うと、手元にあるサントラ盤の裏表紙にストーリーが書いてあるからなんだけど、なにより、そのラストシーンの音源が吹き込まれているので、今でもそのシーンを思い出すことが出来るんだ。

今もサントラ盤はそういう作りなのかなあ。

そのシーンにフェードインするのが、ニュートンファミリーの歌う「Smile Again」。

当時、必死に英語の歌詞を覚えた。
今はもうちょっとしか歌えないのが残念。
生まれて初めて自分で辞書を引きひき覚えた英語の歌がこれなんだよね。

もう一度、この映画を見たいと思う。
これを見た中学生の時と同じように感動できるかどうかは分からないけど。

「Smile Again」
MUSIC & WORDS BY (--sorry unknown--)、PLAY BY ニュートン・ファミリー



2001年11月04日(日)
チャーム・ポイント

情景が詩の中で表現されている歌って、なにからインスパイヤされたのか興味が湧くことがある。
もちろん、すでに体験したことがあれば容易に想像できるし、似たような状況に置かれたらいきなりスイッチが入ってその曲が流れはじめることもある。

おおっ!こんな風景を見て彼もあの詩が浮かんだのかしら。
な〜んて、勝手に想像するのも結構楽しい。

そんなこんなで私は四六時中なにかしら音楽が頭の中で流れてる。
それはいわゆるBGMみたいな感じ。

だから、何かのきっかけで気にも止めていなかった音楽がある瞬間に大きな意味を持ちはじめることもある。

ある日、邦画ばっかり流しているチャンネルを見ていたら、「地雷を踏んだらサヨウナラ」って映画が始まった。
主演は浅野忠信。
最近気になってる俳優だったので、そのまま最後まで見ることにした。
実在したフリージャーナリスト、一ノ瀬泰造って人がベトナム戦争時にカンボジアのアンコールワット界隈で行方不明になるまでの何ヶ月かを実際の足取りを追いつつ脚色した話。彼は、ひたすらアンコールワットを撮りたかったのだそうだ。
あっという間に終わってしまう映画だった。

泰造は、民族解放軍につかまってその希望をかなえる寸前、処刑されてしまう。
映画の中、拉致された泰造が取り押さえられながら叫んだ後画面が切り替わると、彼はうれしそうな顔をして、黄色い自転車に乗ってアンコールワットにふらふら走っていくんだ。

「チャーム・ポイント」って曲に黄色い自転車が出て来る。
なんてことはない夏の日、彼女と自転車で遊んでいる歌なんだけど。

何で黄色い自転車なのかななんて思ってた。

その矢先にこの映画を見た。

ベンジーはこの映画を見たのかな・・・なんてぼんやり思ってしまったんだよね。

それ以来、あのシーンと「チャーム・ポイント」は、何処か同じ匂いがするように思えてしょうがない。

「チャーム・ポイント」
MUSIC & WORDS BY 浅井健一、PLAY BY SHRBETS



2001年11月03日(土)
フクロウの唄

夜、明かりを全部落として布団に潜り込む。

だんだん目がなれて、薄明かりの中、部屋中がはっきり見えてくる。
息を潜めてみまわすと、全然別の部屋に見えてきたりして。

でもぜんぜん恐くないよ。

暖かい布団に潜っているとなんだか守られているような気分になってくるんだ。
すごく気持ちがよくなってきて、自然に瞼が下りてくる。
なんだかとってもうれしいな。

想像の翼を広げて、意識が現実と夢の狭間でまどろみ始める。

大音量で音楽を流しているらしい自動車が轟音と共に頭の上を走りぬけていった。
びっくりして目を開けてしまう。
ヘッドライトの明かりがしばし部屋の中を照らす。

やれやれ、せっかく面白くなりかけていたのに。

改めて目を閉じる。
また、見事な静寂が訪れて。

あ・・・虫の声が聞こえる。

ああ、こんな夜中に起きてる奴等がいるんだ。
なんだか楽しい気持ちになってくる。

そういえば・・・。

その声は季節によって違うなあ何てことに気がついたりして。
耳を傾けながら、また現実と夢の狭間に足を踏み入れはじめる。

私が完全に夢の中へ行って寝息を立てる頃。
どこかの森で歌いはじめるフクロウもいるかもしれない。
その姿を想像しながら、ますます私は夢の世界へ飛んで行く。
フクロウの唄が聞えてきたような気がするんだけど、それはきっと・・・・。

明日の朝、今考えていることを覚えていますように・・。

「フクロウの唄」
MUSIC & WORDS & PLAY BY 馬場俊英



2001年11月02日(金)
すべての人の心に花を

世界中で毎日たくさんの歌は歌われているけど、その中に何曲日本の歌が入ってるんだろうね。

すごく有名なのは「SUKIYAKI」(「上を向いて歩こう」)。
だけど、アジア各国の言葉で歌われている日本の歌があるのを知っていますか?

「すべての人の心に花を」

最近は「花」というタイトルで呼ばれてる。
私が初めてこの歌を聴いたのは、小学生の時だったけどあれからずっとどこかしらでこの歌を耳にし続けてる。
私が知っているだけで、日本でリリースされたCDは作者本人を含めて3人の人が出してる。

とにかく詩がいい。

数年前にこの曲を各国の言葉で歌ったものを集めたCDが発売された。
私は手にすることはなかったけど、CD1枚作れるくらいの国で訳されて歌われていることにびっくりした。

人の心の中は、どんな国に住んでいてどんな神様を信仰していても同じなのかもしれないね。違うのは使っている言葉だけなんだ。

あれだけ歌われているのに、生みの親である喜納昌吉さんにはほとんど印税は入らなかったのだそうだ。だけど彼は、この歌がたくさんの人の心に届いたことを心から喜んでいるという。
すごい生命力をもっている音楽だったんだね。

そういう国を越えて歌われている歌がもっともっとどこかにある。
地球規模だったらと考えると・・・ちょっとすごいな。

そういう思いがもっと増えれば、今の悪い状況もいつか何とかなるかもしれない。
・・・なんて思ってしまうんだ。

「すべての人の心に花を」
MUSIC & WORDS BY 喜納昌吉、PLAY BY 喜納昌吉&チャンプルーズ



2001年11月01日(木)
月影

仕事が終わって会社を出ると、この頃はもうすっかり夕闇に包まれてる。

ここ2日くらいは大きなお月様が、私が向かう駅の方向へぽっかり顔を出していて、おいでおいでしているよう。

まだしっかり足元も見えるくらいの明るさだけど、私はその月を頼りにふらふら駅に向かう。うれしい気分が込み上げてきて、スキップしそうになるけどやっぱりそれはちょっと変な人に見えるだろうから、がまんがまん・・・。

人影まばらなホームのベンチの月の姿がよく見える位置に腰を下ろす。
ヘッドホンの中ではおあつらえむきの音楽が流れ続けている。

いい気分だ。

東の空にぽっかり浮かぶ月。
この世のものとは思えないくらいの美しさ。
太陽の光を受けて自分自身で光を発することはない月。

あの静かな輝きは見るものの心を落ち着ける。
いや、時には狂わせることもあるらしい。
今夜の私は、あの光を見て心が温かくなってくる。

とても気分がいい・・・。

しばし音楽に気を取られ月から目を離していたら、あっという間に屋根の陰に隠れていた。一番高い位置まで登るために。

ああ、地球は今日も回り続けていたんだ・・・。

あの月は真夜中、私の部屋にも月明かりを運ぶだろう。
そして、昨夜とは違う色を見せてくれるだろう。

今夜は早めに明かりを落として、それを待つことにしよう。

「月影」
MUSIC & WORDS & PLAY BY 斉藤和義