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脱力、もしかして疲労困憊。
それか気紛れに来る例の気だるさか。

自分の体なのに、意識なのに、
何故か思い通りにいかない。

餓鬼みたいな、いらつき。


恐れているのは、盲目。

焦りや不安や余裕の無さから来る、視野の縮小が怖い。
見えなくなったら、終わりだ。

落ち着け落ち着け落ち着け


いつでも笑顔で。


この世の中で。

たとえ引き換えに言葉を失ったとしても。

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じゃあ、触らねぇよ。


無言でそう伝えてから、突き放すように気配を消した。

相手への興味と共に、消す事が出来た。


リセット　オールリセット


仮にそんなことが出来たとしたら、
自分はまるで別の道を辿ろう。

あんたとは何の接点も無い地で、ゆっくり息をして暮らすんだ。

あんたが、この存在を、切に求めていたとしても。


もう、二度と逢うことは無いだろう。

だって、その存在はもうあんたの知ってる存在じゃあないからさ。

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「逢いたい」

その言葉の重みなんて、全然測れずにいた自分が−−−
酷く無能な生き物に思えた。

泣きそうなのも堪えて絞り出すように紡がれた声の意味すら、分かろうとはしなかったんだから。


"こんな自分に、何かを期待したり望んだりしないでほしい。"


こんなセリフは、君に対して仮に残酷な事であっても言うべきだったのかもしれないのに。
ある種のタブーの様に、喉まで込み上げていたのを飲み込み続けていた。

他人への執着心が極端に少ない自分は、君が早く他に幸せにしてくれるような人間を見つけてくれることを考えていた。

どんな気持ちでその言葉が出てきたのかも、考えようともせずに。


切れたはずの受話器の向こう側で−−−


君が、無音で叫ぶように、声を潜める様に泣いている−−−

そんな声が聞こえた気がした。

嗚呼、何でこんな時に。
やっと君の気持ちが、鮮明に見えてしまうのだろう。


「さよなら」


残酷、もしくは無機質だったかもしれない。
でもどうか、何らかの感情は篭っていて欲しい。

君の耳に、どんな風にあの言葉は残ったのだろう。


幸せに出来なくてゴメン、なんて傲慢なセリフかもしれないけれど。

どうか、その言葉達に、
魂が篭っていますように。

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　　 いつか　どこかで

あなたと　また
　　　　　　　　昔のように

御話出来たら　なんて

　　　　　　　　　　　　想いますのよ

　　　　　

　　　　　永遠の愛なんて誓えない



こんな　無様な　あたしでも

　　　　　　　　　　ほんの少しだけ

嘘でもいいから
　　　　　　　　　　　　　
　　　　　人間の　感情が　欲しい

　　　　まがい物の　人形の　戯言だとしても

　　　　　　　　　　　　　　あのたった一言に

　　魂を込めてみたいだけ


　　　　　　　　　　　　　　　嗚呼


　　　　本物の　言葉が　欲しい


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またまたショートショート？？

支離滅裂ってかノリと勢いですね。

久しぶりにこの手の文章書いた。。。爆