うちのオトボケ母が今年の春からやっとのことで毎日紙パンツを履いてくれるようになったのはいいが、とっかかりとなってくれたアテント薄型下着気分ピンクベージュではカバーしきれず漏れることが頻発。
ハイパー認知症なので紙パンツが濡れていることがわからないんですよ。ポリマーがふくれてパンパンでも平気で椅子に座り続けるのでこうなります。
おとなしく紙パンツチェックなどさせてくれるわけもないので(紙パンツの脱ぎ着ですら邪魔くさいと文句言う)、これはもう吸収量が多いタイプに変更するしかないわけで。
試しに4回分吸収タイプを渡したら、案の定抵抗。白いから拒否。 なので「病院で検査があるからこれを履いてきてくださいってお医者さんに言われた」(←伝家の宝刀)と言ってみる。「お医者さんがいうなら仕方ないか〜もぉイヤねえ〜」と文句いいながら履き替える。
いやほんっとに「病院で検査がある」と「お医者さんが言ってる」はパワーワード。この二つを合体させたら、動かぬ認知症をも動かす伝家の宝刀。
だが今のところ、外出時しかこの作戦はとれない。 日常的に白い紙パンツを履いてくれるまでには少し時間がかかるやもしれん。
子供の紙おむつはどんどん枚数が減って日に日に楽になっていくけど、認知症の紙おむつはどんどん枚数が増えて日に日に大変なことになっていくんだなー。 ……ぼっけぇきょうてぇ。
最近、寝る前にゆっくり丁寧〜なストレッチなどしながらラジコを聞いている。
番組は特に決めていない。 気に入らなかったらアレクサに替えろと言うだけだ。
で、いつだか何かの番組のパーソナリティーらしき女性アイドルたちが、やたらと麻辣湯について熱く熱く語っていた。 話を聞いているだけで、なるほど女子人気の高い料理なのだなと知る。 具は選び放題らしい。ヘルシーらしい。名前にマーとラーが入っているからシビ辛そうなのもわかる。ふむ。
キクラゲたっぷりが美味しいらしい。ついつい具をたっぷりにしてしまいたくなるらしい。ほうほう。話を聞いているだけでも面白い。
だが行列らしい。女子で。 調べると福岡にも結構ある。 なんならうちから徒歩圏内にもある。 だが行列なのだそうだ。女子で。じょ・し・で。
ふーむ。
よし、では作るか麻辣湯とやらを。 麻と辣とダシとかなんかいろいろぶちこめば良いのであろう。←レシピ探せよ。
レシピを探していちばん信用できそうなものを2種類ほど並べ比較ミックスした結果、私が用意したのは花椒、八角、ラー油、唐辛子、オイスターソース、ニンニク、ニンニク味噌←私の手作り、生姜、豆板醤、ガラスープ、和風だし。具材はきくらげをメインに各種キノコ類と葉物野菜、豚、葱、緑豆春雨等々好きな感じに放り込み、調味料は目分量でチョイチョイ入れてこんなもんかなと火を止める。
丼にうつして、さて実食。はい旨い。旨くてシビ辛。きくらげを大きめにカットしたのも良かった。マイタケとエノキたっぷりにしたのも正解。野菜たっぷりで豚もうまうま。春雨は少しだけにしてたのも◎ はー、ビールがうめえ!←結果酒のアテ。
激安でできましたよ。調味料はまだじゅうぶん残ってるし、次は具材を海鮮にしても旨かろうて。モツもありか?手始めに野菜室に山芋あるから、明日はざく切りにして入れるかな。
しばらくマーとラーの世界に浸る予定。
デイケアに行く直前になって「私のメガネー」とオトボケ様が言う。 テーブルにもバッグにも洗面所にもないなら冷蔵庫(←なんで?と思うなかれ。ハイパー認知症だからよくある話)だが、冷蔵庫にもない。
冷蔵庫から冷凍庫にでも出世したかと思い探すが冷凍もされていない。 はてさて。
ソファーの下、テーブルの下、トイレ、風呂場、引き出し、ゴミ箱と探すがない。
はい?
いやもうお迎えの方を待たせるわけにはいかないので、メガネなしで出かけてもらう。 それから再び家中を探し回る。くまなく探す。ない。なんで?
探し疲れてイラッとしてきたが、そういえば予備のメガネがあったことを思い出してそれをテーブルに置いた。
何故予備があるかというと、数年前にオトボケ様ご本人が「別のデザインのメガネが欲しい〜」というので作りに行き、これがいいーと気に入ったものがあったので作成し、完成したので取りに行くと「えー、こんなデザイン嫌〜、いらなーい」と言ってかけようとしなかったため長らく引き出しに封印していたのだ。
夕方帰宅した彼女に「メガネあったよ」と手渡すと「あー、これこれ」といってすんなり装着。受け入れ早い。これもオトボケあるある。とりあえず一件落着。
とはいえだ、 メガネはいったいどこへ消えたんだ? 洗濯機の中まで探したがなかったぞ? まじで謎すぎるんですけど?
……いやほんと、どこに消えたの?
| 2026年06月07日(日) |
ムーミンとニーインは似て非なり。←いや似てねーし。 |
ねえニーイン、あっち向いて?
はい、整骨院とか鍼灸院に通いだして初めて指摘された私のニーイン。 要するに「膝が内側に入っている」状態のことであります。
スクワットでもスポーツのときも階段の上り下りでも、私の膝はやや内側を向いて体を支えていたのです。
20歳頃から定期的に膝に水が溜まり、あっちこっちの整形外科でどれだけ検査してもMRIだのCTだのとりまくっても「異常ありませーん」で鎮痛剤と湿布だされるか、ぶっとい注射器で水抜かれるだけの対処しかしてもらえず、辛すぎワロタで痛みをひたすらやり過ごすだけの人生を送っていましたが、齢60にして『原因はニーインだお。改善トレーニング教えるぞい☆頑張れ〜』ってなご指導をいただきましたよ。
いやもう知らないって……怖い。
てなわけで、ベテラン柔道整復師、ベテラン鍼灸師からご指導ご鞭撻いただきニーイン改善トレーニングにいそしんでおります。
60歳って……大変ね。 でもいいの、ここからがスタートよ。←還暦だもの。
4月10日頃からやっとのことで紙パンツだけを素直に履いてくれるようになったオトボケ様ですが、脱いだ紙パンツをゴミと認識できないまま6月になりましたわ。
一時期はゴミ箱に捨ててくれる率が上がったんですが、そこをピークに下降線の一途。というより、洗うことのほうが増えた感じ。
私が帰宅すると洗面所には、執拗に洗われてもうこれ以上水分吸収できませんとでもいいだけなくらいに、パンッパンに膨れ上がった紙パンツが放置してある。
時には洗面台に水が張られて、その中にバレーボールかよってなくらいに膨れ上がった紙パンツがあったりもする。
他はたいてい引き出しの中か、ソファーの下やテープルの下にねじこんである。
ようするに彼女は使用済み紙パンツを「ゴミと認識できない」のだなと痛感。 これまでの下着と同様に、洗ったり隠したりすることから前へは進めないわけだ。
てなわけで私は相変わらず臭気で隠された位置を特定し回収してまわったのち、掃除して消毒して消臭スプレーかけまわってる日々です。それでも以前とは違って紙パンツだから「回収したら捨てるだけ」なので楽です。以前に比べれば楽なことこの上なし。
まあ、うちのオトボケ様は認知症故「ゴミはゴミ箱へ」ができないだけなので致し方有りません。しかしながら世の中には認知症でもないのに最低限のマナーである「ゴミはゴミ箱へ」ができない連中がまともな人のフリして街中を闊歩しているので、いつまでたっても植え込みや道路や公園にはタバコやらペットボトルやらなんやかやのゴミが落ちてるわけですからね。
悪いけどうちの認知症は紙パンツをゴミと認識できないからゴミ箱に入れないだけで、ゴミはゴミ箱に入れることができるんですけど。重度認知症ですらゴミと認識できたものはきちんとゴミ箱に捨てられるっていうのに。
……そう考えたらなんかゴミを街中でポイ捨てする連中の脳味噌ってそーとーな病気なのかなって哀れみすら覚えてきた。ご愁傷様。
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