・・・という、メル友ができた。
付き合いはもう2ちゃんねるでコテハンをやっていたころからだから
10年になろうかという感じなのだが、
つい最近、お互いの携帯アドレスを交換しあって、
二日か三日に一度の頻度でちょこちょこやり取りをしている。
2ちゃんねるにいた頃は歯に衣着せない言動で、
揺るぎない確固たるアドバイスをすることで定評があった突起も
10年経って角が取れてきたのか、当時からモテない男
(つまり彼女いない歴=年齢)代表だった月とは
妙にウマがあって、2ちゃんねる→mixi→Twitter→アド交換と
付き合いが続いている。
月は中肉中背の普通の男なのだけれど、
不幸続きと持ち前の不器用さとやけに高い彼女への理想が
相まって異性とのお付き合いに縁がなく、
モテない男の代表みたいな存在になってしまった。
・・・そんな彼が、新しい女性に恋をした。
某突起名に出会った時は、丁度失恋直後で、
手をつけられない駄々っ子だったのだが、
今回も理想が高いながら頑張っている様子である。
まあ、相手の身分が身分だけに詳細は明かせないのだが
私は彼の恋を応援している。
経験は早い方がいいと考えていた某突起名は
10歳の頃には既にファーストキスを経験していたし、
この日記の長い付き合いの方は皆ご存じのとおり、
風俗嬢だった期間もあるし、彼氏も無突さんと二股をかけた状態で
何人も取っ替え引っ替えしていたし、
別にそんなことを気にしてはいなかったのだが、
月の生き様は清々しい程、妥協がない。
「まあ、自分のレベルならこの女でもいっか」とか
「この歳で経験がないのは恥ずかしい」とかいう
周囲への迎合が全く見られないのである。
「一生に深く関わる事だから妥協したくない!」と
はっきりと、この私に向かって言い放ったくらい
妥協しないことに誇りを抱いてさえいるのだ。
例えそれが「彼女いない歴=年齢wwwwダサwww」とかいう
嘲弄の嵐にあってもだ。
・・・月の異性とのお付き合いへの姿勢を見ていると、
男のコトに関して妥協しまくって生きてきた私なんかは
「すいませんでした!」と土下座をしたくなる。
エホバの証人の方でも、処女童貞が推奨されているのもあって
(結婚しなければセックスをしてはいけない。)
「あ〜あ、もうちょっと(処女を)大事に取っとけば良かったかな・・・。」
と、月とのやり取りでつくづく思わされる。
そんな月との話題はといえばブラック企業に勤めている
月がやや「うつ」なので「そんな会社なんか辞めちまえ!」とか
「DHCのリップクリームオススメだよ。」とか、
月のターゲットの女性がほにゃらららとか(←公にできない話題。)
そんな話ばかりなのだが、意外と飽きない。
久々に心の置けない男友達ができた感じ。
長文メールの応酬のため、母親に見つかると「携帯代が(以下略」とか
言い出すので、こっそりと水面下でコミュニケーション中。
しばらくは退屈しなさそうだ。
それはそうと、今度の土日はエホバの証人の巡回大会だ。
5時起き20時就寝の日が二日間続く上に、
二日間、みっちり講演を聞かされるのでペンだこが痛い。
お尻も痛いのでクッション持参。
宿題も出されるので、復習もしなければいけないとか、誰得。
そうそう、約二年間の間、司会者(世話役)無しで過ごした上に
巡回監督には「基本の本、二冊終えるまでは伝道者にはなれないよ。」
と、告げられ、「司会者になってもいいですよ。」という姉妹が
現れたと思ったら、実家に帰ってしまい、勿論、司会者の話も白紙。
裏の話を聞いてみると、どうやら彼女は酷い統合失調症で、
誰彼構わず「あの姉妹にいじめられました。」と長老に告げ口し、
最初のうちは加害者にされた方が謝る形でことを収めていたのだが
あまりにその手の話を連発するので、皆、彼女の相手を嫌がるようになり、
「精神科に一度診てもらったら」と長老にアドバイスされても、お母様も
「娘を基地外病院にかからせるなんてとんでもない!娘は正常です!」
・・・とかおっしゃって、譲ることがないので治る見込みもなく、
仕方がないので会衆から出て行ってもらって、
お母様とよしなにしてください、とうちの会衆から追い出したという。
そんな姉妹と研究がはじまっていたらと思うとガクブルなわけだが、
司会者がいつまで経ってもつかない、と言うのも困った話なので、
普段、滅多に話さない長老兄弟に話をしたら、
「今度の長老団の集まりで取り上げてみます。」と、
はじめて発展性のある答えが返ってきて、
よっしゃ!!って感じ。
母親曰く「照れ屋なのよ。」でも、笑うと額に青筋が立って怖い
という理由で今までほとんど近づかなかった兄弟なのだが、
周囲は「とことんまで面倒見てくれる兄弟よ。」らしいので
ちょっと期待しておこう。
期待してますよ!兄弟!
月のことといい、青筋兄弟のことといい、
少しずつ、閉塞した日常が変わる実感を感じる
今日この頃なのでした。
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