天上天下唯我独尊

2009年07月31日(金) ヤスデの呪い

先日、私は酷く寝違えた。
こういう場合、普通に起きるのは無理。
これまでの経験から学習して、下から手で頭を支えながら何とか起きて着替えたが、弁当は作れず、日中は掃除も洗濯も出来ずに、その日はTVばかり見て過ごした。
何をするにしても、自分の頭が重いのだ。大して中身が詰まっているとも思えないのに。
人間の頭って、何キロあるんだっけ。
それを支えている首って凄いなあ、と改めて思う。
運転出来ないので買い物にも行けず、晩飯も主人に作って貰った。
風呂掃除も出来ないのでこれも主人に。

翌日は、洗濯と掃除機がけだけはやった。
しかし運転は、5日後まで出来なかった。隣り車線を首振り目視とか無理。
そんな訳で、料理は全て主人に丸投げ、台所仕事にはノータッチという夢のような5日間を過ごしたのだが、その代償は悪夢のようだった。
少し姿勢を変えるだけで、首から背中にかけて酷い痛みが走るのだ。
かと言って、同じ姿勢で長時間過ごすのも辛い。突然の痛みにギャーと言う日々。
しかし今までは、最長5日で治った筈なのに、今回は長引く。
余りの痛みに、2日目で「もうタクシーで病院行こうか……」と気弱になったが、行っても湿布出されて終わりだろと言われ、じゃあ勿体無いべと行かなかったのだが、こんなに長引くと判っていたら、さっさと行けば良かったよ。湿布程度でも気休めにはなったろうに。
それにしても酷い。10日経っても治らない。
一体どうして私がこんな目に……と嘆くと、主人が言った。
「ヤスデに熱湯かけて、大量に殺したから。無駄な殺生は良くないって、あれだけ言ったのに聞かないからさ。
ヤスデの呪いだよ」
えええええー!? 私が悪いのかよ……。
寧ろ私はヤスデの被害者だと思うんですけれど。
あれは大量殺戮などではなく、正当防衛だと思うんですけれど!



2009年07月29日(水) 割り込み禁止

所用があり、街中まで出掛ける事になった。
しかし今日は主人が仕事で車を持って行ってしまったので、バスかタクシーで行くしかない。
天気も悪くないし、時間的に少し余裕があったので、バスを使う事にした。
家から歩いて行くと、近くの高校の女生徒が4人、バスを待っていた。
女生徒のグループを通り過ぎてバス停反対側に回り込み、時刻表を見ると、丁度2〜3分前にバスが行ってしまったらしい。
次のバスまで15分……タイミングが悪かったなあと思って待っていると、同じ学校の生徒達が次々とやって来て、最初に待っていた女生徒達の隣りに並び始めた。
今から最後尾に並ぶのは癪だし、5人目に入れて貰えばいいやと思っていると、見知らぬおっさんが私の隣にやって来た。
「随分並んでますね。次のバスまで後何分ですか」
と言うので、
「下校時刻ですからね。もう2〜3分で来ると思いますよ」
と答えておくと、おっさんは携帯電話を取り出して
「おかしいなあ、これによるともう来ている頃なんですがねえ」
と私の目の前に突き付けて来た。
そんな事私に言われてもなあ……と思いながらハアそうですかと返事をしていると、丁度バスがやって来た。
「ああ、来た来た」
とおっさん、バスのドアが開くと、

何故か真っ先に乗り込もうとした。

ええ〜〜〜〜!?
余りの出来事に、一瞬で血が上った。
「一寸、おじさん!」
ん?と振り返るおっさんに、私は尚も呼び掛けた。
「おじさん、割り込みですよ! 貴方一番最後に来たんじゃありませんか」
20人近い高校生とバスの乗客の注目を浴びたおっさんは、ああそう……とか何とかモゴモゴいいながら、素直に引き返して来た。
私は隣で固まっている女子生徒4人組に先を譲り、次に並んでいた生徒(私より少し後に来た子)に譲って貰い、当初の計画通り5番目にバスに乗り込む事が出来た。
しかし席には座れたものの、前の席のご婦人の化粧品の匂いが余りに強かったため、私は目的地までずっとハンカチで口を塞いでいなければならず、席選びには失敗したのだった。

随分後になって気付いたが、あれは最初から割り込むつもりで馴れ馴れしく話し掛けて来たのか!
何だこの人、小太りで薄汚れていて変な人だな……でも患者ではないようだと警戒しながら観察していたが、そういう意図だったとすれば合点が行く。気付くの遅いよ私。
確かに後から来た人にしてみれば、私が最前列に並んでいるように見えるだろうし、列から少し離れていたから、話の内容は届かない。何やら親しく話しているようだから知り合いなのか、と誤解されるだろう。
それで私がターゲットにされた訳か。
しかしその私より先に乗り込んだら、私が文句言うに決まっているではないか。私の後から乗り込めば上手く誤魔化せたかも知れないのに。
そのまま順番を譲るとでも思ったのだろうか。
そういや私は学生時代から、よく「あんたは喋んなきゃいいのに」と言われていた。
今日は日傘にワンピースだったし、大人しそうな女に見えたのかも知れない。
だからあのおっさん、あんなに鳩が豆鉄砲食らったような顔をしていたのか?
確かに服装のせいはあったかも。私にとっても。
もっとラフな格好だったら、間違いなく「おいコラ何やってんだよ。高校生の前で恥ずかしくねえのか」だったろうな……。
後で主人に言ったら、
「逆切れされて刺されなくて良かったね」
だった。
私も後先考えないからなあ。あっさり引き下がってくれて良かったよ。

それにしても、大勢の子供達の前であんなに堂々と不正を働く大人がいる事に吃驚した。
私としては誰のためでもない私のために言った事だが、男子生徒の1人がこっそりグッジョブを送ってくれたのは嬉しかった。



2009年07月17日(金) 収束か終息か

害虫駆除業者のおじさんは、ヤスデ退治には薬剤が有効と言っていたが、私は薬が怖い。
扱い方を間違ったら、こっちが死ぬ目に遭うからだ。(体験済み)
それに使い切らなかった薬は越冬する訳で、使用期限もあるだろうし、管理する自信も無いし、何かがあった時に松本サリン事件の河野さんみたいに「お前はこんな薬品を所持していたではないか、だからお前が犯人だ」と謂われなき疑いをかけられるのも御免なので、なるべく薬は使いたくない。
除草剤すら嫌なので、こつこつ草取りしているぐらいだ。
薬は怖い。自然の物ではないから、耐性種が出来たり、生態系が壊れたり、いずれ自分の身に返って来るのではないか。

薬剤散布をして貰って、数は減ったものの、相変わらずヤスデは家の中に這入って来る。
出来れば家中の穴という穴を塞ぎたいが、侵入経路が判らぬ以上、どうしようもない。
でもこれ以上薬に頼るのは嫌。
ではどうするか。
料理をしていて、ピコーンと思い付いた。自然を汚さぬ方法を。
錆が浮いて捨てようと思っていた薬缶にお湯を沸かし、外に出た。
雨が降っているので、ヤスデが壁を這っている。何で薬で死なないんだ。
沸騰したお湯を掛けると、ヤスデは落ちた。
尚も掛け続け、暫く様子を見た。ピクリとも動かない。
これはいけると思った。

それから毎日、雨が降ると私はお湯を沸かした。
薬缶を持って壁の前をうろついている様子は、不審者か気狂いのようだったろう。
実際、気が狂う寸前だったと思う。常に床や壁、天井にまで目を走らせてからでないと、足を踏み出せない。
「無駄な殺生をして……」
と主人はため息をついた。
私だって本当はこんな事はしたくない。
しかしやらないとこっちの精神が参ってしまう。
母も泊まった翌朝、
「薬缶を火に掛けているからお茶でも入れてくれるのかと思ったら、どこかに行っちゃうんだもの」
と呆れていた。お茶が欲しいならそう言ってくれればいいのに!
伝え聞いた父は笑っていたそうだ。ヤスデは気味が悪いだけで悪さはしないぞ、と。
でも私にとっては、家に侵入される事が悪なのだ。

ある夜、雨が降っていたので懐中電灯を持って外に出ると、小さい物が跳ねている。
雨蛙だった。
ヤスデにお湯を掛けようとしても、近くの蛙にかかってしまいそうになる。
翌日、蛙は数を増していた。
蛙に恨みは無いので、それからお湯作戦は実行出来なくなった。

しかしそれから、家の中でヤスデを見掛ける事は無くなった。
蛙はヤスデを捕食するのだろうか。もしそうなら、来年からは蛙を飼いたい。
というか、ヤスデの発生時期に合わせて雨蛙も生まれてくれればいいのに……!
兎に角、私の心に平安が訪れた。どっとはらい。



2009年07月11日(土) SATC

録り溜めた録画を観ている。
先月集中放送のあった「セックス・アンド・ザ・シティ」TVドラマ編+映画版を観終わった。
ドラマは30分×全94話だが、途中で録画機の中が一杯になったため、飛ばし飛ばしで全体の3分の1程度しか観ていない。
すぐに交際相手が替わるので、一寸観ないと新顔がいて、誰これ?となるが、それでも充分だった。
話の内容を有り体に言うと、「ヤリマン4人物語inニューヨーク」である。
なのに身体を売ってお金を貰う事は、プライドが許さないらしい……やっている事は同じなのだが、何故か本人達には拘りがあるらしく、その辺はよくわからん。
まあ、普通に私の人生には関わりの無い種類の人々なので、一応評判のドラマだし少し観ておこうかという軽い気持ちで観たのだが、これが意外と面白い。
主人公を含めた親友4人組が、とても魅力的なのだ。
1人1人、尻軽な点も含めて欠点はあるものの、こういう人が友人だったら楽しいに違いない、と思わせる魅力に溢れている。
(尤も現実には、昼日中のレストランで人目も憚らずにセックスの話をするような人とは知り合いになりたくないが)
だから、彼女等が紆余曲折を経てそれぞれの幸せを見付けるに至ると、素直に祝福出来る気持ちになるのだ。
やはり、キャラクター作りがしっかりしているドラマは面白い。
彼女等が身に着けている洋服や小物も素敵で、目の保養になったし、是非観てとは言わないが、結構面白いので暇があったらおすすめかなあとは思う。何せ長いし。

去年映画が公開された時、朝のワイドショー「とくダネ」で、SATCに夢中になる女性達を取り上げていた。
その中の1人が看護婦で、いずれNYで仕事をしたいと言って英会話学校に通っていた。
夢に向かって努力するのは素晴らしいが、実際にNYへ渡ってこの人は何をしたいのだろう。
週末毎のパーティーとナンパ、短期で入れ替わるセックス・フレンド?
それに、人間の命に関わる仕事を続けるなら、尚更大変ではなかろうか。
SATCより寧ろERなんじゃ……と、余計な事を思ってしまった。



2009年07月10日(金) 母襲来

母が泊まりに来た。
来てもいいけれど、掃除したり布団干したり準備が面倒だから宿を取ってよと言ったのに、うちに泊まると言う。
その話を主人にしたら、何故か私が怒られた。
曰く、親なんだから泊めるのが当たり前、泊めない私が人でなしみたいな言われようだった。
ここで私の親を泊めちゃうと、今後主人の親も泊めなきゃいけない流れになりそうだから何としても阻止したかったのに、いきなり四面楚歌である。

布団は乾燥機にかけたものの、掃除は中途半端なまま習い事に出掛け、その後は迎えの時間ぎりぎりまでお稽古仲間とお茶を飲んでいたほどやる気ゼロ。
私より主人の方が、板の間に布団じゃ背中が痛いだろうからお義母さんには和室を使って貰おうよとか、当日乾燥機かけたら暑いから前の日にやっておくんだよとか、色々と気遣ってくれた。
当日も私の手際が悪く(やる気の無さもあるが)、夕食は殆ど彼が作ってくれたし、母も終始、
「本当に優しくっていい旦那様ねえ」
と大絶賛。
「でしょう? 貴方って本当に気が利く子ねえ」
と私が主人の頭を撫でると、
「シオンは本当に気が利かない子ねえ」
主人が私の頭を撫で返して来た……母、大受け。
その通りなんだけれど、何だかムカつくわあ。

翌朝母は、宿代を置いて帰って行った。
宿代あるんだから、ちゃんとホテル取ればいいのに……と主人にぼやくと、
「それが親心ってもんでしょ」
だって。
そりゃ判るけどさ……準備が面倒なんだもん。



2009年07月03日(金) 改正薬事法について

気付いたら、改正薬事法の施行から1箇月が経過していた。

施行直前の5月のある日、ラジオでNHK第1を聞いていたら、薬の通信販売についての話をやっていた。
改正に反対(=通販に賛成)と、改正に賛成(=通販に反対)というそれぞれの立場から考えるというものである。
改正賛成派として招かれたサリドマイド被害者は、安全性を考えると、薬のプロである薬剤師と実際に顔を付き合わせて購入すべき、と話していた。
改正反対派のゲストも(サリドマイド以外の)薬害被害者だったのだが、同じ薬害被害者でもこんなに考えが違うとは。
2人の話を聞いていると、悪いが、サリドマイド被害者のゲストは考えに柔軟性が欠けている気がした。
私は今のところ、通信販売で薬を買った事は無いので、一応中立の立場だ。
但し、今後僻地に移転した場合に利用したくなる事があるかも知れない事を考えると、通販で買えた方が便利である。

今回、主人が薬の副作用で大変な目に遭った訳だが、これも一種の薬害と言えよう。
勿論、薬はプロの医者に見立てて貰い、プロの薬剤師と対面で買った。
なのに薬は彼に合わなかったし、医者も薬剤師もそれを予見出来なかった。
そして、それはサリドマイド被害者の場合も同じだったのではないだろうか。
それを考えると、薬剤師による対面販売に、一体何の意味があるのだろう。
確かに、以前から通販が問題になっている種類の薬もあるが、医師の処方を必要としない類の薬であれば、今まで通りで構わないのではないだろうか。
通販では買えなくなるけれど、その代わりにコンビニで買えますよ、とは言うが、主人の次の転勤先は恐らくコンビニ過疎地。
薬事法が改正されても支障が無いのは、都会の人間だけで、田舎の人間は益々不便を強いられる事になる。
それに、薬局薬店に行けば、欲しい薬があるかというと、そうでもない。
品揃えは店によって様々だし、風邪薬はこれじゃないと効かない、腹痛はこの薬がいい、という好みや相性も人によって違う。
という訳で、通販でも買えるように元に戻して欲しいと思う次第である。

というか、薬剤師って高給取りだけれど、それに見合うだけの仕事しているのかしら……。
6年制にする必要も果たしてあったのかと疑問に思う。
薬剤師会は国会議員とべったりなんだろうなあと、黒い想像をしてしまう。



2009年07月02日(木) 救い主登場

家の中でのヤスデ発見数が10を数えたその日、害虫駆除業者が来てくれた。
管理会社の迅速な対応には感謝するが、「家の中に侵入した害虫に関しては、各自で対応を」ってどういう事よ。
そりゃ部屋の中の害虫までいちいち駆け付けて何とかしろとは言わないが、侵入経路を塞ぐとかの対応はしてくれないのか?
そこが1番肝心なんだけれどなー、私としては。

昨日も言った通り、ヤスデにしろゲジゲジにしろ、家の外で存在する分には構わないのだ。
だってそれは、普通に自然界に存在して、食物連鎖の中で役割を果たしている生物なのだから。
困るのは、私のスペースに無断で這入って来る事。
それが無ければ、別にいいのだ。
しかし幾ら這入って来ないでねと言っても、彼等には言葉が通じない。まるで北朝鮮のようだ。
意思の疎通が無理なら、実力行使に打って出るしかない。
だから駆除も已む無し。

業者の到着が窓から見えたので、外に出て質問してみた。
おじさん曰く、雨が降るとヤスデが出て来るのは、溺れ死ぬかもと勘違いしての事だそうで。
それで外壁を這い上がって、どこからか家の中にまで侵入する訳だな。そのまま溺れ死ねばいいのに。
家庭で出来る駆除方法としては、市販の薬を買って撒く事。まあ普通だ。
でもああいうのは、なるべく買いたくない。身近に置いておきたくないのだ。
取り扱いが怖いし、スプレータイプだと捨てるのも面倒だし、何かあった時に松本サリン事件の河野さんみたいに疑いを掛けられかねない。
これでもう出ない事を祈ろう。
頼むから、家の周りではこれで絶滅して下さい。お願いします。



2009年07月01日(水) 発狂寸前

主人の体調は日を追う毎に良くなっているが、反比例するように悪くなっているのが私の精神状態だ。
以前、春が1番嫌いと書いたような気がするが、ここで訂正する。
ここに住んでいる限り、梅雨時が1番嫌いだー!
何故ならば、アレが入って来るのだ。

私の大嫌いなヤスデが。

もう、字を見ただけで泣きそう。
元々自然の生き物なのだから、存在するのは仕方ない。
外で、自然の中で生きているのは許す。そこは彼等のテリトリーなのだから。
しかし、家の中に這入って来るのは、絶対に許さん! ここは私のテリトリーだ!!
毎年2〜3匹は家の中で見掛けるが、今年は特に多い。
1番多く見掛けるのは洗面所だ。
だから先日、瀕死の主人が洗面所に横たわっているのを見て、「ヤメテー!」と叫びたくなったのだ。懐かしの横弁ばりに。
次に和室。窓は締め切っているのに、隙間でもあるのか。
何れの部屋も、一昨年毛虫が大発生したために撤去された躑躅の植え込み跡がある側である。
どうやらここが、奴等の塒らしい。
雨が降っている最中に偵察に行くと、外壁一面に這いずって
ああああああああ、思い出しただけで発狂しそうだ。
洗面所などは、窓も無いのに這入って来る。なのに遭遇率1位とはこれ如何に。
ほんの10分程洗濯物を床に置いて、その山を洗濯機に放り込もうと持ち上げると下に鎮座していてギャー!
お前は引田天功かと。何のマジックかと。
しかもアパートの床は焦げ茶色。あいつ等の保護色なので、気が休まる時が無い。
和室に入る時も、洗面所に入る時も、まず床を凝視して、次に壁、天井と、指差し確認を怠れない。
何故、自分の家なのに寛げないのだ……。
主人の在宅時なら、いやああああと叫べば飛んで来てくれるが、1人の時は自力で何とかしなければならない。
今日も洗面所で1匹見付け、要らない紙の上に載せて、玄関からポイした。
ホッとしたのも束の間、洗面所に戻ると、今ポイした奴がいた場所のほんの10cm先にまたいるし。
同じ奴がテレポートして戻って来たのかと一瞬思ってしまった。
こんなリプレイ嫌……。
このままでは、気が触れてしまう。いやもう充分におかしい。
自分で精神科に行こうかとも思ったが、それでは根本的解決にはならない。
原因は明らかだ。
私は受話器を取り、アパートの管理会社に電話して訴えた。

演技ではない、切実なる私の訴えが伝わったのか、明日にも害虫駆除業者を派遣してくれる事になった。
随分素早い対応だ。週末になるかと思っていたのに、これは有難い事である。
どうか私に安らかな眠りを!


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春 紫苑 [MAIL]

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