日々是迷々之記
目次


2003年07月27日(日) そうだ、京都へ行こう。

小学校時代の友人らと京都に行くことにした。私は交通事故に遭うまえに会ったきりなのでおおかた3年くらい会っていない。ホンの5キロくらいの所に皆住んでいるのに、仕事が忙しかったりなんやかんやで半年に一度くらいメールをするだけだった。

今回はうまいこと全員の都合が合い、そのうちの一人がおすすめの「かき氷屋」が京都の桂にあるのでそこへ行くことになった。が、かき氷のためだけに電車代を使うのもナンやなぁということで近所の嵐山観光もひっつけたというわけである。

阪急電車の梅田駅に朝10時半集合。私が行くと、「うわ〜、何も変わってへんなぁ。」と感心されてしまった。が、みんな全然変わっていない。例のかき氷屋をおすすめしているYちゃんはすかさずバッグから回数券を取り出した。「梅田ー嵐山がコレで、嵐山ー桂がコレ、で、桂ー梅田がこれや。朝、金券屋で買うてきたで。そのほうが200円くらい得なんや。」と言っていた。ホントに昔から変わらない。わたしは安心してしまった。

そこから桂乗り換えで嵐山まで1時間もかからなかった。私は嵐山に行くのは初めてで浮かれて一眼レフを持っていった。が、みんなは何度となく来ているので、カメラも何も持ってきていなかった。

お決まりの渡月橋、人力車を横目で見つつ、昼食を取る店を探す。どこも観光価格だ。きつねうどん800円てアンタ…。みんな、「ザ・めし屋あったらめっちゃ儲かるで。」とか、「ハードロックカフェ嵐山ってあったら笑けるな。」とか、「冷凍のコロッケを揚げてるだけのくせになんで150円もすんねんな。」などと言いたい放題である。しかし、本当に嵐山にはコロッケ屋が多かった。名物?なわけもなく、多分「神戸コロッケ」がブレイクしたから尻馬に乗っているだけなのであろう。

いい加減ハラが減ってきたので、とりあえず味の分かっている「天下一品」に入ることにした。が、この店は何だかな〜の集大成のような店だった。

まず、店員がとろい。とりあえず注文は取りに来るが、水は持ってこない。水をくれというと持ってくるが、まわりを見るとおしぼりもあるようだ。おしぼりをくれというと人数分持ってこない。定食を頼むとオカズだけ持ってきて、次が麺、ご飯は最後である。コーンラーメンを頼むとコーンが入っておらず、「入ってないですけど。」と言うと今から上に追加しますと言って奥にラーメンを持っていくが3分くらい戻ってこない。持ってきたとき、もちろん麺はのびていた。私は半チャンラーメンを頼んだが、チャーハンはぬるかった。

友人は「つけめん春巻き定食」を頼んだがこれもすごかった。中華麺に海苔とネギが乗っているのだが、つけだれはそうめんのつゆなのだ。ご飯はぬるく、春巻きは冷凍を揚げて二つに切って放置してあったらしく、切り口が乾燥している。

「これやったら駅前のコンビニで弁当買って、日陰で座って食べた方がナンボかマシやで。」これが食後の一致した感想である。

食べ終わると横のジャニーズショップを冷やかす。田代まさし(マーシー)の店などは跡形もないが、ジャニーズショップは盛況である。が、顔を見ても誰がなんだか全然分からないので愕然とする。滝沢君という人はかろうじて分かるが、それより後輩の人達はみんな一緒っぽい。私がふと思い出して、「北公次はフォーリーブスだったっけ?」などとボケた発言をすると、「いくらジャニーズショップやからってそんな人のもん売ってへんで。」とすかさず突っ込まれた。いや〜。スルーされるかと思ったよ。

嵐山は飽きてきたのでそそくさと桂に移動することにした。早速駅に向かい、回数券で乗車。10分ほどで桂に着いた。そこから桂離宮に向かって徒歩20分くらいか。目的地、中村軒に着いた。

ここ20分ほど待ち、3畳間くらいの小さな部屋に通された。ほりごたつ風ちゃぶ台で6人組にはぴったりだった。そこでそれぞれ宇治金時、ミルク金時、私は「ゆず氷」を注文。これがかなりうまかった。私の人生のかき氷のなかで1、2を争ううまさだ。(ちなみに今までの1位は鹿児島のデパートの食堂で食べる「白くま」である。)ガラスの器にさらさらの細雪のような氷がてんこもり。その上に甘さ控えめのゆずシロップ。上に、ゆずの輪切りを砂糖で煮たモノがちょこんと乗っている。味は上品で、何より氷がうまい。さくさくしてるが溶けにくく、最後までちゃんと氷として味わえる。友人の宇治金時も抹茶を本当に溶いたものに、シロップ、和菓子屋のおいしいあんこがてんこ盛りでかなりレベルが高い。春のいちご氷もうまいらしいので今度は春に来ようとココロに誓って店を離れた。

その後、ぶらぶらとまわりを散策する。国道は歩道を歩くのがこわいくらいにクルマがびゅんびゅん走っているが、一本中に入ると静かなもので、のんびり歩くことができた。桂離宮に入ってみようとしたが、事前に申し込まないと入れないようで一周まわりをぐるりと歩き、西日の中、桂駅まで1時間ほどかけて歩いた。昔ながらの家や、苔むした松の木、そういうモノを見ながら日陰を選んでのんびり歩く。こんな時間も何だかたのしい。

そこから大阪に着くと、みんなで旅行センターのような所へ行き、次の計画を練る。年に一度くらいは温泉に行こうと計画をする。夜になると、999円ステーキで密かに有名な「トライ第三ビル店」へ行った。ここはステーキか牛肉のたたきが999円でみそ汁、ご飯付きなのだ。お肉の横には千切り野菜がてんこ盛りでバランスも悪くない。テーブルの上にはステーキソース(あっさり味)、練りからし、かりかりにんにく、つけもの3種類などがあり好印象。惜しみない感じが大阪っぽくていい。店員さんもてきぱきしていて、肉が焼き上がるのを見計らってご飯をついで、おみそ汁をつぐ。出てくるタイミングは6人前全て同時であった。あたりまえのことだけど、うれしかった。味もばっちりである。今度また来ようと思った。

本当に今日はよく食べ、よくしゃべり、楽しい一日だった。会社に行くとつまんないことでいらついたり、人生そのもののやる気を失ったりするが、それも別に自分だけじゃないし、こういう一日があるとまた明日からもがんばれそうな気がする。ちょっと大げさかもしれないけれど、友達っていいなと思った。


2003年07月26日(土) すてきなかあさん

お昼頃から街へ出て友人と待ち合わせをした。彼女は同年代で元デザイナーの現在は2児の母である。今日は結婚式の帰りということで上の娘さん(10歳)と一緒だった。

おまたせ〜と無事落ち合うと、おなかが空いたのでなんか食べようということになった。私はブランチに納豆ご飯を食べただけだったので素直に同意。「蛸の徹」というたこ焼きを自分で焼く店に行った。そこで「たこしそチーズ焼」「お店焼」「ぶた玉」「焼きウドン」を注文。昼間っから生中で乾杯である。友人は娘さんのウーロン茶にもジョッキをぶつけ、「今から乾杯の練習してるねんなー。」と娘さんに話しかけていた。娘さんはなれた風にカチャンとグラスを当てていた。そのあとは、たこ焼きに夢中で、まだ生焼けの段階から千枚通しを持ってつつきたくてウズウズしていた。

ビールを飲みながら壁の芸能人の色紙を見て、その芸能人が華やかなんだけど微妙に関西の人ばっかやなぁ(松浦亜弥、aiko、黒鉄ヒロシなど)と話に夢中になっていたら店の人に、「あんたらさっさとひっくりかえさなあきまへんで!」とがががっとたこ焼きをカカカっとこそげられてしまった。そこで上手なひっくり返し方を教えてもらい、娘さんは横目でたこ焼きを見つつ、話を聞いているのでなんだかかなり注意散漫みたいだった。「ほなやってみ!」と友人にうながされ、ひっくり返そうとするがうまくいかない。ハテハテ、やっぱりちいさな子には難しいのかなと思ったら、友人が、「あ、あんた左ききやんか、忘れてたわ。左でやり、左で。」と爆弾発言。お店の人も、お母さん、忘れ取ったらあきまへんでぇとすかさず突っ込んでいた。

「たこしそチーズ焼」に舌鼓をうちながら夏休みの計画などを話す。彼女は生中2杯目に突入。わたしはカブだったので1杯で止めておいた。そのうちに娘さんが、「おかあさん、酒臭い〜。」と言い出した。すると友人はすかさず「鼻でもつまんどき〜。」と言って娘さんの鼻をつまんでいた。まだ1杯半くらいしか飲んでないのでほんまに臭いってことはないんだろうけど、飲み会とかで帰ったときなどはほんとに臭いって言われてそうだ。

その後、彼女たちはチャップリンの映画を見に行くということで私と別れた。なんだか彼女を見ていると「問題ない、問題ない。」とつぶやきたくなってしまった。

今まで何人も子連れの友人を見ているが、彼女のところが一番健全に思えたからだ。私から見ると、子供や、周りに気を遣いすぎなので痛々しくなってしまうケースが多かったからだ。電車に乗れば子供を座らせて、外食すれば子供がちょっと席を離れただけで、周りにごめんなさいと言い子供を叱る。もちろん、ファミレスなんかで走り回ってる子供を放置するのは問題だと思うが、程度の問題で適宜しかるなり、ほっとくなりすればいいのではないだろうか?

娘さんも終始楽しそうだったし、友人もビールを飲んでごきげん、私も思いがけず楽しい時間が過ごせた。今日は友人の「すてきなかあさん」的側面に感謝、感謝なのだ。

帰り道、私は酒屋で彼女おすすめの「氷結21」を購入して帰った。これも二重丸的なうまさで今日はうれしい一日なのだ。


2003年07月25日(金) 今日は愚痴の日。

お昼過ぎに派遣会社の担当者が様子をうかがいに来た。軽く世間話をしたあと、もう一人、派遣の方いらっしゃいますよね?と訊かれた。私は一瞬ハテ?と思ったが、ああ、彼女のことかと合点がいった。

彼女は違う部署でまた他の派遣会社から来ている。数ヶ月前、私が登録している派遣会社を紹介して欲しいというので担当者の人の名刺と紹介カードを渡したのだ。担当者によると、先日彼女からメールが来て、なおぞうさんに会いに来たときにでもぜひ、ご挨拶させてくださいみたいなことが書いてあったそうだ。

わたしは、ああ、そうなんですね。はいはいと彼女を呼びにいった。別の会社だが、中はつながっているという構造なので、割とふらりと寄りやすいのだ。彼女の所へ行くと、彼女は電話中だったので目で合図をして私は立ち去ろうとした。てくてくと歩き出すと、顔見知りのおっちゃんが、「○○さんに用事?後で呼ぼうか?」と云うので、「まあいいですわ、忙しそうですし。」と断り、その場を離れた。

その5分後、彼女はやってきた。ドアを開けると憮然としながら、「別の派遣会社の人が何か会いに来たみたいやでって言われてびっくりしました。私かなり困るんですけど…。」別の派遣会社から来ているのに、客先(勤務先)で別の派遣会社とコンタクトをとるのが非常にまずいような口ぶりである。

それならそれで、「立ち寄った際には、是非ご挨拶させてください。」なんて言わない方がいいんじゃないだろうか?私が担当者としゃべっている時に彼女が同席したら、まぁ、どういうことかは誰が見ても分かるだろうし。(要は、今の派遣会社に不満があるんで、良い条件に見える私の会社を紹介して欲しいってことだし。)

私が彼女なら、メールで連絡を取って外で会うと思うのだが。今回の件は、何だか私が悪いみたいじゃないかぁ。何かまぁ、他人の考えることは分からない。昼食の時などたまに一緒になるが、そのときは気さくでイイ感じの人だったのに何だか残念である。まぁ、そんだけ彼女が派遣の勤務先での体裁を取り繕っていい人でいようと努力してるってことなのかもしれないけど。私なら絶対やらない種類の努力だ。

私は日々、「お役に立ってナンボ」という考えに基づいて仕事をしている。逆に言うとそれ以外はプライベートなのでご遠慮下さいという考えだ。わかりやすく言うと、仕事中に私用電話、携帯をいじくるなどは絶対にしないが、バイクや自転車で通勤しようが、昼休みに一人でその辺を散歩しようが私の時間なので私の勝手だと思っている。こういう考えに照らし合わせてみると、彼女の行動はなんだかグレーで何がどっちなのかは分からない。それでムカつかれても何だか困惑してしまう。

なんかつまらない世界である。さっさと酒を飲んで寝てしまおう。


2003年07月24日(木) ATOKに挑戦状!

私はマックにATOK15をインストールして日本語変換に使用している。日々テキストを打ち、自作の「2ちゃんねる辞書」まで組み込んであるので、「いい→(変換)→(・∀・)イイ!」、「きたー→(変換)→キタ━━(゚∀゚)━━!!!!」という、シリアスな文章を打っていたら思わず脱力してしまうような独自進化を遂げている。

日記を書いているとふと思うのだが、案外地名というのは上手に変換されないようだ。ということで今晩は、思いつくまま読み方の難しい地名をATOKに変換させてみた。

結果は以下の通り。

御幣島(みてじま・大阪市西淀川区)
杭全2(くまた・大阪市平野区)
水走(みずはい・東大阪市)
鷺洲(さぎす・大阪市福島区)
野洲7(やす・滋賀県野洲町)
樋の口町(ひのくちちょう・大阪市北区)
私市×(きさいち・大阪府交野市)
東牟婁郡(ひがしむろぐん・和歌山県)
太地町(たいじちょう・和歌山県東牟婁郡)
氷ノ山(ひょうのせん・兵庫県の山名)
本田3(ほんでん・大阪市西区)
靱本町(うつぼほんまち・大阪市西区)
喜連瓜破(きれうりわり・大阪市平野区)
雲雀丘花屋敷(ひばりがおかはなやしき・阪急宝塚線の駅名)
御影(みかげ・阪急神戸線の駅名)
放出2(はなてん・東大阪市)
間人×(たいざ・兵庫県竹野郡丹後町)
昆陽池(こやいけ・兵庫県伊丹市)
四貫島(しかんじま・大阪市此花区)
蒲生(がもう・大阪市城東区)
遠里小野(おりおの・大阪市住吉区)
宗右衛門町×(そえもんちょう・大阪市中央区)
松屋町×(まっちゃまち・大阪市中央区)
茨田大宮(まったおおみや・大阪市鶴見区)
立売堀(いたちぼり・大阪市西区)
港晴98(こうせい・大阪市港区)
築港(ちっこう・大阪市港区)
箕面(みのお・大阪府箕面市)
四条畷(しじょうなわて・大阪府四條畷市)
百舌鳥陵南町(もずりょうなんちょう・大阪府堺市)
正雀(しょうじゃく・大阪府摂津市)
衣摺(きずり・東大阪市)
止々呂美×(とどろみ・箕面市)
粟生間谷×(あおまだに・箕面市)
八鹿7(ようか・兵庫県八鹿市)
養父町(やぶちょう・兵庫県養父町)
愛知川(えちがわ・滋賀県愛知川町)
安曇川(あどがわ・滋賀県安曇川町)
御所(ごせ・奈良県御所市)
都祁村(つげむら・奈良県都祁村)

地名の後の数字は変換候補の何番目で出てくるか、×は変換できなかったことを示している。

まとめてみると、
変換2回。杭全(くまた)、放出(はなてん)
変換3回。本田(ほんでん)
変換7回。野洲(やす)、八鹿(ようか)
変換98回。港晴(こうせい)
変換できず。私市(きさいち)、間人(たいざ)、宗右衛門町(そえもんちょう)、松屋町(まっちゃまち)、止々呂美(とどろみ)、粟生間谷(あおまだに)

という結果であった。「変換98回」の港晴は、男性の名前がたくさん出てきたのであまり結果として意味がないような気はするが、案外知名度の高い地名が変換できないのは驚いた。宗右衛門町や、松屋町は大阪人ならまず知っていると思うが。

私市(きさいち)、間人(たいざ)あたりは関西人でも地元人でないとまず読めないとは思うが、私市は駅名でもあるし、間人は丹後半島で最近ブレイク(笑)しだしたカニの町なので「るるぶ」なんかにはたまに出てくる。

しかしまぁ、やってみて気が付いたがあんまり意味のない調査である。こんなことを酒を飲みながら蚊に食われた足をボリボリやりながら、一生懸命やっている31歳の夏の夜なのだ。

みなさんも難読地名に遭遇したら是非変換させてみてください。(^_^;)


2003年07月22日(火) 証券会社のナゾ

会社帰りにマンションの郵便受を見てみると中ががしっと詰まっていて、片手ではとりだすことも出来ない。またチラシかよ!と捨てる気マンマンで郵便受けから紙類をぶっこ抜いた。するチラシにまざってでかい茶封筒のメール便がまざっている。

通販かなんかやろかと思い、裏を見ると「○○証券」の文字が。とりあえず捨てずに家に持って帰り、切り開いて見ると「目論見書」なるものと各種商品のパンフレットが入っていた。

恥を忍んで明かすが、私はこの「目論見書」の意味も分からなければ読み方も分からない。「もくろんけんしょ」ではないやろし。通読したところ、「投資判断の資料となるもので商品の特性などが書かれたモノ」らしい。合ってるのかは不明。とにかく日本語で書いてあるのに意味が分からないものに出会ったのは久しぶりで私は感動してしまった。

私は電話を取り、記載されていたフリーダイヤルに電話をかけて以下のようなことを告げた。

・ダイレクトメール不要
・登録の抹消

最近は一回でも取引をすると地獄の果てまで連絡を取りたがる業者が多いので、私はいちいち丁重にお断りしている。通信講座の資料とか取り寄せると死ぬほどひつこいので辟易する。2chのひろゆき氏を訴えた化粧品会社が経営している英語コースとか、ホンマ私の死後までパンフを送ってきそうでコワイ。一回資料請求しただけなのに。

で、証券会社であるが、取引のあった大阪支店から直に連絡をして話を聞かないとダメと言われて、「なんでやねん。」と思いながらも「何が起こるやろ。わくわく。」と思い、アホな主婦を装って、自宅に大阪支店から電話をしてもらうことにした。

すると10分ほどしてコメツキバッタのような異常にへりくだった男性から電話があった。そこで「なおぞう家様の御口座は抹消と言うことですか?」と聞かれてびびった。株って一回買うと口座ってできるらしい。私は証券会社のしくみも存在意義も何も分かっていない。(バカ?)

で、口座と言うからには金の流れがあるのだろうということで「残高はナンボですか?」と聞いてみた。すると、「取引高はございません。」とかなんとか宇宙語を交えて答えられた。で、登録印は?とかカンカクカードは?とか何とか言われ出したのでだんだん意識がどっかに行ってしまった。

で、「現在どこかで御投資されているのですか?」と聞かれたので「自分に投資してますが何か?」と言いそうになったが、電波クサイので「いえ別に。」と答えておいた。関係ないやろが。

で、どうにかこうにかダイレクトメール不要ということと登録を抹消して欲しいということは通じた。が、最後の最後に「では、これから手続きを取りますので、また何か必要書類等ありましたらご連絡さしあげますので。」と言うのでえええ〜と心の中で叫んでしまった。

何も難しいことは頼んでおらず、ただ単にダイレクトメールを送るのをやめるだけでいいのに、一体ナンの書類が必要だというのか?私はいきなり素に戻ってしまい、「ダイレクトメールが不要だと申し上げているのに、一体こちらからどういった情報を提供する必要があるのか、私に分かるようにご説明願えますか?」と言ってしまった。すると相手は再び地の底までへりくだり、「不愉快な思いをさせてしまって申し訳ありません。早急にお手続きをお取りしますので…。」と言い出した。

電話を切ってやはりやめときゃよかったとどどーんと疲れてしまった。世の中の株式投資家の皆さんはこんなヌエみたいな世界でしっかり儲けてるのかと思うと頭が下がる。どうりでなおぞう家はお金に縁のないわけである。


2003年07月21日(月) アジのある日常

三連休である。バイクで事故する前ならば仕事が終わるや否やツーリングの準備をして仮眠を取り、夜中の3時頃家を出てキャンプツーリングに行っていたであろう三連休である。年を取ったのか何だか分からないけれど、今回の三連休はどこにも行かずに過ごした。あ、初日に中島らも氏サイン会、翌日に東急ハンズにはいったけれど。

で、土曜日の夕方、近所の公設市場がスーパーに転身した店に行った。この店は日曜日が休みなので土曜日は夕方5時からたたき売りになるのだ。生鮮品はほぼ半額、ふつうのものも10%オフ、ついでに阪神タイガースの優勝した翌日はスタンプカード3倍押し!というサービスもある。

土曜日に家にいるときはここに買い物に行くのが日課である。今回も行った。ここで購入したのは「豆あじ1パック148円」である。これが半額で74円。私はすかさずかごに入れた。ダンナさんが家におれば、もう一パック買ってもいいかなぁと思うくらい私のテンションは上がっていた。が、この豆あじに手を出すのはおばあさんばっかり。私の倍くらいの年齢の人ばかりだ。

節約だとか何とか流行っているけれど、ヒマさえあればまるごと買うのが一番の節約だと思うがそんなことないのだろうか。まぁいいや。

わたしは家に帰るとアジのお腹を出し、ぜいごをきれいに取った。それにかたくりこをまぶし、温度低めの油でじっくり揚げた。揚げている間につけだれを準備し、タマネギの千切りを多めに用意。南蛮漬を作るのだ。あじがからりと揚がったのを見計らい、じゅっとつけだれに漬けてゆく。最後に数えたら20匹の豆あじが入っていた。

「74円で20匹か…。」と私はつぶやきながら、あら熱が取れた南蛮漬が入ったタッパーを冷蔵庫にしまった。明日食べるのだ。

翌日私は洗濯をしたあと、東急ハンズで微妙にムダかもしれない買い物(青竹など)をしてしまい、ギコギコと自転車で帰ってきた。家に帰るとシャワーを浴び、青竹に足を乗せながらおもむろに冷えたビールを取り出し、「プシュ、クハー!」と飲んだ。冷蔵庫からあじの南蛮漬を取り出して食べる。よく漬かっていてうまい。アタマもバリバリいける。豆あじマンセー!なのだ。

そして今日はどっかに行こうかなと思いつつ、お昼の主婦番組に見入ってしまい、結局家から出なかった。部屋の模様替えをして、半年ぶりにウィンドウズのパソコンに電源を入れただけである。が、夏の模様替えは汗まみれである。モニタとかパソコンデスクとかめっちゃ重いし。そして夕方。お決まりのようにシャワーを浴びると、冷えたビールを取り出し、うぐうぐと飲みつつ、あじの南蛮漬け、なすのからし漬け、塩鮭の焼いたん、イカの塩辛を冷蔵庫から取り出し、激しく自画自賛しながら夜はふけてゆくのであった。

でも、あじの南蛮漬はまだ半分くらいあるのだ。むふふ!


2003年07月17日(木) 天才的ごちそう

昨日のことである。会社帰りにビール一ケースを買うと、ふと遠回りして出店の八百屋に立ち寄った。ここはウナギの寝床のような細い敷地がぽこんと住宅街の中に空いており、そこにどこからともなくおっちゃんが野菜を持って現れ売りさばく、ゲリラ的八百屋なのだ。

そこで私は「アボカド一盛り150円」に目を奪われた。多少完熟気味であるが、4つで150円はどうよ!と心の中で一人つぶやき、しげしげとアボカドを見つめる。そこで売り子の前歯のない前掛けをしたおっさんが、ねぇちゃん、100円でええわ、持って帰りと話しかけてくる。これを買わないわけには行かない。私はヘラヘラと笑いながら「ほななすびも一緒に入れてぇな。」と言い、なすび6本で200円とまとめて300円を支払った。そしてその日はアボカド一個をわさび醤油で、なすびは蒸して豆板醤をきかせた中華風のタレで食べた。

そしてやっと今日の話になる。アボカドにわさび醤油が合うのは当たり前だが、そればかりで4個を完食するのは大変そうだ。わたしはビールを飲みながらネットを検索し、ふと電光石火のように冷凍庫のチキンの胸肉のことを思い出した。

やにわに私は立ち上がり、冷凍庫の胸肉をレンジで解凍し、両面に「クレイジーソルト」(岩塩とハーブ、スパイスを合わせたもの)をすり込み、フライパンで焼く。かたわらでごはんを皿に盛り、わさび醤油をつくり、レタスをちぎる。チキンが焼けたら、皮をはがしてビールを飲みながら食べた。鳥皮サイコー!とうめかずにはいられない。

肉本体はえんぴつくらいの細さに切り、ご飯の上に並べる。このとき、アボカドをうまいことスプーンで縦長にくりぬきながら焼けたチキンと代わりばんこに並べてみた。そして、最後にちぎったレタスを傍らに置き、たらたらと肉&アボカドの上にわさび醤油をまんべんなくかける。

これが予想外にうまいのだ。そのまま乗っけモノご飯として食べてもいいけど、焼き海苔を手巻き寿司の大きさに切って、ごはん、チキン、アボカド、レタスを乗せてくるりとまいて口に入れる。ビールが欲しくなりうぐっと飲む。食べる飲むの繰り返しで結局ビールを二本飲んでしまった。(^_^;)

ここでアボカドは残り二つ。週末中、楽しめそうだ。


2003年07月14日(月) 今日はネタで行ってみよう

久しぶりの日記だが、さりとて特筆すべき事もないのでネタで行ってみることにする。(最近天気が悪いのでめちゃくちゃダレている。だめだ。)

「マクドの新サービス」
(http://www.yomiuri.co.jp/hochi/news/jun/o20030630_40.htm)
注文してから一分以内に注文の多少に関わらず商品が出てこなかったらクーポン券をくれるようだ。ドライブスルーは適用外とのこと。ちなみにコレ、スーパーに付属しているようなミニマックでこんな注文をしてみてはどうだろうか?「ハンバーガー4つ。全部ピクルスカットで二つはマスタードも抜き。マスタード入り一つ、マスタード抜きそれぞれ一つづつ持ち帰りで。ドリンクはアイスカフェオーレの氷抜きが一つと、ホットコーヒーのLが一つ。ポテトのLが一つに、ベーコンポテトパイ一つ。」お昼の12時台にこれをやられるとおばちゃん店員はあたふたやろなぁと悪いことを考えてしまう。次。

「安全神話検証」
(http://www.tanteifile.com/baka/2003/06/24_01_ohsumi_06/)
前からアブない目つきで金属バットを引きずった男が来たらどうなるかという実験。私ならぜぇぇぇったい逃げるが世間の皆さんはそうではないらしい。余談だが今日TSUTAYAで目の合った男(バイクの半ヘルにサングラス、マスクに薄汚れたスノボジャケットの中年)とその数分後にスーパーの酒売り場でまた会ってしまった。私は自転車全開で家に帰った。TSUTAYAもスーパーもヘルメットで入ってきても何も言われないようだ。次。

「バイク用ETC」
(http://http://autoascii.jp/issue/2003/0710/article52317_1.html)
クルマのETCより値段が安いけどクルマでは使っちゃダメ!らしい。そんなの誰が納得するんだか。某番組でトミーズ雅が言っていたが、阪神高速ではETCを使うより金券屋で回数券のばら売りを買ってきた方が安い以上、ETCなんか流行るわけないやんかとのこと。わたしもそう思う。こんないろいろこねくり回さないで混む時間は有料とか、全部ただとか初期投資を減らす方がいいんでないだろうか?もっともカブ90とETCは全く縁がないけれど。

ということでこの日記でURLを挿入するのはとぉぉってもめんどくさいのでこのへんで。梅雨が終わらないとこのダラダラから脱却できそうにないです。


2003年07月01日(火) されどやっぱりオークション

先日からはじめた某オークション。最終日に無事落札された。出品したのは折りたたみ式のカヌーである。落札したのは関東のヒトで、発送手段をいろいろと考えた。

するとオークションのサイトの片隅に「○○デリバリー」のアイコンがある。そこをクリックして読み進むと、オークションIDから申し込みをすると宅急便が100円引きになるとのこと。私はムフフこれだと早速料金を検索。100円だが確かに他より安い。落札者の方のことを考えてそのサービスを申し込むことにした。落札者の方にメールで料金を告げて翌日に入金をしてもらい、はたと昨日発送の手続きをした。すると、何と引き取りは昼間しかしてもらえないのである。厳密には9時から19時。私が会社から帰ってくるのは19時前後である。

うむむ、これは困った。でも、電話で遅くに取りに来てくださいとか頼むオプションはないようなので、涙を飲んで別の業者に頼むことにした。先ほどやっとのことで取りに来てもらったが料金は当たり前だけど100円高かった。

テレビのCMなどで配達時間は細かく希望できるようになっているのはよく知っていたが、引き取り時間はそんなに選べないのだということをはじめて知った。どっちもサービスとしては等価だと思うんだけどなぁ。

まぁ、自分でコンビニとかに持っていけばいいんだろうけど、外は雨だし、モノは25キロくらいあるし、でっかいしでとても持っていく体力はないのであった。

今週末も新たなオークションが終了予定だ。もうすでに落札は入っているので発送することは確実なのだ。さっさとそれが入る箱を探さなくては…。


nao-zo |MAIL

My追加