よるの迷走日記
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| 2001年11月23日(金) |
ザッツイリュージョン |
うちの犬は完全に八の字ハーネスの抜け方を マスターしてしまったようです。 あまりの早業でどうやってるのかまだわからない。 我が家ではそんな彼をプリンステンコーと呼んでます。
「皇太子妃ももうすぐママか。 お祖父ちゃんと同じ誕生日だったら面白いね。」 曜日感覚どころか月日の感覚すらおぼつかない娘に、 「何言ってるんだよ!」 とつっこむ父。 そう、私は勤労感謝の日と天皇誕生日を混同していた。 しかしその直後、彼の口からは 「あ、ゴメン。四月じゃなかったっけ。」 と小さな呟きが。 敵わないなぁもう。毎度毎度ネタをありがとうパパ。
| 2001年11月19日(月) |
土地持ってんどー!! |
チラシ配りのバイト(?)をした。 「半径五百m内の家に適当にぽんぽん入れてって。」 と依頼主。 これが難しかった。 団地やアパートが密集してる地域なら すぐ終わる程度の枚数だったのですが、 見渡す限り田んぼだらけの立地。 隣の家に行くまで数十mなんかザラ。 そして、立派な昔ながらの農家のお宅が多い。 皆様そこら辺の建売住宅より広そうな納屋とか 車庫とか蔵とかその全部とかお持ちなのです。 前庭にビニルハウスがあったり(笑)。 堂々とした玄関にポストがなくて、勝手口や それらの別棟についてる家が多いと気づくまで やや時間を要しました。
ふと、先日見た東京の風景を回想する。 同じ国とは思えん。
探し物が見つからないと、 気になって夜も眠れなくなりませんか? 私はなります。 こんなに紙がいっぱいある部屋で何で欲しい紙切れ 一つ見当たらないの! 答:紙がいっぱいあるから いっそ全部燃したろか。
しかも何が気に入らないかって寝不足の翌朝 探し始めて5分で見つかることなのであった。
歴史関係の本を探している時、 窓際の椅子に腰掛け、よりによって キムチを食べているおっさんに遭遇。 図書館って飲食禁止よね…しかも何故袋入りのキムチを…。 食後何事もなかったかのように彼は本を読んでいた。 まずマナーの本を読め。
コーヒーを飲まないようにしていたら、 やたら眠い。ぼーっとする。 意識が朦朧としているような…。
テレビをみていたとき、母は言った。 「キムタクとサリーのCMって面白いよね。」 「はい?木村拓哉と誰?」 「サリー。ほら、パソコンのCM。」
あーはいはい、タイガースね。 ジュリー=沢田研二 サリー=岸辺一徳ね。 ちょっとチャームな魔法使いかと思いました。
富士山の麓に行ってる間に伯父が脳梗塞で 入院していました。幸い大事には至らなかったのですが。 で、心配になった父が病院に行った所、 早期発見とは言え芳しくない結果が判明。 そして父が貰ってきたアドバイスには 水を飲め! の一言が。コーヒーやお茶のカフェインは 血をどろどろ(←この言い方すごく怖い)にするそうです。 水分補給に一番いいのは常温の水だとか。
伯父、父と来るとさすがに体質関係しそうなので、 コーヒーを控えることを決意。気をつけよう。 断つとなかなか言えないカフェイン中毒の娘は、 年齢から喫煙歴を引くと何故か二十歳を切ってしまう 父親に禁煙を勧めている。 病気なのは私じゃないしー(でも予備軍)。
長年使っていたホットカーペットが 壊れてしまったので、新しいのを買った。 一番安いのを買おうとしたら、省エネとか某ダニ機能とか とっても説得力のある説明をお店の人から受けてしまい、 もうちょっと高いのを購入。でも風合いも良かったし、 それでも予算内なので良しとしよう。 電化製品って年々安くなってますよねー。 デジカメにスキャナにDVD…。何でも欲しくなってしまう。 でも実は一番欲しいのは母専用のノートパソコンだったりする。 スパイダソリティアだけ入ってればいいんだけど。 切実に邪魔。
年末年始に向けて気も早くビデオの整理。 映画などを録画して鑑賞することが多いため、 本数はかなりある。いちいち確認してラベルを貼っていく。 自分はこういう飯の種にならん作業なら(含むこのサイト) いくらでもできてしまう非効率人間であることを再認識。 不思議なことに録り損なったとばかり思い込んでいた ビデオががさがさ出てくる。 過去の私は意外とそつがなかった。
両親と芸術の秋しに名女優展を見に行く。 戦前から活躍した写真家早田氏の作品展です。 原節子だとか往年の大女優を始め、現在も一線で 活躍する名優達がほぼ一堂に会した感がありました。 最も若い世代で池上季実子くらい。
でもまーそれは言わないお約束!なのかもしれないけれど、 同郷人として左幸子がなかったのは納得いかん。野際陽子は ちゃんとあったのに。キイハンターなミニスカ。一見の価値あり。 映画女優が中心だからか、森光子や水谷八重子(初代)もなかったし。 写真家と女優も人の子ですから相性もあったのかもしれん。
各人の略歴がかなり詳しくて興味深いものがあった。 よくよく真面目に読むと美辞麗句も多いながら過去のスキャンダルや 離婚歴も記されていたり、「歌手デビューも果たすが泣かず飛ばず」、 「これといった代表作なし」だのコメントが辛口なの。 あと男優のコーナーもちょっとあって、石原裕次郎は 「戦後最大のスター」、隣の隣の高倉健は 「昭和が生んだ最後のスター」とあった。ご苦労様です。 ついでに言うと美空ひばりは「不世出のスター」だった(笑)。
私の目から親より年上の女優さんの若い頃を見ると、いくつか タイプがあるようです。撮影年代や年齢、表情によるので 一概には言えないとは思うのですが。 まずあんまり面影がないタイプ。 全然別人に見えたりするのでピンとこない人。 朝丘雪路とか南田洋子(図らずも義姉妹)。 そして面影があるゆえ若き日の姿に驚愕する美女。 岡田茉莉子、大空真弓、江波杏子、故音羽信子とか。 逆に年輪を重ねて今の方が別の意味で輝いて見える方も。 倍賞美津子とか、白川由美。
しかし何より恐ろしいのが全然変わってない人。 もちろんしわだのお肌のハリだのは衰えて当然ですが、 醸し出す雰囲気や基本的な造作が昔のまんまの人。 吉永小百合や加賀真理子なんてまだまだ可愛いもんです。 佐藤友美。私実年齢よりずーーっと若いと信じてました。 八千草薫。何と1931年生まれ。 女優って…女優ってバケモンなのね……。
『聖徳太子』<NHK>を途中から見た。 蘇我馬子役の緒方拳が生々しくエネルギッシュでよかった。 服飾がエライ華やかでしたが、どうなんでしょ。 あの時代に染色技術がそんなに進んでいたとは思えん。 ま、それは置くとしても昔の人ってお洒落さん。 男もイヤリングやネックレスジャラジャラつけていて、 大和男児ってやっぱ幻想だねー。
しかしつい中谷美紀演じる戸自子ちゃんと 太子の仲睦まじい姿を見ながら 「蝦夷はどこだ!」 と思ってしまった人は、全国に私だけではないと信じたい…。
| 2001年11月09日(金) |
朝寝 うたた寝 昼寝が大好きで♪ |
タイトルは会津磐梯山の節でよろしく。 ここ数日の研修の一環で夜勤と言うものを初体験。 自慢ではないがこの年になって全く仮眠もとらずに 夜を越したのは初めて。 ……前日ばっちり昼寝して、帰宅して即行寝たけどね。
機が熟して種が爆ぜたらしく、朝顔が3つも発芽してました。 とりあえず室内に撤去。栽培を試行。 ちょっと叱っておきました。これから雪の季節なのです。
| 2001年11月07日(水) |
フローズンコンピュータ |
うちのパソコンはよく凍ります。 いろいろ対策してるけど固まります。 その間勝手に設定を変えているようだ。得意技はWordの 編集オプションを上書きモードに変更してしまうこと。 原因がわかるまで使いにくくてしょうがなく、 メモ帳で文章作成してました。 最近ではInternet ExplorerのJava設定を変えてしまい、 数日コイヌと遊べませんでした。
実は意思を持ってたりして。
美少年と言う名の日本酒を発見。 購買層はやはり私くらいの年代の女性なのだろうか…。 しかしこれが濁り酒だったらたぶん売れまい。
フジテレビアナウンサーの軽部さんが、 実は日本征服を企む陰謀家で、自分の傀儡として 大塚さんやなっちゃんを次々に政界に送り込む・・・という夢を見た。 夢の中で日本人では唯一真相を知る私は日本が危ない! 止めなきゃ!!と、恐怖に慄いておりました。 なんでやねん。
たぶん眼鏡をかけていない状態で彼を見て、 体型がパンダに似ている→パンダは意外と鋭い目をしている →いい人そうに見えて軽部さんの目も鋭いかもしれない →凶暴な内心を隠していたら怖いなぁ、と深層心理で考えたんだと・・・。
ああ、愚かし情けなし。軽部さん本当にごめんなさい。
夜、父がいきなり携帯メールの送り方を教えろと言ってきた。 家族の中で一番早く携帯電話を持ち、誰より使いこなせないで いる彼にどのような心境の変化が訪れたのであろうか。 もっともこういう方、最近多いらしいです。 孫とメル友になりたくなったとかね。
教えれば意外なほど簡単に、砂に水が沁みこむように 覚えてしまう人なんですが、その気になるまで すっごく時間がかかるのと、教える側に忍耐が必要なのが難。 「ちっちゃい“っ”の出し方」「カタカナ入力」「“。”のキー」 「カーソルの動かし方」「もう一度ちっちゃい“っ”の出し方」・・・。
苦闘の末、父はもう一人の娘とメール交換をすることに 成功したようだ・・・。得意げに「自分でやったんだよ」と 二便を送る父。さらに狭いながらも愛憎渦巻く我が家に 鳴り響く母の携帯の着メロ。このとき既に深夜。
所用で父と出かけた帰りに、母に頼まれた夕食の買い物をした。 製造年月日を厳しくチェックし、特売商品も見逃さず、 袋詰めの時にはポリ袋をきちきち活用し、 さらに夕飯時前、混雑するスーパーの館内放送にも 抜かりなく耳を傾け、2千円以上買った客がもらえるゴミ袋も ばっちりゲットした娘に、父は少し複雑そうな顔をしていた。 あなたの妻(注・今の所)は私の年にはもう兼業主婦だったのよ。 娘の成長を喜べやー。
今夏ベランダのプランターにいろんな種を蒔いてみましたが、 一番よく育った(←育てた、でない所がミソ)のは青ジソと三つ葉でした。 三つ葉はまだ青々としているし、シソは種を収穫。ほんのり芳香もします。 来年は、春から春菊と二十日大根と葉大根とつまみなの種も蒔こう。 にらも育ちやすいって噂。もう1つプランター買っちゃおうかな。
別に日本の食糧自給率を鑑み世界情勢の緊迫により 輸入が困難に陥った場合に備えて、とか殊勝(つーか荒唐無稽)なことを 考えているのではなく、無農薬で新鮮な野菜があれば安心だし おいしいし、その上便利で経済的だから。シソ3枚とか、 欲しい分だけ取ればいいんだから無駄がないでしょ。
そして何より世間に訝られることなく泥んこ遊びができるのが 楽しいんだと思います。お花の寄せ植えとか観葉植物に行かない所が 自らの食い意地を証明しているようで情けないですが、 いいの、私は実践好きの女。持論は 「お菓子作りが趣味と言う女に料理が得意な奴はあまりいない」
| 2001年11月01日(木) |
いっそ新・番町皿屋敷が観たい |
今年の角川冬のホラーは 『仄暗い水の底から』<原作・鈴木光司>だそうで。 何でだろ、ネタ切れの印象はどうしても否めない。 て言うかあれ、短編集じゃーん。
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