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なつぴかの日記
なつぴか
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2012年08月12日(日)
『遥かなる時空の中で5 風花記』

『華ヤカ哉、我が一族』終わった後、すぐ始めたのがコレ。
『遥かなる時空の中で5』の続きにあたる話。また貸してもらったので早速開始。

開始してまず思ったのは絵が綺麗!人物がカッコいい!ということだ。
いや、『華ヤカ哉』の直後にやると…(いや、『華ヤカ哉』もアレはアレでいいとは思うけど)。
ポーズなぞとってなくても居るだけでカッコいい。
キテレツ衣装は相変わらずだが、そんなことは二の次だ。
他ジャンルのゲームなら絵の美しさよりゲームの内容の方が重要だろ、と思うけど、乙女ゲーの場合はやはり絵も重要ですね…。

で、今回の『遥か5 風花記』。
前作の続きにあたる話だが、時間が少し戻って今回は舞台が江戸。
新キャラや新たな攻略対象も加わって、楽しみが増えました。
全体的には短めにまとまってましたが、内容が前作の「やり直し」なんで、コンパクトで良かったと思います。
スチルも枚数は減ってますが、構図やシチュエーションの種類は前より豊富だった。
(前作は見つめ合ってる二人の図のカメラ位置を変えただけのものが大部分でしたから)

新キャラのリンドウさん、カッコいいです。
主人公をなめたような口調ですが、そんくらいの距離感の方がいいですね。
笑顔でイヤミ言われても笑顔で対抗する主人公。
主人公も今までとはちょっと違って、少しだけ図太くなった感じで良かったんじゃないでしょうか。
他のキャラについては前と大きく印象が変わることはなかったですが、小松帯刀の章は前回より良かったな。
あと、高杉が超攻めキャラでドキドキしました(笑)。
福地桜智もいつもの変人とは違う一面が押し出されてましたね。
まあ、どのキャラも一通り楽しめましたですよ。

ゲーム的には、現代の街の復興が楽しかったですね。
いろんな施設を復興させるため戦闘で五行の数値をためていくのが面白かった。
木の気が欲しいのに木属性の敵がなかなか出現しなかったりとかして、江戸の街を徘徊したりしました。
もっと、途中の復興進捗状況が絵でわかるようになっていると更に楽しかったんですけど。
…そうなると乙女ゲーというより街作りシミュレーションみたいになってしまうか(笑)。
それもいいな。

全体の感想はそんなとこですかね。
はい。








2012年08月10日(金)
夏コミ


今日は夏コミでした。

今回なぜか有明ワシントンの予約が取れまして。
わたしは朝混んでる電車に乗るのがどーしても嫌で、関東在住にも関わらずコミケ前日は周辺ホテルに宿泊することにしてるんですが、しかし立地の良いワシントンはいつも数ヶ月前から予約いっぱいで「とても泊まれない」状態なので最初からあきらめ、仕方なくお台場の高いホテルに泊まっていたんです。
なのに今回なぜか…ワシントンが取れた。

チェックインしたのは7時頃だったんですが、フロント脇に「コミケット事務局」というデスクがあるのにまず驚いた。
さすがコミケ御用達ホテル(笑)。
チェックインの列もそれっぽい人ばっかり。
お台場ホテルにもこの時期にはそれっぽい人が交じってますが、ほとんど女性。
ワシントンは男性率が圧倒的に高かった。
わたしは会社帰り直行だったので普通にブラウスとスカート&ヒールという服装だったのですけど、コミケと関係のない一般客に見えたのか、ホテルの人に「混雑しておりまして申し訳ありません」とわたしにだけ謝られた。
フッ
見くびるんじゃないよ。
そこらの坊ちゃん達が生まれた頃、既にガメラ館行脚していたこのわたくしをね!

それはともかく、ワシントンの感想。
出張がほとんどないわたくしはビジネスホテルに詳しくないため較対ができないのですが、お部屋、狭いですね(笑)。
お風呂はもっと狭いですね。
アメニティも最小限。冷蔵庫はカラ。
まあ、メリディアンや日航の1/2〜1/3のお値段であることを考えれば、妥当なんじゃないでしょうか。
清潔でないわけじゃないし、ベッドの寝心地も普通に快適でした。
朝食ビュッフェは、種類は少ないし超美味でもないけど、激烈に不味いわけでもない。
窓のすぐ外はコミケの喧噪。道行くサークル参加者&一般参加者を眺めながらテンションを高めました。
なにしろ、チェックアウトして5分で会場というのが有り難いです。

あーホテルの話ばかり書いてしまったが。
夏コミ。
1年8ヶ月ぶりに新刊を出すことができましたよ。
こんだけ間が空いちゃうと「もううちのサークルの存在なんて覚えてる人いないんじゃ…」と危ぶんでいましたが、来て下さる方いっぱいいて有り難かったです(感涙)。

今回『C翼』初期の頃からの友人とも数年ぶりに再会できて、思いがけずたくさん話ができました。
いやあ、わたしもこの春に父を亡くしましたが、この年になると友人達の人生事情もいろいろですね。
萌えジャンルとかの話より、遺産相続の話で盛り上がりましたよ。
ヤダヤダ、年は取りたくないねえ(笑)。

ともあれ、暑かったけど、いつぞやの年ほどではなく、雨も降らず、楽しく過ごせた夏コミでした。

おつかれさまでした!













2012年08月05日(日)
『華ヤカ哉、我ガ一族』


ついに自分で乙女ゲー買っちまいました(笑)。
最初は店頭で見かけた『華ヤカ哉、我ガ一族 キネマモザイク』を購入したんですが、これが続編であることに気づいたのは家に着いてからだった。
そしてあわててネットで『華ヤカ哉、我ガ一族』を購入しました。
実はプレイし終わって2ヶ月経ってるんですが、いろいろ多忙で感想も書けなかったので、今更ですが書いてみたいと思います。

いやあ、いいですね、大正浪漫。
『はいからさんが通る』を愛読していた小学生時代からこの時代にはちょっとした憧れがございました。
あの時代独特の新旧&和洋入り交じった感じ、いいですね〜。
しかも和も洋もアンティーク(現代人から見れば)、美しいですね〜。
舞踏会とか鹿鳴館ばりのドレスが現役だった時代ですからね〜。

しかーし、美しき面もあれば厳しき面もあるのが時代といふもの。
主人公は貧農の娘、小学校卒業後は工場で働いており、今は病気の父に代わり家計を支えるため職さがし中…というところから物語はスタートする。
で、日本屈指の大財閥、宮ノ杜家での使用人の仕事が見つかり、そこにおわす綺羅綺羅しいご兄弟、正・勇・茂・進・博・雅と出会うわけだ。
こうして主人公の使用人としての修行と攻略の日々は幕を開けるのであった…!

本作の特徴はなんといっても「極端なツンデレ」。
ただでさえ気位高く気難しい攻略対象達ですが、そこに身分違いによる差別意識が加わり、出会いの段階では「人と人」ですらない状態。
厳格タイプの兄弟からはまず人間扱いされないし、気さくなタイプ・優しいタイプ兄弟でもそこにははっきりとした壁がある。
その壁を越えていくのだから、現代劇では実現し得ない超ツンデレですね。
この見下し様が徹底していて、いっそ気持ちいいくらいだ。
別にわたしはMではないが、中途半端に「身分の低い者にも優しいご主人様」みたいのよりは不思議と好感が持てました。
そのくらいやった方が現代物との差別化が出来て、物語世界にきっちり入り込める気がします。

このゲームは、文章をめくることで話が進行し、時々選択肢を自分で選ぶことで好感度が変化していくアドベンチャーゲームなわけですが。
ドジって叱咤されながら、それでも少しずつ成長していく主人公はなかなか微笑ましいです。
が、身分の壁を越えて惚れられる程の魅力とまではいかないような…。
田舎者で職務経験もない主人公が、それでもこのツンデレ兄弟達に気に入られる過程、これにもう少し説得力を与えるようなエピソードなどが欲しかったな、というのが正直なところです。
何かこう、主人公ならではの機転で皆の助けとなるシーンとかね。

でも、話自体はなかなか面白く、気付くとどんどん進めてしまいます。
一人クリアしても事件の全貌は明かされない。
そのため、飽きることなく次の攻略に取りかかれます(笑)。

この作品の特徴をもうひとつあげるとしたら、それはお母様方の存在が大きいことでしょうか。
兄弟全員お母様が違っていて、しかも全員正妻で、しかもそのお母様のご実家が大きく関与するという物語構成。
兄弟ご本人達だけだと性格と職業の違いしかないが、そこに母の実家というバックボーンが加わることで「家格」という身分差が兄弟間にも生じます。
「家」というものの存在が大きい時代だからこその面白さですね。
まあ、現実にはあり得ない家族構成ですが、物語としてはなかなか楽しめる感じになっています。

絵もおおむねカッコいいんじゃないでしょうか。
デッサンが何だか不安定なのが残念ですが。
しかし服や髪型の種類が豊富なのには驚きました。
和服から洋服から燕尾服もあり、軍服や警察官の制服もそれぞれ複数、私服も夏服と冬服があって冬の外出時は外套を着たり。
しかもシチュエーションにあわせて髪型まで変わる。

一方、お母様方の服が着た切り雀なのが残念でしたが。
着替えたのは家寿田のお母様の芸者姿だけ。
1着増やすのも大変な労力だろうとは思いますが、夜会の席に普段着で出席って、やはり変じゃないですか? いくら理由つけても。
ヨシ様の盛装とか見てみたかったのに。

あと絵で残念なのは、主人公が微妙に可愛くないこと。特に横向き。
ドレスアップするエピソードもありますが、皆が別人と思い込む程の変身っぷりとはほど遠いようなー。
普段主人公の姿は画面に出ないのであまり気にならないと言えばそうなんですが、スチルが表示されると「うーん…」と思うことしばしば。
MAP上の二頭身の主人公が一番可愛く見えます。


では、登場人物(とお母様)について一言ずつ。

長男・正。良くも悪くも良家の御曹司の決定版。厳しくプライド高く威圧的。主人公に「解雇だ」コールをしたのも雅の次に多いと思う。そして雅の「解雇」が言ってるだけで力がないのに比べると、この人のは現実味が伴うのでちょっと緊張する。主人公とは「速水真澄と北島マヤ」より年齢も身分も隔たりがあるが、真澄がマヤの凄みに魂を揺さぶられたのに比べると、何で正が心引かれたのか今ひとつわからん。厳しかった正様が優しさを垣間見せてくれるようになる過程は良かったですよ。声優さんには詳しくないですが、ビミョーにオッサンくさいしゃべりがツボでした。
 母・澄田サナ枝。新興財閥である宮ノ杜家を見下す旧家のお嬢様。地味な着物が逆に由緒正しさを醸し出しています。宮ノ杜に限らず自分と自分の家以外のすべてのものを見下しておられます。ドラマや小説にもよくいる「怖いお母様」そのまんま。

次男・勇。厳格で気位高いのは正と同じだが、そこに国粋主義が加味される。主人公の粗相に対しては「解雇」ではなく「斬る」が決まり文句。しかし髪型が…いや、髪型自体はいいし、別にゲームキャラに「陸軍らしくしろ」などとは申しませんが、ちょっと軍帽が似合ってないような…。それを除けば見た目は一番カッコいいと思う。親を名前呼び捨てするのが厳格な軍人らしくない気もするが。白雪姫のエピドードはお腹が痛くなる程笑いました(笑)。
 母・本条院トキ。洋装とボブカットの似合うモダンな婦人。厳しく上下関係をきっちりさせる面もあるが、人柄を知れば一番付き合いやすい人かもしれない。よくお母様方の諍いの仲裁役になっているし。

三男・茂。わたしが個人的に一番苦手な「遊び人タイプ」。苦手というか…興味がわかない。よって攻略も少々面倒くさい…。人柄は、使用人である主人公にも優しいし、生活がいい加減だから厳格さに気を使うこともない。女装の芸者姿は…「女と見まごう程美しい」ことになってるが〜…、やっぱ首太いね(笑)。
 母・家寿田静子。料亭の女将で人柄は良い。良家お母様のような怖いところもなく良き相談相手タイプ。でも「芸者ごときが」と言われるたびに「な、何やて!?」と血相変えて怒るのはどうか。一流の芸妓ならそのくらいの中傷は粋にスマートにかわして欲しいもんどす。

四男・進。まじめで優しく礼儀正しい。公務員という堅い職業にも就いていて、この兄弟の中では一番まともな人材といえる。…と最初は思ったが、本質が判ると、ちょっと…。何でしょう、あの慇懃さと投げやりな冷たさは。心が冷えましたよ、マジで。正も勇もこれに比べりゃなんと人間味あることか。ラストでは精神的にも安定していましたが、ちょっと…こういう人は怖いです。
 母・有吉文子。とくに家柄も経済力も何もない庶民の女性。というか、かなりうっかりな性格で、普通以下にも見える…。ドジなはずの主人公がしっかり者に見えます。せっかく唯一の庶民女性なのだから、庶民らしい雑草のような強さを持っていれば良かったと思うのですけど。

五男・博。兄弟の中で一番明るく、人なつこいタイプ。初回やった時は好感度パラメータを全く意識していなかったのですが、この人のコースが自然に一番に開きました。進路や洋行の考え方など19歳にしてはちょっと子供っぽい気もしますけど…まあ、あの特殊な雅を除けば一番年下なので、実質一番わかりやすい弟タイプという位置づけになっているんでしょう。まあ、明るいし、好きですね。
 母・佐伯ヨシ。華族のお嬢様で、お父様は首相という、もっとも政治的意義の深いお家柄。ヨシ様自身も婦人参政権運動をされていて、ことあるごとに「女だからといって」論になるあたりがちょっとズレてて面白い。そこを除けば人格的にはバランスがとれているように見える。見た目も華があるし、わたしは好きだ。

六男・雅。厭世的で家でフリルブラウスを着ちゃうような耽美な少年。少女漫画の中にしか棲息してないタイプ。気難しいだけでなく人を傷付けるのが趣味なトンデモないやつだが、6人の中では一番天才肌らしく最終的に有能と判断されたようだ。確かに物事の洞察力はあるらしいが、コミュニケーション能力がアレじゃあ、財界は渡っていけないのではあるまいか。博とは別の意味で非常に子供っぽい。まあ、後半はなんだかんだ主人公に気を使って可愛い所もあるんで、決して嫌いではないですが。
 母・伊村千代子。母親には見えない儚げで可愛らしい容姿。性格もはんなりしていて、京都弁がよく似合う。が、母の自覚はゼロ。雅に気を使いすぎる反面、実は「雅が嫌い」…とのこと。この人こそ大人になって欲しいもんどすなあ。

ついでに他のキャラについても。

杉村たえ。使用人仲間だが、これもツンデレ(笑)。まあ、口は悪いけどすぐにいい人だとわかる。気が強く、主人公を突き放すようで親身になってくれるしっかり者。ただ、わざと違った日時を教えるのだけはどうかと…。仕事に関わる連絡事項は正確に伝えてもらえないと。

千富。使用人頭。主人公を拾ってきた人物でもあり、まあ、使用人達をまとめる中間管理職ですね。厳しくも公正な目で主人公の成長を見守る有能な人物。マクゴナガル先生のような「この人さえいれば」的安心感があります。

最後に主人公。
まあ、昔からわたしは主人公視点で物語を楽しめる能力にだけは自信がありまして。よほど馬の合わないキャラでない限り、嫌いにはなりません。今回も問題なく主人公と一緒に大正浪漫の世界を満喫致しました。ただ、「変わった使用人だ」と時折言われていて、そこが彼女の魅力とされていた節がありますが、特に個性が際立ったタイプには思えなかったですが。普通に頑張り屋で、普通にドジも踏む、普通の主人公だったんじゃないでしょうか。
この時代の使用人の扱いがどうだったのかはよく知りません。てか、もう現実のそれを知っているのは戦前を生きた世代だけでしょう。現代の家政婦さんとは根本的に違うわけだし。昔の小説や映画などにはよく使用人や奉公人が登場しますが、宮ノ杜家のような扱いの家はちょっとあまり無いような(笑)。ま、この辺はその家によっても全然扱いが違うかもしれないですね。宮ノ杜家はずいぶんと厳しい類だったのではないでしょうか。

まあ、ともかく時代設定だけで5割は楽しめた作品でした。
数字がほぼ漢数字なのがちょっと読みにくかったですが。
しかも壱とか伍とか(笑)、なぜ日本人は画数の多い漢字の方が格上だと思ってるのだろう(笑)。

これでやっと最初に購入した『華ヤカ哉我ガ一族―キネマモザイク』に取りかかることができます。
今度は喜助モードなどもあるようなので楽しみです。



2012年08月03日(金)
夏コミが来ます


なんだかんだとたいへん多忙だった今年の春から夏。
それでもいーかげん新刊発行をしない訳にはゆくまい!
…と、ちょっとは頑張りまして、今年の夏はなんとか入稿果たしました。
今頃、印刷所で刷ってくれているはずです。
10日のビッグサイトではなんとか新刊出せるはずです。
大変長引いてしまって申し訳ありません。

そんなこんなしてるうちに、ふと気がつくと夏コミあとの大阪シティの申込を忘れてたりするんですよ。
はー情けない。

ともあれ、あと1週間で夏コミがやってきます。
今年の会場も暑そうですね。
熱中症対策を万全にして臨みたいと思います!