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なつぴかの日記
なつぴか
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2011年04月25日(月)
シルク・ド・ソレイユ『クーザ』

去る4月22日、サーカスを見に行って来ました。シルク・ド・ソレイユの『クーザ』です。
シルク・ド・ソレイユ自体、もう15年以上も昔に見たっきりで、今回二度目。
最初のときはたしか、日本で初めての公演だったのではないだろうか。
まだ専用の特設テントなど無く、場所は代々木の体育館でした。
他のサーカスを見たこと無いので比べようがないですが、当時としてもなんというか、斬新でオシャレで、いわゆるボリショイなどで持っていたイメージとは「だいぶ違う」と思ったものでした。

んで、あれから15年だか18年だか(はっきりしない)、久しぶりに見に行って来ましたが。
あの頃より更にずっと洗練されて見応えあるものになっておりました。
ストーリィ性があって、観客がその世界に誘われるのですが、音楽、演出、衣装、どれも良かった。
代々木体育館より見易いし。
綱渡りとか、TVなどで見たことが無いわけじゃないんだけど、なんか目の前でやられると緊張感が全然違う‥‥。
目新しい演目もあってけっこうアドレナリン分泌量上がりましたよ。
手のひら汗だらけ。
人間ってすごいのねえ。
あんなことが出来るのねえ。
休憩30分含めて2時間半の公演、あっという間でございました。

なお、けっこうお客さんを参加させる演出が多いので、最前列、もしくは通路ぎわの座席にいると舞台に引っ張られる可能性アリ。
わたしの斜め前の人は「KEEP OUT」の黄色いテープを巻かれて拉致されたまま30分以上戻ってきませんでしたな(笑)。
同じチケット代を払っているので、どこか別の場所から演技をちゃんと鑑賞できたのかどうか、人ごとながら気がかりでありんす。

ま、ともあれ楽しかった。
また機会があったら行くのもいいですね。



2011年04月01日(金)
『カイルXY』

NHK教育で去年10月からやっていた海外ドラマ。
見終わってちょっと時間が経ってしまったが、面白かったので一応感想を書く。

アメリカの都市郊外の森で全裸のまま目覚めた少年カイルは、ヘソが無く記憶が無く言葉も生活習慣の知識も無く、赤子同然の白紙状態。
だが、身体能力と学習能力は驚異的に高く、百科事典を丸暗記出来てしまったりコンピュータ並みの計算が出来てしまったりする。
ま、いわゆるサイボーグものとか、アンドロイドものとか、そういった題材に通じる要素が散りばめられておりますが、その手の話が好きな人には向いています。
カイルは一時的に引き取られたトレガー家で暮らし始めるが、何しろ生まれたてなので(でも見かけは高校生)、最初の頃は家族に迷惑かけっぱなし、煙たがられっぱなし。
それでも家族の役に立ちたいと願い、時にその驚異的な能力を発揮して皆の手助けなどもして、だんだんと家族と絆を深めていくカイル。
家族や学校の中でカイルが「普通の習慣」や「生活」を学んでいく過程が面白いです。
赤子同然、と言っても赤子と違うのは卓越した分析能力と理解力をもって理論的に吸収していくところ。
カイル視点で見ると何気ない普段の会話や決めごともけっこう複雑で矛盾だらけで、でもどこかに規則性があるものなのだなと気付かされたり。

しかし、カイルが変人っぷりを発揮していたのは最初の数話だけ。
超スピードで物事を学習してしまい、そう時間がかからぬうちに一般の生活に馴染んでしまった。
こうしてカイルはただの有能な高校生になった。つまらん。(それにしも有能過ぎだが)。

そうなると、次にくるのはカイル自身の出生の謎。
カイルはどこから来たのか。何者なのか。
これを探る時にパートナーとなるのが友人のデクランですが。
この人がこんな主要キャラになるとは思わんかったな。
最初はローリーのイマイチ信用ならない彼氏、みたいなうさんくさい人物だったのに。
いー加減男だったデクランがカイルと組むようになり頼れる相棒になってくれたのは、キャラの成長が感じられて「なんかいいなあ」と感じました。

で、まあ、カイルはやっぱあれだ、研究のために作られた人間だったわけですが。
この謎が明るみに出る頃登場するのが、カイルと一緒に造られたらしい人間ジェシーXX。
ジェシーはカイルと違い、人工的に記憶をインストールされて世に出てきたので、当初カイルのような赤子状態ではない。
が、白紙なりに実地での人間関係を体験学習したカイルの方が結果的に偏りなく成長できたようで、ジェシーの知識や常識はどこか欠落している(会話の反応が中途半端だったりとか)。
味方のいないジェシーを見ていると、カイルはトレガー家に出会えて本当に恵まれてたんだなと思う。
シーズンのラストはカイルとジェシーが謎を追う旅に出て、そのままジェシーが裏切って逃走する形で「続く」になってましたが、あいかーらずアメリカドラマは「ここ!」というところで平気でシーズン終了いたしますな〜
続きが気になるじゃないかっ!(笑)

ただ、後半に入ってから、なんというか、高校生の皆さんの恋愛沙汰にやたら時間を割いていたような。
しかも、その恋愛の内容もあんまり共感できないというかー。
デクランがカイルに相手にされなくて落ち込んで、それでローリーとまくいかなくなる‥‥って、全然判んないんですけど(そこで切ないバラード流されてもなあ)。
話のテンポも恋愛がらみになると妙にとろくてちょっとダレていたのが残念。

ま、いいや、それでも続きが楽しみには違いない。
次シーズンの放送を待ちたいと思います。