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なつぴかの日記
なつぴか
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2010年11月10日(水)
『99年の愛 Japanese Americans』

5夜連続の大型ドラマ。
この手の大作をわたしが見逃すはずもなく、全話録画して見ましたよ。
録画なのでプリウスもらうクイズの応募には間に合いませんでしたが(笑)。

日系アメリカ人1世&2世というと『二つの祖国』を思い出しますが、
橋田壽賀子の移民ものというと数年前の『ハルとナツ』を思い出します。
あれはブラジル移民の話で、今回はアメリカ。
思えば導入部が似ている。
時代の荒波の中で引き裂かれた家族が現代で再会するが、それまで辿った道が悲惨すぎて素直には喜べず‥‥。で、互いの回想を語り合う形で物語が進んでゆく。
『ハルナツ』の時はその展開でぐっと物語に引き込まれたんですけど、今回のそれはあかんかったです。
その前振り部分が長過ぎて‥‥いつまでたっても現代の老人版のおしゃべりが続く。
やっと時代がさかのぼって1世となる主人公・平松長吉(草彅剛)が登場する頃には、既にちょっぴり飽きてましたよ(汗)。
しかも舞台が移ってもまだまだ説明的なセリフは続く、続く‥‥。
アメリカでの労働事情とか、排日の動きとか、時代背景を理解するに必要な情報ではあるが、もっと簡潔にできそうな内容がまとまりなく語られる。
長吉が働きだして物語が「本題」に入る頃には既に2時間のうちの1時間が過ぎていた。

しかしこの後、長吉の妻となるとも(イモトアヤコ)が登場してからですね、物語のテンポがぐっと良くなります。
イモトアヤコの演技は初めて見ましたが、けっこうイイですね。この役にとても良くはまっていた。
容姿はイマイチだけど、気だてが良くて働き者、芯の強い昭和女性。
新天地に希望持って頑張る長吉とは良い夫婦で、二人で力あわせて荒地を開墾する姿は見ていて応援せずにいられない。
やがて長男・一郎が生まれ、優しいアメリカ人キャサリンに土地を安く譲ってもらい、優しくないアメリカ人ジェームズから嫌がらせを受けながらも、この地で強く生きてゆく長吉とともであった。

‥‥というところで第1夜はおわり。
ここまでで感じたことは、また『ハルナツ』の話になりますけど、ブラジル移民とアメリカ移民の違い。
『ハルナツ』ではブラジルの農園に家族ぐるみで雇われて農奴のように働かされて現金収入はほとんどナシ‥‥という食うや食わずの生活だったような。
アメリカの場合は、長吉が日本へ仕送りもできちゃうくらいの稼ぎがあって、その仕送りで妹二人は女学校にも行けたらしい。学費が出るくらいだから、当時の日本円で相当の額なのだろう。
頑張れば自分の畑も持てるのだし、国籍はもらえないとはいえ、地主制度で縛られていた日本よりは確かに自由と可能性のある国だったのかもしれない。

んで、第2夜。
第1夜から18年くらい経っているんだが。
ここでキャスティングに異変が起こり、長吉は中井貴一に、ともは泉ピン子に、息子・一郎は草彅剛にそれぞれ成長(?)している。
一郎の下には、次郎(松山ケンイチ)、しづ(寺島咲)、さち(川島海荷)の兄妹がいて、中井貴一以外みんな実年齢より10歳くらい若い役を演じています。
まあ、それについては下手な若手使われるよりマシなので異論はないのですが、一番違和感あったのが、第1夜であんなに純朴で前向きに頑張っていた長吉が、妙に品のいい妙にテンション低めのおじさんになっていたことです。
年とって落ち着いたとか、苦労して変わってしまったとかそういう変化とは違う、なんか「別人」な違和感で、草彅剛→中井喜一の引き継ぎは不成功であったように思われます。
イモトアヤコ→泉ピン子は違和感なく引き継がれたのに。

まあ、いいや。
ともあれ、平松ファームはあれから順調に発展し、家族協力し合ってたくさんの農作物を作っておりました(なんか手伝いの人とかもいっぱいいた)。
一郎は18歳、通っている大学で日本からの留学生しのぶ(仲間由紀恵)と出会うのです。
んで、二人は惹かれ合ってゆくのでした。

おりしも日米関係は緊迫した状況、アメリカ国内では日本人への反感が高まりつつありました。
以前からあった差別に拍車がかかり、店では物を売ってくれないし、道を歩けばからまれる。
特に女の子は心配だということで、しづとさちは日本の親戚の家に避難させられることになるんですが。
これって未来を知る者から見れば究極の選択ですよねー。
差別三昧のアメリカと、これから地獄を見る日本、住むならどっち?

しづとさちが乗るのと同じ船でしのぶとその両親も日本へ帰国することになっていた。
しのぶを愛していながら今後のことを思うと引き止めることができない一郎。
そんな兄を叱咤する次郎、「しのぶさんを日本へ帰しちまっていいのか〜!」「おまえに何がわかる〜!」と兄弟で殴り合い。
‥‥何が快感って、この古くささがたまらんです、橋田壽賀子ドラマ。
男同士腹割って判り合うシーンが取っ組合い&最後は二人で大の字になって草っぱらに寝転ぶ。
うう〜〜ん、いいですねえ〜 クセになりそうですねえ〜。70年代青春ドラマ、森田健作の世界?

それはさておき、港から日本行きの船に乗り込み、家族に別れを告げるしづとさち。
この涙の別れの一方で、同じ船内にいるしのぶは着々と船脱出の準備を進めていた(すげー)。
一度は出航するものの、船から海にダイビングして一郎のもとに泳いで戻ってくるという離れ業を演じる(一応パスポートはビニールに入れて濡れないように携帯してたけど、きっとスタンプはアメリカを出国したままになってるんですよね? 不法に再入国したことにはならないのかな‥‥)。
平松家に身を寄せたしのぶは家族同様に迎えられ、実質上、一郎の嫁として遇されファームの仕事も頑張るようになるが、長吉だけは「お嬢様育ちに農家の嫁が務まるか」と認めようとしません。
この反対の仕方も、なーんかヤなかんじですよね〜。
作業を手伝うしのぶに給金を渡して他人であることを強調するなど、どこかイヤミたらしくて。

一方、島根の長吉の実家では、いきなりアメリカからやってきた二人の姪の処遇に困っていた。
この頃すでに日本は食料も配給制でかなり苦しかったから、もとから貧しい平松家ではかかえきれず、嫁に出た二人の長吉の妹(杉田かおる、ふせえり)がそれぞれ一人ずつ引き取ることになる。
引き裂かれるしづとさち‥‥!はいいんだけど、その行く先が沖縄と広島というあたり、着々と悲劇への準備を進めるのが見て取れるわかりやすい脚本です(笑)。
んで、この二人には引き取られた先で更にわかり易いイジメが待ってるわけなんですが。
ごく潰しということで叔母一家には冷遇され、アメリカ国籍ということで学校では集団暴行にあい‥‥。
橋田壽賀子脚本にはあまり詳しくないけど、なんか割と女性の描写が善玉と悪玉ハッキリしてません?

えー、ともあれそんな折、日米はついに開戦。
日本国籍で日系人の中心的人物とも親しかった長吉はFBIに拘束されてしまいます。
そして残された一郎達家族も日本人強制収容所に送られることに。
いきなり1週間で財産を処分しろと言われても土地も家もアメリカ人に安く買い叩かれるしかなく‥‥。
で、列車とバスに揺られ揺られて連れてこられたマンザナー収容所。
乾燥した大地にずらーっと並ぶバラック小屋。
なんというか、凄いスケール感です。金かかったドラマっていいなあ〜って感激しました。
映画か、これは。
あ、いやいや、そんなことで感動してちゃいけません。
日本人だからって、こんな収容所に入れられるなんて!‥‥と、憤るとこですよね、はい。
だども‥‥。
その件についても、「強制収容所」というと、ナチスのユダヤ人収容所をすぐ連想しちゃうんだけど、それとはずいぶん違っていてホッとした。
まーあっちはガス室併設の屠殺場みたいなものでしたから比べることに意味はないのでしょうけど、日本人収容所はとりあえず家族と一緒に住めるし、カタログ通販で買い物もできるし、学校もあるし、畑も作れるし、ガーデニングもできるし。
一種のコミュニティという感じで、みんなで協力し合って生活を改善していく様が良かったです。
下手に外の世界で差別と迫害にあうよりいいんじゃ‥‥と一瞬思わなくもなかったが、
ま、同じ敵性外国人であるドイツ系移民やイタリア系移民は収容所に入れられなかったらしいから、日系人にだけこの措置があること自体がやっぱり差別なんですよね。

この収容所で平松家と相部屋になるのが小宮太助(笹野高史)と小宮弘(中尾明慶)の父子。
父の太助は日本マンセー!な1世らしい1世。
息子の弘は一郎と同い年くらいだが、生真面目な一郎と違って明るくちょっと軽い感じが可愛い。
服装も革のジャケットなんか着ちゃって、髪型も多分本人なりにカッコ付けてるのだろう。

で、収容所生活も波に乗ってきた頃、日系人達にアメリカへの忠誠度を問う「忠誠登録」がつきつけられる。
よーするに「米軍に入って戦争できますか?」という問いですが、これまた究極の選択ですね〜
YESと答えて戦地に行くか
NOと答えてもっと敵っぽい扱いを受けるか。
わたしなんぞは正直「日本軍だろうと米軍だろうと戦地はやだ!」と答えたいところですが、真面目な平松家の人々はこの地で生きる日系人のため、家族のためにYESという選択をします。
また、小宮弘もYESと答えるのですが、彼の場合思想がどうのなんて理屈よりも「とにかく自由になりたかったんだよ!」というのが理由。弘らしいです。

そして後日、一郎と弘は軍への入隊が決まり、マンザナー収容所を後にするのでした。
(で、拘束されていた長吉が情状酌量で家族の元に帰ってくる)
数ヶ月の訓練の後、一時休暇で収容所に戻ってきた一郎は、しのぶにプロポース、結婚式、新婚旅行というタイトな日程をこなす。
しかし新婚旅行先のシアトルでは「ジャップめ〜」と、レストランでもホテルでも惨い仕打ちを受け‥‥。
ま、戦争中だから反日感情はあたり前かもしれませんが、でもさ、日系人は皆収容所に入ってるのに、店先や街の至る所に「ジャップお断り」とか看板立てて意味あるんだろか?(シアトル市民が妙なのか、それともドラマの演出が過剰なのか‥‥)
まー、そのようなシアトルでも優しいアメリカ人ベティに出会って、海辺のホテルに泊めてもらい幸福な時を過ごす二人。
そーいえば、優しいアメリカ人の役は、キャサリンといい、いつも老婦人だな。これも橋田ワールド?

つかの間の幸せをかみしめた後、一郎は再び軍へ戻る。
で、彼が配属されたのは422連隊という有名らしい日系人部隊(『二つの祖国』にも出てきた気が)。
厳しい訓練の後、ヨーロッパに送られたこの連隊は、山間部でドイツ軍に包囲された味方を救出するというすっごく難しい任務を与えられるのだった。
戦闘のシーンはすごく頑張ってたと思うし、それなりにお金もかかってたと思うが。
こないだ見た『ザ・パシフィック』の臨場感と迫力に比べると‥‥うーん。
なんかこう、こぢんまりというか、火力が少ないというか。
戦争の悲惨さは伝わったけど、戦争の圧倒的な恐ろしさはイマイチ伝わりが鈍かったです。
まー戦闘の種類が違うのでしょうし、ミリタリーの知識もない自分が口出すことではないかもしれませんが。
ま、ともあれその戦闘で大和魂をもって立ち向かった一郎たち日系人部隊!
が、一郎は敵の銃弾にあい、しのぶと生まれたばかりの長男・ケンの写真を握りしめ、息絶えるのでした。
うううう。

やがて日本の敗戦。
玉音放送は収容所でも流され、日本の勝利を信じていた長吉は愕然。
そして後日、畑の真ん中で自害して果てているところを次郎が見つける。
もー!
死んでどーすんのよ、両親のアメリカでの生活を守るために一郎は戦ったのに!
実際にも玉音放送聞いてこのような行動に出た人もいたみたいですが、長吉にやらせなくていいでしょう‥‥。
平松一家と相部屋だった小宮さんあたりならガンコな1世という感じでしたから、こういう最後を遂げてしまうかも知れませんが、第1話だけとはいえ主人公だった人にやらせるなー。
一郎の死とは真逆の意味で非常に残念な最後でした。

一方、日本では沖縄戦に巻き込まれたさちが、米海兵隊として沖縄まで着ていた小宮弘と偶然出会う。
一郎はヨーロッパ戦線でしたが、弘は太平洋戦線にまわされてたんですね。日系人としてはもっと辛いところですよね。
さちが自分と同じ日系二世と知り、親身になって話しかける弘。しかもよく聞くと収容所で一緒だった平松家の娘だというではないですか。
が、いじめと戦争と孤独の三重苦ですっかり心がささくれ立っていたさちは全然心を開こうとしません。
そんなさちにお菓子を持ってきてくれたり、何くれとなく気にかけてくれる弘。
こういう展開だと勝手に「この二人はLOVEが芽生えそうな‥‥」ぬあーんて期待しちまうんですがっ
でも、現代版で出てきた80代のさちは「太田さち」、小宮姓ではありません。
回想型のドラマだと最初にネタバレされてる情報がけっこうあっておもろない時もある。

しかもさちはその弘の優しさを目一杯利用だけはします。
姉の住む広島に原爆が落とされたと知るや、姉を探しに行きたいと無理を言って弘に広島まで連れてこさせ(軍用機を使ったようだ)、原爆でめちゃくちゃになった広島市内を弘運転のジープで走り回って姉を捜し、姉の収容された病院(野戦病院みたいな廃墟みたいなとこ)を探し当てたら、弘から幾らかのお金をもらって、そのまま姉を連れてトンヅラ。
「これ以上アメリカの軍服着た人の世話になんかなりたくない」って、あんた‥‥。
あんだけ親切にしてもらった人への言葉がそれかい。
入院中のしづを連れて京都に移動、街中をあてもなく歩き回って姉、昏倒。
小さな身体で姉をおぶって歩く姿は明らかに「苦労してかわいそうでしょ」シーンでしたが、全部自分が招いた結果なので「ほら言わんこっちゃない」としか感想が出てこない。
しかし、ここでまたなぜか救いの手が差し伸べられる。
姉を連れて行った病院で、先生が事情を聞いて二人を自分の家で面倒みてくれるのです。
ここの奥さん(高畑淳子)がまたいい人で。
急に現れた見ず知らずの女の子二人を家に受け入れてくれるって、心広いですよね。
こうしてさちとしづはこの家に落ち着き、奥さんのリフォームの仕事を手伝いながらさちは服飾関係の仕事を目指すようになるのであった。
そしてしづは‥‥。火傷しただけだと思われていたのだが一向に具合は良くならず、やがて髪の毛が抜け、二年後に亡くなったのでした。

そしてアメリカでは。
終戦後しばらくして、マンザナー収容所も閉鎖されることになりました。
土地も家も処分してここに連れてこられた日系人たちですから、また放り出されても帰るところはありません。
とりあえず、公共施設に身を寄せてバイトのような仕事で暮らしを繋いでいましたが、ある日、平松農場を買い叩いたアメリカ人ジェームズから連絡があり、土地と家をお返ししたいと言うじゃーありませんか。
ジェームズは平松家とは因縁の中でずいぶん嫌がらせもしてきたヤなアメリカ人だったんですが、一郎が戦ったテキサス大隊救出作戦のことを知り、テキサス出身の彼は過去の仕打ちを心から詫びてくれたのでした。
この場面に長吉もいて欲しかった。
日本は負けたけど、日系人は勝ったのよ〜長吉〜!

こうして平松ファームに平松家の人々が戻った。
再び荒れてしまった土地を一から耕して立派な農場にするのである〜

最後に残った謎は、しのぶの両親の話がまったく出てこなかったところですね。
父親が領事館勤めというくらいの情報しかなく、戦中・戦後どうしていたのかまったく語られない。
ケンはしのぶの両親にとっても孫だと思うんだが。

ま、それについてはいいや。
ふーとにかく、たっぷり5話堪能しました。
こまごま突っ込みどころも楽しみつつ、随所で燃えて随所で感動できてずっと楽しめた(第1夜前半以外)。
中途半端な連ドラ作るより年に一回くらいの割合でこの手の大作作ってくれたらいいのに。
なーんて思った5日間でした。
おしまい。



2010年11月05日(金)
秋ドラマ

秋ドラマが始まってそろそろ1ヶ月、今期はなんだか見たいと思うドラマが多くて選定に迷った。
前宣伝だけでは絞りきれず、とりあえず気になったものは第1話を録画してみたら、11本になっちゃった(笑)。
さすがに見切れないので、
A・真面目に見る「ちゃんと視聴」
B・原稿しながら見る「ながら視聴」 
C・見るのやめた 
の3パターンに分けて淘汰した。
なおBは、「今イチな気もするが一応続きを確認したい気もする」という、見続けるには微妙な位置にある作品群。わざわざこれのために時間を割くのはもったいない。そこで、「TVを見ている間はおとなしく座っていられる」という自分の習性を利用して、「ながら」視聴することによって原稿サボリを防止策に利用している。
こうして毎週7本(海外ドラマと大河あわせると12本!)ものドラマを録画するわたしはかつてないほどのテレビっ子状態です(笑)。

では、曜日順に短く感想を。

『獣医ドリトル』 A
腕は一流だが法外な治療費を要求する獣医師(小栗旬)の話。権力に媚びない、群れない、でも有能という、いわゆるブラックジャック型の主人公だが、獣医師でこのタイプの話は珍しいかも。まー鳥取を「ドリトル」と読ませるのはちと無理がある気もしますが、毎回可愛らしい動物が出てきて癒されます。身近な猫とか犬とかハムスターの他にイルカなども出てきて、これからもどんな動物が登場するのか楽しみです。
高い治療費については鳥取先生の「なぜ動物治療の方が安いと思うのか。人間は一種類だが動物は何万種類もいる。しかも小さいものが多い」という言葉がもっともだなーと思います。鳥取医院の古い木造建築もいい雰囲気です。
それにしてもペットってお金も手間もかかるものなんですね。癒しの効果も絶大だと思うけど、わたしには無理そうなのでせめて『ドリトル』見て癒されることにします。

『パーフェクト・リポート』 C
TV記者の話。局内の問題児&落ちこぼればかりが集まる取材班の活躍を描く。‥‥と設定を聞いただけで「いかにもありがち〜」ですが、その通り特に目新しいものは感じなかったです。松雪泰子が好きなのでとりあえず見てみたんだけど、今回はパス。

『霊能力者小田霧響子の嘘』 B
カリスマ霊能力者・小田霧響子(石原さとみ)は、実は霊能力などカケラもなく、地道な調査と推理で数々の心霊現象を解決している‥‥というコメディ。わたしはなぜか石原さとみのコメディが好きで、何年か前の『パズル』もネタ的にはそう面白いとは思わなかったが「ヘンな石原さとみ」にハマって全話見てしまった。今回も謎解きトリックなどは凝ってるとも思わないのだが、アヤしいオカルト番組で派手な衣装着て浪々と嘘っぱちを語る響子が面白くてやめられん。まあ、集中して見る程の内容でもないので原稿タイム用に楽しんでいます。

『流れ星』 C
臓器移植の重いテーマ。ふわふわ泳ぐクラゲの映像が美しく癒し効果が高いが、主人公の女の子(上戸彩)の言葉遣いと態度が不快でこの効果を相殺している。彼女の境遇は気の毒とは思うが、その原因である兄(稲垣吾郎)が登場すると途端につまらなくなるのは何故だろう。続きも特に気にならなかったのでリタイア。

『モリのアサガオ』 A
死刑囚と刑務官の話。今期一番凄い。話は大変面白く良くできているし、役者もいい。が、何しろテーマが「死刑」なので人にオススメするのは気が引ける。まあ、これについては別途書きます。

『フリーター、家を買う。』 A
誠治(二宮和也)は新卒で入った会社をたいした理由もなく3ヶ月で辞めてしまうしょーもない若者。その後バイトを転々とするがどれもバカみたいな理由で辞めてしまって長続きしない。この誠治が母の鬱病発覚という事態に直面し、現実に立ち向かわざるを得なくなる話なわけですが。最初の頃は職安で自分の実力も省みず条件良くてカッコのいい業種ばかり選り好みする誠治がトホホでしたが、少しずつでも自分を模索し始め、キツい工事のバイトをなんとか続けて最後は達成感を味わうところまで成長するなど、その成長過程を二宮くんが見事に演じています。うん、これは面白い。
「家を買う」というからには、誠治はローンを組める身分にまで出世するのでしょうか? 楽しみに見ています。

『ギルティ』 B
ペットサロンで働く芽衣子(菅野美穂)は、実は自分を陥れた者を次々と追い込んでゆく悪魔だった‥‥というサスペンス。もともとカッコつけ系恋愛ものはあまり燃えないたちなのですが、サロンの犬達が可愛いのと、芽衣子が陥れられた理由が知りたいので原稿用としてなんとなく見ていました。が、4話過ぎてなんかだんだん面白くなってきたような‥‥。最初だけ面白くてそのうち飽きてくる作品は多いのですけど、これは逆パターンです。主題曲もいいですね。ただ今回の玉木宏はあの髪型と髭は男っぽすぎてわたし的にはイマイチ〜‥‥(話の内容には合ってると思うがね。まあ、それが大事なんだけど)。今後の展開によっては、原稿用から真剣視聴に格上げになるかもしれません。

『黄金の豚』 C
血税を無駄遣いする悪に鉄槌を下す会計検査庁。そのエリートばかりの職場に型破りな芯子(篠原涼子)がやってきて、税金無駄遣いの悪事を暴く!‥‥という、よくある痛快型ドラマ。まあ、ありがち設定でも面白いものはあるので一応1話だけ見てみたが、悪人(この回は省庁のえらい人)の描写がわかり易すぎて力が抜けた。勧善懲悪は好きですが、やりすぎると幼稚な印象になります。1話で挫折。

『FACE MAKER』 B
整形手術、といっても美しい自分になるためのそれではなく、他人の顔をそっくり移植する、他人になりきる手術をする外科医の話。深夜枠だったのでさほど期待はせず見始めたが、けっこう毎回違うオチが用意されていて面白い。時間も30分と短いので、間延びすることもなくよくまとまっている。まあ、5話過ぎてちょっとマンネリしてきたけど、原稿タイムにはちょうど良い。

『秘密』 B
バス事故にあった母娘が人格変換を起こす話。正確には母(石田ひかり)が死亡し、その意識が昏睡状態の娘(志田未来)に入ってしまうというもの。人格変換ネタ、流行ってるんでしょうかね? 最近よく見かける気がする‥‥。この手のネタはコメディが多いけど、この話は悲惨なバス事故がきっかけになっているため、バス会社に憤る被害者遺族や事故原因の謎など、シリアスな要素が多い。一方、中身38歳が女子高生として振る舞おうとするシーンはちょっと面白い。首をコキコキしながら登校しちゃったり、クラスメイトに「あなたのお父さんやお母さんはね」なんて説教がましい話しちゃったり(笑)。ちなみに「そうかしら?」なんて言葉遣いは今時38歳でもしないと思いますが。
志田未来と佐々木蔵之介が夫婦という構図が微妙にキモチ悪いんですが(スミマセン、年が離れすぎてるカップルは苦手で‥‥てか、それ以前に親子だし)、まあ、謎の答えには興味あるので原稿タイムに見ます。

『Q10』 B
人格変換ものあれば人造人間ものもあり。主人公(佐藤健)の通う高校に、可愛い女の子のロボットQ10(前田敦子)がやってくる話。こういう設定聞くと、ロボットが超人的能力で活躍するのか?とか、学園に面白い騒動を起こすのか?とか、そういうのを期待するのだが。確かにロボットだから言動は変だが、あんまり事件や騒動の中心にはいない。話のメインは常にクラスメイト達の青春の悩みである。恋愛とか進路とか。それを助けるためにQ10が何かするのか?と思いきや、彼女の単刀直入な行動と言葉がその一助になることはあっても、あまり話のメインで活躍することはない。案外Q10が目立たない。もっと面白いことしてくれればいいのに。まあ、後半に入ればQ10製造に関わる話とかも出てくるかもしれないから、しばらく原稿しながら様子見たいと思います。
 
「短く感想を」とかいいながら、こんだけ数が多いため長文になってしまった。
ここに書いた他、海外ドラマは『HEROES3』『アグリーベティ4』『私はラブリーガル』『カイルXY』を録画している。
あと『龍馬伝』。
年末には『坂の上の雲』も始まるし大忙しですな!




2010年11月01日(月)
原稿再開

おんやまあ、気がつけば11月に。
んで、もひとつ気付けば10月はいっこも日記書いてなかったでねーか。
いや、忙しかったんですよ。
秋に入りましてね、そろそろ冬支度をと思ってね。
エエ、原稿の話ですけど。

夏コミ落選以降、「コミケに縛られない生活」を堪能してたんですけど、まーそうも言ってられません。
6月頃に中断してそれきりになってた原稿用紙をやっとこさ引っぱり出して、作業再開です。
今、背景書いてます。
定規と雲形定規に囲まれてひーひー言ってます。
めんどくさいよう。

ま、やるしかないです。
夏の原稿と違って気候的にはずっと楽なんだし、がんばんべー。