黒部ダムを造った人達の話を二夜連続ドラマでやっていた。 プロジェクトXをそのままストーリー仕立てにしたような作品で、非常に見応えありました。 工事のドラマって珍しいですよね。というか初めて見たかも知れない。
昭和30年代、電力供給が追いつかず停電三昧だったこの国に充分な電力を行き渡らせるため計画された黒部ダム建設。 殉職者171名(!)という凄まじい工事を描いた作品です。 オシャレとは無縁の社会派の硬派な作品でまさに「男のドラマ」。 暑苦しい猛者たちの闘いのドラマですが、そこがいいでんす。 今の時代、女性の活躍もカッコいいしそれはそれで重要ですが、その良さとはまったく別の「やっぱ男ってのはスゴイね。さすがだね」と思わせるタイプの作品でした。 主役の香取慎吾くんは近藤勇と同じくリーダーの役でしたが、新撰組の時より魅力は増したと思います。 全編通して「連ドラでおなじみのオジサマ役者大集合」状態で(笑)。 いつもは悪の代議士とかワンマン社長とかの役柄が多い役者さん達ですが、このドラマではみんなカッコ良かった! この国の未来のために掲げる高い理想、そのために貫き通す揺るぎない信念。 電力会社だって一応営利企業なのに、強い使命感を持ってあらゆるリスクを承知で大工事に踏み切った。そしてやり遂げた。 現場の人間は現場での、トップの人間はトップの位置でのやるべきことがある。
やっぱわたしは重たいドラマが好きですね。 重たいと暗くなりがちなんですが…。いや、暗い内容も暗いなりに感動できれば好きですが、黒部ダムのような高度成長への夜明けを描いた話は、重くても厳しくても困難の先には必ず希望の光が見られるわけですから。 日本がただただ必死に前進していた時代。ああ、熱い〜
それにしても最近、戦中〜高度成長期あたりの昭和中期に題材をとった作品が増えているような。 ALWAYSがヒットして以来、特に増えてる気がするのはわたしだけでしょうか?
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