原稿が終わったらゲーム! それが健康なオタクの基本的生活というものです。 『どうぶつの森』も恒久的に続けてるんですが、そろそろ新しいものもやりたくなってきたので、同じほのぼの生活系(?)ゲーム『箱庭生活ひつじ村』を買ってみました。 田舎で畑仕事しながら羊でも飼ってのんびりカントリーライフ。いいじゃないっすか。
…開始してみた結果、思ったよりのんびりでもほのぼのでもなかった。 田舎暮らしも田舎すぎるとのんびりを通り越してワイルドで苛酷な環境に。 主人公は酪農家であると同時に開拓者でもある。 なんというか、かつての開拓者生活の一端を垣間見ることが出来ました。 とにかく物資が少ない。 伐採した木はマキに、枝葉は家畜の飼料に、雑草は肥料に…と、土地にあるものは余すところなく利用する。 飼育する動物を可愛いと思ってはならない。 野菜と同様、育てて乳や毛をとるもの、もしくは出荷するもの、もしくは食料とするものである。 最初は「えーカワイソウ」などと思ったが、じきに慣れ「あー肉が足りない、そろそろウサギでも絞めるかー」という感じに。たくましく成長してゆく自分を確認することが出来ます。 (ま、絞めるといっても、Aボタン押すだけで肉になるのだから実際の屠殺とはかけ離れてるんですけど)
一方、野菜や穀物の栽培は一度種を撒いてしまえば収穫まで何もすることが無く楽なもんですな。 作物が実って収穫するときは嬉しいですねー。 トマト・にんじん・キャベツなど、日常接してる野菜の代表格はおおむね育てられるが、畑で育てる以外の作物もあったら更に楽しかったかなあ。 キノコとか、フルーツとか。ブドウを育ててワインを造るのもいいですね。 収穫した野菜や屠った肉はお料理の材料にもなるが、そのレシピがまた開拓者風というか素朴というかワイルドというか…。 イノシシを屠った時に作れる「血のスープ」にはたまげました。 そ、そうだよね、そんなものでも栄養は取れるよね…。ああ、ほのぼの生活…。
基本的にこうした農作業を淡々と、何年も何年も繰り返すゲーム。 種まき・収穫・餌の補充…。 作業ゲームなので、退屈に感じる人も多いかもしれないですが、わたしはけっこう延々と続けられるタイプなのでそれなりにはまりました。
それにしても「もうちょっと何かあってもいいんじゃ…」という奥行きの無さですな(笑)。 村人も何人か登場するけど、交流はお料理を作ってそれを振舞う時に短い会話が出来るだけ。 しかもそれによって友好度などのパラメータが上昇するわけでもなく、いやそれ以前にそもそもそんなパラメータは存在せず、そのキャラと仲良くなる努力が必要ない。 なんかこうコミュニケーションが薄すぎて…。 気に入った相手と結婚も出来るけど、作成した毛織物の枚数で相手が決まるんじゃなあ。 達成感は乏しいです。
あともうひとつガッカリなのはグラフィック。かつてのスーファミ時代にタイムスリップしたかと思っちゃいましたよ。 まあ、ゲームは内容さえ良ければ絵にはすぐ慣れると経験上わかってはいるんですが…。 それにしてももうちょっと…自然豊かな農村を目でも楽しみたかったなあぁ。
村に暮らす人々の価値観はちょっと面白かったですね。 野菜が2種以上入った料理作ると「まあご馳走ね!」と喜ばれるし。 顔のかわいい女性が「やせっぽちで男も寄り付かない」と言われ、おデブ女性が「村一番の美女」として村中の男たちの憧れとなってたりとか(笑)。
2周目やるかどうかは迷うところだ…。 女主人公でやってみたので、男主人公でもやってみようかなーとも思うんですが…。 それで内容がどう変わるとも思えん。 最近、別の農業ゲーム『牧場物語』を購入してしまったので、そっちを始めちゃおっかなー。
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