さて、だいぶ時間も経ってしまいましたが、冬コミお疲れ様でした。ボタン雪が降った去年にくらべれば気候的には落ち着いたコミケでした。新刊も無事出せたし、知人友人にも会えたし、楽しく過ごせた1日でした。 ほんと、ここ数年、こまごました失敗はあっても、大きな不幸や混乱に見まわれない平穏なコミケが続いています。晴海時代は、それはもう、毎回毎回思いもかけぬトラブルが起こったものよ。一番困るトラブルが、当日朝、新刊が届かないことですけど。当時は前日搬入というものがなく、朝、スペースに来てみると、届いてるはずの新刊の梱包がない。急いで印刷所に問い合わせてみれば「あれ?届いてないですか?数間違えたのかなあ〜」とか……。こっちが抗議すると「うちだって大変なんだ!」と逆切れするし。コミケには注文が殺到して大変になるのはわかるが、さばききれない量なんか受けるなよ! 責任もてる範囲で注文を受けて、納期に納品するのがプロってもんだろ。まあ、1度くらいの搬入ミスはどうしてもあるかもしれないが、毎回連続となるとこっちも恐ろしくなる。それで、コミケの新刊は一度自宅に納品してもらい、自宅から宅配便で会場に搬入するという方法をとったこともありました。自宅から送るということは、コミケの宅配受付期間に間に合うように新刊を仕上げる、すなわち〆切りも前倒しになるということです。宅配伝票を延々と書き続ける作業は、原稿以上に大変でしたよ。そのうち前日搬入というシステムが始まり、当日朝に慌てなくても、前の日のうちに新刊を受け取れるようになりました。…これはこれで、深夜12時とか1時まで会場につめる羽目になりましたけどね。エエ、新刊が自分のスペースに収まるのをこの目で確かめるまでは! 今これをやったら、徹夜組の謗りを受けかねないですね。ちなみに当時使っていた印刷所はコー○ン出版というところです。地理的に便利だったのと印刷代の安さに引かれて使っていたが、最後にはこの対応の悪さに根を上げ、緑陽社に鞍替えしたのでした。印刷代は倍に跳ね上がったが、品質の高さと誠実な(…というか、会社としてしごくまともな)対応でわたしは安心感を得た。今はまた西村謄写堂に鞍替えしてしまいましたが……。あの頃から世の中も変わり、あんな搬入トラブルは過去のものになりましたね。今も、個々にはトラブルもあると思うけど、コミケ当日に新刊到着待ちの人々が搬入口に座り込みで待っている光景はもう見られない。嗚呼、辛く、そして熱かったあの時代〜…。 …なんか、昔語りになってしまいました。ともあれ、冬コミ、無事終わりました。しばらくゆっくり出来そうかな?
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