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なつぴかの日記
なつぴか
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2004年01月30日(金)
『エースをねらえ!』

 まさか実写化される日が来ようとは。この作品のドラマ化の話を聞いた時、誰もが最初に思ったはずだ。「お蝶夫人とか、誰がやるの…?」(笑)。そう、昔の少女漫画は、今のそれとは比べ物にならんくらい現実を超越したお伽話の世界であった。それが許され、またそれが求められていた時代でもあった(…ま、今の女子向漫画も別の意味で非現実お伽の世界だが)。
 そんなわけで、このドラマ見始めた時はどっちかというと「こんなのありかよ〜」なツッコミどころ満載なものを期待していた。んが。こ…これが、案外本当におもしろくて…。やはりそこは不朽の名作、30年前だろうが大ヒットして名を残した作品の力は並大抵ではない。「快感の法則」が素直にダイレクトに脳波を刺激するあの構造、細かい文句や「なんだこりゃ」なとこが目立っても、肝心なとこでやっぱり面白いんだよな。そして54分過ぎて続きは次週!になると「こ、ここで終わりか!ああン、続きはどうなるの〜!」と、真剣に楽しみにしている自分が…(原作読んで続き知ってるくせに)。それにドラマ見て気付いたが、「そんなんありか」の超越どころはすべてお蝶や藤堂はじめとするキャラクター描写だけで、それを除けばストーリィ的には常軌を逸したツッコミ所はあんまりない(皆無ではないが、それは普通のドラマにもある)。
 で、その夢の産物の際たる存在、お蝶夫人。ヘタすっと主人公の岡ひろみより有名な『エースをねらえ』のシンボルキャラクター。あの髪型、あの貫禄、あのネーミング、あのしゃべり。現実性など鼻にもかけない力強い存在感。「よくって、ひろみ」ああ、わたしは生まれ変わったらお蝶夫人になりたい…。 お蝶は、漫画文化におけるカリスマお嬢様キャラの元祖ですよね。後世へのその影響力は強く、リリーナもこの系譜に入る(リリーナの場合、彼女を取り巻く環境だけの話ですが。本質は叩かれて這い上がるひろみ系)。今回のドラマ化では、彼女のキャラクター設計は原作へのリアリティを追求して下さったようで感謝している。見る側の「こんな高校生おるか!」と突っ込みたい楽しみをちゃんとわかって下さってるみたいで。それだけに、やるならやるでもっと徹底して欲しかった気もするわ。練習中にフツーのジャージをお召しなのが不満と言えば不満です。アニメでは試合の時も練習の時も、1人だけピンクのスコート(しかもレオタードみたいなワンピース型)着てたのに。あと、お屋敷ももうちょっと…。門構えは悪くないのですが、玄関ホールやお部屋の調度品が寂しげな感じです。わたくし達のお蝶夫人はもっともっとゴージャスでなくちゃ!
 夢の産物、その2。藤堂さん。…こっちはちょっと…。どうしてこの役が吉沢悠クン? お蝶夫人ほどの高級感は必要ないとはいえ、もうちょっとノーブルな感じが望ましかったカモ。吉沢クンが嫌いではないだけになんかなー…。実は、始終緊張して見ている(←本当)このドラマの中で、藤堂さんとひろみのシーンだけ、テンションが下がっちゃうんです、わたし。いつもひろみを見つめて落ち込んだ時は優しい適格なアドバイスをくれる藤堂さん。でもなんか言葉が平凡。「ベストを尽くせばいいんじゃないかな」そりゃそうだけどさ。
 それに対し、宗方コーチの言葉の心に響くことよ! 「そこにボールがある限りお前の足は動く」。ただ元気づける言葉より、本人の資質を知った上での確信に満ちた言葉の何と力強いことか。…まあ、役者の器量の違いも無視できないですが。
 来週はいよいよひろみがお蝶夫人とダブルスよ…! 宗方コーチの選手選抜はいつも期待通りの波瀾に満ち溢れ。そう、音羽さんの代わりにひろみを選んだあの日から、いかにみんなが「ヲヲ!」と言ってくれるか否かを想定して決めているとしか思えぬ。うひひ、来週も見逃せなくってよ!
 そんなわけで、今期のドラマはこの「エースをねらえ」と「白い巨塔」しか見てないわたしですが、充分楽しみに満ち満ちて過ごしているのでした。また後半に入ったら感想書きたいと思います。じゃあ失敬。




2004年01月25日(日)
1/25有明シティ

 2004年初めての有明シティ、行ってきました。晴れていたけど、気温は低い1日でしたね。
 なんか、シティのカタログ、ずいぶん垢抜けましたね。サークル索引とか、注意事項のページとかもずいぶんきれいにレイアウトされてて。申込書のページが激減してたのもオドロキだった。昔って申込書ページがカタログの半分くらいを占めてなかったっけか。サイズがB5になってたのも嬉しい。これまでのA4サイズはスペースの中でジャマくさくてねー(どうせろくに見ずにゴミ箱に入るだけなのに)。わたしがシティのカタログ見たのって去年の5月のスーパーシティ以来なので、もうちょっと前からこうなっていたのかもしれまへんが。
 で、今日のシティは。やはり「鋼」のスゴさから話が始まってしまうのだった(笑)。今回は鋼ブロック近くだったんで、初めて混雑っぷりを肉眼で見ました。…といっても冬コミ直後のシティですから、音に聞こえたような殺人的混雑ということにはなっていませんでしたが。まーでも元気だったです。わたしもちょっと本など物色しようかなー…とも思ったんですが、単行本でしか読んでない関係上、ネタバレを危惧してやめておきました。後になって「買っときゃよかったよ!」なーんて後悔したりしてね(笑)。
 この日は1時半にスペース撤収。ちょっと早いんざんすが、お台場ホテルのランチの予定が迫っていたのです。お目当てはパスタのビュッフェ。パスタって、茹で上がったら即座に調理しないとどんどんコシがなくなっていくので、基本的に調理済みのものを並べて置いておくビュッフェスタイルではどのように供されるのか?と思っていたが。半茹で状態のパスタを自分で好きな分量取ってお湯で温めるという方式でした。ちゃんとコシもあった。パスタはスパゲティとペンネとファルファッレ、ソースはミートソースとトマトソースとクリーム。わたしはミートソースのスパゲティとクリームソースのペンネの組合わせで食べてみたんですが、クリームソースが生クリームをふんだんに使ってるらしく相当コクがありました。ソースはもうちょっと品数があるともっと楽しいかなという気もしたが、ま、自分も3種類は網羅できてないしね。他のお料理もあったし、お値段1500円でサ−ビス料も付かないことを考えればまずは良心的と言える。またいつかのイベント帰りに行こうっと(1時半にスペースたたんで…)。




2004年01月23日(金)
『鋼の錬金術師』

 秋以降。イベント会場で人と会うと、「近ごろは鋼のようで」の文句から挨拶が始まるのが常になってしまった。そしてイベント終了後は鋼方面がどのような混雑状況であったか、目撃者を語り部として聞き入るのだった。たいへんな人気っぷりでございます。
 わたくしにとっての本作品との最初の出合いは、昨年秋のアニメ第1話だった。たまたま新聞のTV欄で見つけ「あ、もうすぐ始まるじゃん」とチャンネルを合わせてみた。感想は可もなく不可もなし。そこそこおもしろい気はしたが、なんとなく決め手に欠けるというか凡庸な印象だった。
 そんなわけでアニメの視聴はこの1回で終わってしまったのだが。原作を読んだのはその2ヶ月後のこと。どうやらアニメは原作の良さを十分に生かしきれていない出来であるらしいと聞き及び、単行本を借りてきたのでございます。で、感想は。いや、おもしろいっす! 確かにアニメより全然おもしろい。第1ページ目からして吸引力が違っていたよ。不思議だ。アニメで見た第1話も話の流れは原作から離れずに作られていたように思うのに。なんでさほど面白く感じなかったんだろ。こう、各シーンの切れ味が平均化されてしまった感じというか目減りしてる感じというか。あんまり腕の良いアニメ化ではなかったように思われます。
 アニメの話はこのへんにしておいて。原作は単行本6巻まで読みました。堅実に面白いです。キャラも魅力的ですし。まあ、わたしが好きなのはエルリック兄弟ですが。目つき尖っててかっこいい(?)です。あとアームストロング少佐への愛も隠せません。デカくてピュアなお人柄で愛らしいです。他の軍人さん達もそれぞれ好きですが、ちょっと名前がうろ覚え。巻末のオマケ漫画も好きなんです。オマケ漫画に兄の身長の事が書いてありましたが、わたしは弟の身長の方が気になります。普通の大人より頭ふたつくらいデカい。兄に至ってはウエストくらいの位置に頭が…。あの鎧の元の持ち主の体格って一体…。
 題材的には半ファンタジーの要素も含むとういうか、まーいわゆる「魔法」よりは科学っぽいイメージで、科学よりは何でもアリが許される、この微妙な位置がいいのかもしれません。
 なんかもっと書こうと思ったけどまとまらないので次の機会にしますわ。アニメももう一度見てみよーかな(オリジナル入りまくりと聞いたが…)。



2004年01月12日(月)
冬の大阪・京都3日目(清水寺〜八坂神社)

 最終日、京都の朝。11階のホテルの窓から京の街を見渡す。眼下に銀灰色の瓦が広がってて美しい。が、そのすぐ脇に味気ないビル郡も混在している。このビルをとっぱらって、瓦だけが一面に広がっていたら、それはどんなにか見事な光景でしょう。ああ〜、失ったものは大きい。…と嘆きつつ、自分が宿泊してるそのホテルもビルのひとつなんですが。こう、ヨーロッパの街みたいに、旧市街と新市街をバッキリ分けて、便利なオフィスやデパートは新市街に集め、美しい古い街並は手をつけずに旧市街として保存するとかできなかったのかなあ…。今から言っても遅いけど。
 さて、この日は遅刻の心配もないので、ゆっくり起きてゆっくり朝食。用意済ませてホテル出たのが10時頃でしたかね。京都駅に着いて荷物をロッカーに預け、バスターミナルに着いた頃には11時近くなっておりました。
 この日はメジャーどころへ行こうということで清水寺行きのバスに乗る。混んでました…。オフシーズンとはいえ連休だから当たり前なんですが。太秦で「連休なのにすいてるわねえ」なんて思うとったが、単に人の集まらぬ場所にいただけのことだった(笑)。
 バスを降りて清水寺までの坂を上る。沿道に清水焼のお店などがあり、初めて観光客らしいヨロコビがわいてきた。これまではお土産物といっても映画村の水戸黄門ストラップとか、壬生の「誠」Tシャツとか…。キャラクターグッズっぽい店ばかり見てきたので、初めて目にするまともな土産に、正しい観光客のあり方を正された気がした(なんのこっちゃ)。この茶わん坂で舞妓さんに遭遇!…って、コスプレ観光客ですけどね。でも、他の観光客に頼まれて一緒に写真など撮っていたから、なんちゃって舞妓でも街の盛り上げには一役買っているということか。
 こうして到着までの道すがらですっかり「正しい観光客」にモードセットされたわたし達は、清水寺のメジャーどころらしいデカくて立派な本堂を見ただけで興奮、拳を握りしめるのだった。そして混雑にもめげずにお参りし、舞台からの眺めを楽しんだら人の波のスキマをぬって写真撮影。最後はやたら長いトイレの行列に並ぶ。これぞ正しい観光ってものよ。清水出てからも正しい観光は続く。ガイドブックのモデルコースに忠実に、産寧坂を通り、二年坂を通り、八坂神社へ向かう。綺麗なお店が軒を列ねる石畳の道で、買い物と写真撮影に明け暮れる楽しさよ。途中、甘味が食べたいということで二年坂あたりの生麩のお店で薄茶とお菓子を賞味する。ここでふと時計を見ると既に1時近く。このペースではいかんと、ここから先はお店物色もやめて、さくさく歩くことに専念す。
 八坂神社もけっこうな人出でした。ここでも正しい観光を追求するわたくし達。列の最後尾に並んでお参りをし、おみくじを引き、お守りを購入いたしました。おみくじはなぜか通常バージョンと恋愛バージョンが取り揃えてあった。恋のおみくじ…。初めて見たが…。そういうのもあるの? 
 八坂神社の後は少し歩いて花見小路へ。「これぞ京都〜」な街並を視界に収め、ここまでの道のりで追求した「正しい観光」の本懐を遂げた思いであります。ここでまた町家レストランに入ろうと、ガイドブックで目星をつけていたお茶漬け屋に足を運ぶが、この時すでに2時20分、行程が遅れすぎて昼の営業時間が終わってしまっていた。もう少し先の桃庭という中華のお店がまだランチをやっていたので、ここに滑り込む。トマト入りの中華スープが変わった味わいだった。
 この店を出たのが3時。4時の新幹線をとっていたのでそろそろ京都駅方面へ向かう。ちょっと歩けば河原町の駅に出られるかなと歩いてみたが、正反対の方向に向かってると気付いたのが歩き始めて5分後。この旅行中、何度同じ失敗を繰り返してきたことか。思えば、旅行の最初からJR烏丸口に行きつけなかったこの二人。自分の底知れぬ方向音痴の才におののきながらも、失敗にめげることなく(学習することなく?)挑み続けてきたが、さすがに新幹線に間に合わなかったら目も当てられないと言うことで、大人しくタクシー拾って京都駅へ向かいましたとさ。
 そして翌日は休みをとって(つまり4連休)、こうして日記を打っている。書いてみて思ったが、充実した観光コースだった12日より、映画村で脱力した10日の方が文がいっぱい書いてあるのはなぜだろう(笑)。本当は、案外楽しかったのかしら?映画村…。



2004年01月11日(日)
冬の大阪・京都2日目(大阪シティ)

 朝食はホテル宿泊の大きな楽しみのひとつである。が、リッツに泊まる時は必ずイベントの朝だったりするので、ゆっくりたくさん食べられたことがない…。トイレが近いので、出かける前はジュースだスープだコーヒーだと水分を大量に取るわけにもいかない。一度でいいから、目の前で焼いてくれるあのパンケーキをたくさんの紅茶と一緒にたっぷり食べたいよう。
 そのような嘆きはともかく。ホテルを出て地下鉄に乗り、インテックスへ向かう。コスモスクエアに到着した時点でニュートラムを使うか徒歩で会場に向かうかでK氏とわたしの意見が割れる。混雑に弱いわたしはぎゅーぎゅー詰めのニュートラムなんて絶対ごめん。一方、普段から車での移動が多く滅多に歩かないK氏は、気の遠くなる距離(彼女にとっては)を徒歩で行くなどとんでもないと強く反発。結局、嫌がるK氏を引きずるように改札を出、インテックスまで歩いたが、会場につくまでほとんど口をきかなかったKちゃん、怒っていたのか、それとも体力の限界でしゃべる余裕がなかったのか…。
 そんなこんなでなんとかスペースに到着したら、先に着いていた友がとっくに開店準備を済ませてくれておりました。例によってありがとう(涙)。わたしの到着が遅かったのがいけないんですが。大阪イベントのいいところは、開始時間がゆっくりしていることですな。夏&冬コミケ後の大阪、わたしは好きなんですよ。コミケほど広範囲の友達と会えるわけではないですが、常連の友達はほとんど来てて、バタバタ忙しいコミケよりゆっくりたくさん話ができて。後ろのシャッターが開いてちょいと寒かったですが、この日も楽しく過ごせました。やはり「鋼の錬金術師」方面が賑やかだったようですね(この話は現在単行本を借りて読んでる真っ最中。読み終わったら感想書きます)。
 イベント終了後は、向いのハイアットでランチ。あ、インテックスのいいところ、もういっこ見つけた。正面がちゃんとしたシティホテルというとこ。会場から移動時間かけずにまともなランチが食べられるのはありがたいですね。
 ごはん終わって、そろそろニュートラムがすいたかな?と期待してホテルを出てみたが。甘かった。まだまだ会場前のロータリー近くまで延々と行列が…。こうしてわたし達は再び歩いてコスモスクエアへ帰って行ったのでありました。
 さて、電車にゆられ、再び京都へ。この日の宿泊は烏丸通り横のホテル日航プリンセスです。リッツと比較する気はないですが、可愛いカンジに作ってあるホテルでした。ウェルカムドリンクなるチケットをもらい、下のラウンジだかでお茶が飲めたらしいのだが、夕食の時間が近付いていたので断念。
 夕食はですね。「町家でごはん」という町家レストラン専門のガイドブックで探しました「i Latini」というイタリアンレストランです。やっぱ京都で食べるなら、京都らしい風情の中で食べたいじゃないですか。まあ、個人的には前日入った武家屋敷の方が好みですが、商人の家には商人の家の風情というものがある。奥の間を改装したと思われるフロアはやや手狭ですが、坪庭に面していてとってもいい雰囲気です。お料理もおいしかったんですが、ボンゴレのニンニクがちょっときつかった…かな?
 夕食が済んだらホテルへ帰る。5分ほどの徒歩の間、街並のところどころに古そうな風情ある建物を見つけては大喜び。表の大通りは東京と変わらんどってことない都会ですが、道一本入るといきなり楽しいものがいろいろあって、やはり京都はいいですね。
 この日もホテル着いたらとっとと風呂に入って就寝しました。よく歩くとよく眠れるわい。



2004年01月10日(土)
冬の大阪・京都1日目(映画村・広隆寺・壬生寺・ぜんざい)

 さてさて。冬コミ終われば次は大阪だー! ここ数年、1月の大阪には直参していなかったのですが、夏に行き損ねたリベンジということで、久しぶりの大阪巡業です。そしてせっかく3日連休でしたので、ついでに京都にも行って参りました。3日間の中日がイベントのため、京都行って大阪行ってまた京都、というちょっと効率悪い行程になってしまいましたが。日記は家に帰ってから書いているのですが、一応、それぞれの当日の日付けで書いてみようと思います。

 まず10日。今回、道中御一緒したのは、福岡で売り子をしてくれているK氏。つまり関東人のわたしとは、まったく逆方向からのランデヴーだったんですが、京都駅での待ち合わせからして危うい二人。JR烏丸中央口で待ち合わせるはずが、二人とも行きつけず(おいおい)、さまよっていたところ、偶然別の改札近くで巡り会った。ホントに偶然…。さすがは寺町・京都。早くも仏の加護を感じながら、街へと繰り出す。
 仏の加護を受けたなら有名寺でも行ってお参りすればいいものを。まず最初にどこへ向かったかと申しますれば。太秦の「東映映画村」でございます! いや、二人とも行ったことなかったんで「どんなところかねー」ということでなんとなく…(笑)。しかし、「映画村に行く」と告げると誰もが「な、なにゆえ!?」と戸惑いの反応を見せ、「やめれば?」と口に出しては言わないが「できればやめた方が」という表情が読んで取れ、ちょっとショボい予感がしないでもなかったんですが…。行って納得、確かにショボかった(笑)。せっかくだから、リポートしたいと思います。
 到着は12時頃。中でお昼を食べようということで、チャーハンのセットメニューを食べましたが…。おいしくない〜。昔の遊園地レストランってみんな高くて不味かったけど、その伝統を守り抜いています。お隣のうどん屋さんは混んでいたのでやめたのですが、そっちにした方がよかったかも。
 それを食べている途中、「花魁道中」ということで店のガラス越しに何やら行列が見えました。いや、行列というか…5人くらいの団体…。禿であろう少女二人と主役の花魁、それと傘持ちだかなんかの若い衆が2人ほど…。花魁道中ってーと、人数も10人以上の華やかなものを想像してたんですけどー…。実際の花魁はどうだったのかは知りませんが、イベントとしての花魁道中ならば、もうちょっとパレード性があってもいいんではないかと…。沿道で見てる客もまばらで寂しい道中でした。
 お昼が終わり、村内を見てまわる。一応、江戸時代の街ということで、芝居小屋ですとか、新撰組屯所ですとか、大店やら旅籠やらですとか…いろいろ街並が出来ているんですけれども。たたずまいはともかく。見た目楽しめる江戸(京)の街にしようという気概は全然感じられなかったっス。もーちょっと小物などの細部に凝るとかさ、その露出してるコンセントを隠すとかさ。まあ、実際の撮影でも使う場所ですから、そうそう自由には出来ない制約もあるのかもしれないですが、せめてその段ボール箱を片付けてくれ。仮にも「テーマパーク」を名乗るなら、客の目につくところにそーいう業務用の物を置くなー。そして、なぜか池にはゴジラが…。何分かおきに「シュー」という音とともに水面から顔をだし、目をチカチカ光らせながら煙吐いてるんですけど。…なんつーか、力の入れどころが理解できんというか、そんなとこにかける経費があるなら破れた襖でも直しなよ、と思ったり。
 イベントとしては、アクションショーとして「超忍者ショー」というのを見ました。中村座という芝居小屋だったのですが「今日はこんなに人が来てたのか」と思うくらいここにだけ人が集まっていた。舞台でチャンバラ見たのは初めてでしたが、けっこうおもしろいですね。映画村での出し物の中では一番楽しめました。あと、「映画塾」という映画のトリックと撮影プロセスを説明してくれるアトラクションがあるのですけど、これも役者さんの熱演でけっこう笑いもまじえて楽しかったです。あれはみんな東映の役者さん達なんですね。そういや入場時にもらった案内の中に、新人研究生募集のチラシも入っていたな。38才まで応募できるようですよ。いかがです?お嬢さん。銀幕のスターになれるか、映画村で下積みかは運と実力次第じゃが。
 この映画村には結局3時間くらいはいたでしょうかね。時刻3時過ぎには「隣の広隆寺にでも行こっか」ということで村を後にしました。
 さて、広隆寺。綺麗で大きなお寺に入り、やっと「ああ、京都に来たのね」と実感。丁寧に掃き清められた境内が美しい。静で落ち着いたお寺ですね。桜の木がたくさんあって、春は見事だろうなあと思い描く。国宝の弥勒菩薩も見られたし、なかなかいい時間が過ごせました。見識が深くなくてこのくらいしか書くことがないのが情けないが、これの前が前だっただけにずいぶん救われたのは確かである。
 その後、バスで京都駅まで帰ろうかと思ったら、見た目レトロでかわいらしい嵐山線が走っているではないか。路面電車自体が珍しいので「おお、あれに乗ろう!」ということで、後先考えずこれに乗車。けっこう混んだ車内で揺られ、終点の四条大宮で降りてみると、「あれー近くに壬生寺があるよー」ということで、またも後先考えずにフラフラ向かう。
 で、壬生寺。元から人気あるけど、近年さらにオーバ−ヒートしてるように見える新撰組人気。ま、大河ドラマにもなるし…ということで、ちょっと行ってみた。新撰組隊士の胸像やら墓やらのある壬生塚が混雑してました。なんとなくミーハーくさい空気にあてられて、早々に出てしまった(今思うとせっかく行ったのだから、新撰組云々よりお寺の見学をちゃんとやればよかった)。お寺のまわりの土産物屋さんも新撰組一色でんな(笑)。渡辺多恵子の「風光る」の単行本まで売ってるのにはちょっと目眩が。…ま、その昔、萩の秋吉洞で仁義礼智信の珠を購入した者が言うことではありませんが。
 で、その壬生寺を出ますと、筋向かいに「Cafe de 武家屋敷」という表示が見え。美しい武家のお屋敷でぜんざいが食べられる〜…ということで、疲れもたまった我とK氏はふらふらと門をくぐった。…こう書いてみると本当にフラフラと行き当たりばったりコースですな(笑)。でも偶然入ったにしては、ここは当りでした。ぜんざい、うまかったです。お餅の焦げ目が香ばしい。これって流行りの町家レストランかな…と思ったが、これは門構えのある武家屋敷なので、商人の家とは少し違いますね。実際、この旅行中あと2軒の町家レストランに行きましたが、ここが一番よかったです。味も風情も店の人の対応も。食べたあとは、お屋敷の中を見学。戸板の裏に書かれた「明治7年新調」の文字が何とも良いですな。
 さて、お店を出たらもう夕方、明日に備えて大阪に移動です。この日の宿泊はリッツ・カールトン。大阪で一番好きなホテルです。…高いけど。今回はネットで予約をしたのですが、お部屋が当初の予定よりグレードアップ。広くて窓の大きい角部屋になりました。冬コミの時泊まったお台場の日航もツインからスイートにグレードアップしたんだけど、ネットの申込みって運がいいとそういう事が多いのかな。ともかくらっきー。リッツのいいところは洗面台が二つあり、トイレが個室になっている点です。女二人だと、洗面所の使い勝手によって朝の用意の事情がずいぶん違ってくるので、けっこう重要なポイントだ。この日は疲れてとっとと就寝。K氏が電気消す頃には寝息立てていたそうな。



2004年01月04日(日)
新年いきなりトルーパー

 あけましておめでとうございます。平成も16年目、元号が平成になってからもう15年前たつのですね。早いものでございます。「平成元年」というとトルーパーを思い出す。平成元年の1月1日にトルーパーに転んだんですよ(正確には昭和64年)。わたしの平成時代の始まりはトルーパーとともに幕が開いたのだった。もうそんな昔なのか〜。
 さてそのトルーパー。今回いきなりトップ絵に使ってみました。この絵は去年のバレンタイン、友人にチョコレートをもらったお返しに描いたもの。トップ絵にも使って可とのことなんで、たまにはガンダムW以外の絵柄でもと思いまして。
 …というか。本当は秋物絵柄を途中まで用意してたんです。が、秋は仕事が多忙で作業が全然進まず。その後、厚い新刊をあきらめていきなり暇になり、冬コミ前の12月に余裕があるという稀な事態に浮き足立って「せっかくだから秋物は保留してクリスマストップでも描いてみっか」なんて考えてたのもつかの間、「ちょっと余裕〜」のつもリがあっという間に冬の〆切り目前に。こーしてどちらも中途のまま、冬コミも終わり、いつしか年を越してしまったのでございます。今からじゃ〜秋物もクリスマス物もシーズンオフ(笑)、かといって8月に更新した絵をいつまでも張っておくのも飽きたので、今回出来合い物ですが金剛の秀の絵をトップに持ってきてみました。別にトルーパー本を出す予定などがあるわけではないのですが。
 でも、烈火や天空の紋章なんぞをちまちま作ったりするのは、なかなか楽しい作業でありました。ボタンが6つ必要だったので、5人のほか、朱天の紋も作ろうと思ったんですが、なぜか資料がなくて。手元のムック本には主役5人のものしかなかった…。四魔将の紋もあったはずなんだけどなー。仕方ないので5つの中で使いまわしましたが。
 ともあれ、今年もよい年だといいですね。