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なつぴかの日記
なつぴか
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2003年11月20日(木)
『のだめカンタービレ』CDセレクションBOOK

 うちは両親がクラシックのファンなので、わたしも小さいころからクラシックには親しんで育ちました。
…と書きたいとこだが!(笑) 親が何枚クラッシックのレコードを持っていようが、自分がそれに興味を示さなければ豚に真珠、寝耳に水(誤用)。有名クラッシックを聴いても「なんか親が聴いてたような」くらいの印象しか持たない教養のない女に育ったのが今のわたしだ。自分でクラッシックのCDを買ったことがないわけではないがー…。あれですよ、楽曲を楽しむために買ったのではなく、精神状態コントロールの類のやつ…「心を落ち着かせる」のと「やる気を出す」のの2枚組みクラッシックCDを愛用している(「聴」…じゃなく「用」) 。
しかし、これがけっこう効果あるんだ。「心を落ち着かせる」方を寝つけない時なんかに聴くと、いつのまにかすーっと眠ってる。「やる気を出す」方は、なんつっても原稿用です(笑)。作業がうだうだ進まない時にかけると、1枚聴き終わるころには動かす手の早さが違います(笑)。

 あー話をのだめに戻します。このように二次的な目的でしかクラッシックCDを自主購入することのなかったわたしだが。のだめを読みますとやっぱり曲が聴きたくなるじゃーないですか。単行本既刊16巻までを読み終わっちゃったら、あとは関連商品を買うしかない。アマゾンで買っちゃいましたよ。のだめのCDセレクションブック。作中の曲が聴けて、曲の解説が入ってて、カラーイラストもあってオトク!(…かなあ? 経費かけてそうなカラー絵部分は別になくてもいいんですが)。まあ、これも漫画作品の理解を深めたいために買うので、二次的な目的であることにあまり変わりはないが。
 収録曲の中にはよく知らない曲もありましたが、それでも嫌いな曲にはめったに遭遇しないのがクラッシックのいいところ。…嫌うほど理解してないだけか(笑)。でもやっぱり基本的にキレイで耳当たりいい曲ですよね。右ページの解説は、音楽的説明より、時代背景とか作曲者の話とか作曲の事情とかを載せてほしかったです。

 蛇足かもしれないですが、「ティル・オイレンシュピーゲル」。世間では曲の方で有名らしいが、わたしはドイツ文学のソレしか知らなかった。14世紀ドイツの流れ者職人ティルが旅をしながら各地で騒動を繰り広げる95話からなる物語ですね(ティル実在説もありますが、立証はされてない)。威張った奴らを頓知でやりこめるシーンが痛快として愛されてきた民衆本ですが、悪戯の動機はそのほとんどが報復だったように思う。のだめとは似ていない…。最後は、曲では絞首刑で死ぬことになっているが、伝説によればペストで死んだらしい(と、阿部謹也が書いていた)。





2003年11月06日(木)
『プリンセスチュチュ』後半

 チュチュの最終的な感想をまだ書いてませんでした。見終わったのはけっこう前だったんですが、今さらながら後半の感想を書きたいと思います。
 後半最大のオドロキ、それは何と言ってもあのふぁきあが「物書き」だったという点でしょう。剣はできるわ、バレエはできるわ、物語りは書けるわで、けっこう多芸な彼。しかも、書いた内容が現実になる力を持っている…。とはいえ、まだまだ未熟な彼、ドロッセルマイヤーの墓の前で筆を進めることができずに唸っている図は締め切り前のどっかの誰かを彷佛させます。しかし!彼は気付くのだ。どうやら、原稿が進まない原因はカップリングに問題があると…! そしてネタを自分×あひるに定めたとたん、「書けるっ、書けるぞう!」とばかりにがしがし原稿が進むのであった! やっぱ書くなら無理せず書きたいカップリングを書くのが一番だってことですね(正直な男…)。しかも、あひるに見られる前に原稿燃やしてるし(笑)。まー、いけすかないと思ってた同士の心が通いあう王道パターンですね。わたしはこの二人が大変好きです。
 一方、悲劇の色濃いみゅうと&るぅ。意志のないお人形→キテレツ鴉の手先→物語の王子へと変貌を遂げた彼、最終2話はさすがにカッコよかったですな。表情も変えずに鴉兵をばっさばっさと倒す姿、こっちが本来の彼だったのね…!! マントに王冠という絵本の挿し絵みたいなハマリすぎ衣装も、最初からこれだったら引いたかもしれんが、これまでの紆余曲折を考えると「おおー、物語の王子が完成した」と感無量の思いで見られましたですよ。そしてこのみゅうとが途中、鴉の姿になってしまった時でさえ献身的に尽くしたるぅちゃん。彼女の最大の謎は、あれだけ虐げられ自己を否定されて育ったのに、なぜあんなに女王のようにプライド高く育つことが出来たのか…という点につきるでしょう。その分、プライドかなぐり捨てたみゅうとへの叫びは感動的でしたが。
 この後半見てた直後、会社で組んで仕事をしていた親分人が胃癌で入院し、舎弟であるわたしが1人その業務をこなさねばならない状況になってしまったんですが。…そしてそれが冬コミ新刊落としの結果につながったわけなんですが。こん時ゃもう、すっかり心境はるぅちゃんでしたね。もし、新鮮な胃を親分に捧げて親分が復活してくれるなら、わたしはいくらでも美川憲一大作戦をやるだろう…と心底思いましたですよ。エエ、ぴちぴちの新入社員あたりをビルの裏にでも呼び出して…。しかし、なんで物語でキーになる臓器って絶対「心臓」なんでしょうかね? 「復活に新鮮な胃袋が必要だ〜」とか「大腸が必要だ〜」ってあんまり言わないですよねー。あたりまえか(笑)。
 ともあれ、チュチュ。最後までよくまとまってて、なかなか質の高い作品だったと思います。ま、ところどころ「ほら、ただの少女モノと違うでしょ、一筋縄じゃいかないカンジでしょ」なオタク精神が感じられなくもなかったが、それも無視すれば気にならない程度。地方局でない地上波で放映されてたらもう少し見る人も多かったのかもと思うともったいない作品です。



2003年11月02日(日)
冬、落とす

 人間、あきらめが肝心ってものよ…。というわけで。今度の冬コミは新刊、落とします。11月に入ってまだ下描きも終わってないようでは…。あと2ヶ月足らずで主線と背景描きとベタとホワイトとトーンを終わらすなんて絶対無理だ。それもこれも先月の残業daysのせい〜。今月に入って少し楽になったけど、失われた時間は戻らない。くそ〜〜〜。あ、新刊出さないと言っても、予定していた続き物の新刊を出さないというだけで、代わりにもっと薄い別ネタ本は出すことになるかと思います。ここんとこずっと続き物ばかり描いていたので、単発本を出すのは2年ぶりになりますね。
 そんなわけで、そこはかとなく悔しいですが、少しは時間的余裕も出来たので、トップ絵にでも取りかかるとしますよ。あーあ。