即売会カタログのジャンルわけで「アイシ21」という文字を見た時は「なんじゃこれは。近頃のタイトル略称はまったく原題がわからんのー」と思ったものでした。まあ、「笛」も「マンキン」も知らない者が見たら何を指しているのか本当にサッパリですけど。 あーそのような時代の波に取り残されし年寄りの愚痴はともかく。「おもしろいよ」という人が周りに複数おりましたので、わたくしも単行本1〜4を借りて読んでみました。「なるほど、こいつぁー面白い!」と思いましたです。ハイっ まずはわたくし、蛭魔妖一のインパクトにやられました…。あの人は人間…??(あの耳は自前なんでしょうか??) 行動の派手さ…つーか奇怪さもさることながら、相手を追い込むためのこまやかな努力が感動的です(各自の毛髪をきちっと保管してたりとか…)。なんつーかやること凄まじいけど、ある意味アメフトに対してあそこまで容赦なく一途になれるのもすごいことだ。いい事あったときの般若のよーなにんまり口がカワイイですな。そしてこの蛭魔とすべてが対照的な栗田くんも好きです…。ただのイジメ役(ハアハア3兄弟)が加わったのもヒジョーに意外でやんした。なんか、イマドキのチームものは登場人物8割美形ってのがハヤリかと思ってましたが、泥門のチームの面々は個性的なのばっかで面白いですね。いえ、もちろん美形も好きですが…。ジャリプロ桜庭の苦労人アイドルっぷりに涙しています。進清十郎の横にいると、まるでアマデウスとサリエリのよう…。彼にもいい事あるといいけどなあ…。 これってウルトラマンみたいな「アレは誰っ!?」な覆面ヒーローものなんですね。スポ根では珍しいですよね。タイガーマスク以来か? 正体わからないままどうやって公式試合に出るのかが最大の謎ですが…(まあ、でも蛭魔がいればどんな不可能も可能になる気もする…)。話は「つぶれそうな部にいきなり勧誘されて」「未経験者だったけど思わぬ適性があって」というスポ根モノの王道パターンを踏んでおりますが、そういった「快感の法則」をきっちり守って、その中に妙なんだかヘンなんだかわからん部分がうまい具合にブレンドされてて素直に楽しめます。まだ4巻までしか読んでいませんが、続きが楽しみですね。
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