5月連休は実家に帰る。実家では衛星放送が見られる。よって、実家組の妹が録画してくれていた4月から放送の『十二国記』を1〜3話まとめて見ました。 うーん、細かい不満はたくさんあります。景麒の体型がなで肩&腰太でずんぐり見えるとか、暗転が妙に多くてテンポが悪いとか…。でも、一番「これは違うのでは?」と思ったのは、陽子に同行者がいることです。杉本…。あのやたら強い性格で本当にいじめられっ子だったのか…? いや、性格描写はともかく、原作の前半、楽俊に会うまでの陽子はとことん追い詰められ、すさみきってなくてはならないわけですが、彼女を追いつめた大きな要因に孤独感があったはずなんですよね。アニメの3人組も仲良しなわけではないですが、それでも「もとの世界」を共有する相手の存在は、この孤独感にずいぶんと違う作用を与えてしまうものと思われる。人が信じられなくなるような困難に直面しても、不信感を口にするのは杉本が担当になってしまっているため、陽子はあいかわらず優等生路線。どんどん変わっていったあの過程が見られない。なあんかなあ、「ここがミソなのに」と思ってるところでちょっと残念な思いがあったりとか…。 まー、それでもなんとなく全部見てしまったのは、やはり原作の力? もともとの筋立ては面白い話なので、多少不思議なアレンジが入っていてもそれなりに見てしまう。原作もえらい昔に一度読んだきりなのでまた読み返してみようかな。
|