闇の底に...Cuckoo

 

 

- 2003年07月28日(月)



ボクの声が聞こえるかい?




キミの耳が聞こえないか

ボクの声が出ないのか





心の扉ってどこにあるの?




見つけ出して開ける前に

みんな挫折していくのかな







今日は昨日の続き?




新しい1日だって

そんなの嘘だ







            水鳥。


...

花の祭り - 2003年07月26日(土)

遠くで花火の音が聞こえる
小さなボクがパパとママと
手を繋ぎながら花火を見たのは
随分と昔の事だった
なんで人は
大人になると孤独を感じるんだろう
あの頃は淋しいなんて言葉
きっと知らなかったはずだ



花火大会
夏を感じる
沢山の人が集まって
沢山の想いが交錯している
人間の数だけドラマがあるだなんて
誰かが言ってたのを思い出す
そうじゃなくてきっと
人間の数の何倍もあるんだろうね

花の様に咲いては散る
大きな花火
咲いて散るなんて淋しそうで素敵な言葉
けど本当は
散る為に咲く
なんて哀しい言葉。


人は死ぬために産まれるのだろうか
悲しむ為に生きるのだろうか
苦しむ為に目を覚まして
別れるために誰かを愛す?
結末はいつも涙
そう
いつも涙で終わる。


ボクとキミは
いずれ忘れ去る運命にある。





           水鳥。


...

終わらない憂鬱 - 2003年07月24日(木)

もういいでしょ
そんな風に思っても
憂鬱ってやつはね
終りを知らないみたいだよ


父の自己破産で家が取られる
少し希望が見えてたの
この家に住む事ができるんじゃないかって
でも連帯保証人に母とアタシがなってたから
駄目みたい。
自己破産ってよく分らない
父の借金がなくなったけど
その分アタシ達にどっときた訳で
意味が無い気がする
重いなぁ人生って。

元旦那から連絡があった
携帯の料金が転送されて請求されたって
アイツの携帯代を母の会社で払っていた
けど3月でもう母の会社を辞めてる
母は その時
携帯を解約するなりするように
こっちでは払わないって手紙を彼のマンションの郵便受けに
手紙で入れてた
だって社員でもないし関係ないんだもんね
だけど彼は今更電話してきて
怒ってきた
4月から払われてない って。
バカな男
母と喧嘩したあげく彼は言った
「もう迷惑かけないでくれ」
母はあきれてた
アタシもあきれてた
4月から養育費をくれてない彼が
そんな事を堂々と言えるのがわからなかった
憂鬱は次から次へとやってくる。


眠ろう
夢を見ないほど深く
目が覚めてしまったら
きっと新しい憂鬱がやってくる


          水鳥。


...

ボクの我がまま - 2003年07月23日(水)

ボクがキミを愛しいと思うように

キミがボクを愛しいと思ってくれたら

とっても嬉しいけど

きっとそんな事は

後何年たっても無さそうだし

だからボクは

ボクを愛しいと思ってくれる人に

ちょっと心惹かれたりもするけど

だけどきっと

何年たってもボクは

キミに片思いしつづけるんだろうね

でも時々は

ボクを愛しいと思ってくれる人に

心を救ってもらってもいいだろ?

あぁボクはなんて我がままなんだろう



      水鳥。


...

時計 - 2003年07月20日(日)

動き出す
時計の針を止める事は
誰にもできないの?




時を刻む音を
気にしだすと眠れない
だからアタシの部屋には
時計が無い

腕時計をしない主義だった
Gショックが流行った頃
真っ白な時計をもらった
今はもう
どこへいったのかすらわからない

時を刻む
なんて人間らしい言葉だろう
その音はまるで
心音のようで
産まれたての赤ちゃんは
その音で安心感を覚えるって

いつからだろう
安心感が
煩わしさに変わるのは


でも今アタシの腕には
あの人がくれた
大きな腕時計が

キミが聞いていた音を
今はアタシが。


でも 一緒には聞けない




水鳥。


...

居るはずの無い青い鳥 - 2003年07月18日(金)






幸せの青い鳥なんて
どこにも居ないって
誰でも知ってる事

でもさ
居るって思いたいじゃん


子供が子供を殺したり
親が子供を痛めつけたり
来るはずの明日を自分で無くしたり
笑い逢えたかもしれない友を傷つけたり
通りすがるだけの人に殴りかかったり
人の苦しみを軽薄に笑ったり


どこまで人は
醜くなれるんだろう


幸せの青い鳥なんてどこにもいない

もしかしたらどこかに居たかもしれない

けどきっと

人間が殺してしまったんだろう

だからもうどこにも居ないんだ





          水鳥。


...

最後に想う事は? - 2003年07月17日(木)



ごめんねと言いかけて
何故謝るかの理由が言えない事に気がつく
さよならを告げようと決意して
思っても無い事に気が付く
弱さを武器にする女を嫌いながら
それほど強くない自分に飽きれる
矛盾とうまく付き合う方法を探しては
更なる矛盾に気が付く
そうして人間は
生きることに苦痛を覚える




眠れない夜の過ごし方が今でも
まだ分らなくて
想う事といったら
溢れるほどなくせに
何も考えたくなくて
無理に羊を数えたりして

携帯の中にキミの言葉を捜しては
そんなところにキミが居ないと思い出して
なんだかちょっと淋しくなる
世界はどんどん発展していくのに
人の心はどんどん孤独を知る

あれからもう2年近く経つのに
いつまでも片思いな気がするのは
なにかが足りない訳じゃなく
きっと何も知り合えてないからかもしれない
だからといって全てを語るには
勇気が無さ過ぎる

人生こんなものさなんて
知った口をきいても
実の所たいして世界を見たわけでもない
ただ知っているのは
生きにくい世界だって事
単純に生きていければきっと
悩みの半分は減るんだろう




こんなことを考えながら
結局最後に想う事は
キミが好きだって事。



         水鳥。


...

その景色 - 2003年07月16日(水)

誰かが側にいる景色
キミが側にいる景色
一人ぼっちの景色


あの人がいる
一緒に歩いた場所
一緒に座った場所
一緒に立ち止まった場所
そんなあの人がいる景色を
愛しいと思える
そんな気持ちが嬉しい。

あの人が居ない景色
一人で歩いた場所
一人で座った場所
一人で遠くを眺めた場所
そんな景色に何かを思った事は無い
淋しくなんて無い
哀しくなんて無い
何も思わないけど
彼が居たらその全てが
実は淋しいんじゃないかなって
ふと思う

人はなんで一人で生きられないのだろう
一人で育った顔して
孤独を感じて
泣きたい夜があって
虚無の夜を迎えても
人は一人では生きていない
それなのになぜ孤独なのか
どうして淋しいの?

愛しい人が愛してくれないからね
分っているくせにね。

淋しいからって他の誰かと一緒にいて
その時たのしくって
おもしろくって
なんだかちょっぴり幸せな振りして
それでも満たされない理由なんて
誰でも分っている

愛する人に愛される人間が
この世の中に何人いるんだろう
誰もが片思いからはじめて
誰もが片思いのまま終わっていく
そんな経験をしているから
だからきっと
手の届く幸せを求める

けど
景色でわかるでしょ?
あの人がいる景色と
違う人がいる景色は
少し違うでしょ?
何が違うかわからないけど




きっと
全てが違うんだね。




             水鳥。



...

君が居るという夢 - 2003年07月14日(月)

夢を見た
もしかしたら現実
君の腕に抱かれる夢
君に触れる現実



おばあちゃんの三回忌
土曜日の朝早く
日が上りかけた頃家を出た
昼前に着き お寺へ。
昼食を皆でとった

久しぶりにいとこ達に会う
いつの間にか人は変わる
彼等が社会に出て行く
それでも変わらない関係
それが少し楽しい気分になる

夜中の三時に眠りに付く

いつもより早い就寝だ

日曜日
昼前に起きる
夜 バイトをしだしてから
時間の周期が変わった

昼前に親戚の家を出発
あたしは携帯を常に手にしている

高速に乗る
二時間
何度かそっと電話
やっとメールが届いた
あの人だ。


高速のPA
大きなそのPAであたしは一人
家族に手を振りわかれる

大雨の中 屋根のあるベンチで
本を読みながら待つ
体が冷え切った一時間後
彼が迎えに来た
少し髪の伸びた彼がかわいらしく見えて
嬉しくて
彼の手をとった

彼の住む町に行く
昨日通り過ぎた町
久しぶりに来た町

二人で映画を見た
あたしの好きな映画の続編
ノリだけでテンションの高い映画
元気になれる。

彼の車に乗る
夜の闇と降り止まない雨がなぜか優しい


久しぶりに甘える
最近優しいと思うのは
あたしの気のせいだろうか

疲れた心を投げ出す
携帯の音は消してある
休みの間中届く
バイト仲間の愚痴も
早く戻ってきてという言葉も
今だけは聞こえない
二人だけでいい

夢か現実か
君に逢うと分からなくなる
そんな気持ちが
割と好きで
少し幸せなんだって
やっと最近気がついた

君の居る空間は
いつもリアル感がない
一晩の幸せは
遠い昔のよう



水鳥。


...

連鎖 - 2003年07月09日(水)

喜びに連鎖があって
憎しみに連鎖がある
あたしはどの連鎖の中で
生きるんだろう


4歳の子供が12歳の子供にころされたね
14歳以下だから刑事処分は受けないんだって
4歳の子供の両親はこれから
少年とその家族をも恨んで憎んで生きていかなきゃいけない
4歳の子供は両親に
とびっきりの笑顔をあげて
とびっきりの幸せを運んで
とびっきりの憎しみと哀しみを残した
これからその両親は
哀しみと憎しみの連鎖の中で生きるのだろうか。

子供が殺された夫婦の離婚率は高いらしい
哀しみと憎しみの居所を
相手の中に見つけるから
お互いがお互いの不注意を責め合う
それを他人が責める事はできないだろう
彼らの背負った哀しみと憎しみは
どこに向かう事も出来ないのだから
こうして
次の連鎖が始まってしまう。

誰かに怒りをぶつけないと辛すぎるのだろう


ねぇ最近
子供同士の殺し合いが目に付くよね
人はどんどん醜くなっていくのだろうか
こんな世の中に子供を産むのが
すばらしい事なのかもうわからない

子供がね
どんどん大きくなっていくの
友達と約束して遊びに行く
嬉しいんだけど怖い
アノ子達を傷つける人間が現れた時
アタシはどうするだろう
支配された憎しみに逆らわないで
全てを闇に変えてやる
きつと迷うことなく
憎しみの連鎖を次に繋ぐ事をするだろう





            水鳥。


...

生きる - 2003年07月06日(日)

一人で生きてる
なんて言うほど子供じゃない

誰かの愛を信じて疑わないほど
純粋じゃない

笑顔で幸せだと言えるほど
満ち足りていない

だけどきっと
明日を迎えれないほど
苦しんではいないかもしれない


そう思えばほら
まだかろうじて
生きていく力は残っている気がする

今はそれで十分かもしれない
夢は見ない
希望は持たない
けど
明日は迎えよう


           水鳥。


...

乗り越えられない試練なんて無いなんて そんなセリフ聞きたくない - 2003年07月04日(金)

遠い昔に誰かが言った
乗り越えられない試練なんて無いって
そんな風にいえたのは乗り越えれたから
そんな人間ばかりじゃないって
分らない人間が言ったんだろうね


家を売ることにするみたいです
自己破産を父親がして
権利を三分の一取られるんだけど
買いなおすこともできるの
でもね 2千万もの金額を
ローン無しで一括で買えるわけも無い
アタシとお母さんにかかった保証人になってた分のお金
500万も返さなきゃいけないし
となると 家を手放す以外には無い
気丈な母親も落ち込んでいます

そんな家の状態なのに
バイト先では相変らず波乱。
元彼氏である店長がオーナーに
アタシを必要ないと言ったらしく。
オーナー夫婦や他のバイトの人の話によると
新人に教えれるのもあたしだけだし
あたしが引き止めてきた人間がかなりいるので
あたしが辞めてはいけないって
だけどあたしが一緒に働くのは店長で
あたしは辞める決意をもうした。
その事がまた波乱を呼んでいるようだ。

店長(元彼氏)は何かとアタシを問題に絡ませる
彼女との喧嘩でもアタシの名前を出すくらい
知らないところで起こった問題で
アタシは後から自分が絡んで当事者になってたことを知るなんて
日常的でもある
そんな生活にもううんざりしている
もうあたしを解放してください

オーナーにそう言ったけど無理だった
他の子にまで
アタシが辞めたら辞めるなんて
脅しにも近い言葉を告げられる
大好きな店
大好きな仲間
だけどアタシはいらない人間だと言われたんだよ

皆と飲みに行く
楽しい時間も一瞬で
次の日には苦痛がくる
家に帰れば借金と家を捨てる話
バイトに行けば揉め事
心の休まる暇なんてどこにもない

普通に生きるだけでいいのに

そう呟きたくなる

人は痛みに耐えながら
それでも生きつづける
なんでだろう
そんな疑問を持ってしまったら
前に進む力を見出せなくなる
だけど誰もが思うんだ

どうして苦しみながら生きなきゃいけないんだ って。



        水鳥。


...

- 2003年07月02日(水)

もう無理だ

何回そう呟いたろう

でもやっぱり

もう無理だ

そうでしょ?

これ以上を求めないで


...




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