amatelasuの日記

2010年11月02日(火) パターン。

10月末で引越しを完了させるという約束だった。
彼女の中では「荷物をおおかた運び出す」=「引越し」だったらしい。ゴミは残っているし、掃除も終わっていないし、なにより住む所が決まっていない。

住民票は残ったままだし、僕名義のバイクのナンバーを返納した様子もない。なにより家の鍵を返してもらっていない。なのに約束を破ったつもりはないらしかった。


で、今日は鍵を返しに来る約束だった。
21時ごろ、夜中になるが行くとのメール。
その後、音信不通。
現在は午前3時前。
今日は体調が悪いのでむしろ早く寝たかったのだが、いつ寝たらいいのかわからない状況に追い込まれて、体力的にも精神的にも削られる。

これが彼女の典型的なやり口だ。
このパターンだと昼間もやはり音信不通で、夜になってようやく短いメールが一通返ってきて、結局は何があったのかも、これからの予定も何も分からないまま、悶々と体力と精神を削られ続ける。
何も分からずに、ただ待ち続けるというのは本当につらい。
体力か精神力か、どちらか一方だけなら耐えられるが、両方を削られると自分を保てなくなる。
そして、彼女は再三にわたってこのパターンを繰り返してきた。


僕にまた不眠に戻れと?
病気という程ではないが、一時期不眠に悩んでいた。
空が白んでくるまで寝られないので、いつも6〜9痔まで睡眠→仕事。
不眠症ではないので眠たいし、疲れる。
日が昇っていると寝られるので、休日は明け方から夕方まで寝て取り戻すというサイクル。
それでどうにか遣り繰りしていた時期があった。

その頃は本当に仕事に支障をきたしていたし、今も結局は体調が悪いまま、どうにか誤魔化しながらやっているだけだ。

不眠気味で体力を奪われて仕事で数字を落とし、鳥で食あたりになって倒れて仕事を抜け、そのストレスで痔になりやはり仕事に支障を来たし、痔が治りきる前に今度は風邪を引いて、それが治る前にこうして徹夜せざるを得ない状況で、明日の仕事が万全なわけもなく焦るが、連絡が取れないのでどうしようもなく焦る事しか出来ず。
時々、右目の焦点が固定されて調整できなくなったり、起きていても目蓋が勝手に落ちてくる時がある。


そうやって半年間引っ張られた僕の精神は限界で、こうして退行を起こして昔となんら変わらぬただ弱さを吐露するだけの何の生産性も未来への可能性も無い日記を書いてしまう。



たぶん、ゆっくりと時間をかけて引っ張られた僕の精神は、張り詰めているのではなく、だるんだるんになっているので切れないだろう。そして、限界を超えて伸びきっているなら、二度と張り詰めた精神には戻ってこないかもしれない。そうなれば、僕はただのダメなだけの人間だね。



2010年11月01日(月) 賽の河原は崩れるから賽の河原なのだ。

僕の一週間は崩れた石を積みなおし始める所から始まる。
鬼は月曜日、僕が仕事に行っている間にこっそりやってきて、一週間をどうにか乗り越えた僕の気持ちを根こそぎへし折って去っていく。

そして、僕は何とかアニメや仕事などに助けながら折れた心をどうにか立て直そうとする。ウィークデイをどうにかやりすごし、忙しい週末を乗り越えて、これからも頑張ろうと芽生え始める生きる勇気。

さあ、飯を食ってゆっくり寝て英気を養おう。明日からも頑張ろう。と、帰宅すると、すでに鬼が嘲笑と共に積み始めたばかりの石を容赦なく蹴散らした後なのだ。

それを見て僕は愕然とする。
少しでも僕が「ちょっとはちゃんとしよう」と片付けたり掃除したり整理したりしていると、それはいとも簡単に蹴散らされる。それはもう、泣きたくなるくらいに、いとも簡単に。僕の人格や尊厳や矜持などゴミに過ぎないと何の躊躇いもなく蹴散らされる。

矜持や尊厳を少しでも持てば、それは毎週のように踏みにじられ、奪われる。毎週のように僕のいままでの人生や人格が全否定され、それをどうにか取り戻すと再び全否定され。何度繰り返しただろう。


もとより死ねない僕だけど、もう本当に死ぬ気力も無い。
あとはいつ立ち直ろうという気力さえなくなるか、それだけだ。
だから、「いつ死ぬんだろう」と思う事が多くなってきた。
折れた心を立て直す気力さえなくなったとき、僕の心は折れたまま死んでしまう。そういう事だ。


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