新月の夜に約束しよう
DiaryINDEXpastwill


2016年11月24日(木) 無題

 祝日は写真撮影に少し遠くまで出掛けた。
 家を出るときに、妻に防寒対策の不足について指摘された。
 「絶対寒いから」
 「大丈夫だよ、車で移動するんだし」
 「手袋とか」
 「シャッター切れないから嫌」
 果たして、現地は近づきつつある雪のせいで芯から冷えるような寒さだった。
 こうしてまた頭の上がらない領域が増えていく。

 雪の天気予報は妻の眠りを浅くしたようだった。
 夜中に何度も目を覚ましては、まだ何も降っていないことを確認していた。
 そして何度目かに彼女は雨が降り始めたのを見た。

 朝起きたら怒っているのである。
 聞けば、最後に雨を確認してからはよく眠れたらしいのだ。 




↑投票ボタンです


SHY |MAIL

My追加