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うなぎプレイ(獅子鷲) |
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2004年07月28日(水) | ||
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目を覚めたのは、思いがけず、ひんやりした風が吹き抜けていったからか。 熱帯夜になると聞いて、無用心とは知りつつ、窓を開け放したまま眠っていた。 クーラーの風は好きじゃない。 扇風機は壊れてしまったし。 生ぬるい風が、また、俺の上を通り過ぎて、そのまま、開けっ放しのドアへ抜けていく。 すぐ横のリビングでは、客用布団を敷いて、岳が眠っているはずだ。 ひょんなことから喧嘩して、そのまんま。 変なところで意地っ張りな岳は、出ていくことはせず、リビングに布団を敷いて寝ついてしまった。 汗ばんだ首筋に手をやって、俺はゆっくりと起き上がった。 のどが渇いているわけじゃない。でも、冷たい水が飲みたい。 そうすれば、この持て余すほどの体温も、少しは下がるかもしれない。 フローリングの床に、ヒタヒタと響く自分の足音。 死んだようにグッタリ横たわる岳を横目に、ダイニングに入り冷蔵庫をあけた。 はじめ白っぽく、それから黄色っぽく見える光が眩しく、目を細めながらミネラルウォーターのボトルを取り出し、そのまま口をつける。 つるつるとのどを滑り降り、ひんやりと身体を内側から冷やされて、思わずため息をつく。 タオルケットをはねのけ、寝苦しそうに寝返りを打つ岳を横目に、俺は窓を閉め、カーテンも閉じて、クーラーのスイッチをオンにした。 それから、自分の部屋のドアも閉める。 外からの光源を失って、部屋が暗闇に包まれる。 ピ、ピ、ピ。と、リモコン操作で、設定温度を下げ、それから、おもむろに、岳の横に寝転がった。 近くで聞こえるすうすうという規則正しい寝息に、そっと腕を伸ばすと、汗ばんだ額が指先に触れた…。 --------------------------------------------- 熱帯夜。 ここのところあっついですなぁ。指輪焼けがくっきり。 卒論の中間報告のレジュメをつくりつつ。ひさびさにパソいっぱい触ってます。 ぎゃー!サイトのカウンターもBBSもふっとんでる! (拍手でご指摘、ありがとうございます(><) あわわ〜…対処せねば。またレンタルしなきゃ! レンタルと言えば、この日記でもお世話になっている『エンピツ』、無料登録止めちゃったんだね。あー…やっぱりログはとっておくべきか…。 |
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