世界で一番短い手紙（獅子鷲）
 Past : Will 2004年03月31日(水) 


昔。
とある作家は、自分の本の売れ行きを知りたくて、編集者にこういう手紙を送ったそうだ。

「？」

それに対して、編集者は、

「！」

つまり、「売れてる？」「売れてますとも！」というやりとりだったらしいのだけど。

そしてこれが、世界一短い手紙なのだそうだ。


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まあ、そういうわけで、俺は岳に手紙を書いてみた。


「？」

これは、「俺のこと、好きなんでしょ？」って意味。
それに対して戻ってきた返事はこう。

「？？」

多分、こう書いてあったに違いない。

「ハァ？　なに言ってんだお前？」
　
素直じゃない岳のこと、そう簡単に認めるとは思えないし。
そこで、もう一度、こんな手紙を出してみた。

「？？？」

これは、こういう意味。

「俺が気付いてないとでも思ってんの？　バレバレだよ？　いまさらしらばっくれんなよな？」

そしたら、こんな返事が来た。
　
「！」

多分、

「…るッせぇ！」

ほんとに、自分の気持ちにも正直になれない可愛い岳。
でもって、俺は心が広いから、さらに手紙を書いてみた。

「！！」

つまり、

「好きなら好きって言えよ！　俺は岳のことが好きだ！」

あ〜あ〜。
自分からは言わないって決めてたんだけどな…。
でもま、いいか。
こういうのは、流れにまかせたほうがいいに決まってる。
そう思って、どっしり構えていたら、岳が返事を持ってきた。

「？」

紙の真ん中に、たったひとつの？マーク。
岳の顔を見たら、すっごい不貞腐れて、横っちょを向いてる。
でも、俺にはわかっていた。
ただ、ほんのちょっと照れてるだけ。

その証拠に、この手紙に書かれた内容は、

「マジで？」


そんなの、マジに決まってる。

シャレでこんな手紙、書けるかっての。




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獣医がアホでごめんなさい。
今日でバイトもおしまい。春休みだー！（遅）
とりあえず買い物と飲み会と買い物ー！

浮かれすぎてサンダル買ってみた！
Gジャンも買ってみた！ブラックジーンの。
ストレッチが利いてて着易い〜♪

代打日記（獅子走）
 Past : Will 2004年03月30日(火) 


「ってか、もう満開じゃねぇか」

電車の窓にオデコを押し付けるようにして、岳が声をあげる。
ちらっと目をやると、どこの街だかは解らないが、線路沿いに延々と植わった見事な桜並木が目に入った。
…となると、だいたい次のセリフは読めたな。

「よし、次で降りる！」
「…やっぱり」
「ん？　なにがやっぱりなんだよ？」
「やっぱり、そう言うんじゃないかと」
「…勝手に俺の行動を見切るんじゃねぇよ」

むっとしたように俺を睨み、でも、また窓の外に目を奪われている。
駅が近づいたのか、電車のスピードもじょじょに落ちて、商店街が軒を連ねる様子も、桜並木の向こうに透かし見えて。

なーんか…だいたい次のセリフも読めた気がするぞ。

「なあ、せっかくだから酒とか買っちゃわねぇ？　お花見気分でさぁ」


…やっぱり。


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お外は春の嵐。ちっとドライブ連れてって貰っただけでびっしょり。
や、桜の様子を見に出かけただけなんだけど。
桜大福ウマー。桜のカクテルウマー。桜弁当ウマー。

今日から友人が西の都にお花見旅行に出かけてます。いいなぁ！
哲学の道に清水の夜桜。また行きたい！

メジャー開幕！やっぱり選手の格が！
年俸総額196億！ジオンビー、シェフィールドにロドリゲス。
マツーイの6億がかすむよ…
Aロッドなんて一日700万…一試合四打席回ってくるとして一打席180万か…
（やめなさい）

沢山のWeb拍手とあたたかいコメント、ありがとうございます。
うれしいよぅ…レスは週末に！（＞＜）

代打日記（鷲尾岳）
 Past : Will 2004年03月29日(月) 


重たい雪は、ボタリボタリと地面を濡らす。
朝から降り続いている割に積もる気配もなく、ただ、後から後から絶え間無い。
灰色の空と、濡れたコンクリの黒で、白いはずの雪の色もグレートーンで霞んで見えた。

待ち合わせに遅れること５分。
まだ姿を見せない走の姿を探して、周囲を見まわして。

さて、こんな天気の日には、どこに行こう。
吹きッさらしの駅前改札で、憂鬱に空を眺める。
晴れていれば、ブラブラ散歩したって楽しいけれど。



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雪の日の散歩も楽しいけどね（笑）
結局今年は関東地方に雪らしい雪は降らなかったなぁ。

気がついたら弥生も末。春だぁ。

花冷え（夫婦）
 Past : Will 2004年03月27日(土) 


「うぃ〜、さみぃ〜」
「なんだよ岳、ヒトの顔見るなり…」

ムゥと口をとがらかせて走がボヤくと、首をすくめた岳は目を細め、

「そりゃ、お前の口が、イーッてなってるんだから仕方ねェダロ」
「い？」
「さ〜む〜い〜。の、イ〜ッの形で固まってたから、おお、寒いな。って相槌打ってやっただけサ」
「だけサ、ってなんだよ。気持ち悪いなぁ…」
「そりゃあ、春だからな。ちっとは軽やかにならねぇと」
「わけわかんない…」
「いや、わけわかんねえのは、この寒さだろ。３月だぞ？　もう桜の開花宣言出たらしいのに」
「でもさ、ホント今年って桜早いよね〜。こんな寒いのに咲いてんだもん」
「な。入学シーズンには散っちまうな」

ピュ〜ッと花冷えの寒風が、ブチブチと覇気無く喋る二人の間を吹きぬけ、そのあまりの寒さに、走も岳も亀の子のようにシャツの襟に首を引っ込めた。

さはれ栄えあるこの門出、祝わざらめや、勇ましく。
 Past : Will 2004年03月25日(木) 





似合わない上ガラじゃないひとにあげるので。
これっぽっちでいいのです。某青山花園にて購入（笑）



今日はうちの大学の卒業式。
といっても自分のじゃなく。
祝うべき人が隣にいたので、大学行ってきました。人数が少な目なうえに、上下の垣根もかなり低いので、祝賀会にもウチの学年が結構…（笑）

あと、高校やら中学の同級現役組の卒業を祝うべく、浪人仲間と色々してみたり。三月四月は大変だぁ（笑）

ってか、いつの日記をいつ書いてるんだ。

ちゃぷん。（獅子…鷲…？）
 Past : Will 2004年03月24日(水) 


「だって、おれ、ふろきらい！」
「そんなこと言ったって、何日入ってないの？　そのうち臭ってくるよー？」
「おれはきにしない」
「俺は気にするの」
「べつにおまえがきにすることじゃねぇだろ？」
「気にするってーの。一緒に寝たりとかさぁ、するんだから。ほらはいれ〜」
「や〜だ〜っ」
「おとなしくしろって。おれがあらってあげるから、ね？」
「や〜め〜、おまえそれでもじゅういか〜」

ちゃぷっ。
お湯に入れられ、けふっと咳き込みながら、だが文句だけはしっかり言う。

「てめ、ちゃんとことわってからにしろっ」
「ごめんごめん」
「ったくよう…」
「まあそう怒るなって。ちゃんとシャンプーしたら、マッサージみたいで気持ちいよ？」
「そうか？」
「ほら」
「…ん」
「どこかカユいとこございませんか〜」
「ん…」
「気持ちイイ？」
「いい…」
「ここ？　ここがイイの？」
「あ、そこはいたいから…や」
「じゃあ…こっち？　ここもイイでしょ」
「あ…ん…っいい…」
「ふふ〜ちょっと恥ずかしいとこも洗っちゃおうなぁ〜♪」
「はぁ…っ」



と、甘い声が浴室に響き渡ったその時。
バタン！　と、大きな音をたててスライド式のドアが開いたかと思うと、そこには目を三角に怒らせた岳が立っていた。

「走、てめぇ！　セクハラで訴えてやるっ」
「人が風呂入ってるのを覗いてる岳が、逆に訴えられるんじゃない？」
「…くッ」
「別に、ガクを風呂に入れてやってるだけじゃん。そうカリカリしなさんなって」
「だから、…ッでも…ッ」
「でも、なぁに？別に岳だけのの名前じゃないもんね？　世の中に、いったい何人の『がく』がいることやら」
「屁理屈こねてんじゃねえよ」
「屁理屈、ねぇ…」

呟く走の手元で、シャンプーの泡にまみれて、みすぼらしく濡れネズミ（…濡れうさぎ？）なガクが、へくちんッと小さなクシャミをしてから、ぶるぶると頭を振った。


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うさぎは風呂にいれちゃだめ！ってのが世の中の定説なのだけれど。
きっとガクちゃんは普通のうさぎじゃないから平気。

スキーから帰ってきたら身体軽すぎでびっくり。
やぁっぱスポーツはいいなぁ〜（鮫）

演奏会が近いもので、連日連夜ピアノに触れているのですが、ちょっとないくらい調子がよいのです。時間の許す限りずっと鍵盤触ってたい。今までのバッハシューベルトモーツァルトからショパン、ドビュッシー、リスト、プロコフィエフ中心になったのでタッチの移行に手間取ったけど、イーイカンジに仕上がりそうです。自分的にはめずらしーい。ショパンなんて弾くの久しぶりだよ…

代打日記（鷲尾岳）
 Past : Will 2004年03月20日(土) 


起きたら11時。
身体が痛くてベッドから離れることができない。

そのままぼんやりしていると、走が飯を作って持ってきた。
たらこと海苔の和風スパゲティー。
皮を剥いた生のたらことバターを、茹でたてのパスタに混ぜて、ノンオイルの青紫蘇ドレッシングと醤油をたらし、海苔の佃煮と大根おろしとかいわれと、焼海苔をちぎってのせただけの、お手軽簡単料理。
ま、俺が教えたんだけど。

素肌にガウンを羽織っただけの走と、同じような格好をした俺。
ベッドの上に昼飯と、オレンジジュースをのせて。

「何、俺食っただけじゃ、やっぱ腹は膨れねぇ？」

茶化すようにそう言ってやると、走は「食べたいときに食べるのが身体に一番いいんだ」って笑いやがった。


こうやって、だらしなく過ごす休日も、結構、悪くない。


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獅子鷲は何かを食べるのが好きです。
台湾総統選が気になって気になって…

A life of joy and peace.
 Past : Will 2004年03月19日(金) 


木曜日の夜は巨塔最終回を観て大泣き。
今朝はてるてる家族で大泣き。はるこねぇちゃんがおよめに…！
今日はせっかくの週末だしハナ金だしーでお疲れ様ディナーの筈が先方の都合で流れ、苛立ち悲しくなり地元に戻りタイミングジャーストだった『クイール』を観て、周りにひとがいないのを良い事にものすごい顔で大泣き。


巨塔。とりあえず。まだ思い出すと泣けてくるよ…
愛が溢れすぎているのでとりあえずな感想を。

ああ…皆様、半年間お疲れ様でした！（よよよ）
半年間、ほんっとーに楽しませてもらった！
楽しくてしょうがなかった！
一回たりとも見逃さず全てみたよ！（病）
最終回は役それぞれに、素敵な見せ場があった。東センセはセンセーなりに、鵜飼ガクチョの奥様は奥様なりに、財前パパはパパなりに（コアだな）
もービデオとか撮りまくっちゃってるのでごっこするよ！『お前東センセの奥様ー』『じゃあ俺は菊川教授やるー』『あたし亀山きみこー』みたいな（幼稚園児のヒーローごっこのノリで）

財前はラストまで里見里見里見里見里見里見って。ふたりでね、さいこうのね、びょういんをね、つくりたかったんだよねよよよよ…（ほろほろ）

でね。
主題歌アメージンググレースの5番（あまり歌われないけど）にこんな歌詞が。

Yea, when this flesh and heart shall fail,
And mortal life shall cease,
I shall possess, within the veil,
A life of joy and peace.

この身体と心が衰え
死ぬべき命が終わるとき
私は手に入れるだろう
隠されていた喜びと平和のいのちを


財前はきっと、死ぬ間際に何かを見つけられただろうなぁと、そう信じたいです。『唯、…無念だ…』の続きが確かにあったに違いないと、私はそう思うのです。

来週はイトウヒデアキスペシャル（違う）
かわいいなあヒデアキ。陰陽師も海猿もみるよ！

そして世間的には里見×財前がメジャーなのですね。
最終回を過ぎて初めて知るそっちの世界の現実。えー田宮版ならそうかもしれないけど（とってもとっても里→財だったから）、唐沢財前は、「もう一度、きみを口説きにいくよ」とかゆってるじゃないですか。やっぱり基本は財前×里見かなあ（頼むからやめて）



それから、『クイール』
以外にも、劇場で見る今年最初の映画。

凄く良い意味で『普通の』映画でした。
私の好きな系統。
淡々と、静かで音楽が綺麗。そしてほろり。犬。
とにかくもークイールってばおいしそう
椎名桔平も良かった。『これはハーネス。きみたち（盲導犬の）のネクタイ。コレを付けたらお仕事です』なんてセリフがはまってました。好き！
こちらも、もうすこし落ち着いたら何か書きます。


クラップ返し。いつもありがとうございます！
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*有難うございます！ほろ苦さをねらってみました（笑）そう言っていただけると書いた甲斐があるというもの。

*平安…中国。年単位で…お待たせしてしまってすみません！でも嬉しい！何かやりたいです。書きたいです。中国モノも、もう少し文が進んだらアップするつもりでいます。桜の季節。平安の季節だなぁ。

*まだまだ、ガオを一番好きと言ってくださる方がいて、ガオレンジャーっホントにすごいなぁ。管理人もきっといつまでもガオスキーです。色々とツボすぎて、もう…（顔を赤らめつつ）

*代打日記。有難うございます。ガオは概ね皆変なのでとっても書きやすいです（笑）鮫ちゃんがいつもあんな風ですみません…（特に最近）

*おお！名乗りコメントありがとうございます〜！あり難き言葉を…（照）じ…自分も大好きです！（告）

凄（鮫鷲…？）
 Past : Will 2004年03月18日(木) 


「とにかく雪がさぁ、すっごい積もってんの。あんまりすっごいから、スキー場まで行くのにも一苦労…」

電話の向こう側で、情けない声でボヤいている。
他のところは脱力しきっているのに、「すっごい」の部分だけ妙に力が入っているので、そりゃあさぞかしすっごい積もってんだろうなあ。と思うのだが。
関東生まれの悲しさで、そのすっごい積雪量っていうのが、いったいどんなもんなのかがわからない。
こっちで「すっごい」積もってるって言ったら、３０センチぐらい？
それだけ積もれば、電車も止まるし車も使えないし。
まあこれは想像の範囲内だから、なんとなく情景も浮かんでくる。
しかし、北海道で「すっごい」っていうのは想像がつかない。
ウィンタースポーツ何でもござれの海をして「すっごい」と唸らせる雪の量って…、５メートルくらい？

…そんなに積もったら、重みで家とかつぶれるやんか。
と、脳内の自分にツッコミを入れ、ついでに、まだボヤき続けてる海の言葉も遮って、

「すっごいすっごいって、どんだけすっごいんだかちっともわかんねぇよ。だいたい何メートルくらい積もってんだ？」
「知らない」
「調べろよ…」
「やだよ。外寒いし。ゲレンデじゃわかんないし」
「寒いって、どんだけ寒いんだよ？」
「すっごい寒い」


まったく、日本語が不自由なヤツとの会話って、すっごい疲れる…。

代打日記（今朝の獅子鷲）
 Past : Will 2004年03月17日(水) 


TELLLL...　TELLLL...　TEL...

「お〜。おはよ〜」

『おはよ岳…いま、何時？』

「え？　何時って？　7時？」

『7時、ちょい過ぎだね』

「ん、7時ちょい過ぎだけど？」

『…なんか、忘れてない？』

「あれ？　今日、誕生日かなんかだったっけか？」

『日にちじゃなくて、時間のほうで』

「時間？　は？　なんだっけ？　なんかあったっけ？」

『…モーニングコール』

「モーニングコール？」

『7時にモーニングコールするって、岳、約束しただろ？』

「あぁ〜！　言ったかも」

『かも？』

「や。多分言った。言いました」

『…へぇ』

「や〜スマンスマン。すっかり忘れて寝こけちった。ゴメンゴメン。一人で起きれて良かったな〜」

『…良くなーい』


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日常。普通の寝起き獅子鷲。
14時間くらい眠れる日が欲しいなあ（具体的）
5時間くらいぶっ続けでガオ見れる日が欲しいな。元気もらえるのに。
あ、でもでも、いいハナシが一つ。
23日にスキー行ける事に成りました。
今日チケとってきた！東京発7時の新幹線！わーい！スキーと温泉！
ファンスキーやるぞ！

拍手！ありがとうございます！
つけて良かった…（ほろり）
オマケ日記があんなのですみません。
もちっとヒネリを入れたいです。


*コメント一番乗り！いつも有難うございます！頑張ります！（照）

*下着ドロ（笑）ヤツの手によって色んな意味で使用済みになった後、こっそり洗濯機に入れられてた…かもしれません（笑）

*日記の主体は獅子鷲ですとも！これからももっそり獅子鷲ります！

*日記、そう言って頂けると書き手冥利に尽きます！本人が相当楽しんで書いてます。あと、ガオがあんなにバカですみません…

*おお！リアルなお言葉有難うございます！…あれは実話です（こっそり）はじめてのことなので、高いか安いかも解らず…

*今度一緒に春服ハントしに行こう！美味しいモノ食べいこう！…ってーことはやっぱりあそこ？そろそろ新規開拓もしたいです。あと甘いもの。春だし。

*温かいお言葉を…ガオってもう三年前の特撮なんですよね…なのに自分も未だに大好きです。これからもっともっと好きになってくれると…嬉しいです！自分も頑張ります！（色々と）

光る貝殻をあなたに（獅子鷲）
 Past : Will 2004年03月16日(火) 


砂浜を歩いていたら、波打ち際で光る貝殻を見つけた。
前を歩いてく岳を呼び止めて、見せてやる。
へぇ。と驚いた声をあげて、珍しげにしげしげと眺めた岳は、小首を傾げると、そっと貝殻を耳に当てた。
それから、強い潮風に髪を乱されながら、はんなりと笑う。

「おまえの声が聞こえる」

どんな？

「会いたいって」

誰に？

「…俺？」

それはおかしくないか？
だって、今、会ってるじゃないか…。

「そうか。バカだな、俺」

まったくだ。

相槌を打つと、なんだよ、否定しろよ〜。と笑った。
俺も笑って、軽く繰り出されたパンチを受け止めかけて。
強い潮風が吹き付けて、思わず目を閉じる。


そして、まぶしい朝の光がカーテンの隙間からこぼれているのを、ぼんやりと眺めた。

ああそうか。
夢だったのか…。

バカだな、と言って、にっと笑った岳の顔を思い出しながら、枕に顔をうずめる。



よっぽどバカなのは、俺のほうだ。



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二時間ほど空き時間が出来たので、しゃかしゃか買い物してきました。
春服ー！春服ー！相変わらずビビッドカラー出回ってるなぁ。
フクシアのトレンチ欲しいかも。薄ピンクもいいな。
トレンチ好きでけっこう持ってるんだけど、デザイン性高いヤツが欲しい。
バーバリーブルーレーベルの新作もいいね。ドットの。

あと、新生OZ●Cがツボすぎる。
チダ●ウイチ氏のセンスがど真ん中。フェミニンだけど大人っぽくカッコよく。ビビッドカラーありモノトーンあり、キラキラ主体で安っぽくない！
リニューアル前の、マーケティング色の強い保守的なブランドカラーには飽き飽きしてたので、やってくれたか、という感じです。
これから通い詰めそう…今日はとりあえず、フクシアのティアードトップスと、パール×ゴールドの3WAYベルトを（笑）この二つは黒スーツ着崩すのにいいな。今度キャミ買おう。

やっぱ普段着には、この価格帯のブランドが一番着やすいなぁ。
気取らずにすみます（笑）

あと、狙ってたRMKの3色シャドウ、シャイニーグリーンを購入。
春はピンクメイクとグリーンで乗り切る（予定）

今年はトングの当たり年〜サンダル買うぞ！！トング大好き！

拍手。
 Past : Will 2004年03月15日(月) 


Web拍手、設置してみました。

相変わらず、腰を据えて長文を書くことが出来ず、日記と短文でお茶を濁すこんな状態で設置するのはどうかなーと思ったのですが、皆様のサイトでぽちぽち押させて頂いて、やっぱり便利だなー、と。

よろしければ、押してやって下さい。
オマケ代打日記は5種類あります（笑）

精力善用。自他共栄。
 Past : Will 2004年03月13日(土) 


見てきました見てきました友達の赤さん！（赤ちゃん）
2月22日生まれなので、1歳1ヶ月弱なのに、13キロ！
（因みに、１歳児の平均体重は9キロ。13キロは2歳児の平均）

かわいくってかわいくって、可愛さあまってほっぺちゅーしたり（病）、戯れたり、遊んだり癒されたり、おいしそうだなぁ。

とにかく食べる、めっちゃくちゃ良く食べる。クラブハリエのバウムもまくまく食べてました。ビスケットもかりぽりかりぽり。そりゃあでかくなるわ（素）

餞別として、自分達からはペアの湯のみ（海岸がデザインされた素敵なもの。新しい土地の近くには海がないので）、子供用に小どんぶり（蒼い桜がデザインされたもの。季節柄）、ママ用にメイクグッズ（RMKでいくつかみつくろいました。グロスやシャドウとか）をプレゼント。

『夫婦円満、子供は健康、ママは若くて綺麗』を、
実践してくれという願いをこめて（笑）

しっかしこんな若いウチから日本代表監督と触れ合ってるなんて末恐ろしいコだわ…（笑）投げ込み相手はぬいぐるみのプーさん。あはは。可愛いなー。


淋しくなるけど、今度絶対遊びに行く！三都物語しにいく！
待ってて！

ドロ？（獅子…鷲？）
 Past : Will 2004年03月12日(金) 


「あれ？　おっかしいな〜？」

腰にタオルを巻いたまま、イエローは首をかしげている。
そのまま固まっているので、黙って様子を眺めていたら、脱衣所の片隅で回ってる扇風機の、ウィ〜ンとかいう変なモーター音が響いて聞こえた。

「イエロー…そんなカッコで寒くない？」
「…あ。ブルー、俺のパンツしらねぇ？」

返事代わりに、振りかえるなりそんなことを言われて、俺は「ハァ？」と思わず聞き返していた。
なに？　なにが無いって？

「知らないよ。部屋から持ってくんの忘れたんじゃん？」
「…ってか、履いてきたのもねぇんだけど」
「…」
「…これって、やっぱ下着ドロボウなのか？」
「…それはないよー」
「…ありえねぇよな？」
「…ありえなーい」
「…でも、履いてきたのも、履こうと思ってたのもねぇんだけど」
「…」

思わず、無言で見つめ合ってしまったが、数秒たって、お互い、ハタと我に返る。

「や、でも、誰かが間違って洗濯モンとして持ってっちゃったかもじゃん」
「だよな！　俺のパンツなんか持っていっても、何のメリットもねぇもんな」
「案外、明日あたりテトムが、『誰の〜？』って聞いてくるんじゃない？」
「あ〜、修学旅行で、よくあるよな。『忘れ物で〜す』とか言ってビニール袋に入れられてな」

なんとなく無理矢理納得して、俺たちはあんまり深く考えるのはヤメにしておいた。


そうじゃないと、怖すぎるからね。

いろいろと。


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長い長い一週間が終わった…
そういや今日は弟の誕生日だ。おめ！

二人で、ネバギバ！（デカ4話）
 Past : Will 2004年03月10日(水) 


四話かぁ…（感慨深い）
ガオは牛鮫が頼恩寺（ぷふー）に行って姫だっこでネバギバで釣鐘な回だよね。イエローが、『ボクハガキジャナーイ』って（病）

真夜中デカ鑑賞。

●デカOPは何がいいってハモりがいいね。歌いたい。
●そっかー男衆の背がデカイからデカレンジャーかぁ。サンキュー相棒！（私信）
●スワンさんは80年代のかほり。髪型とか顔とか声とか。
●ナレーションがピッコロさんで敵がフリーザ様かぁ（声が）
●せんちゃんガタイいいよね。イイネェ（マッスルフェチ）
●4話！4話！4話！よーんわー！他意はないの？！ねぇ他意はないの！？
●ホージー腐ってたの！？

…どうでもいいがホージーって言われるとヤクルトスワローズにいたホージーが出てきちゃうんだよね。こっちのホージーも負けず劣らず面白かったなぁ（土俵違うから）足は速いのに守備下手で。一年目ホームラン王だったのに二年目で解雇されたり。画像探したけど無かった。残念。

…ヨグルトビフィーズ（マイナーなネタ）

…中京グリフィンズ（こっそり）



●桃黄萌えー赤青萌えー（一応こういうサイトなので）
●ドロップキックですか赤！殴り愛けなし愛大好きさ！今年は激しいなぁ（病）オネェサンマイッチャウヨー。
●緑桃＆赤黄もいいねぇ。
●二人でネバギバ！
●ジャスミンかわええなぁ！
●これだけみんなの顔が好き、っていうアタリはもうガオすら超えているかもしれませぬ（こっそり）
●緑色の子は癒し系なのね（タイム回顧）
●緑といえば。OPの『SEN-CHAN』てとこで笑ってごめんね！いつも！


私信＞
剣のウザ男は可愛い、じゃなく、
剣のウザ男も可愛い、だからね（笑）
555のウザ男も可愛いよ？（こっそり）

この胸に灯火の輝く限り。いつか蒼に還るまで。
 Past : Will 2004年03月09日(火) 


彼女はとても優しかった。

自分の為に泣いてくれたこともあった。

中学校三年生の秋。
合唱祭の願掛けで、クラス全員で折った六千羽あまりの鶴。
打ち上げで、海岸で燃やされ、灰になったそれ。
それを、翌朝拾い集めてくれたのも彼女で。
朝露と、砂にまみれた折り紙のかけらを、大事そうに鞄にいれて。


時間の経過とともに疎遠になって、結局最期は彼女の居場所も、携帯番号すら知らなかったから、今はただ、中学校時代の思い出を紐解くしかできないのだけれど。

モーツァルトの『きらきら星変奏曲』ピアノピース。

たまたま。
作曲家が好きで、弾いた事がなくて、初見がきいて、エチュードに丁度良いから。自分が選んだ理由は確か、そんなもので。

『あげるよ〜。いつか返してくれてもいいし』

その時、彼女のアップライトピアノの上には、小さなオブジェが沢山並んでいたのを覚えている。

それから、楽譜は私の楽譜棚に収まり。時々取り出されては、自分の気分転換の種になっていた。持ち主との連絡が切れ切れになっても、楽譜だけはいつも自分と繋がっていた。

だけど、先月の28日夕方。
その楽譜は、彼女の形見になってしまった。

去年の八月、彼女の母親が急逝したと聞かされたばかりだったのに。



彼女は最後に踏み切りで、何を思ったのか。

偶然にもそれとそう前後しない時間、
自分は、彼女の飛び込んだ電車にたまたま乗り合わせていた友人と、メールを交わしていた。『飛行機に間に合うのかな』とか、そんな風な。


酷く奇妙な感覚。



最後に彼女の声を聞いたのは、一昨年の秋だったと記憶している。
横浜で遊ぼう、とかそんな約束をして。
そんな他愛のない約束さえ、今はもう叶わぬものになってしまった。

彼女の声が、耳を掠めて空に昇る。
悔し涙を流しつつ、こんな言葉はあんまりだと思いつつ。
今はこれしか浮かばない自分に、たいがいだなぁと詰りつつ。


どうか、お幸せに。
機会があったらまた逢いましょう。


ロング・グッドバイ。

代打日記（牛込草太郎）
 Past : Will 2004年03月08日(月) 


夕方からまた熱が上がり、食いっぱぐれてしまった自分に、海がお粥を作ってくれた。

最近の不義理な自分を反省し、謝ろうとしたが、お粥にすりりんごと桃の缶詰（病人サービスサイズなのかふたつ割のまま）が入っていたのでやはり無かったことにした。


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海にゃんはもうちょっとできるコだと思います。

ラドン温泉（獅子鷲風味）
 Past : Will 2004年03月05日(金) 


ガオメンツ、みんなで銭湯にきたみたいです。


「ありゃ？走センセ、背中ひどいことなってるじゃん」
「そう？自分じゃ見えないからなー…」
「見えなくっても、これってけっこう痛そうだけど？」
「そうでもないよ？」
「これって、ガクの仕業だよね？相変わらず激しい関係だな〜。すっごい噛み跡ついてるし」
「肩んとこだろ。俺が寝たいって言ってんのに聞かないんだよねー。もっとつよくだけ！　もっともっと！　ってしつこくせがんでさー。あんまりうるさいから無視して布団かぶったら、いきなり噛んできてー」
「それは、走センセが普段から甘やかし過ぎなんじゃないの〜？　こっちが恥ずかしくなるぐらいメロメロじゃん」
「いやいや、お恥ずかしい限りで…」

と、話のはずむ走と海の間に、稲妻の如く人影が割ってはいった。
ものすごい形相で現れたその人こそ、ウワサの的のガク…いや、岳。
ワナワナと拳を震わせて、怒りもあらわにまくしたてる。

「走、てめぇ…うさぎの話をするときは、ちゃんと頭に「うさぎのガクが」って注釈を入れやがれ！海、お前も面白がって、変なことばっか言ってんじゃねぇ！」


ガクちゃん、相変わらずみたいです。

ヒナポップライス（獅子鷲）
 Past : Will 2004年03月04日(木) 


「ちょっと菓子売場のぞいてっていいか？」
「チョコ？チョコなら買い置きのヤツが…」
「チョコはいい」
「なに買うの？」
「ひなあられ」
「…え？」

ひなあられって、ひなまつりに食べる小さなツブツブのお菓子だよな。
…ひなまつりって３月３日だろ？　過ぎてるじゃん？　いまさら？　なんで？　っていうか、ひなあられ？　なんで？
頭の回りに？？？？？と？マークをたくさん飛ばしながら後ろをついていった。足取り軽い岳が目指すのは、菓子売場のはじのワゴンのところ。
そこに『ＳＡＬＥ』と赤い看板が立ち、その下にひなあられが山積みになっていたので、ようやく事情がわかった。
つまりあれだ。
クリスマスが過ぎればケーキが特売。バレンタインの次の日はチョコレートが特売。
そういう原理の元に、ひなまつりが過ぎたら、ひなあられが特売。

しかし、ワゴンの前に仁王立ちになり、もみ手までして喜ぶ岳の姿を、なんとなく引いた目で眺めていたら、いきなり、真面目くさった顔で自己弁護。

「俺はもう、これに目が無くて」
「…あ、そう」
「１年でこの時期しか買えねぇんだよ」
「…まぁそうだね」
「走、食ったことねぇのか？」
「…それくらいあるけど」
「美味いだろ？」
「…よくはしらない」
「知らないのか！？」

…なんでそんなに大げさに驚けるのかが、まず疑問ー。
なのに、すっかり引きまくってる俺に向かって、岳は熱く熱くひなあられを語り始めた…。

「ほんのり甘くて、かふかふの歯触りもたまらなくて、ざくざく口いっぱいに頬ばると最高なんだ！」
「…まあ、好きなだけ買えば？」

コメントに困ってしまって、とりあえず俺はワゴンの上の山のようなひなあられを一袋、岳の持ってるカゴの中に入れてやった。


かわいーけど、岳がひなあられ……ねぇ。


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ひなまつりはひなけーき。ちらしずし。…ケンタッキー。
二日に出して四日にしまう。
ひしもちの色つきのところは取り合い。
これが我が家。

同じ心持つ者に成功を。
 Past : Will 2004年03月01日(月) 


ご無沙汰しております…（平身低頭）

ワタクシゴトで尚且つ、自分自身に何かが起こったわけではないのですが、
ここのところ、

とても良い知らせ一つと、とても悪い知らせ二つ。

両方を受けてしまい、ちょっと疲れ気味です。

色々滞ってしまって申し訳ありません。
週末にはきっと戻って来れるとおもいます。



デカ（3話）、皆可愛いー！
来週は戦隊モノにおける伝説の4話なので　色　々　と　楽しみです。
ネバギバだー！ドモンさぁん！（伝説の数々）
ガオは、ちょっとフェチ的な面白さ楽しさがヨイんだけど（間違い）、デカは純粋に面白いね。色ごとに判るキャラクター性の濃さとか、完全に勧善懲悪（A日新聞の記事より）なあたりとか。古き良き時代の戦隊のかほりがします。自分自身はチェンジマン世代なんだけどね。弟と一緒に見てたのがライブマンファイブマンとかで。そんな懐かしさを感じます。女の子二人だし。まーた可愛いんだよね。ウメコとジャスミンがね（結局それか）

あーとーそうだ、あれ。
ウインスペクター。
手帳がね、あれみたい！欲しい！ほんぶちょー！（わー）


〔オボエガキ〕

●ス○ーエフの『いくらとホタテの大根サラダ』はうまい。
●春雨の中華風サラダもうまい。
●『呉越人家』のラーメンが食べたい。食べたい。食べたい。
●『山頭火』のラーメン＆ねぎめしが食べたい。
●アイランドキスを買った。2003年のイビザヒッピーよりこちらが好み。
●ランコムのカリプソ、CKのエタニティも悪くない。
●ディメーターのオレンジジュース（病）コロンも買うつもりだ。
●とにかくラーメンを食わせろ！

とにかくラーメンジャンキー。
2月のラーメン消費は年平均（十二杯/月）を大きく下回るたった四杯。
く　わ　せ　ろ　！
呉越人家ー…細く固めの麺に上湯スープ（つまり典型的な上海麺）、別皿には排骨やら五目あんがどっさり。混ぜて食べると七色の味。お値段は10元（約140円）ポッキリ。食べたいこれを食べるためだけに上海に行ってもいいー…

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