|
 |
朝から『HERO』を観て来ました。2回目です。 場所は砂混じりの茅ヶ崎。茅ヶ崎といえば生しらす(本日のお昼ご飯) 去年の6月に『少林サッカー』を観にいって以来のシネコンです。
本日水曜日はレディースディ。故に、ものごっそい行列が出来てました。『わー人気あるんじゃん!』とか思いつつ、実際のところは『踊る〜』3割『カリブの海賊』2割『ポケモン』2割『ライダー&アバレ』2割…残りの1割が『HERO』といった具合。 良かった…友人の行ったシネコンでは、『踊る』満席でとりあえず『HERO』観とけーといった人が多かったらしく、上映中に(アテがはずれたのか)席を立って出ていく人もちらほら居たらしいのです。…空いてて本当によかった…このあたりはシネコンの弊害か…。 そしてアレだよ。皆席立つの早すぎ…フェイ・ウォンの主題歌を聴かずに帰ってる人って結構いるのでは。勿体無いなぁ。歌詞もいいのに…『我等待改世界的英雄』…ってすっごいストレート。
しっかし、”ミスター・ミニシアター”チャン・イーモウの作品がシネコンで観られる日がくるとはなぁ。
パンフレットを読み込み、写真集を買って挑んだ2回目。観れば観るほどキャラへ嵌っていく自分が…。特にドニーがね!長空が!長空の蹴りが!!や…槍スキー(チャイナ牙吠参照)にとっては至福のときでした。無名VS長空の場面は群を抜いてイイ!(笑)
『HERO』は、自分にしては珍しく、音楽ではなく映像と演技に溺れたい作品なので、DVDなどではあまり観たくないです。デカいスクリーンのある映画館で観たいし、観て欲しい。
この映画、やれアクションだ鮮やかな映像だ制作費だCGだなどと言われていますが、自分は、語りが滑り出す前のやや地味目な『黒の物語』もお気に入りです。 秦の前王朝『周』は火徳、色で表すなら紅。それを滅ぼす秦は水徳、すなわち黒。映画の冒頭、無名を取り巻く秦の宦官(勿論、皆一様に黒装束)の神秘性と、歴史上の必然としての黒が巧みに絡み合っています。そして、後ろで控えめに流れる和太鼓(なんと、あのKODO(鼓童)が参加)とイツァーク・パールマンのヴァイオリン。あれがまたいい!
黒はもとより、紅、蒼、碧、白…そして物語の終わりの黄色。これら全ての色の妙は、原色を美とする中国の感性から来るものではないかなぁ、と思う。
それにしても、陰陽五行説って良く出来てるよなぁ。 結論から言うと、『青,木,東,春,青龍』『紅,火,南,夏,朱雀』『黄,土,中央,土用,黄竜』『白,金,西,秋,白虎』『黒,水,北,冬,玄武』あたりの五行が有名かな、という気がするのですが。
ガオレンジャー初期設定の五人が『レッド』『イエロー』『ブルー』『ブラック』『ホワイト』であって、『ピンク』や『グリーン』で無いのも、平安という時代背景(?)に合わせて五行にしたからなんですよね。(Sentai hero super visualより…ちょっと牙吠サイトらしく)
で、中国大陸の土の色さえもなんと五行にぴったりハマっていて、 東は黄河や長江の下流域、ここは河川の堆積による土、『青土』 南は鉄分を多く含んだ『赤土』 大陸中央は黄土高原であるから、『黄土』 西に位置する砂漠は『白砂』 北は腐植土なので『黒土』 となっています。さっすが中国大陸…か…
…もう一回行こう(笑)オリエンタル・マジック!
明日はディズニーオンアイスに行ってきます。 これまた久しぶりだな横浜アリーナ。 |
|