◆透明の螺旋◆

2011年06月23日(木) 2011年6月22日 PlasticTree年末振替公演「ゆくプラきたプラ」 TDCホール(旧JCBホール)

年末から今日までにかけていろいろな事がありすぎた
長い2010年でしたが、やっと年を越せます…(海月的な意味で)


セットリスト
(と言いつつ最初の三曲と最後のリセット以外
 順番はムッチャクチャなので曲名だけご参考にして戴ければ是幸い)
登場SE覚えてないのですが13thとかだったのかしら…。。

眠れる森
サナトリウム
真っ赤な糸
メルト
ムーンライト
みらいいろ
無人駅
涙腺回路(あれれエレジーだったかも?)
暗転―――。 本編終了→土曜プラトゥリ劇場

ツメタイヒカリ
冬の海は遊泳禁止で
本日は晴天なり
オレンジ
メランコリック
Ghost
空中ブランコ
クリーム
エーテルノート

ガガジ
リセット

こうやって書き記してみるとネガとポジの曲が比較的多い印象でしょうか。
年末のLIVEでやる予定だった曲をやった感じなのかな。
アンモナイト曲が入ってないのは、まだ2010年末だからアンモナイトは出てないよっ。
という設定なんだと勝手に解釈しました(笑)


舞台セットは、ステージ後ろ一面にスクリーンになっている程度でシンプル。
開演前にかかっていた音楽が第九とかクラシック系で、
外は炎天下でしたがエア年末感前面推しな感じでした。
開演前は舞台上に緞帳が降りていて、
「眠れる森」のイントロに合わせて幕が上がると
竜太朗さんの立っているセンター部分に、天蓋めいた白い幕がかかっていて、
LIVE冒頭の「眠れる森」と「サナトリウム」の時に
そこに映像が映し出されて幻想的でした。
しかし、曲が終わり白い幕がフワフワと下手側ステージ袖に
撤収していく姿は、オバケかクラゲのようではありました(汗)せめて上に撤収を…!

今回はステージセットはシンプルでしたが、シャボン玉や雪に見立てた泡、
メルトの時にはステージ上手下手の頭上に雲のオブジェが出てきて
♪見上げたらー色のない空ーの時に雲が雷鳴めいた色に変化する…など
飛び道具が凝ってた感じでした。


今回の土曜プラトゥリ劇場は、「黄金仮面」ネタで、
冒頭からいきなりケンケン少年のシャワーシーン(なんというサービスショット・爆)
「先生!先にお風呂頂きました!」と明智事務所に入ってくるところから話が始まる。
(登場人物紹介中の、「長谷川少年はコンタクトに変えた」という紹介に
 軽く衝撃を受ける正海月&眼鏡好きの私)
警部の話によると、近頃、巷で黄金仮面が出没していて、
その黄金銃で撃たれた人間は金になってしまう…という事件が発生している。
そして次のターゲットは「人気ビジュアル系ロックバンドプラスティックトゥリー(笑)」だというのだ。
さっそくプラの4人に会いに行く明智探偵達。(ロケ場所が池袋手刀でした)
「やさしさ倶楽部」を演奏するプラ…の姿を外人4コマネタ画像並みの
えらくシラけた顔で見つめる明智先生一行。

そして対面する4人と4人。マネージャー役はオナンさん(尾奈島奈美)
明智先生の顔を見るなり、一目ぼれしてしまうマネージャー。
しばらく明智先生に見とれていたがふと我に返って
「あらいけない。お茶でも入れてきますね!」と退場するマネージャー。

プラと明智探偵事務所の面々は当然一人二役なので
瓜二つの4人と4人はそっくりで警部にも
「しかし、びっくりしたなあ、探偵さんたちは
 プラスティックトゥリーの皆さんと瓜二つだ」と言われる。
明智探偵「言われて見ればそっくりですね」
竜太朗「探偵の名推理にはかないませんよ」

長谷川少年「今度僕にベースを教えてください!」
正「いいよ!君はベースの才能がありそうだね!」

ナカヤマ少年「アキラさんサインくださーい」
アキラ「オッケー!(書く)はいどうぞ!」
ナカヤマ少年「ありがとーございまーす」

ケンケン少年「ケンケンさんはかわいいですね」
ケンケン「いやあケンケン君の方がかわいかよ」
と棒読みで褒めあう8人。

なぜプラが狙われたのか?という警部の言葉に、
正「実は僕たちは中学校の仲良し四人組で結成したんです。
  ある日の下校中、路上で暗黒舞踏を踊っている人に出くわして、
  そういう事に首をつっこみたい年だったのでつい石を投げてしまって…。
  その場ではさほど気にしている風ではなかったのですが、
  馬鹿にされた事をひそかに気にしていた暗黒舞踏の師匠は
  その後人間花火になって爆死してしまったんです。」
  今度はその弟子が路上で暗黒舞踏をやるようになったのですが、
  師匠のことで僕たちを恨んで標的にしたんだと思います。」

警部「へーそんないきさつが…」

しばらくするとなぜかアキラさんが居なくなる。
メイク室で「最近メイクがうまくできなくて〜」とボヤいていると
そこに黄金仮面が登場。
急いでマネージャーの尾奈島さんが探しに行くと、
金になってバラバラになったアキラさんの姿が。
(現場を見てキャー!と叫びひざまずくオナンさんの
 ガーターにばかり目が行ってしまい…・汗)
そこに明智探偵が駆けつける。
(駆けつけた明智先生のムネをまさぐるオナンさんに壮絶笑ってしまったのだが、
 周りのお嬢さん方は皆、やめてー;;と悲鳴を上げておったので非情に申し訳なくなった)
逃げて行く黄金仮面。今度はケンケンさんが金にされてバラバラに。
更に逃げる黄金仮面を追う明智先生。
(「まてぇ〜」と言うもののどう見ても走ってない)
追い詰めて一対一の対決…的なシーンで、
敵のパンチをヒョイと避け、無表情で
延髄チョップ一撃で敵の意識を飛ばす明智先生(怖いよー)
しかしまた敵が逃げてしまう。

一方手刀ステージでは正が
「人数が減って寂しくなっちゃったね」とつぶやく。
(さびしくなったとかそういうレベルじゃねーぞ…)
そこに黄金仮面現れる。正さん危ない!と見せかけて、
まんまとおとりに嵌ったな…的な台詞と共に、
正さん?が顔をめくると中から明智探偵が登場。
警部の「なぜそっちに化けたんだー!」とのツッコミは超的確でした(爆)

明智「もう逃げ場はありません。この事件には黒幕が居ます。
    そろそろ正体を現したらどうですか?尾奈島さん」

尾奈島さんの話によると、
実はプラは腹違いの兄弟で、資産家の旦那さんが
沢山のお妾さんを囲っていたのですが、恨みを持つ女性も居た。
その人が暗黒舞踏家をけしかけて、プラを陥れようとした。
(ここで4人の母親の名前がそれぞれ、
 有村竜子、長谷川正子、中山明子、佐藤ケン子でそのまんますぎて吹きました)
その後、正「僕たち兄弟だったのか〜」
竜太朗「(正さんの肩をポンとしながら)正兄さん!」
ケンケン「(アキラさんに向かって)アキラおにいちゃん!」的な話でした。
最後明智先生が爆死してたのはなんだったのよ???

土プラ劇中で流れた物販宣伝のCMは、
ケンケンが猫印さんとデートしている内容でした。
(途中猫印さんが外国人の男性から絡まれたり歩道橋から颯爽と大ジャンプしたりする)



MCなどを…。

竜「えーと、最初に言っておきますけど今日は、年末…って事で。
  皆さん(年末を)妄想して下さい。妄想チャンネルで。」

 「いやあ年末ですねぇ…。(客席「そうですねー!」とのコールアンドレスポンス)

 「やあやあ、やあやあ、やあやあ、やあやあ(略)
  一年が過ぎるのは本当に早いですねぇ…(遠い目で)」

 「この曲が届くといいですね…みらいいろ」

 「今日は晴れましたかー?(「晴れたー!」との声)
  暑かったですかー?(「すごく暑かった!」的な声)
  …えぇ本当?
(ここで下手に居る雨神様を疑いの目で見る竜太朗さん。
 俺はかんけいないね!という顔をするリーダー)
 それじゃこの曲を…本日は晴天なり!」
(ここの部分の曲は、もし雨だったら「ザザ降りザザ鳴り」とかに
 なってたのかな?とも思いました)


 「今日はとても暖かい冬の日でしたね…ツメタイヒカリ」
 
 「年末という事でーこれをやっときたいと思います。
  やなことは全部ー?(リセット!) やなことは全部リセット!」

竜「アンコールなので、一人一人2010年の思い出(年末という体なので)
  などを語って貰おうと思いまーす」

ケ「皆さん…こんばんは。…今日は夏至なので“佐藤ゲシゲシ”です!」
 2010年の思い出…思い出?えーっと(しどろもどろになる佐藤さん)
 えっと、あ大丈夫です。そうですね、テント2でいっぱいいっぱいでした。
 あと、2010年はいっぱい泣きました!
 2009年から2010年にかけて、LIVEをやって行くにつれてだんだんケンケン!って
 たくさん呼んでもらえるようになったのが嬉しかったです」
(いつも思うが、佐藤さんがMCをする時に前の三人が客席の方を見ながら
 佐藤さんのMCを聞くのではなく、ちゃんとドラムの方を向いて
 次に何を言い出すのか固唾を飲んで見守っている感じなので面白い。
 今回は腕を組んで佐藤さんを見守っていたので、
 さながら三人が上級生の怖い先輩めいていた・爆)

ア「俺の脳みそのマイクロSDの中には、2010年の事なんか、
  秋ツアーが楽しかった!とかしか覚えてないよ!

 「あっそうだ、秋ツアーの時に、次のツアーでバンギャ!って言おうと思ったんだった。
  …お前らバンギャは居場所が無かったろ…?俺らが受け口になるぜ…(IKEMEN風に)」
 まぁ…そんなわけで、これからも俺らのこと宜しくちゃん。な感じで」

竜「2010年から今までいろんな事があって、
  俺とかこう見えてけっこう年数食ってるんですけど(笑)
  今までこれほどいろんな人にいっぱい感謝した事はありませんでした。
  今日この場所に戻ってこれてまた年末の気分になれて嬉しいです。」

正「2010年…?そんな昔の事は忘れたよ〜。
  2011年…?そんな未来の事はまだ分からない!
  …そんなハードボイルドな生き方をしたいぜー!」
(ここで2011年をにしぇんじゅういちねん!とチョイ噛みしておった)


竜「そういえばここもうJCBホールって言わないんだってね?」

正「東京ドームシティーホール?」

竜「えーとT…D…Cホールでしたっけ?TDC…TDC(主に下手から「ただしホール!!」との声多数)
  TDC…ただし…ただしホール(笑)」


(告知コーナーで)
竜「今年の夏はですねー。フェスに出まーす。
  そんで秋にはアンモナイト(大)があって、ファイナルは両国国技館で千秋楽です。
  ご家族ご友人をお誘い合わせの上(笑)遊びに来てくださーい」

正「アンモナイト(小)も終わって、プラとして次に何をやろうかな〜とか
  思っていたタイミングで今日こういったLIVEをやれて嬉しいです。
  アンモナイト(大)では、アンモナイトの完成形をお見せできると思います」


ア「アンコール盛り上がってますかー!とか言う前にさ、
  このステージ上の俺らがまず盛り上がってんのかって話だよな…。
  俺らまったりしすぎてやしないか?アフタヌーンティー感覚じゃねーのか?
  ダージリンティーをキューッ(ここで水を飲む)ってさ。


竜「締まんないなー(笑)そんじゃーケンケンに
  この場をビシッと締めてもらおうかなー」

ケ「(ドラムの椅子の上に立ち、相撲の土俵入り的な動作をする)
  アンモナイト、ガチでやります!!(張り手的な動きをしながら)」


アンコールで、正さんにMC振る際、
唐突に竜太朗さんが正さんとジャンケンをしだして、
延々とあいこを繰り返した挙句、
正さんが最後にピストルみたいな変なチョキを出して、
竜太朗さんから「何それ…!」と言われていた。

アンコールで、正さんがゴロンと転がってて
それを起こしてくれた竜太朗さんに対して
「おおありがとう」と熱いハグを交わしていた。

正さんはいつもちゃん付けでメンバーの事を呼んでいらっしゃるので、
デスボコール中に「竜太朗!!」(「正!」との太朗氏よりレスポンス)と
呼び捨てしていたのにおおっ!と思いました。

ガガジに行く前の正さんの
「ガーッ!ガーッ!ジーッ!!!(デスボ)」の煽り。

サロン海月等でもやっておった(会報でしか見てないが)
ケンケンさんが助走を付けて勢いよく竜太朗さんの方に向かっていって
お姫様抱っこする流れを今回初めて見た。
しかしお姫様というよりはお父さんにぶら下がる子供のようであった。
リングの反対側のロープから全力で走っていって
相手をとび蹴りしそうなプロレス的勢いもあった。

アキラさんのバンギャ!発言。
私は前回アンモナイトで仰っていたという
「お前らバンギャやめんなよ!
 お前らがバンギャやめるときはおれらがバンドやめるときだ!」に不覚にも
ホロリしてしまったバンギャ(笑)なので、
今回のも本人は面白おかしく言っていたとしても、
頼もしさを感じてしまいました。


今年の夏のプラちゃんは、
ロッキンジャパンフェスとか氣志團さんとの対バンとか、
ワンマン以外のイベント系が充実しているご様子ですが、
プラをワンマンで見たいぜ派の私は、
アンモナイト大までしばらくライブが無いので、
DVDでも見て補完しておきます。

ゆくプラきたプラのDVDが出るそうですが、全曲収録
(テント2武道館とか数曲カットされていてしょんぼりしたのでここかなり重要)
だったり土プラ3話収録されていたり盛りだくさんで楽しみです。


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